JPH04313935A - メッセージ通信処理システム - Google Patents

メッセージ通信処理システム

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JPH04313935A
JPH04313935A JP3106670A JP10667091A JPH04313935A JP H04313935 A JPH04313935 A JP H04313935A JP 3106670 A JP3106670 A JP 3106670A JP 10667091 A JP10667091 A JP 10667091A JP H04313935 A JPH04313935 A JP H04313935A
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JP
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communication
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JP3106670A
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Inventor
Yasuo Nakamura
中村 安夫
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メディア情報より成る
メッセージを蓄積して交換するメッセージ通信処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のメッセージ通信処理シ
ステムの一例として、マルチメディアの少なくとも1つ
のメディア情報を通信処理する通信端末と、メディア情
報より成る通信メッセージを蓄積して交換するセンタ装
置を有する電子メールシステムが知られている。この電
子メールシステムのセンタ装置には、メールボックスと
呼ばれるメール受信者用の蓄積手段(メモリ)が設けら
れ、メール送信者がメッセージを送信すると、このメッ
セージが宛先のメールボックスに登録される。そして、
メール受信者が自己のメールボックスにアクセスすると
、センタ装置がメッセージを読み出してメール受信者に
送信する。
【0003】したがって、ユーザは、この電子メールシ
ステムによりメールボックスサービスを享受することが
でき、また、メール送信者は、メール受信者の状況を気
にかけることなくメールを送信することができ、メール
受信者は、自己の都合のよい時に自己宛のメールを受信
することができる。
【0004】従来、この種の電子メールシステムは、メ
ール受信者毎のメールボックスの蓄積容量が有限である
ので、蓄積可能な通信メッセージの最大長を予め規定し
、メール送信者が規定長以上の通信メッセージを送信し
た場合、センタ装置がその通信メッセージの蓄積処理を
中断して、その通信メッセージが規定長を越えているこ
とを示す通知をメール送信者に通知するように構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
メディアを処理する電子メールシステムにおいては、メ
ッセージが種々雑多であってその情報量が任意であり、
例えば文字情報より成るメッセージに比較して画像情報
より成るメッセージの情報量は10倍以上であることが
一般的である。したがって、上記従来の電子メールシス
テムでは、蓄積可能な通信メッセージの最大長が固定さ
れているので、次のような問題点がある。
【0006】その1つとして、メッセージの最大長を短
く設定した場合、画像情報のように情報量が多いメッセ
ージを登録することができない確率が増大する。
【0007】第2の問題点として、メッセージの最大長
を長く設定した場合、画像情報のように情報量が多いメ
ッセージを登録することができる確率が増大するが、文
字情報のように情報量が少ないメッセージが頻繁に発生
する場合に必要以上のメモリを確保しなければならず、
メモリの使用効率が低下する。この場合、ひいてはシス
テム全体のメッセージ処理数が低下する。
【0008】したがって、文字情報のみを扱うテキスト
メールシステムや画像情報のみを扱うファクシミリメー
ルシステム等のように、単一のメディアを扱う電子メー
ルシステムでは、通信メッセージの最大長が固定されて
いても大きな問題とならないが、マルチメディアを処理
する電子メールシステムでは、メッセージの最大長を柔
軟に処理することが求められている。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、メッセ
ージの最大長をメディアの種別毎に柔軟に処理してマル
チメディアを処理することができるメッセージ通信処理
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、マルチメディアの少なくとも1つのメディ
ア情報を通信処理する複数の通信端末と、送信側の前記
通信端末からのメディア情報の通信メッセージを蓄積手
段に蓄積して受信側の前記通信端末に送信するセンタ装
置とを備えるメッセージ通信処理システムにおいて、前
記センタ装置は、メディアの種別毎に蓄積可能なメッセ
ージの最大長を予め可変で設定する設定手段と、前記送
信側の通信端末からの通信メッセージのメディアの種別
を判別する判別手段と、前記送信側の通信端末からの通
信メッセージの長さを測定する測定手段と、前記判別手
段により判別されたメディアの種別により、前記設定手
段により設定されたメッセージの最大長を求め、この最
大長と前記測定手段により測定された長さとを比較し、
長さがこの最大長より短い通信メッセージを前記蓄積手
段に蓄積する手段とを有することを特徴とする。
【0011】更に、請求項2に依れば、前記蓄積手段の
蓄積残量を求め、この蓄積残量と所定の閾値とを比較す
ることにより、前記設定手段により設定されたメッセー
ジの最大長を変更することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は上記構成により、メディアの種別毎に
蓄積可能なメッセージの最大長が予め可変で設定され、
更に、蓄積残量に応じてメッセージの最大長が変更され
る。したがって、メッセージの最大長を柔軟に処理して
マルチメディアを制御することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係るメッセージ通信処理システ
ムの一実施例を示すブロック図、図2は、図1の処理可
能メディアテーブルを示す説明図、図3は、図1のメッ
セージ最大長管理テーブルを示す説明図、図4は、図1
のメッセージ通信処理システムにおいて用いられるメッ
セージフォーマットの一例を示す説明図、図5は、図1
のメッセージ通信処理システムのメイン動作を説明する
ためのフローチャート、図6は、図5のメールボックス
(MB)登録処理ルーチンの詳細な動作を説明するため
のフローチャートである。
【0014】図1において、端末群(端末種別A〜G)
1〜7は、文字入出力機能を有する文字端末、テレテッ
クス、ファクシミリ等のテレマティック端末群(画像端
末群)、音声入出力機能を有する音声端末群、及びこれ
らの複合端末群であり、それぞれメディアのメッセージ
をネットワーク8を介してメール処理装置9に対して送
受信する。ネットワーク8は、ディジタルデータ網、専
用線、電話網、ISDN(ディジタル統合サービス網)
等の公衆網や、LAN(ローカルエリアネットワーク)
、PBX(構内交換機)等の構内網により構成されてい
る。
【0015】メール処理装置9は、ネットワーク8に接
続されて本実施例のメッセージ通信処理システムのセン
タ装置として機能する。このメール処理装置9は、メー
ル処理装置9全体の制御を行う主制御部10と、ネット
ワーク8との接続制御を行う通信制御部11と、主制御
部10により実行されるメール処理プログラムを予め記
憶したり、通信データ等を格納するための主記憶部12
と、端末群(A〜G)1〜7からのメッセージを蓄積す
るためのメールボックス格納部13を有する。メールボ
ックス格納部13は、例えば磁気ディスク装置等で構成
され、端末群1〜7の端末毎にメールボックス用の蓄積
領域が割り当てられている。尚、この各蓄積領域は、端
末種別A〜G毎に容量が異なる。
【0016】メール処理装置9はまた、図2に詳しく示
すように端末種別A〜Gとその処理可能なメディアが対
応して予め格納された処理可能メディアテーブル14と
、図3に詳しく示すようにメディアの種別に応じて許容
されるメッセージの最大長が予め格納されたメッセージ
最大長管理テーブル(MAXT)15を有する。図2に
示す処理可能メディアテーブル14では、端末種別Aは
、文字のみを処理可能なテレテックスであり、端末種別
Bは、画像のみを処理可能なファクシミリであり、端末
種別Cは、文字と画像を処理可能なミクスト端末であり
、端末Dは、音声のみを処理可能な電話機であり、また
、端末種別E〜Gは、文字、画像、音声の2つ又は3つ
を処理可能な複合端末である。
【0017】メッセージ最大長管理テーブル(MAXT
)15は、図3に示すように、文字のみのメディアの最
大長ML1と、画像のみのメディアの最大長ML2と、
文字と画像のメディアの最大長ML3と、音声のみのメ
ディアの最大長ML4と、文字と音声のメディアの最大
長ML5と、画像と音声のメディアの最大長ML6と、
文字と画像と音声のメディアの最大長ML7を格納する
ためのエリアを有する。
【0018】次に、図4を参照して本実施例のメッセー
ジ通信処理システムに用いられるメッセージフォーマッ
トの一例を説明する。このフォーマットは、フィールド
21〜25を有するメッセージヘッダと、文字、画像、
音声等のメッセージを送信するためのメッセージ本体2
6により概略的に構成されている。メッセージヘッダは
、メールボックスサービスや親展サービス等を指定する
ためのサービス種別フィールド21と、発信者の名前を
書き込むための発信者名フィールド23と、受信者の名
前を書き込むための受信者名フィールド24と、文字、
画像、音声等のメディアの種別を書き込むためのメディ
ア種別フィールド24と、メッセージ送信の際にコメン
ト等その他の情報を書き込むためのその他のフィールド
25により構成されている。またメッセージ本体26に
はデジタルデータとして扱うことのできる全てのメディ
アが書き込み可能である。
【0019】次に、図5及び図6を参照して上記構成の
実施例の動作、特にメール処理装置9の主制御部10の
動作を説明する。先ず、図5に示すステップS1におい
て、ネットワーク8に接続可能な端末郡1〜7の端末種
別A〜Gを示す処理可能メディアテーブル14(図2)
を作成し、続くステップS2において、メディアの種別
A〜Gに応じて許容されるメッセージの最大長ML1〜
ML7を示すメッセージ最大長管理テーブル15(図3
)を作成する各種初期設定を行う。
【0020】そして、この前処理が完了すると、メール
処理装置9は、ステップS3以下の各種電子メールサー
ビスの処理を実行する。尚、本実施例では、文字のみを
処理可能な端末群1の端末A1が文字と画像を処理可能
な端末群3の端末C3に対して文字メールを送信する場
合について説明する。この場合、端末A1から端末C3
に対するメッセージのサービス種別フィールド21では
メールボックス(以下MBと称する)登録要求メッセー
ジが照合され、発信者名フィールド22には端末A1の
名前が送信され、受信者名フィールド23には端末C3
の名前が書き込まれ、メディア種別フィールド24には
文字のメディア種別が書き込まれ、メッセージ本体26
には文字メッセージが書き込まれる。
【0021】メール処理装置9は、通信制御部11が端
末A1からのメッセージを受信するとステップS3以下
に進んでヘッダ21〜25を順次主記憶部12に格納し
、先ず、受信メッセージのサービス種別フィールド21
の内容を判別する。MB登録要求メッセージでない場合
にはステップS5以下に進み、MB登録要求メッセージ
の場合には図6に詳しく示すようなMB登録処理ルーチ
ンを実行する(ステップS4)。このMB登録処理ルー
チンでは、ステップS10において受信メッセージのメ
ディア種別フィールド24の内容を判別し、続くステッ
プS11において、メッセージ最大長管理テーブル(M
AXT)を参照して受信メッセージのメディアに対応す
るメッセージ最大長MLi(i=1〜7)を主記憶部1
2に読み出す。
【0022】次いで、メッセージ本体26のメッセージ
長が上記メッセージ最大長MLiを越えているか否かを
判別する(ステップS12)。そして、上記メッセージ
最大長MLiを越えていない場合にはメッセージ本体2
6をメールボックス格納部13の端末C3のメールボッ
クス(MB)に格納し(ステップS13)、上記メッセ
ージ最大長MLiを越えている場合には、このMB登録
処理ルーチンを中断してその旨を端末A1に通知する(
ステップS14)。尚、このメッセージは、例えば図4
に示すその他のフィールド25を用いて行われる。
【0023】他方、端末C3がメール処理装置9に対し
てMB引き出し要求を送信すると、図5に示すステップ
S3からステップS5を経由してステップS6に進む。 尚、このMB引き出し要求は、図4に示すサービス種別
フィールド21を用いて行われる。メールボックス格納
部13の端末C3のメールボックス(MB)にメッセー
ジが蓄積されている場合、メール処理装置9は、ステッ
プS6においてメッセージを読み出し、続くステップS
7においてそのメッセージを端末C3に配信する。
【0024】したがって、上記実施例によれば、図2に
示すように端末種別A〜G毎に処理可能なメディアを予
め処理可能メディアテーブル14に設定し、図3に示す
ようにメディア毎に蓄積可能なメッセージ最大長ML1
〜ML7を予め設定するので、メッセージの最大長をメ
ディアの種別(A〜G)に応じて柔軟に制御することが
できる。また、メールボックス格納部13の蓄積領域が
端末種別A〜G毎に異なるので、メモリの使用効率を向
上することができ、ひいてはシステム全体の蓄積容量を
増加することができる。
【0025】次に、図7〜図13を参照して本発明に係
るメッセージ通信処理システムの第2の実施例を説明す
る。図7は、この第2の実施例を示すブロック図、図8
は、図7のメールボックス管理テーブルを示す説明図、
図9は、図7のメッセージ管理テーブルを示す説明図、
図10は、図7のメール処理装置のメイン動作を説明す
るためのフローチャート、図11は、図10のメールボ
ックス(MB)登録処理ルーチンの動作を詳細に説明す
るためのフローチャート、図12は、図10のメールボ
ックス(MB)引き出し処理ルーチンの詳細な動作を説
明するためのフローチャート、図13は、図10のメッ
セージ最大長更新処理ルーチンの詳細な動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0026】図7において、本実施例のメール処理装置
9aは、第1実施例のメッセージ最大長管理テーブル1
5が削除され、代わりに図8に詳しく示すようなメール
ボックス管理テーブル(MBCT)16と、図9に詳し
く示すようなメッセージ管理テーブル(MSCT)17
が設けられ、主制御部10aが主記憶部12aのプログ
ラムにより図10〜図13に示すようなメール処理を実
行する。尚、図1及び図7において、同一の参照符号が
付された構成部材は同一であるので、その詳細な説明を
省略する。
【0027】図8に示すメールボックス管理テーブル(
MBCT)16は、端末群(端末種別A〜G)1〜7の
n個の端末毎に設けられ、メールボックス格納部13の
メールボックス(MB)番号MB1〜MBn毎に、蓄積
可能な最大情報量MV1〜MVnを示す最大蓄積量フィ
ールドと、現在蓄積されている情報量CV1〜CVnを
示す保存蓄積量フィールドと、蓄積可能なメッセージ最
大長ML1〜MLnを示すメッセージ最大長フィールド
と、現在蓄積されているメッセージの数SC1〜SCn
を示す保存メッセージ数フィールドと、図9に示すメッ
セージ管理テーブル(MSCT)17に対するリンクア
ドレスSA1〜SAnを示すメッセージ管理テーブルア
ドレスフィールドを有する。
【0028】図9に示すメッセージ管理テーブル(MS
CT)17は、メールボックス格納部13のメールボッ
クスの数n毎に設けられるとともに、各メールボックス
に蓄積されたメッセージの数m毎に設けられる。尚、各
メールボックスのメッセージの数mは、図8に示すメー
ルボックス管理テーブル(MBCT)16のメッセージ
の数SC1〜SCnに対応している。このメッセージ管
理テーブル(MSCT)17は、図9に示すように、メ
ッセージ(1〜m)毎にエリアメッセージの発信者名及
び受信者名と、メッセージの表題を示すタイトルと、メ
ッセージの登録日、蓄積有効期限、メディアの種別、情
報量V、メールボックス格納部13のメールボックスの
格納アドレスをそれぞれ記憶するためのエリアを有する
【0029】次に、図10〜図13を参照して本実施例
のメール処理装置9aの動作、特に主制御部10aの動
作を説明する。先ず、図10に示すステップS21にお
いて、ネットワーク8に接続可能な端末群1〜7の端末
種別を示す処理可能メディアテーブル14(図2)を作
成し、続くステップS22において、メールボックス管
理テーブル(MBCT)16の初期設定を行う。尚、テ
ーブル16の最大情報量MV1〜MVnと、メッセージ
最大長ML1〜MLnはデフォルト値が設定される。
【0030】そして、この前処理が完了すると、メール
処理装置9aは、ステップS23以下の各種電子メール
サービスの処理を実行する。尚、本実施例においても同
様に、文字のみを処理可能な端末群1の端末A1が文字
と画像を処理可能な端末群3の端末C3に対して文字メ
ールを送信する場合について説明する。この場合、端末
A1から端末C3に対するメッセージのサービス種別フ
ィールド21ではメールボックス(MB)登録要求メッ
セージが照合され、発信者名フィールド22には端末A
1の名前が書き込まれ、受信者名フィールド23には端
末C3の名前が書き込まれ、メディア種別フィールド2
4には文字のメディア種別が書き込まれ、メッセージ本
体26には文字メッセージが書き込まれる。
【0031】メール処理装置9aは、通信制御部11が
このメッセージを受信するとステップS23以下に進ん
でヘッダ21〜25を順次主記憶部12に格納し、先ず
、受信メッセージのサービス種別フィールド21の内容
を判別する。MB登録要求メッセージの場合には図11
に詳しく示すようなMB登録処理ルーチンを実行し(ス
テップS24)、MB登録要求メッセージでない場合に
はステップS25以下に進む。また、MB引き出し要求
メッセージの場合には図12に詳しく示すようなMB引
き出し処理ルーチンを実行し(ステップS26)、受信
メッセージの待ち時間には図13に詳しく示すようなメ
ッセージ最大長更新処理ルーチンを実行する(ステップ
S27)。
【0032】次に、図11を参照して図10のメールボ
ックス(MB)登録処理ルーチン(ステップS24)の
動作を詳細に説明する。先ず、ステップS30において
、受信メッセージの受信者名フィールド23の端末C3
に対応するメールボックス管理テーブル(MBCT)1
6のMB番号MBi(i=1〜n)を調べ、続くステッ
プS31において、このMB番号MBiに対応するメッ
セージ最大長MLiをMBCT16から主記憶部12に
読み出す。
【0033】次いで、メッセージ本体26のメッセージ
長が上記メッセージ最大長MLiを越えているか否かを
判別する(ステップS32)。そして、上記メッセージ
最大長MLiを越えていない場合にはステップS33以
下に進み、上記メッセージ最大長MLiを越えている場
合には、このMB登録処理ルーチンを中断してその旨を
端末A1に通知する(ステップS38)。
【0034】ステップS33では、メッセージ本体26
の情報量Vを調べてMBCT16の保存蓄積量CViに
加算し(CVi+V→CVi)、次いで、この累積蓄積
量CViがMBCT16の最大蓄積量MViを越えてい
るか否かを判別する(ステップS34)。そして、上記
最大蓄積量MViを越えていない場合にはステップS3
5以下に進み、上記最大蓄積量MViを越えている場合
には、このMB登録処理ルーチンを中断してその旨を端
末A1に通知し、また、MBCT16の保存蓄積量CV
iを元の値(CVi−V→CVi)に戻す(ステップS
39)。
【0035】ステップS35では、MBCT16の保存
メッセージ数SCiを1つインクリメントし(SCi+
1→SCi)、次いで、受信メッセージの各フィールド
21〜25の情報により各種制御情報を作成して図9に
示すメッセージ管理テーブル(MSCT)17に格納し
(ステップS36)、メッセージ本体26をメールボッ
クス格納部13の端末C3のメールボックス(MB)に
格納する(ステップS37)。
【0036】次に、図12を参照して、図10のメール
ボックス(MB)引き出し処理ルーチン(ステップ26
)の動作を詳細に説明する。端末C3からMB引き出し
要求メッセージを受信すると、ステップS40において
発信者名フィールド22の端末C3に対応するメールボ
ックス管理テーブル(MBCT)16のMB番号MBi
を調べ、続くステップS41において、MBCT16と
メッセージ管理テーブル(MSCT)17を参照して情
報量Vを調べ、MBCT16の保存蓄積量CViから引
き出し量Vを減算する(CVi−V→CVi)。
【0037】次いで、ステップS41においてMBCT
16の保存メッセージ数SCiを1つデクリメントし、
メールボックス格納部13の端末C3のメールボックス
(MB)からメッセージを読み出し(ステップS43)
、続くステップS44においてそのメッセージを端末C
3に配信する。尚、ステップS44においてMBCT1
6の保存メッセージ数SCiが「0」でない場合にはス
テップS40に戻り、メールボックス格納部13の端末
C3のメールボックス(MB)から全てのメッセージを
読み出して端末C3に配信する。
【0038】次に、図13を参照して図10のメッセー
ジ最大長更新処理ルーチン(ステップS27)の動作を
詳細に説明する。先ず、ステップS50においてメール
ボックス管理テーブル(MBCT)16を参照してMB
番号MBi(i=1〜n)毎にメールボックス格納部1
3の領域(メールボックスi)の残量Ri、すなわちM
BCT16の最大蓄積量MViから保存蓄積量CViを
差し引いた値Riを算出する。
【0039】次いで、ステップS51において、MB番
号MBiの残量Riが所定の規定値FV′より小さいか
否かを判定する。残量Riが規定値FV′より大きい場
合にはメールボックスiの容量に余裕があると考えられ
るので、MBCT16のメッセージ最大長MLiをより
大きな長さL3(例えば1メガバイト)に設定し(ステ
ップS52)、残量Riが規定値FV′より小さい場合
にはメールボックスiの容量に余裕がないと考えられる
ので、MBCT16のメッセージ最大長MLiをより小
さな長さL4(例えば64キロバイト)に設定する(ス
テップS53)。
【0040】したがって、上記実施例によれば、メール
ボックス格納部13の各メールボックスiの残量Riを
逐一メールボックス管理テーブル(MBCT)16の最
大蓄積量MViと保存蓄積量CViから算出し、1つの
メッセージの蓄積可能な最大長MLiを適宜調整するの
で、メッセージの最大長をメディアの種別毎に柔軟に処
理してマルチメディアを処理することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マルチ
メディアの少なくとも1つのメディア情報を通信処理す
る複数の通信端末と、送信側の前記通信端末からのメデ
ィア情報の通信メッセージを蓄積手段に蓄積して受信側
の前記通信端末に送信するセンタ装置とを備えるメッセ
ージ通信処理システムにおいて、前記センタ装置は、メ
ディアの種別毎に蓄積可能なメッセージの最大長を予め
可変で設定する設定手段と、前記送信側の通信端末から
のメディア情報の種別を判別する判別手段と、前記送信
側の通信端末からのメディア情報の通信メッセージの長
さを測定する測定手段と、前記判別手段により判別され
たメディア情報の種別により、前記設定手段により設定
されたメッセージの最大長を求め、この最大長と前記測
定手段により測定された長さとを比較し、長さがこの最
大長より短い通信メッセージを前記蓄積手段に蓄積する
手段とを有するので、メッセージの最大長を柔軟に制御
してマルチメディアを処理することができ、もってシス
テム内に必要以上のメモリ(蓄積手段)の容量を確保し
なくても済むので、メモリの使用効率が向上し、システ
ム全体としてのメッセージの蓄積量をより多くすること
ができる。
【0042】更に、前記蓄積手段の蓄積残量を求め、こ
の蓄積残量と所定の閾値を比較することにより、前記設
定手段により設定されたメッセージの最大長を変更する
ので、上記効果を更に一層発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメッセージ通信処理システムの一
実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の処理可能メディアテーブルを示す説明図
である。
【図3】図1のメッセージ最大長管理テーブルを示す説
明図である。
【図4】図1のメッセージ通信処理システムにおいて用
いられるメッセージフォーマットの一例を示す説明図で
ある。
【図5】図1のメッセージ通信処理システムのメイン動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図5のメールボックス登録処理ルーチンの詳細
な動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明に係るメッセージ通信処理システムの第
2の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7のメールボックス管理テーブルを示す説明
図である。
【図9】図7のメッセージ管理テーブルを示す説明図で
ある。
【図10】図7に示すメール処理装置のメイン動作を説
明するためのフローチャートである。
【図11】図10のメールボックス(MB)登録処理ル
ーチンの詳細な動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】図10のメールボックス(MB)引き出し処
理ルーチンの詳細な動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図13】図10のメッセージ最大長更新処理ルーチン
の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜7  端末群 9,9a  メール処理装置 8  ネットワーク 10,10a  主制御部 11  通信制御部 13  メールボックス格納部 14  処理可能メディアテーブル 15  メッセージ最大長管理テーブル16  メール
ボックス管理テーブル 17  メッセージ管理テーブル A〜G  端末種別

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マルチメディアの少なくとも1つのメ
    ディア情報を通信処理する複数の通信端末と、送信側の
    前記通信端末からのメディア情報の通信メッセージを蓄
    積手段に蓄積して受信側の前記通信端末に送信するセン
    タ装置とを備えるメッセージ通信処理システムにおいて
    、前記センタ装置は、メディアの種別毎に蓄積可能なメ
    ッセージの最大長を予め可変で設定する設定手段と、前
    記送信側の通信端末からの通信メッセージのメディアの
    種別を判別する判別手段と、前記送信側の通信端末から
    の通信メッセージの長さを測定する測定手段と、前記判
    別手段により判別されたメディアの種別により、前記設
    定手段により設定されたメッセージの最大長を求め、こ
    の最大長と前記測定手段により測定された長さとを比較
    し、長さがこの最大長より短い通信メッセージを前記蓄
    積手段に蓄積する手段とを有するメッセージ通信処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記センタ装置は、前記蓄積手段の蓄積残
    量を求め、この蓄積残量と所定の閾値とを比較すること
    により、前記設定手段により設定されたメッセージの最
    大長を変更することを特徴とする請求項1記載のメッセ
    ージ通信処理システム。
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