JPH04313834A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPH04313834A
JPH04313834A JP15226091A JP15226091A JPH04313834A JP H04313834 A JPH04313834 A JP H04313834A JP 15226091 A JP15226091 A JP 15226091A JP 15226091 A JP15226091 A JP 15226091A JP H04313834 A JPH04313834 A JP H04313834A
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JP
Japan
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magneto
optical recording
layer
recording medium
protective layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP15226091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shibutami
哲夫 渋田見
Yutaka Yuukizaki
柚木崎 裕
Hitoshi Iigusa
仁志 飯草
Hidehiko Misaki
日出彦 三崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録媒体に関し、
更に詳しくは反射層を含んでなる光磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体は、書き替え可能な高記
録密度記録用媒体として種々研究されてきており、最近
製品化されつつある。
【0003】このような光磁気記録媒体としては、図3
に示すような基板1上部に光磁気記録層3、反射層5及
び有機物保護層6を含む片面記録用のものや、図4に示
すような基板1上部に光磁気記録層3、反射層5を積層
した構造物を接着層7を介して貼合わせてなる両面記録
用のものが従来知られている。
【0004】ここで用いられる気記録媒体の材料は、基
板1としてガラスあるいはポリカ−ボネ−トなどの透明
樹脂などが、光磁気記録層3としてMnBiあるいは希
土類元素−遷移金属元素合金などが、反射層5としてア
ルミニウム、アルミニウム合金など反射性の金属材料な
どが、また有機物保護層6としてUV硬化樹脂などが、
接着層7としてホットメルト樹脂などがそれぞれ知られ
ている。
【0005】更に従来の光磁気記録媒体において、光磁
気記録層3の保護の目的及び磁気光学効果を高める目的
で光磁気記録層3を珪素の窒化物、酸化物、亜鉛の硫化
物などの透明無機物層4及び2で狭持することも知られ
ている。
【0006】ところで、これらの従来の光磁気記録媒体
に用いられる有機物保護層6あるいは接着層7は通常吸
湿性を有するため、光磁気記録媒体の長時間にわたる使
用において反射層5が酸化されることがあり、反射層に
孔蝕が発生するという欠点があった。このような孔蝕の
発生は、磁気記録媒体のビットエラ−レ−トの増加をま
ねき、光磁気記録媒体の信頼性の低下の原因となるもの
である。また反射膜であるアルミニウム、アルミニウム
合金などの金属材料は有機物との密着性が低く、有機物
保護層や接着層と剥離しやすいという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐久
性に優れ、長時間にわたる使用によっても信頼性の高い
光磁気記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を行なった結果、光磁気記録層
の上部の反射層の上に、無機物保護層を設けることによ
り長時間にわたり高い信頼性を保持して使用できる磁気
記録媒体とすることを見出した。即ち、本発明は、基板
上に光磁気記録層を積層し、該光磁気記録層上部に反射
層を積層してなる光磁気記録媒体において、前記反射層
の上部に無機物保護層を積層したことを特徴とする光磁
気記録媒体に関するものである。
【0009】又、前記した反射層の上に、表面保護の目
的で有機物保護層を設けることが通常であるが、本発明
は、前記有機物保護層と反射層の間に無機物保護層を介
挿して積層することにより、又、基板上に光磁気記録層
を積層し、該光磁気記録層上部に反射層を積層したもの
2組を、前記反射層を対向させて接着層を介して貼合わ
せた光磁気記録媒体においては、前記反射層と接着層と
の間に無機物保護層を介挿して積層することにより記録
媒体の耐久性が向上することをを見出だし本発明を完成
するに至った。
【0010】以下、本発明を図面に基づき説明する。図
1に本発明の光磁気記録媒体の一実施態様の構造例を示
す。図1に示す本発明の光磁気記録媒体は最上層に有機
物保護層を設けた例である。基板1上に光磁気記録層3
、反射層5及び有機物保護層6を順に設けてなり、反射
層5と有機物保護層6との間、即ち、反射層5の上部に
無機物保護層8を設けたところに特徴がある。本発明に
おいては、前記有機物保護層6は必要に応じて設ければ
良いが、通常は記録媒体表面の保護の目的でこれを設け
ることが好ましい。
【0011】図2に本発明の光磁気記録媒体の構造の別
の例を示す。図2に示す本発明の光磁気記録媒体は、基
板1上に光磁気記録層3及び反射層5を設けた積層物を
、反射層を対向させて、接着層7を介して2枚貼合わせ
てなり、反射層5と接着層7との間に無機物保護層8を
介挿したことに特徴がある。
【0012】本発明における無機物保護層8は、無機材
料であれば特に限定されないが、透水性が低く、保護効
果が高い珪素の酸化物、窒化物あるいはアルミニウムの
酸化物、窒化物などが好ましく用いられる。また、この
無機物保護層の厚みは厚い程効果が大きいが、膜の応力
を考慮すると10〜1000オングストロ−ム程度とす
ることが好ましい。
【0013】また、本発明は、図1及び図2に示すよう
に光磁気記録層3を、珪素の窒化物、酸化物、亜鉛の硫
化物などの透明無機物層4及び2で狭持させて構成して
もよい。  更に、本発明で用いる基板あるいは無機物
保護層8以外の層の材料としては、従来用いられている
材料を用いることができ、透明無機物層2から反射層5
までの各層はスパッタリング法や蒸着法などの通常の薄
膜形成方法により形成することができる。
【0014】
【発明の効果】上述の構造を有する本発明の光磁気記録
媒体は、無機物保護層が反射層の孔蝕の発生を防止する
ため、耐久性は向上し、長時間にわたる使用においても
信頼性の低下を防ぐことが可能となる。又、有機物保護
層あるいは接着層を用いた光磁気記録媒体に於いても、
これらと、隣接する層とは無機物保護層を介し、より密
着性が向上するので、層剥離の欠点が解消される。
【0015】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明するが、
本発明はこれに限定されない。
【0016】実施例1 基板1としてポリカ−ボネ−ト基板を用い、透明無機物
層2として1000オングストロ−ムの厚みの窒化珪素
膜を、光磁気記録層3として300オングストロ−ムの
厚みのTbFeCo合金膜を、透明無機物層4として3
00オングストロ−ムの厚みの窒化珪素膜を、反射層5
として400オングストロ−ムの厚みのアルミニウム膜
を各々スパッタリング法により形成し、更に反射層5上
に窒化珪素膜からなる厚み500オングストロ−ムの無
機物保護層8をスパッタリング法により形成した後、ス
ピンコ−ティング法により厚み5マイクロメ−トルの厚
みのUV硬化樹脂膜からなる有機物保護層6を形成する
ことにより、図1に示す本発明の光磁気記録媒体を作製
した。
【0017】次に得られた光磁気記録媒体の耐久性試験
を行なった。耐久性試験の条件は温度80℃湿度90%
の恒温恒湿条件とし、ビットエラ−レ−ト測定装置を用
いて光磁気記録媒体のビットエラ−レ−トの経時変化を
測定した。その結果を図5に示す。
【0018】比較例1 無機物保護層8を形成しなかった以外は、実施例1と同
様の方法によって光磁気記録媒体を作製した。次に実施
例1と同様の方法により、得られた光磁気記録媒体の耐
久性試験を行なった。その結果を図5に示す。耐久性試
験の結果、本発明の光磁気記録媒体は耐久性に優れてい
ることがわかった。
【0019】実施例2 基板、透明無機物層、光磁気記録層、反射層は実施例1
と同様に形成し、反射層5上に酸化珪素膜からなる厚み
500オングストロ−ムの無機物保護層8をスパッタリ
ング法により形成して光磁気記録媒体を作製した。得ら
れた光磁気記録媒体の耐久性試験を実施例1と同様に行
なった。その結果を図6に示す。
【0020】比較例2 無機物保護層8を形成しなかった以外は、実施例2と同
様の方法によって光磁気記録媒体を作製した。次に実施
例2と同様の方法により、得られた光磁気記録媒体の耐
久性試験を行なった。その結果を図6に示す。
【0021】実施例3 反射層5上に窒化アルミニウム膜からなる厚み500オ
ングストロ−ムの無機物保護層8をスパッタリング法に
より形成した以外は実施例1と同様にして、図1に示す
本発明の光磁気記録媒体を作製した。次に得られた光磁
気記録媒体の耐久性試験を実施例1と同様にして行なっ
た。その結果を図7に示す。
【0022】比較例3 無機物保護層8を形成しなかった以外は、実施例3と同
様の方法によって図3に示す光磁気記録媒体を作製した
。次に実施例1と同様の方法により、得られた光磁気記
録媒体の耐久性試験を行なった。その結果を図7に示す
【0023】実施例4 反射層5上にSiAlON膜からなる厚み500オング
ストロ−ムの無機物保護層8をスパッタリング法により
形成した以外は実施例1と同様にして、図1に示す本発
明の光磁気記録媒体を作製した。次に得られた光磁気記
録媒体の耐久性試験を実施例1と同様にして行なった。 その結果を図8に示す。
【0024】比較例4 無機物保護層8を形成しなかった以外は、実施例4と同
様の方法によって図3に示す光磁気記録媒体を作製した
。次に実施例1と同様の方法により、得られた光磁気記
録媒体の耐久性試験を行なった。その結果を図8に示す
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録媒体の一実施態様を示す媒
体の部分断面図。
【図2】本発明の光磁気記録媒体の他の実施態様例を示
す媒体の部分断面図。
【図3】従来の光磁気記録媒体の例を示す媒体の部分断
面図
【図4】従来の光磁気記録媒体の例を示す媒体の部分断
面図
【図5】実施例1、比較例1で得た光磁気記録媒体の耐
久性試験の結果を示す図。
【図6】実施例2、比較例2で得た光磁気記録媒体の耐
久性試験の結果を示す図。
【図7】実施例3、比較例3で得た光磁気記録媒体の耐
久性試験の結果を示す図。
【図8】実施例4、比較例4で得た光磁気記録媒体の耐
久性試験の結果を示す図。
【符号の説明】
1  基板 2  透明無機物層 3  光磁気記録層 4  透明無機物層 5  反射層 6  有機物保護層 7  接着層 8  無機物保護層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に光磁気記録層を積層し、該光磁気
    記録層上部に反射層を積層してなる光磁気記録媒体にお
    いて、前記反射層の上部に無機物保護層を積層したこと
    を特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】基板上に光磁気記録層を積層し、該光磁気
    記録層上部に反射層を積層してなる光磁気記録媒体にお
    いて、前記反射層の上部に無機物保護層を更にその上に
    有機物保護層を積層したことを特徴とする光磁気記録媒
    体。
  3. 【請求項3】基板上に光磁気記録層を積層し、該光磁気
    記録層上部に反射層を積層したもの2組を、前記反射層
    を対向させて接着層を介して貼合わせてなる光磁気記録
    媒体において、前記反射層と接着層との間に無機物保護
    層を介挿したことを特徴とする光磁気記録媒体。
JP15226091A 1991-02-21 1991-05-29 光磁気記録媒体 Pending JPH04313834A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15226091A JPH04313834A (ja) 1991-02-21 1991-05-29 光磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-78694 1991-02-21
JP7869491 1991-02-21
JP15226091A JPH04313834A (ja) 1991-02-21 1991-05-29 光磁気記録媒体

Publications (1)

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JPH04313834A true JPH04313834A (ja) 1992-11-05

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ID=26419747

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JP15226091A Pending JPH04313834A (ja) 1991-02-21 1991-05-29 光磁気記録媒体

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