JPH04313500A - プレス機のスライド位置自動制御装置 - Google Patents

プレス機のスライド位置自動制御装置

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Publication number
JPH04313500A
JPH04313500A JP7767991A JP7767991A JPH04313500A JP H04313500 A JPH04313500 A JP H04313500A JP 7767991 A JP7767991 A JP 7767991A JP 7767991 A JP7767991 A JP 7767991A JP H04313500 A JPH04313500 A JP H04313500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
press machine
dead center
bottom dead
center position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7767991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Akai
赤井 正司
Kazuhisa Kawai
和久 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP7767991A priority Critical patent/JPH04313500A/ja
Publication of JPH04313500A publication Critical patent/JPH04313500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機のスライド下
死点位置を調整するスライド位置自動制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】プレス機によるプレス加工は、スライド
のストローク運動により行われるため、スライドの下死
点位置が変化すると、製品精度に大きな影響を与えるこ
とになる。従って、スライドの下死点位置を一定に保つ
必要があり、従来より以下のような方法が提案されてい
る。
【0003】■加工品の厚さを計測し、スライド位置の
調整が必要と判断された場合には、作業途中でプレス機
を停止してスライドの下死点位置を調整する。■プレス
加工時の荷重量を測定し、その荷重量が一定になるよう
にスライドの下死点位置を調整する(特開昭63−18
0400号公報)方法。■プレス機に近接センサを設け
てスライドの下死点位置を検出し、その検出値の変化よ
りスライドの下死点位置を調整する(特開平2−151
400号公報)方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記■の方
法では、プレス機を停止して、手動によりスライドの上
死点位置を調整する必要があることから稼働率が低下す
る。また、上記■の方法では、荷重量と加工品の厚さと
の相関関係が低いため、■の方法では、正確なスライド
下死点位置を検出することが困難なため、共にスライド
位置の調整精度が悪くなる課題を有していた。
【0005】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、プレス機の稼働率を低下させること
なく、精度良くスライドの下死点位置調整を行うことの
できるプレス機のスライド位置自動制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、プレス機でプレス加工された加工品の厚
さを計測する自動計測器と、この自動計測器で計測され
た計測値または順次計測される前記計測値の移動平均値
が、あらかじめ設定された基準範囲内にあるか否かを判
断し、その基準範囲外の時に、前記プレス機のスライド
下死点位置の調整量を演算する演算制御器と、この演算
制御器で演算された調整量に基づいて、連続加工中にお
ける前記プレス機のスライド下死点位置を調整するスラ
イド位置調整装置とを備えたことを技術的手段とする。
【0007】
【作用】本発明のスライド位置自動制御装置は、以下の
作用を奏する。プレス加工された加工品の厚さを自動計
測器で計測し、その計測値が基準範囲外の時には、プレ
ス機のスライド下死点位置を調整するために、その調整
量を演算制御器で演算する。そして、スライド位置調整
装置により、演算制御器で求めた調整量に従って、プレ
ス加工中におけるプレス機のスライド下死点位置を調整
する。
【0008】
【実施例】次に、本発明のプレス機のスライド位置自動
制御装置を図に示す一実施例に基づき説明する。図1は
プレス機とそのスライド位置自動制御装置の全体図であ
る。
【0009】本実施例のスライド位置自動制御装置1は
、プレス機2でプレス加工された加工品(本実施例では
図4および図5に示すスタータの固定子コア7)の厚さ
を計測する自動計測器3、プレス機2のスライド下死点
位置の調整量を演算する演算制御器4、およびその調整
量に従ってプレス機2のスライド下死点位置を調整する
スライド位置調整装置5より構成される。なお、プレス
加工される素材は、鉄鋼、アルミニウム合金等の材料で
、熱処理および潤滑処理が施されている。
【0010】自動計測器3は、プレス機2でプレス加工
されてコンベア6により搬送される固定子コア7のボス
7aの厚さtを、作動トランス(図示しない)により自
動計測する。演算制御器4は、自動計測器3で順次計測
される固定子コア7のボス厚tの移動平均値(サンプリ
ング個数を4個とする)が基準範囲内にあるか否かを判
断し、基準範囲を外れた際に、スライド下死点位置の必
要な調整量を演算する。
【0011】上記の基準範囲は、以下のように設定した
。ボス厚tの規格幅(上限規格値と下限規格値との差)
を0.15mmとした場合に、厚さの標準偏差値から、
上限規格値より0.05mm小さい値を上しきい値、下
限規格値より0.05mm大きい値を下しきい値として
、上しきい値から下しきい値までを基準範囲とする(図
3参照)。また、ボス厚tの移動平均値が基準範囲を外
れた際の調整量は、規格幅の中心値と移動平均値との差
によって求めるものとする。
【0012】スライド位置調整装置5は、プレス機2の
連続加工中に、演算制御器4で求められた調整量に基づ
いて、スライド(図示しない)の下死点位置を調整する
【0013】次に、本実施例の制御を図2に示すフロー
チャートに基づいて説明する。まず、自動計測器3で固
定子コア7のボス厚tを計測する(ステップS1)。次
に、順次計測されるボス厚tに基づいて、ボス厚tの移
動平均値を算出する(ステップS2)。その算出した移
動平均値が基準範囲内にあるか否かを判断する(ステッ
プS3およびステップS5)。そして、移動平均値が上
しきい値より大きい場合には、調整量を演算して、スラ
イド下死点位置を下げるように制御する(ステップS4
)。また、移動平均値が下しきい値より小さい場合には
、調整量を演算して、スライド下死点位置を上げるよう
に制御する(ステップS6)。加工数が予定加工数以上
であれば、プレス機2の連続加工およびスライド下死点
位置の調整を停止する。加工数が予定加工数以下であれ
ば、そのまま上述の制御を繰り返す(ステップS7)。
【0014】このように、本実施例では、プレス機2の
連続加工中にスライドの下死点位置を調整する必要が生
じた場合には、その必要な調整量を演算して、スライド
下死点位置を調整することができる。
【0015】なお、本実施例では、順次計測されるボス
厚tの移動平均値が基準範囲内にあるか否かを判断した
が、ボス厚tが基準範囲内にあるか否かを判断するよう
にしても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明のスライド位置自動制御装置は、
加工品の厚さ、または順次計測される厚さの移動平均値
が基準範囲内にあるか否かを判断し、基準範囲を外れた
場合にのみ、その必要な調整量だけスライドの下死点位
置を調整することができる。従って、スライド下死点位
置の調整を精度良く行うことができるとともに、スライ
ド下死点位置の調整が必要な場合でも、プレス機を停止
させる必要がないため、プレス機の稼働率が低下するこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス機とそのスライド位置自動制御装置の全
体図である。
【図2】本実施例の制御を示すフローチャートである。
【図3】加工品厚さの計測値と基準範囲との関係を示す
グラフである。
【図4】プレス加工品の平面図である。
【図5】プレス加工品の側面図である。
【符号の説明】
1  スライド位置自動制御装置 2  プレス機 3  自動計測器 4  演算制御器 5  スライド位置調整装置 7  固定子コア(加工品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)プレス機でプレス加工された加工品の
    厚さを計測する自動計測器と、 b)この自動計測器で計測された計測値または順次計測
    される前記計測値の移動平均値が、あらかじめ設定され
    た基準範囲内にあるか否かを判断し、その基準範囲外の
    時に、前記プレス機のスライド下死点位置の調整量を演
    算する演算制御器と、 c)この演算制御器で演算された調整量に基づいて、連
    続加工中における前記プレス機のスライド下死点位置を
    調整するスライド位置調整装置とを備えたプレス機のス
    ライド位置自動制御装置。
JP7767991A 1991-04-10 1991-04-10 プレス機のスライド位置自動制御装置 Pending JPH04313500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767991A JPH04313500A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 プレス機のスライド位置自動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767991A JPH04313500A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 プレス機のスライド位置自動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04313500A true JPH04313500A (ja) 1992-11-05

Family

ID=13640580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7767991A Pending JPH04313500A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 プレス機のスライド位置自動制御装置

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JP (1) JPH04313500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144818A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 ジヤトコ株式会社 ワーク測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144818A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 ジヤトコ株式会社 ワーク測定装置

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