JPH0431272A - 紙製容器 - Google Patents
紙製容器Info
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- JPH0431272A JPH0431272A JP2130514A JP13051490A JPH0431272A JP H0431272 A JPH0431272 A JP H0431272A JP 2130514 A JP2130514 A JP 2130514A JP 13051490 A JP13051490 A JP 13051490A JP H0431272 A JPH0431272 A JP H0431272A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は紙を主体とした構成材料よりなる容器に関し、
更に詳しくは、ガスバリヤ−性に優れ、かつ電子レンジ
等のマイクロ波による加熱可能な紙製容器に関する。
更に詳しくは、ガスバリヤ−性に優れ、かつ電子レンジ
等のマイクロ波による加熱可能な紙製容器に関する。
[従来の技術]
紙製容器は紙の有する剛性、加工性、大量生産性、廃棄
容易性、低価格性等の特徴のため、広く利用され、特に
アルコール飲料、清涼飲料、乳飲料等の飲料用としての
小型液体用紙カップの普及は近年著しい。
容易性、低価格性等の特徴のため、広く利用され、特に
アルコール飲料、清涼飲料、乳飲料等の飲料用としての
小型液体用紙カップの普及は近年著しい。
しかしながら、上記紙を主体とする構成材料からなる容
器は、その性質上内容物の保存性、耐ピンホール性、物
性強度等の点で実用上難点があるため、実際には容器原
紙とアルミニウム箔、ポリエステルフィルム、ポリエチ
レン等との複合材料を容器構成材料として用いているの
が実状である。
器は、その性質上内容物の保存性、耐ピンホール性、物
性強度等の点で実用上難点があるため、実際には容器原
紙とアルミニウム箔、ポリエステルフィルム、ポリエチ
レン等との複合材料を容器構成材料として用いているの
が実状である。
[発明が解決しようとする課題]
近年、電子レンジの普及により、家庭等においても電子
レンジを用いた加熱が一般に行なわれるようになってき
た。しかしながら、上記の容器構成材料、特に容器全体
が゛アルミニウム箔を用いた構成材料からなる容器の場
合、アルミニウムがマイクロ波を反射するため内容物を
電子レンジにより加熱することは困難であった。
レンジを用いた加熱が一般に行なわれるようになってき
た。しかしながら、上記の容器構成材料、特に容器全体
が゛アルミニウム箔を用いた構成材料からなる容器の場
合、アルミニウムがマイクロ波を反射するため内容物を
電子レンジにより加熱することは困難であった。
このような電子レンジによる加熱を可能にするため、ア
ルミニウム箔を用いない構成材料からなる紙製容器も実
用化されているが、いずれも酸素バリアー性に劣る等内
容物の保存性に問題があった。
ルミニウム箔を用いない構成材料からなる紙製容器も実
用化されているが、いずれも酸素バリアー性に劣る等内
容物の保存性に問題があった。
従って、本発明の目的は強度及び内容物の保存性に優れ
、かつ電子レンジ等のマイクロ波による内容物の加熱を
可能にする紙製容器を提供することにある。
、かつ電子レンジ等のマイクロ波による内容物の加熱を
可能にする紙製容器を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は上記課題に鑑みて、鋭意研究の結果、本発
明の上記目的は、ポリエチレンで被覆した紙の該ポリエ
チレンと反対側の面上に順次塩化ビニリデンコートポリ
エステルフィルム及びポリエチレンを有してなる多層材
料からなり、かつ上記紙の塩化ごニリデンコートポリエ
ステルフィルムを有する側を容器内側とする紙製容器を
提供することにより達成されることを見出した。
明の上記目的は、ポリエチレンで被覆した紙の該ポリエ
チレンと反対側の面上に順次塩化ビニリデンコートポリ
エステルフィルム及びポリエチレンを有してなる多層材
料からなり、かつ上記紙の塩化ごニリデンコートポリエ
ステルフィルムを有する側を容器内側とする紙製容器を
提供することにより達成されることを見出した。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の紙製容器を構成する塩化ビニリデンコートポリ
エステルフィルム(以下「K−コートフィルム」と称す
)としては、好ましくはボイル適性を有するものが用い
られ、ソルベントタイプかつハイバリヤータイプのもの
が用いられる。このようなソルベントタイプのものは後
述の如く紙とウェットラミネーションする際に、接着剤
との親和性をよくするために用いられるものである。ま
た、このようなに−コートフィルムとしては被膜強度が
250M 15+++m巾以上(測定方法:10X25
C1lの大きさのサンプルを作製し、サンプルのコート
面に2液型工ポキシ接着剤を薄く塗布し、折り返してコ
ート面同志を貼り合わせた後40℃で約20時間放置す
る。このサンプルを15+ao+巾に切断し、引張試験
機で引張速度30cm/分にて90℃剥離して、その強
度を測定した。)のものが好ましく用いられ、塩化ビニ
リデンの塗布厚としては1,0〜1.5μのものが好ま
しく、例えばダイセル−製 KET H860等が用
いられる。
エステルフィルム(以下「K−コートフィルム」と称す
)としては、好ましくはボイル適性を有するものが用い
られ、ソルベントタイプかつハイバリヤータイプのもの
が用いられる。このようなソルベントタイプのものは後
述の如く紙とウェットラミネーションする際に、接着剤
との親和性をよくするために用いられるものである。ま
た、このようなに−コートフィルムとしては被膜強度が
250M 15+++m巾以上(測定方法:10X25
C1lの大きさのサンプルを作製し、サンプルのコート
面に2液型工ポキシ接着剤を薄く塗布し、折り返してコ
ート面同志を貼り合わせた後40℃で約20時間放置す
る。このサンプルを15+ao+巾に切断し、引張試験
機で引張速度30cm/分にて90℃剥離して、その強
度を測定した。)のものが好ましく用いられ、塩化ビニ
リデンの塗布厚としては1,0〜1.5μのものが好ま
しく、例えばダイセル−製 KET H860等が用
いられる。
上記に一コートフィルムは、その厚みが12〜16μの
ものが好ましく用いられ、例えば容器の側部に用いられ
る場合は12μ程度の厚みのものが、また、底部に用い
られる場合はポリエステルベースのピンホール、傷等を
防止するため16μ程度の厚みのものが用いられる。
ものが好ましく用いられ、例えば容器の側部に用いられ
る場合は12μ程度の厚みのものが、また、底部に用い
られる場合はポリエステルベースのピンホール、傷等を
防止するため16μ程度の厚みのものが用いられる。
上記のに一コートフィルムを容器に用いる場合、紙及び
最外層ポリエチレンの臭気を遮断するため、また、ポリ
エチレン層押出ラミネートによる塩化ビニリデンコート
の破壊を防ぐため、塩化ビニリデンコート面は好ましく
は容器の外側、即ち接液側と反対側の紙側に向けて配置
される。
最外層ポリエチレンの臭気を遮断するため、また、ポリ
エチレン層押出ラミネートによる塩化ビニリデンコート
の破壊を防ぐため、塩化ビニリデンコート面は好ましく
は容器の外側、即ち接液側と反対側の紙側に向けて配置
される。
本発明においては、前記に一コートフィルム上にポリエ
チレンを押出ラミネートするが、このようなポリエチレ
ンとしては、好ましくはスリップ剤および酸化防止剤無
添加の低密度ポリエチレンが用いられ、厚みとしては6
0〜75μが好ましい。K−コートフィルム上にポリエ
チレンを押出ラミネートするには比較的低温でポリエチ
レンの溶融樹脂を押し出して、溶融樹脂を一度フィルム
状に固化させた後行なう等の方法が用いられる。
チレンを押出ラミネートするが、このようなポリエチレ
ンとしては、好ましくはスリップ剤および酸化防止剤無
添加の低密度ポリエチレンが用いられ、厚みとしては6
0〜75μが好ましい。K−コートフィルム上にポリエ
チレンを押出ラミネートするには比較的低温でポリエチ
レンの溶融樹脂を押し出して、溶融樹脂を一度フィルム
状に固化させた後行なう等の方法が用いられる。
本発明においては、更に容器原紙に上記ポリエチレンを
押出ラミネートしたに一コートフィルムを好ましくはウ
ェットラミネーションにより積層する。このようなウェ
ットラミネーションに用いられる接着剤としては、塩化
ビニリデン面と接着可能で耐熱性を有するタイプのもの
が用いられ、好ましくはエチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)系ラテックスの接着剤であり、このようなも
のとして例えば電気化学工業■製のデンカLAテックス
W−203A、 W−203B等が挙げられる。
押出ラミネートしたに一コートフィルムを好ましくはウ
ェットラミネーションにより積層する。このようなウェ
ットラミネーションに用いられる接着剤としては、塩化
ビニリデン面と接着可能で耐熱性を有するタイプのもの
が用いられ、好ましくはエチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)系ラテックスの接着剤であり、このようなも
のとして例えば電気化学工業■製のデンカLAテックス
W−203A、 W−203B等が挙げられる。
上記接着剤はヌレ不良を改善するため水の配合を少なく
し、塗布量を制御して、例えば配合をW−203A/
203B/水=20/20/2とし、塗布量10〜15
(1/をン、乾燥温度60〜80℃等の条件で行なうこ
とができる。
し、塗布量を制御して、例えば配合をW−203A/
203B/水=20/20/2とし、塗布量10〜15
(1/をン、乾燥温度60〜80℃等の条件で行なうこ
とができる。
本発明において前記に一コートフィルムを重ねあわせる
容器原紙としては、例えば新富土製紙■製のカップ原紙
等が用′いられ、その坪■とじては260〜280!I
I/ v’の範囲のものが好ましい。
容器原紙としては、例えば新富土製紙■製のカップ原紙
等が用′いられ、その坪■とじては260〜280!I
I/ v’の範囲のものが好ましい。
上記紙のに一コートフィルムをラミネートした側の反対
側にはポリエチレン層が被覆される。このような被覆は
例えば押出塗布にて約20μの厚さにて行なうことがで
きる。
側にはポリエチレン層が被覆される。このような被覆は
例えば押出塗布にて約20μの厚さにて行なうことがで
きる。
本発明において紙製容器を構成する多層材料は、ポリエ
チレン/紙/に一コートフィルム/ポリエチレンの構成
を有するが、実際には例えばに−コートフィルムにポリ
エチレンを押出ラミネートし、次いで該ポリエチレンを
ラミネートしたに一コートフィルムを紙にウェットラミ
ネーションにて積層した後、紙の他方の側にポリエチレ
ンを押出コートして作成する。
チレン/紙/に一コートフィルム/ポリエチレンの構成
を有するが、実際には例えばに−コートフィルムにポリ
エチレンを押出ラミネートし、次いで該ポリエチレンを
ラミネートしたに一コートフィルムを紙にウェットラミ
ネーションにて積層した後、紙の他方の側にポリエチレ
ンを押出コートして作成する。
本発明においては上記構成の素材を例えばカップ容器の
少なくとも側部及び底部に使用し、成型して容器を得る
が、このような成型方法としては通常のカップ成型法が
用いられる。
少なくとも側部及び底部に使用し、成型して容器を得る
が、このような成型方法としては通常のカップ成型法が
用いられる。
本発明の紙製容器は、紙カップ、特に液体飲料を収容す
る密閉型小型液体用紙カップに適し、アルコール飲料の
ばか清涼飲料、乳飲料、嗜好飲料等の内容物に利用可能
である。
る密閉型小型液体用紙カップに適し、アルコール飲料の
ばか清涼飲料、乳飲料、嗜好飲料等の内容物に利用可能
である。
[実施例]
以下に実施例をあげて更に具体的に説明する。
12μ厚さの塩化ビニリデンコートポリエステル(ダイ
セル化学工業■製KET HB60)のポリエステル
面上に60μ厚さのポリエチレンを押出ラミネートし、
次いで得られたポリエチレンをラミネートしたに一コー
トフィルムをに一コート面を紙側に向けて260(J/
v’のカップ原紙上に、デンカLAテックスW−203
A/ 203B/水=20/20/2の配合を有する接
着剤を用いて10〜15o/Vの塗布量にて60〜80
℃の乾燥温度条件でウェットラミネーションした。次い
で、K−コートフィルムをラミネートした側と反対側の
紙の面上に20μの厚さのポリエチレンを押出コートし
て本発明の容器胴部構成材料を得た。また、容器底部材
料として16μの塩化ビニリデンコートポリエステルを
作製した。
セル化学工業■製KET HB60)のポリエステル
面上に60μ厚さのポリエチレンを押出ラミネートし、
次いで得られたポリエチレンをラミネートしたに一コー
トフィルムをに一コート面を紙側に向けて260(J/
v’のカップ原紙上に、デンカLAテックスW−203
A/ 203B/水=20/20/2の配合を有する接
着剤を用いて10〜15o/Vの塗布量にて60〜80
℃の乾燥温度条件でウェットラミネーションした。次い
で、K−コートフィルムをラミネートした側と反対側の
紙の面上に20μの厚さのポリエチレンを押出コートし
て本発明の容器胴部構成材料を得た。また、容器底部材
料として16μの塩化ビニリデンコートポリエステルを
作製した。
一方、比較構成材料として、ポリエステル上にポリエチ
レンを押出ラミネートし、該ラミネート材料のポリエス
テル面上にアルミニウム箔をドライラミネートし、更に
該アルミニウム面と、カップ原紙をウェットラミネート
した後にカップ原紙上にポリエチレンをラミネートした
ものを作製した。
レンを押出ラミネートし、該ラミネート材料のポリエス
テル面上にアルミニウム箔をドライラミネートし、更に
該アルミニウム面と、カップ原紙をウェットラミネート
した後にカップ原紙上にポリエチレンをラミネートした
ものを作製した。
上記得られた各々の構成材料がカップ容器の側部及び底
部となるように、各々カップ成型して180ccのカッ
プ容器を得た後、該各々の容器に日本酒を充填し、アル
ミニウム製の蓋材で密封した。
部となるように、各々カップ成型して180ccのカッ
プ容器を得た後、該各々の容器に日本酒を充填し、アル
ミニウム製の蓋材で密封した。
その後常温で3ケ月保存し、酒質評価(官能テスト)を
行なったところ、本発明の構成を有する容器は比較の構
成による容器に対し良好な結果を得た。
行なったところ、本発明の構成を有する容器は比較の構
成による容器に対し良好な結果を得た。
また、各々の容器について下記の方法にて酸素透過度、
電子レンジ適性、強度、及び味覚を測定又は評価したと
ころ表1のような結果が得られ、本発明の容器が、酸素
バリアー性及び強度を維持しつつ電子レンジ適性に優れ
ていることがわかる。
電子レンジ適性、強度、及び味覚を測定又は評価したと
ころ表1のような結果が得られ、本発明の容器が、酸素
バリアー性及び強度を維持しつつ電子レンジ適性に優れ
ていることがわかる。
酸素透過度:密閉容器中に送入バイブにより100%の
窒素ガスを常時送入し、排出パイプのセンサーで容器内
の酸素濃度を測定した。
窒素ガスを常時送入し、排出パイプのセンサーで容器内
の酸素濃度を測定した。
電子レンジ適性;電子レンジ内における実際の加熱の程
度をみた。
度をみた。
落下強度;各々の容器を1−の^さの点から縦横それぞ
れ5回ずつ落下させて容器のもれをみた。
れ5回ずつ落下させて容器のもれをみた。
圧縮強度;万能引張試験器を使用して圧縮速度501I
IlZ分で圧縮して測定した。 5−以下余一
白:よ 表 車1Q;適 傘20:良好 X;不適 △;概ね良好 [発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明により強度及び内容
物の保存性に優れ、かつ電子レンジ等のマイクロ波によ
る内容物の加熱を可能にする紙製容器を提供することが
できる。更に容器の材料コストにおいても、また工程も
簡略化するためコストダウンを可能にすることができる
。
IlZ分で圧縮して測定した。 5−以下余一
白:よ 表 車1Q;適 傘20:良好 X;不適 △;概ね良好 [発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明により強度及び内容
物の保存性に優れ、かつ電子レンジ等のマイクロ波によ
る内容物の加熱を可能にする紙製容器を提供することが
できる。更に容器の材料コストにおいても、また工程も
簡略化するためコストダウンを可能にすることができる
。
Claims (3)
- (1)ポリエチレンで被覆した紙の該ポリエチレンと反
対側の面上に順次塩化ビニリデンコートポリエステルフ
ィルム及びポリエチレンを有してなる多層材料からなり
、かつ上記紙の塩化ビニリデンコートポリエステルフィ
ルムを有する側を容器内側とする紙製容器。 - (2)塩化ビニリデンコートポリエステルフィルムが、
塩化ビニリデンをコートした面を紙側に向けて配置され
る請求項(1)記載の紙製容器。 - (3)請求項(1)記載の多層材料を少なくとも側部及
び底部に用い、かつ紙の塩化ビニリデンコートポリエス
テルフィルムを有する側を容器内側とする紙製カップ容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2130514A JPH0815916B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 紙製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2130514A JPH0815916B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 紙製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431272A true JPH0431272A (ja) | 1992-02-03 |
JPH0815916B2 JPH0815916B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=15036118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2130514A Expired - Fee Related JPH0815916B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 紙製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815916B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030067047A (ko) * | 2002-02-06 | 2003-08-14 | 황호연 | 식품 포장용기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219235U (ja) * | 1985-07-18 | 1987-02-05 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2130514A patent/JPH0815916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219235U (ja) * | 1985-07-18 | 1987-02-05 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030067047A (ko) * | 2002-02-06 | 2003-08-14 | 황호연 | 식품 포장용기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0815916B2 (ja) | 1996-02-21 |
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