JPH04312510A - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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Publication number
JPH04312510A
JPH04312510A JP10689191A JP10689191A JPH04312510A JP H04312510 A JPH04312510 A JP H04312510A JP 10689191 A JP10689191 A JP 10689191A JP 10689191 A JP10689191 A JP 10689191A JP H04312510 A JPH04312510 A JP H04312510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horse oil
fatty acid
oil fatty
alcohol
acid ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP10689191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Koresawa
是沢 猛
Yasuhiro Edatsure
枝連 保博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROODA JAPAN KK
Original Assignee
KUROODA JAPAN KK
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Publication date
Application filed by KUROODA JAPAN KK filed Critical KUROODA JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、馬(Equus Cabal
lus)、主として内臓又は皮下から得られる脂肪油を
けん化分解して得られる脂肪酸又は、その水添添加物に
アルコールを加えエステル化反応するか、又は、馬油又
はその水素添加物にアルコール及び触媒を加え加熱攪拌
し、直接エステル交換して得られる馬油脂肪酸エステル
の少なくとも一種を含有する事を特徴とする化粧料組成
物に関し、その目的はすぐれた感触を有し、他の化粧料
原料との相溶性を増し、安定性にすぐれた化粧料組成物
を提供することである。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の化粧料原料との
相溶性を増し、安定性が良く、すぐれた感触の化粧料組
成物を提供する事にある。
【0003】
【従来の技術】馬油は主として馬の内臓又は皮下より得
られるが、その代表的な脂肪酸組成は表1の通り、パル
ミチン酸28.5%、パルミトオレイン酸8.0%、オ
レイン酸34.0%、リノール酸15.2%、リノレン
酸2.9%、及びその他の脂肪酸11.4%からなり、
独特の強い獣臭がある為、化粧料への配合には限度があ
った。又馬油は育毛成分としても応用され、特許も出願
(公告、昭62−33206)されている。特に育毛剤
の場合、育毛成分はアルコール又はアルコール水に溶解
して使用される場合が多く、トクグリセライドである馬
油は、これ等の溶剤にほとんど溶解せずその添加量及び
用途には限度があった。
【表1】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、馬油を配合した化粧料の使用感の悪さと、育
毛ローション等へ配合した場合の保存安定性の改良であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の欠
点を解決すべく検討した結果、内臓又は皮下から得られ
た馬油をけん化分解して得られる馬油脂肪酸、又はその
水素添加物とアルコールとをエステル化反応するか、又
は、馬油又はその水素添加物とアルコールとをエステル
化反応するか、又は、馬油又はその水素添加物にアルコ
ール及び触媒を加え加熱攪拌し、直接アルコール類とエ
ステル交換反応を行った後、アルカリ処理、蒸留等の精
製を行なう事により、ほとんど無色無臭の馬油脂肪酸エ
ステルが得られる。化粧料への配合量を全く制限する事
なく使用出来、しかも馬油よりもすぐれた感触を皮膚又
は毛髪に与えることが分かった。特にメタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等の低級アルコール及びグリ
セリン、プロピレングリコールの様な多価アルコールの
モノエステルは、エタノール又はエタノール水に透明溶
解し、長期間の保存安定性にすぐれている事が分かった
。エステル化に使用出来るアルコールは、水酸基が1〜
12個で炭素数が1〜27の直鎖又は分岐鎖の飽和又は
不飽和アルコールで、例えばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール
、イソブタノール、オクタノール、2−エチルヘキサノ
ール、イソノナノール、ラウリルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、セチルアルコール、イソセチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール
、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1−3ブチ
レングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリ
セリン、テトラグリセリン、デカグリセリン、ペンタエ
リスリトール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等があり、その
何れでも良い。又馬油脂肪酸エステルの酸化安定性をよ
くする為、種々の程度の水素添加処理を行っても良い。 エステル化の方法は、馬油脂肪酸又は、その水素添加物
にアルコールを添加し、触媒として酸又はアルカリを添
加又は、添加せずに、加熱攪拌する事により得られるが
、馬油又はその水素添加物に直接アルコール及び、触媒
として酸又はアルカリを添加し、加熱攪拌して、エステ
ル交換反応を行う事によっても得られ、特に限定するも
のではない。エステル化された馬油脂肪酸は、アルカリ
処理、脱色、吸着処理、水蒸気蒸留等の一般に行われて
いる方法により精製する事が出来るが、本発明者等が提
案したカラムクロマト的手法(特開昭62−20500
5)は特にすぐれた本発明に適した方法である。この方
法によれば経日安定性に優れたものにする事が出来る。 又、カラムクロマト的手法にて精製する事が不適当な多
価アルコールの部分エステル化物は、反応前の馬油又は
馬油脂肪酸をカラムクロマトグラフ的手法にて精製後、
エステル化反応する事により、同様の品質の物が得られ
る。水素添加の処理方法としては、特に限定するもので
はないが、一例とし馬油、馬油脂肪酸又は、馬油脂肪酸
エステルにニッケル触媒を加え、100〜200℃にて
行う事が出来る。以下に実施例を示す事によって、この
発明の効果をより一層明確なものとする。しかし、本発
明はこの実施例によって限定されるものではない。又、
本明細書に云う化粧料とは、薬事法に云う化粧品、医薬
部外品、医薬品のどれに属しても、属していなくても人
体の外用に使用される化粧、育毛を目的とする全てを含
む。
【0006】
【実施例−1】表2に示した馬油脂肪酸エステル類を用
いて表3の処方で育毛ローションを製造した。育毛ロー
ションの20℃、20日間放置での保存安定性について
評価した。結果は表4の通りである。
【表2】
【表3】
【表4】
【0007】
【実施例−2】表5に示した馬油脂肪酸エステル類を用
いて、表6の処方で乳液を製造した。結果は表7の通り
である。
【表5】
【表6】
【表7】
【0008】
【比較例−1】皮下より得られた馬油を用いて表8の処
方で、育毛ローションを製造した。育毛ローションの2
0℃での保存安定性について評価した結果は表9のとお
りである。
【表8】
【表9】
【0009】
【比較例−2】内臓より得られた馬油を用いて表10の
処方で乳液を製造した。この乳液について20名のパネ
ラーにて使用感を評価した。結果は表11の通りである
【表10】
【表11】
【0010】
【発明の効果】本発明の馬油脂肪酸エステルは種々のエ
ステル化物が製造出来、あらゆる種類の化粧料に配合す
る事が出来る。しかも使用感が優れ、特に大きな問題点
であった、アルコール又は、アルコール水への溶解性を
良くした為、長期間の保存安定性も完全に解決する事が
出来、馬油の用途拡大に大いに役立つものである。表4
、表8、表10及び表11の結果の通り、馬油脂肪酸エ
ステルを配合した育毛ローション及び乳液は保存安定性
が優れ、又使用感も優れていた。馬油を配合した育毛ロ
ーション及び乳液は、保存安定性が悪く、又使用感も悪
かった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  馬油脂肪酸又は水素添加馬油脂肪酸の
    エステル化物、馬油又は水素添加馬油をエステル交換反
    応して得られる馬油脂肪酸エステルの少なくとも一種を
    含有する事を特徴とする化粧料組成物。
  2. 【請求項2】  馬油脂肪酸エステルを構成するアルコ
    ール残基が、1〜12個の水酸基を有する事を特徴とす
    る請求項1の化粧料組成物。
  3. 【請求項3】  馬油脂肪酸エステルを構成するアルコ
    ール残基の炭素数が1〜27の直鎖又は、分岐鎖の飽和
    又は不飽和アルコールである事を特徴とする請求項1、
    又は請求項2の化粧料組成物。
JP10689191A 1991-04-10 1991-04-10 化粧料組成物 Pending JPH04312510A (ja)

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JP10689191A JPH04312510A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 化粧料組成物

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