JPH04312390A - ブラシレスモータの起動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの起動装置

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JPH04312390A
JPH04312390A JP3074953A JP7495391A JPH04312390A JP H04312390 A JPH04312390 A JP H04312390A JP 3074953 A JP3074953 A JP 3074953A JP 7495391 A JP7495391 A JP 7495391A JP H04312390 A JPH04312390 A JP H04312390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brushless motor
magnet rotor
phase
time
positioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP3074953A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Oshiro
滋 大城
Masahiro Sumino
角野 正浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3074953A priority Critical patent/JPH04312390A/ja
Publication of JPH04312390A publication Critical patent/JPH04312390A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータにかか
りコイルに誘起される誘起電圧によって磁石回転子とコ
イルとの相対的位置を検出し運転するブラシレスモータ
の起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のブラシレスモータは、特公
昭55−19147にも見られる図4に示すようにU相
、V相に通電し位置決めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、U相、
V相の通電による位置決めでは磁石回転子の着磁のばら
つきや負荷のばらつきによる磁石回転子の停止位置のば
らつきにより安定な始動加速が得られなかったり、最悪
の場合には起動できないといった不具合を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明は磁石回転子の着磁のばらつきの影響を受け
ない回転角度で磁石回転子を位置決めをしてブラシレス
モータを起動するものである。
【0005】また、残りの相の通電時間をごく短時間に
行いブラシレスモータを起動するものである。
【0006】さらに、ある固定された相の通電期間と残
りの相の通電期間を、通常運転よりも低い電圧としてブ
ラシレスモータを起動するものである。
【0007】
【作用】本発明は、始動時に第1位置決めとしてある固
定された相を通電して一旦磁石回転子をある位置まで回
転させ、その後第2位置決めとして残りの相を通電し、
第1位置決めによって決められる停止位置とは異なった
位置に磁石回転子を固定してブラシレスモータの運転を
起動するものである。
【0008】また、前記第2位置決めをごく短い期間だ
け行いブラシレスモータの運転を起動するものである。
【0009】さらに、前記第1位置決めと、前記第2位
置決めをするときの運転電圧を通常運転時の運転電圧よ
りも低くしてブラシレスモータの運転を起動するもので
ある。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1、図2、図3
、図4、図5、図6をもとに説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成図で、1は
スイッチング素子群、2はブラシレスモータ、3は回転
信号検出器、4は回転制御装置、5はブラシレスモータ
の駆動電源をそれぞれ示し、同図に示すように接続され
ている。
【0012】図2は2ブラシレスモータのU相コイルを
示す図で矢印の方向に電流が流れたときに図に示す極性
の電磁石になる。
【0013】図3は2ブラシレスモータのコイル構成を
示す図で、2uはU相コイル、2vはV相コイル、2w
はW相コイル、2Rは磁石回転子を示し、それぞれのコ
イルは同図のように接続されている。
【0014】図4は、本発明のブラシレスモータの起動
装置による電流モードの解説図である。
【0015】図5、図6は、本発明のブラシレスモータ
の起動装置による各相の電流方向と磁石回転子2Rの回
転を示す解説図である。
【0016】図7は本発明の請求項3をしめす電圧状態
の解説図で横軸は図4の時刻に相当し、縦軸に駆動電源
5の出力電圧を示している。
【0017】図1に於て、ブラシレスモータ2が回転す
ることにより得られるコイルの電圧信号を回転信号検出
器3により位置信号に変換し、この信号を回転制御装置
4でスイッチング素子群1の駆動信号に変換してブラシ
レスモータ2を運転している。
【0018】図2に於て、図中下向きの電流が流れるこ
とによりU相コイル2uにはN極の電磁石になり反対に
上向きの電流が流れることによりU相コイル2uにはS
極の電磁石になる。
【0019】図3に於て、各相のコイル2u,2v,2
wは同図のように120゜毎に配置され、それぞれ同図
のように結線されている。各相のコイル2u,2v,2
wの中心には磁石回転子2Rが配置されている。磁石回
転子2Rは同図に示すように4分割されN極、S極に着
磁されている。
【0020】図4に於て、横軸には時間、縦軸には各相
コイル2u,2v,2wの電流状態が示されている。電
流状態の上側(正方向)ではコイルには図2に示すN極
が発生し、下側(負方向)ではコイルにはS極が発生す
る。時刻T0からT1までU相コイル2uには正方向の
電流を流し、V相コイル2vには負方向の電流を流して
いる。W相コイル2wには電流は流れていない。図5に
於て磁石回転子2Rの動作を説明する。図4の時刻T0
の前では磁石回転子2Rは図5の左に示す回転位置であ
ったとする。時刻T0でU相コイル2uには正方向の電
流を流し、V相コイル2vには負方向の電流を流してい
る。従って磁石回転子2RはU相コイル2u、V相コイ
ル2vに発生するN極、S極によって磁石回転子2Rは
図5の右に示す回転位置まで回転して位置決めされる。 これを第1位置決めとする。次に図4の時刻T1からT
2までU相コイル2uには正方向の電流を流し、V相コ
イル2vには負方向の電流を流し、W相コイル2wには
負方向の電流を流す。すると、図6に示すようにU相コ
イル2uにはN極が発生し、V相コイル2vにはS極が
発生し、W相コイル2wにはS極が発生して磁石回転子
2Rに作用して図6左に示す回転位置から図6右に示す
回転位置まで回転して位置決めされる。これを第2位置
決めとする。
【0021】このように、第1位置決め、第2位置決め
と行うことによって従来例の第1位置決めだけの磁石回
転子2Rの回転位置とは異なった回転位置に磁石回転子
2Rを位置決めすることができる。従って第1位置決め
、第2位置決めによる磁石回転子2Rの回転位置より起
動運転を開始することができ、きわめて確実な起動運転
と安定な始動加速が得られる。
【0022】さらに請求項2に示す第2位置決め(図4
の時刻T1から時刻T2)の時間をごく短時間で行えば
、第2位置決め中の大電流の流れる時間を限定すること
ができ、スイッチング素子群1、駆動電源5などを保護
できる。
【0023】また、請求項3に示す、前記位置決めを通
常運転よりも低い電圧とすることを特徴としたブラシレ
スモータの起動装置は図7に示すように時刻T0から始
まり時刻T2までの位置決めまでは駆動電源5の出力電
圧を同図中の電圧V1とし、時刻T2からは駆動電源5
の出力電圧を電圧V1よりも高い電圧V2として起動運
転を行うようにする。このようにすれば、位置決めの際
の磁石回転子2Rの急激な回転にともなう振動等の不安
定な挙動を小さくすることができる。
【0024】
【発明の効果】上記の説明で明らかなように、本発明は
3相結線されたコイルと、6個の制御電極付き半導体ス
イッチング素子を3相ブリッジ接続して形成したスイッ
チング素子群と、磁石回転子とを有し、前記コイルより
生ずる電圧信号を検出して前記スイッチング素子群を制
御して前記磁石回転子を回転させるブラシレスモータに
於て、始動時にある固定された相を一定時間通電しその
後残りの相にも一定時間通電した後にブラシレスモータ
の運転を起動することを特徴としたブラシレスモータの
起動装置でありこれによれば位置決め動作が確実になり
、きわめて確実な起動運転ができ、安定した始動加速が
得られ、ブラシレスモータの運転の信頼性を著しく向上
させる。
【0025】また前記のブラシレスモータの起動装置に
於て残りの相の通電時間をごく短時間だけ行うことを特
徴としたブラシレスモータの起動装置によれば、第2位
置決め中の大電流の流れる時間を限定して駆動電源を安
全に動作させることができる。  さらに前記のブラシ
レスモータの起動装置に於て前記位置決め中の駆動電源
の出力電圧を通常運転よりも低い電圧とすることを特徴
としたブラシレスモータの起動装置によれば、前記位置
決め動作中に起こる振動や振動によって発生する音など
を押え、円滑にブラシレスモータを運転することができ
る。
【0026】さらに構成が簡単で安価にそして容易に実
現できるなど数々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】同ブラシレスモータのU相コイルを示す構成図
【図3】(a)はブラシレスモータのコイル構成を示す
構成図 (b)は同構成図
【図4】本発明のブラシレスモータの起動装置による電
流モードの波形図
【図5】本発明のブラシレスモータの起動装置による各
相の電流方向と磁石回転子の回転を示す構成図
【図6】
同構成図
【図7】他の実施例における電圧状態の波形図
【符号の説明】
1  スイッチング素子群 2  ブラシレスモータ 3  回転信号検出器 4  回転制御装置 5  ブラシレスモータの駆動電源 2u、2v、2w  各相のコイル 2R  磁石回転子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相結線されたコイルと、6個の制御電極
    付き半導体スイッチング素子を3相ブリッジ接続して形
    成したスイッチング素子群と、磁石回転子とを有し、前
    記コイルより生ずる電圧信号を検出して前記スイッチン
    グ素子群を制御して前記磁石回転子を回転させるブラシ
    レスモータに於て、始動時にある固定された相を一定時
    間通電しその後残りの相にも一定時間通電した後にブラ
    シレスモータの運転を起動することを特徴としたブラシ
    レスモータの起動装置。
  2. 【請求項2】残りの相の通電時間をごく短時間だけ行う
    ことを特徴とした請求項1記載のブラシレスモータの起
    動装置。
  3. 【請求項3】ある固定された相の通電期間と残りの相の
    通電期間を、通常運転よりも低い電圧とすることを特徴
    とした請求項1記載のブラシレスモータの起動装置。
JP3074953A 1991-04-08 1991-04-08 ブラシレスモータの起動装置 Pending JPH04312390A (ja)

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