JPH0431224A - コーンスリーブ供給装置 - Google Patents

コーンスリーブ供給装置

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JPH0431224A
JPH0431224A JP12968690A JP12968690A JPH0431224A JP H0431224 A JPH0431224 A JP H0431224A JP 12968690 A JP12968690 A JP 12968690A JP 12968690 A JP12968690 A JP 12968690A JP H0431224 A JPH0431224 A JP H0431224A
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sleeve
sleeves
cone sleeve
cup
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Sadamasa Ando
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Nissei Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数個重積されたコーンスリーブを個々に取
出し、連続的に搬送されてくる個々のコーンカップに順
次供給するのに供されるコーンスリーブ供給装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、アイスクリームやソフトクリーム等の冷菓用
の容器として、ウェハースから成る円錐形の可食客器、
いわゆる、コーンカップが用いられ、このコーンカップ
には、通常、その外周面に、例えば紙等のシートを円錐
状にして作製したコーンスリーブが衛生上の配慮から装
着されている。
コーンカップにコーンスリーブを装着するには、連続的
に搬送されてくる個々のコーンカップにコーンスリーブ
を順次供給するコーンスリーブ供給装置が使用されてお
り、このようなコーンスリーブ供給装置の具体例が、例
えば特開昭59−152123号公報に記載されている
。その装置では、多数個のコーンスリーブが尖頭端を供
給方向にして互いに重積された状態で、傾斜したスリー
ブ収容部に沿って収容されている。そして、最下端から
2番目以上のコーンスリーブにおける開口端縁部近傍を
一対の挟持部材にて中心方向にやや変形させた状態で挟
持すると共に、このとき最下端のコーンスリーブとの間
に生じる隙間にエアを吹き込み、これにより、最下端の
コーンスリーブをその上方のコーンスリーブから分離さ
せて自重により落下させ、コーンカップの搬送路へと供
給するようになっている。また、このような供給が生じ
る毎に、重積状態のコーンスリーブは、傾斜しているス
リーブ収容部に沿って、自重により取出方向に移動する
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の構造では、スリーブ収容部か
ら一個ずつのコーンスリーブが順次供給されるべきもの
が、同時に複数のコーンスリーブがスリーブ収容部から
排出される等の供給の誤動作を生じ易いという問題点を
有している。それは、通常、紙を円錐状にして作製され
ているコーンスリーブは変形を生じ易(、また、重積状
態で保管される場合に、隣接するコーンスリーブ間の密
着力が高まって容易には分離しにくくなること等に起因
している。つまり、コーンスリーブを重積状態としてス
リーブ収容部に載置するまでの移送の過程で、局部的に
外力が加えられた場合等に、その外力に応じて開口端形
状が本来の円形形状とは異なる形状に容易に変形する。
このため、一対の挟持部材を把持位置に位置させたとし
ても、すでにこの部位に変形が生じている場合には把持
力が作用せず、したがって、最下部の落下移動に伴って
、把持力の作用していないその上方のコーンスリーブも
同時に落下していくものとなる。一方、例えば鉛直方向
に重積している保管期間が長いような場合には、隣接す
るコーンスリーブ間の密着力が高くなり、この場合には
、例えば、最下端から2番目のコーンスリーブを挟持部
材で挾持してこの部位を変形させる場合に、このコーン
スリーブとの密着力の高い最下端のコーンスリーブにも
同様な変形を生じてエアが吹き込まれる隙間が生じず、
最下端のコーンスリーブが分離されなくなってコーン搬
送路への供給が行われなくなる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のコーンスリーブ供給装置は、上記課題を解決す
るために、コーンスリーブが多数個重積された状態で収
容されると共に、取出口から最先端のコーンスリーブの
取出しが行われる毎に、重積状態のコーンスリーブが取
出方向に移動するスリーブ収容部が設けられているコー
ンスリーブ供給装置において、重積状態のコーンスリー
ブにおける一部のコーンスリーブに、重積方向とは直交
する側方から当接して当接部位を中心側に変形させると
共に当接部位に回転力を与え、この当接領域のコーンス
リーブを回転させる捌き手段が設けられていることを特
徴としている。
〔作 用〕
上記によれば、例えば走行駆動されるベルト等により構
成される捌き手段が、重積状態のコーンスリーブにおけ
る一部のコーンスリーブに側方から当接し、当接部位を
中心側に変形させると共に当接領域のコーンスリーブに
回転動作を生じさせる。このような動作を生じさせる場
合、コーンスリーブの開口端縁部が周方向の局部領域で
円形からずれた変形を生じているとき、例えばその変形
領域の両端側で角張った変形状態となっており、このコ
ーンスリーブが回転して当接部位が移動していく間に、
上記の角張った変形領域にその変形方向とは逆方向の中
心側への変形が与えらえることで、局部的な角張った形
状のくせが除かれ、形状が矯正されて、全体が本来の円
形形状に復帰する。また、上記のように中心方向の変形
が与えられるコーンスリーブと、変形せずに円形のまま
のコーンスリーブとの間には隙間が生じ、この隙間の生
じる部位が、回転に伴って全周にわたって順次生じる。
この結果、相互に密着状態であった隣接するコーンスリ
ーブ間に、−旦、空気が進入し、これにより、両者間に
は空気の薄膜層が介在して密着力の緩和された隣接状態
に変化する。このため、スリーブ収容部の取出位置に位
置して取出される場合に、これと隣接するコーンスリー
ブからの分離がスムーズに行われる。
このように、上記においては、スリーブ収容部の取出口
から最先端のコーンスリーブの取出が行われる毎に、重
積状態のコーンスリーブが取出方向へと移動していく際
、上記捌き手段との当接領域を通過時に、順次、円形へ
の形状の矯正と、相互に隣接するコーンスリーブ間の密
着力の低下とが与えられて、取出口へと送られる。この
結果、従来、取出位置における変形状態と密着力とに起
因して生じていた供給不良が低減され、より確実な供給
動作を行わせることが可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第3図に示すように、本発明に係るコーンスリーブ供給
装置を適用して構成されたコーンスリーブ装着装置には
、図において左右方向に延びるコーン搬送路1が設けら
れ、このコーン搬送路1は、送り方向前方側(図におい
て右側、以下、前方側と略記する)が送り方向後方側(
図において左側、以下、後方側と略記する)よりも上方
に位置するように、水平方向から傾斜した状態で配設さ
れている。また、このコーン搬送路1は、送り方向に直
交する方向での断面形状が略■字状に形成されている。
さらに、このコーン搬送路1の前方・後方の各端部には
、それぞれコーン搬送路1を挟む両側に一対のスプロケ
ット(前方側のみ図示する)2が取付けられると共に、
これらスプロケット2に巻き掛けられたチェーン等から
成る搬送駆動機構3が、上記コーン搬送路1の両側部に
それぞれ送り方向に平行に配設されている。この搬送駆
動機構3に、コーン搬送路1の上部に近接して、送り方
向と直交する方向に延びる複数の送りバー4・・・が所
定の間隔で取付けられており、上記搬送駆動機構3を作
動することによって、各送りバー4・・・は、それぞれ
コーン搬送路1上を後方端側から前方端へと移動するよ
うになっている。
上記コーン搬送路1上には、その後方端側で、略円錐形
状のコーンカップ5・・・がその開口端を後方に、尖頭
端を前方にして各送りバー4・4間に順次供給される。
そして、各送りバー4・・・の移動に伴って、これら送
りバー4・・・が、各コーンカップ5・・・の開口端の
高さ方向略中心の部位に当接して押動し、これによって
、各コーンカップ5・・・は、コーン搬送路1上を順次
前方へと搬送されるようになっている。なお、この場合
、各コーンカップ5・・・は、円形開口端の下側縁部に
おける少なくとも二点と、尖頭端とがコーン搬送路1に
接した状態で搬送される。
一方、上記コーン搬送路lの上方に、スリーブ供給装置
6が設けられている。このスリーブ供給装置6は、水平
方向に対して前記コーン搬送路1とは逆方向に傾斜する
スリーブ載置面7を有しており、このスリーブ載置面7
上には、この面7に垂直な方向に延びるスリーブ収容部
8が立設されている。このスリーブ収容部8は、第1図
に示されているように断面略U字形状に形成されており
、このスリーブ収容部8に沿って、第3図のように、相
互に重積状態の多数個のコーンスリーブ9・・・が開口
端を下側、尖頭端を上側にして載置されるようになって
いる。また、上記スリーブ載置面7には、上記のように
載置されるコーンスリーブ9・・・の中心と同軸上の位
置に、コーンスリーブ90円形間口端の直径よりも幾分
大きなスリーブ取出穴(取出口)11が穿設されている
。さらに、このスリーブ取出穴11の中心を挟む対称位
置に、コーンスリーブ9の円形開口端の直径よりも幾分
小さな離間距離をおいて、一対のスリーブストッパ12
・12が取付けられ、これらスリーブストッパ12・1
2に最下端位置のコーンスリーブ9の円形開口端が当接
することによって、コーンスリーブ9・・・全体の下方
への落下が阻止されている。
上記スリーブ載置面7の下側には、複数のガイド棒13
・13によって案内されて上記スリーブ′ili、置面
7への接離方向に移動自在なスライダ14が配設されて
いる。このスライダ14には、棒状の吸着エアブロ−ノ
ズル15の基端側か枢着されている。この吸着エアプロ
ーノズル15には、その先端部にエア吹出口15aが設
けられると共に、中途部に、一対の吸着パッド15b・
15bが取付けられており、それぞれ図示しない流路開
閉弁を介して、エア吹出口15aは圧縮空気源に、また
、吸着パッド15b・15bは真空源にそれぞれ接続さ
れている。上記吸着エアブロ−ノズル15は、スライダ
14への枢着点を中心として、軸心方向が、前記スリー
ブ取出穴11の中心とほぼ一致する方向のスリーブ取出
位置と、前記コーン搬送路1の前方側に向かってほぼ水
平に位置するスリーブブロー位置との間で回動し得るよ
うになっている。
また、上記スリーブ載置面7上には、スリーブ取出穴1
1を挟んで両側に、各ピストンロッドをそれぞれ中心方
向に向けた一対のエアシリンダ16・16が取付けられ
ている。これらエアシリンダ16・16を作動して、各
ピストンロッド先端の押圧パッド部16a・16aをそ
れぞれ前進位置に移動することによって、これら押圧パ
ッド部16a・16aはスリーブ載置面7上の最下端側
のコーンスリーブ9・・・に側方から当接し、さらに当
接部位の中心側への変形を生じさせるようになっている
そして、上記スリーブ供給装置6には、第1図及び第2
図に示すように、コーンスリーブ9・・・を挟んでスリ
ーブ収容部8の中途部と対向する位置に、スリーブブロ
ッキング解除部40がさらに設けられている。このスリ
ーブブロッキング解除部40には、第2図に示すように
、コーンスリーブ9・・・の重積方向に相互に離間して
互いに平行に水平に延びる横枠41・41と、コーンス
リーブ9・・・を挟んで左右の両側の位置で、上記両横
枠41・41間に回転自在に架設された一対のローラ4
2・42と、これらローラ42・42間に巻き掛けられ
たベルト(捌き手段)43とが設けられている。このス
リーブブロッキング解除部40は、図示しないエアシリ
ンダ等の往復駆動機構によって、第1図において矢印A
で示すコーンスリーブ9・・・への接離方向に駆動され
、また、コーンスリーブ9・・・側のブロッキング解除
動作位置においては、図のように、コーンスリーブ9・
・・の外周面に側方からベルト43が当接し、さらにこ
の当接部位におけるコーンスリーブ9・・・に、幾分か
の軸心方向の変形を与えるようになっている。そして、
この状態において、ベルト43を走行させることによっ
て、このベルト43の当接部位近傍のコーンスリーブ9
・・・には、軸心方向の変形と共に回転力が与えられる
一方、第3図のように、前記スライダ14がその最下端
位置に位置すると共に、吸着エアブロ−ノズル15が前
記スリーブブロー位置に位置するときのエア吹出口15
aからのエア吹き出し方向には、コーンスリーブ9の円
形開口端の径よりもやや大きな貫通穴を有する中空状の
シュート17が配設され、そして、上記エア吹出口15
aからの直線的なエアの吹き出し経路とコーン搬送路1
との交差領域、すなわち、スリーブ装着領域21におけ
る上記コーン搬送路1の上方に、スリーブ保持部22が
さらに設けられている。このスリーブ保持部22は、コ
ーン搬送路1に対向する停止板23を下端に有し、この
停止板23は、停止板作動用エアーシリンダ24によっ
て上下方向に駆動される。上記停止板23はほぼ水平に
配設され、したがって、コーン搬送路1との間の離間寸
法は、送り方向前方はど徐々に狭くなるようになってお
り、上記停止板作動用エアーシリンダ24を作動したと
きの下端位置においては、停止板23の前端部とコーン
搬送路1との間が、コーンスリーブ9の開口端の直径よ
りも小さな離間寸法となる位置に、上記停止板23が位
置するようになっている。
また、上記コーン搬送路1におけるスリーブ装着領域2
1よりも手前の領域には、コーン搬送路1に沿って配設
された可動板25と、この可動板25に傾斜変位を生じ
させるため、この可動板25の下側に配設されているカ
ム26とから成る尖頭部持ち上げ機構27が設けられて
いる。上記可動板25はコーン搬送路1を局部的に切欠
いた部位に設けられ、送り方向後方端側でコーン搬送路
1にほぼ連なる高さ位置に配設されると共に、この後方
端側で回動自在に枢着されている。一方、送り方向前方
端側の下面にはカム面摺動突起25aが設けられ、この
カム面摺動突起25aが、前記送りバー4・・・を駆動
する搬送駆動機構3に連動して回転するカム26のカム
面に摺接して上下動する結果、上記可動板25は、その
送り方向前端側が、コーン搬送路1と同じ高さ位置のス
リーブ供給時退避位置と、この退避位置よりも上方に持
ち上げられた持ち上げ位置との間で、上記枢着点を中心
に回動する。
上記コーン搬送路1の前端側には、この前端位置よりも
幾分低い位置に、スリーブ圧着部31がさらに配設され
ている。このスリーブ圧着部31には、略水平方向に相
互に対向する位置に配設された一対の把持部32・32
が設けられ、これら把持部32・32は、図示しないエ
アシリンダ等の往復動機構によって、中心を挟んで相互
に接離する方向の移動を生じると共に、相互に中心側に
位置した把持位置において、図のように、軸心を鉛直方
向にして位置するコーンカップ5、詳しくは、後述する
スリーブ付コーンカップ5sにおけるコーンスリーブ9
の上端側外周の径に等しい離間間隔を置いて位置するよ
うになっている。そして、上記把持部32・32の把持
位置への動きに連動して回動動作を生じる押圧部33が
さらに設けられている。この押圧部33は、一端側の軸
止点を中心として回動するアーム33aの先端部に弾性
体よりなる押圧面33bを設けて構成され、上記アーム
33aがほぼ水平に位置する押圧位置に位置するときに
、上記把持部32・32で把持されているスリーブ付コ
ーンカップ5Sに対し、その開口端の全周にわたって、
上方から押圧面33bが当接し、この状態で、コーンカ
ップ5に下方への押圧力を与えるようになっている。
なお、コーン搬送路lの前端部と上記スリーブ圧着部3
1との間には、コーン搬送路1の前端位置を越えること
で落下移動を生じるスリーブ付コーンカップ5sに対し
、その尖頭端側を下方に向けて上記把持部32・32間
へと案内するための案内板34が配設されている。
また、上記把持部32・32の下側には、これら把持部
32・32を相互に離反する方向に移動したときに、こ
のスリーブ圧着部31から下方に落下していくスリーブ
付コーンカップ5sを移載搬送路35上へと案内する中
空状の移載シニート36が配設されている。略水平方向
に延びる上記移載搬送路35には、前記コーン搬送路1
と同様に、この移載搬送路35と平行に駆動される送り
バー35a・35aが設けられており、この送りバー3
5aの移動に伴って、この移載搬送路35上に載置され
たスリーブ付コーンカップ5Sは、この移[搬送路35
の送り方向前端側へと搬送される。また、この移載搬送
路35の前端に近接する位置に、コーン集積部37が配
設されている。
次に、上記構成のコーンスリーブ装着装置の動作状態に
ついて説明する。
コーン搬送路1には、前記したように、送り方向後方側
で、コーンカップ5・・・がその開口端を後方側に、尖
頭端を前方側にして各送りバー4・4間に順次供給され
、こられコーンカップ5・・・は、各送りバー4・・・
が各コーンカップ5・・・の開口端側に当接して押動す
ることによって、コーン搬送路l上をその前端側へと搬
送される。
一方、このようなコーンカップ5・・・の搬送状態と同
期して、スリーブ供給装置6では、コーンスリーブ9の
取出しとコーン搬送路1への供給が行われる。まず、ス
リーブ収容部8から、その最下部のコーンスリーブ9を
取出すために、吸着エアプローノズル15を、スリーブ
載置面7のスリーブ取出穴11の方向に向けた状態で、
スライダ14がガイド棒13に沿って上昇される。上端
位置において、吸着エアブロ−ノズル15の吸着パッド
15b・15bよりも先端側は、上記スリーブ取出穴1
1を越えて、スリーブ収容部8に載置されているコーン
スリーブ9・・・の最下部のコーンスリーブ9内に位置
し、この状態で、吸着パッド15b・15bが真空源に
接続される。このとき同時に、前記各エアシリンダ16
・16が作動されて、各ピストンロッド先端の押圧パッ
ド部16a・16aによって、下端側のコーンスリーブ
9・・・に中心側への変形が生じ、その変形部位が、上
記吸着パッド15b・15bに密着して吸着される。
その後、上記各エアシリンダ16・16をそれぞれ後退
させることにより、最下部のコーンスリーブ9は、吸着
パッド15b・15bへの吸着状態で保持される一方、
吸着力が作用しない上方のコーンスリーブ9・・・は1
、はぼ円形形状に復帰する。
次いで、スライダ14は、ガイド棒13に沿う最下端の
スリーブブロー位置へと下降される。このとき、最下部
のコーンスリーブ9は、吸着パッド15b・15bによ
る吸着部位の離間間隔が、スリーブ取出穴11に設けら
れているスリーブストッパ12の離間間隔よりも小さく
なっている結果、その上方のコーンスリーブ9・・・か
ら分離されて、スリーブ取出穴11を通して下方に取出
される。
そして、上記のようにスリーブ収容部8から最下部のコ
ーンスリーブ9が取出される毎に、前記のスリーブブロ
ッキング解除部40が作動される。
すなわち、ベルト43をスリーブ収容部8内で重積状態
のコーンスリーブ9・・・に側方から当接させ、そして
、このベルト43を所定の時間走行させた後、コーンス
リーブ9・・・から離間させる操作が行われる。
上記のように、ベルト43をコーンスリーブ9・・・に
当接させて走行させると、コーンスリーブ9・・・には
、当接部位で幾分かの軸心方向の変形を生じながら、ベ
ルト43の走行方向に応じた回転動作を生じる。このよ
うな動作を住しさせることで、コーンスリーブ9・・・
は、いわゆる捌かれることとなって、例えば、開口端形
状が変形している場合には、本来の円形形状に復帰し、
また、最下部位置に位置して取出される時にその上部に
隣接するコーンスリーブ9との分離が、より確実に行わ
れるものとなる。つまり、周方向の局部領域で円形から
ずれた変形を生じている場合、例えばその変形領域の両
端側で角張った変形状態となっている。そこで、上記の
ように平面状のベルト43を押し当てて回転することに
より、角張った形状に変形した部位には、その形状から
ベルト43の平面形状に沿う変形が与えられ、この形状
矯正作用が、回転に伴って全周にわたって繰返されるこ
とで、局部的な角張った形状のくせが除かれて、全体が
本来の円形形状に復帰する。また、上記のようにベルト
43が当接して中心方向の変形が与えれるコーンスリー
ブ9と、その上方でベルト43には当接せずに円形のま
まのコーンスリーブ9との間には隙間が生じ、この隙間
の生じる部位が、回転に伴って全周にわたって順次生じ
るものともなる。この結果、隣接するコーンスリーブ9
・9間に、−旦、空気が進入し、そして、両者間には空
気の薄膜層の介在した隣接状態、すなわち、密着力の低
下した状態に変化する。
このように、スリーブブロッキング解除部40との当接
領域を通過時に、形状の矯正と密着力の低下とが与えら
れてスリーブ取出穴11方向へと送られる結果、前記エ
アシリンダ16・16を復帰位置に後退させる場合に、
吸着されたコーンスリーブ9の上部で隣接するコーンス
リーブ9は、この吸着されたコーンスリーブ9から容易
に離れて円形形状に復帰し、これにより、上記吸着コー
ンスリーブ9が取出される場合にも、その上部のコーン
スリーブ9・・・はスリーブストッパ12・12によっ
て確実に係止され、−個ずつのコーンスリーブ9の取出
しがより確実に行われることとなる。
一方、前記のように、コーンスリーブ9を吸着パッド1
5b・15bで吸着した状態で最下端のスリーブブロー
位置にスライダ14が達すると、吸着エアブロ−ノズル
15は、前記コーン搬送路1に向かうスリーブブロー位
置へと回転される。
そして、コーン搬送路1上のスリーブ装着領域21を一
つの送りバー4が通過した後、この送りバー4よりも一
つ後方の送りバー4がコーンカップ5を押動しているこ
とが図示しない光電検出器等で確認された上で、吸着パ
ッド15b・15bと真空源との接続が断たれて吸着状
態が解除されると共に、エア吹出口15aに圧縮エアが
供給され、このエア吹出口15aを通して圧縮エアの吹
出しが行われる。この結果、それまで吸着エアブロ−ノ
ズル15に吸着されていたコーンスリーブ9は、はぼ水
平方向にシュート17内を通してコーン搬送路1のスリ
ーブ装着領域21に向かって直線的に吹き飛ばされ、上
記スリーブ装着領域21ヘと供給される。
このとき、スリーブ装着領域21におけるスリーブ保持
部22では、停止板23がその下端位置に位置しており
、この状態で、上記のように、スリーブ供給装置6から
コーンスリーブ9がその尖頭端側を送り方向前方側にし
て供給されることによって、このコーンスリーブ9は、
停止板23とコーン搬送路1との間にこのコーン搬送路
1の送り方向後方側から入り込み、そして、停止板23
の前端部がコーンスリーブ9の上側の外周面に当接する
位置において、コーン搬送路1に沿って停止し、保持さ
れる。
上記のようなコーンスリーブ9のコーン搬送路1への供
給後、後方のコーンカップ5がスリーブ装着領域21に
達する前に、尖頭部持ち上げ機構27の可動板25は、
上記スリーブ供給時退避位置から、前記持上げ位置に位
置するように、カム26の回転に応じて変化される。そ
して、この後、後方のコーンカップ5が、上記持上げ位
置に位置する可動板25に沿って移動する際には、この
コーンカップ5の尖頭端側は、その送り方向前方で保持
されているコーンスリーブ9の開口端の縁部における最
下部位置の高さよりも上に持上げられながら、このコー
ンスリーブ9側に移動する。
これにより、上記コーンカップ5の尖頭端は、コーンス
リーブ9の開口端を通して、このコーンスリーブ9内に
進入していくととなる。こうして、コーンカップ5の尖
頭端が可動板25を越えてコーンスリーブ9内に進入し
た時に、上記可動板25は前記スリーブ供給時退避位置
に復帰されると共に、停止板23は上昇され、この停止
板23とコーン搬送路1との間には、コーンカップ5の
開口端の径よりも大きな離間距離が形成される。
そして、上記コーンカップ5がなおもコーン搬送路1に
沿って前端側へと移動される結果、コーンスリーブ9の
内面形状に沿ってコーンカップ5の尖頭端側外周面が嵌
合状態となるまで進入した状態、すなわち、コーンスリ
ーブ9の装着状1!(以下、こうしてコーンスリーブ9
が装着されたコーンカップ5をスリーブ付コーンカップ
5Sという)となった後、このスリーブ付コーンカップ
5Sは、さらに、コーン搬送路1の前端側へと送りバー
4によって搬送される。
上記スリーブ付コーンカップ5sが、コーン搬送路1の
前端部に達し、さらに、二〇前端部を越えると落下方向
の移動を生じる。そして、この移動は、前記案内板34
によって、スリーブ付コーンカップ5sには、その尖頭
端側を下方に向けて軸心がほぼ鉛直方向に向くようなほ
ぼ90度の回転動作を伴いながら行われる。そしてこの
間、前記スリーブ圧着部31における押圧部33は、上
記スリーブ付コーンカップ5sの移動経路から外れた退
避位置に位置すると共に、把持部32・32は、相互に
中心側に位置した把持位置に位置している。したがって
、上記のように回転を伴いながら落下するスリーブ付コ
ーンカップ5sは、その尖頭端側から、把持部32・3
2間に進入し、そして、これら把持部32・32の相対
向面間に、スリーブ付コーンカップ5sの外周面の中途
部が当接した把持状態で、軸心をほぼ鉛直方向にして保
持される。
そして、この状態で、前記押圧部33を回動させる作動
が行われる。これにより、この押圧部33のアーム33
a先端に設けられている押圧面33bが、スリーブ付コ
ーンカップ5sの開口端の全周にわたって上方から当接
し、さらに、把持部32・32によってコーンスリーブ
9の上部側を把持している状態で、コーンカップ5に対
して、下方への押圧力が与えられる。この結果、例えば
、コーンカップ5とコーンスリーブ9との間に隙間が存
していたような装着状態であったような場合には、この
隙間から空気層が排除されて、コーンカップ5とコーン
スリーブ9の密着度合が高められる。
上記のような押圧部33による押圧操作を完了すると、
この押圧部33は、前記退避位置に復帰移動されると共
に、把持部32・32は相互に離間する方向に移動され
、これにより、スリーブ付コーンカップ5sの把持状態
が解除されて、このスリーブ付コーンカップ5sは、さ
らに下方へと落下する。このときの落下移動は、前記移
載シュート36に沿って生じ、この結果、この移載シュ
ート36から、前記移載搬送路35上に、軸心方向をほ
ぼ水平にして載置される。そして、この移載搬送路35
に沿って、送りバー35a・35aにより、この移載搬
送路35の送り方向先端側に配置されているコーン集積
部37上へと移載される。
以上のような手順が、コーン搬送路l上を送りバー4・
・・によフて順次搬送されるコーンカップ5・・・毎に
繰返されて、順次、スリーブ付コーンカップ5sが上記
コーン集積部37上に移載されてくる。この結果、この
コーン集積部37上においては、各スリーブ付コーンカ
ップ5s・・・が重積されていき、この重積数が所定の
個数に達すると、このコーン集積部37から取出されて
梱包される。
以上の説明のように、上記実施例のコーンスリーブ装着
装置によれば、コーン搬送路1上を順次搬送されるコー
ンカップ5・・・毎に、コーンスリーブ9を装着し、そ
の後、コーンスリーブ9の装着されたスリーブ付コーン
カップ5Sを重積するまでの操作が一貫して自動的に行
われる。そして、コーン搬送路lにコーンスリーブ9を
供給するスリーブ供給装置6には、スリーブ収容部8に
載置されているコーンスリーブ9・・・に、側方から当
接して当接部位を中心側に変形させると共に当接部位に
回転力を与えるスリーブブロッキング解除部40が設け
られている。これにより、前記したように、各コーンス
リーブ9・・・には、その開口端の形状を本来の円形へ
と矯正する作用と、相互に隣接するコーンスリーブ間の
密着力の低下とが与えられて、スリーブ取出穴11方向
へと送られる。
この結果、従来、取出位置における変形状態と密着力と
に起因して生じていた供給不良が低減され、コーンスリ
ーブ9は一個ずつ確実に取出されてコーン搬送路1へと
供給される。
なお、上記実施例は本発明の範囲を限定するものではな
(、本発明の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば
、上記実施例においては、コーンスリーブ9を真空吸着
によりスリーブ収容部8から取出す方式を採用している
が、自重落下を併用して取出す等のその他の方式を採用
した装置にも本発明を適用して構成することが可能であ
る。また、上記実施例においては、ベルト43を当接さ
せたとき、この当接領域から離れた下方や上方のコーン
スリーブ9・・・は、スリーブ収容部8との摩擦抵抗に
よって非回転状態で保持され、当接領域近傍のコーンス
リーブ9・・・のみが回転するものとなっているが、ス
リーブブロッキング解除部40をより下端側に設ける場
合等において、スリーブ取出穴11付近のコーンスリー
ブ9・・・に回転動作を生じないようにするために、さ
らに、この領域のコーンスリーブ9・・・の外周に接す
る回転防止具を設けるようにすることもできる。また、
上記実施例においては、コーンスリーブ9・・・の片側
がらベルト43を当接させる構成としたが、コーンスリ
ーブ9・・・の両側にそれぞれベルト43を設ける構成
や、ベルト43に替えて、回転体を設け、その外周面を
コーンスリーブ9・・・に当接させる等のその他の構成
とすることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明のコーンスリーブ供給装置は、以上のように、重
積状態のコーンスリーブにおける一部のコーンスリーブ
に、重積方向とは直交する側方から当接して当接部位を
中心側に変形させると共に当接部位に回転力を与え、こ
の当接領域のコーンスリーブを回転させる捌き手段が設
けられている構成である。
それゆえ、コーンスリーブには、その開口端形状の円形
形状への矯正と、相互に隣接するコーンスリーブ間の密
着力の低下とが与えられて、スリーブ収容部の取出口へ
と送られるので、取出位置における変形状態と密着力と
に起因して従来生じていた供給不良が低減され、より確
実な供給動作を行わせることが可能になるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図はコーンスリーブ供給装置におけるスリ−プ収容
部とスリーブブロッキング解除部との平面図である。 第2図は上記スリーブブロッキング解除部の正面図であ
る。 第3図は上記コーンスリーブ供給装置を備えるコーンス
リーブ装着装置の全体の構成模式図である。 6はコーンスリーブ供給装置、8はスリーブ収容部、9
はコーンスリーブ、11はスリーブ取出火(取出口)、
43はベルト(捌き手段)である。 特許出願人     日  世 株式会社第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コーンスリーブが多数個重積された状態で収容され
    ると共に、取出口から最先端のコーンスリーブの取出し
    が行われる毎に、重積状態のコーンスリーブが取出方向
    に移動するスリーブ収容部が設けられているコーンスリ
    ーブ供給装置において、 重積状態のコーンスリーブにおける一部のコーンスリー
    ブに、重積方向とは直交する側方から当接して当接部位
    を中心側に変形させると共に当接部位に回転力を与え、
    この当接領域のコーンスリーブを回転させる捌き手段が
    設けられていることを特徴とするコーンスリーブ供給装
    置。
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