JPH0431205A - 個装体製造装置 - Google Patents
個装体製造装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
止するため、内容物を収納した包装体を不活性ガスと共
に外袋内に封入する個装体の製造装置に関する。
ー粉、茶の葉、調味料粉体、薬品剤などの内容物が通気
性袋体内に収納された、所謂ティーバッグ形式の包装体
が流通している。この包装体は製造から使用までの間に
おける内容物の空気酸化や放香、あるいは吸湿による品
質劣化を防止するため、不活性ガスと共にガスバリヤ性
の外袋内に封入されて供給されている。かかる個装体の
製造は、あらかじめ成形された外袋の開口部から包装体
を差し入れ、外袋内を不活性ガス置換した後、外袋の開
口部を封着することで行われており、外袋の成形と不活
性ガス置換と開口部封着とを順に行う必要があるため、
工程数が多く、大量生産に限界を生じていた。
2−258348号)では、包装体を収納する外袋を成
形しながら外袋内を不活性ガス置換して個装体を製造す
る装置が開示されている。
るためガイド筒の内部を不活性ガス置換して包装体を投
入する一方、ガイド筒に沿って包材を摺動させながら封
着して外袋を成形する構造となっている。これにより外
袋の成形と不活性ガス置換とを連続的に行うことができ
るため、大量生産に適合させることかできる。
十分に排出することができず、包装体内に空気が残存す
ることがある。すなわちガイド筒に沿って成形される外
袋の内部は、ガイド筒内の不活性ガス置換によって99
.5%程度のガス置換率となっているが、外袋内に収納
された包装体の内部までのガス置換が行われに<(、包
装体内に空気が残存するためである。このような空気の
残存は、包装体内の内容物の酸化、放香、品質劣化をま
ねくため好ましくなく、個装体を連続生産する上での問
題点となっていた。
に包装体を封入した個装体を連続生産するに際して、包
装体の内部の空気を確実に駆逐して包装体の内部までも
十分に不活性ガス置換することが可能な個装体製造装置
を提供することを目的としている。
容物を通気性袋体内に収納した包装体が投入されるガイ
ド筒と、少なくとも外周面が弾性を有して成形され前記
ガイド筒の入口部分を封鎖するように設けられ、前記包
装体を両側から押圧しながらガイド筒内に送り込むよう
に回転する一対の押圧ローラと、この押圧ローラ下方の
ガイド筒内を不活性ガス雰囲気とするように不活性ガス
を供給する不活性ガス供給手段と、前記ガイド筒の外面
に沿って帯状のガスバリヤ性包材を供給しながら包材の
長手方向の側端部を封着して筒状に成形すると共に、包
材の長手方向と交差する方向を封着して前記包装体が内
部に封入される外袋を成形する外袋成形機とを備えてい
ることを特徴とする。
袋成形機によ”り筒状に成形された外袋とによりガイド
筒はその上下が封鎖されており、ガイド筒は高置換率の
不活性ガス雰囲気となっている。押圧ローラはこのガイ
ド筒内に包装体を送り込むように回転するが、送り込み
の際には包装体に両側から押圧して回転するため、包装
体内の空気を駆逐するように作用する。従って、包装体
内に残存する空気がなくなり、包装体の内部をも高置換
率の不活性ガス雰囲気とすることができる。
具体的に説明する。
ド筒の断面図、第3図はガイド筒の入口部分を示す斜視
図である。縦長のガイド筒1と、ガイド筒1に沿って配
設された外袋成形機2とを備えると共に、ガイド筒1の
入口部分に押圧ローラ3が設けられて個装体製造装置が
構成されている。また、二〇個装体製造装置のガイド筒
1上方には、クランプアーム41を有する搬送ロータ4
0が配設されており、クランプアーム41の往復回転に
よって包装体30を所定のタイミングでガイド筒1に供
給するようになっている。
投入されると共に、その外面に沿って包材4が摺動する
ものであり、上下端部が開放された状態で架台5に起立
状に支持されている。このガイド筒1の上部の一側には
包材4をガイド筒1に沿うように案内するガイド板6が
配設されている。
筒1の外周に沿う先細り状に成形されており、包材4は
その幅方向両端部がガイド板6の下端部分からガイド筒
1の長手方向と直交する方向に引き出されてガイド筒1
を挾むように案内される(第1図参照)。これにより包
材4はニラ折りされた状態でガイド筒1を覆った状態と
なり、この状態で下方向に移動しながら外袋成形機2に
よって個々の外袋35に成形される。この場合、包材4
としては、アルミニウム箔やポリ塩化ビニリデンなどの
ガスバリヤ層にポレオレフィンなどの熱溶着性プラスチ
ック層が積層されたガスバリヤ性素材が使用され、ロー
ル状に巻回された供給ロール7から連続した帯状となっ
てガイド筒1に供給される。
よび横シール機23の順でガイド筒1に沿って配設され
ることにより構成されている。フィードローラ21はガ
イド筒1を包むようにニラ折りされた包材4の重合側端
部に転接して包材4がガイド筒1に沿って摺動する推進
力を付与するものであり、架台5の側面に取り付けられ
たモータ25の出力軸に取り付けられて、回転駆動する
。
1の長手方向に沿って設けられており、ニラ折りされた
包材4の重合側端部を連続的に封着する。これにより、
包材4は筒状に成形される。
置すると共に、ガイド筒1の長手方向と直交するように
設けられており、縦シール機22によって筒状に成形さ
れた包材4に対して直交方向の封着線を所定間隔で成形
するようになっている。
機23によって袋状の外袋に成形されるが、横シール2
3の封着線によって包材4の下端部が封鎖されるため、
ガイド筒1の下側は外気侵入のない密封空間となり、後
述するようにガイド筒1内を高濃度の不活性ガス雰囲気
とすることかできる。この場合、横シール機23はカッ
タ24か出没自在に内蔵されている。二〇カッタ24は
第1図および第2図に示すように、横シール機23の略
中央位置を横切るように取り付けられており、その進出
によって横シール機23により形成された封着線を2分
して、外袋35を包材4から分離するものであり、これ
により、個々の個装体36として取り出されるようにな
っている。なお、横シール機24はシリンダ26(第2
図参照)によって包材4を挾むように進退移動して横方
向の到着を行うと共に、包材4を挾んだ状態では下方向
にも移動して、包材4の引き下ろしを行うように作用す
る。
1の入口部分に取り付けられている。この一対の押圧ロ
ーラ3は相互に転接すると共に、ガイド筒1の内面にも
転接するように回転駆動され、これによりガイド筒1の
入口部分を封鎖している。押圧ローラ3はその回転によ
って包装体30をガイド筒1内に送り込むものであり、
各押圧ローラ3のプーリ゛8には、第3図に示すように
ベルト15が交差状に掛は渡され、これにより同図矢視
方向に相対回転して、包装体30に送り込み力を作用さ
せている。このような押圧ローラ3がガイド筒1の入口
部分を封鎖することにより、ガイド筒1はその上端部が
外部と遮断された密封空間となる。かかる押圧ローラ3
は全体が、あるいは少なくとも外周面が弾性を有するよ
うに成形されるものである。すなわちゴムあるいはプラ
スチック発泡体などの弾性体によって全体か構成される
か、あるいはこれらの弾性体が各ローラ軸に巻回されて
構成されている。このような弾性体は相互の密着性およ
びガイド筒1内面との密着性に優れるため、上述したガ
イド筒入口部分の封鎖を確実に行うことができるばかり
でなく、包装体30の送り込みの際に、包装体30の両
面を確実に押圧するように作用する。すなわち押圧ロー
ラ3が包装体30に転接すると、包装体30は両面が押
圧されるため、容積が圧縮されて、内部の空気を押し出
すことができる。これに加えて、押圧ローラ3の外周面
が弾性体により構成された構成では、内容物の偏在によ
る凹凸が包装体表面にあっても、その弾性によって包装
体全面を満遍なく押圧して、包装体全体に均一の押圧力
を作用させることができるため、内容物の偏在に起因す
る非押圧部分がなくなり、包装体30内の空気を確実に
駆逐することができる。これにより残存空気が極めて少
ない状態で包装体30をガイド筒1内に送り込むことが
できる。なお、弾性体は包装体30との滑りもないため
、包装体30に確実に転接してガイド筒1内への送り込
みを確実に行うことができ、これにより送りミスに基づ
いた空の個装体の製造もなくなる副次的なメリットも有
している。
部には、包装体30の落下の一時停止を行うゲート9が
設けられている。ゲート9はその枢軸9aの回転で、第
1図破線方向に回動して、ガイド筒1内の通路の遮断お
よび開放を行うものである。かかるゲート9はその通路
の遮断によって包装体30の落下を一時停止して、外袋
成形機2による外袋の成形とのタイミングをとるもので
ある。このためゲート9はソレノイド、シリンダなどの
開閉器10によって回動するが、この開閉器10の作動
は横シール機23を進出作動させるシリンダ26とタイ
ミング調整され、横シール機23が包材4に密着したと
きに、ゲート9が開放されるようになっている(第2図
参照)。かかるゲート9による一時停止により、包装体
30の内部はガイド筒1内に充満している不活性ガスに
よりガス置換される作用も受け、これにより、包装体3
0内のガス置換率が良好となる。なお、かかる不活性ガ
スの流通を確保するため、ゲート9は網目体あるいは多
孔板で形成するのが好ましい。
ガスなどの不活性ガスを供給するガスバイブ11が挿入
されている。このガスバイブ11はガイド筒1下端付近
に達するようにガイド筒1内面に沿って延びるように取
り付けられている。
ており、ガイド筒1内は不活性ガスのプラス圧となって
いる。従って、ガイド筒1下端から垂れ下がる筒状の包
状の包材4内も不活性ガス雰囲気となっており、包材4
から成形される外袋35内は不活性ガスで充満されるこ
ととなる。このようなガスバイブ11に加えて、ガイド
筒1上部にはフラッシュガスバイブ12が挿入されてい
る。このフラッシュガスバイブ12は前記押圧ローラ3
の下方に近接するように開口端がガイド筒1内に挿入さ
れており、押圧ローラ3による包装体30の送り込み時
に不活性ガスを高圧でガイド筒1内に噴射させる断続的
なガス注入を行う。かかるフラッシュガスバイブ12に
よる不活性ガスの高圧噴射により、ガイド筒上部は高濃
度、高圧の不活性ガス雰囲気となるため、包装体30の
送り込み時における外気の侵入を阻止することができる
。しかも押圧ローラ3゛を通過してガイド筒1内に送り
込まれる包装体30に高圧の不活性ガスを噴き付けるた
め、包装体30内を強制的にガス置換することができ、
包装体30内のガス置換率が飛躍的に向上する。
圧ローラ3に案内するためガイド筒1上端部に設けられ
た投入ガイドである。
内容物32が収納されてクランプアーム41に1つずつ
クランプされる。33は袋体31の側面に仮止めされて
取り付けられた摘みタグであり、包装体30の使用時の
便宜のために設けられている。包材4はガイド板6から
ガイド筒1外面に沿って連続的に供給されており、縦シ
ール機22によって側端が封着されると共に、下端部は
横シール機23によって封着されている。又、ガスバイ
ブ11からは不活性ガスが供給され、包材4内およびガ
イド筒1内は不活性ガスで充満している。このような状
態でクランプアーム41から包装体30が投下されると
、一対の押圧ローラ3に挾まれ、同ローラ3の回転によ
ってガイド筒1内に送り込まれる。この押圧ローラ3は
既述したように、その外周面の弾性体によって包装体3
0の両面を満遍なく押圧するため、包装体30内の空気
が確実に駆逐される。また、押圧ローラ3下方ではフラ
ッシュガスバイブ12から高圧の不活性ガスが噴射され
ており、これにより包装体30内が効率良く、不活性ガ
ス置換される。このようにしてガイド筒1内に送り込ま
れた包装体30はゲート9によって落下が一時、停止さ
せられ、この停止時においても、包装体30内に不活性
ガスが進入する。このように包装体30は外袋35内に
収納される以前に、空気の駆逐および不活性ガス置換が
行われるため、内部に残存する空気は殆どなくなってお
り、高濃度の不活性ガス雰囲気となっている。次に、横
シール機23のシリンダ26とのタイミングにより、開
閉器10が作動すると、ゲート9が回動して、ガイド筒
1の通路か開放される。これにより、包装体30はガイ
ド筒1内を落下してガイド筒1下端から垂れ下がった筒
状の包材4内に到達する。この包装体30の落下中には
ガイド筒1内に充満した不活性ガスか包装体30内に流
入するので不活性ガス置換率がさらに高くなる。この包
装体30の落下の後、横シール機23によって包材4の
横方向が封着されると共に、カッタ24によって切断さ
れ、個装体36が得られる。かかる個装体36は、外袋
35内のみならず、包装体30内も不活性ガス置換され
ているため、内容物の空気酸化、放香、品質劣化がなく
、長期間、当初の品質を保つことができる。従って、こ
のような構成では、個装体の連続製造を行うことができ
るばかりでなく、その製造効率を低下させることなく、
確実な不活性ガス置換を行うことができ、良好な品質の
個装体を得ることができる。
々変更が可能であり、例えば押圧ローラ3による空気の
駆逐が良好の場合には、フラッシュガスバイブ]2を省
いても良く、外袋の成形とのタイミングが良好に調整で
きる場合には、ゲート9を省いても良い。
体を押圧して空気の駆逐を行い、その後不活性ガス雰囲
気内で外袋内への封入を行うため、包装体内に空気が残
存することがなく、内容物の品質を長期間、維持するこ
とができる個装体を連続的に製造することができる。
側面図、第2図はそのガイド筒の内部を示す断面図、第
3図はガイド筒の入口部分を示す斜視図である。 1・・・ガイド筒、2・・・外袋成形機、3・・・押圧
ローラ、4・・・包材、11.12・・・ガスバイブ(
不活性カス供給手段)、30・・・包装体、35・・・
外袋、36・・・個装体。 出願人代理人 小 島 和 庸第2 図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内容物を通気性袋体内に収納した包装体が投入されるガ
イド筒と、 少なくとも外周面が弾性を有して成形され前記ガイド筒
の入口部分を封鎖するように設けられ、前記包装体を両
側から押圧しながらガイド筒内に送り込むように回転す
る一対の押圧ローラと、この押圧ローラ下方のガイド筒
内を不活性ガス雰囲気とするように不活性ガスを供給す
る不活性ガス供給手段と、 前記ガイド筒の外面に沿って帯状のガスバリヤ性包材を
供給しながら包材の長手方向の側端部を封着して筒状に
成形すると共に、包材の長手方向と交差する方向を封着
して前記包装体が内部に封入される外装を成形する外装
成形機とを備えていることを特徴とする個袋体製造装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12558990A JP2582308B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 個装体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH0431205A true JPH0431205A (ja) | 1992-02-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12558990A Expired - Lifetime JP2582308B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 個装体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2582308B2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-05-17 JP JP12558990A patent/JP2582308B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582308B2 (ja) | 1997-02-19 |
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