JPH04312053A - 時分割多重多元接続通信方式 - Google Patents
時分割多重多元接続通信方式Info
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- JPH04312053A JPH04312053A JP10677391A JP10677391A JPH04312053A JP H04312053 A JPH04312053 A JP H04312053A JP 10677391 A JP10677391 A JP 10677391A JP 10677391 A JP10677391 A JP 10677391A JP H04312053 A JPH04312053 A JP H04312053A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 5
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 5
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信方式に利用す
る。特に、時分割多重無線通信システムでの無線局障害
時の無線方式に関する。
る。特に、時分割多重無線通信システムでの無線局障害
時の無線方式に関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多重無線通信システムは、例えば
図3に示すように、交換機100に接続される基地局1
01と時分割多重無線回線を介して接続される中継局1
02と、この中継局102と従続的に接続される中継局
103と、中継局102に接続する子局203と、さら
に中継局103に接続される複数の子局201、202
とで構成される。基地局101は中継局102と、中継
局102を介して子局203と中継局103と、さらに
中継局103を介して各子局201、202に対しフレ
ーム同期信号を放送し、各子局はこのフレーム同期信号
に基づき自局に割り当てられたタイムスロットの時間位
置を決定し、この決定したタイムスロットで基地局10
1と送受信を行う。
図3に示すように、交換機100に接続される基地局1
01と時分割多重無線回線を介して接続される中継局1
02と、この中継局102と従続的に接続される中継局
103と、中継局102に接続する子局203と、さら
に中継局103に接続される複数の子局201、202
とで構成される。基地局101は中継局102と、中継
局102を介して子局203と中継局103と、さらに
中継局103を介して各子局201、202に対しフレ
ーム同期信号を放送し、各子局はこのフレーム同期信号
に基づき自局に割り当てられたタイムスロットの時間位
置を決定し、この決定したタイムスロットで基地局10
1と送受信を行う。
【0003】図3を用いて、例えば子局201に接続す
る電話機301と子局203に接続する電話機303と
が通信する場合について説明する。電話機301がオフ
フックすると、子局201から中継局103と中継局1
02を介して基地局101との間で1つのタイムスロッ
トを使用して無線回線が形成され、さらに交換機100
と接続される。このときに電話機301の受話器には交
換機100から送出されるダイアルトーンが送出される
。電話機301で電話機303に相当する電話番号を入
力すると、交換機100から呼び出し信号が送出され、
基地局101から中継局102を介して子局203と子
局201が使用したタイムスロットとは異なるもうひと
つのタイムスロットを使用して無線回線が形成され、電
話機303のベルが鳴る。電話機303をオフフックす
ると、電話機301と電話機303とで通信を行うこと
ができる。なお、電話機の代わりにファクシミリ等の端
末でも通信方法は類似である。
る電話機301と子局203に接続する電話機303と
が通信する場合について説明する。電話機301がオフ
フックすると、子局201から中継局103と中継局1
02を介して基地局101との間で1つのタイムスロッ
トを使用して無線回線が形成され、さらに交換機100
と接続される。このときに電話機301の受話器には交
換機100から送出されるダイアルトーンが送出される
。電話機301で電話機303に相当する電話番号を入
力すると、交換機100から呼び出し信号が送出され、
基地局101から中継局102を介して子局203と子
局201が使用したタイムスロットとは異なるもうひと
つのタイムスロットを使用して無線回線が形成され、電
話機303のベルが鳴る。電話機303をオフフックす
ると、電話機301と電話機303とで通信を行うこと
ができる。なお、電話機の代わりにファクシミリ等の端
末でも通信方法は類似である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例では
、ある局間で障害が発生してこの2局間での無線回線が
形成できなくなると、この障害の発生した局より下位の
局同志の通信が断となる欠点があった。例えば、図2で
、基地局101に障害が発生すると電話機301と電話
機303との通信ができない。同様に、中継局102に
障害が発生すると電話機301と電話機302との通信
が不可能になる。
、ある局間で障害が発生してこの2局間での無線回線が
形成できなくなると、この障害の発生した局より下位の
局同志の通信が断となる欠点があった。例えば、図2で
、基地局101に障害が発生すると電話機301と電話
機303との通信ができない。同様に、中継局102に
障害が発生すると電話機301と電話機302との通信
が不可能になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの基地局
と、複数の子局と、上記基地局と上記子局との間の通信
を中継し、従続接続された中継局とを備えた時分割多重
多元接続通信方式において、上記中継局は、上記基地局
の送信信号に含まれるチャンネル識別用同期信号が規定
時間以上連続して検出されないときにチャンネル識別用
同期信号を出力し、さらに上記同期信号が断になった情
報を示す信号を発生し下位局へ与える手段と、交換機と
、この交換機と接続し下位局との通信をタイムスロット
毎に行う手段とを備え、上記子局は、上記中継局が送出
した上記同期信号が断になったことを示す信号の検出手
段と、上位局とすくなくとも1つ以上のタイムスロット
を使用し通信を行うタイムスロット設定手段とを備えた
ことを特徴とする。
と、複数の子局と、上記基地局と上記子局との間の通信
を中継し、従続接続された中継局とを備えた時分割多重
多元接続通信方式において、上記中継局は、上記基地局
の送信信号に含まれるチャンネル識別用同期信号が規定
時間以上連続して検出されないときにチャンネル識別用
同期信号を出力し、さらに上記同期信号が断になった情
報を示す信号を発生し下位局へ与える手段と、交換機と
、この交換機と接続し下位局との通信をタイムスロット
毎に行う手段とを備え、上記子局は、上記中継局が送出
した上記同期信号が断になったことを示す信号の検出手
段と、上位局とすくなくとも1つ以上のタイムスロット
を使用し通信を行うタイムスロット設定手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】中継局が基地局からの同期信号を受信できなく
なると、この中継局は同期信号と同期信号を受信できな
いことを示す制御コードを下位の子局へ送出する。中継
局に備えられている交換機は交換機インタフェース回路
を経て符号器を介してタイムスロットごとに子局と通信
を行うことができる。子局は、中継局から送出される同
期信号と制御コードを受信すると、あらかじめ設定して
あるスイッチで決定される番号のタイムスロットでのみ
上位局と信号の送受信を行う。
なると、この中継局は同期信号と同期信号を受信できな
いことを示す制御コードを下位の子局へ送出する。中継
局に備えられている交換機は交換機インタフェース回路
を経て符号器を介してタイムスロットごとに子局と通信
を行うことができる。子局は、中継局から送出される同
期信号と制御コードを受信すると、あらかじめ設定して
あるスイッチで決定される番号のタイムスロットでのみ
上位局と信号の送受信を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1に、本発明の一実施例に係わる中継
局の構成を示す。基地局からの信号はアンテナ111か
ら共用器112を経て受信機113で受信され、再生回
路114で再生された後に送信機115で変調増幅され
、共用器119からアンテナ120を経て下位に位置す
る中継局または子局へ送出される。下位局からの信号は
アンテナ120から共用器119を経て受信機118で
受信され、再生回路117で再生された後に送信機11
6で変調増幅され、共用器112からアンテナ111を
経て上位局へ送出される。同期信号検出回路121は受
信機113に接続され、基地局からの同期信号を検出す
る。同期信号検出回路121の出力は制御回路123に
接続している。制御回路123の出力は同期信号発生回
路122、制御コード発生回路124およびスイッチ1
25、126に接続している。制御回路123からの制
御により同期信号発生回路122から同期信号が送信機
115を経て下位局へ送出される。同様に制御回路12
3からの制御により制御コード発生回路124から制御
コードが送信機115を経て下位局へ送出される。受信
機118の出力のひとつはスイッチ126を経て符号復
号器127−1、127−2、…127−Nに接続して
いる。符号復号器127−1、127−2、…127−
Nの出力はスイッチ125を経て送信機115へ接続し
ている。各符号復号機127−1、127−2、…12
7−Nはタイムスロットごとに下位局と通信をし、これ
ら符号器127−1、127−2、…127−Nはそれ
ぞれ交換機インタフェース回路128−1、128−2
、…128−Nを介して交換機129に接続している。
して説明する。図1に、本発明の一実施例に係わる中継
局の構成を示す。基地局からの信号はアンテナ111か
ら共用器112を経て受信機113で受信され、再生回
路114で再生された後に送信機115で変調増幅され
、共用器119からアンテナ120を経て下位に位置す
る中継局または子局へ送出される。下位局からの信号は
アンテナ120から共用器119を経て受信機118で
受信され、再生回路117で再生された後に送信機11
6で変調増幅され、共用器112からアンテナ111を
経て上位局へ送出される。同期信号検出回路121は受
信機113に接続され、基地局からの同期信号を検出す
る。同期信号検出回路121の出力は制御回路123に
接続している。制御回路123の出力は同期信号発生回
路122、制御コード発生回路124およびスイッチ1
25、126に接続している。制御回路123からの制
御により同期信号発生回路122から同期信号が送信機
115を経て下位局へ送出される。同様に制御回路12
3からの制御により制御コード発生回路124から制御
コードが送信機115を経て下位局へ送出される。受信
機118の出力のひとつはスイッチ126を経て符号復
号器127−1、127−2、…127−Nに接続して
いる。符号復号器127−1、127−2、…127−
Nの出力はスイッチ125を経て送信機115へ接続し
ている。各符号復号機127−1、127−2、…12
7−Nはタイムスロットごとに下位局と通信をし、これ
ら符号器127−1、127−2、…127−Nはそれ
ぞれ交換機インタフェース回路128−1、128−2
、…128−Nを介して交換機129に接続している。
【0008】図2は本発明の一実施例に係わる子局の構
成を示す。中継局からの信号は、アンテナ211から共
用器212を経て受信機216で復調され、スイッチ2
14でタイムスロット信号を選択した後に復号器217
に入力し、復号器217の出力は電話機インタフェース
222に入力する。電話機インタフェース222で電話
機311とインタフェースをとる信号がつくられる。電
話機インタフェース222の出力は符号器215に入力
する。符号器215の出力はスイッチ214で所定のタ
イムスロット信号に変換され、送信機213で変調増幅
され、共用器212からアンテナ211を経て上位の中
継局に送出される。受信機216の出力のもうひとつは
同期信号検出回路218と制御コード受信回路219と
に入力し、同期信号検出回路218と制御コード受信回
路219との出力は制御部220に接続している。制御
部220の出力はスイッチ214に接続している。タイ
ムスロット番号をあらかじめ決定するためのスイッチ2
21は制御部220に接続している。
成を示す。中継局からの信号は、アンテナ211から共
用器212を経て受信機216で復調され、スイッチ2
14でタイムスロット信号を選択した後に復号器217
に入力し、復号器217の出力は電話機インタフェース
222に入力する。電話機インタフェース222で電話
機311とインタフェースをとる信号がつくられる。電
話機インタフェース222の出力は符号器215に入力
する。符号器215の出力はスイッチ214で所定のタ
イムスロット信号に変換され、送信機213で変調増幅
され、共用器212からアンテナ211を経て上位の中
継局に送出される。受信機216の出力のもうひとつは
同期信号検出回路218と制御コード受信回路219と
に入力し、同期信号検出回路218と制御コード受信回
路219との出力は制御部220に接続している。制御
部220の出力はスイッチ214に接続している。タイ
ムスロット番号をあらかじめ決定するためのスイッチ2
21は制御部220に接続している。
【0009】すなわち、この実施例は、図1に示すよう
に、1つの基地局101と、複数の子局201、202
および203と、基地局101と子局201、202お
よび203との間の通信を中継し、従続接続された中継
局102および103とを備え、さらに、本発明の特徴
とする手段として、中継局102および103は、基地
局101の送信信号に含まれるチャンネル識別用同期信
号が規定時間以上連続して検出されないときにチャンネ
ル識別用同期信号を出力し、さらに上記同期信号が断に
なった情報を示す信号を発生し下位局へ与える手段であ
る同期信号検出回路121、同期信号発生回路122お
よび制御コード発生回路124と、交換機129と、こ
の交換機129と接続し下位局との通信をタイムスロッ
ト毎に行う手段である符号復号器127−1、127−
2、…127−N、交換機インタフェース回路128−
1、128−2、…128−N、スイッチ125および
スイッチ126とを備え、子局201、202および2
03は、中継局102および103が送出した上記同期
信号が断になったことを示す信号の検出手段である同期
信号検出回路218および制御コード受信回路219と
、上位局とすくなくとも1つ以上のタイムスロットを使
用し通信を行うタイムスロット設定手段である制御部2
20、スイッチ221およびスイッチ214とを備える
。
に、1つの基地局101と、複数の子局201、202
および203と、基地局101と子局201、202お
よび203との間の通信を中継し、従続接続された中継
局102および103とを備え、さらに、本発明の特徴
とする手段として、中継局102および103は、基地
局101の送信信号に含まれるチャンネル識別用同期信
号が規定時間以上連続して検出されないときにチャンネ
ル識別用同期信号を出力し、さらに上記同期信号が断に
なった情報を示す信号を発生し下位局へ与える手段であ
る同期信号検出回路121、同期信号発生回路122お
よび制御コード発生回路124と、交換機129と、こ
の交換機129と接続し下位局との通信をタイムスロッ
ト毎に行う手段である符号復号器127−1、127−
2、…127−N、交換機インタフェース回路128−
1、128−2、…128−N、スイッチ125および
スイッチ126とを備え、子局201、202および2
03は、中継局102および103が送出した上記同期
信号が断になったことを示す信号の検出手段である同期
信号検出回路218および制御コード受信回路219と
、上位局とすくなくとも1つ以上のタイムスロットを使
用し通信を行うタイムスロット設定手段である制御部2
20、スイッチ221およびスイッチ214とを備える
。
【0010】次に図1を使用して中継局の動作について
説明する。基地局からの同期信号はアンテナ111から
共用器112を経て受信機113で復調され、同期信号
検出回路121で検出される。同時に、復調された同期
信号は再生回路114で再生された後に送信機115で
変調増幅され、共用器119からアンテナ120を経て
下位局へ送出される。下位局からの信号はアンテナ12
0から共用器119を経て受信機118で復調され、再
生回路117で再生された後に送信機116で変調増幅
され、共用器112からアンテナ111を介して基地局
へ送出される。上位局からの同期信号が同期信号検出回
路121で検出されなくなると制御回路123が動作し
、同期信号発生回路122と制御コード発生回路124
とを起動し、同期信号発生回路122から同期信号を、
また制御コード発生回路124からは上位局からの同期
信号を検出できなくなったことを示す制御コードが送出
され、送信機115から共用器119およびアンテナ1
20を経て下位局へ送出される。さらに制御回路123
はスイッチ125とスイッチ126をオンとし、符号復
号器127−1、127−2、…127−Nの出力信号
は送信機115へ入力され、受信機118の出力は符号
復号器127−1、127−2、…127−Nに入力さ
れる。この結果、下位局からの信号の内タイムスロット
#1の信号は符号器127−1に入力され、復号されて
音声信号に変換され、交換機インタフェース回路128
−1で交換機129とインタフェースが取られ、交換機
129へ入力される。一方、交換機129からの信号は
交換機インタフェース回路128−1で二線から四線信
号に変換され、符号復号器127−1で符号化され、タ
イムスロット#1で送信機115、共用機119および
アンテナ120を経て下位局へ送出される。同様に、タ
イムスロット#2、…タイムスロット#Nについてもそ
れぞれ符号復号器127−2、…127−Nと接続し、
交換機129とインタフェースを取る交換機インタフェ
ース回路128−2、…128−Nを経て交換機129
の各回線はタイムスロット#2、…タイムスロット#N
を使用して下位局と通信ができる。
説明する。基地局からの同期信号はアンテナ111から
共用器112を経て受信機113で復調され、同期信号
検出回路121で検出される。同時に、復調された同期
信号は再生回路114で再生された後に送信機115で
変調増幅され、共用器119からアンテナ120を経て
下位局へ送出される。下位局からの信号はアンテナ12
0から共用器119を経て受信機118で復調され、再
生回路117で再生された後に送信機116で変調増幅
され、共用器112からアンテナ111を介して基地局
へ送出される。上位局からの同期信号が同期信号検出回
路121で検出されなくなると制御回路123が動作し
、同期信号発生回路122と制御コード発生回路124
とを起動し、同期信号発生回路122から同期信号を、
また制御コード発生回路124からは上位局からの同期
信号を検出できなくなったことを示す制御コードが送出
され、送信機115から共用器119およびアンテナ1
20を経て下位局へ送出される。さらに制御回路123
はスイッチ125とスイッチ126をオンとし、符号復
号器127−1、127−2、…127−Nの出力信号
は送信機115へ入力され、受信機118の出力は符号
復号器127−1、127−2、…127−Nに入力さ
れる。この結果、下位局からの信号の内タイムスロット
#1の信号は符号器127−1に入力され、復号されて
音声信号に変換され、交換機インタフェース回路128
−1で交換機129とインタフェースが取られ、交換機
129へ入力される。一方、交換機129からの信号は
交換機インタフェース回路128−1で二線から四線信
号に変換され、符号復号器127−1で符号化され、タ
イムスロット#1で送信機115、共用機119および
アンテナ120を経て下位局へ送出される。同様に、タ
イムスロット#2、…タイムスロット#Nについてもそ
れぞれ符号復号器127−2、…127−Nと接続し、
交換機129とインタフェースを取る交換機インタフェ
ース回路128−2、…128−Nを経て交換機129
の各回線はタイムスロット#2、…タイムスロット#N
を使用して下位局と通信ができる。
【0011】次に図2を使用して子局の動作について説
明する。上位の中継局からの信号はアンテナ211およ
び共用器212を介して受信機216で復調され、同期
信号検出回路218で同期信号を検出し、この信号によ
りクロックの同期が取られタイムスロット分割または多
重動作ができる。制御コード受信回路219で上位の中
継局から送出されてくる制御コード(上位の中継局が基
地からの同期信号を受信できないことを示す。)が検出
されると、制御コード受信回路219から制御部220
へ制御コード受信情報が入力される。制御部220は制
御コード受信情報を受信すると、スイッチ221で示す
タイムスロット番号に子局が上位の中継局と信号の送受
を行うようにスイッチ214を制御する。すなわち、ス
イッチ221が#1に設定されていると、電話機222
からの出力信号は符号器215で符号化され、スイッチ
214を経てタイムスロット#1の信号に変換され、送
信機213から共用器212およびアンテナ211を経
て上位の中継局へ送出される。一方、上位からの信号は
アンテナ211および共用器212を介して受信機21
6で受信され、スイッチ214でタイムスロット#1の
信号を選択し、復号器217に入力して復号され、電話
機インタフェース222へ入力して電話機へ送出される
。
明する。上位の中継局からの信号はアンテナ211およ
び共用器212を介して受信機216で復調され、同期
信号検出回路218で同期信号を検出し、この信号によ
りクロックの同期が取られタイムスロット分割または多
重動作ができる。制御コード受信回路219で上位の中
継局から送出されてくる制御コード(上位の中継局が基
地からの同期信号を受信できないことを示す。)が検出
されると、制御コード受信回路219から制御部220
へ制御コード受信情報が入力される。制御部220は制
御コード受信情報を受信すると、スイッチ221で示す
タイムスロット番号に子局が上位の中継局と信号の送受
を行うようにスイッチ214を制御する。すなわち、ス
イッチ221が#1に設定されていると、電話機222
からの出力信号は符号器215で符号化され、スイッチ
214を経てタイムスロット#1の信号に変換され、送
信機213から共用器212およびアンテナ211を経
て上位の中継局へ送出される。一方、上位からの信号は
アンテナ211および共用器212を介して受信機21
6で受信され、スイッチ214でタイムスロット#1の
信号を選択し、復号器217に入力して復号され、電話
機インタフェース222へ入力して電話機へ送出される
。
【0012】次に中継機と子局を通して説明する。図3
で基地局101と中継局102の無線回線が断となった
とする。中継局102は基地局からの同期信号を受信で
きなくなるので、中継器103と子局203の方向に中
継局102で発生させた同期信号と基地局からの同期信
号断を示す制御コードとを共に送出する。中継局103
は中継局102と正しく無線回線が形成されているので
、図1で、アンテナ111、共用器112、受信機11
3および再生回路114を経てさらに送信機115で変
調増幅され、共用器119およびアンテナ120から子
局201へ中継局102からの同期信号と制御信号とが
送出される。子局301では同期信号と共に制御コード
が受信されるので、タイムスロット番号を示すスイッチ
により例えばタイムスロット#1で上位局との信号の送
受信の準備ができる。子局201に接続する電話機30
1をオフフックすると、タイムスロット#1で信号が送
出され、この信号は中継局103で受信される。この受
信信号は、図1で、アンテナ120、共用器119、受
信機118、再生回路117、送信機116、さらに共
用器112からアンテナ111を経て中継局102で受
信される。子局201からの信号は、中継局102で、
アンテナ120、共用器119、受信機118、スイッ
チ126を経て符号器127−1で受信され、さらに交
換機インタフェース回路128−1を介して交換機12
9に入力される。この結果、交換機129から送出され
るダイアルトーンが交換機インタフェース回路128−
1から符号復号器127−1で符号化された後にスイッ
チ125、送信機115、共用器119、アンテナ12
0から子局201へ送出され、子局に接続される電話機
301の受話器よりダイアルトーンが送出される。 図3で、電話機303に相当する電話番号を電話機30
1からダイアルすると、このダイアル信号は中継局10
3を経て中継局102に入力し、符号復号器127−1
および交換機インタフェース回路128−1を経て交換
機129に入力する。交換機129からは、子局203
でスイッチに設定されているタイムスロット番号に相当
する回線より呼び出し信号を送出する。交換機129か
らの呼び出し信号を受信した交換機インタフェース回路
128−Nからの信号は符号器127−Nで呼び出し信
号を符号化され、子局203へ送出され、電話機303
から呼び出し音が送出される。電話機303をオフフッ
クすれば、電話機303と電話機301とで通信が可能
になる。
で基地局101と中継局102の無線回線が断となった
とする。中継局102は基地局からの同期信号を受信で
きなくなるので、中継器103と子局203の方向に中
継局102で発生させた同期信号と基地局からの同期信
号断を示す制御コードとを共に送出する。中継局103
は中継局102と正しく無線回線が形成されているので
、図1で、アンテナ111、共用器112、受信機11
3および再生回路114を経てさらに送信機115で変
調増幅され、共用器119およびアンテナ120から子
局201へ中継局102からの同期信号と制御信号とが
送出される。子局301では同期信号と共に制御コード
が受信されるので、タイムスロット番号を示すスイッチ
により例えばタイムスロット#1で上位局との信号の送
受信の準備ができる。子局201に接続する電話機30
1をオフフックすると、タイムスロット#1で信号が送
出され、この信号は中継局103で受信される。この受
信信号は、図1で、アンテナ120、共用器119、受
信機118、再生回路117、送信機116、さらに共
用器112からアンテナ111を経て中継局102で受
信される。子局201からの信号は、中継局102で、
アンテナ120、共用器119、受信機118、スイッ
チ126を経て符号器127−1で受信され、さらに交
換機インタフェース回路128−1を介して交換機12
9に入力される。この結果、交換機129から送出され
るダイアルトーンが交換機インタフェース回路128−
1から符号復号器127−1で符号化された後にスイッ
チ125、送信機115、共用器119、アンテナ12
0から子局201へ送出され、子局に接続される電話機
301の受話器よりダイアルトーンが送出される。 図3で、電話機303に相当する電話番号を電話機30
1からダイアルすると、このダイアル信号は中継局10
3を経て中継局102に入力し、符号復号器127−1
および交換機インタフェース回路128−1を経て交換
機129に入力する。交換機129からは、子局203
でスイッチに設定されているタイムスロット番号に相当
する回線より呼び出し信号を送出する。交換機129か
らの呼び出し信号を受信した交換機インタフェース回路
128−Nからの信号は符号器127−Nで呼び出し信
号を符号化され、子局203へ送出され、電話機303
から呼び出し音が送出される。電話機303をオフフッ
クすれば、電話機303と電話機301とで通信が可能
になる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、中継局
が上位の局からの信号が受信できなくなると、この中継
局から同期信号と上位局との回線断を示す信号とを下位
局へ送出し、この中継局には無線通信方式で使用するタ
イムスロットの数だけの通信回線を有する交換機を接続
し、子局は上位局から送出される上記回線断を示す信号
を受信すると、あらかじめ決定してあるタイムスロット
番号をこの子局が専有し、上位局と通信するようにする
。子局が使用するタイムスロット番号と中継局と接続す
る交換機の回線番号とがお互いに対応するように、中継
局はタイムスロットの分割および多重を行うように構成
されているので、ひとつの無線区間が断となっても、こ
の無線区間より下位の局間の通信を行うことができる効
果がある。
が上位の局からの信号が受信できなくなると、この中継
局から同期信号と上位局との回線断を示す信号とを下位
局へ送出し、この中継局には無線通信方式で使用するタ
イムスロットの数だけの通信回線を有する交換機を接続
し、子局は上位局から送出される上記回線断を示す信号
を受信すると、あらかじめ決定してあるタイムスロット
番号をこの子局が専有し、上位局と通信するようにする
。子局が使用するタイムスロット番号と中継局と接続す
る交換機の回線番号とがお互いに対応するように、中継
局はタイムスロットの分割および多重を行うように構成
されているので、ひとつの無線区間が断となっても、こ
の無線区間より下位の局間の通信を行うことができる効
果がある。
【図1】 本発明実施例の中継局の構成を示すブロッ
ク構成図。
ク構成図。
【図2】 本発明実施例の子局の構成を示すブロック
構成図。
構成図。
【図3】 本発明実施例の全体構成を示すブロック構
成図。
成図。
100 交換機
101 基地局
102、103 中継局
111、120 アンテナ
113、118 受信機
114、117 再生回路
121 同期信号検出回路
122 同期信号発生回路
123 制御回路
124 制御コード発生回路
125、126 スイッチ
127−1、127−2、…127−N 符
号復号器 128−1、128−2、…128−N 交
換機インタフェース回路 129 交換機 201、202、203 子局 211 アンテナ 212 共用器 213 送信機 214 スイッチ 215 符号器 216 受信機 217 復号器 218 同期信号検出回路 219 制御コード受信回路 220 制御部 221 スイッチ 301、302、303 電話機
号復号器 128−1、128−2、…128−N 交
換機インタフェース回路 129 交換機 201、202、203 子局 211 アンテナ 212 共用器 213 送信機 214 スイッチ 215 符号器 216 受信機 217 復号器 218 同期信号検出回路 219 制御コード受信回路 220 制御部 221 スイッチ 301、302、303 電話機
Claims (1)
- 【請求項1】 1つの基地局と、複数の子局と、上記
基地局と上記子局との間の通信を中継し、従続接続され
た中継局とを備えた時分割多重多元接続通信方式におい
て、上記中継局は、上記基地局の送信信号に含まれるチ
ャンネル識別用同期信号が規定時間以上連続して検出さ
れないときにチャンネル識別用同期信号を出力し、さら
に上記同期信号が断になった情報を示す信号を発生し下
位局へ与える手段と、交換機と、この交換機と接続し下
位局との通信をタイムスロット毎に行う手段とを備え、
上記子局は、上記中継局が送出した上記同期信号が断に
なったことを示す信号の検出手段と、上位局とすくなく
とも1つ以上のタイムスロットを使用し通信を行うタイ
ムスロット設定手段とを備えたことを特徴とする時分割
多重多元接続通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106773A JP2705352B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106773A JP2705352B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312053A true JPH04312053A (ja) | 1992-11-04 |
JP2705352B2 JP2705352B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=14442227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3106773A Expired - Fee Related JP2705352B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 時分割多重多元接続通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705352B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01137793A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-30 | Nec Corp | 遠隔集線局自局内呼通話継続方式 |
JPH024031A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-09 | Nec Corp | 無線中継局 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3106773A patent/JP2705352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01137793A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-30 | Nec Corp | 遠隔集線局自局内呼通話継続方式 |
JPH024031A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-09 | Nec Corp | 無線中継局 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2705352B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |