JP3084113B2 - 無通話パターン制御方式 - Google Patents

無通話パターン制御方式

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JP3084113B2
JP3084113B2 JP04005481A JP548192A JP3084113B2 JP 3084113 B2 JP3084113 B2 JP 3084113B2 JP 04005481 A JP04005481 A JP 04005481A JP 548192 A JP548192 A JP 548192A JP 3084113 B2 JP3084113 B2 JP 3084113B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デマンドアサイメント
により通信回線の設定を行う衛星通信、あるいは、その
他の無線通信システムにおいて、通信回線への無通話パ
ターン送出制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星通信を用いて、加入者端末相互間及
び交換機相互間で通信するためには、衛星中継器の有効
利用を図るためデマンドアサイメント方式が用いられて
いる。デマンドアサイメント方式では回線設定命令にも
とづき衛星にデータバースト信号を送出するため衛星回
線が設定されてから通信信号が送出されるまでTDMA
装置内にあるバッファメモリから実際の通信データとは
関係のない不要なデータがゴミデータとして送出され、
該ゴミデータが雑音となって、加入者端末へ転送され
る。また、回線解除時にも、通信信号が切断された後、
データバーストが解除されるまでの間通信回線にはTD
MA装置内部にあるバッファメモリから上述のようなゴ
ミデータが送出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、バッ
ファメモリから、送出されるゴミデータに起因する雑音
は、本来の通話とは別の、無意味な音声となって加入者
端末に出力されたりする不都合を生ずることがあると言
う問題点があった。本発明はこのような従来の問題点を
解決するため成されたものであって、回線設定時や解除
時に、地上回線へのゴミデータが送出されることを防止
する手段を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、同期
の基準となり、かつ、回線制御を一元的に行う基準局
と、その他の地上網と接続される従局とからなり、デマ
ンドアサイメントにより通信回線の設定を行う時分割多
元接続(TDMA)衛星通信システムにおいて、基地局
は地上網からの回線設定要求に基づいて従局に対して回
線設定命令を送出し、従局は該回線設定命令に基づいて
地上網及び衛星回線に対して無通話パターンと基準局に
回線設定情報を送出し、該回線設定情報を受信した基準
局は衛星回線が設定されたことを共通線信号網により地
上網へ通知信号により通知し、該通知信号を受信した地
上網は衛星回線に対して通信信号を送出し、従局で該通
信信号を受信すると無通話パターンから切り替えて該通
信信号を衛星回線に送出する無通話パターン制御方式で
ある。
【0005】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、従局で通信信号の受信か否かを判断するために
無線回線へ送出する通信信号伝送用バースト信号に特定
の符号語(パターン)を付加し該パターンを従局にて受
信することにより当該通信信号の受信を認識する無通話
パターン制御方式である。また、請求項3の発明は、上
記請求項2の発明において、1回の符号語の受信で当該
通信信号を受信したとは判断せずに、複数回の連続符号
語検出をもって当該通信信号を受信したと判断する無通
話パターン制御方式である。
【0006】
【作用】本発明においては、通信回線の設定時に、送信
側では、回線設定命令に基づき、ただちにデータバース
ト信号を送出するが、この時、送信側では無通話パター
ンデータバースト信号を送出し、地上網からの通信信号
が送出されるまで無通話パターンを送出し続ける。一
方、受信側では、非回線設定時には、地上網に無通話パ
ターンを送出し、回線設定時には、回線設定命令に基づ
き、ただちに受信を開始する。そして、回線解除時に
は、回線解除命令に基づき、ただちに受信を停止し、地
上網に対して、無通話パターンを送出する。
【0007】
【実施例】図1は、請求項1の発明に対応する第1の実
施例を示すシステムの接続構成図である。同図におい
て、数字符号1は交換機1、2は伝送路、3は従局TD
MA装置1、4は衛星通話回線、5は衛星制御回線1、
6は衛星制御回線2、7は通信衛星、8は基準局TDM
A装置、9は従局TDMA装置2、10は交換機2、1
1は衛星回線中継交換装置、12は共通線信号網、1
3,14は加入者端末を表わしている。
【0008】同図に数字符号1で示す交換機1に収容さ
れた加入者端末13から数字符号10で示す交換機2に
収容された加入者端末14への通信の場合、交換機1は
共通線信号網12を通じて衛星回線中継装置11へ回線
設定を要求する。該回線設定要求により基準局TDMA
装置8は5及び6の数字符号5および6で示す衛星制御
回線により数字符号3および9で示す従局TDMA1及
び2に回線設定命令を送出する。
【0009】従局TDMA装置1,2は該回線設定命令
により衛星通話回線4の設定を行い衛星回線と地上回線
に対して無通話パターンを送出し、数字符号5および6
で示す衛星制御回線1,2により基準局に対して衛星回
線設定情報を送出する。該衛星回線設定情報を受信した
基準局TDMA装置8は衛星回線が設定されたことを共
通線信号網12により数字符号1および10で示す交換
機1,2へ通知し、該通知信号を受信した交換機1,2
は従局TDMA装置1,2に対して加入者端末13およ
び14からの通信信号を送出する。交換機から通信信号
を受信した従局TDMA装置1,2では無通話パターン
から該通信信号へ切り替えて衛星回線に送出する。
【0010】図2に、上述した第1の実施例の回線設定
時のシーケンスを示す。同図に示すように従局TDMA
装置において回線設定情報を得た後、実際に地上交換機
から従局TDMA装置への情報の送受信が開始されるま
でに、衛星回線遅延時間として約(250+α)msを
要する。送信側では、回線設定命令に基づき地上網及び
無線回線に無通話パターンを送出し地上網からの通信信
号が送出されるまで無通話パターンを送出する。受信側
では、非回線設定時には地上網に対して無通パターンを
送出し、回線設定要求によりただちに受信を開始する。
【0011】図3に第1の実施例の回線解除時のシーケ
ンスを示す。同図に示すように、従局TDMA装置にお
いて地上網からの通話信号が終了後、ただちに衛星回線
に対して無通話パターンを送出する。その結果、地上回
線に対するゴミデータによる雑音の送出を防止すること
ができる。
【0012】図4は請求項2の発明に対応する第2の実
施例のデータバースト信号のフォーマットを示す図であ
る。同図に示すようにこの実施例では、送信側において
通信信号伝送用データバースト信号に特定パターン16
(CST)を符号語として付加して送出する。受信側で
は、該特定パターンを受信することにより通信信号の受
信を判断し衛星回線からの通信信号を地上回線に対して
送出する。このように特定パターンの受信により、雑音
をデータバースト信号と誤って受信することを防止でき
る。
【0013】図5は請求項2の発明に対応する第3の実
施例のデータバースト信号のフォーマットを示す図であ
る。この例では、本来、TDMA通信方式において送信
バースト時間基準位置を示すために用いられるユニーク
ワード15を特定パターンとして用いることにより、冗
長信号を付加することなく通信信号受信か否かを判断す
る構成を採っている。
【0014】請求項3に対応する第4の実施例として、
図4あるいは図5におけるユニークワード15または、
チャネルステータス16の符号語を4回連続受信した場
合には、データバースト信号受信と判断し、一方、4回
連続して非受信のときには、通信断と判断する構成を採
ることができる。この場合も他の実施例の場合と同様、
衛星回線設定後にデータバースト信号が受信されるまで
の過渡期にゴミデータに起因する、雑音を、所望のデー
タバースト信号と誤認して受信することを防止できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信回線の回線設定及び解除に際し、TDMA装置内等
のバッファメモリに残存しているゴミデータに起因する
地上回線への雑音の送出を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示すシステムの接続構成図であ
る。
【図2】第1の実施例の回線設定時のシーケンスを示す
図である。
【図3】第1の実施例の回線解除時のシーケンスを示す
図である。
【図4】第2の実施例のデータバースト信号のフォーマ
ットを示す図である。
【図5】第3の実施例のデータバースト信号のフォーマ
ットを示す図である。
【符号の説明】
1 交換機1 2 伝送路 3 従局TDMA装置1 4 衛星通信回線 5 衛星制御回線1 6 衛星制御回線2 7 通信衛星 8 基準局TDMA装置 9 従局TDMA装置2 10 交換機2 11 衛星回線中継交換装置 12 共通線信号網 13 加入者端末1 14 加入者端末2 15 ユニークワード 16 CST(チャネルステータス)信号 17 データ信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−27150(JP,A) 特開 平3−232331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期の基準となり、かつ、回線制御を一
    元的に行う基準局と、その他の地上網と接続される従局
    とからなり、デマンドアサイメントにより通信回線の設
    定を行う時分割多元接続(TDMA)衛星通信システム
    において、 基地局は地上網からの回線設定要求に基づいて従局に対
    して回線設定命令を送出し、従局は該回線設定命令に基
    づいて地上網及び衛星回線に対して無通話パターンと基
    準局に回線設定情報を送出し、 該回線設定情報を受信した基準局は衛星回線が設定され
    たことを共通線信号網により地上網へ通知信号により通
    知し、 該通知信号を受信した地上網は衛星回線に対して通信信
    号を送出し、従局で該通信信号を受信すると無通話パタ
    ーンから切り替えて該通信信号を衛星回線に送出するこ
    とを特徴とする無通話パターン制御方式。
  2. 【請求項2】 従局で通信信号の受信か否かを判断する
    ために無線回線へ送出する通信信号伝送用バースト信号
    に特定の符号語(パターン)を付加し該パターンを従局
    にて受信することにより当該通信信号の受信を認識する
    請求項1記載の無通話パターン制御方式。
  3. 【請求項3】 1回の符号語の受信で当該通信信号を受
    信したとは判断せずに、複数回の連続符号語検出をもっ
    て当該通信信号を受信したと判断する請求項2記載の無
    通話パターン制御方式。
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