JP2699683B2 - 着信制御方式 - Google Patents

着信制御方式

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JP2699683B2
JP2699683B2 JP7701291A JP7701291A JP2699683B2 JP 2699683 B2 JP2699683 B2 JP 2699683B2 JP 7701291 A JP7701291 A JP 7701291A JP 7701291 A JP7701291 A JP 7701291A JP 2699683 B2 JP2699683 B2 JP 2699683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話システムと
構内コードレス電話システムのようにサービスエリアが
相互に重複する複数の移動通信システムがあり、1つの
移動端末で複数のシステムからの着呼情報を受信してサ
ービスを受けることができるようにした移動通信システ
ムの着信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動端末が着呼するときは無線基地局か
ら着信制御チャネルで着呼信号を送出し、一斉呼出を行
う。移動端末は電源が投入されていて、発呼、着呼、位
置登録等の動作中でないときは着呼の待ち受け状態にあ
り、その移動端末が在圏する制御ゾーンの着信制御チャ
ネルを選択してこれを受信する。呼ばれた移動端末は着
呼応答信号を着信制御チャネルで送出し、一斉呼出に答
える。このようにして無線基地局と移動端末の間で回線
を設定して通信を行う。この着呼接続については、桑原
守二監修「自動車電話」(電子通信学会、昭和60年)
の194頁〜197頁に詳述されている。また、待ち受
け時の移動端末制御については、同じ文献の181頁〜
185頁に詳述されている。
【0003】ディジタル移動通信では時分割多重された
複数の無線チャネルのうち1つを着呼信号を送出する着
信制御チャネルとして使うことがある。このようなフレ
ーム構成の例は「凖マイクロ波帯における移動通信シス
テムの調査研究報告書」(財団法人電波システム開発セ
ンター、昭和61年2月)の111頁に記載されてい
る。このようなフレーム構成をとる場合には、移動端末
は待ち受け時にこの着信制御チャネルだけを受信する。
【0004】構内コードレス電話と自動車電話などのよ
うに複数の移動通信システムが同じ場所でサービスを行
い、複数のシステムが移動端末の位置登録と呼出を独立
に行うときには、上述のようなフレーム構成をとった場
合でも、2つのシステムの着信制御チャネルのタイミン
グが重なることがあるので、1台の移動端末で複数のシ
ステムのサービスを受けることができるようにするため
には各々のシステムの着信制御チャネルを受信するため
に移動端末は複数の独立した受信機を備えることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように複数の受信機で複数システムからの呼出を同
時に待ち受けようとすると移動端末の受信機の数が増
え、移動端末を小型化しにくい。このように、従来の着
信制御方式には移動端末における所要受信機の数に関し
て解決すべき課題があった。本発明の目的は上述の課題
を解決し、少ない受信機で複数の移動通信システムから
の呼出に答えることができる着信制御方式を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着信制御方式
は、第1の移動通信システムの着信制御方式であって、
サービスエリアの少なくとも一部分が重複し、時分割多
重された複数の無線チャネルの一部のチャネルを用いて
移動端末へ呼出のための着呼信号を送出する別の移動通
信システムが1つ以上存在し、移動端末は1つ以上の別
の移動通信システムと第1の移動通信システムのいずれ
の移動端末としても接続、固定局は時分割多重された複
数の無線チャネルの一部のチャネルを用いて前記移動端
末の呼出を行い、該移動端末は待ち受け状態にあるとき
には間欠的に受信することで呼出のための着呼信号を受
信し、第1の移動通信システムは前記別の移動通信シス
テムからの着呼信号を受信して前記別の移動通信システ
ムが該着呼信号を送出する時間を検出し、第1の移動通
信システムが着呼接続しようとする同一の移動端末に対
する着呼信号の送出を少なくとも一回は別の移動通信シ
ステムが着呼信号の送出を行っていない間に行うことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の着信制御方式を適用する移動通信シス
テム(前記第1の移動通信システムであり、以下では自
システムと略記する)と別の移動通信システム(以下で
は他システムと略記する)の両方の着呼信号を移動端末
が漏れなく受信できるようにする方法としては、自シス
テムが他システムの着呼信号送出時刻を避けて呼出を行
う方法と、自システムは他システムの着呼信号送出時刻
を避けないで重複した場合に着呼信号の再送を行う方法
とがある。はじめに前者について説明する。
【0008】他システムは着呼信号送出を間欠的に行う
が、この間欠的な着呼信号送出は規則的に行う場合と、
あらかじめ着呼信号の送出時刻を予告して行う場合が考
えられる。いずれの場合でも自システムはその固定局に
おいて他システムの着信制御チャネルを受信するので他
システムが着呼信号を送出する時間をあらかじめ知るこ
とができる。そこで他システムの着呼信号の送出時刻を
避けて自システムの着呼信号を送出すると、自システム
と他システムの着呼信号が同時に送出されることがな
い。従って移動端末は両方の着信制御チャネルを切り換
えて、他システムの着呼信号送出時刻には他システムの
着信制御チャネルを、自システムの着呼信号送出時刻に
は自システムの着信制御チャネルをそれぞれ受信する。
また自システムが他システムの着呼信号送出時刻が重な
るときは、自システムが着呼信号を送出しないようにす
るので、移動端末は他システムの着信制御チャネルを優
先して受信する。
【0009】次に自システムは他システムの着呼信号送
出時刻を避けないで重複した場合に着呼信号の再送を行
う方法について説明する。他システムが自システムと着
呼信号送出の周期が異なる場合などに、他システムとの
着呼信号送出時刻の重複を避けるような制御をしないで
着呼信号を送出すると、他システムと着呼信号送出時刻
が重複することがある。このとき自システムは他システ
ムの着呼信号を受信して、他システムと着呼信号を同時
に送出したことを検出すると、他システムの着呼信号を
優先して受信する移動端末が自システムの着呼信号を受
信できるように同じ着呼信号を繰り返して送出する。移
動端末は両方の着信制御チャネルを切り換えて受信し、
着呼信号送出時刻が重複するときは、自システムの着呼
信号送出は繰り返されるので、他システムを優先して受
信することにより着呼信号を漏れなく受信する。
【0010】
【実施例】次に図面を参照して本発明について詳細に説
明する。図1は本発明の着信制御方式の実施例を示すタ
イミングチャートである。図中、PGは着呼信号を送出
する着信制御チャネルであることを示している。その他
の部分は通話中チャネル切り替えなどの制御や通話(デ
ータ伝送)に使われるチャネルである。他システムは8
チャネルTDMAでそのうち1チャネルが着信制御チャ
ネルとなっている。そのほかの周波数も8チャネルに時
分割多重されていて、通話などに用いられるが着信制御
チャネルはないのでここでは省略する。
【0011】図1(a)は第一の実施例で、自システム
は1つの周波数に時分割多重されたチャネルが4つあ
り、そのうち1チャネルを着信制御チャネルとして使っ
ている。他システムと同様に他の周波数にも時分割多重
された複数のチャネルがあるが省略する。フレームの周
期は他システムと同一にしてある。
【0012】図2は本発明の着信制御方式を用いた移動
通信システムの一例である。自システムでは、他システ
ムの基地局10を介して送出された着呼信号(周波数f
m)を外部基地局20が受信し、交換局30に送る。こ
うして自システム及び他システムの着呼信号を受信でき
るので、着信制御チャネルのタイミングを知ることがで
きる。そして交換局は自システムの着信制御チャネル
(周波数fi)が他システムの着信制御チャネルと重な
らないように各基地局40の送信タイミングを制御す
る。この実施例では自システムのフレームの周期を他シ
ステムと同じにすることで常に一定の周期で着呼信号を
送出しても他システムと着呼信号が重複しないようにで
きる。一方移動端末は周波数をfmとfiに切り替えな
がら両方のシステムの着信制御チャネルを受信する。
【0013】図1(b)は第二の実施例で、自システム
は1つの周波数に時分割多重されたチャネルは3つであ
り、そのうち1チャネルを着信制御チャネルとして使っ
ている。フレームの周期は他システムよりも短くなって
いる。この実施例でも第一の実施例と同様に自システム
の各チャネルの送出タイミングを制御するが、フレーム
の長さが異なるので両方のシステムの着呼信号送出時間
が重複しないようにする必要がある。図1(b)におい
て第1フレームと第2フレームでは両方のシステムの着
呼信号送出時間は重複しないが、第3のフレームで自シ
ステムが着呼信号を送出すると重複してしまう。このこ
とはあらかじめ予測できるので自システムは第3フレー
ムにおいては着呼信号を送出しないようにすることで重
複を避ける。第4フレームから第6フレームまでは重複
しないので着呼信号を送出する。一方移動端末は周波数
を切り替えながら両方のシステムの着信制御チャネルを
受信するが、第3フレームにおいては自システムが信号
送出の重複を避けるために着呼信号を送出しないことに
なっているので、他システムの着信制御チャネルを受信
する。
【0014】図2(c)は第三の実施例で、チャネルの
多重方法やフレームの長さは第二の実施例と同じであ
る。この実施例では自システムはあらかじめ着呼信号送
出時間が重複することを予測しないで、他システムの着
呼信号を受信して着呼信号が重複したときには同じ着呼
信号を再び次のフレームで送出する。この実施例では第
3フレームにおいて重複が起きているが、この時は第4
フレームにおいて第3フレームと同じ着呼信号を再び送
出している。この方法は他システムの着呼信号の送出周
期が規則的でないときに有効である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば移動端末の受信機の数が
少なくて済むので移動端末を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着信制御方式の実施例を示すタイミン
グ図。
【図2】本発明の着信制御方式を用いる移動通信システ
ムの例を示す図。
【符号の説明】
10 別の移動通信システムの基地局 20 外部基地局 30 交換局 40 基地局 50 移動端末

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の移動通信システムの着信制御方式
    であって、サービスエリアの少なくとも一部分が重複
    し、時分割多重された複数の無線チャネルの一部のチャ
    ネルを用いて移動端末へ呼出のための着呼信号を送出す
    る別の移動通信システムが1つ以上存在し、移動端末は
    1つ以上の別の移動通信システムと第1の移動通信シス
    テムのいずれの移動端末としても接続され、固定局は時
    分割多重された複数の無線チャネルの一部のチャネルを
    用いて前記移動端末の呼出を行い、該移動端末は待ち受
    け状態にあるときには間欠的に受信することで呼出のた
    めの着呼信号を受信し、第1の移動通信システムは前記
    別の移動通信システムからの着呼信号を受信して前記別
    の移動通信システムが該着呼信号を送出する時間を検出
    し、第1の移動通信システムが着呼接続しようとする同
    一の移動端末に対する着呼信号の送出を少なくとも一回
    は前記別の移動通信システムが着呼信号の送出を行って
    いない間に行うことを特徴とした着信制御方式。
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JPH04287434A JPH04287434A (ja) 1992-10-13
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