JPH0431171A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JPH0431171A
JPH0431171A JP2136089A JP13608990A JPH0431171A JP H0431171 A JPH0431171 A JP H0431171A JP 2136089 A JP2136089 A JP 2136089A JP 13608990 A JP13608990 A JP 13608990A JP H0431171 A JPH0431171 A JP H0431171A
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光彦 西本
Hiroshi Matsuoka
浩史 松岡
Hidetoshi Tabuse
田伏 秀年
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車などの電動式パワーステアリング装
置に関する。
従来の技術 第3図は、従来の電動式パワーステアリング装置の概略
構成を示している。
この装置は、操舵力を補助するための電動モタ(1) 
 モータ駆動回路(2)  モータ(1)とステアリン
グ系統との間に設けられた電磁クラッチ(3)  クラ
ッチ駆動回路(4)  ステアリングシャフトの入力ト
ルクを検出するためのトルクセンサ(5)、車速を検出
するための車速センサ(6)  ならびにモータ駆動回
路(2)、クラッチ駆動回路(4)トルクセンサ(5)
および車速センサ(6)に接続された制御装置(7)を
備えている。そして、バッテリ(主電源)(8)がモー
タ駆動回路(2)に接続されるとともに、キースイッチ
(9)を介して制御装置(7)に接続されている。
モータ駆動回路(2)は4つのパワートランジスタ(1
0) (11) (12) (13)からなるブリッジ
回路(14)を備えており、各トランジスタ(10) 
(11) (12)(13)が制御装置(7)によって
制御される。モータ(1)は、省電力化を図るため、P
WM制御されている。上記ブリッジ回路(14)の電流
流出側に電流検出用抵抗(15)が設けられ、電流検出
回路(16)を介して制御装置(7)に接続されている
制御装置(7)はマイクロコンピュータによって構成さ
れており、トルクセンサ(5)の検出トルク、車速セン
サ(6)の検出速度などに基づいてモータ駆動回路(2
)などを制御し、これによってモータ(1)による操舵
力補助量を制御する。
上記のパワーステアリング装置には、次のように、モー
タ駆動回路(2)の素子の故障および配線部の異常など
を検出するフェイルセーフ機能が備えられている。
モータ駆動回路(2)とバッテリ(8)との間に異常電
流検出用抵抗(17)が設けられ、これに流れる電流が
電流検出回路(18)により検出されて制御装置(7)
に送られる。制御装置(7)は、電流検出回路(18)
の出力を監視しており、異常電流を検出することによっ
てモータ駆動回路(2)の異常を検出し、図示しないフ
ェイルリレー回路のリレー接点をオフにするフェイルセ
ーフ処理を行なう。
発明が解決しようとする課題 上記のように異常電流を検出することによってフェイル
セーフ処理を行なうようにすると、高電流用のシャント
抵抗を使用する必要があり、このために、コストが高く
、大きなスペースが必要である。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、安価で小型化
の可能な電動式パワーステアリング装置を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 この発明による電動式パワーステアリング装置は、 操舵力を補助するための電動モータと、ステアリングン
ヤフトの入力トルクを検出するトルクセンサと、トルク
センサの検出トルクなどに基づき電動モータを制御して
操舵力補助量を制御する制御装置とを備えた電動式パワ
ーステアリング装置において、 上記制御装置が、上記電動モータのモータ両端電圧を検
出してこれとモータ指令電圧との偏差に基づきモータ駆
動回路の異常を検出する異常検出手段、および異常検出
手段によって異常が検出されたときに電動モータによる
操舵力補助を禁止する手段を備えていることを特徴とす
るものである。
好ましくは、異常検出手段が、モータ指令電圧をバッテ
リ電圧によって補正し、この補正値とモータ両端電圧の
検出値との偏差に基づきモータ駆動回路の異常を検出す
るものである。
作   用 モータ両端電圧を検出して異常の検出を行なうので、従
来のような高電流用のシャント抵抗が不要である。
モータ指令電圧をバッテリ電圧によって補正するように
すれば、バッテリの電圧変動があっても正確に異常が検
出される。
実  施  例 以下、第1図および第2図を参照して、この発明の実施
例について説明する。
第1図は、電動式パワーステアリング装置のRw3構成
を示している。なお、第1図において、従来例と同じ部
分には同一の符号を付している。
aiり御装置(20)はマイクロコンピュータによって
構成されており、操舵力補助量制御手段(2I)、異常
検出手段(22)およびフェイルセーフ手段(23ンを
備えている。
モータ(])の一方の端子は差動増幅器(24)の一方
の入力端子に接続され、モータ(1)の他方の端子はオ
フセット回路(25)を介して差動増幅器(24)の他
方の端子に接続されており、差動増幅器(24)の出力
端子が制御装置(2o)に接続されている。そして、モ
ータ(])の両端電圧が、モ−夕(1)の正逆転により
オフセット量に対して正および負の値で差動増幅器(2
4)から制御装置に送られる。
制御装置(20)の操舵力補助量制御手段(21)は、
従来例の場合と同様に、トルクセンサ(5)の検出トル
ク、車速センサ(6)の検出速度などに基づいてモータ
駆動回路(2)などを制御し、これによってモータ(1
)による操舵力補助量を制御する。
制御装置(20)の異常検出手段(22)は、差動増幅
器(24)からのモータ両端電圧の検出値と操舵力補助
量制御手段(21)からのモータ指令電圧とを比較し、
これらの偏差に基づいてモータ駆動回路(2)の異常を
検出する。そして、異常検出手段(22)によって異常
が検出されたときに、フェイルセーフ手段(23)がフ
ェイルセーフ処理を行なう。すなわち、図示しないフェ
イルリレー回路のリレー接点をオフにし、モータ(1)
による操舵力補助を禁止する。
次に、第2図のフローチャートを参照して、上記の異常
検出手段(22)およびフェイルセーフ手段の処理の1
例をさらに詳しく説明する。なお、このプログラムは、
一定時間間隔で繰返し実行される。
まず、操舵力補助量制御手段り21)からのモータ指令
電圧を読込み、これが0であるかどうかを調べる(ステ
ップ1)。モータ指令電圧が0であれば、モータ指令電
圧とモータ両端電圧の検出値との関係は不定であるので
、異常検出を行なわず、処理を終了する。モータ指令電
圧が0でなければ、差動増幅器(24)からのモータ両
端電圧を読込み、これをその検出値とする(ステップ2
)。モータ両端電圧は、前述のように、正逆転によりオ
フセット量に対して正と負の値で出てくるので、次に、
これを絶対値化して、新たな検出値とする(ステップ3
)。次に、モータ両端電圧の検出値のゲイン補正を行な
う(ステップ4)。次に、モータ指令電圧のゲイン補正
を行ない(ステップ5)、両信号のゲインを合わせる。
次に、ゲイン補正されたモータ指令電圧をバッテリ(8
)の電圧によって補正する(ステップ6)。次に、モー
タ両端電圧の検出値と補正されたモータ指令電圧との偏
差(差の絶対値)を求め(ステップ7)、偏差がしきい
値以上であるかどうかを調べる(ステップ8)。偏差が
しきい値より小さければ、異常でないと判断し、NGタ
イマをクリアして(ステップ9)、処理を終了する。偏
差がしきい値以上であれば、異常の可能性があるので、
NGタイマを1カウントアツプする(ステップ10)。
そして、NGタイマがタイムアツプしたがどうかを調べ
(ステップ11)、シていなければ、処理を終了する。
NGカウンタがタイムアツプすれば、偏差がしきい値以
上の状態が一定時間継続していることになるので、異常
と判断し、フェイルセーフ処理を行なう(ステップ12
)。
モータ指令電圧とモータ両端電圧との関係はバッテリ電
圧によって変化するが、上記のようにモータ指令電圧を
バッテリ電圧によって補正することにより、バッテリ電
圧が変動しても正確に異常を検出することができる。
発明の効果 この発明の電動式パワーステアリング装置によれば、上
述のように、モータ両端電圧を検出して異常の検出を行
なうので、従来のような高電流用のシャント抵抗が不要
である。したがって、装置のコストダウンおよび小型化
ができる。
モータ指令電圧をバッテリ電圧によって補■−するよう
にすれば、バッテリの電圧変動かあ・っても正確に異常
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す電動式パワーステアリ
ング装置のブロック図、第2図は異常検出手段およびフ
ェイルセーフ手段の処理の1例を示すフローチャート、
第3図は従来例を示す電動式パワーステアリング装置の
ブロック図である。 (1)・・・電動モータ、(2)・・・モータ駆動回路
、(5)・・・トルクセンサ、(8)・・・バッテリ、
(20)・・制御装置、(21)・・・操舵力補助量制
御手段、(22)0.・異常検出手段、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操舵力を補助するための電動モータと、ステアリ
    ングシャフトの入力トルクを検出するトルクセンサと、
    トルクセンサの検出トルクなどに基づき電動モータを制
    御して操舵力補助量を制御する制御装置とを備えた電動
    式パワーステアリング装置において、 上記制御装置が、上記電動モータのモータ両端電圧を検
    出してこれとモータ指令電圧との偏差に基づきモータ駆
    動回路の異常を検出する異常検出手段、および異常検出
    手段によって異常が検出されたときに電動モータによる
    操舵力補助を禁止する手段を備えていることを特徴とす
    る電動式パワーステアリング装置。
  2. (2)異常検出手段が、モータ指令電圧をバッテリ電圧
    によって補正し、この補正値とモータ両端電圧の検出値
    との偏差に基づきモータ駆動回路の異常を検出するもの
    であることを特徴とする請求項(1)の電動式パワース
    テアリング装置。
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