JPH04311572A - 成膜処理装置 - Google Patents

成膜処理装置

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JPH04311572A
JPH04311572A JP10482091A JP10482091A JPH04311572A JP H04311572 A JPH04311572 A JP H04311572A JP 10482091 A JP10482091 A JP 10482091A JP 10482091 A JP10482091 A JP 10482091A JP H04311572 A JPH04311572 A JP H04311572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
semiconductor wafer
wafer
processed
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP10482091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Matsuse
公裕 松瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Tel Varian Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tel Varian Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の被処
理基板に被膜を形成するための成膜処理装置に係り、よ
り詳細には基板設置台の新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の成膜工程で半導体ウエ
ハを一枚ごとに成膜する枚葉式のCVD装置は、半導体
ウエハだけを加熱し、処理室全体を加熱しないので、コ
ールドウォールCVD装置とも称されている。従来のこ
の種CVD装置では、図6(A)に示すように、平坦面
に形成された基板設置台100上に半導体ウエハ102
を設置し、適当なヒータ(図示せず)により基板設置台
100を介して半導体ウエハ102を加熱しながら、半
導体ウエハ102に所定のガスを供給し、そのガスの分
解生成物あるいは反応生成物を半導体ウエハ102上に
堆積させるようにしている。このような成膜処理では、
半導体ウエハ102上に形成される被膜の膜質はウエハ
温度に依存するため、高精度な加熱制御が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のCVD装置においては、ヒータで基板設置台1
00を均一に加熱しても、設置台中心部では蓄熱しやす
く設置台外周縁部では放熱しやすいため、基板設置台1
00の温度は図6(B) の曲線TAに示すように中心
部で最も高く外周縁部に近づくほど低くなるような温度
分布となる。これがため、基板設置台100上に設置さ
れている半導体ウエハ102は、基板設置台100の温
度が不均一であること、また半導体ウエハ102も外周
部ほど放熱しやすいことから、図6(B) の曲線TB
に示すようにさらに中心部で温度が高く周辺部で温度の
低い温度分布を呈し、その結果半導体ウエハ102上に
不均一な膜質の被膜が形成され、被膜の膜厚やシート(
表面)抵抗等の重要な特性の均一性が劣化し、半導体素
子の歩留りが低下するという改善点を有していた。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、半導体ウエハ等の被処理基板を均一な温度分布
で加熱し、被処理基板上にバラツキの小さい均一な膜質
の被膜を形成するようにした成膜処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の成膜処理装置は、処理室内の加熱設置台に
被処理基板を設置して、前記基板設置台を介して前記被
処理基板を加熱しながら所定の成膜処理により前記被処
理基板の表面に被膜を形成する成膜処理装置において、
前記基板設置台に前記被処理基板の裏面の外周縁部と接
するための凸面部を設け、前記凸面部の内側に窪みを形
成する構成とした。
【0006】本発明において、基板設置上の凸面部は、
被処理基板の裏面の外周縁部と適当な接触面積をもって
接触ないし密着するような面を有するものであればよく
、被処理基板の外周からはみ出るような凸面部でもよい
【0007】
【作用】本発明の基板設置台に被処理基板が設置される
と、被処理基板の裏面の外周縁部が凸面部に接し、外周
縁部より内側の部分は基板設置台の窪みの底面と所定の
間隔を置いて対向する。これにより、被処理基板の外周
縁部は基板設置台の凸面部より輻射熱だけでなく熱伝導
によっても加熱されるのに対して、外周縁部の内側部分
は基板設置台の窪みの底面からの輻射熱だけで加熱され
る。これにより、被処理基板は、中心部付近よりも外周
縁部付近でより効果的に加熱される。したがって、基板
設置台の温度が中央部で最も高く外周縁部に近づくほど
低くなるような温度分布の場合、被処理基板においては
中央部と外周部とでほぼ均一な温度分布となる。その結
果、均一な温度に加熱された被処理基板上に被膜が形成
されることとなり、バラツキの小さい均一な膜質が得ら
れる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の一実施例による枚葉式C
VD装置の全体構成を示す斜視図、図2および図3はこ
のCVD装置の要部の構造を示す断面図および平面図で
ある。
【0009】図1において、このCVD装置の処理室1
0はたとえばAl(アルミニウム)からなる円筒状の真
空チャンバで、この処理室10の中央上部に本実施例に
よる基板設置台12が下向きに配設されている。したが
って、被処理基板である半導体ウエハ14は、その表面
(被処理面)が下向きになるようにして基板設置台12
に設置される。基板設置台12に半導体ウエハ14を設
置するために、基板設置台12に隣接して配置された支
持体16がエアシリンダ等の昇降機構18による駆動で
上昇して半導体ウエハ14の表面の外周縁部に係止する
ことにより、半導体ウエハ14をたとえばカーボングラ
ファイトからなる設置台12に固定保持するようになっ
ている。
【0010】基板設置台12の裏側には真空室20が設
けられ、この真空室20の上方に、たとえば出力8KW
のハロゲンランプ24が配設されている。真空室20の
上面には石英板22が取り付けられ、ハロゲンランプ2
4からの光は石英板22を通って基板設置台12の裏面
に照射し、その光エネルギで基板設置台12がたとえば
650〜700゜C程度に加熱され、この加熱された基
板設置台12を介して半導体ウエハ14がたとえば50
0〜550゜C程度に加熱されるようになっている。ま
た、真空室20の側面よりガス供給管26が引き出され
、このガス供給管26を介してガス供給源(図示せず)
より、たとえば1〜10Torr程度に減圧されたHe
(ヘリウム)またはAr(アルゴン)等の中性ガスが真
空室20内に供給されるようになっている。
【0011】処理室10の下部には、処理室10内に所
定の反応ガスを供給するための、たとえば直径0.3m
mの孔部が複数設けられたガス導入機構28,30が設
けられている。たとえば、直径8インチ、厚さ0.7m
mの半導体ウエハ14上に、膜厚1000ÅのWSi(
タングステン・シリサイド)の被膜を形成する場合、反
応ガスとして、たとえば0.2Torr程度に減圧され
たSiH2 Cl(ジクロールシラン)およびWF6 
(六フッ化タングステン)がそれぞれ300sccm、
4sccmのレートで処理室10内に供給される。これ
ら反応ガスの流れを制御するために、ガス制御板32が
基板設置台12と対向して配置されている。このガス流
制御板32は、ガス導入機構28,30からの反応ガス
を半導体ウエハ14の表面(被処理面)全体に均一に送
るよう、駆動機構34によって最適な位置に調整される
【0012】処理室10の上部において基板設置台12
の周囲には複数本の排気管36が取り付けられ、処理室
10内のガスはこれらの排気管36を介して排気口側へ
排出されるようになっている。処理室10の側壁には、
半導体ウエハ14を出し入れするためにゲートバルブ3
8が設けられている。
【0013】さて、図2(A) および図3に明示する
ように、本実施例による基板設置台12には、半導体ウ
エハ14の形状に対応した環状の凸面部12Aが設けら
れ、この凸面部12Aの内側には窪み12Bが形成され
ている。したがって、半導体ウエハ14が基板設置台1
2に設置された状態では、図2(A) に示すように、
半導体ウエハ14の裏面の外周縁部が凸面部12Aに接
し、凸面部12Aの内側のウエハ裏面部は窪み12Bの
底面と所定の間隔を置いて対向する。これにより、半導
体ウエハ14の外周縁部は基板設置台12の凸面部12
Aより直接的に、つまり輻射熱に加えて熱伝導により加
熱されるのに対して、半導体ウエハ14の他の(外周縁
部より内側の)部分は基板設置台12の窪み12Bの底
面からの輻射熱によって加熱される。したがって、ハロ
ゲンランプ24からの光エネルギによって加熱される基
板設置台12の温度が図2(B) の曲線TAで示すよ
うに中央部で最も高く外周縁部に近づくほど低くなるよ
うな温度分布の場合、半導体ウエハ14の温度は図2(
B) の鎖線の曲線TBで示すようにほぼ均一な温度分
布となる。
【0014】さらに、この実施例では、基板設置台12
の窪み12Bの中央底部に輻射抑制板13が設けられる
。この輻射抑制板13の材質は、半導体ウエハ14の裏
面に蒸着するおそれのない材質であれば任意のものでよ
く、たとえばグラファイト、セラミック等でよい。した
がって、基板設置台12からの輻射熱はこの輻射抑制板
13によって遮られるため、輻射抑制板13と対向する
半導体ウエハ14の中央部の受ける加熱量は相対的に低
減される。これにより、半導体ウエハ14の温度は図2
(B) の点線の曲線TB’のような温度分布となり、
ウエハ中央部に対して特別の加熱抑制効果を得ることが
できる。
【0015】また、この実施例では、基板設置台12に
数個(図示の例では4個)の貫通孔12Cが穿孔されて
おり、真空室20内の中性ガスはこれらの貫通孔12C
を通って基板設置台12の窪み12B側に送られるよう
になっている。そして、窪み12B内に送られてきた中
性ガスは、そこで対流してから凸面部12Aと半導体ウ
エハ14の外周縁部との小さな隙間を通って処理室10
内へ抜ける。このような中性ガスの気流により、一次的
効果として、処理室10内の反応ガスが半導体ウエハ1
4の裏面側へ侵入するのを防止し、ひいてはウエハ裏面
上に不所望な被膜が形成される事態を防止できるが、さ
らに二次的効果として、基板設置台12より半導体ウエ
ハ14に与えられる加熱を中性ガスの対流によって均一
にならすことができ、図2(B) の実線の曲線TB”
で示すように半導体ウエハ14を殆ど均一に加熱するこ
とが可能となる。
【0016】本実施例によれば、上記のような諸条件で
直径8インチ、厚さ0.7mmの半導体ウエハ14上に
膜厚1000ÅのWSi(タングステン・シリサイド)
被膜を形成する場合、約80Ω/スクエアのシート抵抗
を得ることができ、しかもそのバラツキを約3%(従来
方式によると約20%)まで大幅に低減することができ
る。
【0017】図4は、一変形例による基板設置台12’
の構造を示す。上記実施例では半導体ウエハ14の外周
縁部に対応した比較的細い環状の凸面部12Aを設けた
のに対し、この変形例では窪み12B’の外周全部を凸
面部12A’としたものである。
【0018】図5は、別の実施例による基板設置台の構
造を示す。この基板設置台40は、うず巻状の抵抗発熱
線42を内蔵しており、この抵抗発熱線42に電流を流
し抵抗発熱させることにより半導体ウエハを加熱するも
のである。しかも、この抵抗発熱線42には中間タップ
Wcが設けられ、内側電極Wi と中間タップWi の
間(内側領域)には比較的小さな電流が流される一方、
外側電極Wo と中間タップWcとの間(外側領域)に
は比較的大きな電流が流される。これにより、内側領域
における蓄熱効果と外側領域における放熱効果による温
度差がある程度補償される。この方式は、ゾーン加熱方
式と称され、周知技術である。この実施例は、かかるゾ
ーン加熱方式に本発明を適用し、基板設置台40の外周
縁部に凸面部40Aを設け、この凸面部40Aの内側を
窪み40Bを形成したものであり、半導体ウエハ等の被
処理基板をより均一に加熱することが可能である。
【0019】なお、上述した実施例は枚葉式のCVD装
置に係るものであったが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、基板設置台より被処理基板を加熱しながら
被処理基板上に被膜を形成するスパッタ装置等の任意の
形式の成膜処理装置に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基板設
置台に被処理基板の裏面の外周縁部と接するための凸面
部を設け、この凸面部の内側に窪みを形成することによ
り、被処理基板全体を均一な温度に加熱した状態の下で
成膜処理を行うことが可能であり、バラツキの少ない均
一な膜質の被膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による枚葉式CVD装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のCVD装置の要部の詳細な構成を示す断
面図、および基板設置台12と半導体ウエハ14の温度
分布を示す図である。
【図3】実施例による基板設置台12の詳細な構成を示
す面図である。
【図4】変形例による基板設置台12’の詳細な構成を
示す断面図である。
【図5】別の実施例による基板設置台40の構成を示す
平面図である。
【図6】従来のCVD装置における基板設置台の構成を
示す平面図である。
【符号の説明】
10    処理室 12    基板設置台 12’  基板設置台 12A  凸面部 12B  窪み 12C  貫通孔 14    半導体ウエハ 24    ハロゲンランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  処理室内の基板設置台に被処理基板を
    設置し、前記基板設置台より前記被処理基板を加熱しな
    がら所定の成膜処理によって前記被処理基板の表面に被
    膜を形成する成膜処理装置において、前記基板設置台に
    前記被処理基板の裏面の外周縁部と接するための凸面部
    を設け、前記凸面部の内側に窪みを形成したことを特徴
    とする成膜処理装置。
JP10482091A 1991-04-10 1991-04-10 成膜処理装置 Pending JPH04311572A (ja)

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JP10482091A JPH04311572A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 成膜処理装置

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ID=14391039

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JP (1) JPH04311572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003124130A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Universal Systems:Kk 真空成膜装置
JP2007273660A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Taiyo Nippon Sanso Corp 気相成長装置

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