JPH0431033A - 包装容器の底部形成用マンドレルの冷却方法と使用するマンドレル - Google Patents

包装容器の底部形成用マンドレルの冷却方法と使用するマンドレル

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JPH0431033A
JPH0431033A JP2135128A JP13512890A JPH0431033A JP H0431033 A JPH0431033 A JP H0431033A JP 2135128 A JP2135128 A JP 2135128A JP 13512890 A JP13512890 A JP 13512890A JP H0431033 A JPH0431033 A JP H0431033A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性プラスチックを被覆した厚紙で予め
作製された両端部に折目線を有する筒状の包装容器素材
から、底部を折込みシールした後液体食品を充填密封す
るようにした液体食品包装機械で、充填前段の容器底部
形成装置に用いられる包装容器の底部形成用マンドレル
の冷却方法と該方法に使用するのに好適なマンドレルに
関する。
〔従来の技術〕
現今、牛乳やジュースなどの液体食品は多くの場合、プ
ラス千ツク薄層で被覆された紙材料の使い捨て型式の包
装容器に詰められ販売されている。
その中で所謂切要形の頂部を備えた包装容器は、従来か
ら、筒状でほぼ正方形の横断面を有する半製品である素
材(第5図参照)から作られる。該筒状の素材は折目線
によって四つの長方形側壁部形成用の板紙部分と、頂部
及び底部形成用の板紙部分とに分かれており、該頂部及
び底部形成用の板紙部分の折目線に従って切妻形の頂部
及び平坦な底部を形成できるようになっている。この筒
状の素材は、当初は平坦に畳まれているが、開口装置で
筒状に開口させた後、通常、包装容器の底部形成装置の
間歇的に回転するマンドレルホイールの放射状に具備さ
れたマンドレル上に、底部の折畳み部分がマンドレル頂
部より突出した状態で送り込まれる。次にマンドレルホ
イールの間歇回転により次の停止位置で、上記底部の板
紙の接着すべき部分は、核部の熱可塑性材の層を柔らか
く活性化して接着側として作用させるため熱風により加
熱される。そして、次の間歇回転の間に折畳み装置(例
えば上記底部の折畳み部分の円周回転軌跡の左右に設置
されて互に逆方向に回転するそれぞれ2木の突出した折
込み指を備えた装置など)乙こより底部の折込み線に従
い折込まれ、案内装Wで折込まれた底部の表面が案内さ
れて次の底部密封位置に送られる。この底部密封位置に
おいて、マンドレル頂部の平板部と圧着装置との間で上
記折込まれた接着可能な状態にある底部の板紙は重合状
態で圧縮冷却され相互に接着し底部は密封される。この
底部の密封後、次の中間停止位置を経て容器の送り出し
位置に至る間に底部は更に冷却され完全な接着状態とな
り、送り出し位置よりコンベヤライン上に送り出される
。コンベヤラインに容器が送り出された後、次の工程で
内容物が充填され、続いて容器頂部は加熱され折込み圧
着シールされて切要形の頂部が形成されて包装容器が出
来上る。
上記の工程において、マンドレルの頂部である外端面と
圧着装置との間で、加熱し折込まれた容器底部が加圧圧
縮されるとき、素材表面の溶融軟化状態にあるプラス千
ツクを冷却固化せしめて折畳まれた紙を溶着シールする
とともに、マンドレル頂部の平板部と接する素材表面の
プラス千ツクが熱と圧力により該平板部に溶着するのを
防止するため、該頂部の平板部を常時冷却水により冷却
するようになっている。このマンドレルの構造は、従来
から一般にマンドレル頂部の平板部を冷却するため該平
板部に接して冷却室がマンドレル本体部の外側端部に設
けられており、該平板部と冷却室の外周の輪邦は包装容
器素材の側壁内面にほぼ接するように形成されている。
また、マンドレル本体部の横断面の形状は各種の断面形
状のものが用いられているが、多くは筒状の包装容器素
材のほぼ正方形の横断面の形状に対応して容器素材のそ
れぞれ隣り合う側壁内面の各隅部に当接する4ケ所の突
部を備えた任意形状のマンドレル本体部に、一対の水路
用の孔を上記冷却室に連通ずるごとく設けて形成されて
おり、冷却水はその一方から冷却室内を貫流して他方か
ら排出するようになっている。また、改良されたマンド
レルでは、実開昭62−199331号公報に示されて
いるように、マンドレル頂部平板部と冷却室外周の輪郭
は改良前のものとほぼ同一であるが、マンドレル本体部
の断面構造では冷却水を冷却室に注入、排出するための
一対の冷却水注入用パイプと冷却水排出用パイプとをマ
ンドレル本体部から離間するようにマンドレル本体部を
筒状に形成して、隣り合う容器側壁の内面各隅部に当接
するように放射状に突起部をマンドレル本体部の長手方
向に突出形成し、該冷却水の注入用パイプと排出用パイ
プとを筒状の本体部内方に側壁から離間して配設してい
る。そして上記何れのマンドレルでも運転作業中は、冷
却水を冷却水タンクより注入し排出するようにしている
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の改良されたマンドレルでは、冷却室への冷却水の
注入及び排出の水路であるパイプがマンドレル内壁から
離間して設けられているため、従来使用されて来たマン
ドレル本体部内の注入、排出の一対の水路用の孔を該本
体部を貫通して設けたものに比較して、水路を通過する
冷却水によりマンドレル本体部が従来では直接冷却され
てマンドレル表面に結露現象を起して、空気中の極微細
な不純物が露に含まれてそれが容器側壁内面に付着する
という衛生上の問題があったのを改善したという優れた
点があった。
然し乍ら、上記改良されたマンドレルを使用していても
、作業を中止(包装機械の充填機の稼動を中止)したと
きは、複数個のマンドレルは停止状態となり底部溶着作
業が行われず加熱されないため、マンドレル表面温度が
低下して稼動中頂部の平板部(トッププレート)が作業
による加熱状態にあるときのマンドレル温度と大きく差
を生じ、次の稼動開始当初は、マンドレルの冷却しすぎ
によりその表面に結露現象を起す問題があった。この場
合、稼動停止時にも結露を起さないように冷却水の量を
制御してマンドレルの冷却を押さえると次の稼動開始時
には、マンドレルが冷却不充分なため容器底部のソール
時、熔融した熱可塑性材(ポリエチレン)を冷却しきれ
ず折込溶着部は紙の反撥に負けてシール不良を起す問題
が発生していた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、装
置の稼動時と停止時のマンドレル表面温度差を改善して
、稼動中は勿論、稼動停止時にもマンドレル表面の結露
現象を防止し、且つマンドレル冷却不良による容器底部
の7−ル不良を解消することの出来る包装容器の底部形
成用マンドレルの冷却方法とそれに使用するのに好適な
マンドレルを提供することを目的とする。
なおこの場合、稼動停止状態のときのマンドレルへの冷
却水の貫流量を減らし、稼動時冷却水の量を増やすこと
も考えられるが、マンドレルが停止状態のときは複数個
の各マンドレル間に温度差が発生するため稼動開始当初
はその影響を受は実施は出来ない。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明においては、熱可塑性
材を被覆し折目線を付された筒状の包装容器素材が嵌め
かふせられる複数個の容器底部形成用マンドレルを有し
、該マンドレルが異なる処理ステー7ョンに順次移動す
るように駆動される回転体と、該処理ステーションに対
応して所定位置に少とも順次、容器素材端部加熱装置、
容器素材端部折込装置及び容器素材端部圧着装置を含む
装置群とを備えた包装機械の容器底部形成装置における
容器底部形成用マンドレルの冷却方法として、マンドレ
ル表面温度を露点以上に、且つ上記熱可塑性材の凝固温
度以下に保持するように該マンドレル内に冷却水を温度
制御して循環して流すことにより該マンドレルを冷却す
るようにしている。
この場合、冷却水の温度制御は、マンドレル内を循環し
て流れる冷却水の温度上昇を検知してこれにより該冷却
水に別の二次的冷却水を補給して温度制御することが得
策である。
上記の冷却方法に使用するマンドレルとしては、筒状の
包装容器素材が嵌装されるマンドレル本体部を管状(中
空)に形成しで、該本体部の外側端部に、筒状の容器素
材の加熱された底部形成用板紙が折込まれ圧着されて容
器底部を形成するように平板状の頂部を設け、マンドレ
ル本体部の外側面に、開口状態の包装容器素材の各側壁
内面に当接するように所定の当接部をマンドレルの長手
方向に突出形成する一方、上記頂部の背面に冷却室を形
成して、マンドレル本体部の管状の内壁面に接して冷却
水の冷却室から帰る流路を該冷却室の底面に連通ずるよ
うにして該冷却室よりマンドレルの軸方向に冷却室底面
より所定長の間形成するとともに、管状のマンドレル本
体部の内方には、上記冷却室に連通ずる冷却水注入用パ
イプと、上記冷却室から帰る冷却水の上記内壁面に接し
た流路の排出側に連通ずる冷却水排出用パイプとを設け
て形成することが好ましい。
この場合、マンドレル本体部の管状の内壁面に接して形
成する冷却水の冷却室から帰る流路を、該管状の内壁面
に接してスパイラル状に形成することが効果的である。
〔作 用〕
容器底部形成装買の異なる処理ステーションに間歇的に
順次停止するマンドレルに、冷却水を温度制御して循環
して流すとき、稼動中はマンドレルの頂部は容器素材の
底部形成用板紙が加熱、折込み、圧着シールされて加熱
状態にあるが、マンドレル表面温度は温度制御されて露
点以上に且つ板紙面の熱可塑性材が冷却固化するような
シール温度に保持されているため、マンドレル表面に結
露することなく衛生的に且つ安定してシール作業を行う
ことが出来る一方、稼動停止してマンドレルが停止状態
にありマンドレル頂部が加熱されないときもマンドレル
表面温度は温度制御されて露点以上に且つシール可能な
温度に保持されているため、次の稼動開始時(スタート
時)でもマンドレル表面温度は稼動時との差がなく結露
現象を起すことなく良好に作業を開始することが出来る
また、マンドレル内を流れる冷却水は稼動中にはマンド
レル頂部が加熱されて温度が上昇傾向にあるが、この温
度上昇を検知して副次冷却水を補給することによりマン
ドレル温度を良好な状態に保持することが出来る。
この方法を使用する場合、マンドレルを冷却するための
マンドレル内の構造を、頂部背面の冷却室に冷却水を環
流させるのに付加して、冷却室下面からマンドレルの軸
方向に所定長、頂部に近いマンドレル本体部の管状の内
壁面に接してスパイラル状などで冷却室からの復流路を
形成して冷却水を流すようにすると、マンドレル表面温
度を、制御した所定の温度範囲内で変動を少くして良好
に容器底部のシール作業を行わせることか出来る。
〔実施例〕
本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の方法を用いて、包装容器の底部形成
装置の底部形成用マンドレルを冷却するときのブロック
図で、第2図〜第4図に咳マンドレルが示されている。
該ブロック図において、マンドレル(1)は、製造ライ
ンの前後方向に同軸上に設けられ間歇的に回転する一対
のマンドレルホイール(10a) 、 (10b)上で
、それぞれのヘースホイール(91,(9]の円周を6
等分した位置の平面部に放射状に取付けられている。該
マンドレル(1)はアルミニウム製で断面が正方形に近
い中空の異形パイプ状のマンドレル本体部(2)を有し
ており、その頂部である外側端面には、筒状の包装容器
素材(C)の折畳まれた底部と当接する平板部(3)が
取付けられ、該平板部(3)の裏面に接して所定の大き
さの冷却室(4)が形成されている。
マンドレル(1)には、筒状の本体部(2)の内壁に接
するように所定径でマンドレル長の約3分の1の長さを
持ち、その上端面に冷却室(4)の形成された冷却ブロ
ック(5)が底部材(5b)と一体的に嵌挿状態で取付
けられ、頂部の平板部(3)を冷却するとともに熱容量
を大きくして、平板部(3)を冷却した後の冷却水をマ
ンドレル本体(2)の管状内壁に沿って流さしめ、圧着
シール部である平板部(3)の冷却効果を上げるように
なっている。
上記冷却室(4)に冷却水を環流させるため、冷却ブロ
ック(5)の中実軸線上に冷却水注入用のパイプ(6a
)が設けられて該冷却室(4)に連通しており、平板部
(3)を冷却して加熱され折込まれた底部板紙面の熱可
塑性材層を冷却固化せしめ密封せしめた後、熱交換によ
り若干温度の上昇した冷却水は、マンドレル本体(2)
内壁面に接して冷却ブロック(5)外壁にスパイラル状
に設けられた復流路(5a)を経由して該本体部(2)
側壁を露点以上で冷却しながら冷却ブロック(5)の底
部材(5b)の排出口(5b’)より排出されるように
なっており、冷却ブロック中実軸線上の前記パイプ(6
a)と底部材(5b)の排出口(5b’)には、それぞ
れ、マンドレルホイール(9)外周平坦部に取付けられ
たマンドレル基板(8)との間に、冷却水注入用パイプ
(6)と冷却水排出用パイプ(7)が配設され、冷却水
はマンドレル本体頂部の平板部(3)を冷却した後、該
平板部に隣接するマンドレル上部側壁を冷却しながらマ
ンドレル内を貫流し、露点以上でマンドレルを冷却しな
がら効率良く平板部で底部折込部を冷却することが出来
る。また、管状のマンドレル本体部(2)の側壁外面に
は、開口状態の包装容器素材(C)のそれぞれ隣り合う
側壁(c+)、(Cz)の内壁面の各隅部に当接するよ
うに、放射状に4ケ所のひれ部(2a)が側壁全長に亘
って突設形成され、さらに、隣り合うひれ部(2a)(
2a)の中間位置のマンドレル本体部(2)の側壁は部
分的に包装容器素材(C)の内面に当接するようになっ
ている。なおマンドレル本体部(2)は、管体側壁の肉
厚部で基板(8)にネジ止め(図示せず)されており、
該側壁の一方の側面に対面して容器素材係止用の押圧ア
ーム00が基板(8)面に取付けられ、マンドレル(1
)に嵌装された包装容器素材(C)を底部密封加工中、
係止するようにしている。また、マンドレル頂部の平板
部(3)上面の三角形の僅かな突出部(3a)は折畳ん
だ重なり部の中間位置の支持部である。
上記各マンドレル(1)には、マンドレルホイール(l
oa) (10b)のそれぞれのヘースホイール(9)
(9)の内方から冷却水を注入、排出できるようになっ
ており、マンドレルホイール(10a) 、 (10b
)は176回転回転−時停止しながら(図において時計
方向に)間歇回転するようになっている。
間歇回転するマンドレルホイール(10a) 、 (l
ob)上の各マンドレル(1)11)、(1)、 (1
)−−−−−の回転軌跡の外周位置には、各工程に応し
マンドレルの停止位置に対応して各作業手段が配設され
て、包装容器の充填前の容器底部形成装置を構成してい
る。
該容器底部形成装置へ供給する筒状の包装容器素材(C
)は、第5図に底となる折畳み部分を上方にして図示し
ない切要形の頂部を得るための折畳み部分(Cg)を下
方にした逆さ状態の斜視図が示されている。該包装容器
素材(C)は、両側を熱可塑性材料の均質な層で被覆さ
れた中心支持層の紙を含む積層材料から押し抜かれ、弱
化線すなわち折目線により折曲げて筒状に形成したもの
である。また、該素材(C)はほぼ正方形の横断面を有
し、互いに対となって向い合う4つの側壁(C,)、 
(CI)、 (C2) 、 (Cz)より折目線(C,
) 、 (C6) 、 (C,) 、 (Ct)を介し
て底部形成のための長方形の板紙部(C3)、(C:l
’)及び対向する一対の二等辺三角形の側方折込み板紙
部(C,) 、 (C4)とその両側の小三角形の折返
し板紙部(C5) 、 (CS)が、マンドレル上で包
装容器素材(C)が間歇移送される途中で後述する折込
み装置により側方の三角形折込み板紙部(C4)につい
で底面となる長方形の一方の板紙部(C3’)が折込ま
れた後、後述する折込み板0のにより前記板紙部(Ci
’)に対向した該板紙部(C3’)より稍大きい板紙部
(C3)が前記板紙部(C3’)の端部を覆うように折
畳まれて圧着され第6図に示すように底部が形成される
のである。
容器の底部形成に当っては、平坦に折畳まれた筒状の包
装容器素材(C)が、素材の立上り開口装置で開口され
て、図示しない送入装置により送り込み位置〔第1図で
各マンドレルホイール(10a) 、 (10b)の行
左下方〕で容器底部の折目m (C,) 、 (C,)
 (第5回参照)がほぼマンドレル頂部の平板部(3)
の平らな端面の水準に来るような位置までマンドレル(
1)に押込まれる。送り込まれて正しい位置におかれた
状態で包装容器素材(C)は、前記押アーム01)で保
持されてマンドレルホイールの176回転により次の加
熱位置〔第1図でマンドレルホイール(]、Oa) 、
 (10b)行左上方〕へ送られ、所定位置に配設され
た底部加熱装置a9と包装容器素材(C)のマンドレル
端縁部から突出した底部折込み部分とが真正面に対面す
る。底部加熱装置05)は熱風ノズルを備えて図示しな
いファンと空気加熱装置に接続されており、熱風ノズル
からの熱風により互いに密封されるべき包装容器の底の
板紙部分(C3) 、 (Ct’ )(c、) 、 (
C5)は熱可塑性層が熔けて液密の密封に使用できるよ
うな温度に加熱される。十分な温度に底の板紙部を加熱
した後、マンドレルホイール(10a) 、 (10b
)は176回転しその間に図示しない折込み装置側(例
えば容器底部の折畳み部分の円周回転軌跡の左右に設置
された2本の突出した折込み指を備えた装置)に折込ま
れ、次いで折込み板03)で容器底部の板紙部分(C3
)が押え込まれ案内されて所定位置まで折曲げられ、加
熱された熱可塑性層がまだ柔い間に次の処理位置である
軌跡頂部の容器底部圧着装置の水冷されている底部加圧
部材Q2)の前に送られる。そしてマンドレルホイール
(10a) 、 (10b)の−時停止の間に底部加圧
部材0りの下降で(第2図参照)、上記折畳まれた容器
底部の板紙部分は重合状態で押圧され容器底部が第6図
に示すように密封形成される。 このとき、マンドレル
頂部の平板部(3)は冷却水の冷却室(4)への貫流に
より冷却されているので、底部加圧部材02)とマンド
レル(1)との間で加圧溶着される包装容器素材(C)
の底部の板紙表面に被覆された熱可望性材のプラスチン
ク層は冷却され固化するとともに、マントルシルの平板
部(3)に対し溶着が防止される。また、底部加圧部材
Ozにはマンドレル(1)に流入する前に冷却水が流入
するようになっており、該加圧部材への底部上面の溶着
が防止されるのとともに、前記折込み板03)にはマン
ドレル(1)を貫流してやや温度の上昇した冷却水が貫
流して、案内される底部外側の板紙(C3)面は予め若
干冷却されて良好に底部が溶着せしめられる。次いで底
部の溶着密封された包装容器素材(C)は、マンドレル
(1)上で、それぞれ作業手段のない1/6円周回転し
た位置から更に1/6円周回転した位置を経る間に冷却
されてマンドレルホイール軸心直下の最下部の送り出し
位置でマンドレルから図示しないコンヘヤ上に運ばれて
コンベヤの移動途中で内容物(液体食品)が充填された
後、切要形の頂部が密封形成される。
この場合、底部形成用マンドレル(1)と上記底部加圧
部材GZ及び底部折込み板OJへ供給環流さセる冷却水
の温度制御は、容器底部形成装置で筒形の包装容器素材
(C)から容器底部の圧着形成時、加熱され折込まれて
圧着される底部との熱交換により温度が上昇して連流す
る冷却水の温度を検知して、該冷却水(3次冷却水と称
する)に副次的な2次冷却水を適時補給して、該3次冷
却水が熱可塑性材の凝固温度以下に且つ露点以上の温度
を保持するようにしている。すなわち、第1図に示すよ
うに前後一対のマントしルホイール(10a) 、 (
10b)と、その前後で底部加圧部材02)、底部折込
板Q3)を貫流するようにした配管路のうち、冷却の終
った冷却水の一対の配管Q0.2[Dは合流して一本の
配管(21)となり、該配管(21)を通過した冷却水
は配管(22)よりミキノングパイプ(混合管’) (
23)を経てポンプ0ωより配管07)を経由し、監視
用の温度計(18,)及び圧力防i装置(I8□)を付
設した接続ブロック08)から、それぞれ止め弁、調整
弁を備えた2本の往路の配管09)、 t19)により
底部形成装置へ向うようになっている。ミキンングパイ
プ(混合管)(23)は、その内部を通過する3次冷却
水の温度を検知して開閉弁(23’)を開き適時2次冷
却水を補給するもので、該2次冷却水は、2次冷却水タ
ンク(24)から配管(25)、結合管(26)、2次
水ポンプ(27)、フィルター(28)を経由して、熱
交換器(29)を通過する間に後述する一次冷却水(3
2)で冷却され、連結管(30)を経て配管(34)よ
り該ミキシングパイプ(混合管) (23)へ補給され
るようになっている。そして、該補給が行われたとき、
3次冷却水の配管路からオーバーフローした冷却水は、
配管(22a)より2次冷却水の配管路の前記結合管(
26)に還流される。また、上記熱交換器(29)には
、アイスウォーターである一次冷却水(32)の通る配
管(31)が貫通しており、貫通部の外部を流れる2次
冷却水を冷却するようになっている。なお、上記連結管
(30)と結合管(26)との間には、別装置である充
填後のゲーブルト、プ形成のための頂部加熱及び頂部圧
着ユニ7ト(32)を冷却するために2次冷却水を環流
するようにしている。
上記ミキシングパイプ(混合管)による3次冷却水の温
度制御は、室温より若干高目すなわち、室温≦3次冷却
水温度≦室温+5°Cの間に維持して、該冷却水を多量
にマンドレルに流すことが効果的であることが確認され
ている。
(以下余白) このようにして、上記包装容器素材の底部の密封工程の
間、上記底部加圧部材及びマンドレル頂部の平板部は常
に冷却室への水の環流により容器底部の板紙面の熱可塑
性材の凝固に適当な温度で冷却されるとともに、マンド
レル本体部側壁は露点以上の温度で冷却されて、容器底
部の密封溶着を効率良(且つ結露現象を起すことなる衛
生的に行うことが出来る一方、稼動時と停止時のマンド
レル表面の温度差をなくするようにしたこ止から、稼動
中は勿論停止時から作業を再開するときでも安定して衛
生的にソール作業を行うことが出来る。
〔発明の効果〕
請求項1記載の発明によれば、包装機械の容器底部形成
装置で筒状の包装容器素材から容器底部を密封形成する
とき、底部形成用マンドレルの表面温度を、マンドレル
内を環流する冷却水の温度制御により、常に露点以上に
且つ素材表面の熱可塑性材の凝固温度以下に保持するよ
うにしたことから、容器底部形成装置の稼動時と停止時
とのマンドレルの温度差が少くなり、且つ稼動中は勿論
停止時から稼動を再開するときでもマンドレル表面に結
露現象を起すことがなく、熱可塑性材の凝固不完全によ
るシール不良を防止して、衛生的に且つロスをなくして
常時安定して容器底部の密封作業を行うことが出来る。
請求項2記載の発明によれば、マンドレル内を循環して
流れる冷却水の温度上昇を検知して副時冷却水を補給す
ることにより、容易に且つ安定して該冷却水の温度制御
を行うことが出来る。
請求項3記載の発明によれば、温度制御した冷却水をマ
ンドレルに通して、マンドレル表面の結露現象を防止し
て容器底部の密封溶着を行うとき、マンドレル本体部の
管状の内壁面に接した復流路を通過する冷却水でマンド
レル本体部を冷却することにより、マンドレル表面部の
冷却温度の所定温度内での変動を押え良好に容器底部の
密封溶着を行わせることが′出来る。
請求項4記載の発明によれば、マンドレル本体部の管状
の内壁面に接した復流路を形成する場合、流路長を長く
して効率的にマンドレル本体部を冷却することが出来る
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明による一実施例を示すもので、第1図は
、包装容器の底部形成装置の底部形成用マンドレルを冷
却させる配管路を示すブロック図、 第2図は、使用されるマンドレルの中央縦断側面図、 第3図は、マンドレル頂部の平板部の平面図、第4図は
、第2図の■−■線による断面図、第5図は、マンドレ
ルで処理しようとする包装容器素材の斜視図、 第6図は、第5図の包装容器素材の底部を密封形成した
状態を示す斜視図、 である。 (1)−一−−包装容器底部形成用マンドレル、 (2
)マンドレル本体部、 (3)−平板部、 (4)−冷
却室、 (5)−冷却ブロック、 (5a)−復流路、
(6)、 (6a)−冷却水注入用パイプ、 (7)−
冷却水排水用パイプ、 (9)−ヘースホイール、(1
0a)、 (10a)−−マンドレルホイール、 0ク
ー 底部加圧部材、 側−底部折込板、 aω−底部加
熱装置、(23) −ミキシングパイプ、  (C)包
装容器素材。 特許出願人  ニービー テトラパック(ほか1名) 第 図 第 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性材を被覆し折目線を備えた筒状の包装容器
    素材が嵌装される複数個の容器底部形成用マンドレルを
    有し、該マンドレルが異なる処理ステーションに順次移
    動するように駆動される回転体と、該処理ステーション
    に対応して所定位置に少くとも順次容器素材端部加熱装
    置、容器素材端部折込装置及び容器素材端部圧着装置を
    含む装置群とを備えた包装機械の容器底部形成装置にお
    ける容器底部形成用マンドレルの冷却方法であって、マ
    ンドレル表面温度を露点以上に且つ上記熱可塑性材の凝
    固温度以下に保持するごとく該マンドレル内に冷却水を
    温度制御して環流せしめることを特徴とする包装容器の
    底部形成用マンドレルの冷却方法。 2、冷却水の温度制御は、マンドレル内を環流する冷却
    水の温度変化を検知して、該冷却水に副次冷却水を補給
    して温度制御することを特徴とする請求項1記載の包装
    容器の底部形成用マンドレルの冷却方法。 3、筒状の包装容器素材が嵌装されるマンドレルの本体
    部を管状に形成して、該本体部の外側端部に、上記素材
    の加熱された底部形成用板紙が折込まれ圧着されて容器
    底部を形成するごとく平板状の頂部を設け、マンドレル
    本体部の外側面に、開口状態の包装容器素材の各側壁内
    面に当接するごとく所定の当接部をマンドレルの長手方
    向に突出形成する一方、上記頂部の背面に冷却室を形成
    して、該冷却室の底面に連通するごとくマンドレル本体
    部の管状の内壁面に接して冷却水の復流路を該冷却室よ
    りマンドレルの軸方向に冷却室底面より所定長の間形成
    するとともに、管状のマンドレル本体部の内方には、上
    記冷却室に連通する冷却水注入用パイプと、上記冷却水
    復流路の排出側に連通する冷却水排出用パイプとを設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の包装容器の底
    部形成用マンドレルの冷却方法に使用するマンドレル。 4、マンドレル本体部の管状の内壁面に接して形成する
    冷却水の復流路を、該管状の内壁面に接してスパイラル
    状に形成したことを特徴とする請求項3記載のマンドレ
    ル。
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US10926896B2 (en) 2016-04-04 2021-02-23 Sig Technology Ag Device for the single-sided closure of packaging sleeves for the production of composite packages

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