JPH04310231A - フッ化物コロイド液 - Google Patents

フッ化物コロイド液

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JPH04310231A
JPH04310231A JP3072647A JP7264791A JPH04310231A JP H04310231 A JPH04310231 A JP H04310231A JP 3072647 A JP3072647 A JP 3072647A JP 7264791 A JP7264791 A JP 7264791A JP H04310231 A JPH04310231 A JP H04310231A
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JP
Japan
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fluoride
fluorine
colloidal liquid
colloid
soluble
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JP3072647A
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English (en)
Inventor
Masato Hoshi
正人 星
Takao Shinozaki
篠崎 孝夫
Takao Okajima
孝雄 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフッ素の歯への供給率が
向上したフッ化物コロイド液及びこれを含有するう蝕予
防効果の優れた口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、う蝕予防のための有効成分と
して、種々の化合物が提唱されている。この中で、現在
最も有効性が高いと考えられているのは、フッ化ナトリ
ウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一錫等
のフッ化物である。フッ化物の作用は、主にフッ素イオ
ンの歯牙耐酸性の向上効果と多少脱灰が進行した初期う
蝕の再石灰化を促す効果と考えられる。歯牙耐酸性向上
効果は、フッ素イオンが、歯牙エナメル質の主構成成分
であるハイドロキシアパタイト結晶格子中に入り込む、
即ち、ハイドロキシアパタイトを一部フルオロ化する、
と同時に格子不整を修復することで説明される。又再石
灰化は、エナメル質の脱灰により、短小化、変質、消失
したハイドロキシアパタイトを、脱灰の逆反応によりも
との状態或いはもとに近い状態に戻し、う蝕を促進させ
ない反応である。この反応は、脱灰と共に日常的に起こ
っているが、フッ素イオンの存在により著しく促進され
る。
【0003】これらの作用は、フッ素イオンに極めて特
徴的であり、これに代わりうる物質は考えにくい。そこ
で現在、フッ化物は、上水道への添加、噛み砕き錠剤、
食品への添加、歯面への塗布、洗口剤、歯磨剤等に利用
されているのである。
【0004】ところで、フッ化物が、どの程度のう蝕抑
制効果を持つかを述べるならば、上水道への添加では5
0〜65%、歯面への塗布では30〜40%、洗口剤、
歯磨剤では20〜50%のう蝕抑制率であると報告され
ている。これは、他のう蝕予防剤と比較し、極めて高い
う蝕抑制効果であると言えるが、一方、完全にう蝕を予
防出来るのが理想であり、その見地からは未だ十分な効
果とは考えられない。中でも、洗口剤、歯磨剤の様に、
飲み込むことなく、歯に直接作用させる方法(局所応用
)にあってはう蝕抑制効果は低く、改善の余地がある。
【0005】そこで、フッ化物の効果を高める新たな配
合方法、新たな処置方法或いは新たなフッ素化合物が研
究されて来ている。
【0006】特に、局所応用にあっては、フッ素の取り
込み効率が低く、無効果のまま吐き出されるフッ素が多
いことから、フッ素の取り込み量を高めるための研究が
多くなされている。具体的に、研究の成功している例と
しては、リン酸酸性フッ化ナトリウムがある。これは、
リン酸を配合して、フッ素の取り込み量を高めている。 この薬剤は既に広く使用されている。
【0007】また、近年、通常歯磨剤に1500〜20
00ppm(通常の 1.5〜2倍)のフッ素を配合し
フッ素の取り込みを高めようとする検討がなされている
。これも効果的であると考えられる。
【0008】これらの高効果の理由は、次の様に説明さ
れる。即ち、フッ化物の局所応用は、極めて短時間の作
用に過ぎないので、直接歯をフルオロ化するのは僅かで
あり、他のフッ素は、歯の一部を分解してフッ化カルシ
ウムを生成し、後に唾液に溶け、このフッ素イオンが歯
をフルオロ化するが、リン酸酸性フッ化ナトリウムや、
高濃度フッ化物の処理では、このフッ化カルシウムを多
く生成する。このことにより、間接的に歯を強化する。
【0009】しかし、リン酸酸性フッ化ナトリウムや、
高濃度フッ化物処理にあっては、歯牙の一部を分解する
必要があり、長期使用したとき問題が起こらないとは言
えない。更に、フッ素の急性毒性は決して低くはなく、
誤飲などを考えたとき、フッ素濃度を上げることは望ま
しい方法ではない。
【0010】そこで、他のフッ素取り込み促進処方とし
て期待されるのが、種々の金属イオンをフッ化物と共に
配合する方法である。例えば、アルミニウムイオン、カ
ルシウムイオン(九州歯会誌,4(1), 247〜2
59)、ランタン(小児歯科学雑誌, 25(1),1
〜11)にフッ素取り込み促進効果が認められている。
【0011】これらの作用機作は、形成された不溶性の
フッ化物が、アパタイトに吸着することと考えられてい
て、金属イオンがカルシウムであるときには、不溶性の
フッ化物とは正にフッ化カルシウムであり、原理的に高
濃度フッ化物処理と似ている。しかし、高濃度フッ化物
処理の様にエナメル質が破壊されることはない。
【0012】更に、金属イオンを配合することによる、
フッ素取り込み促進とは別の副次的効果が知られている
【0013】例えば、カルシウムイオンは再石灰化促進
効果が知られているイオンであり、フッ素剤と組み合わ
せて用いることは効果的と認められている。この例とし
ては、特開昭47−039642号や特開昭50−09
1339号があり、市販品もある。
【0014】また、チタン、スズなどにはコーティング
効果による耐酸性向上効果が知られている。
【0015】これらの点から、フッ素イオンと金属イオ
ンを組み合わせて成る処方は、極めて有用と予想される
【0016】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、フッ素イ
オンと金属イオンを組み合わせて成る処方は、実使用に
際しては種々の解決すべき問題がある。
【0017】即ち、う蝕予防効果が評価されているカル
シウム、マグネシウム、ストロンチウム、ランタンに代
表されるランタノイド、モリブデン、マンガン、アルミ
ニウム、インジウム等のフッ化物は水に不溶性又は難溶
性であり、溶液を調製してしばらくすると沈澱して、全
くと言っていいほど反応性を失い、高いフッ素取り込み
どころか、通常のフッ化物程度の効果も見出されなくな
る。
【0018】そこで、これらのフッ化物の高い効果を保
ちうる処方の検討がなされている。
【0019】具体例としては、油層と水層にアルミニウ
ムとフッ素を隔てて保持させ、使用時に混合が起こる様
にする特開昭 57−212112号に示される方法、
或いはカルシウムイオンの殆どをキレーションにより保
護する特開昭 58−219107号の方法、或いはp
Hを極端に下げることを特徴とする特開昭51−091
339号の方法などがある。
【0020】しかし、これらの方法は夫々欠点がある。 即ち、乳化系はテクスチャーが特殊で、例えば歯磨剤と
しては使用感が悪くならざるを得ないし、カルシウムイ
オンのキレーションは、効果を犠牲にせざるを得ない。 また、低pHは、処方が制限される上、歯にも良くはな
い。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意研究したところ、難溶性のフッ化物沈澱
をコロイド化することにより、歯のエナメル質へのフッ
素取り込みを向上させ、その後、取り込まれたフッ素を
長時間除放させ、通常よりはるかに高い効果を、保存安
定性良くもたらす組成物を与え、このコロイド液を用い
た口腔用組成物によりう蝕予防を効果的に実現すること
に成功し、先に特許出願した(特願平2−142118
号)。
【0022】そして更に、このコロイド液のフッ素供給
能を高めるべく研究を続けた結果、意外にもこのコロイ
ド液に水溶性フッ化物を添加すれば、この効果が向上す
ることを見出し、本発明を完成した。
【0023】即ち本発明は、粒径1μm 以下の難溶性
フッ化物コロイド微粒子が分散したフッ化物コロイド液
(以下、原料コロイド液という)に、水溶性フッ化物を
添加したことを特徴とするフッ化物コロイド液(以下、
本発明コロイド液という);更にこれらフッ化物コロイ
ド液の一種又は二種以上を含有する口腔用組成物を提供
するものである。尚、本発明において、コロイド生成の
確認は、例えば次のような方法で行なった。
【0024】(1) 試料溶液を孔径 0.8μのミリ
ポアフィルターで濾過し、濾液8〜9ml(10PCボ
トル)を超遠心分離装置(日立製SCP70H, ロー
ター:SRP70AT, 50000rpm, 20h
r, 15 ℃)にかけたとき沈澱物を認める。 (2) 試料溶液をミリポアフィルターで濾過し、濾液
の動的光散乱を測定したとき、 0.003〜1μの粒
子が検出される(大塚電子製DLS−700)。 (3) 試料溶液を透過型電子顕微鏡(日立H−700
0)で観察するとき 0.001〜1μmの粒子が観察
される。尚、観察試料としては、試料溶液をミリポアフ
ィルターで濾過し、あらかじめ親水処理(日本電子JF
C−1100)したカーボン支持膜に試料をのせ水分を
除去したものを用いた。 また解膠剤を用いた時のコロイド化の確認に関しては、
次の方法も使った。 (4) 試料溶液と試料溶液から解膠剤を除いた溶液(
対照液)の沈澱量又は濁度を比較したとき、前者は後者
より少ない。尚、本発明における解膠剤とは難溶性のフ
ッ化物形成の前、同時或いは後に加えてコロイドを生成
するものであれば如何なるものでもかまわない。
【0025】本発明コロイド液は、原料コロイド液に水
溶性フッ化物を添加することにより調製される。
【0026】本発明に用いる原料コロイドは、特定の難
溶性フッ化物、即ち飽和水溶液とした場合のフッ素イオ
ン濃度が1〜10000ppmである難溶性フッ化物を
用いることより得られる。
【0027】ここで用いられる難溶性フッ化物は、その
溶解性以外に何ら制限を受けるものではない。飽和水溶
液としたときフッ素イオン濃度として1〜10000p
pm、更に好ましくは1〜 4000ppmを与える難
溶性フッ化物がよく、このような難溶性フッ化物として
は具体的には、フッ化物が、フッ化カルシウム、フッ化
アルミニウム、フッ化マグネシウム、フッ化バリウム、
フッ化チタン、フッ化ストロンチウム、フッ化インジウ
ム、フッ化ランタン等のフッ化ランタノイドであるか、
又は構造中にこれらの成分を含有する化合物が望ましい
【0028】また、原料コロイド液の調製にあたって解
膠剤を用いることは、原料コロイドの安定化と対象物、
例えば歯への吸着性を保つために特に効果的である。か
かる解膠剤としては、グルコース−1−リン酸、グルコ
ース−6−リン酸等のポリオールリン酸、ショ糖硫酸等
のポリオール硫酸、グルコン酸等のポリオールカルボン
酸の構造を持つ化合物又はそれらの塩であることが望ま
しい。特に糖リン酸エステルを用いたときのコロイド溶
液の分散性は高く、フッ素として50000ppmまで
のコロイド溶液が得られる。
【0029】原料コロイド液は、例えば次の1)〜3)
の方法に従って製造される。
【0030】1)フッ化ナトリウム等の可溶性フッ化物
と塩化カルシウム等の可溶性カチオン塩とを、水を加え
たときにフッ化物の沈澱を生じる量及び配合比で混合し
、これに  解膠剤を加え、次いで適当量の水を加え、
攪拌する。或いは超音波洗浄器にか  ける。 2)フッ化ナトリウム等の可溶性フッ化物と塩化アルミ
ニウム等の可溶性カチオン塩の夫々の水溶液を作り、少
なくともどちらかの水溶液には解膠剤を加え溶解してお
く。次いでこれらの溶液を混合、攪拌する。或いは、超
音波洗浄器にかける。 3)ここで言う解膠剤、例えばグリセロリン酸の塩、例
えばカルシウム塩と可溶性フッ化物を混合し、水を加え
、攪拌する。或いは、超音波洗浄器にかける。
【0031】本発明で言う難溶性のフッ化物を得る目的
で使用される可溶性のフッ化物は、フッ素イオンを提供
するものであれば、何ら制限を受けない。しかし、口腔
用に用いることを考えれば、味の悪くないコロイド溶液
を与えるフッ化ナトリウム、フッ化カリウムが最適であ
る。
【0032】また本発明の難溶性のフッ化物を得る目的
で使用される可溶性カチオン塩としては何ら制限を受け
ないが、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、ス
トロンチウム等の水溶性の塩類、例えば塩酸塩、硝酸塩
、酢酸塩などが使用できる。尚、解膠剤として使用され
るグリセロリン酸塩、グルコース−1−リン酸塩、グル
コース−6−リン酸塩等が水溶性をもつ場合は、これを
可溶性カチオン塩と兼ねさせることもできる。
【0033】これらの方法により得られた難溶性フッ化
物のコロイド液は、粒径1nm〜1μmのコロイド微粒
子が分散しており、物理的、化学的に同じ性質を持ち、
製法による差異は認められない。
【0034】そして、ここにあげた製法は例示にすぎな
いから不溶性或いは難溶性のフッ化物を生じさせ、これ
の前もしくはこれと同時或いは後から解膠剤を同じ系に
存在させてコロイド液を生成させるのであれば、如何な
る生成方法が用いられてもかまわない。
【0035】また、製造温度としては、室温又は40℃
程度まで加熱するのが良いようであるが、異なる条件で
も差し支えない。
【0036】上記の如くして得られた原料コロイド液に
、水溶性フッ化物を添加し、コロイド液中にコロイド粒
子外の遊離のフッ素イオンを存在せしめることにより、
本発明コロイド液が得られる。水溶性フッ化物の添加方
法としては、原料コロイド液に直接添加してもよいし、
又水溶液として添加してもよい。添加する水溶性フッ化
物としては、前述の難溶性フッ化物を得る目的で使用さ
れる化合物、即ちフッ化ナトリウム、フッ化カリウム、
フッ化錫等が挙げられる。また添加量は、本発明コロイ
ド液中に遊離のフッ素イオン濃度がコロイド粒子中のフ
ッ素イオン濃度に対し 0.1〜200 %、特に20
〜120 %となるように調整するのが好ましい。
【0037】斯くして得られた本発明コロイド液全体の
フッ素量に占める遊離のフッ素イオン量は、 0.1〜
70%、特に10〜60%が好ましい。また、本発明コ
ロイド液全体のフッ素濃度は、10〜100000pp
m とすることができる。
【0038】斯くして得られた本発明コロイド液は、歯
へのフッ素供給能が高く、う蝕予防効果に優れ、歯磨剤
、洗口剤、歯牙塗布剤、バッカル錠、チュウインガムな
ど様々な剤型の口腔用組成物として応用が可能である。 この際、通常の歯磨剤や洗口剤、歯牙塗布剤、バッカル
錠などに使用される各種の基剤やその他の薬用成分を系
に配合することができる。
【0039】
【作用及び発明の効果】本発明コロイド液中にはコロイ
ド粒子を形成しているフッ素に加えて、遊離のフッ素が
存在しており、これにより歯へのフッ素供給能が飛躍的
に向上するものである。その原因は、遊離のフッ素イオ
ンが歯のハイドロキシアパタイトに吸着するためではな
く、明らかではないが、一部のフッ素イオンがコロイド
粒子とアパタイトの間に入って結合を作るものと推測さ
れる。
【0040】従って本発明のコロイド液を配合した口腔
用組成物は、う蝕予防効果に優れたものである。
【0041】
【実施例】以下、実施例及び試験例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0042】試験例1 ハイドロキシアパタイトへのフッ素吸着に及ぼすフッ素
イオンの効果を調べるため次のような実験を行なった。 コロイド液としては、(1).グルコース−1−リン酸
カルシウム(4水塩)とフッ化ナトリウムをモル比1:
2で水に分散したもの。コロイド液全体のフッ素濃度は
 500、2000、5000 ppm。(2).(1
) 液にモル比1のフッ化ナトリウムを添加したもの(
本発明品)。コロイド液全体のフッ素濃度はそれぞれ 
750、3000、7500 ppm、以上2点を用い
た。それぞれのコロイド液10mlをハイドロキシアパ
タイト2gに1分間作用させ、40mlの蒸留水で2回
洗浄後、アパタイトを塩酸で溶解し、希釈後フッ素イオ
ン選択電極(オリオン社)を用いて、フッ素吸着量を測
定した。この結果を表1に示した。
【0043】
【表1】
【0044】(1) と(2) の比較からフッ素イオ
ン濃度は高い方がフッ素吸着量は多いことが示された。
【0045】   注1)  塩化カルシウム及び塩化ストロンチウム
の内何れかの3mMの溶液を作り、これに等量のフッ化
ナトリウム6mMを加え、同時にグリセロリン酸二ナト
リウム又はリボース−5−リン酸二ナトリウム1M ス
ラリーを滴下する。透明になったところでフッ化ナトリ
ウムを加えて 4.5mMとし、1時間放置して配合に
用いる。
【0046】 注1)  5gの錠剤として、 100mlの水又はお
湯に溶かした後、洗口に用いる。 注2)  フッ化ナトリウム4.2gに塩化アルミニウ
ム12g、グルコース−1−リン酸二ナトリウム4水和
物18gを加え、これに水 100mlを加えて混合攪
拌する。透明になったところで、遠心分離機にかけ、2
0万G 10時間沈降させ、得られた沈澱を乾燥、粉砕
する。
【0047】   注1)  リン酸水素カルシウム二水和物又はピロ
リン酸カルシウムの何れかを使用する。 注2)  実施例2の注2)に示した乾燥ゲルと同じ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  粒径1μm以下の難溶性フッ化物コロ
    イド微粒子が分散したフッ化物コロイド液に、水溶性フ
    ッ化物を添加したことを特徴とするフッ化物コロイド液
  2. 【請求項2】  難溶性フッ化物コロイド微粒子が、当
    該フッ化物を飽和水溶液とした場合のフッ素イオン濃度
    が1〜10000ppmである難溶性フッ化物からなる
    請求項1記載のフッ化物コロイド液。
  3. 【請求項3】  フッ化物コロイド微粒子の粒径が1n
    m〜0.5 μmである請求項1記載のフッ化物コロイ
    ド液。
  4. 【請求項4】  請求項1、2又は3のフッ化物コロイ
    ド液を含有することを特徴とする口腔用組成物。
JP3072647A 1991-04-05 1991-04-05 フッ化物コロイド液 Pending JPH04310231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501528A (ja) * 2006-08-24 2010-01-21 グラクソ グループ リミテッド ナノ粒子二酸化チタンを含む口腔ケア組成物

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