JPH04310055A - テレビ電話装置 - Google Patents
テレビ電話装置Info
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- JPH04310055A JPH04310055A JP10379591A JP10379591A JPH04310055A JP H04310055 A JPH04310055 A JP H04310055A JP 10379591 A JP10379591 A JP 10379591A JP 10379591 A JP10379591 A JP 10379591A JP H04310055 A JPH04310055 A JP H04310055A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 42
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声情報と画像情報
を別々の情報チャンネルを利用して伝送するようなディ
ジタル回線を使用したテレビ電話装置に関する。
を別々の情報チャンネルを利用して伝送するようなディ
ジタル回線を使用したテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話装置は、音声情報に加えてカ
メラ・ディスプレイを用いた画像情報が加わるため、情
報量が単なる電話装置の場合に比べて格段に増大する。 このような情報量の増大と通信技術及び各種端末装置の
進歩によりテレビ電話装置の利用が拡大しつつある。
メラ・ディスプレイを用いた画像情報が加わるため、情
報量が単なる電話装置の場合に比べて格段に増大する。 このような情報量の増大と通信技術及び各種端末装置の
進歩によりテレビ電話装置の利用が拡大しつつある。
【0003】従来のディジタル通信回線によるテレビ電
話装置では、音声と画像情報は別々の伝送チャンネルに
て伝送され、また発着信処理は制御用の信号チャンネル
を利用し各々独立に行われ、発着信に関しては音声,画
像のそれぞれのチャンネルを対としては管理されていな
い。通常、テレビ電話では端末から発信処理を行った場
合、音声/画像それぞれのチャンネルが接続されて初め
てテレビ電話としての機能を果たすことになる。
話装置では、音声と画像情報は別々の伝送チャンネルに
て伝送され、また発着信処理は制御用の信号チャンネル
を利用し各々独立に行われ、発着信に関しては音声,画
像のそれぞれのチャンネルを対としては管理されていな
い。通常、テレビ電話では端末から発信処理を行った場
合、音声/画像それぞれのチャンネルが接続されて初め
てテレビ電話としての機能を果たすことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のテレ
ビ電話では、音声,画像いずれかのチャンネル一方のみ
を選択して通信をすることができるので、このような一
方のチャンネルを使用している状態でテレビ電話からの
着信を受けた場合、或は発信する場合に相手方が一方の
チャンネルによる通信中の場合には、両チャンネルが正
常に接続されずテレビ電話として利用できない状態が発
生することがある。例えば、図7(a)に示すように端
子A,Bにおいて、通信用チャンネルの2B回線の一方
のチャンネルにて音声通信がなされている時、端子Aが
端末Cからテレビ電話装置として音声/画像両チャンネ
ルの着信を受信した場合、端末Aでは図7(b)に示す
ように空いている画像チャンネルは開設することができ
るが、音声チャンネルは既に端末Bと通信中のため端末
Cとの間では開設することができない。即ち、端末Aは
発着呼に関して両チャンネルを対として扱わないので、
画像チャンネルは端末Cと接続され音声チャンネルは画
像チャンネルと異なる端末Bと通信するという、テレビ
電話としての意味を持たない状態に陥る不具合がある。 また発信端末Cとしても、端末Cから端末Aへテレビ電
話装置として音声/画像チャンネルの発信操作を行った
場合、端末Cでは図7(b)に示すように画像チャンネ
ルは開設することができるが、音声チャンネルは通信中
で切断される。この場合、端末Cは発着呼に関して両チ
ャンネルを対として扱わないので、テレビ電話として同
様な不具合が生じる。そこで、この発明ではこのような
欠点を簡単に解決したものであって、テレビ電話として
音声/画像両チャンネルを発信或は着信する場合に、両
チャンネルを一対として発信側又は着信側のいずれかで
対応するもので、着信側として音声チャンネルのみであ
る端末と通信中に、他の端末からの着信を受信した場合
、もう一方の画像チャンネルの着信を拒否し切断処理す
る呼管理機能付テレビ電話装置を提案する。また発信側
として、着信側の音声チャンネルが通信中であるために
ネットワークから切断された場合、発信側のもう一方の
画像チャンネルの発信動作を中断し切断処理する呼管理
機能付テレビ電話装置を提案する。
ビ電話では、音声,画像いずれかのチャンネル一方のみ
を選択して通信をすることができるので、このような一
方のチャンネルを使用している状態でテレビ電話からの
着信を受けた場合、或は発信する場合に相手方が一方の
チャンネルによる通信中の場合には、両チャンネルが正
常に接続されずテレビ電話として利用できない状態が発
生することがある。例えば、図7(a)に示すように端
子A,Bにおいて、通信用チャンネルの2B回線の一方
のチャンネルにて音声通信がなされている時、端子Aが
端末Cからテレビ電話装置として音声/画像両チャンネ
ルの着信を受信した場合、端末Aでは図7(b)に示す
ように空いている画像チャンネルは開設することができ
るが、音声チャンネルは既に端末Bと通信中のため端末
Cとの間では開設することができない。即ち、端末Aは
発着呼に関して両チャンネルを対として扱わないので、
画像チャンネルは端末Cと接続され音声チャンネルは画
像チャンネルと異なる端末Bと通信するという、テレビ
電話としての意味を持たない状態に陥る不具合がある。 また発信端末Cとしても、端末Cから端末Aへテレビ電
話装置として音声/画像チャンネルの発信操作を行った
場合、端末Cでは図7(b)に示すように画像チャンネ
ルは開設することができるが、音声チャンネルは通信中
で切断される。この場合、端末Cは発着呼に関して両チ
ャンネルを対として扱わないので、テレビ電話として同
様な不具合が生じる。そこで、この発明ではこのような
欠点を簡単に解決したものであって、テレビ電話として
音声/画像両チャンネルを発信或は着信する場合に、両
チャンネルを一対として発信側又は着信側のいずれかで
対応するもので、着信側として音声チャンネルのみであ
る端末と通信中に、他の端末からの着信を受信した場合
、もう一方の画像チャンネルの着信を拒否し切断処理す
る呼管理機能付テレビ電話装置を提案する。また発信側
として、着信側の音声チャンネルが通信中であるために
ネットワークから切断された場合、発信側のもう一方の
画像チャンネルの発信動作を中断し切断処理する呼管理
機能付テレビ電話装置を提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、複数
の情報チャンネルと制御用の信号チャンネルを有するデ
ィジタル回線に接続され、音声と画像情報とを別々の情
報チャンネルにて同時に伝送することができ、発信を音
声/画像チャンネルを各々独立に又は一対として制御す
る発信制御手段と、制御用の信号チャンネルにおける音
声/画像各々のチャンネルの発着信状態を監視して、上
記発信制御手段に指示を与える呼制御手段とを備えてテ
レビ電話装置を構成する。更に呼制御手段は、音声/画
像チャンネルを各々独立に発信制御するモードの場合、
着信側端末が音声チャンネル或は画像チャンネルのいず
れか一方のチャンネルで他の端末と通信中の時には、も
う一方のチャンネルの着信を拒否し着信があった時に切
断処理を行う機能を具備する。また、呼制御手段は、音
声/画像両チャンネルを一対として発信制御するモード
の場合、音声/画像各チャンネルの発信処理において、
音声チャンネルあるいは画像チャンネルのいずれか一方
のチャンネルが通信中で接続できない時には、もう一方
のチャンネルの発信を中断し切断処理する機能を具備す
る。
の情報チャンネルと制御用の信号チャンネルを有するデ
ィジタル回線に接続され、音声と画像情報とを別々の情
報チャンネルにて同時に伝送することができ、発信を音
声/画像チャンネルを各々独立に又は一対として制御す
る発信制御手段と、制御用の信号チャンネルにおける音
声/画像各々のチャンネルの発着信状態を監視して、上
記発信制御手段に指示を与える呼制御手段とを備えてテ
レビ電話装置を構成する。更に呼制御手段は、音声/画
像チャンネルを各々独立に発信制御するモードの場合、
着信側端末が音声チャンネル或は画像チャンネルのいず
れか一方のチャンネルで他の端末と通信中の時には、も
う一方のチャンネルの着信を拒否し着信があった時に切
断処理を行う機能を具備する。また、呼制御手段は、音
声/画像両チャンネルを一対として発信制御するモード
の場合、音声/画像各チャンネルの発信処理において、
音声チャンネルあるいは画像チャンネルのいずれか一方
のチャンネルが通信中で接続できない時には、もう一方
のチャンネルの発信を中断し切断処理する機能を具備す
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、発着信いずれかの側で対応す
るため、テレビ電話装置として不都合な音声/画像情報
の伝送を回避することができ、特に2Bのうち一方のチ
ャンネルのみを使用してある端末と通信中の場合には、
他のテレビ電話端末からの着信を拒否するので、無駄な
着信動作を防ぐことができる。また発信側において、2
Bのうち一方のチャンネルを使用中の着信側端末に対し
て発信したとき、チャンネルの使用状態を監視し、一方
のチャンネルの発信が切断された場合にはもう一方のチ
ャンネルをも切断する。従っていずれの状態においても
無駄な回線使用を避けることができる。
るため、テレビ電話装置として不都合な音声/画像情報
の伝送を回避することができ、特に2Bのうち一方のチ
ャンネルのみを使用してある端末と通信中の場合には、
他のテレビ電話端末からの着信を拒否するので、無駄な
着信動作を防ぐことができる。また発信側において、2
Bのうち一方のチャンネルを使用中の着信側端末に対し
て発信したとき、チャンネルの使用状態を監視し、一方
のチャンネルの発信が切断された場合にはもう一方のチ
ャンネルをも切断する。従っていずれの状態においても
無駄な回線使用を避けることができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を用いて詳細に説明する。図1
は、本発明に係わりあるテレビ電話装置のブロック図で
ある。テレビ電話機から入出力される音声情報/映像情
報/呼制御情報は、通信インターフェース2を介して通
信回線1に接続され伝送される。この通信インターフェ
ース回路2では、2つの情報チャンネル2Bと1つの制
御用の信号チャンネルDの多重分離が行われる。まず、
テレビ電話機本体には受話器13/送話器12が接続さ
れた音声処理部11が設けられ、この音声処理部11は
、マイクロプロセッサユニット等からなるシステム制御
部3により制御され、信号の処理がなされる。すなわち
、通常の通話時、操作者の音声は送話器12によりアナ
ログの音声信号に変換され、音声処理部11に供給され
、A/D変換等の処理がなされてディジタルの音声情報
信号が形成され、通常インターフェース2に情報チャン
ネルの信号として供給されて多重化され、ディジタル回
線にのせて相手側に送信される。逆に、情報チャンネル
で送信されてくる相手側からのディジタル音声情報信号
は、音声処理部11に供給され、D/A変換等の処理が
なされてアナログの音声信号が形成され、受話器13に
よって操作者に供給される。次に、上記音声情報の処理
に対して、テレビ電話装置としての画像情報の処理を実
行するために画像処理部4が設けられている。この画像
処理部4は、受信メモリ5および送信メモリ10が接続
された送信/受信時の画像圧縮/伸張・符号化/復号化
を行う。この画像処理部4もまた上記システム制御部3
の制御により動作し、送受信時の画像情報を処理する。 画像情報は通信回線1より入力し、通信インターフェー
ス2にて分離された後、画像処理部4に入力し、シリア
ルのディジタル情報からパラレルのディジタル情報へと
復号化され、伝送のために圧縮されていた情報に対して
伸張処理がなされ、受信メモリ5に一旦蓄えられる。受
信メモリ5に蓄えられた画像データは、システム制御部
3からの指令でディスプレイ7に出力するべくD/A変
換映像出力部6にてアナログの映像信号に変換され、適
当なレベルに調整されてディスプレイ7に画像が表示さ
れる。また、画像情報送信時には、カメラ8によってア
ナログ映像信号に変換された操作者の画像は、A/D変
換映像入力部9により適当なレベルに調整され、A/D
変換にてディジタルデータに変換され、一旦画像送信メ
モリ10に蓄えられる。送信メモリ10に畜えられた画
像データは、システム制御部3からの指令で画像処理部
4にて画像圧縮,高能率符号化処理が施されディジタル
の画像情報信号が形成され、通信インターフェース2に
情報チャンネルの信号として供給されて多重化され、通
信回線1をもって、相手側端末に送信される。電話装置
として機能させるために、制御用の信号チャンネルDを
利用して回線接続のための発信/着信処理及び回路切断
等の処理を実行する呼制御部14が、上記通信インター
フェース部2とシステム制御部3の間に設けられている
。上記通信インターフェース部2は、呼制御部4及びシ
ステム制御部3と連携して音声/画像チャンネルを各々
独立に発信するか、または音声/画像両チャンネルを一
対として発信するか選択したモードで発信を制御する機
能を有して構成されている。特に通信インターフェース
部2,システム制御部3及び呼制御部14は、テレビ電
話装置として音声/画像を通信する場合、着信モードで
音声/画像チャンネルのいずれか一方が既にある端末と
通信中の状態にある場合には、もう一方のチャンネルに
対して着信拒否の処理を行う。またシステムが発信モー
ドで着信側において音声/画像チャンネルいずれかが既
に通信中である相手端末へ発信した場合、もう一方の発
信側のチャンネルを切断処理する。また本テレビ電話装
置には、図2に示すように、発信時のダイヤル番号を入
力したり、音声画像両チャンネルにてテレビ電話として
発信するか、音声画像いずれか一方のみで発信するかの
チャンネル選択等を行うための操作部15が設けられ、
システム制御部3に接続されている。操作部15には図
に示すように、音声チャンネルの発着信を選択する音声
スイッチ150が設けられ、スイッチを押す毎にスイッ
チに近接或はスイッチ自体に兼設した音声ランプ151
が点灯/消灯を繰り返して表示する。同様に画像チャン
ネルの発着信を選択する画像スイッチ152も設けられ
、スイッチを押す毎に近接或は兼設した画像ランプ15
3が点灯/消灯を繰り返す。上記各スイッチを操作して
音声/画像のいずれかまたは両方を選択し、ランプ点灯
状態にさせ、タイヤルスイッチ155によりダイヤル番
号を入力し、発信スイッチ154を押すことにより発信
することができる。即ち、操作部15で指示した状態は
入力信号としてシステム制御部3に与えられ、信号の内
容を判別してシステムを駆動させる。ここで、音声/画
像の両方のランプを点灯させて発信すると音声/画像の
両チャンネルが一対になって作動可能な状態に設定され
、テレビ電話として利用できるし、また音声ランプ15
1のみを点灯させて発信すれば、通常の電話として利用
できる。次に発着信に関連する呼管理機能は、本実施例
においては主に通信インターフェース部2,呼制御部4
及びシステム制御部3が作動して実行される。特にシス
テム制御部3は画像処理部4及び音声処理部11を制御
して本システムがテレビ電話装置として機能するために
制御し、呼制御部4はシステム制御部3の上記テレビ電
話システムとしての制御に加えて通信インターフェース
部2の状態を監視して、図3及び図5に示すフローチャ
ートを実行する。ただし、図3は不都合な伝送を着信側
において通信を拒否する構成を示し、図5は不都合な伝
送であることが発信側検知された場合、発信側で通信を
中断する構成を示し、必ずしも両方の構成を備える必要
はなく、通信網内で統一することができれば一方の構成
で不都合な通信を避けることができる。着信側の通信イ
ンターフェース部2,呼制御部14及びシステム制御部
3において、次の動作を実行する。 ステップ300:まず、通信状態を監視し、着信がある
かどうか検出する。着信がない場合はステップ300を
繰り返し、着信があった場合はステップ301に進む。 ステップ301:検出された着信が音声チャンネルか画
像チャンネルかを判断し、音声チャンネル着信の場合は
ステップ302へ、画像チャンネル着信の場合はステッ
プ304へ進む。 ステップ302:音声チャンネル着信の場合、もう一方
の画像チャンネルの通信状態を監視し、画像チャンネル
使用中の場合は着信拒否すべくステップ303へ、画像
チャンネルが空で接続可能な場合はステップ306に進
む。 ステップ303:音声チャンネルの着信があるが、画像
チャンネルが既に使用中であるので、音声チャンネルの
着信を拒否し切断処理がなされ、次の発着信待機状態へ
遷移する。 ステップ304:画像チャンネル着信の場合、もう一方
の音声チャンネルの通信状態を監視し、音声チャンネル
使用中の場合は着信拒否すべくステップ305へ、音声
チャンネルが空で接続可能な場合はステップ306に進
む。 ステップ305:画像チャンネルの着信があるが、音声
チャンネルが既に使用中であるので、画像チャンネルの
着信を拒否し切断処理がなされ、次の発着信待機状態へ
遷移する。 ステップ306:上記ステップ302,304にてそれ
ぞれのチャンネルが空で接続可能と判断された場合、相
手端末の応答によりそれぞれの着信されたチャンネルの
接続処理を行うよう遷移する。 例えば図4に示すように、音声または画像いずれか一方
のチャンネルにて既にある端末と通信中に、他の端末か
ら着信があった場合、端末Aでは上記フローチャートの
内ステップ300→301→304→305の過程を経
、画像チャンネルの着信拒否処理がなされる。次に発信
側で対応するためテレビ電話として音声,画像チャンネ
ルの発信動作の際、通信インターフェース部2,呼制御
部14及びシステム制御部3の動作による呼管理機能は
次の動作を実行する。 ステップ500:まず、テレビ電話として音声/画像両
チャンネルの発信処理を行う。 ステップ501:相手端末の音声チャンネル通信状態を
監視し、音声チャンネルが空で接続可能な場合はステッ
プ502へ進み、音声チャンネルが使用中の場合はステ
ップ504にて発信側のもう一方の画像チャンネルの発
信を中止すべく切断処理を行う。 ステップ502:相手端末の画像チャンネル通信状態を
監視し、画像チャンネルが空で接続可能な場合はステッ
プ503へ進み、画像チャンネルが使用中の場合はステ
ップ505にて発信側のもう一方の音声チャンネルの発
信を中止すべく切断処理を行う。 ステップ503:音声画像両チャンネルとも空で接続可
能であり、相手端末の応答により接続処理を行うよう遷
移する。 ステップ504:ステップ501にて音声チャンネル接
続不可能と判断され、画像チャンネルの切断処理を行い
、ステップ506へ進む。 ステップ505:ステップ502にて画像チャンネル接
続不可能と判断され、音声チャンネルの切断処理を行い
、ステップ506へ進む。 ステップ506:音声/画像チャンネルとも切断処理が
なされ、次の発着信待機状態へ遷移する。 例えば図6に示すように、相手方音声チャンネルが通信
中で網から切断された場合、もう一方の画像チャンネル
の発信動作を中断し切断処理するため、発信側端末Cで
は上記フローチャートの内ステップ500→501→5
04→506の過程を経て、両チャンネルが切断され、
次の発信待機状態に遷移する。音声/画像の両チャンネ
ルで伝送がされるテレビ電話では、要は発信側,着信側
のいずれかで不都合な通信を阻止すればよい。
は、本発明に係わりあるテレビ電話装置のブロック図で
ある。テレビ電話機から入出力される音声情報/映像情
報/呼制御情報は、通信インターフェース2を介して通
信回線1に接続され伝送される。この通信インターフェ
ース回路2では、2つの情報チャンネル2Bと1つの制
御用の信号チャンネルDの多重分離が行われる。まず、
テレビ電話機本体には受話器13/送話器12が接続さ
れた音声処理部11が設けられ、この音声処理部11は
、マイクロプロセッサユニット等からなるシステム制御
部3により制御され、信号の処理がなされる。すなわち
、通常の通話時、操作者の音声は送話器12によりアナ
ログの音声信号に変換され、音声処理部11に供給され
、A/D変換等の処理がなされてディジタルの音声情報
信号が形成され、通常インターフェース2に情報チャン
ネルの信号として供給されて多重化され、ディジタル回
線にのせて相手側に送信される。逆に、情報チャンネル
で送信されてくる相手側からのディジタル音声情報信号
は、音声処理部11に供給され、D/A変換等の処理が
なされてアナログの音声信号が形成され、受話器13に
よって操作者に供給される。次に、上記音声情報の処理
に対して、テレビ電話装置としての画像情報の処理を実
行するために画像処理部4が設けられている。この画像
処理部4は、受信メモリ5および送信メモリ10が接続
された送信/受信時の画像圧縮/伸張・符号化/復号化
を行う。この画像処理部4もまた上記システム制御部3
の制御により動作し、送受信時の画像情報を処理する。 画像情報は通信回線1より入力し、通信インターフェー
ス2にて分離された後、画像処理部4に入力し、シリア
ルのディジタル情報からパラレルのディジタル情報へと
復号化され、伝送のために圧縮されていた情報に対して
伸張処理がなされ、受信メモリ5に一旦蓄えられる。受
信メモリ5に蓄えられた画像データは、システム制御部
3からの指令でディスプレイ7に出力するべくD/A変
換映像出力部6にてアナログの映像信号に変換され、適
当なレベルに調整されてディスプレイ7に画像が表示さ
れる。また、画像情報送信時には、カメラ8によってア
ナログ映像信号に変換された操作者の画像は、A/D変
換映像入力部9により適当なレベルに調整され、A/D
変換にてディジタルデータに変換され、一旦画像送信メ
モリ10に蓄えられる。送信メモリ10に畜えられた画
像データは、システム制御部3からの指令で画像処理部
4にて画像圧縮,高能率符号化処理が施されディジタル
の画像情報信号が形成され、通信インターフェース2に
情報チャンネルの信号として供給されて多重化され、通
信回線1をもって、相手側端末に送信される。電話装置
として機能させるために、制御用の信号チャンネルDを
利用して回線接続のための発信/着信処理及び回路切断
等の処理を実行する呼制御部14が、上記通信インター
フェース部2とシステム制御部3の間に設けられている
。上記通信インターフェース部2は、呼制御部4及びシ
ステム制御部3と連携して音声/画像チャンネルを各々
独立に発信するか、または音声/画像両チャンネルを一
対として発信するか選択したモードで発信を制御する機
能を有して構成されている。特に通信インターフェース
部2,システム制御部3及び呼制御部14は、テレビ電
話装置として音声/画像を通信する場合、着信モードで
音声/画像チャンネルのいずれか一方が既にある端末と
通信中の状態にある場合には、もう一方のチャンネルに
対して着信拒否の処理を行う。またシステムが発信モー
ドで着信側において音声/画像チャンネルいずれかが既
に通信中である相手端末へ発信した場合、もう一方の発
信側のチャンネルを切断処理する。また本テレビ電話装
置には、図2に示すように、発信時のダイヤル番号を入
力したり、音声画像両チャンネルにてテレビ電話として
発信するか、音声画像いずれか一方のみで発信するかの
チャンネル選択等を行うための操作部15が設けられ、
システム制御部3に接続されている。操作部15には図
に示すように、音声チャンネルの発着信を選択する音声
スイッチ150が設けられ、スイッチを押す毎にスイッ
チに近接或はスイッチ自体に兼設した音声ランプ151
が点灯/消灯を繰り返して表示する。同様に画像チャン
ネルの発着信を選択する画像スイッチ152も設けられ
、スイッチを押す毎に近接或は兼設した画像ランプ15
3が点灯/消灯を繰り返す。上記各スイッチを操作して
音声/画像のいずれかまたは両方を選択し、ランプ点灯
状態にさせ、タイヤルスイッチ155によりダイヤル番
号を入力し、発信スイッチ154を押すことにより発信
することができる。即ち、操作部15で指示した状態は
入力信号としてシステム制御部3に与えられ、信号の内
容を判別してシステムを駆動させる。ここで、音声/画
像の両方のランプを点灯させて発信すると音声/画像の
両チャンネルが一対になって作動可能な状態に設定され
、テレビ電話として利用できるし、また音声ランプ15
1のみを点灯させて発信すれば、通常の電話として利用
できる。次に発着信に関連する呼管理機能は、本実施例
においては主に通信インターフェース部2,呼制御部4
及びシステム制御部3が作動して実行される。特にシス
テム制御部3は画像処理部4及び音声処理部11を制御
して本システムがテレビ電話装置として機能するために
制御し、呼制御部4はシステム制御部3の上記テレビ電
話システムとしての制御に加えて通信インターフェース
部2の状態を監視して、図3及び図5に示すフローチャ
ートを実行する。ただし、図3は不都合な伝送を着信側
において通信を拒否する構成を示し、図5は不都合な伝
送であることが発信側検知された場合、発信側で通信を
中断する構成を示し、必ずしも両方の構成を備える必要
はなく、通信網内で統一することができれば一方の構成
で不都合な通信を避けることができる。着信側の通信イ
ンターフェース部2,呼制御部14及びシステム制御部
3において、次の動作を実行する。 ステップ300:まず、通信状態を監視し、着信がある
かどうか検出する。着信がない場合はステップ300を
繰り返し、着信があった場合はステップ301に進む。 ステップ301:検出された着信が音声チャンネルか画
像チャンネルかを判断し、音声チャンネル着信の場合は
ステップ302へ、画像チャンネル着信の場合はステッ
プ304へ進む。 ステップ302:音声チャンネル着信の場合、もう一方
の画像チャンネルの通信状態を監視し、画像チャンネル
使用中の場合は着信拒否すべくステップ303へ、画像
チャンネルが空で接続可能な場合はステップ306に進
む。 ステップ303:音声チャンネルの着信があるが、画像
チャンネルが既に使用中であるので、音声チャンネルの
着信を拒否し切断処理がなされ、次の発着信待機状態へ
遷移する。 ステップ304:画像チャンネル着信の場合、もう一方
の音声チャンネルの通信状態を監視し、音声チャンネル
使用中の場合は着信拒否すべくステップ305へ、音声
チャンネルが空で接続可能な場合はステップ306に進
む。 ステップ305:画像チャンネルの着信があるが、音声
チャンネルが既に使用中であるので、画像チャンネルの
着信を拒否し切断処理がなされ、次の発着信待機状態へ
遷移する。 ステップ306:上記ステップ302,304にてそれ
ぞれのチャンネルが空で接続可能と判断された場合、相
手端末の応答によりそれぞれの着信されたチャンネルの
接続処理を行うよう遷移する。 例えば図4に示すように、音声または画像いずれか一方
のチャンネルにて既にある端末と通信中に、他の端末か
ら着信があった場合、端末Aでは上記フローチャートの
内ステップ300→301→304→305の過程を経
、画像チャンネルの着信拒否処理がなされる。次に発信
側で対応するためテレビ電話として音声,画像チャンネ
ルの発信動作の際、通信インターフェース部2,呼制御
部14及びシステム制御部3の動作による呼管理機能は
次の動作を実行する。 ステップ500:まず、テレビ電話として音声/画像両
チャンネルの発信処理を行う。 ステップ501:相手端末の音声チャンネル通信状態を
監視し、音声チャンネルが空で接続可能な場合はステッ
プ502へ進み、音声チャンネルが使用中の場合はステ
ップ504にて発信側のもう一方の画像チャンネルの発
信を中止すべく切断処理を行う。 ステップ502:相手端末の画像チャンネル通信状態を
監視し、画像チャンネルが空で接続可能な場合はステッ
プ503へ進み、画像チャンネルが使用中の場合はステ
ップ505にて発信側のもう一方の音声チャンネルの発
信を中止すべく切断処理を行う。 ステップ503:音声画像両チャンネルとも空で接続可
能であり、相手端末の応答により接続処理を行うよう遷
移する。 ステップ504:ステップ501にて音声チャンネル接
続不可能と判断され、画像チャンネルの切断処理を行い
、ステップ506へ進む。 ステップ505:ステップ502にて画像チャンネル接
続不可能と判断され、音声チャンネルの切断処理を行い
、ステップ506へ進む。 ステップ506:音声/画像チャンネルとも切断処理が
なされ、次の発着信待機状態へ遷移する。 例えば図6に示すように、相手方音声チャンネルが通信
中で網から切断された場合、もう一方の画像チャンネル
の発信動作を中断し切断処理するため、発信側端末Cで
は上記フローチャートの内ステップ500→501→5
04→506の過程を経て、両チャンネルが切断され、
次の発信待機状態に遷移する。音声/画像の両チャンネ
ルで伝送がされるテレビ電話では、要は発信側,着信側
のいずれかで不都合な通信を阻止すればよい。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テレビ電
話装置の通信においては互いに不可欠な音声と画像チャ
ンネルを対として扱うことができるから、一方のチャン
ネルのみが接続されるような誤った回線接続を確実に回
避でき、テレビ電話装置の信頼性を高めることができる
。
話装置の通信においては互いに不可欠な音声と画像チャ
ンネルを対として扱うことができるから、一方のチャン
ネルのみが接続されるような誤った回線接続を確実に回
避でき、テレビ電話装置の信頼性を高めることができる
。
【図1】 本発明による一実施例を示すテレビ電話装
置のブロック図。
置のブロック図。
【図2】 同実施例の操作部の外観図。
【図3】 同実施例の呼管理機能の一態様を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図4】 同実施例の呼管理機能の一態様を説明する
端末A,B,Cの接続状態図。
端末A,B,Cの接続状態図。
【図5】 同実施例の呼管理機能の他の態様を説明す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図6】 同実施例の呼管理機能の他の態様を説明す
る端末A,B,Cの接続状態図。
る端末A,B,Cの接続状態図。
【図7】 従来例を説明するための端末A,B,Cの
接続状態図。
接続状態図。
1 通信回線
2 通信インターフェース部
3 システム制御部
4 画像処理部
11 音声処理部
15 操作部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の情報チャンネルと制御用の信号
チャンネルを有するディジタル回線に接続され、音声と
画像情報とを別々の情報チャンネルにて同時に伝送し得
るテレビ電話装置において、発信を音声/画像チャンネ
ルを各々独立に又は一対としてのいずれかを選択して制
御する発信制御手段と、制御用の信号チャンネルにおけ
る音声/画像各々のチャンネルの発着信状態を検出して
上記発信制御手段の設定に応じて通信回線を管理する呼
制御手段と、を備えてなることを特徴とするテレビ電話
装置。 - 【請求項2】 上記発信制御手段を音声/画像チャン
ネルを各々独立に発信制御するモードに設定した状態で
、呼制御手段は、音声チャンネル或は画像チャンネルの
いずれか一方のチャンネルで他の端末と通信中の時には
、もう一方のチャンネルの着信を拒否することを特徴と
する請求項1に記載のテレビ電話装置。 - 【請求項3】 上記発信制御手段を、音声/画像両チ
ャンネルを一対として発信制御するモードに設定した状
態で、呼制御手段は音声/画像各チャンネルの発信処理
において、音声チャンネル或は画像チャンネルのいずれ
か一方のチャンネルが通信中で接続できない時には、も
う一方のチャンネルの発信を中断することを特徴とする
請求項1に記載のテレビ電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103795A JP2761120B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | テレビ電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3103795A JP2761120B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | テレビ電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04310055A true JPH04310055A (ja) | 1992-11-02 |
JP2761120B2 JP2761120B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=14363336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3103795A Expired - Fee Related JP2761120B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | テレビ電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761120B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5539811A (en) * | 1993-04-13 | 1996-07-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Visual communication terminal apparatus for performing multiplex transmission of image and audio signals |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311744A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-15 | Fujitsu Ltd | Isdn複合端末 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3103795A patent/JP2761120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311744A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-15 | Fujitsu Ltd | Isdn複合端末 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5539811A (en) * | 1993-04-13 | 1996-07-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Visual communication terminal apparatus for performing multiplex transmission of image and audio signals |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2761120B2 (ja) | 1998-06-04 |
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