JPH0431000Y2 - - Google Patents

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JPH0431000Y2
JPH0431000Y2 JP7796488U JP7796488U JPH0431000Y2 JP H0431000 Y2 JPH0431000 Y2 JP H0431000Y2 JP 7796488 U JP7796488 U JP 7796488U JP 7796488 U JP7796488 U JP 7796488U JP H0431000 Y2 JPH0431000 Y2 JP H0431000Y2
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conveyor
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article
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breathable
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、大量の焼物をする施設において用い
る自動焼物機における焼付防止装置。詳しくは、
物品を移送する通気性コンベアを上下にうねらせ
て、順次に位置変換されるコンベアよりの物品の
離隔部を設けることにより、物品のコンベア接触
時間を可及的に短縮させて、物品の焼付や焦目付
を防止する装置に関する。
(従来の技術) 従来、魚獣肉等の自動焼物機における焼付防止
装置は、実公昭57−53457号公報、実公昭57−
53458号公報により公知であり、前者は、熱源を
内設した焼室の内部に張設して、物品を載置移送
される通気性コンベアの途中に、通気性コンベア
が一旦物品から離れた後、ステイの位置をずらさ
れて再び物品に当る中継部を設けた構成のもので
あり、後者は、前記同様の通気性コンベアの途中
に、その下方からステイの間へ上昇して来て、物
品の差動送りを行つた後、ステイの間へ下降する
回転差動部材を設けた構成のもので、何れも物品
に当るステイの位置を変換して、これへの物品の
焼付を防止しようとしたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した二装置のコンベアは、
何れも一直線状に張設されていて、これへ物品の
各部が一様に接触し、この状態はコンベアの中継
部或は回転差動部材に達して、接触位置の変換が
なされるまで接続されるから、この間にステイや
ネツトに当る部分に焦目が付いたり、多少の焼付
を生じていて、その数は位置変えの回数に応じて
増加するため、却つて製品の商品価値が低下する
し、又、多少でも焼付を生じると、使用後のステ
イを洗滌しなければならない欠点があつた。
本考案は、前記した問題点を解決するためにな
されたもので、物品を移送する通気性コンベアに
上下のうねり部を設け、このうねり部により物品
の一部を絶えずコンベアより離隔させると共に、
この離隔部を順次に変換して、物品のコンベアへ
接触する時間を可及的に短縮させ、物品の焼付や
焦目付けを防止してその商品価値を高めると共
に、コンベアの洗滌を不要とする焼付防止装置を
提供する目的のものである。
ロ 考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段
は、熱源を内設した焼室の内部に、物品を載置し
て移送する通気性コンベアを張設し、この通気性
コンベアに、物品の一部をコンベアより離隔させ
るために上下のうねり部を設けた自動焼物機にお
ける焼付防止装置の構成にある。
この装置における通気性コンベアは公知のステ
イ式、ネツト式等を用いるもので、そのうねり部
は、上下の方向へ液状にうねらせるもので、その
波頭間隔は焼成する物品長さより短いもので、通
常は一定の間隔とするが、若干寸法差のあるもの
を規則的或は不規則的に配置しても良く、又、う
ねりの高さは2〜数cm程度が適当である。
(作用) 本考案は前記した構成により、通気性コンベア
の始端でこれへ魚獣肉等の物品を載置すれば、物
品は通気性コンベアにより熱源上を移送され、火
熱、輻射熱等の熱源により焼かれるものである
が、前記した通気性コンベアは上下のうねり部を
有するため、物品は第4図にaで示す位置に於い
てはその前部がコンベアより離れているが、bに
示す位置においては前傾して後部がコンベアより
離れ、c,d,e,f,gに示す位置において
は、両端部がうねりの波頭部に乗つて中間部はコ
ンベアより離れており、hに示す位置においては
後傾して前部がコンベアより離れ、次の瞬間には
鎖線で示すように前傾して後部がコンベアより離
れる前記したbと同じ状態となり、以後c〜hに
示す過程を繰返しながら移送されるので、この
間、物品は絶えずその一部をコンベアより離隔さ
れて、しかも隔離する位置を順次に変換されるた
め、その各部のコンベアに接触する時間一様に著
しく減少されて、焼成中にコンベアへの焼付を生
じることも、又、ステイやネツトによる焦目が付
くこともなく、極めて商品価値の高い製品に焼き
上げられて、しかも、コンベアが汚れないためそ
の洗滌をも要しないものである。
(実施例) 次に本考案に関する自動焼物機における焼付防
止装置の一実施例を図面に基いて説明する。
図面第1図において1は、機台2上に設けた横
長の焼室で、その内部に、魚獣肉等の物品を、ス
テイa上へ載置して移送する通気性コンベア3を
張設し、該通気性コンベア3の戻り側を、焼室1
の下部を返すようにしてある。
4,5は前記通気性コンベア3の上下に設けた
ガスバーナー等の熱源で、その一方4は焼室1の
前半において、前記通気性コンベアの下側に設け
て物品の下面を焼き、その火口を前半部は移送方
向に傾斜させ、後半部は移送方向とは反対に傾斜
させると共に、該熱源4の上側には熱源4との傾
斜の方向を揃えた遮蔽板6を設けて、コンベア3
と物品との加熱範囲を狭めるようにしてあり、他
方5は焼室1の後半に設けて物品の上面を焼き、
火口の方向を違えた複数のトーチバーナー等によ
り、それぞれ物品の焼きむらをなくして均一に焼
成する。
7は通気性コンベア3の前半部に設けた所定ピ
ツチの上下のうねり部で、第1図及び第2図に示
すように、2個の受けローラ8,8の間へ押えロ
ーラ9により通気性コンベア3を押え込んで、物
品の長さより短い間隔、例えば鰹、紅鮭の場合は
25cmで、上下へ3cmの範囲で波状にうねらせ、物
品がその一部はコンベアへ接触するが、他の部分
は離隔して、しかも、この離隔部は順次に位置を
変換されるようにして、コンベア3への物品の接
触時間を可及的に減少させて焼付を防止させる。
10は通気性コンベア3の途中に、所定の間隔
で設けた複数箇所の曲込部で、第1図及び第2図
に示すように、通気性コンベア3を変向鎖車1
1,11と12により下方に曲げ込んで後記する
冷却手段の外を迂回移動するようにしてある。
13は前記曲込部10に設けたシヤワー式の冷
却手段で、第2図に示すように、通気性コンベア
3のステイaの全幅を包括するシヤワーパイプ1
4をコンベア3の曲込部10内に設け、このシヤ
ワーパイプ14の噴出口15から冷水を噴出し
て、加熱されたステイaを冷却し、ステイaの温
度を焼付温度以下に下げさせるもので、この冷却
手段13は前記したシヤワー式の他に、槽内の冷
水に漬ける浸水式、或は、冷凍機により冷却され
た空気中を移動させる空冷式を用いても良いもの
である。
ハ 考案の効果 本考案の装置は前述のように、通気性コンベア
の上下のうねり部により、物品の一部をコンベア
に接触させ、他の部分を離隔させると共に、この
離隔部を順次変換させることにより、物品のコン
ベアへ接触する時間を可及的に減少させたから、
コンベアへの物品の焼付は勿論、ステイやネツト
により物品へ焦目が付くこともないので、表面が
きれいに焼き上がつた極めて商品価値の高い製品
が得られる。
コンベアに物品が焼付かないため、使用後にこ
れの洗滌が不要である。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置を実施した焼物機
の全体図。第2図は本願装置の一実施例の拡大側
面図。第3図は同上の一部分を示す拡大平面図。
第4図のa〜hは同上における物品の移送状態を
示す説明図である。 図において、1焼室、3は通気性コンベア、
4,5は熱源、7はうねり部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱源を内設した焼室の内部に、物品を載置して
    移送する通気性コンベアを張設し、この通気性コ
    ンベアに、物品の一部をコンベアより離隔させる
    ために上下のうねり部を設けたことを特徴とする
    自動焼物機における焼付防止装置。
JP7796488U 1988-06-13 1988-06-13 Expired JPH0431000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7796488U JPH0431000Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7796488U JPH0431000Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021043U JPH021043U (ja) 1990-01-08
JPH0431000Y2 true JPH0431000Y2 (ja) 1992-07-27

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