JPH04309468A - 交流アーク溶接法 - Google Patents
交流アーク溶接法Info
- Publication number
- JPH04309468A JPH04309468A JP7615091A JP7615091A JPH04309468A JP H04309468 A JPH04309468 A JP H04309468A JP 7615091 A JP7615091 A JP 7615091A JP 7615091 A JP7615091 A JP 7615091A JP H04309468 A JPH04309468 A JP H04309468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- section
- time ratio
- current
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 13
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 11
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置を用い
て直流を交流に変換して溶接を行う交流アーク溶接法に
関する。
て直流を交流に変換して溶接を行う交流アーク溶接法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の交流アーク溶接では、アークの指
向性を高めるために、図２（ａ）に示すようなＥＰ（電
極プラス）区間とＥＮ（電極マイナス）区間の等しい溶
接電流波形のＥＮ区間の時間比率を、図２（ｂ）及び（
ｃ）に示すようにＥＰ区間の時間比率より大きくする方
法が採用されてきた。
向性を高めるために、図２（ａ）に示すようなＥＰ（電
極プラス）区間とＥＮ（電極マイナス）区間の等しい溶
接電流波形のＥＮ区間の時間比率を、図２（ｂ）及び（
ｃ）に示すようにＥＰ区間の時間比率より大きくする方
法が採用されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般にアルミニウムの
溶接には、クリーニング効果を必要とするため交流アー
ク溶接法が用いられており、クリーニング効果は、交流
の１周期中のＥＮの時間比率が大きいほど高いことが知
られている。
溶接には、クリーニング効果を必要とするため交流アー
ク溶接法が用いられており、クリーニング効果は、交流
の１周期中のＥＮの時間比率が大きいほど高いことが知
られている。
【０００４】一方、上述したように従来の交流アーク溶
接法では、アークの指向性を高めるために、交流の１周
期中のＥＮの時間比率を大きくしているため、クリーニ
ング効果が低下するという結果をもたらしていた。その
ため、溶接結果に悪影響を及ぼさない程度のクリーニン
グ効果を保つようなＥＮ区間の時間比率にすると、必要
なだけのアークの指向性が得られないという問題があっ
た。
接法では、アークの指向性を高めるために、交流の１周
期中のＥＮの時間比率を大きくしているため、クリーニ
ング効果が低下するという結果をもたらしていた。その
ため、溶接結果に悪影響を及ぼさない程度のクリーニン
グ効果を保つようなＥＮ区間の時間比率にすると、必要
なだけのアークの指向性が得られないという問題があっ
た。
【０００５】本発明はこの問題を解決しようとするもの
で、良好な溶接結果が得られるだけのクリーニング効果
が維持され、かつ十分なアークの指向性が得られる交流
アーク溶接法を提供することを目的とする。
で、良好な溶接結果が得られるだけのクリーニング効果
が維持され、かつ十分なアークの指向性が得られる交流
アーク溶接法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、交流電流波形のＥＮおよびＥＰの両方の
極性においてパルスを重畳した波形とし、このパルスの
ピーク値と、交流の１周期にしめるＥＮ区間の時間比率
の組み合せを自由に選べるようにしたものである。
に本発明では、交流電流波形のＥＮおよびＥＰの両方の
極性においてパルスを重畳した波形とし、このパルスの
ピーク値と、交流の１周期にしめるＥＮ区間の時間比率
の組み合せを自由に選べるようにしたものである。
【０００７】
【作用】一般にアーク溶接においては、大電流時には電
磁ピンチ力により、アークの指向性が強くなることが知
られているが、上記手段によれば、クリーニング効果を
高めるためにＥＮの時間比率を低くしたとき重畳したパ
ルスのピーク値を大きくすることにより、パルス波形の
ピーク時の電磁ピンチ力によりアークの指向性が維持さ
れ、良好な溶接結果が得られるクリーニング効果を有し
、かつ十分なアークの指向性が得られる交流アーク溶接
法が実現できる。
磁ピンチ力により、アークの指向性が強くなることが知
られているが、上記手段によれば、クリーニング効果を
高めるためにＥＮの時間比率を低くしたとき重畳したパ
ルスのピーク値を大きくすることにより、パルス波形の
ピーク時の電磁ピンチ力によりアークの指向性が維持さ
れ、良好な溶接結果が得られるクリーニング効果を有し
、かつ十分なアークの指向性が得られる交流アーク溶接
法が実現できる。
【０００８】
【実施例】図１（ａ）および（ｂ）に本発明の交流アー
ク溶接法に用いる溶接電流波形の一実施例を示す。図１
（ａ）及び（ｂ）においてＩは溶接電流の瞬間値、ｔは
時間、ＴａおよびＴｂはＥＮ区間の長さを示す時間、Ｈ
ａおよびＨｂは交流に重畳したパルス電流のピーク電流
値である。
ク溶接法に用いる溶接電流波形の一実施例を示す。図１
（ａ）及び（ｂ）においてＩは溶接電流の瞬間値、ｔは
時間、ＴａおよびＴｂはＥＮ区間の長さを示す時間、Ｈ
ａおよびＨｂは交流に重畳したパルス電流のピーク電流
値である。
【０００９】本発明の実施例によれば、１周期における
ＥＮ区間の時間比率を図１（ａ）のＴａのように小さく
設定すればパルス電流はピーク値がＨａのように高くな
り、ＥＮ区間を図１（ｂ）のＴｂのように大きく設定す
ればパルス電流はピーク値がＨｂのように低くなるよう
に連動する。図１（ａ）の場合は高いピーク値による高
電流の電磁ピンチ力により、また図１（ｂ）の場合はＥ
Ｎ区間が長いことにより、どちらの場合も十分なアーク
の指向性が得られるので、ＥＮ区間の時間比率を、良好
な溶接結果を得るのに適したクリーニング効果が得られ
るように調整すれば、十分な指向性と良好なクリーニン
グ効果を容易に得ることができる。
ＥＮ区間の時間比率を図１（ａ）のＴａのように小さく
設定すればパルス電流はピーク値がＨａのように高くな
り、ＥＮ区間を図１（ｂ）のＴｂのように大きく設定す
ればパルス電流はピーク値がＨｂのように低くなるよう
に連動する。図１（ａ）の場合は高いピーク値による高
電流の電磁ピンチ力により、また図１（ｂ）の場合はＥ
Ｎ区間が長いことにより、どちらの場合も十分なアーク
の指向性が得られるので、ＥＮ区間の時間比率を、良好
な溶接結果を得るのに適したクリーニング効果が得られ
るように調整すれば、十分な指向性と良好なクリーニン
グ効果を容易に得ることができる。
【００１０】本発明の実施例では交流電流波形として矩
形波としたが正弦波など他の交流波形でもよく、また半
サイクル当り２つのパルス数を重畳させたが、重畳する
半サイクル当りのパルス数は２以外の数でもよい。また
、本発明の実施例では１周期におけるＥＮ区間の時間比
率の変化とパルスのピーク値の変化を連動させたが、個
別に調整しても差し支えないことはいうまでもない。
形波としたが正弦波など他の交流波形でもよく、また半
サイクル当り２つのパルス数を重畳させたが、重畳する
半サイクル当りのパルス数は２以外の数でもよい。また
、本発明の実施例では１周期におけるＥＮ区間の時間比
率の変化とパルスのピーク値の変化を連動させたが、個
別に調整しても差し支えないことはいうまでもない。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
によれば、交流の溶接電流にパルスを重畳することによ
りアークの指向性を損うことなく、最適のクリーニング
効果が得られるように、１周期におけるＥＮ区間の時間
比率を選択することが可能となり、アルミニウム溶接の
溶接品質の向上に大きく寄与することができる。
によれば、交流の溶接電流にパルスを重畳することによ
りアークの指向性を損うことなく、最適のクリーニング
効果が得られるように、１周期におけるＥＮ区間の時間
比率を選択することが可能となり、アルミニウム溶接の
溶接品質の向上に大きく寄与することができる。
【図１】（ａ）は矩形波交流にパルスを重畳した溶接電
流で１周期におけるＥＮ区間の時間比率が小さい場合の
波形図 （ｂ）は矩形波交流にパルスを重畳した溶接電流で１周
期におけるＥＮ区間の時間比率が大きい場合の波形図
流で１周期におけるＥＮ区間の時間比率が小さい場合の
波形図 （ｂ）は矩形波交流にパルスを重畳した溶接電流で１周
期におけるＥＮ区間の時間比率が大きい場合の波形図
【
図２】（ａ）は矩形波交流の溶接電流で１周期における
ＥＮ区間とＥＰ区間の時間比率が等しい場合の波形図（
ｂ）は矩形波交流の溶接電流で１周期におけるＥＮ区間
の時間比率がＥＰ区間の時間比率より大きい場合の波形
図 （ｃ）は矩形波交流の溶接電流で１周期におけるＥＮ区
間の時間比率がＥＰ区間の時間比率よりさらに大きい場
合の波形図
図２】（ａ）は矩形波交流の溶接電流で１周期における
ＥＮ区間とＥＰ区間の時間比率が等しい場合の波形図（
ｂ）は矩形波交流の溶接電流で１周期におけるＥＮ区間
の時間比率がＥＰ区間の時間比率より大きい場合の波形
図 （ｃ）は矩形波交流の溶接電流で１周期におけるＥＮ区
間の時間比率がＥＰ区間の時間比率よりさらに大きい場
合の波形図
Claims (1)
- 【請求項１】直流を交流に変換させるインバータ装置を
用いて、電極−母材間に交流電流を供給して溶接する交
流アーク溶接法において、ＥＮ（電極マイナス）および
ＥＰ（電極プラス）時の電流波形を交流にパルスを重畳
した波形として、このパルスのピーク値と交流の１周期
中にしめるＥＮ（電極マイナス）の時間比率を自由に変
化させることを特徴とする交流アーク溶接法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3076150A JP2689752B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 交流アーク溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3076150A JP2689752B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 交流アーク溶接法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309468A true JPH04309468A (ja) | 1992-11-02 |
| JP2689752B2 JP2689752B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=13596993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3076150A Expired - Lifetime JP2689752B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 交流アーク溶接法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689752B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006142382A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Newfrey Llc | ショートサイクルアーク溶接のための方法及び装置 |
| JP2009285701A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Yaskawa Electric Corp | 交流パルスアーク溶接装置および制御方法 |
| JP2010234441A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-10-21 | Daihen Corp | 交流パルスアーク溶接制御方法 |
| JP2010284708A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Daihen Corp | 交流パルスアーク溶接制御方法 |
| US8839151B2 (en) | 2010-12-20 | 2014-09-16 | Visionarist Co., Ltd. | Device and program for transmitting/playing image folder based on an album setting folder file |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154055A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-12 | Hitachi Ltd | Parusuyosetsukino kyokuseihantenkairo |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3076150A patent/JP2689752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154055A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-12 | Hitachi Ltd | Parusuyosetsukino kyokuseihantenkairo |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006142382A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Newfrey Llc | ショートサイクルアーク溶接のための方法及び装置 |
| JP2009285701A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Yaskawa Electric Corp | 交流パルスアーク溶接装置および制御方法 |
| JP2010234441A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-10-21 | Daihen Corp | 交流パルスアーク溶接制御方法 |
| JP2010284708A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Daihen Corp | 交流パルスアーク溶接制御方法 |
| US8839151B2 (en) | 2010-12-20 | 2014-09-16 | Visionarist Co., Ltd. | Device and program for transmitting/playing image folder based on an album setting folder file |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2689752B2 (ja) | 1997-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU729425B2 (en) | High current welding power supply | |
| CN101058124B (zh) | 熔化电极交流脉冲电弧焊接的极性切换控制方法 | |
| US8598491B2 (en) | GTAW welder | |
| CA2444326A1 (en) | Electric arc welding system | |
| CA2478935A1 (en) | Electric arc welding system | |
| GB1152508A (en) | Asymmetric Alternating Current Welding | |
| JPH04309468A (ja) | 交流アーク溶接法 | |
| JP5706709B2 (ja) | ２ワイヤ溶接制御方法 | |
| SU538842A1 (ru) | Способ электродуговой сварки с электромагнитным перемешиванием расплава сварочной ванны | |
| JP2005313179A (ja) | 入熱制御直流アーク溶接／パルスアーク溶接切換溶接方法 | |
| JPH01299768A (ja) | 消耗電極式矩形波交流アーク溶接方法 | |
| JPH01150469A (ja) | 交流アーク溶接電源 | |
| JP3253822B2 (ja) | 溶接機の制御装置 | |
| JPS6056486A (ja) | 消耗性電極を用いたア−ク溶接方法 | |
| JP3856355B2 (ja) | 消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法および装置 | |
| JP4853855B2 (ja) | 非消耗電極式ガスシールドアーク溶接における溶接電流の制御方法および電源装置 | |
| Maruo et al. | Rectangular Wave A. C. TIG Arc Welding of Aluminum Alloys. I | |
| JP2917651B2 (ja) | アーク溶接法 | |
| JP3005921B2 (ja) | 交流アーク溶接法 | |
| JPH0839246A (ja) | 交流アーク溶接機 | |
| JPH04356364A (ja) | アーク溶接法 | |
| CA1295693C (en) | Method of and structure for high speed resistance seam welding | |
| SU528157A1 (ru) | Способ дуговой сварки | |
| JPH01233074A (ja) | インバータ式抵抗溶接機 | |
| JPH04251674A (ja) | 色選別電極の溶接方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 14 |