JPH04309301A - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

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Publication number
JPH04309301A
JPH04309301A JP4016248A JP1624892A JPH04309301A JP H04309301 A JPH04309301 A JP H04309301A JP 4016248 A JP4016248 A JP 4016248A JP 1624892 A JP1624892 A JP 1624892A JP H04309301 A JPH04309301 A JP H04309301A
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JP
Japan
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segment
rear cover
ski boot
upper segment
shell base
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4016248A
Other languages
English (en)
Inventor
Jerome Chaigne
ジェローム シェニュ
Rene Borel
ボレル ルネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Filing date
Publication date
Application filed by Salomon SAS filed Critical Salomon SAS
Publication of JPH04309301A publication Critical patent/JPH04309301A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0452Adjustment of the forward inclination of the boot leg
    • A43B5/0454Adjustment of the forward inclination of the boot leg including flex control; Dampening means
    • A43B5/0456Adjustment of the forward inclination of the boot leg including flex control; Dampening means with the actuator being disposed at the rear side of the boot
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/048Rear-entry skiboots

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、シェル低部とこのシェル低部上
に取りつけた靴胴部とを含み、この靴胴部はシェル低部
にヒンジ連結されるとともに、スキー実施状態において
、該靴胴部の前部分と連結してスキー靴の側面上で鎖錠
可能な後部覆いを有する、スキー靴に関するものである
【0002】この種の公知のスキー靴は、靴胴部の後部
分を非常に広く開けられる長所を有するので、スキーヤ
ーの足の出し入れを容易にする。別の長所は、スキー実
施状態におけるスキー靴の側面上に後部覆いを鎖錠する
ことによって堅牢かつ安定した後部支承を保証する点に
ある。大別すると、このスキー靴は、異なる2つの系統
に分類される。
【0003】第一の系統では、例えばイタリア国特許第
1087581号が教示するように、靴胴部は、足の屈
曲部に対応する区域で、スキー靴の先端にヒンジ連結さ
れた前部覆いの屈曲と、踵に対応する区域または踝に対
応する区域に位置するシェル低部上のヒンジ連結軸を中
心とする後部覆いの回動とによって、前方へ枢動するこ
とができる。また、スキー靴の説明にもあるように、後
部覆いの枢動の振幅は、このスキー靴の側面における鎖
錠箇所で、突出している部材と共働する少なくとも1の
嵌合用スロットの範囲に限定される。このようなスキー
靴において、前方に向かう靴胴部の屈曲に対する抵抗力
の値を決定するのは、屈曲部に対応する区域における前
部覆いのみの屈曲性であるということになる。そのうえ
、前部覆いにはこの屈曲性を変えるのに適した手段がな
いので、抵抗力の値は不変的に(すなわち、スキーヤー
の能力、体重、力などに応じて調節不可能に)固定され
る。
【0004】第二の系統では、例えばフランス国特許出
願第2640123号に記載されているように、スキー
靴の胴部は、踝区域でシェル低部上にヒンジ連結されて
いるスリーブに担持された前部覆いと、踵区域で該スリ
ーブから出ている下方延長部および後方延長部にヒンジ
連結されている後部覆いとから成る。この実施態様では
、シェル低部上にスリーブをヒンジ連結させて構成した
単一の回転軸上で枢動するのは、前部覆いと後部覆いか
ら成る靴胴部全体である点が前述の実施態様と異なって
いる。更に、このヒンジ連結部が踝区域に在るので、靴
胴部は踵の軸にほぼ対応する軸を中心としてその全体が
枢動する。曲げ応力の制御(すなわち、前方に向かう靴
胴部の枢動に対する抵抗力の値の制御)に関して、この
態様のスキー靴は、イタリア国特許第1087581号
のように前部覆いの屈曲性を利用する代わりに、スリー
ブとシェル低部の間あるいは後部覆いとシェル低部の間
に配設されている公知型式の制御手段の使用を考えてい
る。したがって、靴胴部の枢動に対する抵抗力の値を調
節することができる。
【0005】上記の各種スキー靴について見てきたよう
に、後部覆いは幾つもの機能を有する:すなわち、該後
部覆いはスキー靴の後部を閉じ;靴胴部の閉鎖位置で前
部覆いに連結されるとき、スキーヤーの脚下部の保持に
関与し;スキー靴の側面上で該後部覆いが鎖錠されてい
るため、前−後支承用の主要部材を構成し;かつ、前方
へスキーヤーが傾むくとき、後−前方向における靴胴部
の枢動を伴なう。反対に、曲げ応力の制御機能は、常に
、前部覆いによるか、あるいはスリーブまたは後部覆い
のような靴胴部の部分とシェル低部との間で相互に作用
する特殊な手段によって遂行される。このような配置構
成は、実際、全ての応力をスキー靴の単一部分、更には
該スキー靴の比較的限られた区域に局在させ、かつスキ
ー靴の関係区域に特定の配置を実現するうえで関連を有
する硬質で耐久性を有する材料の使用を必要とする。
【0006】本発明は、固有の屈曲制御装置を後部覆い
に設けることによって、この種の問題を簡単かつ効果的
に解決することを目的とする。本発明の別の目的は、ス
キーヤーの踝の回転軸に一致して、前方へ枢動する際、
スキー靴の胴部を伴なうことを可能にする手段を後部覆
いに設けるとともに、踵部の端部分におけるスキー靴の
シェル低部に開口用ヒンジ連結部を保存することにある
【0007】本発明によれば、スキー靴は、スキーヤー
の脚下部を包む靴胴部が上に乗っているシェル低部を含
み、前部と後部の少なくとも2つの部分から成るこの靴
胴部は後部覆いとなる後部分を有する。翼部がシェル低
部の側面上で前方に延在する半円筒形をしたこの後部覆
いは、踵区域において、シェル低部にヒンジ連結部を介
して接続され、かつ、靴胴部の閉鎖位置において、少な
くとも部分的に被覆するシェル低部の側面に対応して位
置する補完的鎖錠手段と嵌合によって共働する鎖錠手段
を各翼部に備えている。靴胴部の前部分と後部覆いとの
結合を可能にし、かつスキーの実施にあたって靴胴部の
閉鎖位置における鎖錠の質を保証するために、緊締兼保
持装置を後部覆いに連接する。本発明の一特徴によれば
、後部覆いは、ヒンジ連結部を介して接続される、半円
筒形をした別個の2つのセグメントを含む。その一方は
翼部の間に含まれる中央部分を介して踵区域でシェル低
部に連結されている下部セグメントであり、他方は翼部
を介してこの下部セグメントに連結されている上部セグ
メントである。これら2つのセグメントは、互いに、少
なくとも部分的に重なり合っており、特に上部セグメン
トは下部セグメントの翼部間に延在する下部セグメント
の垂直延長部にまたがっている。同じく本発明のこの特
徴によれば、下部セグメントと上部セグメントは、後部
覆いが靴胴部の閉鎖・鎖錠位置にあるとき、踝の関節区
域に対応する区域において、該両セグメントの翼部上で
、互に対置された2つの回転部材を介して接続され、か
つ互にヒンジ連結される。これら2つの回転部材はまた
、後部覆いを構成する両セグメントの翼部の組立てにも
役立ち、かつ、この目的のために、該翼部を「サンドイ
ッチ」状に挟むことを可能にする肩部(すなわち、支承
用カラー)を含む。下部セグメントに関して、このセグ
メントは、踵区域においてシェル低部に接続され、かつ
、一方では、該シェル低部の対応する側面に配設した補
完的手段と嵌合により共働するための鎖錠手段をその各
翼部上に含み、また他方では、前−後方向において、所
定の角度位置を越えて、そのヒンジ連結部を中心とする
上部セグメントのいかなる枢動をも禁止する止め具手段
を含む。
【0008】要約すると、本発明が目的とするスキー靴
は、シェル低部と該シェル低部上に載置されてスキーヤ
ーの脚低部を包む靴胴部とを含み、該靴胴部は前部分と
該シェル低部の両側面上に延在する翼部を有する半円筒
形の後部覆いから成り、この後部覆いは、踵区域におい
てヒンジ連結部を介してシェル低部に接続されるととも
に、各翼部上に、このシェル低部の対応する側面上に位
置する少なくとも1つの補完的手段と共働する鎖錠手段
を備えており、その特徴とするところは:後部覆いが半
円筒形の2つの別々のセグメント、すなわち、上部セグ
メントおよび下部セグメントを含み、該両セグメントは
少なくとも部分的に重なり合い、かつ、それぞれの翼部
上で互にヒンジ連結されるとともに、該後部覆いが鎖錠
状態にあるとき、踝の関節にほぼ対応して位置する区域
内で、ヒンジ連結兼組立用部材を介して両側にヒンジ連
結されること;および下部セグメントのみが踵区域にお
いてシェル低部上にヒンジ連結されること;この下部セ
グメントが、上部セグメントの下方で、シェル低部上の
ヒンジ連結軸と上部セグメントとのヒンジ連結軸を通る
面の上方で、上へ向けて延在する延長部と、シェル低部
の両側面上に少なくとも後部覆いの鎖錠手段とを備えて
いること;に在る。
【0009】変形実施態様によれば、下部セグメントの
止め具手段は該下部セグメント上で位置調節が可能であ
り、あるいはまた、上部セグメント上にある補完的止め
具手段は該上部セグメントに対する位置調節が可能であ
る。したがって、このような配置構成は、後部覆いが鎖
錠状態にあるとき、前−後方向に、シェル低部に対する
上部セグメントの極限角度位置を調節可能にする。
【0010】本発明によれば、下部セグメントの垂直延
長部は、シェル低部上のこの下部セグメントのヒンジ連
結軸と下部セグメントを上部セグメントに連結するヒン
ジ連結軸との面の上方に延在する。したがって、この延
長部にまたがっている上部セグメントの部分は、進入軌
道に従ってのみ、下部セグメントに対してその軸を中心
として前方へ枢動することができる。本発明の諸目的の
一つ(すなわち、後部覆いの箇所において前方へ向かう
曲げ応力を制御する機能)を達成するために、該下部セ
グメントの垂直延長部および/またはこの延長部をまた
ぐ上部セグメントの部分は、その可撓性を調節する装置
が付いているか、または付いていない可撓区域を備えて
いる。したがって、該上部セグメントが前方へ枢動する
よう付勢されるとき、重なり合う両セグメントの部分の
うち少なくとも1つが、ばねのようにこの枢動に対抗し
ようとする抵抗力を生じる。
【0011】本発明の一実施態様において、上部セグメ
ントを下部セグメントに接続するヒンジ連結部は、各々
、シェル低部の側面上に位置する、対応する鎖錠手段と
ラッチのように共働する設備を有する。したがって、こ
れらヒンジ連結部は後部覆いの鎖錠手段をも構成する。
【0012】本発明に基づく後部覆いを構成するセグメ
ントの翼部はそれらの離間方向に可撓性を有するように
しておき、その結果、後部覆いの鎖錠手段がシェル低部
の側部上に位置する鎖錠手段に対応するとき、該シェル
低部の側部に対するそれらの鎖錠がこれら翼部の解放に
よって自動的に行なわれるようにしておくと良い。その
ためには、厚みのより薄い区域または可撓性を有する区
域を後部覆いのセグメントの少なくとも1つの後部また
は背面に特別に設置しても良い。
【0013】いずれにせよ、本発明は、非限定的な例と
して、その幾つかの実施態様を示す添付の概略図を参照
しながら、以下に続く記載を読むことによって、より良
く理解されるであろう。
【0014】図1から図5までに示されるスキー靴は、
前方部分(すなわち、前部覆い)3と後方部分(すなわ
ち、後部覆い)4とを有する靴胴部2が上に乗っている
硬質シェル低部1を含む。本発明によれば、後部覆い4
は、2つの別個のセグメント(すなわち、下部セグメン
ト5と上部セグメント6)で構成され、この2つのセグ
メントには、その全体において、該後部覆いがスキー靴
の後部分を閉鎖し;前部覆いとの結合によって脚下部の
保持を確実にし;シェル低部1上での鎖錠によって前−
後支承用の主要部材を構成し;踵の関節に合わせた前方
屈曲において、靴胴部2の枢動を伴なうとともに、いわ
ゆる屈曲の制御を確実にするため所定の弾性抵抗に対抗
させることができるよう、補完的かつ別異の機能が付与
されている。
【0015】後部覆い4のセグメント5と6は、それぞ
れ、シェル低部1の側面を少なくとも部分的に被覆して
前方に延在する2つの側方翼部5’と6’および背面区
域25と26で画定された概略半円筒形をしている。こ
のセグメント5と6は、その翼部5’と6’のレベルで
連結部材10で互にヒンジ連結され、この部材10は、
図1と図3に見られるように、後部覆い4が靴胴部2の
閉鎖位置にあるとき、スキーヤーの踝の関節12と対応
した位置関係にある。
【0016】上部セグメント6は、下部セグメント5の
背面区域25の垂直延長部15を覆うとともに、脚下部
の保持を確実にする機能を有するのが好ましく、そのた
めに、その背面区域26から靴胴部2の前部分まで前方
へ伸びる翼部6’を有する。ターンバックル付きケーブ
ルのような公知型式の緊締装置9が上部セグメント6に
連接されて、この前部分3との接続を可能にし、したが
ってスキーヤーの脚下部に対する靴胴部2の閉鎖を実現
する。下部セグメント5に関して、このセグメントは、
横断方向軸8を介して、踵区域において、シェル低部1
上にヒンジ連結され、かつシェル低部と上部セグメント
6間で連結部材の役目をする。本発明の一特徴によれば
、下部セグメント5は、スキー靴を開閉するためシェル
低部1上での後部覆い4全体の枢動と、同じく該シェル
低部1上での後部覆い4全体の鎖錠を確実にする機能を
担っている。そのために、この下部セグメントは該シェ
ル低部1の対応する側面12と一体的に接合されている
補完的鎖錠手段11と嵌合によって共働するのに適した
鎖錠手段10を各翼部5’に備えている。この構造例で
は、2つのセグメント5と6の相互連結兼枢動用部材1
0でもある鎖錠手段10は、図5に示すように、保持用
カラー10’を備えた環状体で構成され、かつ例えば「
ほぞ」のような補完的鎖錠手段11の寸法に対応する寸
法の中央ぐりを含むことができる。その結果、鎖錠手段
10−11の位置がスキーヤーの踝の関節12に対応し
て、両セグメント間のヒンジ連結10の位置と一致する
ことが明らかである。ほぞ11上での環状体10の鎖錠
の質を保証するために、緊締装置9またはこの装置の一
部分が鎖錠10−11に近接した位置にあるのが有利で
あり、それにより、上部セグメント6の翼部6’の接近
および/または緊締が、特にこの区域でシェル低部1に
対する下部セグメント5の翼部5’の緊締を引き起こす
。また同じく、スキーヤーの脚下部を保持するための主
要な要素を構成する、シェル低部上での後部覆い4全体
の鎖錠機能を確保するため、また特に前−後方向におけ
るその固定のために、下部セグメント5は、背面区域2
6における上部セグメント6に担持される補完的止め具
手段18が共働する、背面区域25に止め具手段17を
備えている。したがって、図1において、前部覆い3に
接続される後部覆い4は、それらセグメント5と6のヒ
ンジ連結部10またはシエル低部1との連結軸8のいず
れかを中心とする、後方への枢動を阻止される。それに
対して、後部覆い4のレベルで前−後方向における曲げ
応力の制御機能を得るため、重なり合っているセグメン
ト5と6の部分(すなわち、下部セグメント5の背面区
域25の垂直延長部15と上部セグメント6の背面区域
26の対応部分)のうち少なくとも1つは、弾性変形で
きるように考えられている。そのうえ、該延長部15は
、ヒンジ連結軸8と連結用部材の軸10を通る面27の
上方で、セグメント6の下部を上方へ伸び、かつ上方に
支承されるセグメント6の部分16によって包まれてい
る。このような構造では、上部セグメント6は、下部セ
グメントの延長部15上での進入軌道に沿ってのみ、下
部セグメント5上で前−後方向に枢動することができる
。図示の実施態様において、変形できるとされているの
は下部セグメント5の垂直延長部15である。したがっ
て、図3に示すように、靴胴部2がスキーヤーの脚下部
に随伴するとき、上部セグメント6は、軸8と鎖錠部材
10−11を介してシェル低部1上に固定されたままで
いる下部セグメントの延長部15を弾性的にかつ前方に
変形させながら、該下部セグメント5上で、ヒンジ連結
部10を中心として枢動する。
【0017】シェル低部1上で後部覆い4の鎖錠と解錠
を容易にするために、セグメント5と6の翼部5’と6
’は、それらの離間方向に弾性変形できるようにされて
いる。また、図4から分かるように、少なくとも下部セ
グメント5は、局在するか、または優先的屈曲および/
またはヒンジ連結区域を生じるよう、その背面区域25
の両側にほぼ平行して延在する溝19を付けて設けるこ
とができる。
【0018】図6に示す本発明の実施態様において、後
部覆い34は、上述のスキー靴のセグメント5および6
に類似する下部セグメント35と上部セグメント36で
構成される。唯一の相違点は、シェル低部1上における
後部覆い34の鎖錠手段30−31の位置が、重なり合
っているセグメント35−36のヒンジ連結軸10に対
して、外れた位置にあることであり、後部覆い34が鎖
錠位置にあるとき、該ヒンジ連結軸自体はスキーヤーの
踝の関節に対応して位置したままである。
【0019】上述したように、後部覆い34の鎖錠を確
保する機能を有するのは下部セグメント35である。し
たがって、下部セグメント35よりも上部セグメント3
6が前方へ枢動できるようにするには、ほぞ31および
それに対応する中ぐりのような鎖錠手段30はもっぱら
シェル低部1とこの下部セグメント35との間に延在す
る(図7)。
【0020】本発明の範囲を逸脱しない限り、特別な配
置をこの種の後部覆い34に適用できるのはもちろんで
ある。一例として、図8に示すスキー靴の後部覆い44
は、下部セグメント35によって担持され、止め具手段
47に対して格納可能な止め具手段48を備えた上部セ
グメント46を含む。この止め具手段48は上部セグメ
ント46の背面区域26の上部分に位置する軸41を中
心として枢動するカムで構成され、その自由端42は、
下部セグメント35と一体の止め具手段47と向き合っ
て下方へさがっている。それ自体公知の方法(図示せず
)で、枢動可能なカム48は、もちろん、弾性による締
め付け、嵌合によって停止位置に保持すること、あるい
はまた、この停止位置に維持しようとする戻しばねで拘
束することができる。図示の構成態様において、カム4
8の自由端42は下部セグメント35の止め具47と上
部セグメント46の背面区域26の下部分に形成した逆
U字状の切り込み43との間に挾み込まれる。したがっ
て、カム48を切り込み43の外に、また止め具手段4
7を越えて引き上げることにより、上部セグメント46
を前−後方向における封鎖状態から解放することができ
る。この配置は、実際、緊締装置9の解放またはシェル
低部1に対する下部セグメント35の解錠を必要とする
ことなく、歩行を容易にする補助機能を後部覆い44に
提供する。
【0021】さらに、図9において、後部覆い54は下
部セグメント55を含むことができ、その垂直延長部5
7は可撓特性を変更するための調節装置53を備えてい
る。この例では、鋸歯状切り欠きを施した2つのスリッ
ト59が垂直延長部57の両側に形成され、このスリッ
ト内を滑動するカーソル60がその有効長を変更可能に
する。明らかに解るように、カーソルの位置の高低に応
じて、延長部57が前方へ屈曲する可能性は振幅と抵抗
力において変化する。
【0022】最後に、図10に示すように、下部セグメ
ント35上に位置する補完的止め具手段47に対して位
置調節可能な止め具手段58を、後部覆い64の上部セ
グメント56に設けると有利である。この配置構成は、
下部セグメント35に対する上部セグメント56の前−
後極限角度位置の調節、更には適合を可能にする。上部
セグメント56は、とりわけ、スキーヤーの脚下部の保
持機能を確保するので、その傾斜度は前傾角(すなわち
、後部覆い64の鎖錠位置におけるシェル低部1に対す
るこの脚下部の傾斜)を決定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】後部覆いを倒して靴胴部を閉鎖状態にした本発
明によるスキー靴の概略側面図。
【図2】後部覆いを靴胴部の前部分から離脱させて開放
状態にし、足の挿入口を広げるために解錠され、後方へ
下げた状態の本発明によるスキー靴の概略側面図。
【図3】靴胴部が前方に、すなわち後−前方向にいくら
か屈曲した使用状態にある、本発明によるスキー靴の概
略側面図。
【図4】後部覆いの鎖錠を示す、図3のIV−IV線に
沿って見たスキー靴の断面図。
【図5】スキー靴の対応側面における後部覆いの鎖錠装
置の拡大図。
【図6】後部覆いの鎖錠をそのセグメント同士のヒンジ
連結軸から隔たって行なう、同じく本発明による別のス
キー靴を示す側面図。
【図7】セグメントのヒンジ連結軸に対する鎖錠の配置
構成を示す、図6のVII−VII線に沿って見たスキ
ー靴の部分断面図。
【図8】セグメントが格納可能な止め具手段で封鎖され
る、本発明による後部覆いの一実施態様を示す側面図。
【図9】弾性変形可能な延長部が下部セグメントに設け
られ、かつ調節装置が連接される後部覆いの要部縦断面
図。
【図10】後部覆いの上部セグメントにおける所定位置
に調節可能な止め具手段を取り付けたスキー靴を示す要
部縦断面図。
【符号の説明】
1                 シェル低部2 
                靴胴部3     
            前部分4,34,44,54
,64     後部分(後部覆い)5,35,55 
          下部セグメント6,36,46,
56        上部セグメント5’,6’   
       側方翼部8’            
   横断方向軸(ヒンジ連結部)9        
         緊締装置10−11, 30−31
      鎖錠手段10’            
  環状部材12                ヒ
ンジ連結部(区域)15, 57          
  (垂直方向)延長部16            
    (上部セグメントの)部分17,47    
         止め具(ストッパー)手段18, 
48, 58        補助止め具手段19  
              撓曲用の溝27    
            (ヒンジ連結軸8と鎖錠手段
10の軸を通る)面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シェル低部(1)と、前記シェル低部
    上に載置されてスキーヤーの脚低部を覆う靴胴部(2)
    とを含み、前記靴胴部は前部分(3)と前記シェル低部
    の両側上に延在する翼部(5’、6’)を有する半円筒
    状の後部覆い(4、34、44、54、64)から成り
    、前記後部覆いは、踵区域内で、ヒンジ連結部(8)を
    介して前記シェル低部に接続されるとともに、各々の翼
    部上に、該シェル低部の対応する側部上に位置する少な
    くとも1の補完的手段(11、31)と共働する鎖錠手
    段(10、30)を備えるスキー靴において、前記後部
    覆い(4、34、44、54、64)は半円筒状の2の
    別個のセグメント、すなわち下部セグメント(5、35
    、55)と上部セグメント(6、36、46、56)を
    含み、前記両セグメントは少なくとも部分的に重なり合
    い、かつ、それぞれの翼部(5’、6’)上で互いにヒ
    ンジ連結されるとともに、前記後部覆いが鎖錠状態にあ
    るとき、踵の関節にほぼ対応して位置する区域(12)
    内で、1のヒンジ連結兼組立用部材(10)を介して両
    側にヒンジ連結されること、および前記下部セグメント
    (5、35、55)のみが前記踵区域内でシェル低部上
    にヒンジ連結(8)されること、更に、前記下部セグメ
    ントは、前記上部セグメント(6、36、46、56)
    の下方で、前記シェル低部(1)上のヒンジ連結軸(8
    )および前記上部セグメントとのヒンジ連結軸(10)
    を通る面(27)の上方で上へ向けて延在する延長部(
    15、57)と、前記シェル低部(1)の両側上に少な
    くとも前記後部覆い(4、34、44、54、64)の
    鎖錠手段(10−11、30−32)とを含むことを特
    徴とするスキー靴。
  2. 【請求項2】  前記上部セグメント(6、36、46
    、56)が胴部(2)の前部分(3)と前記上部セグメ
    ントを連結する緊締兼保持装置(9)を含むことを特徴
    とする請求項1によるスキー靴。
  3. 【請求項3】  少なくとも、前記上部セグメント(6
    、36、46、56)の下方に延在する前記下部セグメ
    ント(5、35、55)の延長部(15、57)が可撓
    性を有することを特徴とする請求項1または2によるス
    キー靴。
  4. 【請求項4】  少なくとも、前記下部セグメント(5
    、35、55)の延長部(15、57)上に延在する前
    記上部セグメント(6、36、46、56)の部分(1
    6)が弾性変形可能であることを特徴とする請求項1、
    2または3によるスキー靴。
  5. 【請求項5】  調節装置(53)により、対応するセ
    グメント(55)の垂直延長部(57)の可撓性を変更
    できることを特徴とする請求項3または4によるスキー
    靴。
  6. 【請求項6】  前記下部セグメント(5、35、55
    )が前記上部セグメント(6、36、46、56)の止
    め具手段(17、47)を含み、前記止め具手段は、所
    定の角度位置を越えて前−後方向に前記下部セグメント
    (5、35、55)とのヒンジ連結部(10)を中心と
    して、前記上部セグメントの枢動を禁止する補完的止め
    具手段(18、48、58)を備えることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1によるスキー靴。
  7. 【請求項7】  前記止め具手段(58)のうちの少な
    くとも1が該手段を担持する上部セグメント(56)上
    で位置調節可能であることを特徴とする請求項6による
    スキー靴。
  8. 【請求項8】  前記後部覆いのセグメントのいずれか
    一方(46)によって担持される止め具手段(48)の
    うちの1が、前記他方のセグメント(35)によって担
    持される補完的止め具手段(47)に対して格納可能で
    あることを特徴とする請求項6または7によるスキー靴
  9. 【請求項9】  前記ヒンジ連結部(10)と前記セグ
    メントの組立体とが、互いに、2の回転部材により形成
    され、前記回転部材は、前記翼部(5’、6’)がサン
    ドイッチ状に保持される肩部(10’)を含む環状体か
    らなり、前記環状体は前記シェル低部(1)の側部上に
    位置する鎖錠手段(11)と共働するための中ぐりを有
    し、かつ、それによって前記後部覆い(4、54、64
    )の鎖錠手段(10−11)を構成することを特徴とす
    る請求項1ないし8のいずれか1によるスキー靴。
  10. 【請求項10】  前記上部セグメント(6)と下部セ
    グメント(5)の少なくとも一方の翼部がその後部分に
    配置した撓曲用の溝(19)を含み、前記鎖錠手段()
    の分離のために、前記シェル低部(1)の側部から容易
    に離間できるようにしたことを特徴とする請求項1ない
    し9のいずれか1によるスキー靴。
JP4016248A 1991-02-01 1992-01-31 スキー靴 Withdrawn JPH04309301A (ja)

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