JPH04309042A - プロトコル処理回路 - Google Patents

プロトコル処理回路

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JPH04309042A
JPH04309042A JP3101927A JP10192791A JPH04309042A JP H04309042 A JPH04309042 A JP H04309042A JP 3101927 A JP3101927 A JP 3101927A JP 10192791 A JP10192791 A JP 10192791A JP H04309042 A JPH04309042 A JP H04309042A
Authority
JP
Japan
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tpdu
user data
header
chain
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP3101927A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Matsuhiro
一良 松広
Kimita Motomura
本村 公太
Takashi Ikegawa
隆司 池川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOSI基本参照モデル第
四層のコネクション形トランスポートプロトコルのデー
タ送信に利用する。このプロトコルはISO−8073
に規定されており、本発明は特に、送信するトランスポ
ートサービスデータ単位(以下「TSDU」という)の
メモリへの格納、TSDUをもとにしたトランスポート
プロトコルデータ単位(以下「DT−TPDU」という
)の送信、送達確認済のDT−TPDU保持の解放、お
よびDT−TPDUの再送を処理するプロトコル処理回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】OSI基本参照モデルに基づき第四層の
コネネクション形トランスポートプロトコルに準じてデ
ータ送信を行う場合には、上位レイヤから受け取ったT
SDUをもとにDT−TPDUを組み立てて下位レイヤ
に渡す。
【0003】DT−TPDUはヘッダ部とユーザデータ
部とにより構成され、DT−TPDUの最大長(以下「
最大TPDU長」という)はコネクション確立時に相手
先との合意により決定される。TSDU長とヘッダ長の
和が最大TPDU長を越える場合には、受け取ったTS
DUを分割してセグメント化する。DT−TPDUのヘ
ッダのパラメータには固定値と固定値でないものが含ま
れるが、固定値でないものとしては、コネクション識別
を可能とするDST−REF、DT−TPDU送信時の
シーケンス番号TPDU−NR、TSDUの最後のDT
−TPDUであるか否かを示すEOT、およびコネクシ
ョン確立時に使用を確認した場合にDT−TPDUの全
オクテットに対して計算し設定するチェックサムパラメ
ータがある。OSI基本参照モデル第四層では、これら
の非固定値部分を決定することによりヘッダを生成し、
必要に応じて上位レイヤより受け取ったTSDUをセグ
メントにしてユーザデータとし、DT−TPDUを合成
して下位レイヤに渡す。一般に、DT−TPDUの送信
時には一度に複数個のDT−TPDUを送信し、再度送
信の指示を受けた場合は送信済以降のDT−TPDUを
送信する。
【0004】再送のためには送信済のDT−TPDUを
保持する必要があり、送信相手側から確認信号AK−T
PDUが返送されたとき、その保持しているDT−TP
DUを解放する。具体的には、AK−TPDU中のYR
−TU−NRと、保持しているDT−TPDU中のTP
DU−NRとを比較し、YR−TU−NRの値よりも小
さい値をもつDT−TPDUを解放する。解放されずに
保持状態となっているDT−TPDUについては、再送
タイマがタイムアウトとした場合、該当するDT−TP
DUを再送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、DT−TPDU
の送信、送達確認済のDT−TPDUの解放、およびD
T−TPDUの再送については、ヘッダ処理の一部とし
て、ソフトウェアまたはファームウェアで実行していた
。このため、特にDT−TPDUの処理は冗長になって
いた。すなわち、送信のために上位レイヤから受け取っ
たTSDUをとりあえずそのまま格納し、コネクション
確立時の情報によってセグメント化が必要な場合には、
セグメント化してDT−TPDUの1個分のデータを別
のメモリ領域に複写し、さらに、ヘッダ情報を逐次決定
してDT−TPDUのデータに付加した後に、一個のD
T−TPDUとして下位レイヤに渡していた。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、冗長
な処理が不要なプロトコル処理回路を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプロトコル処理
回路は、入力されたTSDUを最大TPDU長からヘッ
ダ長を差し引いた値毎に分割して格納するユーザデータ
格納手段と、このユーザデータ格納手段にユーザデータ
が格納される毎にそのユーザデータに対するヘッダを生
成するためのパラメータを求めて格納するヘッダパラメ
ータ格納手段と、ユーザデータ手段およびヘッダパラメ
ータ格納手段からそれぞれユーザデータおよび対応する
パラメータを読み出してヘッダを生成し、そのヘッダを
そのユーザデータに付与することによりトランスポート
プロトコルデータ単位を生成する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】上位からのTSDUを受け取ると同時に、コネ
クション確立時に合意した最大TPDU長に基づきTS
DUをセグメント化して格納し、並行して、ヘッダ生成
に必要なTPDU−NR、EOT、およびユーザデータ
に対するチェックサム値を求めて格納する。DT−TP
DUの送信時は、TPDU−NR、EOTについてはそ
のまま取り入れ、チェックサム値についてはさらにヘッ
ダ部分の処理を実行して最終のチェックサム値として、
DT−TPDUのヘッダを生成する。このようして、セ
グメント化されたTSDUをユーザデータとして、DT
−TPDUを合成して下位レイヤに渡す。
【0009】したがって、従来のような冗長な処理が省
かれ、さらに、送達確認済のDT−TPDUの解放、D
T−TPDUの再送についても併せて処理できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明実施例のプロトコル処理回路を
示すブロック構成図である。
【0011】このプロトコル処理回路は、入力されたト
ランスポートサービスデータ単位からトランスポートプ
ロトコルデータ単位を組み立てる回路であり、入力され
たTSDUを最大TPDU長からヘッダ長を差し引いた
値毎に分割して格納するユーザデータ格納手段としてユ
ーザデータチェーン生成部11、ユーザデータチェーン
保持メモリ13およびアドレス決定部14を備え、この
ユーザデータ格納手段にユーザデータが格納される毎に
そのユーザデータに対するヘッダを生成するためのパラ
メータを求めて格納するヘッダパラメータ格納手段とし
てチェックサム計算部8、長さ情報処理部9、TPDU
−NR計数部10、DP−TPDU情報チェーン生成部
12、DP−TPDU情報チェーン保持メモリ17およ
びアドレス決定部18を備え、ユーザデータチェーン保
持メモリ13およびDP−TPDU情報チェーン保持メ
モリ17からそれぞれユーザデータおよび対応するパラ
メータを読み出してヘッダを生成し、そのヘッダをその
ユーザデータに付与することによりトランスポートプロ
トコルデータ単位を生成する手段としてユーザデータチ
ェーン読み出し部20、DT−TPDU情報チェーン読
み出し部21およびDT−TPDU合成部22を備える
。また、ユーザデータ格納手段およびヘッダ格納手段を
制御するためにメモリ読出書込制御部19を備え、格納
内容を消去するためにチェーン解放部16を備える。
【0012】このプロトコル処理回路は、入力端1に入
力されたTSDUを処理し、出力端2にDT−TPDU
を出力する。入力端3にはコネクション確立通知の情報
が入力され、入力端4にはTSDUの格納指示の情報が
入力され、入力端5にはDT−TPDUの出力指示の情
報が入力され、入力端6には保持されているDT−TP
Dの解放指示の情報が入力され、入力端7にはDT−T
PDUの再送指示の情報が入力される。
【0013】ここで、このプロトコル処理回路の動作を
説明する前に、この回路内で処理されるデータのフォー
マットについて、図2および図3を参照して説明する。
【0014】図2はユーザデータチェーン生成部11に
よるユーザデータチェーンの生成例を示し、(a)はT
SDU、(b)はコネククション確立時に合意した最大
TPDU長に基づいてセグメント化した場合のDT−T
PDUあたりのユーザデータ、(c)はTSDUをユー
ザデータチェーン保持メモリ13内でチェーン状に管理
するときの個々のバッファブロックを示す。
【0015】ユーザデータチェーン生成部11は、ユー
ザデータをDT−TPDU単位に分割し、そのデータを
ユーザデータチェーン保持メモリ13内のバッファブロ
ックのチェーンに隙間なく格納する。DT−TPDUの
ユーザデータの先頭オクテットは必ずブロック内のデー
タ部の先頭に位置し、DT−TPDUのユーザデータの
最終オクテットを含むブロックには後のDT−TPDU
のユーザデータが続かないように格納する。
【0016】図3はDT−TPDU情報チェーン生成部
12によるDT−TPDU情報チェーンの生成例を示す
【0017】DT−TPDU情報チェーン生成部12は
、DT−TPDU毎に、そのDT−TPDUのTPDU
−NR、EOT、ユーザデータに対するチェックサムの
計算結果、対応するユーザデータチェーン内のユーザデ
ータの先頭オクテットが格納されているブロックのアド
レス、一つのDT−TPDU分のユーザデータのブロッ
ク数および最終ブロックの有効データ長を一つの単位と
し、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ17内のバ
ッファブロックに格納する。DT−TPDU情報チェー
ン保持メモリ17は、個々のバッファブロックに格納さ
れたDT−TPDUに関する情報をチェーン状に管理す
る。
【0018】図1に示したプロトコル処理回路の動作に
ついてさらに詳しく説明する。
【0019】ユーザデータチェーン保持メモリ13およ
びDT−TPDU情報チェーン保持メモリ17は、あら
かじめ固定長の空きのバッファブロックをチェーン状に
連結し、データをデータチェーンとして記憶する。ブロ
ックの長さは、ユーザデータチェーン保持メモリ13で
は実装上設定された長さ、DT−TPDU情報チェーン
保持メモリ17では個々のバッファブロックに格納でき
る長さとする。チェーンの先頭アドレスおよびブロック
数は、アドレス管理部15により管理される。
【0020】次に、入力端3〜7の各信号に応じた動作
をそれぞれ説明する。
【0021】入力端3にコネクション確立通知を受ける
と、長さ情報処理部9はその通知に含まれるコネクショ
ン識別情報と最大TPDU長とを取り込む。また、TP
DU−NR計数部10はコネクション識別情報を取り込
み、コネクション別に管理するTPDU−NRカウンタ
をリセットする。
【0022】入力端4にTSDU格納指示を受けると、
長さ情報処理部9はその指示に含まれるTSDUの長さ
を取り込み、入力端1からのTSDUの入力に先立って
、TSDUの長さを示す情報と、コネクション確立通知
時の最大TPDU長およびアドレス管理部15において
TSDUをチェーン状に管理するときの1個のブロック
の長さを示す情報とをもとに、まず最大TPDU長とヘ
ッダ長とによりDT−TPDUユーザデータの最大長を
求め、さらに、TSDUの長さ、DT−TPDUユーザ
データの最大長、およびDT−TPDUユーザデータの
最大長と、一個のブロックの長さとを比較する。
【0023】入力端4へのTSDU格納指示をもとに入
力端1にTSDUが入力されると、チェックサム計算部
8は、長さ情報処理部9の処理結果に基づき、TSDU
の長さがDT−TPDUユーザデータの最大長以下の場
合はTSDU全体が一つのDT−TPDUのユーザデー
タとなるため、TSDU全体に対してチェックサムを実
行する。また、TSDUの長さがDT−TPDUユーザ
データの最大値より長い場合には、TSDUの先頭オク
テットから順に、DT−TPDUユーザデータの最大長
に併せてセグメント化した各DT−TPDU分のユーザ
データに対してチェックサムを計算する。
【0024】TPDU−NR計数部10は、入力端4の
TSDU格納指示に含まれるTSDUのコネクションに
関する情報を取り込み、長さ情報処理部9の処理結果に
基づき、TSDUから一個分のDT−TPDUのユーザ
データを括り出す毎に対応するコネクション毎のTPD
U−NRカウンタをインクリメントする。TPDU−N
Rとしては、インクリメント直前の値を与える。
【0025】ユーザデータチェーン生成部11は、入力
端1からTSDUを取り込み、さらに、長さ情報処理部
9の処理結果と、入力端4のTSDU格納指示によりメ
モリ読出書込制御部19が出力する信号とに基づいて、
図2に示したユーザデータチェーンの形式で格納される
ように、TSDUをユーザデータチェーン保持メモリ1
3に転送する。
【0026】DT−TPDUユーザデータの最大値が一
個のブロックの長さ以下であり、かつTSDUの長さが
DT−TPDUユーザデータの最大長以下の場合は、ブ
ロックの個数は一個である。DT−TPDUユーザデー
タの最大値が一個のブロックの長さ以下であり、かつT
SDUの長さがDT−TPDUユーザデータの最大長よ
り長い場合には、ブロック数はTSDUのセグメント数
に等しくなる。また、DT−TPDUユーザデータの最
大値が一個のブロックの長さより長く、かつTSDUの
長さがDT−TPDUユーザデータの最大長以下の場合
は、ブロック数はTSDUの長さを一個のブロックの長
さで割った値を小数点以下について切り上げた値に等し
い。DT−TPDUユーザデータの最大値が一個のブロ
ックの長さより長く、かつTSDUの長さがDT−TP
DUユーザデータの最大長より長い場合は、ブロック数
はTSDUの長さを一個のブロックの長さで割った値を
小数点以下について切り下げた値にTSDUのセグメン
ト数を乗じた値に等しい。DT−TPDUの一個分のユ
ーザデータの最後の部分を含むブロック以外のブロック
には、必ずユーザデータを満杯に詰める。
【0027】DT−TPDU情報チェーン生成部12は
、ユーザデータチェーン生成部11によるDT−TPD
U毎の処理に同期して、チェックサム計算部8、長さ情
報処理部9およびTPDU−NR計数部10からそれぞ
れ処理結果を取り込む。さらにDT−TPDU情報チェ
ーン生成部12は、入力端4のTSDU格納指示を受け
てメモリ書込読出制御部19が出力する信号に基づいて
、図3に示したDT−TPDU情報チェーンの形式で格
納されるように、各情報をDT−TPDU情報チェーン
保持メモリ17に転送する。
【0028】ユーザデータチェーン保持メモリ13は、
ユーザデータチェーン生成部11から転送されたユーザ
データチェーンを、アドレス決定部14が出力するアド
レスに基づいて格納する。また、DT−TPDU情報チ
ェーン保持メモリ17は、DT−TPDU情報チェーン
生成部12から転送されたDT−TPDU情報チェーン
を、アドレス決定部18が出力するアドレスに基づいて
格納する。
【0029】アドレス決定部14は、アドレス管理部1
5の出力、あるいはユーザデータチェーン保持メモリ1
3に格納されているチェーン内のアドレス情報をもとに
、ユーザデータチェーン保持メモリ13のアドレスを決
定する。また、アドレス決定部18は、アドレス管理部
15の出力、あるいはDT−TPDU情報チェーン保持
メモリ17に格納されているチェーン内のアドレス情報
をもとに、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ17
のアドレスを決定する。
【0030】アドレス管理部15は、入力端4に入力さ
れたTSDUの格納指示を通知する信号により、ユーザ
データチェーン生成部11が生成するユーザデータチェ
ーン、およびDT−TPDU情報チェーン生成部12が
生成するDT−TPDU情報チェーンについて、その先
頭アドレスを与えるとともに、チェーン格納後のDT−
TPDU情報チェーン保持メモリ17の先頭ブロックの
アドレスおよび有効ブロック数をコネクション情報とと
もに内部に格納しておく。
【0031】入力端5にDT−TPDU出力指示を受け
ると、アドレス管理部15は、メモリ書込読出制御部1
9の出力する信号をもとに、DT−TPDU情報チェー
ン保持メモリ17に格納されているDT−TPDU管理
情報のチェーンのうち指示を受けたコネクションのチェ
ーンを選択し、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ
17から出力されるように、アドレス決定部18に先頭
アドレスとブロック数とを通知する。並行してアドレス
管理部15は、DT−TPDUの出力指示により送信済
となった部分をもとに、次に送信するDT−TPDUに
相当するDT−TPDU管理情報チェーンの先頭ブロッ
クのアドレスおよび残りの有効ブロック数を別途格納し
ておき、入力端5に再度同一コネクションのDT−TP
DU出力指示を通知する情報を受けた場合には、そのブ
ロックアドレスとブロック数とを読み出してアドレス決
定部18に渡す。一般にDT−TPDUの送信時には一
度に複数個のDT−TPDUを送信するが、その個数は
コネクション確立時に設定するか、相手側から返送され
たAK−TPDU中に含まれるCDT値、あるいはウイ
ンドウ上限値から求めることができる。
【0032】アドレス決定部14は、DT−TPDU情
報チェーン保持メモリ17に格納されているチェーン内
のうち、DT−TPDU毎のアドレス情報をもとに、ユ
ーザデータチェーン保持メモリ13のアドレスを決定す
る。
【0033】DT−TPDU合成部22は、入力端5の
DT−TPDU出力指示を受けて、メモリ書込読出制御
部19の出力信号をもとに、ユーザデータチェーン保持
メモリ13、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ1
7からそれぞれ出力されたユーザデータチェーンおよび
DT−TPDU情報チェーンをユーザデータチェーン読
み出し部20、DT−TPDU情報チェーン読み出し部
21経由で取り込み、DT−TPDU情報チェーンおよ
びそのコネクション情報をもとにDT−TPDUヘッダ
を合成し、さらにユーザデータを連結してDT−TPD
Uを生成し、出力端2に出力する。
【0034】DT−TPDUヘッダ情報のうちチェック
サムについては、ユーザデータに対するチェックサム結
果をもとに、DT−TPDU全体のチェックサム値を求
める。その方法については、例えば本願出願者による特
許出願、特願平2−12846(本出願時未公開)に示
された技術を用いることができる。
【0035】入力端6にDT−TPDU解放指示が入力
されると、アドレス管理部15は、DT−TPDU情報
チェーン保持メモリ17に格納されているDT−TPD
U情報チェーンのうち指示を受けたコネクションのチェ
ーンを選択し、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ
17から出力されるように、アドレス決定部18に先頭
アドレスを渡す。DT−TPDU情報チェーン保持メモ
リ17から読み出したDT−TPDU情報チェーンに含
まれるTPDU−NRについては、チェーン解放部16
に渡す。
【0036】チェーン解放部16は、入力端6のDT−
TPDU解放指示中にある次に期待するDT−TPDU
のTPDU−NRを参照し、ユーザデータチェーン保持
メモリ13から受け取ったDT−TPDUのTPDU−
NR値がその値より1だけ小さい値をもつDT−TPD
U情報のブロックまでのチェーンを削除するように、ア
ドレス管理部15へ連絡する。アドレス管理部15は、
その連絡をもとに、DT−TPDU情報チェーン保持メ
モリ17に格納されているDT−TPDU情報チェーン
の先頭アドレスおよびブロック数を、DT−TPDU解
放指示中にある次に期待するDT−TPDUのTPDU
−NRと同じTPDU−NRをもつDT−TPDU情報
のブロック以降のチェーンの先頭アドレスおよびブロッ
ク数に書き替え、コネクション情報とともに管理する。
【0037】入力端7にDT−TPDUの再送指示を受
けると、アドレス管理部15は、DT−TPDU情報チ
ェーン保持メモリ17に格納されている情報チェーンの
うち指示を受けたコネクションのチェーンを選択し、D
T−TPDU情報チェーン保持メモリ17から出力され
るように、アドレス決定部18に先頭アドレスとブロッ
ク数とを渡す。この場合の先頭アドレスおよびブロック
数は、DT−TPDU解放指示受信によりDT−TPD
Uの解放があった場合は、チェーン解放部16からの指
示により書き替えた後の値となる。
【0038】DT−TPDU合成部22は、入力端7の
DT−TPDU再送指示を受けて、メモリ書込読出制御
部19の出力する信号をもとにユーザデータチェーン保
持メモリ13、DT−TPDU情報チェーン保持メモリ
17から出力されたユーザデータチェーンおよびDT−
TPDU情報チェーンを取り込み、DT−TPDU出力
指示に応じた動作と同様に、DT−TPDU情報チェー
ンおよびそのコネクション情報をもとにDT−TPDU
ヘッダを合成し、さらにユーザデータを連結して、DT
−TPDUを生成する。このDT−TPDUは、出力端
2から出力される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプロトコ
ル処理回路は、冗長な処理の必要なしにTSDUのセグ
メント化およびそれに伴う処理を実行できる効果がある
。また、送達確認済の保持DT−TPDUの解放、DT
−TPDUの再送についても併せて処理できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例のプロトコル処理回路を示す
ブロック構成図。
【図2】  ユーザデータチェーンの生成例を示す図で
あり、(a)はTSDU、(b)はDT−TPDUあた
りのユーザデータ、(c)はTSDUを管理するときの
バッファブロックを示す。
【図3】  DT−TPDU情報チェーンの生成例を示
す図。
【符号の説明】
1、3〜7  入力端 2  出力端 8  チェックサム計算部 9  長さ情報処理部 10  TPDU−NR計数部 11  ユーザデータチェーン生成部 12  DT−TPDU情報チェーン生成部13  ユ
ーザデータチェーン保持メモリ14、18  アドレス
決定部 15  アドレス管理部 16  チェーン解放部 17  DT−TPDU情報チェーン保持メモリ20 
 ユーザデータチェーン読み出し部21  DT−TP
DU情報チェーン読み出し部22  DT−TPDU合
成部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力されたトランスポートサービスデ
    ータ単位からトランスポートプロトコルデータ単位を組
    み立てる処理手段を備え、この処理手段には、トランス
    ポートサービスデータ単位をユーザデータとし、このユ
    ーザデータにチェックサム値を含むヘッダを付与するヘ
    ッダ付与手段と、ユーザデータの長さとヘッダの長さと
    の和があらかじめ定められた最大長を越える場合にはト
    ランスポートサービスデータ単位をセグメントに分割す
    るセグメント手段とを含むプロトコル処理回路において
    、前記セグメント手段は、入力されたトランスポートサ
    ービスデータ単位を前記あらかじめ定められた値からヘ
    ッダ長を差し引いた値毎に分割して格納するユーザデー
    タ格納手段を含み、前記ヘッダ付与手段は、このユーザ
    データ格納手段にユーザデータが格納される毎にそのユ
    ーザデータに対するヘッダを生成するためのパラメータ
    を求めて格納するヘッダパラメータ格納手段と、前記ユ
    ーザデータ格納手段および前記ヘッダパラメータ格納手
    段からそれぞれユーザデータおよび対応するパラメータ
    を読み出してヘッダを生成し、そのヘッダをそのユーザ
    データに付与することによりトランスポートプロトコル
    データ単位を生成する手段とを含むことを特徴とするプ
    ロトコル処理回路。
JP3101927A 1991-04-05 1991-04-05 プロトコル処理回路 Pending JPH04309042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515280A (ja) * 1999-11-17 2003-04-22 ノキア コーポレイション データ伝送

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515280A (ja) * 1999-11-17 2003-04-22 ノキア コーポレイション データ伝送

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