JPH0430888A - ヘアーカッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は互いに摺接する櫛状の固定刃と可動力とからな
る刃によって毛髪を切断するヘアーカッターに関する。

〔従来の技術〕

従来より提供されている家庭用理容具としてのへアーカ
ッターは、櫛状の固定刃と可動刃とからなる刃を備えた
形態のものである。かかるヘアカッターは、はさみを使
用する場合よりもはるかに手軽に理容を行えるとともに
、毛髪をストレートに切り揃えることも比較的容易であ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、かかる従来のヘアーカッターは、刃の刃先部を
毛髪に略垂直に押し付けて、刃先部と肌との間に保持さ
れた毛髪を切断するために、どうしても刃先部が肌に接
触してしまうものであった。

そのために、肌の弱い幼児等に対する使用には適さない
という問題があった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、刃の刃先部が肌に接触することがな
い安全なヘアカッターを提供することにある 〔課題を解決するための手段〕 かかる課題を解決するために、本発明のヘアーカッター
は、刃の刃先部と略平行に対面する毛髪保持部を備えた
毛髪保持体と、刃先部と毛髪との間に導入される毛髪の
導入長さを調節する切断長さ調整体とを備え、 毛髪保持部を刃先部に接離自在とするように、毛髪保持
体を本体に取着するとともに、切断長さ調整体を毛髪保
持体に設けている。

〔作用〕

本発明によれば、毛髪の先端を、刃の刃先部とこれに対
面する毛髪保持部との間に導入し、次に毛髪保持部を刃
先部に接近させると、毛髪は毛髪保持部上に押し付けら
れた状態で切断がなされるために、刃先が肌に接触する
ことがない。

しかも、切断長さ調整体により、毛髪を好みの長さに簡
単に切断でき、毛の切りすぎを防止できるのである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図乃至第６図に基づいて
説明する。

このヘアーカッターは、刃２を本体１の先端部に配設し
、後述する毛髪保持体３を本体１の下面側に配設したも
のである。本体ｌは、モータで構成した刃２の駆動手段
４を内部に収納するとともに、着脱自在な電池カバー６
で覆われた電池収納部７を下面に形成している。また、
本体ｌは、使用者が本体１を持った時に、使用者の親指
を当てるための凹部２２を上面に形成し、更にスイッチ
の操作子２１を側面に設けている。

前記刃２は、基板８と、該基板８の内面に固着された固
定刃９と、該固定刃９に対して摺動自在とされた可動刃
ｌＯと、該可動刃１０を固定刃９に向けて付勢している
はね（図示せず）と、可動刃ＩＯに固着されたカム１１
とからなる。刃２は、基板８を本体Ｉに着脱自在に係止
させることによって、本体１の先端部に着脱自在とされ
ている。このように刃２が本体ｌに取り付けられたとき
、駆動手段４であるモータの出力軸に固着された継ぎ手
１２から突設されている偏心軸１３が、可動刃１０のカ
ムＩＩの縦溝部分に係合する。

毛髪保持体３は、横断面がＵ字状に形成され、仕切り壁
１４を内部に設けるとともに、毛髪保持部１５を先端縁
に設けている。仕切り壁１４の前方の部分は、毛屑収納
部１６を形成している。毛髪保持体３は、その後端部が
本体ｌの後端部に軸５によって回動自在に連結されてい
る。更に、毛髪保持部体３は、本体１内に配設したばね
２０によって、先端部が本体ｌに対して開く方向に付勢
されている。

以上のように本体ｌに連結された毛髪保持体３の毛髪保
持部１５は、刃２の刃先部と略平行に対面する櫛歯状に
形成されている。

板状の切断長さ調整体Ｉ７が、毛髪保持部１５の後方に
形成された溝１９内にスライド移動自在に設けられてい
る。溝１９から毛髪保持体３の外面に露出する操作子１
８が、切断長さ調整体１７に一体に形成されている。溝
１９は、毛髪保持体３の長手方向に形成されており、こ
れによって切断長さ調整体１７は、毛髪保持部１５との
間の距離を調整するようにスライド移動が可能となって
いる。

第６図は、本実施例の回路構成を示す図である。

第１のスイッチ２４と第２のスイッチ２５とが、駆動手
段４と電池２３との間に直列に接続されている。

第１のスイッチ２４は、本体ｌの側面に設けた操作子２
１で大切され、第２のスイッチ２５は、毛髪保持体３を
本体ｌに対して閉じる方向に回動させ°Ｃ１毛髪保持部
Ｉ５が刃２の刃先部に接近するときに、毛髪保持体３に
よって操作される。即ち、第２のスイッチ２５は、毛髪
保持体３の動作に連動して入切されるようになっている
。

以上のように構成されたヘアーカッターの使用状態につ
いて以下説明する。まず操作子２１を操作して第１のス
イッチ２４を投入し、第３図（ａ）に示すように、本体
１上面の凹部２２に親指を当てるようにして本体１と毛
髪保持体３とを掴む。この状態で、刃２の刃先部と、こ
の刃先部に所定の間隔をおいて略平行に対面している毛
髪保持部１５との間に、切断すべき毛髪の先端を導入す
る。このとき駆動手段４は停止しており、可動刃１０が
動作していないために、毛髪の導入は容易に行うことが
できる。

また、毛髪を導入した時、毛髪の先端が切断長さ調整体
１７に当たり、毛髪がそれ以上毛髪保持体３内に導入さ
れないようになっているため、毛髪の導入長さを設定で
きるようになっている。切断長さ調整体１７は、溝１９
内をスライド移動自在になっているため、第５図ｆａｔ
、　（ｂｌに示すように、毛髪保持部１５との間の距離
を調整して、毛髪の導入長さ、即ち毛髪の切断長さを自
由に調整できるようになっている。

毛髪を導入した後、第４図ｆａｔ、　（ｂｌに示すよう
に、本体Ｉと毛髪保持体３とを握り締めることによって
、毛髪保持体３を本体ｌに閉じるように、はね２０に抗
して回動させると、毛髪保持部１５が刃２の刃先部に接
近する。これと同時に、毛髪保持部３の回動に連動する
第２のスイッチ２５が投入され、駆動手段４が電池２３
に接続されて回転し、駆動手段４の回転に伴って可動刃
ＩＯが往復駆動される。

毛髪保持部１５が刃先部に接近して、毛髪保持部１５と
刃先部との間に挟まれた毛髪は、刃２によって切断され
る。切断された毛屑は、毛髪保持体３の毛屑収納部１６
に溜められて、外部に散らばることかない。

毛髪を切断後、本体ｌと毛髪保持体３とを開くと、第２
のスイッチ２５が開かれて、駆動手段４は停止する。

〔発明の効果〕

本発明のへアーカッターは、上記のように構成したから
、刃の刃先部と、この刃先部に略平行に対面している毛
髪保持部との間に毛髪を導入した後、毛髪保持部を刃先
部に接触させると、毛髪は毛髪保持部上に押しつけられ
た状態で、刃により切断されるものであって、刃先部と
肌との間には毛髪保持部が位置することから、刃先部が
肌に触れることがない。従って、幼児に対しても安全に
使用することができるとともに、毛髪を美しくストレー
トにカットすることも確実に行なえる。しかも、切断長
さ調整体を毛髪保持体に設けていることから、毛髪の切
断長さが自由に設定でき、切り過ぎを防止して、きれい
にカットてきという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の斜視図、第２図は、その
縦断面図、 第３図（ａｌ、　（ｂｌ及び第４図ｆａｎ、　（ｂｌは
、それぞれ使用状態を示す側面図と破断側面図、 第５図（ａｌ、　（ｂ）は、切断長さ調整体の動作状態
を示す要部破断側面図、 第６図け、その回路図である。 ｌ・・・本体、 ２　刃、　９−固定刃、ｌ〇−可動刃、３　毛髪保持体
、１５−毛髪保持部、 ４−駆動手段、 １７　　切断長さ調整体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに摺接する櫛状の固定刃及び可動刃からなる
   刃と、該刃を先端に備えた本体と、該本体に収納された
   刃の駆動手段とを備えてなるヘアーカッターにおいて、 前記刃の刃先部と略平行に対面する毛髪保持部を備えた
   毛髪保持体と、刃先部と毛髪保持部との間に導入される
   毛髪の導入長さを調整する切断長さ調整体とを備え、 毛髪保持部を刃先部に接離自在とするように、毛髪保持
   体を本体に取着するとともに、切断長さ調整体を毛髪保
   持体に設けてなるヘアーカッター。