JPH04308684A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPH04308684A JPH04308684A JP7288691A JP7288691A JPH04308684A JP H04308684 A JPH04308684 A JP H04308684A JP 7288691 A JP7288691 A JP 7288691A JP 7288691 A JP7288691 A JP 7288691A JP H04308684 A JPH04308684 A JP H04308684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary
- rotor
- rotating
- rotating body
- heating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 45
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱室内の加熱分布をほ
ぼ均一にした高周波加熱装置に関する。
ぼ均一にした高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高周波加熱装置は加熱室内の加熱
分布を均一にして加熱むらをなくすことが強く求められ
ている。
分布を均一にして加熱むらをなくすことが強く求められ
ている。
【0003】従来、この種の高周波加熱装置は図4に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
【0004】図に示すように、マグネトロン1は発生し
た電波を導波管2を介して加熱室3に供給する。加熱室
3内ではモータ4の回転駆動軸5に着脱自在に設けた回
転体6により、回転車つきのリング7上に載置された回
転皿8を回転し、回転皿8上の被加熱物9の加熱分布の
均一度を向上させながら加熱するようにしていた。
た電波を導波管2を介して加熱室3に供給する。加熱室
3内ではモータ4の回転駆動軸5に着脱自在に設けた回
転体6により、回転車つきのリング7上に載置された回
転皿8を回転し、回転皿8上の被加熱物9の加熱分布の
均一度を向上させながら加熱するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高周
波加熱装置では、回転駆動軸5の中心から離れた部分の
加熱分布はほぼ均一にできるが、回転駆動軸5に近い部
分は回転による空間移動が殆どないため、加熱分布が均
一にならないという課題を有していた。
波加熱装置では、回転駆動軸5の中心から離れた部分の
加熱分布はほぼ均一にできるが、回転駆動軸5に近い部
分は回転による空間移動が殆どないため、加熱分布が均
一にならないという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、簡易
な構成で、回転駆動軸に近い部分も含めて加熱分布を均
一にすることを目的としている。
な構成で、回転駆動軸に近い部分も含めて加熱分布を均
一にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電波が供給される加熱室の底部に固定した
固定凸部と、回転駆動体に取着し回転駆動軸により駆動
される第1の回転体と、前記第1の回転体上に前記回転
駆動軸と偏心して取着した第2の回転体と、前記第2の
回転体により駆動される回転皿とを備え、前記第2の回
転体は、その外周を前記固定凸部に摺接し、前記第1の
回転体の回転により外形形状に応じて前記第1の回転体
上で回転し、前記回転皿を駆動するようにしたことを課
題解決手段としている。
するために、電波が供給される加熱室の底部に固定した
固定凸部と、回転駆動体に取着し回転駆動軸により駆動
される第1の回転体と、前記第1の回転体上に前記回転
駆動軸と偏心して取着した第2の回転体と、前記第2の
回転体により駆動される回転皿とを備え、前記第2の回
転体は、その外周を前記固定凸部に摺接し、前記第1の
回転体の回転により外形形状に応じて前記第1の回転体
上で回転し、前記回転皿を駆動するようにしたことを課
題解決手段としている。
【0008】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、回転駆
動体の回転駆動軸近傍においても第2の回転体の回転に
より空間移動を大きくでき、加熱室内の全面にわたって
加熱分布をほぼ均一にできる。
動体の回転駆動軸近傍においても第2の回転体の回転に
より空間移動を大きくでき、加熱室内の全面にわたって
加熱分布をほぼ均一にできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、モータ(回転駆動体)1
0は加熱室11を形成する加熱室壁12に固着し、この
モータ10の回転駆動軸13にはDカットを施している
。第1の回転体14は回転駆動軸13に着脱自在に取着
し、回転駆動軸13の回転により回転する。第1の回転
体14には回転駆動軸13とは中心を偏心させた個所に
別の回転軸15を設けている。第2の回転体16は切欠
き部17を有し、回転軸15を中心に回転自在に装着し
ている。この第2の回転体16の切欠き部17に回転皿
18の凸部19を嵌合し、第2の回転体16により回転
皿18を駆動する。固定凸部20は加熱室11の底部の
加熱室壁12に固着し、第2の回転体16の外周を固定
凸部20に摺接し、第1の回転体14の回転により第2
の回転体16の外形形状に応じて第1の回転体14上で
第2の回転体16を回転し、回転皿18を駆動するよう
にしている。
0は加熱室11を形成する加熱室壁12に固着し、この
モータ10の回転駆動軸13にはDカットを施している
。第1の回転体14は回転駆動軸13に着脱自在に取着
し、回転駆動軸13の回転により回転する。第1の回転
体14には回転駆動軸13とは中心を偏心させた個所に
別の回転軸15を設けている。第2の回転体16は切欠
き部17を有し、回転軸15を中心に回転自在に装着し
ている。この第2の回転体16の切欠き部17に回転皿
18の凸部19を嵌合し、第2の回転体16により回転
皿18を駆動する。固定凸部20は加熱室11の底部の
加熱室壁12に固着し、第2の回転体16の外周を固定
凸部20に摺接し、第1の回転体14の回転により第2
の回転体16の外形形状に応じて第1の回転体14上で
第2の回転体16を回転し、回転皿18を駆動するよう
にしている。
【0011】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、モータ10の回転により回転軸15は想
像線A上を時計方向に移動する。このとき、第2の回転
体16の切欠き部17は固定凸部20に当たり、第2の
回転体16を反時計方向に破線で示すように回転させ、
この第2の回転体16の回転により回転皿18を回転さ
せる。
を説明すると、モータ10の回転により回転軸15は想
像線A上を時計方向に移動する。このとき、第2の回転
体16の切欠き部17は固定凸部20に当たり、第2の
回転体16を反時計方向に破線で示すように回転させ、
この第2の回転体16の回転により回転皿18を回転さ
せる。
【0012】図3は500W出力の電子レンジで、回転
皿18の回転を停止してシューマイ16個を小皿21上
で1分間加熱したときの各シューマイの加熱後の測定温
度の分布を示している。回転皿18を従来例のように1
個の回転駆動軸上で回転し、加熱した場合には、中央部
が周辺部に比べて昇温不足となる。ところが、本発明の
ように、第2の回転体16上で回転皿18を回転させる
ことにより、電波の定在波により発生する加熱室11内
の電波の強い部分と弱い部分との両方を被加熱物が通る
ことになり、加熱分布をほぼ均一にできる。なお、回転
駆動軸13と回転軸15の偏心量は使用する電波の1/
8程度(2450MHzの場合、約15mm)が目安と
なる。
皿18の回転を停止してシューマイ16個を小皿21上
で1分間加熱したときの各シューマイの加熱後の測定温
度の分布を示している。回転皿18を従来例のように1
個の回転駆動軸上で回転し、加熱した場合には、中央部
が周辺部に比べて昇温不足となる。ところが、本発明の
ように、第2の回転体16上で回転皿18を回転させる
ことにより、電波の定在波により発生する加熱室11内
の電波の強い部分と弱い部分との両方を被加熱物が通る
ことになり、加熱分布をほぼ均一にできる。なお、回転
駆動軸13と回転軸15の偏心量は使用する電波の1/
8程度(2450MHzの場合、約15mm)が目安と
なる。
【0013】上記実施例では、3個の切欠き部17を有
する第2の回転体16と1個の固定凸部20との組合せ
について説明したが、切欠き部17の数や固定凸部20
の数を増やすことにより、第2の回転体16のいわゆる
「公転しながら自転する」運動を滑らかに実現できる。
する第2の回転体16と1個の固定凸部20との組合せ
について説明したが、切欠き部17の数や固定凸部20
の数を増やすことにより、第2の回転体16のいわゆる
「公転しながら自転する」運動を滑らかに実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、電波が供給される加熱室の底部に固定した固
定凸部と、回転駆動体に取着し回転駆動軸により駆動さ
れる第1の回転体と、前記第1の回転体上に前記回転駆
動軸と偏心して取着した第2の回転体と、前記第2の回
転体により駆動される回転皿とを備え、前記第2の回転
体は、その外周を前記固定凸部に摺接し、前記第1の回
転体の回転により外形形状に応じて前記第1の回転体上
で回転し、前記回転皿を駆動するようにしたから、簡易
な構成で、加熱室内の回転駆動軸に近い部分も含めて加
熱分布を均一にすることができる。
によれば、電波が供給される加熱室の底部に固定した固
定凸部と、回転駆動体に取着し回転駆動軸により駆動さ
れる第1の回転体と、前記第1の回転体上に前記回転駆
動軸と偏心して取着した第2の回転体と、前記第2の回
転体により駆動される回転皿とを備え、前記第2の回転
体は、その外周を前記固定凸部に摺接し、前記第1の回
転体の回転により外形形状に応じて前記第1の回転体上
で回転し、前記回転皿を駆動するようにしたから、簡易
な構成で、加熱室内の回転駆動軸に近い部分も含めて加
熱分布を均一にすることができる。
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱装置の要部断面
図
図
【図2】同高周波加熱装置の動作説明図
【図3】同高周
波加熱装置の回転皿を停止した状態の加熱分布の測定例
を示す図
波加熱装置の回転皿を停止した状態の加熱分布の測定例
を示す図
【図4】従来の高周波加熱装置の断面図
10 モータ(回転駆動体)
11 加熱室
13 回転駆動軸
14 第1の回転体
16 第2の回転体
18 回転皿
20 固定凸部
Claims (3)
- 【請求項1】電波が供給される加熱室の底部に固定した
固定凸部と、回転駆動体に取着し回転駆動軸により駆動
される第1の回転体と、前記第1の回転体上に前記回転
駆動軸と偏心して取着した第2の回転体と、前記第2の
回転体により駆動される回転皿とを備え、前記第2の回
転体は、その外周を前記固定凸部に摺接し、前記第1の
回転体の回転により外形形状に応じて前記第1の回転体
上で回転し、前記回転皿を駆動するようにした高周波加
熱装置。 - 【請求項2】第2の回転体に少なくとも1個の切り込み
部を設け、前記凸部を前記第2の回転体の外接円半径よ
り内側に少なくとも1個設けた請求項1記載の高周波加
熱装置。 - 【請求項3】第1の回転体は回転駆動体に着脱自在に取
着した請求項1記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288691A JPH04308684A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288691A JPH04308684A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308684A true JPH04308684A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13502272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7288691A Pending JPH04308684A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308684A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427787B1 (ko) * | 2001-10-25 | 2004-04-28 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 전자 렌지의 균일 가열 방법 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP7288691A patent/JPH04308684A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427787B1 (ko) * | 2001-10-25 | 2004-04-28 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 전자 렌지의 균일 가열 방법 |
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