JPH0430863B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0430863B2 JPH0430863B2 JP62027552A JP2755287A JPH0430863B2 JP H0430863 B2 JPH0430863 B2 JP H0430863B2 JP 62027552 A JP62027552 A JP 62027552A JP 2755287 A JP2755287 A JP 2755287A JP H0430863 B2 JPH0430863 B2 JP H0430863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic band
- elastic
- diaper
- force
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 14
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 10
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 10
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 9
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 claims description 3
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 claims description 3
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 12
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 12
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 6
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 4
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 3
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 3
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 3
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 229920000159 gelatin Polymers 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 210000004705 lumbosacral region Anatomy 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000027939 micturition Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、好ましくは熱収縮性の弾性帯を有す
る使い捨ておむつに関する。
る使い捨ておむつに関する。
近年、この種のおむつにおいて、その腰周り部
分からの漏れ(いわゆる前後漏れ)を防止するこ
とが重要であることが着目され、その解決手段が
いくつか提案されている。この代表例の1つは、
特開昭61−83368号公報記載のように、おむつの
腰周り部分に通常のゴムバンドを代えて、熱収縮
性弾性伸縮帯を設けるものである(第1先行技
術)。また、他には特開昭58−87303号公報(第2
先行技術)や同60−215803号公報(第3先行技
術)の位置も知られている。
分からの漏れ(いわゆる前後漏れ)を防止するこ
とが重要であることが着目され、その解決手段が
いくつか提案されている。この代表例の1つは、
特開昭61−83368号公報記載のように、おむつの
腰周り部分に通常のゴムバンドを代えて、熱収縮
性弾性伸縮帯を設けるものである(第1先行技
術)。また、他には特開昭58−87303号公報(第2
先行技術)や同60−215803号公報(第3先行技
術)の位置も知られている。
しかし、上記第1先行技術では、着用者の背中
および腹部の腰部の中央部のみが主に収縮される
ようになり、特に腹の中央部に収縮力が集中する
と、着用者の腹部に無用の圧迫感を与えてしま
う。また、着用者を寝せた状態で、通常、装着さ
せるが、背中側の弾性帯は着用者の下敷きになつ
て伸長させることができず、腹がわのみの弾性帯
を伸長させて装着させねばならず、しかもその伸
長度に限度があるため、装着後、収縮力が不足
し、おむつがずれ易く、かつ漏れの原因にもな
る。
および腹部の腰部の中央部のみが主に収縮される
ようになり、特に腹の中央部に収縮力が集中する
と、着用者の腹部に無用の圧迫感を与えてしま
う。また、着用者を寝せた状態で、通常、装着さ
せるが、背中側の弾性帯は着用者の下敷きになつ
て伸長させることができず、腹がわのみの弾性帯
を伸長させて装着させねばならず、しかもその伸
長度に限度があるため、装着後、収縮力が不足
し、おむつがずれ易く、かつ漏れの原因にもな
る。
第2の先行技術では、弾性帯が結合テープと共
に腰周り全長に渡つているため、過度の圧迫を着
用者に与えることが多いのみならず、未使用時、
フラツプ部が腰周り方向全長に渡つて収縮、特に
フラツプ部の左右部分が大きく収縮するので、商
品の包装形態が悪く、しかも装着時において、装
着操作性がきわめて悪くなる。
に腰周り全長に渡つているため、過度の圧迫を着
用者に与えることが多いのみならず、未使用時、
フラツプ部が腰周り方向全長に渡つて収縮、特に
フラツプ部の左右部分が大きく収縮するので、商
品の包装形態が悪く、しかも装着時において、装
着操作性がきわめて悪くなる。
さらに、第3の先行技術では、左右の結合テー
プを異つた伸長度で装着しがちとなり、着用者に
違和感を与える(左右で収縮力が異なるため)こ
とが多く、さらに結合テープの弾性伸縮力のみで
腰部をフイツトさせることには収縮力の限界があ
り、その結果、おむつのずれを生じ易く、また漏
れも生じ易い。
プを異つた伸長度で装着しがちとなり、着用者に
違和感を与える(左右で収縮力が異なるため)こ
とが多く、さらに結合テープの弾性伸縮力のみで
腰部をフイツトさせることには収縮力の限界があ
り、その結果、おむつのずれを生じ易く、また漏
れも生じ易い。
そこで、本発明の主たる目的は、着用者に適度
な収縮力をもつてフイツトし、かつ包装形態性が
良好で、さらに装着性に優れる使い捨て紙おむつ
を提供することにある。
な収縮力をもつてフイツトし、かつ包装形態性が
良好で、さらに装着性に優れる使い捨て紙おむつ
を提供することにある。
上記目的は、透水性トツプシートと不透水性バ
ツクシートとの間に体液吸収体が包まれ、吸収体
の端より外方に伸び、腰部対応位置にあつて吸収
体が存在しないフラツプ部を有する使い捨ておむ
つにおいて; 前記フラツプ部に腰周り方向に沿つて弾性帯を
後部に固定し、おむつの装着時前後腰部を結合す
る結合テープをほぼ前記弾性帯に沿つて設け、か
つその連結片を弾性伸縮性部材により形成し、 前記弾性連結片の収縮力が前記弾性帯の収縮力
より大きく、 弾性連結片が、1000gの力を作用させたとき、
伸長度が30〜500%となり、長さが5〜70mmであ
り、弾性帯の締め付け力が50〜450gで、伸長度
が150〜200%であることで達成できる。
ツクシートとの間に体液吸収体が包まれ、吸収体
の端より外方に伸び、腰部対応位置にあつて吸収
体が存在しないフラツプ部を有する使い捨ておむ
つにおいて; 前記フラツプ部に腰周り方向に沿つて弾性帯を
後部に固定し、おむつの装着時前後腰部を結合す
る結合テープをほぼ前記弾性帯に沿つて設け、か
つその連結片を弾性伸縮性部材により形成し、 前記弾性連結片の収縮力が前記弾性帯の収縮力
より大きく、 弾性連結片が、1000gの力を作用させたとき、
伸長度が30〜500%となり、長さが5〜70mmであ
り、弾性帯の締め付け力が50〜450gで、伸長度
が150〜200%であることで達成できる。
本発明では、弾性帯の腰周りフラツプ部におけ
る存在によつて、フラツプ部が着用時の肌に、着
用者の動きに左右されることなく、常に密着する
から、隙間から尿が漏れることがなくなる。
る存在によつて、フラツプ部が着用時の肌に、着
用者の動きに左右されることなく、常に密着する
から、隙間から尿が漏れることがなくなる。
さらに、この弾性帯のみの存在により着用者に
フイツトさせようとすると、収縮力を腰部の両側
にまで行きわたらせるのに、勢い強い弾性帯を用
いるとすれば、腰部に過度の圧迫力が作用し着用
感を悪くするし、さりとて弱いままではずれ落ち
や漏れが生じるのに対して、本発明では、結合テ
ープ部にも弾性伸縮性を与えているので、収縮力
が腰周り全体にわたり、もつて適切な収縮力をも
つて紙おむつを腰部にフイツトさせることができ
る。
フイツトさせようとすると、収縮力を腰部の両側
にまで行きわたらせるのに、勢い強い弾性帯を用
いるとすれば、腰部に過度の圧迫力が作用し着用
感を悪くするし、さりとて弱いままではずれ落ち
や漏れが生じるのに対して、本発明では、結合テ
ープ部にも弾性伸縮性を与えているので、収縮力
が腰周り全体にわたり、もつて適切な収縮力をも
つて紙おむつを腰部にフイツトさせることができ
る。
他方、本発明においては結合テープのみの弾性
化によらず、腰部にも弾性帯を設けて弾性化を図
つているので、装着時、結合テープを過度に伸長
させてこれを腹側に取付ける必要がなく、したが
つて装着操作に無理がなく容易となるし、また左
右の伸縮力のアンバランスを招くことが少なくな
る。
化によらず、腰部にも弾性帯を設けて弾性化を図
つているので、装着時、結合テープを過度に伸長
させてこれを腹側に取付ける必要がなく、したが
つて装着操作に無理がなく容易となるし、また左
右の伸縮力のアンバランスを招くことが少なくな
る。
しかも、腰周り全体に収縮力を与えようとする
とき、フラツプ部の全巾および結合テープに伸縮
性を与えると、紙おむつの型崩れを招き、弾性材
取付後から折り畳み包装迄の工程が難しくなる
し、かつ商品の包装形態を損なうのに対して、本
発明に従つて、好適には弾性帯は吸収体の巾とほ
ぼ等しいか短くしておけば、吸収体がある稚度剛
性をもつているので、フラツプ部の過度の収縮変
形を防止でき、上記の欠点を解消できる。
とき、フラツプ部の全巾および結合テープに伸縮
性を与えると、紙おむつの型崩れを招き、弾性材
取付後から折り畳み包装迄の工程が難しくなる
し、かつ商品の包装形態を損なうのに対して、本
発明に従つて、好適には弾性帯は吸収体の巾とほ
ぼ等しいか短くしておけば、吸収体がある稚度剛
性をもつているので、フラツプ部の過度の収縮変
形を防止でき、上記の欠点を解消できる。
一方、本発明においては、結合テープの弾性連
結片の収縮力を前記弾性帯の収縮力より大きくし
てある。この意味は、次の通りである。
結片の収縮力を前記弾性帯の収縮力より大きくし
てある。この意味は、次の通りである。
すなわち、幼児に当該紙おむつを装着する場
合、通常は、その幼児が仰向けになつた状態で装
着する。もし、仮に本発明とは異なり、結合テー
プの弾性連結片の収縮力を前記弾性帯の収縮力よ
り小さいと、腰部の後部または臀部によつて弾性
帯が圧着されているので、その腰部の後部および
臀部の部分が、当初の寝かせた状態のままとな
り、きつく結合テープによつて結合したとして
も、立ち上がつたときには、腰部の後部または臀
部のたとえば皺のよつた部分が伸びて、結果的に
当該紙おむつが緩く装着される結果となる。
合、通常は、その幼児が仰向けになつた状態で装
着する。もし、仮に本発明とは異なり、結合テー
プの弾性連結片の収縮力を前記弾性帯の収縮力よ
り小さいと、腰部の後部または臀部によつて弾性
帯が圧着されているので、その腰部の後部および
臀部の部分が、当初の寝かせた状態のままとな
り、きつく結合テープによつて結合したとして
も、立ち上がつたときには、腰部の後部または臀
部のたとえば皺のよつた部分が伸びて、結果的に
当該紙おむつが緩く装着される結果となる。
これに対して、本発明に従がうと、結合テープ
換言すれば連結片を伸長させると、それにつれて
腰部の後部または臀部のたとえば皺のよつた部分
が伸びて側方に引き寄せることができ、装着した
状態で緩むことがない。
換言すれば連結片を伸長させると、それにつれて
腰部の後部または臀部のたとえば皺のよつた部分
が伸びて側方に引き寄せることができ、装着した
状態で緩むことがない。
以下本発明を図面に具体例を参照しつつさらに
詳説する。
詳説する。
第1図〜第3図は使い捨ておむつの第1実施例
を示したもので、このおむつは不織布等の透水性
材料からなるトツプシート1とポリエチレン等の
非透水性材料からなるバツクシート2との間に、
周囲を残して綿状パルプを主体とする吸収体3を
包んだ基本構成をなしている。
を示したもので、このおむつは不織布等の透水性
材料からなるトツプシート1とポリエチレン等の
非透水性材料からなるバツクシート2との間に、
周囲を残して綿状パルプを主体とする吸収体3を
包んだ基本構成をなしている。
おむつの両側には、長手方向(第1図上下方
向)に沿つて、ゴム等の弾性伸縮部材4が設けら
れている。また、おむつの長手方向端部における
吸収体3が存在しない縁(フラツプ部)5の前後
には、おむつの巾方向(第1図左右方向)に沿つ
て熱収縮性弾性帯6B,6Aが設けられる。この
第1実施例では、トツプシート1とバツクシート
2との間に介在されている。そして、腰周り方向
に伸縮する熱収縮性弾性帯6A,6Bは、未収縮
状態でシート1,2の少なくとも一方に固着さ
れ、後に熱を受けて収縮するので、フラツプ部を
収縮させる。さらに、吸収体3に吸収された体液
が長手方向両端から漏れることを防止するため
に、疎水薄膜としての疎水性ホツトメルト薄膜7
が、吸収体3の端部からトツプシート1と弾性帯
6A,6Bとの間に跨がつて設けられている。こ
のホツトメルト薄膜7としては、非透水性の疎水
性プラスチツクフイルムを使用することも可能で
ある。
向)に沿つて、ゴム等の弾性伸縮部材4が設けら
れている。また、おむつの長手方向端部における
吸収体3が存在しない縁(フラツプ部)5の前後
には、おむつの巾方向(第1図左右方向)に沿つ
て熱収縮性弾性帯6B,6Aが設けられる。この
第1実施例では、トツプシート1とバツクシート
2との間に介在されている。そして、腰周り方向
に伸縮する熱収縮性弾性帯6A,6Bは、未収縮
状態でシート1,2の少なくとも一方に固着さ
れ、後に熱を受けて収縮するので、フラツプ部を
収縮させる。さらに、吸収体3に吸収された体液
が長手方向両端から漏れることを防止するため
に、疎水薄膜としての疎水性ホツトメルト薄膜7
が、吸収体3の端部からトツプシート1と弾性帯
6A,6Bとの間に跨がつて設けられている。こ
のホツトメルト薄膜7としては、非透水性の疎水
性プラスチツクフイルムを使用することも可能で
ある。
Tは結合テープである。この結合テープTは、
第3図のようにバツクシート2に例えばホツトメ
ルトHを介して基部が固定された弾性連結片1
0;この弾性連結片10のバツクシート2への固
定を補強し、その固定部分の弾性を失わせる、プ
ラスチツクフイルム等の非弾性(収縮)材からな
り、ホツトメルトHにより連結片10とバツクシ
ート2とが跨がつて固定された補強片11;粘着
剤層12aを有し連結片10の先端部にホツトメ
ルトを介して固定された非弾性(収縮性)非弾性
化片12;トツプシート1にホツトメルトHを介
して取付けられた剥離テープ13;粘着剤層14
aを有する中間テープ14;とを有している。
第3図のようにバツクシート2に例えばホツトメ
ルトHを介して基部が固定された弾性連結片1
0;この弾性連結片10のバツクシート2への固
定を補強し、その固定部分の弾性を失わせる、プ
ラスチツクフイルム等の非弾性(収縮)材からな
り、ホツトメルトHにより連結片10とバツクシ
ート2とが跨がつて固定された補強片11;粘着
剤層12aを有し連結片10の先端部にホツトメ
ルトを介して固定された非弾性(収縮性)非弾性
化片12;トツプシート1にホツトメルトHを介
して取付けられた剥離テープ13;粘着剤層14
aを有する中間テープ14;とを有している。
この結合テープTの基本的層構成自体は、当業
者にとつて二層テープとして公知であるが、本発
明の結合テープの連結片10は、従来のものが紙
またはプラスチツクフイルムからなり、一般に弾
性伸縮性を有しないのに対して、ゴム等の弾性伸
縮部材からなる点において異なつている。また、
従来のテープでは、連結片10の先端部に粘着剤
層が形成され、これが中間テープ14の表面に剥
離自在に重ね合わせられるが、本発明の結合テー
プTでは、弾性(収縮性)を有しない非弾性化片
12が介在されている点でも異なる。
者にとつて二層テープとして公知であるが、本発
明の結合テープの連結片10は、従来のものが紙
またはプラスチツクフイルムからなり、一般に弾
性伸縮性を有しないのに対して、ゴム等の弾性伸
縮部材からなる点において異なつている。また、
従来のテープでは、連結片10の先端部に粘着剤
層が形成され、これが中間テープ14の表面に剥
離自在に重ね合わせられるが、本発明の結合テー
プTでは、弾性(収縮性)を有しない非弾性化片
12が介在されている点でも異なる。
結合テープTは、未使用時、非弾性片12が中
間テープ14上に重ね合せられ、使用に際して
は、中間テープ14と剥離テープ13との間から
剥離され、紙おむつの前面に接着され、排尿の有
無確認時には、非弾性化片12を中間テープ14
から剥すことにより行う。
間テープ14上に重ね合せられ、使用に際して
は、中間テープ14と剥離テープ13との間から
剥離され、紙おむつの前面に接着され、排尿の有
無確認時には、非弾性化片12を中間テープ14
から剥すことにより行う。
また、この結合テープTは、符号Zの長さ域の
みが弾性収縮性を示す。弾性連結片の弾性度合
は、1000gの作用させたとき、伸長度が30〜500
%で、長さが5〜70mmとなるものが好ましい。
みが弾性収縮性を示す。弾性連結片の弾性度合
は、1000gの作用させたとき、伸長度が30〜500
%で、長さが5〜70mmとなるものが好ましい。
本発明における熱収縮性弾性帯としては、たと
えば特開昭60−155783号に示されたもの、具体的
には、3M社製「KER−2207」を使用することが
できる。ホツトメルト薄膜7の巾Wは、吸収体3
の端縁からフラツプ部端数までの距離W0の20〜
100%がよいが、150%程度、すなわち、吸収体3
の表面上にまで延在させるようにしてもよい。長
さl1は、適宜でよいが、前後漏れ防止の確実化の
ためには、吸収体3の巾と同一か長い方がよい。
えば特開昭60−155783号に示されたもの、具体的
には、3M社製「KER−2207」を使用することが
できる。ホツトメルト薄膜7の巾Wは、吸収体3
の端縁からフラツプ部端数までの距離W0の20〜
100%がよいが、150%程度、すなわち、吸収体3
の表面上にまで延在させるようにしてもよい。長
さl1は、適宜でよいが、前後漏れ防止の確実化の
ためには、吸収体3の巾と同一か長い方がよい。
弾性帯の伸縮率は、110〜250%、特に150〜200
%が好ましい。弾性強度は(締め付け力)は50〜
400g、特に100〜200gが望ましい。
%が好ましい。弾性強度は(締め付け力)は50〜
400g、特に100〜200gが望ましい。
ホツトメルト薄膜や弾性帯を、美観の点から予
め青や緑等に着色しておくのが好ましい。紙おむ
つのトツプシート1全体が着色されていてもよ
い。弾性帯の断面形状は適宜でよいが、矩形断面
であるのが一般的によい。
め青や緑等に着色しておくのが好ましい。紙おむ
つのトツプシート1全体が着色されていてもよ
い。弾性帯の断面形状は適宜でよいが、矩形断面
であるのが一般的によい。
弾性帯は、背面側と腹側とで、形状や伸縮性等
を変えることが可能である。たとえば、背中側の
伸縮度をより大きくするなどである。図示例で
は、背中側の弾性帯6Aを腹側のそれ6Bより長
くすることにより、伸縮性を大きくし、腹部の過
度の圧迫を防止している。弾性帯は、一つのフラ
ツプ部当たりに平行に複数本設けてもよい。この
場合、それらが隣接していても、離隔していても
よい。伸縮度を変えてもよい。
を変えることが可能である。たとえば、背中側の
伸縮度をより大きくするなどである。図示例で
は、背中側の弾性帯6Aを腹側のそれ6Bより長
くすることにより、伸縮性を大きくし、腹部の過
度の圧迫を防止している。弾性帯は、一つのフラ
ツプ部当たりに平行に複数本設けてもよい。この
場合、それらが隣接していても、離隔していても
よい。伸縮度を変えてもよい。
また、弾性帯の長さlは、l0/4以上で、吸収
体3の巾l2より大きくないのが望まれる。もし、
長いと、吸収体が存在しないフラツプ部の左右に
おいて、過度の収縮力を与え、おむつの形状が崩
れるからである。たとえ、長いとしても、吸収体
3の側縁から、1.5cm以内で側方に延在するよう
に留めるのがよい。
体3の巾l2より大きくないのが望まれる。もし、
長いと、吸収体が存在しないフラツプ部の左右に
おいて、過度の収縮力を与え、おむつの形状が崩
れるからである。たとえ、長いとしても、吸収体
3の側縁から、1.5cm以内で側方に延在するよう
に留めるのがよい。
なお、弾性帯としては、熱収縮性のもののほ
か、通常の常時弾性を有するゴムバンド等であつ
てもよいが、熱収縮性弾性帯を使用することは、
収縮前の長さ寸法を揃える限り、ゴムバンドの場
合と異つて、常に一定の伸縮率をもつた弾性帯を
得ることができ、望ましい。
か、通常の常時弾性を有するゴムバンド等であつ
てもよいが、熱収縮性弾性帯を使用することは、
収縮前の長さ寸法を揃える限り、ゴムバンドの場
合と異つて、常に一定の伸縮率をもつた弾性帯を
得ることができ、望ましい。
ところで、上記例のように、疎水性薄膜として
は、ホツトメルト接着剤を塗布により薄膜とした
ものを用いるのが望ましい。その塗布の際の溶融
温度は、弾性帯の伸縮開始温度より高いことが望
まれる。特開昭61−83368号公報では、弾性帯の
加熱収縮に当たり紙おむつを折り畳んだ後、紙お
むつ端から熱風を当てるようにしている。しか
し、これでは、熱風が紙おむつが折り畳まれてい
る関係で、弾性帯に十分当たらず、したがつて熱
収縮性が不十分であつたり、一定化しないもので
あつた。しかし、ホツトメルト薄膜を用いると、
その塗布の際、ホツトメルトの溶融熱により、熱
収縮性帯を十分に収縮させることができ、好適で
ある。ホツトメルトの熱により、弾性帯を熱収縮
させる際、あるいはその後に、ヒータロールや熱
風によつて収縮を完全にならしめることも良い方
法である。
は、ホツトメルト接着剤を塗布により薄膜とした
ものを用いるのが望ましい。その塗布の際の溶融
温度は、弾性帯の伸縮開始温度より高いことが望
まれる。特開昭61−83368号公報では、弾性帯の
加熱収縮に当たり紙おむつを折り畳んだ後、紙お
むつ端から熱風を当てるようにしている。しか
し、これでは、熱風が紙おむつが折り畳まれてい
る関係で、弾性帯に十分当たらず、したがつて熱
収縮性が不十分であつたり、一定化しないもので
あつた。しかし、ホツトメルト薄膜を用いると、
その塗布の際、ホツトメルトの溶融熱により、熱
収縮性帯を十分に収縮させることができ、好適で
ある。ホツトメルトの熱により、弾性帯を熱収縮
させる際、あるいはその後に、ヒータロールや熱
風によつて収縮を完全にならしめることも良い方
法である。
疎水性薄膜の目付量としては、5〜100g/m2、
特に10〜50gm2が好ましい。目付量が多いと、風
合および弾性帯の弾性を損うし、少いと前後漏れ
防止効果が小さい。
特に10〜50gm2が好ましい。目付量が多いと、風
合および弾性帯の弾性を損うし、少いと前後漏れ
防止効果が小さい。
ホツトメルト薄膜を形成する場合、たとえば新
田ゼラチン社製「H6285」や「HBフーラー」、
マルコムニコル製「ニコメルトACH−1」等を
使用できる。
田ゼラチン社製「H6285」や「HBフーラー」、
マルコムニコル製「ニコメルトACH−1」等を
使用できる。
疎水性薄膜として、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂フイ
ルム等を用いる場合、ホツトメルト接着剤を用い
てトツプシートやバツクシートに固着する必要が
ある。
レン、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂フイ
ルム等を用いる場合、ホツトメルト接着剤を用い
てトツプシートやバツクシートに固着する必要が
ある。
第4図は第2実施例を示したもので、この例で
は、弾性帯6Aの位置を、弾性帯6Aの中央側辺
線6aを、結合テープT,Tを結ぶ線CLより紙
おむつの長手方向端がわにずらしてある。好まし
くは、側辺線6aは、さらに結合テープTの側辺
線tと同一かそれよりずれていた方がよい。
は、弾性帯6Aの位置を、弾性帯6Aの中央側辺
線6aを、結合テープT,Tを結ぶ線CLより紙
おむつの長手方向端がわにずらしてある。好まし
くは、側辺線6aは、さらに結合テープTの側辺
線tと同一かそれよりずれていた方がよい。
これにより、おむつを装着したとき、フラツプ
部4が着用者の肌に向つて内側に反るようにな
り、外観性を良くするのみならず、フイツト性を
高める。
部4が着用者の肌に向つて内側に反るようにな
り、外観性を良くするのみならず、フイツト性を
高める。
以上の通り、本発明によれば、前後漏れを確実
に防止でき、また適度な収縮力をもつて着用者に
フイツトするなどの効果がもたらされる。
に防止でき、また適度な収縮力をもつて着用者に
フイツトするなどの効果がもたらされる。
さらに、本発明では、結合テープの弾性連結片
の収縮力を前記弾性帯の収縮力より大きくしてあ
るので、前述の作用の欄の述べた通り、結合テー
プ換言すれば連結片を伸長させると、それにつれ
て腰部の後部または臀部のたとえば皺のよつた部
分が伸びて側方に引き寄せることができ、装着し
た状態で緩むことがない利点がある。
の収縮力を前記弾性帯の収縮力より大きくしてあ
るので、前述の作用の欄の述べた通り、結合テー
プ換言すれば連結片を伸長させると、それにつれ
て腰部の後部または臀部のたとえば皺のよつた部
分が伸びて側方に引き寄せることができ、装着し
た状態で緩むことがない利点がある。
第1図は本発明の使い捨ておむつの一部破断平
面図、第2図は〜線矢視断面図、第3図〜
線矢視断面図、第4図は他の例の一部破断平面
図である。 1…トツプシート、2…バツクシート、3…吸
収体、5…縁(フラツプ部)、6A,6B…熱収
縮性弾性帯、7…ホツトメルト薄膜、10…弾性
連結片、T…結合テープ。
面図、第2図は〜線矢視断面図、第3図〜
線矢視断面図、第4図は他の例の一部破断平面
図である。 1…トツプシート、2…バツクシート、3…吸
収体、5…縁(フラツプ部)、6A,6B…熱収
縮性弾性帯、7…ホツトメルト薄膜、10…弾性
連結片、T…結合テープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透水性トツプシートと不透水性バツクシート
との間に体液吸収体が包まれ、吸収体の端より外
方に伸び、腰部対応位置にあつて吸収体が存在し
ないフラツプ部を有する使い捨ておむつにおい
て; 前記フラツプ部に腰周り方向に沿つて弾性帯を
固定し、おむつの装着時前後腰部を結合する結合
テープをほぼ前記弾性帯に沿つて設け、かつその
連結片を弾性伸縮性部材により形成し、 前記弾性連結片の収縮力が前記弾性帯の収縮力
より大きく、 弾性連結片が、1000gの力を作用させたとき、
伸長度が30〜500%となり、長さが5〜70mmであ
り、弾性帯の締め付け力が50〜450gで、伸長度
が150〜200%である、 ことを特徴とする使い捨て紙おむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62027552A JPS63196701A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62027552A JPS63196701A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196701A JPS63196701A (ja) | 1988-08-15 |
JPH0430863B2 true JPH0430863B2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=12224224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62027552A Granted JPS63196701A (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63196701A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06277250A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Jujo Kinbarii Kk | 使い捨ておむつ |
JP3218493B2 (ja) * | 1993-10-20 | 2001-10-15 | 株式会社光洋 | 内羽根式使い捨ておむつ |
JP5007288B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2012-08-22 | 大王製紙株式会社 | 使い捨て紙おむつ |
JP2009034547A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-02-19 | Daio Paper Corp | 使い捨て紙おむつ |
JP5591826B2 (ja) | 2009-01-15 | 2014-09-17 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 固定サブシステムを有する再利用可能な着用可能吸収性物品 |
US8435223B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-05-07 | The Procter & Gamble Company | Reusable outer cover for an absorbent article having zones of varying properties |
WO2012012721A2 (en) | 2010-07-22 | 2012-01-26 | The Procter & Gamble Company | Outer cover for an absorbent article |
EP3113741B1 (en) | 2014-03-06 | 2020-04-22 | The Procter and Gamble Company | Three-dimensional substrates |
JP7447621B2 (ja) * | 2020-03-30 | 2024-03-12 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59228007A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-21 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 使い捨ておむつ |
JPS6029112B2 (ja) * | 1976-08-19 | 1985-07-09 | オセ−フアン・デル・フリンテン・エヌ・ヴエ− | 磁気ブラシ現像装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029112U (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-27 | ト−ヨ−衛材株式会社 | 使い捨ておしめ |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP62027552A patent/JPS63196701A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029112B2 (ja) * | 1976-08-19 | 1985-07-09 | オセ−フアン・デル・フリンテン・エヌ・ヴエ− | 磁気ブラシ現像装置 |
JPS59228007A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-21 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 使い捨ておむつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63196701A (ja) | 1988-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2559057Y2 (ja) | 生理用ナプキン | |
JP2608546B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP3385147B2 (ja) | 男性用尿とり袋 | |
US4623342A (en) | Disposable diaper | |
JP3908276B2 (ja) | 下着の端部の周りに折り曲げるのに適した下着カバー用要素を有する吸収性の製品 | |
EP0861642A2 (en) | Disposable body fluids absorbent garment with disposal securing means | |
HUT73113A (en) | Absorbent article having z-folded cuffs providing improved fit and containment | |
HU219958B (hu) | Állandó dinamikus tartást biztosító abszorbens cikkek | |
JPH073622U (ja) | 生理用ナプキン | |
JPH10277091A (ja) | 使いすておむつ | |
JP3856904B2 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JPH0743075U (ja) | 使い捨てアンダーガーメント | |
JP2001061890A (ja) | 吸収性物品 | |
JP3581398B2 (ja) | 使い捨ておむつまたは使い捨てパンツ | |
JP4198312B2 (ja) | 紙おむつ | |
JPH0430863B2 (ja) | ||
JP4198313B2 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JP2002272783A5 (ja) | ||
JP3703552B2 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JP4266530B2 (ja) | 吸収性物品の製造方法 | |
JP4769077B2 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JPH0771570B2 (ja) | 生理用ナプキン | |
KR100198378B1 (ko) | 신장성 대역을 갖는 측방향으로 이격된 언더가멘트 측면 랩핑 요소를 포함하는 흡수 제품 | |
JP2002369837A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2559056Y2 (ja) | 生理用ナプキン |