JPH04308400A - 軸流形流体機械 - Google Patents

軸流形流体機械

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JPH04308400A
JPH04308400A JP7277691A JP7277691A JPH04308400A JP H04308400 A JPH04308400 A JP H04308400A JP 7277691 A JP7277691 A JP 7277691A JP 7277691 A JP7277691 A JP 7277691A JP H04308400 A JPH04308400 A JP H04308400A
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Yoshihiro Nagaoka
嘉浩 長岡
Teiji Tanaka
田中 定司
Kunio Takada
国雄 高田
Kenji Otani
健二 大谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非圧縮性流体に用いる軸
流形流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】軸流形流体機械例えばポンプは一般に吸
込みベルマウス,前置案内羽根,羽根車,後置案内羽根
及び吐出管からなっている。羽根車は原動機により駆動
されるポンプ軸に取付けられ、羽根車の回転により流体
は前置案内羽根側から後置案内羽根側へ吐き出される。
【0003】なお、この種の軸流形流体機械の構造を示
す公知例として、日本機械学会  ポンプ図集分科会編
:「機械図集ポンプ」(昭和46年12月,日本機械学
会  p.57及びp.59)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポンプの高速小型化は
高比速度比(高Ns化)により達成されるが、それには
ハブ比を小さくして流路面積の増大を図る必要がある。 ポンプ直径Dg の円筒断面の展開図を図20(a)に
示す。羽根車羽根翼素の取付け角βi′ は次式で表さ
れる。
【0005】
【数1】
【0006】図20(b)の速度三角形から次のことが
らがわかる。すなわち、ハブ比が小さくなるとハブ比に
比例して周速Uが小さくなるが、軸方向の流入速度C1
 は半径に比例して小さくならないため、流入角β1 
は非常に大きくなってくる。従って、羽根取付け角βi
 は図7に示すようにハブ側が急激に大きくなる。
【0007】一方、羽根翼素の負荷は次式で表される。
【0008】
【数2】
【0009】ハブからティップにわたり羽根車の出す設
計理論揚程(一定)は、ハブに近づくほどW∞ は小さ
くなりβ∞ は大きくなるので、羽根翼素の負荷及び揚
力係数は大きくなる。羽根の負荷(CL・l/t)と半
径との関係は、図5に示す。本図から一般に半径が小さ
くなると極度に負荷が増大することがわかる。従って、
この負荷増大に対処するために羽根翼素の迎角αを大き
くする必要があり、数1式からハブ側の羽根取付け角(
βi )は一層大きくなる。
【0010】このように従来技術では高Ns化に必要な
ハブ比を小さくすると、ティップの羽根角とのハブ側の
羽根角の差異が大となり非常に捩じれた羽根となり製作
上及び羽根の強度上好ましくないという問題点を有して
いる。
【0011】一方、図6に示すように翼素で大きな揚力
係数を得るため迎角(α)を大きくすると、抗揚比が急
激に増加し羽根車の損失が増大するとともに失速点まで
の余裕がすくなくなるという問題も存在する。
【0012】上述のとおり、従来技術においてはハブ比
を小さくすると羽根車の捩じりが大きくなり製作上及び
強度上好ましくないという問題及び羽根車の性能が低下
するという問題があった。
【0013】本発明は、ハブとティップ間の羽根の捩じ
れが小さくなるため羽根の製作が容易となるとともに、
羽根の強度が向上する軸流形流体機械を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハブに固定
した前置案内羽根と、この前置案内羽根から流出する流
れの速度を流入速度ベクトルとして設計理論揚程から定
まる速度三角形を満たす翼列をもつ羽根車及び後置案内
羽根を備える軸流形流体機械において、前記前置案内羽
根はハブ側の円筒断面において羽根厚中心線が下流に向
って回転軸方向に対して前記羽根車の回転方向と反対側
に傾く羽根翼素とティップ側の円筒断面において羽根厚
中心線が回転軸方向と平行な羽根翼素とを接続して形成
することによって、達成される。
【0015】又、上記目的はハブに固定した前置案内羽
根と、この前置案内羽根から流出する流れの速度を流入
速度ベクトルとして設計理論揚程から定まる速度三角形
を満たす翼列をもつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸
流形流体機械において、前記前置案羽根はハブ側の円筒
断面において羽根厚中心線が下流に向って回転軸方向に
対して前記羽根車の回転方向と反対側に傾く羽根翼素が
半径方向において流路中間まで伸ばすことによって、達
成される。
【0016】更に、上記目的は、ハブに固定した前置案
内羽根と、この前置案内羽根から流出する流れの速度を
流入速度ベクトルとして設計理論揚程から定まる速度三
角形を満たす翼列をもつ羽根車及び後置案内羽根を備え
る軸流形流体機械において、前記前置案羽根は円筒断面
において羽根厚中心線が下流に向って回転軸方向に対し
て前記羽根車の回転方向と反対側に傾く羽根翼素を半径
方向において流路全長に伸ばし、ティップの羽根翼素を
円筒断面において羽根厚中心線が回転軸と平行にするこ
とによって、達成される。
【0017】
【作用】羽根車前段に設けたハブ側断面の前置案内羽根
は羽根車の回転と逆方向の旋回流を羽根車に付与する。 その結果羽根車への相対流入角は小さくなり、ハブ面と
ティップ面の羽根取付け角の差が小さくなり即ち羽根の
捩じりが小さくなる。一方、ハブ側の羽根翼素の流入速
度が増大する。その結果、半径方向に一様に全揚程を出
すように設計するとハブ面の負荷は軽減されハブ面の翼
性能は向上する。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明する
【0019】軸流ポンプの水中軸受(図示せず)で支持
される回転軸4に取付けられた羽根車1の下側には前置
案内羽根2が、羽根車1の上側には後置案内羽根3が設
けられている。前置案内羽根2はティップ側でベルマウ
ス5に固定され、ハブ側でベルマウス5を固定している
。図1のポンプ吸込み流路形状(A−A線横断面)を図
2に示す。図1においてハブ側(直径Dg′)における
円筒断面の展開図を図3に示す。また、図1のティップ
側(直径Dg″)における円筒断面の展開図を図4に示
す。
【0020】前置案内羽根2のハブ円筒断面2a(直径
Dgh)と円筒断面2c(直径Dg)間は、図2及び図
3に示すように反りのある翼型を適用し、羽根車1の回
転と逆方向の旋回が得られるようになっている。また円
筒断面2cとティップ側円筒断面2bの間は図2及び図
3に示すように反りの無い翼形が回転軸(流入方向)と
平行(迎角零)に設定されている。前置案内羽根2の翼
素形状は、ハブ円筒断面2aから円筒断面2cに向かう
に従って徐々に反り及び転向角が小さくなり、円筒断面
2cで共に零になるように設定してある。
【0021】このような軸流ポンプにおいてポンプの下
側から流れが流入したときの羽根車1の速度三角形を図
3(b)及び図4(b)に示す。図3(b)に示すよう
にハブ側円筒断面で前置案内羽根2に軸方向に流入した
流れは、前置案内羽根2により案内羽根出口すなわち羽
根車入口においては、羽根車1の回転方向と逆方向の旋
回成分Cu1をもつ速度ベクトルC1 となる。従って
、羽根車1へは相対速度W1 となって流入する。羽根
車1ではW1 からW2 に減速し、後置案内羽根3へ
絶対速度C2 として出て行く。図3(b)及び図20
(b)の速度三角形から、本発明の流入角β1 と従来
技術の流入角β1′ は次のような関係がある。
【0022】
【数3】
【0023】従って、本発明の羽根取付け角βi は従
来技術の値より小さくなり、図7に示すようにハブ円筒
断面2aにおいても異常に大きな値とはならない。
【0024】また、数2式に示す羽根翼素の負荷に関し
ても本発明では、右辺のβ∞ 及びW∞ が小さくなる
ため左辺の負荷の値も小さくなる。従って、羽根翼素の
迎角(α)も小さく設定でき、羽根取付け角β1 は小
さくなる。
【0025】一方、ポンプはキャビテーション性能も重
要な性能の一つである。前置案内羽根2は増速翼列のた
め羽根車入口の圧力は前置案内羽根2がない場合に比べ
圧力が低下し、キャビテーションが発生しやすいと考え
られる。羽根翼素のキャビテーション係数Kb は、次
式で表される。
【0026】
【数4】
【0027】NPSH=10mと仮定して数4式により
求めた羽根翼素のキャビテーション係数Kb を図8に
示す。キャビテーション係数Kb はある値以下になる
と性能が低下するので、耐キャビテーション性能の観点
からはKb が高いほどよい。従来技術においては、ハ
ブ側のキャビテーション係数はティップ側に比べ非常に
大きいため、もともとキャビテーションはハブ側では生
じにくくなっている。従って、前置案内羽根2により少
々圧力が低下してもキャビテーションの発生状態は従来
と変わらずティップ側がキャビテーション性能に関する
制約断面となる。ティップ側は従来技術と同じ形状であ
るので、キャビテーション性能に関しては従来技術と同
等の性能が得られる。
【0028】このように本発明によれば、ハブの羽根取
付け角βi を小さく設定でき、高比速度比に必要なハ
ブ比の低減を、羽根車1の製作性,強度及び性能の低下
をもたらすこと無く実現することができる。
【0029】図9,図10に第二の実施例を示す。図1
0は図9のB−B線横断面図である。ハブ6からティッ
プまでに至る前置案内羽根2の枚数はベルマウス5を固
定するに強度上十分な最低限の数(実施例では4枚)と
して、他は、反り付案内羽根を設ける半径位置(Dg/
2)までのみ羽根を設け、吸込み流路の羽根間の面積を
広くして夾雑物の通過性を高めた構造である。
【0030】第三の実施例を図11及び図12に示す。 図12は図11のC−C線横断面図である。前置第一案
内羽根2の製作性を良くするため、案内羽根2はハブ6
から削り出し加工し、そのハブ6をベルマウス5の支柱
を兼ねている前置第二案内羽根にボルトにて接合した構
造である。第一案内羽根2での前縁稜線2dと回転軸中
心線となす角γは90゜以下とした夾雑物のからみつき
を防止している。
【0031】第四の実施例を図13及び図14に示す。 図14は、図13のD−D線の横断面図である。前置案
内羽根2はオープン形の羽根であるため、ハブ側で案内
された流れは、径の大なる側の主流の影響を受け、羽根
数が少ないと十分な案内効果が得られない場合がある。 従って、そのような場合も前置案内羽根2の案内効果が
十分得られるようにするため、案内羽根2のティップ全
周に円筒10を設けた構造としたものである。
【0032】第五の実施例を図15に示す。可動翼羽根
車1を備えたポンプに対し、前置案内羽根2を可動翼化
した構造である。前置案内羽根2はポンプ外部からのリ
ンク機構あるいは油圧、あるいは電気信号等の可動用伝
達機構12を経て案内羽根角度駆動装置11に伝えられ
、羽根車1の羽根角に適合した羽根角に設定されるよう
になっている。本装置により所要の運転点に最適な羽根
角に設定され効率の高い運転が可能となる。
【0033】第六の実施例を図16(a)に示す。前置
案内羽根翼素のハブ6から半径方向への積み重ね方を半
径方向から旋回を与える方向に角度θだけ傾斜させた案
内羽根となっている。図16(b)に示すように、案内
羽根2でガイドされ誘起される周方向速度成分Cu1に
より遠心力が流体に作用し2次流れとして半径方向の流
れCr1が発生し、損失が生じポンプ効率を低下させる
要因となる。本実施例はこの2次流れを抑制する作用が
あり、損失の増大を防止することができる。
【0034】図17及び図18に第七及び第八の実施例
を示す。ポンプ吸込み流路8が傘型流路の場合で、ポン
プピット及びベルマウスがなく吸込み流路から直接ポン
プに流入する場合である。図17は前置案内羽根2に本
発明を適用した場合であり、図18は吸込みコーン上に
高さの低い前置案内羽根2を設けた場合である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば軸流羽根車のハブ側の相
対流速を増すことができ、羽根車羽根翼素への相対速度
の流入角が小さくなり且つ翼素の揚力係数も小さく設定
できるため迎角も小さくなり、羽根車羽根の取付け角(
周方向と翼弦とのなす角)を小さくできるので、ハブ側
断面の羽根の取付け角とティップ断面の羽根取付け角の
差を小さく設定することができ、ハブとティップ間の羽
根の捩じれが小さくなるため羽根の製作が容易となると
ともに、羽根の強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】(a)(b)は図1のハブ側円筒断面(直径D
g′)の展開図と羽根車の速度三角形を示す図。
【図4】図1のティップ側円筒断面(直径Dg″)の展
開図と羽根車の速度三角形を示す図。
【図5】羽根車の半径と羽根翼素の負荷との関係を示し
た図。
【図6】羽根翼素の迎角と抗揚比との関係を示す図。
【図7】羽根車の半径と羽根翼素の取付け角の関係を示
す図。
【図8】羽根車の半径と羽根翼素のキャビテーション係
数との関係を示す図。
【図9】第二の実施例を示す縦断面図。
【図10】図9のB−B線の横断面図。
【図11】第三の実施例を示す縦断面図。
【図12】図11のC−C線の横断面図。
【図13】第四の実施例を示す縦断面図。
【図14】図13のD−D線の横断面図。
【図15】第五の実施例を示す縦断面図。
【図16】(a)(b)は第六の実施例を示す説明図及
び詳細図。
【図17】第七の実施例を示す縦断面図。
【図18】第八の実施例を示す縦断面図。
【図19】(a)(b)は従来の羽根の構成図と、速度
三角形図である。
【符号の説明】
1…羽根車、2…前置案内羽根、3…後置案内羽根、4
…軸、5…ベルマウス、6…ハブ、7…吐出管、8…傘
型吸込み流路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブを固定した前置案内羽根と、この前置
    案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトルと
    して設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列を
    もつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械に
    おいて、前記前置案内羽根はハブ側の円筒断面において
    羽根厚中心線が下流に向って回転軸方向に対して前記羽
    根車の回転方向と反対側に傾く羽根翼素とティップ側の
    円筒断面において羽根厚中心線が回転軸方向と平行な羽
    根翼素とを接続して形成することを特徴とする軸流形流
    体機械。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、前置案内羽
    根は羽根翼素が半径方向において流路全長に伸びている
    ことを特徴とする軸流形流体機械。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、前置案内羽
    根は羽根翼素が半径方向において流路全長に伸びるもの
    と、流路の中間まで伸びるものとで構成したことを特徴
    とする軸流形流体機械。
  4. 【請求項4】請求項3記載のものにおいて、前置案内羽
    根は羽根翼素が半径方向において流路中間まで伸びるも
    ののティップ外周に円筒状のリングを設けることを特徴
    とする軸流形流体機械。
  5. 【請求項5】ハブを固定した前置案内羽根と、この前置
    案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトルと
    して設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列を
    もつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械に
    おいて、前記前置案羽根はハブ側の円筒断面において羽
    根厚中心線が下流に向って回転軸方向に対して前記羽根
    車の回転方向と反対側に傾く羽根翼素が半径方向におい
    て流路中間まで伸びることを特徴とする軸流形流体機械
  6. 【請求項6】ハブを固定した前置案内羽根と、この前置
    案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトルと
    して設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列を
    もつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械に
    おいて、前記前置案内羽根はハブ側の円筒断面において
    羽根厚中心線が回転軸に対して前記羽根車と同方向に傾
    く羽根翼素と、ティップ側の円筒断面において羽根厚中
    心線が回転軸方向と平行な羽根翼素とを接続して形成し
    、前記羽根車及び前置案内羽根を可動翼としたことを特
    徴とする軸流形流体機械。
  7. 【請求項7】ハブを固定した前置案内羽根と、この前置
    案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトルと
    して設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列を
    もつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械に
    おいて、前記前置案内羽根はハブ側の円筒断面において
    羽根厚中心線が下流に向って回転軸方向に対して前記羽
    根車の回転方向と反対側に傾く羽根翼素と、ティップ側
    の円筒断面において羽根厚中心線が回転軸方向と平行な
    羽根翼素とを接続して形成し、この前置案内羽根は羽根
    翼素が半径方向において流路全長に伸びるものと、流路
    中間まで伸びるものとで構成し、前記流路全長にわたる
    ものは流路中間までのものより、流路の上流側に配置す
    ることを特徴とする軸流形流体機械。
  8. 【請求項8】請求項7記載のものにおいて、前置案内羽
    根の羽根翼素が流路中間までのものの子午面前縁稜線と
    羽根車回転軸とのなす角を90度以下とすることを特徴
    とする軸流形流体機械。
  9. 【請求項9】ハブを固定した前置案内羽根と、この前置
    案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトルと
    して設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列を
    もつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械に
    おいて、前記前置案内羽根は円筒断面において羽根厚中
    心線が下流に向って回転軸方向に対して前記羽根車の回
    転方向と反対側に傾く羽根翼素を、半径方向において流
    路全長に伸ばし、ティップの羽根翼素を円筒断面におい
    て羽根厚中心線が回転軸と平行にすることを特徴とする
    軸流形流体機械。
  10. 【請求項10】ハブを固定した前置案内羽根と、この前
    置案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトル
    として設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列
    をもつ羽根車及び後置案内羽根を備える軸流形流体機械
    において、前記前置案内羽根はハブ側の円筒断面におい
    て羽根厚中心線が回転軸に対して前記羽根車と同方向に
    傾く羽根翼素と、ティップ側の円筒断面において羽根厚
    中心線が回転軸方向と平行な羽根翼素とを接続して形成
    することを特徴とする軸流形流体機械。
  11. 【請求項11】ハブを固定した前置案内羽根と、この前
    置案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトル
    として設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列
    をもつ羽根車を備える軸流形流体機械において、前記前
    置案内羽根はハブ側の円筒断面において羽根厚中心線が
    下流に向って回転軸方向に対して前記羽根車の回転方向
    と反対側に傾く羽根翼素とティップ側の円筒断面におい
    て羽根厚中心線が回転軸方向と平行な羽根翼素とを接続
    して形成することを特徴とする軸流形流体機械。
  12. 【請求項12】ハブを固定した前置案内羽根と、この前
    置案内羽根から流出する流れの速度を流入速度ベクトル
    として設計理論揚程から定まる速度三角形を満たす翼列
    をもつ羽根車を備える軸流形流体機械において、前記前
    置案羽根はハブ側の円筒断面において羽根厚中心線が回
    転軸に対して前記羽根車と同方向に傾く羽根翼素と、テ
    ィップ側の円筒断面において羽根厚中心線が回転軸方向
    と平行な羽根翼素とを接続して形成することを特徴とす
    る軸流形流体機械。
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US20140003911A1 (en) * 2012-06-27 2014-01-02 Hamilton Sundstrand Corporation Turbine wheel catcher
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