JPH04308159A - 回転機の駆動制御装置 - Google Patents

回転機の駆動制御装置

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Publication number
JPH04308159A
JPH04308159A JP6990391A JP6990391A JPH04308159A JP H04308159 A JPH04308159 A JP H04308159A JP 6990391 A JP6990391 A JP 6990391A JP 6990391 A JP6990391 A JP 6990391A JP H04308159 A JPH04308159 A JP H04308159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
motor
acceleration
rotational speed
rotating speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6990391A
Other languages
English (en)
Inventor
Seisuke Tsutsumi
堤 清介
Akira Takahashi
晃 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6990391A priority Critical patent/JPH04308159A/ja
Publication of JPH04308159A publication Critical patent/JPH04308159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ回転により例え
ば原反等の長尺部材を制限速度以下でかつ所定の張力付
与状態で繰出し又は巻取搬送する回転機の駆動制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種回転機の駆動制御装
置を概略的に示すブロック図、図4はこの回転機の駆動
制御装置において長尺部材が破断した場合のモータの回
転速度の変化状態を時間の経過に従って示す特性図であ
る。
【0003】図3において、1はサーボモータ、2はこ
のモータ1の回転により所定の張力付与状態で巻き取ら
れる長尺部材である原反、3はモータ1の回転速度を検
出するためにモータ1に結合された回転速度検出手段で
あるエンコーダ、4はモータ1を駆動制御するためのサ
ーボ制御手段である。
【0004】サーボ制御手段4は、モータ1の回転速度
を制限速度以下に制御するための速度アンプ5と、通常
は電流指令信号を通過させ、モータ1の回転速度が制限
速度以上になると速度アンプ5からの出力信号を通過さ
せる切換スイッチ6と、電流指令に応じた電流をモータ
1に流すための電流アンプ7と、モータ1に流れる電流
を検出するための電流検出器8と、エンコーダ3の出力
パルスから速度を検出する速度演算器9とから構成され
ている。
【0005】このようなものにおいて、原反2の巻き取
り時に原反2が破断すると、図4に示すように、モータ
1には電流指令に従ったトルクがかかっているため、モ
ータ1は原反2の巻取方向と同方向に回転して、外部よ
り指令された制限速度に達した状態で回転し続ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転機の駆動制
御装置は、上述したように、原反2の破断を検出してこ
れに対処する手段が講じられておらず、原反2が破断し
た場合、機械の運転再開に時間を要するという問題点が
あった。
【0007】本発明は以上の点に鑑み、原反が破断した
場合、これを直ちに検出して、同一システム内の他の機
器と同調してモータを停止させることのできる回転機の
駆動制御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転機の駆
動制御装置は、ロール状に巻かれた長尺部材を制限速度
以下でかつ所定の張力付与状態で繰出し又は巻取搬送す
るモータと、このモータの回転速度を検出する回転速度
検出手段とを備えた回転機の駆動制御装置において、上
記回転速度検出手段の検出結果に基づいて加速度を算出
する加速度演算手段と、この加速度演算手段が算出した
加速度Taと予め設定されている加速度Taoとを比較
し、Ta>Taoとなれば上記長尺部材が破断したと判
断して破断したことを知らせる破断状態信号を出力する
比較器と、上記回転速度検出手段の検出結果を順次記憶
し、上記比較器からの破断状態信号入力があると、その
時の回転速度に上記モータの回転速度を保持するよう指
令する信号を出力する速度指令・記憶手段とを設けたも
のである。
【0009】
【作用】本発明においては、長尺部材が破断すると、モ
ータの回転速度が増加する。この時の回転速度の増加率
すなわち加速度から長尺部材破断が検出され、モータは
その長尺部材破断検出時点の回転速度に保持される。
【0010】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
【0011】図1は本発明に係る回転機の駆動制御装置
の実施例を概略的に示すブロック図、図2は本実施例装
置において長尺部材が破断した場合のモータの回転速度
の変化状態を時間の経過に従って示す特性図である。な
お、図中、従来に相当する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0012】図1において、10は速度演算器9が検出
した速度に基づいて加速度Taを算出する加速度演算器
、11は加速度演算器10が算出した加速度Taと予め
入力した所定の加速度Taoとを比較し、Ta>Tao
であれば原反2が破断したと判断して破断したことを知
らせる破断状態信号を出力する比較器、12は速度演算
器9の検出結果を順次記憶し、比較器11からの破断状
態信号入力があると、その時の回転速度を記憶し、この
記憶した回転速度にモータ1の回転速度を保持するよう
指令する速度制限指令信号を出力する速度指令・記憶手
段、13は比較器11からの破断状態信号入力に基づい
て外部からの速度制限指令と速度指令・記憶手段12か
らの速度制限指令を選択する切換スイッチである。
【0013】次に、上述のように構成された本実施例装
置の動作について説明する。
【0014】原反2の巻き取り時に原反2が破断すると
、図2に示すように、モータ1には電流指令に従ったト
ルクがかかっているため、モータ1はその速度がある加
速度で上昇する。この時、比較器11は、加速度演算器
10が算出した加速度Taと予め入力していた所定の加
速度Taoとを比較し、Ta>Taoであれば原反2が
破断したと判断し、速度指令・記憶手段12と切換スイ
ッチ13に対して原反2が破断したことを知らせる破断
状態信号を出力すると同時に、外部にも信号を出力する
【0015】速度指令・記憶手段12は、比較器11か
ら破断状態信号入力があると、その時の回転速度を記憶
し、この記憶した回転速度にモータ1の回転速度を保持
するよう指令する速度制限指令信号を切換スイッチ13
に対し出力する。また、切換スイッチ13は、比較器1
1から破断状態信号入力があると、外部速度制限指令よ
り速度指令・記憶手段12から入力された速度制限指令
を選択し、速度アンプ5に対し出力する。一方、切換ス
イッチ6は外部からの電流指令により速度アンプ5側に
切り換えられ、速度アンプ5からの出力信号を通過させ
る状態にする。従って、速度アンプ5からの出力信号、
すなわち速度指令・記憶手段12からの速度制限指令信
号は、切換スイッチ6を通過して電流アンプ7に入力さ
れる。電流アンプ7は速度指令・記憶手段12からの速
度制限指令信号入力があると、これに応じた電流をモー
タ1に出力し、モータ1を速度指令・記憶手段12から
の速度制限指令に基づく速度、すなわち原反破断時の回
転速度にて回転させる。その後、比較器11から出力さ
れる破断状態信号は外部にも出力されているので、モー
タ1は外部からの停止信号入力により、同一システム内
の他の機器(図示せず)と同調して停止させられる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、長
尺部材を制限速度以下でかつ所定の張力付与状態で繰出
し又は巻取搬送するモータの加速度を算出し、その算出
結果が所定の値をこえて変動した時、長尺部材破断と判
断し、その時の回転速度に上記モータの回転速度を保持
するようにしたので、同一システム内の他の機器と同調
してモータを停止させることができ、機械の運転再開に
要する時間を短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の概略ブロック図である。
【図2】本発明実施例において長尺部材が破断した場合
のモータの回転速度の特性図である。
【図3】従来例の概略ブロック図である。
【図4】従来例において長尺部材が破断した場合のモー
タの回転速度の特性図である。
【符号の説明】
1  モータ 2  原反(長尺部材) 3  エンコーダ(回転速度検出手段)4  サーボ制
御手段(駆動制御装置)10  加速度演算器 11  比較器 12  速度指令・記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロール状に巻かれた長尺部材を制限速
    度以下でかつ所定の張力付与状態で繰出し又は巻取搬送
    するモータと、このモータの回転速度を検出する回転速
    度検出手段とを備えた回転機の駆動制御装置において、
    上記回転速度検出手段の検出結果に基づいて加速度を算
    出する加速度演算手段と、この加速度演算手段が算出し
    た加速度Taと予め設定されている加速度Taoとを比
    較し、Ta>Taoとなれば上記長尺部材が破断したと
    判断して破断したことを知らせる破断状態信号を出力す
    る比較器と、上記回転速度検出手段の検出結果を順次記
    憶し、上記比較器からの破断状態信号入力があると、そ
    の時の回転速度に上記モータの回転速度を保持するよう
    指令する信号を出力する速度指令・記憶手段とを設けた
    ことを特徴とする回転機の駆動制御装置。
JP6990391A 1991-04-02 1991-04-02 回転機の駆動制御装置 Pending JPH04308159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6990391A JPH04308159A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 回転機の駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6990391A JPH04308159A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 回転機の駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04308159A true JPH04308159A (ja) 1992-10-30

Family

ID=13416122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6990391A Pending JPH04308159A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 回転機の駆動制御装置

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JP (1) JPH04308159A (ja)

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