JPH04307950A - 半導体検査方法 - Google Patents

半導体検査方法

Info

Publication number
JPH04307950A
JPH04307950A JP3072972A JP7297291A JPH04307950A JP H04307950 A JPH04307950 A JP H04307950A JP 3072972 A JP3072972 A JP 3072972A JP 7297291 A JP7297291 A JP 7297291A JP H04307950 A JPH04307950 A JP H04307950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
testing
inspection
workpiece
semiconductor
pin block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3072972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3201619B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Nishinakayama
西中山 康彦
Shinji Akaike
伸二 赤池
Shigetoshi Hosaka
重敏 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP7297291A priority Critical patent/JP3201619B2/ja
Publication of JPH04307950A publication Critical patent/JPH04307950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201619B2 publication Critical patent/JP3201619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は検査方法に関する。
【0003】
【従来の技術】半導体製品の製造工程においては、一般
に、半導体ウエハ上に多数のICチップ等が形成されて
いる段階で行うプロ―ブテスト(一次検査)と、例えば
パッケ―ジングされて製品化された段階で行うファイナ
ルテスト(二次検査)とが行われている。
【0004】ところで、ICチップやLSI チップ(
以下、チップと記す)等を個別にパッケ―ジングしたQ
FP ,SOP 等に代表される半導体製品の二次検査
については、測定部に設けたプロ―ブピンユニット等を
交換することにより 1台の装置で多くの形状の半導体
素子の測定が可能な検査装置(ICハンドラ)、いわゆ
るユニバ―サルハンドラ等が開発されており、検査工数
の短縮化や検査精度の向上が図られている。  しかし
、最近の半導体分野においては、各種検査処理の高速化
や複雑化等に対応するために、内部配線が施された多層
セラミックス基板上等に機能の異なる複数のチップを塔
載し、モジュ―ル化しチップアレイとして直接利用する
ことが徐々に増加しつつあるため、このような半導体モ
ジュ―ルの二次検査への対応が強く望まれている。
【0005】このような半導体モジュ―ルの二次検査は
、個々のチップのボンディング状態や多層セラミックス
基板内の配線状態等の検査、さらにはモジュ―ルとして
の動作特性の検査の他に、個々のチップの基本性能や入
力から出力までの中間過程における動作特性等の検査も
必要とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、規格
の異なる複数のチップ、例えば個々のチップの基本性能
や半導体モジュ―ルの中間過程における動作特性等の検
査を行う場合には、各チップの電極パッドに対して個々
にプロ―ブピンを接触させる必要がある。
【0007】しかし、セラミック基板等には反り、捩れ
あるいは収縮したものがあり、さらには各電極パッド位
置はランダムであるため、現状の基板検査装置では数十
μmピッチで形成されている電極パッドに対して高精度
にプロ―ブピンを接触させることは非常に困難であった
【0008】本発明は、このような課題に対処するため
になされたもので、高精度な電気的接触を可能とし、高
検査精度および高検査効率の向上を図ることができる半
導体検査装置を提供することを目的とするものである。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体検査装置
は、上記目的を達成するために、X−Y−Z−θ方向に
移動可能なステ―ジにより検査端子を位置決めし、この
検査端子を基板に設けられた複数の被検査片の電極端子
に接触させて検査を行う検査方法において、検査端子の
位置決めを行う際、ステ―ジの移動量を、基板および各
被検査片に特有の位置デ―タから得られるパラメ―タに
基づいて決定するようにしたものである。
【0011】
【作用】すなわち、検査端子の位置決めを行う際のステ
―ジの移動量は、被検査片の電極端子位置を認識した後
、この認識デ―タから得られるパラメ―タに基づいて位
置合せ距離を決定するようにしたので、各種アライメン
トやプロ―ビング時における位置合せを正確かつ簡潔に
行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の検査方法を半導体モジュ―ル
の半導体検査装置に適用した一実施例について図を参照
して説明する。
【0013】半導体検査装置の装置本体1は、図1に示
すように非導電性不活性液体中の被検査体、例えばモジ
ュ―ル(セラミック板にIC製品をマウントした被検査
体)2をワ―ク3の載置検査部まで搬送し、所定の検査
を行う検査部10と、モジュ―ル2上に塔載された複数
の半導体素子(以下、チップという)に対応した複数の
検査端子、例えば検査用接触端子を収容し、これら端子
の交換および位置合せを行う接触端子供給部20とから
構成されている。
【0014】なお、装置本体1の検査部10側の端部に
は、上記ワ―ク3をロ―ド・アンロ―ドするためのワ―
クロ―ダ―部30が着脱自在に設置されている。また、
装置本体1およびワ―クロ―ダ―部30上には、それぞ
れワ―クロ―ダ―部30、検査部10、接触端子供給部
20の並列方向(以下、X方向という)に沿って移動可
能なワ―ク搬送機構40と接触端子移動機構50とが塔
載されている。
【0015】上記ワ―ク3は、図3に示すように、内部
配線を有する多層セラミックス基板2b上に複数例えば
36個のチップ2aがボンディングされたモジュ―ル2
と、この下部にモジュ―ル2の図示省略の各入出力ピン
に電気的に接続されたソケット4およびソケットボ―ド
5と、サポ―トボ―ド8とから構成されている。
【0016】また、上記チップ2aの周囲には測定用電
極パッドが、多層セラミックス基板2bの上面の 3隅
にはアライメント用タ―ゲットが、下面には対角線上の
 2隅に熱膨脹補正用タ―ゲットがそれぞれ設けられて
おり、さらにサポ―トボ―ド8の4隅には位置決め孔が
設けられている。
【0017】上記検査部10は、装置本体1の基台1a
上の検査部基台11の上面側に突設された槽外壁11a
および槽内壁11bと、例えばネオプレンゴム等によっ
て形成されたロ字状のシ―ル部を有するワ―ク載置台1
2およびワ―ク3自体とによって形成される液槽13を
有しており、ワ―ク3はクランプ14によってワ―ク載
置台12に対し、液密シ―ルを形成するように密着固定
される。そして、液槽13内に注入された非導電性不活
性液体15中にワ―ク3を浸漬し、その状態で検査が行
われる。
【0018】なお、検査部基台11内には、槽外壁11
aと槽内壁11bとの間にオ―バ―フロ―した非導電性
不活性液体15の排出管16aと、ワ―ク交換時の排出
管16bとが設けられており、それぞれ図示を省略した
冷却機構に接続されている。また、上記ロ字状のワ―ク
載置台12の開口部下方には、ワ―ク3のソケットボ―
ド5に差込まれ電気的な接続を行う図示省略の多数のポ
ゴピンが突設されたワ―クセットベ―スユニット17が
、またワ―ク3のセラミックス基板2bの下面に設けら
れた一対の熱膨脹補正用タ―ゲットの形成位置に応じて
下アライメントカメラ18a、18bが配置されており
、さらにワ―ク搬送機構40およびワ―ク載置台12間
におけるワ―ク3の移載を行う昇降可能なワ―ク移載ピ
ン18が設けられている。
【0019】上記接触端子供給部20は、半導体モジュ
―ル2に塔載されるチップ2の周囲に形成された測定用
電極パッドの形状およびピッチに応じてプロ―ブピンが
植設された複数のピンブロック21を個々に保持する複
数例えば 9個のピンブロックチェンジャ22と、接触
端子移動機構50側に受け渡されたピンブロック21の
位置確認を行うピンブロック補正用カメラ23とによっ
て構成されている。
【0020】上記ピンブロックチェンジャ22は、ピン
ブロック21を挟持する保持部24と、この保持部24
を接触端子移動機構50側に上昇させる例えばシリンダ
機構25とによって構成されており、検査プログラムに
応じて使用ピンブロック21を個別に上昇させ、接触端
子移動機構50に供給する。
【0021】ワ―クロ―ダ―部30は、装置本体1の基
台1aに対して着脱自在に配置されたワ―ク通過孔31
aを有するロ―ダ―部基台31と、このロ―ダ―部基台
31の下方に配置され、ワ―ク3を収容しつつワ―ク交
換位置とワ―ク通過孔31aの下方位置との間を移動可
能とされたワ―クセットテ―ブル32と、ワ―ク通過孔
31aの下方に配置され、ワ―ク3をワ―ク搬送機構4
0へと受渡すワ―ク昇降機構33とにより構成されてい
る。また、ロ―ダ―部基台31の上面は、装置本体1の
基台1aの上面と面一とされており、これらロ―ダ―部
基台31および装置本体1の基台1a上面には、X方向
に連結されたステ―ジ用ガイド30a、1bが設けられ
ている。
【0022】ワ―ク搬送機構40は、上記ステ―ジ用ガ
イド30a、1b上をX方向に沿って移動可能とされて
おり、上記ワ―ク昇降機構33によって上昇したワ―ク
3を保持する保持部41を有している。この保持部41
は、ワ―ク3の下面を支持するX方向に進退自在の一対
のつめ42によって構成されている。
【0023】また、接触端子移動機構50は、ワ―ク搬
送機構40と同様に、上記ステ―ジ用ガイド1b上に塔
載されたロ字形状を有するXステ―ジ51、このXステ
―ジ上に配置された同様の開口面積を有するロ字形状の
Yステ―ジ52および上記Xステ―ジ51およびYステ
―ジ52の開口部内に配置されたZステ―ジ53を備え
て構成されている。Zステ―ジ53には、ピンブロック
21のチャック部54と上アライメント用カメラ55と
を有する測定部56が取付けられている。また図示を省
略したθ駆動機構によってチャック部54が回転自在と
されている。
【0024】そして、上記チャック部54に保持された
ピンブロック21は、Zステ―ジ53によって検査部1
0の液槽13内まで下降し、液槽13内に浸漬されてい
るワ―ク3との接触が行われる。
【0025】測定部56には、上記チャック部54に近
接して図示省略の冷却機構に接続された非導電性不活性
液体導入管57が配設されており、またチャック部54
の上部にはピンブロック21と図示を省略したテスタに
接続されたタッチプレ―トが配置されており、このタッ
チプレ―トによってピンブロック21とテスタとの電気
的な接続が行われている。
【0026】次に、上記構成の半導体検査装置における
検査手順について説明する。
【0027】まず第1のステップは、第4図に示すよう
に、(1) セラミック基板2bの原点からその 3点
のアライメントマ―クの座標(Xai,Yai,Zai
: i= 1, 2, 3)を計測する。
【0028】(2) セラミック基板2bの原点から各
チップ2aの 4隅の 4点のマ―ク座標(Xli,Y
li,Zli: i= 1, 2, 3, 4)を計測
する。
【0029】なお、(1) および(2) のデ―タは
、製造装置等において事前に計測されているものとし、
これらのデ―タは半導体検査装置へのコマンドのパラメ
―タとして引渡される。
【0030】続いて、第2のステップは、図5に示すよ
うに、(3) ンブロック(コンタクタ)のアライメン
トマ―クを認識することにより求まるピンブロック中心
と各ピンの位置を測定することにより求まるピンブロッ
ク中心との相対的な座標(Xp ,Yp ,Qp )を
計測する。 (4) ピンブロック(コンタクタ)の下面からピン先
までの長さ(針圧の余圧分を含む)の座標(Zp )を
計測する。
【0031】なお、(3) および(4) のデ―タは
、ピンブロック(コンタクタ)の製作時に測定される固
有の補正値として予め入力されるものである。
【0032】第3のステップは、図6および図7に示す
ように、(5) 上アライメント用カメラおよびピンブ
ロックアライメント用カメラによりアライメントゲ―ジ
位置を検出し、上アライメント用カメラ(視野)中心と
ピンブロックアライメント用カメラ(視野)中心が一致
するステ―ジの座標(Xg ,Yg ,Zg )を計測
する。
【0033】なお、(5) のデ―タは、半導体検査装
置側で装置イニシャル時に計測されるものである。
【0034】第4のステップは、図8および図9に示す
ように、(6) θステ―ジの回転中心と上アライメン
ト用カメラ(視野)の中心との相対距離(Xt ,Yt
 )を計測する。
【0035】(7) 各下アライメントカメラ(下カメ
ラ1と2)の相対距離(Xc ,Yc )を計測する。
【0036】なお、(6) および(7) のデ―タは
、半導体検査装置の機械的な値であり、前もって計測さ
れるものである。
【0037】第5のステップは、図10よび図11に示
すように、(8) ピンブロック(コンタクタ)アライ
メント用タ―ゲットマ―クの位置座標(Xqi,Yqi
,Zqi: i= 1, 2, 3, 4)および(θ
q )を計測する。
【0038】なお、θq はピンブロック(コンタクタ
)アライメント終了時の座標値であり、ピンブロックア
ライメント用タ―ゲットマ―クがステ―ジのX軸に対し
て平行になったときである。また(8) のデ―タは半
導体検査装置での計測値である。
【0039】第6のステップは、図12および図13に
示すように、(9) 基板上面のアライメントマ―クの
位置座標(Xmi,Ymi,Zmi: i= 1,2,
 3)を計測する。
【0040】ただし、X,Yは基板原点からの相対座標
とする。
【0041】なお、(9) のデ―タは、半導体検査装
置の上アライメント用カメラにて計測した値である。
【0042】第7のステップは、図14および図15に
示すように、(10)基板下面のアライメントマ―クの
位置座標(Xui,Yui: i= 1, 2,)を計
測する。
【0043】ただし、(10)のデ―タは、基板位置の
変化量を知るデ―タであるため、基板アライメント時に
計測した時のX,Yを基準( 0, 0)とし、コンタ
クト直前に再度計測する値を基準からのズレ量として用
いる。
【0044】続いて、プロ―ビングにおけるデ―タ処理
について説明する。
【0045】ただし、ここでは、各タイミングにおける
X,Y,θのデ―タを処理する場合について説明する。 (a)基板アライメント時(第8のステップ)(1) 
1 事前に計測されている座標の本装置の上アライメン
ト用カメラ座標への変換係数Bを求める。……使用デ―
タ((1) ,(9) )
【0046】
【数1】
【0047】(b)ピンブロック(コンタクタ)アライ
メント時(第9のステップ) (2) 1 ピンブロックの中心位置を求める。……使
用デ―タ((8) ) Xq =(Xq1+Xq2+Xq3+Xq4)/ 4Y
q =(Yq1+Yq2+Yq3+Yq4)/ 4(c
)プロ―ビングコマンド実行開始時(第10のステップ
) (3) 1 チップの中心および回転を求める。……使
  用デ―タ((2) ) X1 =(X11+X12+X13+X14)/ 4Y
1 =(Y11+Y12+Y13+Y14)/ 4θ1
 ベクトル=(−X11+X12+X13−X14−Y
11−Y12+Y13+Y14)/(X11+X12−
X  13−X14−Y11+Y12+Y13−Y14
) (4) 1 上アライメントカメラ(視野)中心をチッ
プの中心に合せるための座標を求める。すなわち、事前
に計測されている座標系を本装置の座標系に変換する。 ……使用デ―タ((1) 1 ,(3) 1 )
【00
48】
【数2】
【0049】(5) 1 θステ―ジ回転中心をチップ
中心に合せる  ための座標Nを求める。……使用デ―
タ((6) ,(4) 1 ) Xn =Xw −Xt Yn =Yw −Yt (d)下アライメント実行時(第11のステップ)(6
) 1 基板の移動および変形量を求める。……使用デ
―タ((7) ,(10))下カメラ1(下アライメン
トカメラ)の座標原点は、基板アライメント座標の1と
同じX,Y座標となることを利用して上カメラ(上アラ
イメントカメラ)座標が基板の移動および変形により変
化する量を算出する(Xs ,Ys ,θs ) 。こ
こで、θs =tan −1  (Xc /Yc )−
tan −1[{Yc −(Yu2−Yu1)}/{X
c −(Xu2−Xu1)}]Xs =(Xn cos
 θs −Yn sin θs )−Xu1−XnYs
 =(Xn sin θs +Yn cos θs )
−Yu1−Yn(7) 1 ピンブロック(コンタクタ
)中心をチップ中心に合わせる座標を求める。……使用
デ―タ((3) ,(2) 1 ,(4) 1 ,(5
) 1 ,(6) 1 )(3) ,(2) 1 ,(
4) 1 ,(5) 1 ,(6) 1 のデ―タを用
いθの回転角度を求める。このθを用いθの回転による
X,Y動作量(Xv ,Yv )を求めることができる
。かつ、(3) ,(2) 1 ,(5) 1 ,(6
) 1のX,Yデ―タと(Xv ,Yv )からピンブ
ロック(コンタクタ)中心がチップ中心にくる位置決め
(Xf ,Yf ,θf )を行う。
【0050】θ5 =θq +θp +θsXf =X
n +(Xq −Xθ)+Xp +Xs +fx (θ
5 ) Yf =Yn +(Yq −Yθ)+Yp +Ys +
fy (θ5 ) ただし、(Xθ,Yθ)はθ回転中心座標fx (θ5
 ),fy (θ5 )は回転角θf によるX,Yの
移動量を示す。
【0051】次に、Z座標補正アルゴリズムについて説
明する。
【0052】1.ピンブロックアライメント時の計測(
図16および図17)(第12のステップ)[1] ピ
ンブロックアライメント用マ―ク検出(ピンブロック補
正用カメラ23計測)ピンブロックアライメント用マ―
ク4個を計測した時のZ座標(ステ―ジ座標)をZp1
,Zp2  Zp3,Zp4とする。
【0053】ピンブロックセンタでは、Zp =(Zp
1+Zp2  +Zp3+Zp4) [2] ゲ―ジの高さ検出(上アライメント用カメラ5
5計測)アライメントゲ―ジを検出した時のZ座標をZ
G とする。
【0054】2.ピンブロック(コンダクタ)補正値(
第18図)(第13のステップ)ピンブロック(コンダ
クタ)に固有のZ補正デ―タをΔZpkとする(数値デ
―タ)。
【0055】下マコ―ル板下面からピン先端までの距離
に相当する値。
【0056】針圧の余圧分も含んだものとする。
【0057】3.基板アライメント時計測(上アライメ
ント用カメラ55計測)(図19〜図21)(第14の
ステップ)基板三隅タ―ゲットマ―ク(1) a ,(
2) a ,(3) a の  計測値をZm1,Zm
2,Zm3とする。
【0058】                          
   M         M   マ―ク(1) を
基準として、Z1 =0,Z2 =Zm2  −Zm1
,Z3 =Zm3−Zm1とする。
【0059】4.事前計測値(事前計測デ―タ)(第1
5のステップ) [1] 三隅タ―ゲットマ―ク マ―ク(1) ′a ,(2) ′a ,(3) ′a
に対応してZ1   =O,Z2 ,Z3 とする(マ
―ク(1) 基準)。
【0060】[2] チップの四隅マ―クn 番目のチ
ップの四隅マ―ク、Zni,(i = 1〜 4)とす
る。
【0061】5.以上により n番目のチップに位置決
めする座標Zn は(第16のステップ)、     
       S     S           
    MM      D   Zn =(Zp −
ZG )−ΔZpk+Zn +ΔZn ただし、この値
は、アライメントゲ―ジの厚み(ZA )を無視した場
合であり、無視しない場合はZn からZA 減じた値
となる。
【0062】
【0063】     MM    M   M     M   M
   Zn =kx xn +ky yn ・・・半導
体検査装置のマ―ク三隅で張る平面の方程式である。
【0064】             M     M   ただし
(xn ,yn )はn番目のチップの半導体検査装置
の座標値である。
【0065】     M       M   M     M  
 M         M   M     M   
M   kx =(Y3 Z2 −Y2 Z3 )/(
X2 Y3 −X3 Y2 ),    M     
    M     M     M   M    
     M   M     M   M   ky
 =−(X3 ZM 2 −X2 Z3 )/(X2 
Y3 −X3 Y2 )              
M     M             M    
 M   ここで、(X2 ,Y2 )および(X3 
,Y3 )は三隅タ―ゲットマ―ク(2) ,(3) 
の半導体検査装置の計測値である。
【0066】       D     D     DD  ΔZn
 =Zn4−Zn              DD      D   D
     D   D   ただし、Zn =(kx 
xn +ky yn )・・・事前計測時のマ―ク三隅
で張る平面の方程式である。
【0067】   D           D     D    
 D     D Zn4=1/4 (Zn1+Zn2
+Zn3+Zn4)      D     D    (xn ,yn )はn番目のチップのセンタの事
前計測座標値である。
【0068】             D   D     D  
 D         D   D     D   
D   kx =(Y3 Z2 −Y2 Z3 )/(
X2 Y3 −X3 Y2 ),          
    D   D     D   D      
   D   D     D   D   ky =
−(X3 Z2 −X2 Z3 )/(X2 Y3 −
X3 Y2 )              D   
  D             D     D  
 ここで、(X2 ,Y2 )および(X3 ,Y3 
)は三隅タ―ゲットマ―ク(2) ,(3) の事前計
測値である。
【0069】このようにして得られたデ―タに基づき、
半導体検査装置は、次のような動作を行う。
【0070】まずワ―クロ―ダ―部30におけるワ―ク
セットテ―ブル32のワ―ク収容部32a内にワ―ク3
を載置するとともに、ワ―クセットテ―ブル32を駆動
してワ―ク3をワ―ク昇降機構33の上方の受渡位置ま
で移動させる。次いで、ワ―ク昇降機構33の昇降テ―
ブル33aによってワ―ク3を位置決めしつつワ―ク搬
送機構40の保持部41位置まで上昇させる。ワ―ク3
の上昇を確認した後、保持部41の一対のつめ42によ
ってワ―ク3は保持される(図22−a)。
【0071】次に、ワ―ク搬送機構40を駆動して、ワ
―ク3を検査部10のワ―ク載置台12上方のワ―ク受
渡位置まで搬送する。この際、接触端子移動機構50は
、接触端子供給部側へと移動する。
【0072】ワ―ク受渡位置まで搬送されたワ―ク3は
、検査部10側から上昇したワ―ク移載ピン18上に移
載される。この際にワ―ク移載ピン18の先端部は、ワ
―ク3におけるサポ―トボ―ド8の 4角に設けられた
位置決め孔内に挿入され、ワ―ク3の位置決めが行われ
る。この後、ワ―ク移載ピン19は下降し、ワ―ク載置
台12上にワ―ク3が載置されクランプ14によってワ
―ク載置台12に対して液密に固定されると共に、ワ―
ク3のソケットボ―ド5と検査部10側のワ―クセット
ベ―スユニット17との電気的な接続が行われる(図2
2−b)。またこの際に、下アライメントカメラ18a
、18bによって、ワ―ク3の多層セラミックス基板2
bの下面に設けられた熱膨脹補正用タ―ゲットの初期位
置が認識される。
【0073】ワ―ク3のセッティングと相前後して、ピ
ンブロック21の装着が行われる。ピンブロック21の
装着は、まず検査プログラムに応じて自動的に、第1番
目に検査を行うチップ2aに対応したピンブロック21
が保持されたピンブロックチェンジャ22上に接触端子
移動機構50のチャック部54が位置するように、Xス
テ―ジ51およびYステ―ジ52が駆動される。チャッ
ク部54がピンブロック21の受渡し位置に到達すると
、ピンブロックチェンジャ22のシリンダ機構25が上
昇し、チャック部54によって当該ピンブロック21が
保持される(同図22−b)。
【0074】この後、ピンブロック補正用カメラ23に
よって、ピンブロック21の保持状態を撮像し、上アラ
イメントカメラ55との位置確認が行われた後、検査部
10上方へと接触端子移動機構50は移動する。
【0075】次に、検査部10上方へと移動した接触端
子移動機構50の測定部56に配置された上アライメン
トカメラ55によって、ワ―ク3とピンブロック21と
のアライメントが行われる。このアライメントは、まず
上アライメントカメラ55によって多層セラミックス基
板2bの表面を撮像しつつその 3角に設けられたアラ
イメント用タ―ゲットの位置を、接触端子移動機構50
側のX−Yステ―ジにおける位置座標として認識し、予
め入力されたアライメント用タ―ゲット位置に基づいた
各チップ2a位置がX−Yステ―ジの位置座標として求
められる。そして、チップ2aの位置座標にしたがって
ピンブロック21の位置が決定され、Xステ―ジ51、
Yステ―ジ52および図示を省略したθ駆動機構を駆動
してチップ2aの周囲に形成された測定用電極パッドと
ピンブロック21に植設されたプロ―ブピンとのアライ
メントが行われる。
【0076】また、このアライメント終了後、非導電性
不活性液体導入管57から例えばフッ素系不活性液が液
槽13内に供給され、ワ―ク3は非導電性不活性液体1
5内に浸漬された状態となる。
【0077】この後、非導電性不活性液体15を測定対
象チップ2a上および周囲に供給しつつ、Zステ―ジ5
3を駆動することによって測定部56を下降させ、ピン
ブロック21のプロ―ブピンを非導電性不活性液体15
中に浸漬しつつ、測定用電極パッドに当接させる。そし
て、半導体モジュ―ル2にテスト電圧を供給し当該チッ
プ2aの検査を行う(図22−c)。
【0078】以上の動作により 1つのチップ2aに対
する検査は終了する。次に、半導体モジュ―ル2内に同
一規格のチップ2aが存在する場合は、まず下アライメ
ントカメラ18a、18bによって多層セラミックス基
板2bの初期位置からのずれの有無を確認し、必要に応
じて位置補正を行った後、同様に次のチップ2aの検査
を行う。
【0079】同一規格のチップが終了した後、未検査の
チップ2aが存在する場合は、一旦接触端子移動機構5
0を接触端子供給部20の上方位置まで移動させ、ピン
ブロック21の交換を行い、同様に当該チップ2aの検
査を実施する。
【0080】そして、以上の工程を繰返し行うことによ
って全チップ2aの検査が終了した後、非導電性不活性
液体15を排出し、検査部10上方まで移動したワ―ク
搬送機構40にワ―ク移載ピン19によってワ―ク3を
移載する。そして、ワ―ク搬送機構40をワ―クロ―ダ
―部30まで移動して、ワ―ク3を搬出し、一連の検査
工程が終了する。
【0081】このように、本実施例では、基板に関する
座標デ―タを事前に計測し、このデ―タを半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タとして与えるようにしたの
で、半導体検査装置での各種アライメントおよびプロ―
ビングの際の位置合せ等を正確かつ簡潔に行うことがで
きる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体検
査装置によれば、半導体モジュ―ル上に塔載された個々
のチップに対し、高精度な電気的接触を可能とし、高検
査精度および高検査効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体検査装置の構成を模
式的に示す図
【図2】本発明の一実施例の半導体検査装置の構成を模
式的に示す図
【図3】その半導体検査装置によって検査される半導体
モジュ―ルを搬送および検査可能に固定するワ―クを示
す断面図
【図4】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図5】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図6】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図7】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図8】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図9】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装置
側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順を
おって示す図
【図10】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図11】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図12】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図13】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図14】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図15】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図16】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図17】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図18】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図19】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図20】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図21】事前に計測した座標デ―タから半導体検査装
置側のコマンドのパラメ―タを得る際のデ―タ処理を順
をおって示す図
【図22】図1の半導体検査装置の動作手順を示す図で
ある。
【符号の説明】
1………装置本体 1a……基台 2………半導体モジュ―ル 2a……チップ 3………ワ―ク 4………ソケット 5………ソケットボ―ド 8………サポ―トボ―ド 10……検査部 11……検査部基台 12……ワ―ク載置台 13……液槽 14……クランプ 19……ワ―ク移載ピン 20……接触端子供給部 21……ピンブロック 30……ワ―クロ―ダ部 40……ワ―ク搬送機構 41……保持部 50……接触端子移動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  X−Y−Z−θ方向に移動可能なステ
    ―ジにより検査端子を位置決めし、この検査端子を基板
    に設けられた複数の被検査片の電極端子に接触させて検
    査を行う検査方法において、前記検査端子の位置決めを
    行う際、前記ステ―ジの移動量を、前記基板および各被
    検査片に特有の位置デ―タから得られるパラメ―タに基
    づいて決定するようにしたことを特徴とする半導体検査
    装置。
JP7297291A 1991-04-05 1991-04-05 半導体検査方法 Expired - Lifetime JP3201619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297291A JP3201619B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 半導体検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7297291A JP3201619B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 半導体検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04307950A true JPH04307950A (ja) 1992-10-30
JP3201619B2 JP3201619B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=13504815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7297291A Expired - Lifetime JP3201619B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 半導体検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201619B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07161787A (ja) * 1993-12-13 1995-06-23 Nec Corp 半導体装置及びその特性測定方法
JPH08262114A (ja) * 1995-03-23 1996-10-11 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置におけるプローブの移動制御方法
US6954681B2 (en) 2000-12-15 2005-10-11 Cyberoptics Corporation Board align image acquisition device with improved interface
US7190393B2 (en) 2000-12-15 2007-03-13 Cyberoptics Corporation Camera with improved illuminator
JP2010276399A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Hioki Ee Corp 基板検査装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07161787A (ja) * 1993-12-13 1995-06-23 Nec Corp 半導体装置及びその特性測定方法
JPH08262114A (ja) * 1995-03-23 1996-10-11 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置におけるプローブの移動制御方法
US6954681B2 (en) 2000-12-15 2005-10-11 Cyberoptics Corporation Board align image acquisition device with improved interface
US7190393B2 (en) 2000-12-15 2007-03-13 Cyberoptics Corporation Camera with improved illuminator
JP2010276399A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Hioki Ee Corp 基板検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3201619B2 (ja) 2001-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI387030B (zh) 探針卡及其製造方法、以及對準方法
KR102479608B1 (ko) 콘택트 정밀도 보증 방법, 콘택트 정밀도 보증 기구, 및 검사 장치
US8468690B2 (en) Holding member for use in test and method for manufacturing same
US5731708A (en) Unpackaged semiconductor testing using an improved probe and precision X-Y table
US7265536B2 (en) Procedure for reproduction of a calibration position of an aligned and afterwards displaced calibration substrate in a probe station
JPH04307950A (ja) 半導体検査方法
JP7174555B2 (ja) 基板検査装置、その位置合せ、及び基板検査方法
JP2913610B2 (ja) 検査装置
JP2001235507A (ja) プリント配線板の導通検査装置及び導通検査方法
JP7458161B2 (ja) 検査装置の制御方法および検査装置
JPH04307951A (ja) 半導体検査方法
JP2876171B2 (ja) 検査方法
JP2959862B2 (ja) 位置合せ方法
JP2775506B2 (ja) 検査方法
KR20140086558A (ko) 검사 장치
JPH03263347A (ja) 被検査体の位置決め方法
JP7313748B2 (ja) 微細ピッチを有するデバイスのアライン装置及びその方法
JPH0750730B2 (ja) プロ−ブ装置
JP2010185784A (ja) 基板検査装置及びその位置合せ方法
JP2869570B2 (ja) 検査装置
JPS6049643A (ja) ウエハ検査装置
JP2584546Y2 (ja) 圧力素子測定用圧力印加ステージ
JPH04307948A (ja) 検査装置
JPH11163059A (ja) 集積回路用半導体薄板検査装置およびその検査方法
JPH03263346A (ja) 検査装置およびピン着脱治具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010605

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term