JPH04307885A - ベロシティーエラー補正回路 - Google Patents

ベロシティーエラー補正回路

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Publication number
JPH04307885A
JPH04307885A JP3072669A JP7266991A JPH04307885A JP H04307885 A JPH04307885 A JP H04307885A JP 3072669 A JP3072669 A JP 3072669A JP 7266991 A JP7266991 A JP 7266991A JP H04307885 A JPH04307885 A JP H04307885A
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JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
velocity error
phase
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP3072669A
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English (en)
Inventor
Masaru Nakamura
勝 中村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録装置から再生し
たTCI信号のベロシティーエラー補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置のテープから読み出した信
号には、テープの走行ムラによる低速ジッタや、テープ
の伸縮等によって起きる、周波数の位相変動分であるベ
ロシティーエラーというものがあり、補正が必要である
【0003】ハイビジョンのコンポーネント信号におい
て、テープに記録されるのは、Y,Pb,Prを時間軸
多重した、TCI信号という特別の形態の信号である。 このTCI信号もテープから読み出した時はベロシティ
ーエラーを持ち、補正を必要とする。
【0004】TCI信号の各ラインの始まりには、同期
信号やバースト信号というものが付加されており、ここ
で各ラインの開始点の位相を揃えることができる。しか
し、これ以後は映像信号の領域となり、補正することが
できず、ラインの後半になるほどベロシティーエラーが
大きくなる。そこで、ベロシティーエラーの補正のため
、テープから読み出した各ラインの長さを比較して、補
正量を決めてやる。そして、メモリを用い、映像信号を
書き込むクロックや、読み出すクロックの位相を変えて
やる事により、ベロシティーエラーの補正をしている。
【0005】図3は従来のベロシティーエラー補正回路
の一例を示すブロック図である。再生入力信号1はバー
スト位相検出回路12でバーストの位相差を検出され、
その位相差に対して補正値検出回路13は補正値を求め
、求められた補正値でクロック調整回路14はTCI系
クロック10を補正する。そして、再生入力信号1は補
正されたTCI系クロックでA/Dコンバータ4により
サンプリングされ、メモリ5に書き込まれる。これによ
りバースト近傍の映像信号に含まれるサンプリング位相
誤差はほとんどなくなる。
【0006】メモリ5から読み出した後は、D/A変換
する映像信号のライン内のサンプリング位相差をその前
後のラインの長さ情報からライン長検出回路15で求め
、その求めた位相差を打ち消すように、クロック遅延回
路7でHV系クロック11の位相を順次シフトして補正
変換クロックを発生させる。そして、この補正変換クロ
ックで、D/Aコンバータ8により読み出した信号をD
/A変換し、ベロシティーエラーの補正をした再生出力
信号9を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のベロシティ
ーエラー補正回路では、映像信号の期間中におけるクロ
ックの補正変化量には限界がある。すなわち、メモリ5
から固定クロックであるHV系クロック11で映像信号
を読み出し、D/Aコンバータ8においてクロックの位
相を替えているので、位相を半クロックの周期以上に変
えることはできない。それは、メモリ5を正のクロック
でたたいた後、半周期程ずらしたクロックでD/Aコン
バータ8をたたくためである。以上説明したように、D
/Aコンバータ8をたたくクロックで行うベロシティー
エラーの補正量は、半周期程ずらしたクロックの前後半
周期程の補正量しかもてない。それ以上の補正をした場
合には1クロック前や後ろの映像信号を読み取ることに
なり、正しい補正ができなくなる。
【0008】本発明の目的は、半クロックの周期以上の
位相の変化にも追従できる、可変範囲の大きなベロシテ
ィーエラー補正回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、磁気録画再生装置の再生ビデオ信号より
1ライン毎の微分周波数変動分であるベロシティーエラ
ーを取り除く時に、ベロシティーエラーを検出する手段
と、再生ビデオ信号と前記ベロシティーエラーを蓄積す
るメモリ手段と、前記メモリの読み出しクロックをライ
ン毎に間欠的にスタートさせるクロック発生手段と、前
記読み出しクロックの位相を前記メモリより読み出した
ベロシティーエラーにより可変する位相変調手段と、前
記メモリより読み出した再生ビデオ信号をアナログ信号
に変換するD/A変換回路を持つことを特徴とするベロ
シティーエラー補正装置を構成したものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1を参照すると、本発明の一実施例であ
るハイビジョンのユニハイビデオテープレコーダ(UN
IHI  VTR)においてベロシティーエラーの補正
を行うためには、まず2種類の補正値を求める必要性が
ある。
【0012】再生入力信号1であるTCI信号は、1ラ
インが1800のデータで構成されており、その構造上
ライン内アドレスで71〜490番目の隔ライン毎にP
b,Pr信号,491〜1750番目にY信号が配置さ
れる構成となっている。そして、それぞれの信号を時間
軸伸長し、ハイビジョン用の1ラインの長さの信号に戻
すのである。
【0013】Y信号の開始点であるライン内アドレス4
91番目は、すでに1ライン長の3割を過ぎた位置にあ
り、1番目の開始位置では位相差はなくても、この位置
でのサンプリング位相差は無視できない。このためY信
号開始点のもつサンプリング位相差を低減するためにY
信号開始点をずらす必要がある。この開始点補正値は図
3の差分Aに相当し、開始点補正回路2で検出される。
【0014】次に、Y信号開始点を開始点補正値で補正
した後、ライン内アドレス491〜1750番目内に生
じるサンプリング位相誤差の低減も図る必要がある。こ
の全体の位相差は図3の差分Bに相当し、全体補正回路
3で検出される。
【0015】開始点補正値,全体補正値が求まった後に
、再生入力信号1をA/Dコンバータ4によりTCI系
クロック10でサンプリングした信号はメモリ5に書き
込まれる。
【0016】映像信号をメモリ5から読み出す際、開始
点の補正をブランキング期間中に行う。その時、クロッ
ク一旦停止回路6でHV系クロック11を一時的に止め
、開始点補正値分だけクロックの位相を変えるように調
整し、クロックを復活させた時、周期を乱さず開始点補
正値分だけ位相の変わったクロックを出力することによ
り、メモリ5から開始点の補正をされた映像信号を読み
出す。
【0017】開始点の補正を終えた後は、全体補正回路
3により映像信号全体を均等に補正する。補正の方法は
、映像信号が1260アドレスであるので、1260÷
(全体補正値+1)により得られる値の整数倍のアドレ
スで、クロックの位相をある一定量だけ変化させる。 仮に全体補正値が“2”なら、1260÷(2+1)=
420となり、420,840のアドレスでクロックの
位相を変化させ、ベロシティーエラーの補正をするわけ
である。これでY信号においては全体を均等に補正した
ことになる。Pb,Pr信号については、Y信号と同じ
補正変調クロックで代用する。厳密にいえば補正量は違
うが、人間の目にはそこまでの識別能力がないので問題
はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ブランキ
ング期間中にクロックを一時的に止め、映像信号の開始
点の補正をするようクロックを遅延させて復活させるこ
とにより、周期を乱すことなく、クロックをメモリに与
えて映像信号を読み出すことができる。また、ベロシテ
ィーエラーもメモリから読み出すクロックの位相をある
間隔で、ある一定量ずつ変化させてやることにより、均
等に位相の調節ができ、従来の補正回路より可変範囲の
大きな補正ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】映像信号1ラインの位相変動波形を示す図であ
る。
【図3】従来のベロシティーエラー補正回路の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1    再生入力信号 2    開始点補正回路 3    全体補正回路 4    A/Dコンバータ 5    メモリ 6    クロック一旦停止回路 7    クロック遅延回路 8    D/Aコンバータ 9    再生出力信号 10    TCI系クロック 11    HV系クロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気録画再生装置から再生したTCI
    信号を蓄積する記憶手段と、前記TCI信号における輝
    度信号の開始点の位相ずれを検出する第1の検出手段と
    、この第1の検出手段の検出結果に基づき前記記憶手段
    の読み出しクロックをライン毎に一時的に止めて前記輝
    度信号の開始点の位相ずれを補正する第1の補正手段と
    、前記TCI信号における輝度信号の開始点から終了点
    までの間の相対位相のずれを検出する第2の検出手段と
    、この第2の検出手段の検出結果に基づき前記読み出し
    クロックの位相を前記輝度信号の全体で均等に変化させ
    前記輝度信号の位相ずれを全体に補正する第2の補正手
    段とを備えたことを特徴とするベロシティーエラー補正
    回路。
JP3072669A 1991-04-05 1991-04-05 ベロシティーエラー補正回路 Pending JPH04307885A (ja)

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JPH04307885A true JPH04307885A (ja) 1992-10-30

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ID=13496003

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960423