JPH0430784A - 気泡を利用した急速解凍方法 - Google Patents
気泡を利用した急速解凍方法Info
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- JPH0430784A JPH0430784A JP13809090A JP13809090A JPH0430784A JP H0430784 A JPH0430784 A JP H0430784A JP 13809090 A JP13809090 A JP 13809090A JP 13809090 A JP13809090 A JP 13809090A JP H0430784 A JPH0430784 A JP H0430784A
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- JP
- Japan
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- water
- thawing
- hot water
- frozen food
- foams
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は熱湯域から冷水域の水中で、コンプレッサー
等の器具を利用して気泡を発生させ、そこで生じた激し
い水の流動と、その気泡の破壊により発生する震動とに
より、冷凍食品を急速に解凍する方法に関するものであ
る。
等の器具を利用して気泡を発生させ、そこで生じた激し
い水の流動と、その気泡の破壊により発生する震動とに
より、冷凍食品を急速に解凍する方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来から冷凍食品を解凍する場合、自然解凍、電子レン
ヂによる解凍、熱湯による解凍、その他解凍専用機等に
よる解凍が、冷凍食品の種類により撰択採用されてきた
。しかし、いずれの方法もその解凍に相当の時間がかゝ
る。それは冷凍食品の表面とそれに接している水との間
に存在する不良導体である冷水(境膜抵抗)を取り除く
方法として、主に熱を利用しているだけなので解凍に時
間がかかる。
ヂによる解凍、熱湯による解凍、その他解凍専用機等に
よる解凍が、冷凍食品の種類により撰択採用されてきた
。しかし、いずれの方法もその解凍に相当の時間がかゝ
る。それは冷凍食品の表面とそれに接している水との間
に存在する不良導体である冷水(境膜抵抗)を取り除く
方法として、主に熱を利用しているだけなので解凍に時
間がかかる。
(発明が解決しようとする課題)
冷凍食品は解凍方法の良否により、その食味が著しく落
ちてしまうことがある。一般的には急速に解凍すること
が冷凍食品の味を美味に保つ最大の条件とされている。
ちてしまうことがある。一般的には急速に解凍すること
が冷凍食品の味を美味に保つ最大の条件とされている。
急速な解凍を実現させるためには冷凍食品の表面と水と
の間に存在する不良導体である冷水(境膜抵抗)を迅速
に取り除くことである。
の間に存在する不良導体である冷水(境膜抵抗)を迅速
に取り除くことである。
(課題を解決するための手段)
冷凍食品を迅速に解凍するには冷凍食品の表面とそれに
接する水との間に存在する冷水の不良導体を急速に取り
除くことである。熱湯による解凍の場合、沸騰している
湯の中に冷凍食品を入れると、温度が急速に下降し、湯
の中の流動も急激に弱まる。湯の加熱により、再び沸騰
して流動が活発になるまで、解凍の促進も弱まっている
。解凍を迅速に促進する最良の方法は、水の温度の高低
の変化に関係なく、水中に流動を間断することなく発生
させ、境膜抵抗を取り除くことである。この水中に流動
を発生させる方法は、コンプレッサー等の器具を容器の
底に固定させ、そこから気泡を噴出させて激しい流動を
つくる。この気泡が水中で破壊する際に震動が生じるが
、この震動は流動と同様、境膜抵抗を取り除くことに有
効である。解凍後加熱を必要とする冷凍食品の場合は、
この気泡を熱湯の中で発生させて解凍すれば、熱と激し
い流動と気泡の破壊の際に生じる震動との相乗効果で解
凍時間が大巾に短縮される。又解凍後も低温でなければ
ならない冷凍食品の場合は、気泡を低温の水中で発生さ
せて解凍すれば、従来の低温解凍の方法に比べ著しく速
い解凍が実現する。
接する水との間に存在する冷水の不良導体を急速に取り
除くことである。熱湯による解凍の場合、沸騰している
湯の中に冷凍食品を入れると、温度が急速に下降し、湯
の中の流動も急激に弱まる。湯の加熱により、再び沸騰
して流動が活発になるまで、解凍の促進も弱まっている
。解凍を迅速に促進する最良の方法は、水の温度の高低
の変化に関係なく、水中に流動を間断することなく発生
させ、境膜抵抗を取り除くことである。この水中に流動
を発生させる方法は、コンプレッサー等の器具を容器の
底に固定させ、そこから気泡を噴出させて激しい流動を
つくる。この気泡が水中で破壊する際に震動が生じるが
、この震動は流動と同様、境膜抵抗を取り除くことに有
効である。解凍後加熱を必要とする冷凍食品の場合は、
この気泡を熱湯の中で発生させて解凍すれば、熱と激し
い流動と気泡の破壊の際に生じる震動との相乗効果で解
凍時間が大巾に短縮される。又解凍後も低温でなければ
ならない冷凍食品の場合は、気泡を低温の水中で発生さ
せて解凍すれば、従来の低温解凍の方法に比べ著しく速
い解凍が実現する。
(作用)
急速解凍された新鮮な食品又は調理直後の食品の美味さ
を損わずに解凍するには、その解凍が短時間で完了する
のがよいとされている。この気泡を利用した急速解凍は
その条件を満たしている。従ってこの方法により解凍さ
れた冷凍食品は新鮮さと美味さが損われていない。
を損わずに解凍するには、その解凍が短時間で完了する
のがよいとされている。この気泡を利用した急速解凍は
その条件を満たしている。従ってこの方法により解凍さ
れた冷凍食品は新鮮さと美味さが損われていない。
(実施例)
(1)250gの冷凍スパゲッティを気泡を発生さ
せている10lの熱湯の中で、解凍加熱したところ、8
秒で完了した。同じ重量の冷凍スパゲッティを気泡のな
い同量の熱温の中で解凍加熱したところ、60秒を要し
た。
秒で完了した。同じ重量の冷凍スパゲッティを気泡のな
い同量の熱温の中で解凍加熱したところ、60秒を要し
た。
(2)刺身用にカットされた厚さ3cmの冷凍まぐ
ろを真空パックして摂氏18度の気泡を発生させている
水中で解凍したところ、解凍時間が11分であった。こ
れは従来の解凍方法に比べて著しく解凍時間が短縮され
ている。
水中で解凍したところ、解凍時間が11分であった。こ
れは従来の解凍方法に比べて著しく解凍時間が短縮され
ている。
(発明の効果)
本発明は急速な解凍を可能にしたが、その効果は下記の
通りである。
通りである。
(1)特定の冷凍食品を除き、急速な解凍により食品本
来の美味さを保つことができる。
来の美味さを保つことができる。
(2)解凍時間が大巾に短縮されることにより、燃費の
節約ができる。
節約ができる。
(3)高温域から低温域まで、広い範囲で急速解凍が可
能になった。
能になった。
(4)調理時間が大巾に短縮されることは、経営的観点
からみて、その経済的効果は絶大である。
からみて、その経済的効果は絶大である。
Claims (1)
- 熱湯、温湯、常温又は冷水(摂氏5度程度)の水中で気
泡を発生させて、流動をつくり、冷凍食品(固体)の表
面と水との間に存在する不良導体である冷水(境膜抵抗
)を迅速に取り除くことにより急速な解凍を促進するこ
とを特徴とする解凍方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809090A JPH0430784A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 気泡を利用した急速解凍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13809090A JPH0430784A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 気泡を利用した急速解凍方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430784A true JPH0430784A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15213720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13809090A Pending JPH0430784A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 気泡を利用した急速解凍方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430784A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9110402B2 (en) | 2010-06-11 | 2015-08-18 | Ricoh Company, Limited | Apparatus and method for preventing an information storage device from falling from a removable device |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP13809090A patent/JPH0430784A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9110402B2 (en) | 2010-06-11 | 2015-08-18 | Ricoh Company, Limited | Apparatus and method for preventing an information storage device from falling from a removable device |
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