JPH04307105A - ワッシヤーシール - Google Patents
ワッシヤーシールInfo
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- JPH04307105A JPH04307105A JP15083591A JP15083591A JPH04307105A JP H04307105 A JPH04307105 A JP H04307105A JP 15083591 A JP15083591 A JP 15083591A JP 15083591 A JP15083591 A JP 15083591A JP H04307105 A JPH04307105 A JP H04307105A
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルトとカバー部材間
に介在させるワッシャーシールに関し、具体的には締付
装着時の圧縮変形量を抑制したワッシャーシールに関す
る。
に介在させるワッシャーシールに関し、具体的には締付
装着時の圧縮変形量を抑制したワッシャーシールに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、エンジンのロッカーカバーあるい
はオイルパンのごときカバー部材を装着固定するには、
カバー部材の要所要所に締付ボルトを配設して該カバー
部材の周囲に装着したガスケットと共に締め付けをなさ
しめており、その締付ボルト孔の密封とカバー部材の防
音防振などを図るために締付ボルトとカバー部材との間
に弾性密封体からなるワッシャーシールを装着している
。
はオイルパンのごときカバー部材を装着固定するには、
カバー部材の要所要所に締付ボルトを配設して該カバー
部材の周囲に装着したガスケットと共に締め付けをなさ
しめており、その締付ボルト孔の密封とカバー部材の防
音防振などを図るために締付ボルトとカバー部材との間
に弾性密封体からなるワッシャーシールを装着している
。
【０００３】以下、図面を参照しつつ詳述する。この構
造の多くは、図３に示すようにリング状に形成した弾性
体のシール部（２）とこれの上方に環形状の金属環（１
）を配設してワッシャーシール（Ａ）を構成しており、
これをもってカバー部材（３）に強力な圧接力を働かせ
しめていた。
造の多くは、図３に示すようにリング状に形成した弾性
体のシール部（２）とこれの上方に環形状の金属環（１
）を配設してワッシャーシール（Ａ）を構成しており、
これをもってカバー部材（３）に強力な圧接力を働かせ
しめていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な弾性体表面が直接カバー部材（３）に接触し締め付け
られるシール部（２）の構造では、図３で示すようにナ
ット（５）などで締め込まれた時、前記シール部（２）
の密着力が圧縮流れ変形量に対して充分でないから該シ
ール部（２）がカバー部材（３）の接触面上を簡単に滑
り縦横の変形量を大として、一体化された上部の金属環
（１）と剥離したりあるいは該一体接着部分で破断・亀
裂をおこす危険性が高く、また、損傷しない場合であっ
ても大きな変形量は対圧縮永久歪性を著しく損なうなど
安定した耐久性と密封力を提供できない欠点がある。
な弾性体表面が直接カバー部材（３）に接触し締め付け
られるシール部（２）の構造では、図３で示すようにナ
ット（５）などで締め込まれた時、前記シール部（２）
の密着力が圧縮流れ変形量に対して充分でないから該シ
ール部（２）がカバー部材（３）の接触面上を簡単に滑
り縦横の変形量を大として、一体化された上部の金属環
（１）と剥離したりあるいは該一体接着部分で破断・亀
裂をおこす危険性が高く、また、損傷しない場合であっ
ても大きな変形量は対圧縮永久歪性を著しく損なうなど
安定した耐久性と密封力を提供できない欠点がある。
【０００５】本発明はこの様な重大な欠点に鑑み、弾性
体の変形量を抑え損傷を防止して密封性と耐久性を向上
さし得たワッシャーシールを提供するものである。
体の変形量を抑え損傷を防止して密封性と耐久性を向上
さし得たワッシャーシールを提供するものである。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】本発明は、図１に示す
ように金属環（１）と、合成ゴムあるいは合成樹脂等の
弾性体で形成された環形状のシール部（２）からなるワ
ッシャーシール（Ａ）であって、前記シール部（２）を
前記金属環（１）と加硫接着あるいは造形後接着などし
て一体化せしめ、カバー部材（３）と接触する前記シー
ル部（２）の外表面に該シール部（２）の表面より摩擦
係数の大なる被膜層（４）を形成したことを特徴として
いる。
ように金属環（１）と、合成ゴムあるいは合成樹脂等の
弾性体で形成された環形状のシール部（２）からなるワ
ッシャーシール（Ａ）であって、前記シール部（２）を
前記金属環（１）と加硫接着あるいは造形後接着などし
て一体化せしめ、カバー部材（３）と接触する前記シー
ル部（２）の外表面に該シール部（２）の表面より摩擦
係数の大なる被膜層（４）を形成したことを特徴として
いる。
【０００７】
【作用】本発明は上記のような構成によって以下に示す
優れた作用をなす。すなわち、本発明ではワッシャーシ
ール（Ａ）を構成するシール部（２）を合成ゴムまたは
合成樹脂等で形成し、その圧着表面に塗料あるいは粉状
体などからなる被膜層（４）を形成せしめたことにより
、前記シール材（２）の材料表面よりも大きい摩擦力を
有するものとなり、これを図２のように装着締め付ける
と、アルミダイキャストあるいは鉄材等の金属からなっ
たカバー部材（３）にシール材（２）ヘ形成した前記被
膜層（４）が大なる摩擦係数をもってぴったり密着し引
っ張り作用をもってその接触面からの移動横流れを極め
て少量とする。
優れた作用をなす。すなわち、本発明ではワッシャーシ
ール（Ａ）を構成するシール部（２）を合成ゴムまたは
合成樹脂等で形成し、その圧着表面に塗料あるいは粉状
体などからなる被膜層（４）を形成せしめたことにより
、前記シール材（２）の材料表面よりも大きい摩擦力を
有するものとなり、これを図２のように装着締め付ける
と、アルミダイキャストあるいは鉄材等の金属からなっ
たカバー部材（３）にシール材（２）ヘ形成した前記被
膜層（４）が大なる摩擦係数をもってぴったり密着し引
っ張り作用をもってその接触面からの移動横流れを極め
て少量とする。
【０００８】この作用はシール部（２）の変形横流れ量
を大きく抑制し、同様な引っ張り作用のある一体化され
た金属環（１）の挟み作用と相まって優れた形状維持作
用をみせる。
を大きく抑制し、同様な引っ張り作用のある一体化され
た金属環（１）の挟み作用と相まって優れた形状維持作
用をみせる。
【０００９】
【実施例】本発明を実施するに、シール部（２）を形成
する材料は、合成樹脂の場合、ポリエチレン、塩化ビニ
ール、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル等の樹脂
が実施可能であり、合成ゴムの場合、ニトリルブタジエ
ン、水素添加ニトリルブタジエン、アクリル、エチレン
−アクリル、シリコン、フッ素等のゴム材料が用いられ
る。
する材料は、合成樹脂の場合、ポリエチレン、塩化ビニ
ール、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル等の樹脂
が実施可能であり、合成ゴムの場合、ニトリルブタジエ
ン、水素添加ニトリルブタジエン、アクリル、エチレン
−アクリル、シリコン、フッ素等のゴム材料が用いられ
る。
【００１０】また、被膜層（４）は、塗料の場合ニトロ
セルロース系、またはポリウレタン系などの塗料を塗布
形成するか、粉状体の場合、シリカ粉、またはガラス粉
などの滑性抑制剤を付着せしめて形成せしめる。
セルロース系、またはポリウレタン系などの塗料を塗布
形成するか、粉状体の場合、シリカ粉、またはガラス粉
などの滑性抑制剤を付着せしめて形成せしめる。
【００１１】実施例Ｉ
シリコンゴム材料を基材とするシール部（２）の表面に
、ニトリルセルロース系、あるいはアクリル樹脂／有機
溶剤を成分とするラッカー塗料をスプレーまたはディッ
ピングにより塗布した後、１００℃〜２００℃の温度で
３０′〜１６ｈｒ焼付けを行い、シール部（２）と強固
に結合した摩擦係数の大きい塗装被膜層（４）を形成さ
せる。これによって、シール部（２）とカバー部材（３
）の金属接触面との摩擦力を増大させシール部（２）の
変形を抑制させる作用を発揮することが認められた。
、ニトリルセルロース系、あるいはアクリル樹脂／有機
溶剤を成分とするラッカー塗料をスプレーまたはディッ
ピングにより塗布した後、１００℃〜２００℃の温度で
３０′〜１６ｈｒ焼付けを行い、シール部（２）と強固
に結合した摩擦係数の大きい塗装被膜層（４）を形成さ
せる。これによって、シール部（２）とカバー部材（３
）の金属接触面との摩擦力を増大させシール部（２）の
変形を抑制させる作用を発揮することが認められた。
【００１２】
【発明の効果】上記のような構成を持つ本発明は、密着
部分の摩擦係数の増大を図れ、弾性体の変形量を抑え圧
縮永久歪み性を大きく向上さし得た。これにともなって
軸力の低下を減少させ、シール部（２）の破損を防止す
る。また、カバー部材（３）に装着されたガスケットの
締付力を安定せしめ、そのシール性と耐久性を向上せし
める。
部分の摩擦係数の増大を図れ、弾性体の変形量を抑え圧
縮永久歪み性を大きく向上さし得た。これにともなって
軸力の低下を減少させ、シール部（２）の破損を防止す
る。また、カバー部材（３）に装着されたガスケットの
締付力を安定せしめ、そのシール性と耐久性を向上せし
める。
【００１３】
【図１】本発明のワッシャーシールの一実施例を示した
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明のワッシャーシールの装着状態を表した
部分断面図である。
部分断面図である。
【図３】従来のワッシャーシールを装着した状態を示す
断面図である。
断面図である。
Ａ…ワッシャーシール
１…金属環
２…シール部
３…カバー部材
４…被膜層
５…ナット
Claims (3)
- 【請求項１】 金属環（１）と、合成ゴムあるいは合
成樹脂等の弾性体で形成された環形状のシール部（２）
からなるワッシャーシール（Ａ）において；前記シール
部（２）と前記金属環（１）とを一体化せしめ、カバー
部材（３）と接触する前記シール部（２）の外表面に該
シール部（２）より摩擦係数の高い被膜層（４）を形成
したことを特徴とするワッシャーシール。 - 【請求項２】 前記被膜層（４）はニトロセルロース
系、またはポリウレタン系などからなる塗料を塗布して
形成したことを特徴とした請求項１記載のワッシャーシ
ール。 - 【請求項３】 前記被膜層（４）はシリカ粉、または
ガラス粉などの粉状体を付着せしめて形成したことを特
徴とした請求項１記載のワッシャーシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15083591A JP2711485B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | ワッシヤーシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15083591A JP2711485B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | ワッシヤーシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04307105A true JPH04307105A (ja) | 1992-10-29 |
| JP2711485B2 JP2711485B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15505424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15083591A Expired - Fee Related JP2711485B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | ワッシヤーシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2711485B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036962A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-02-10 | Fujiwa Shokai:Kk | ワッシャー付き締結具 |
| JP2011058528A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Ntn Corp | プーリアームの支点軸受装置 |
| WO2014061122A1 (ja) * | 2012-10-17 | 2014-04-24 | 株式会社青山製作所 | シールワッシャ付きナット |
| JP2016094772A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 | トンネルの剥落防止工法 |
| EP2647852A3 (de) * | 2012-04-04 | 2017-07-26 | Amazonen-Werke H. Dreyer GmbH & Co. KG | Unterlegscheibe |
| US10513813B2 (en) | 2012-04-06 | 2019-12-24 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating machine |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP15083591A patent/JP2711485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036962A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-02-10 | Fujiwa Shokai:Kk | ワッシャー付き締結具 |
| JP2011058528A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Ntn Corp | プーリアームの支点軸受装置 |
| EP2647852A3 (de) * | 2012-04-04 | 2017-07-26 | Amazonen-Werke H. Dreyer GmbH & Co. KG | Unterlegscheibe |
| US10513813B2 (en) | 2012-04-06 | 2019-12-24 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating machine |
| WO2014061122A1 (ja) * | 2012-10-17 | 2014-04-24 | 株式会社青山製作所 | シールワッシャ付きナット |
| JPWO2014061122A1 (ja) * | 2012-10-17 | 2016-09-05 | 株式会社青山製作所 | シールワッシャ付きナット |
| JP2016094772A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 | トンネルの剥落防止工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2711485B2 (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |