JPH0430704A - 乗用型移植機における苗移植方法 - Google Patents

乗用型移植機における苗移植方法

Info

Publication number
JPH0430704A
JPH0430704A JP13656890A JP13656890A JPH0430704A JP H0430704 A JPH0430704 A JP H0430704A JP 13656890 A JP13656890 A JP 13656890A JP 13656890 A JP13656890 A JP 13656890A JP H0430704 A JPH0430704 A JP H0430704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transplanting
seedlings
riding
frame
transplantation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13656890A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishida
伊佐男 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP13656890A priority Critical patent/JPH0430704A/ja
Publication of JPH0430704A publication Critical patent/JPH0430704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗用走行車体の後部に移植部を装着した乗用
型田植機のような移植機において、乗用走行車体の後輪
および移植部を前後に移動可能として、枕地が狭くなる
ように移植する乗用型移植機における苗移植方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、乗用型田植機のような移植機において、前輪およ
び後輪を有する乗用走行車体の後部に、昇降機構を介し
て複数条の苗植え付け幅を有する移植部を装着したもの
が知られている。
このような乗用型移植機においては、機体が代掻きされ
た走行基盤の良くない水田圃場を走行するので、機体の
前後長(ホイルベース)が長い方が安定した走行性、苗
植え付け性能が得られるが、圃場端において機体が旋回
するときには、機体の前後長が短い方が少ない回行面積
で旋回できて枕地面積を少なくでき、枕地の苗植え付け
手数が少なくて済む、という二律背反の解決すべき課題
を存している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、従来各種の改良が行われているが、何れもそ
の一方の課題を解決するにとどまり、その両方を同時に
解決できるものはなかつた。
本発明は、上記のような両方の課題を同時に解決するこ
とを目的になされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、前輪および後輪
を有する乗用走行車体の後部に、昇降機構を介して複数
条の苗植え付け幅を有する移植部を装着した乗用型移植
機において、上記乗用走行車体の本体フレームに対し前
後に移動可能の移動フレームを設け、この移動フレーム
に、後輪および昇降機構を装着して後輪と移植部とを同
時に前後移動可能とすると共に、苗移植行程において乗
用走行車体の先端が圃場端に達したとき、後輪および移
植部を前側に移動させた状態で苗を移植して枕地幅を狭
くするようにしたことを特徴とするものである。
〔作  用〕 上記の方法によって本発明は、乗用型移植機が水田圃場
内において直進走行しながら苗移植作業を行っていると
きは、必要に応じて後輪および移植部を後側に移動させ
、機体具(ホイルベース)を長くした状態で作業して機
体の走行性が安定し、安定した移植作業が行われる。ま
た、乗用型移植機が圃場端に達したときは、乗用走行車
体の先端が畦畔に接するまで接近させ、後輪および移植
部を前側に移動させたホイルベースを短くした状態で苗
を移植し、その後機体を一旦後退させてから旋回するこ
とによって枕地幅を最大限狭(シ、枕地の苗植え付け手
数が少なくて済むようになる。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図ないし第3図において、符号lは乗用走行車体で
、この乗用走行車体lは、本体フレーム2の後部に、本
体フレーム2に対し前後方向に移動可能に移動フレーム
3を嵌挿し、本体フレーム2に基部を取り付けた油圧シ
リンダ4のピストン4aの先端を移動フレーム3の横フ
レーム3aに取り付けて、ピストン4aの伸縮動作で移
動フレーム3を前後移動させ、ホイルベースを伸縮する
ようにしている。本体フレーム2の前部に前輪5,5が
装備され、移動フレーム3の横フレーム3aには、後輪
6,6を支持する後輪支持フレーム6aが、ローリング
軸3bを介してローリング可能に支持されており、本体
フレーム2の前後方向後部寄り(機体全体ではほぼ中央
部)にエンジン7を搭載している。エンジン7はカバー
8により覆われ、このエンジンカバー8上に、運転座席
9が左右にスライド可能に設けられている。運転座席9
の前側に操向ハンドルlOが設けられ、そのステアリン
グシャツ)IIは本体フレーム2の前端側に延び、ステ
アリングギヤケース12を介して前輪5.5を操舵する
ようにしている。
ステアリングギヤケース12直後の本体フレーム2にミ
ッションケース13が設けられ、このミッションケース
13内に、油圧変速機構14、前輪用デフI5、後輪用
デフ16、PTO用変速機構17、後輪用ブレーキ機構
18.18等が設けられ、全体として重量の重いものと
なっている。油圧変速機構14には、エンジン7の出力
軸からクラッチ機構(主クラッチ)19を介して入力軸
20が接続され、油圧変速機構14の出力軸から、前輪
用デフ15、後輪用デフ16、PTO用変速機構17に
それぞれ動力伝達される。
前輪用デフ15から伝達軸21.21を介して左右の前
輪5,5に動力伝達され、後輪用デフ16からは自在継
手を有する伸縮伝動軸22.22を介して左右の後輪6
,6に動力伝達され、前輪5および後輪6をそれぞれ駆
動して4輪駆動走行し、クラッチ586aによりそれぞ
れの動力が接・断するようにしである。この前、後輪ク
ラッチ5a、 6aは、それぞれが切りのときに、後述
する油圧ンリンダ28のピストン28aを伸長させて平
行リンク27を介して移植部29を揚上させたときに入
りになるようにしである。また、PTO用変速機構17
から自在継手を有する伸縮伝動軸23を介して、移動フ
レーム3の横フレーム3aに設けられた伝動ボックス2
4に動力伝達される。クラッチ機構19の近傍には油圧
ポンプ25が設けられていて、入力軸20から動力を受
けるようにしである。
移動フレーム3の後部には左右一対の支持フレーム26
.26が立設され、この支持フレーム26.26に平行
リンク27.27川の基端部が枢支され、平行リンク2
7の基端部枢支位置には、移動フレーム3の前部にブラ
ケットを介して基端部が取り付けられた油圧シリンダ2
8のピストン28aが、作動アームを介して連結されて
いて、ピストン28aの伸縮動作により平行リンク27
を回動してその後端側を上下動するようにしている。こ
の平行リンク27の後端部に、第4図に示すように、複
数条植え(この実施例では6条)の移植部29がローリ
ング部3゜により左右にローリング可能に連結されてい
る。
この移植部29と運転座席9との間に、施肥装置31カ
支持フレーム28.28の上端部に支持されて配設され
ている。
上記移植部29は、その本体フレーム32に、上側に位
置して移植用の苗を載置して所定のストロークで左右に
往復移動する苗載せ台33を斜設し、下側に3個のフロ
ート34を設けると共に、後部に機体の進行方向に向は
回転しながら、苗載せ台33の傾斜下端部に設けた苗取
り出し口33aがら苗を一株ずつ取り出して、圃場に植
え付ける苗植付け体35を設けている。上記フロート3
4の中央のものは、本体フレーム32に対してリンク機
構36により上下に掻動可能に支持され、そのリンク機
構36の近傍にフロート34の上下動により切り賛わる
油圧切り替えバルブ(図示せず)が設けられ、この油圧
切り替えバルブにより上記油圧シリンダ28を伸縮作動
させて平行リンク27を介して移植部29を昇降させ、
フロート34の接地圧をほぼ一定に保持し、苗植付け体
35により植え付けられる苗の植え付け深さがほぼ一定
になるようにしである。符号33bは、苗載せ台の上端
部に設けられた苗ガイドである。
施肥装置31は、移植部29により植え付けられる苗の
側方に施肥するもので、上部に粉・粒状肥料を収容する
肥料ホッパ37を設け、その下部に、上記伝動ボックス
24から動力を受ける肥料繰り出し用リンク38を介し
て動力を受けて間欠的に駆動し、ホッパ37内の肥料を
下方に所定量ずつ繰り出す繰り出し部39を設け、この
繰り出し部39から繰り出された肥料が落下する前後通
路40を設けると共に、該前後通路40の前側に左右方
向に延び、フレームを兼ねるエアーチャンバー41を連
通させて配設し、このエアーチャンバー41の底部を支
持フレーム26゜26の上端部に支持させている。前後
通路4oの後端部に、可撓性を有する合成樹脂製ホース
からなる施肥ホース42の上端部を連通させ、この施肥
ホース42は上記フロート34の側方まで延び、その下
端部に施肥ノズル43を連結し、該施肥ノズル43の前
側に開講板44を取付けている。
なお、上記エアーチャンバー41には、図示しないが圧
力風を送り込む送風機構が連通される。符号45は、上
記伝動ボックス24がら移植部29に動力を伝達する自
在継手を有する伸縮伝動軸である。
また、符号46は走行ハンドル1oのハンドルポストに
設けられたホイルベース伸縮操作レバーで、第5図に示
すように、上記油圧シリンダ4の伸縮操作を行う切り替
えバルブ47に連係されている。このホイルベース伸縮
操作レバー46の操作位置と、主クラッチ19、油圧シ
リンダ4、前輪クラッチ5ax前輪5、後輪クラッチ6
a1後輪6、PTo伝動軸23等の関係は別表に示す通
りである。
このような構成の乗用型田植機においては、作業を行う
とき、乗用走行車体Iを走行させて苗移植・施肥作業を
行う圃場(水田)に導入する。そして、油圧シリンダ2
8.昇降リンク27により移植部29を下降させてフロ
ート34を田面に接地させ、この状態で乗用走行車体1
を走行させると同時に移植部29および施肥装[131
を作動させることにより、苗の移植作業と施肥作業とが
同時に行われる。
このとき機体が直進状態のときは、ホイルベース伸縮操
作レバー46が伸張側に切り替えられていて、乗用走行
車体lは切り替えバルブ47により油圧シリンダ4を伸
張させて、第2図で仮想線で示すように、後輪6、移植
部29、施肥装f131を後方に移動させて機体全長(
ホイルベース)を長くし、また、後輪6はローリング軸
3bを中心に、移植部29はローリング部30を中心に
それぞれローリング可能の状態で作業が行われる。そし
て、乗用走行車体lでは、前輪5および後輪6をそれぞ
れ駆動して4輪駆動状態で走行し、機体の前後長が長い
こと、後輪6がローリングすることもあって、水田のよ
うな走行基盤が良くない条件においても、スリップをほ
とんど起こさない状態で安定して走行することができ、
機体のバランスがよく、安定した走行性1作業性が得ら
れる。
移植部29では、フロート34が田面に接地しながら滑
走することにより田面を整地し、この整地された田面に
、苗植付け体35がロータリ状に回転しながら、苗を載
置して左右に往復移動する苗載せ台33の傾斜下端の苗
取り出し口33aから苗を一株ずつ取り出して田面に植
え付けていく。また、移植部29は、ローリング部30
において左右にローリング可能なので、フロート34の
接地状態で平行リンク27に対してローリングし、左右
に長い移植部29の左右両側端側における苗植付け深さ
にムラを生じることがない。乗用走行車体lがピッチン
グして昇降リンク27を介して移植部29が上下動する
とき、この上下動に伴って中央のフロート34が上下に
駆動して油圧切り替えバルブを切り替え、油圧シリンダ
28を伸縮作動させて昇降リンク27を介して移植部2
9を昇降させ、フロート34の接地圧をほぼ一定に保持
して苗植付け体35により植え付けられる移植苗の植え
付け深さおよび開溝板44により田面に開溝される施肥
溝の深さがほぼ一定となる。
施肥装置31では、肥料ホッパ37に収容された粉・粒
状の肥料が、繰り出し部39がら所定量ずつ間欠的に下
方へ繰り出されて前後通路40に向は落下し、その落下
過程で、エアーチャンバー41からの圧力風により後方
に吹き飛ばされて施肥ホース42を通って施肥ノズル4
3にもたらされ、ここから開講板44により田面に開溝
された施肥溝に施肥される。そして、活着した移植苗は
その根が肥料を吸収して成有する。
乗用走行車体Iの先端が圃場端の畦畔位置に達したら、
クラッチペダルを踏み込んで主クラッチ19を切る。す
ると、機体の走行が停止すると共に移植部29および施
肥装置31の作動も停止する。この状態からホイルベー
ス伸縮操作レバー46を収縮(植付)側へ操作すると、
別表に示すように、前輪クラッチ5aが切れ、次いで主
クラッチ19が入りとなるように連動する。そして、前
輪5,5の回転駆動が停止して機体の走行が停止したま
まで、後輪6.6が回転駆動すると共に移植部29およ
び施肥装[31が作動する。油圧シリンダ4を収縮させ
ながら後輪6,6、移植部29、施肥装[1131が第
1図および第2図の実線位置まで苗移植および施肥しつ
つ移動して停止する。このときの、乗用走行車体lの先
端から苗植え付け位置までの長さしく第1図)と、移植
部29の苗植え付け幅W(第4図)とはほぼ等しくなっ
ている。そして、油圧シリンダ28を伸張させて平行リ
ンク27を介して移植部29を上昇させ、この状態で機
体を枕地旋回可能な位置まで後退させて停止し、枕地旋
回して次の列の作業に移行する。
このようにして移植機を往復移動させて水田圃場に苗移
植・施肥作業を行い、最後に圃場両端に残った枕地に対
しそれぞれ一行程の苗移植轡施肥作業を行うことで全圃
場の作業を終了する。
次ぎに、本発明の他の実施例について、第6図ないし第
10図を参照して説明する。この実施例においでは、上
記第1図ないし第5図の実施例の移植機を自動化できる
ようにしたもので、構成上の共通部分には共通の符号を
付して説明を省略する。
第6図および第7図において、符号48はアンダーガー
ド型の畦畔センサで、本体フレーム2の先端部に位wr
i節可能に取り付けられたセンサ支持アーム49に、ト
ルクスプリング50を介して前後に回動可能に支持され
ており、センサ支持アーム49の両端部に畦畔センサ4
8の両端部と対向してスイッチSWa、SWbを設けて
いる。このスイッチSWa、SWbは、畦畔センサ48
が高い畦畔51に接したときにスイッチSWaが作動し
、また、畦畔センサ48が低い畦畔52に接したときに
はスイッチSWbが作動するようにしである。
また、本体フレーム2の後端部には、油圧シリンダ4が
収縮し終わった状態で作動するスイッチS W cが設
けられている。上記油圧シリンダ4の油路を切り替える
バルブは、第8図に示すようにソレノイドバルブ53が
用いられている。第9図に示すように、クラッチ5aに
はシフタ54およびソレノイド55が設けられている。
そして、スイッチSWa、SWbはソレノイド55と並
列に接続されていて、スイッチSWa、SWbの何れか
が作動したときにソレノイド55を介してクラッチ5a
を切って前輪5の駆動を停止するようにし、同時にソレ
ノイドバルブ53を作動させて油圧シリンダ4を収縮さ
せるようにしている。この前輪5の駆動を停止したとき
に前輪5にブレーキをかけるようにしてもよい。また、
油圧シリンダ4が収縮し終わってスイッチS W cが
作動すると、後輪6の駆動が停止すると共に、移植部2
9.施肥袋f131の作動を停止するようにしている。
また、油圧シリンダ28を伸張させて平行リンク27を
介して移植部29を上昇させたとき、作動状態にあるス
イッチS W a +SWb、SWcなどは全て作動解
除されるようになっている。
さらに、油圧シリンダ4を伸張させて後輪6、移植部2
9などを後方に移動させて機体全長を長くしたときは、
リヤステップ56上には何もない状態になるので、この
スペースを載置台として利用してもよい。また、第10
図に示すように、リヤステップ56上にセンサ(例えば
水平センサ、後輪回転数センサなど)および制御部(例
えば車輪のローリング、耕深など)57を設けるように
しても良いものである。
このような構成の乗用型田植機においては、機体が直進
状態のときは、ホイルベース伸縮操作レバー46を伸張
側に切り替えてソレノイドバルブ53により油圧シリン
ダ4を伸張させて、第7図で仮想線で示すように、後輪
6、移植部29などを後方に移動させて機体全長を長(
した状態で苗移植・施肥作業を行う。
そして、乗用走行車体lの先端が圃場端の畦畔位置に達
して畦畔センサ48が高い畦畔51あるいは低い畦畔5
2に接してスイッチSWa、SWbの何れかが作動する
と、ソレノイド55を介してクラッチ5aが切れ、前輪
5の駆動を停止して機体の走行が停止される。これと同
時に、ソレノイドバルブ53が作動して油圧シリンダ4
を収縮させながら、後輪6を駆動した状態で移動フレー
ム3と共に移植部29および施肥袋f131を前進移動
させて苗移植・施肥作業を行う。そして、油圧シリンダ
4が収縮し終わった状態でスイッチS W cが作動し
、後輪6の駆動を停止すると共に、移植部29および施
肥装置1131の作動を停止する。その後、油圧シリン
ダ28を伸張させて平行リンク27を介して移植部29
を上昇させ、この状態で機体を枕地旋回可能な位置まで
後退させて停止し、枕地旋回して次の列の作業に移行す
るのである。
このような操作を繰り返し行って水田圃場に苗移植・施
肥作業を行い、最後に圃場両端に残った枕地に対しそれ
ぞれ一行程の苗移植・施肥作業を行うことで全圃場の作
業を終了する。
なお、本発明は、上記実施例の田植機に限らず、例えば
薩菜苗用の移植機、発芽種子の移植機などにも同様に適
用できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の乗用型移植機における苗移
植方法によれば、乗用走行車体の本体フレーム後部に移
動フレームを設け、この移動フレームに、後輪および移
植部を装着して苗移植行程において機体が圃場端に達し
たとき、後輪および移植部を前側に移動させながら苗を
移植して枕地幅を狭(するようにしたので、乗用型移植
機が圃場内において直進走行しながら苗移植作業を行っ
ているときは、後輪および移植部を後側に移動させて機
体長を長(した状態で作業することにより機体の走行性
が安定し、安定した移植作業を行うことができる。また
、乗用型移植機が圃場端に達したときには、乗用走行車
体の先端が畦畔に接するまで接近させ、後輪および移植
部を前側に移動させながら苗を移植し、その後機体を一
旦後退させてから旋回することによって枕地幅を最大限
狭くすることができ、枕地の苗植え付け手数を少な(し
て能率がよく、かつ精度の高い苗移植作業を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す施肥装置を備えた乗用型
田植機全体の側面図、第2図は同一部省略した平面図、
第3図は伝動系統を示す平面図、第4図は移植部の平面
図、第5図は要部の油圧回路図、第6図は本発明の他の
実施例を示す施肥装置を備えた乗用型田植機全体の側面
図、第7図は同一部省略した平面図、第8図は要部の油
圧回路図、第9図は伝動系統を示す部分平面図、第10
図は要部を示す全体側面図である。 ■・・・乗用走行車体、2・・・本体フレーム、3・・
・移動フレーム、4.28・・・油圧シリンダ、5・・
・前輪、6・・・後輪、7・・・エンジン、8・・・エ
ンジンカバー、9・・・運転座席、IO・・・操向ハン
ドル油圧シリンダ、11・・・ステアリングシャフト、
I2・・・ステアクングギャケース移植部、13・・・
ミッシロンケース、14・・・油圧変速機構、15・・
・前輪用デフ、16・・・後輪用デフ、17・・・PT
O用変速機構、18・・・後輪用ブレーキ機構、19・
・・クラッチ機構、20・・・入力軸、21・・・伝達
軸、22゜23、45・・・自在継手ををする伸縮伝動
軸、24・・・伝動ボックス、25・・・油圧ポンプ、
26・・・支持フレーム、27・・・平行リンク、29
・・・移植部、30・・・ローリング部、31・・・施
肥装置、32・・・本体フレーム、33・・・苗載せ台
、34・・・フロート、35・・・苗植付け体、36・
・・リンク機構、37・・・肥料ホッパ、38・・・肥
料繰り出し用リンク、39・・・繰り出し部、40・・
・前後通路、41・・・フレームを兼ねるエアーチャン
バー、42・・・施肥ホース、43・・・施肥ノズル、
44・・・開溝板、46・・・ホイルベース伸縮操作レ
バー、47・・・・・・油圧切り替えバルブ、48・・
・畦畔センサ、49・・・センサ支持アーム、50・・
・トルクスフリング、5I・・・晶い畦畔、52・・・
低い畦畔、53・・・ソレノイドバルブ、54・・・シ
フタ、55・・・ソレノイド、56・・・リヤステップ
、57・・・センサおよび制御部。 特許出願人   井関農機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前輪および後輪を有する乗用走行車体の後部に、昇降機
    構を介して複数条の苗植え付け幅を有する移植部を装着
    した乗用型移植機において、 上記乗用走行車体の本体フレームに対し前後に移動可能
    の移動フレームを設け、この移動フレームに、後輪およ
    び昇降機構を装着して後輪と移植部とを同時に前後移動
    可能とすると共に、苗移植行程において乗用走行車体の
    先端が圃場端に達したとき、後輪および移植部を前側に
    移動させた状態で苗を移植して枕地幅を狭くするように
    したことを特徴とする乗用型移植機における苗移植方法
JP13656890A 1990-05-25 1990-05-25 乗用型移植機における苗移植方法 Pending JPH0430704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13656890A JPH0430704A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 乗用型移植機における苗移植方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13656890A JPH0430704A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 乗用型移植機における苗移植方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0430704A true JPH0430704A (ja) 1992-02-03

Family

ID=15178299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13656890A Pending JPH0430704A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 乗用型移植機における苗移植方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430704A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3006027B2 (ja) 施肥装置
JPH0430704A (ja) 乗用型移植機における苗移植方法
CN2588771Y (zh) 农田自动喷洒机
JP3572468B2 (ja) 移植機
JP2870841B2 (ja) 施肥装置付き乗用型苗植機
JP3543503B2 (ja) 施肥装置及び薬剤散布装置付き乗用型苗植機
JP2861204B2 (ja) 施肥装置付き乗用型移植機
JP2023031574A (ja) 乗用型苗移植機
RU2760914C1 (ru) Машина многофункциональная сельскохозяйственная
JP2847658B2 (ja) 施肥方法
JP2517892B2 (ja) 施肥機の条列稲桿分草装置
JP2940069B2 (ja) 施肥装置
JPH07213117A (ja) 農用走行車両
JP2536464B2 (ja) 施肥装置付き乗用型田植機
JP3697773B2 (ja) 田植機
CN118077365A (zh) 一种铺膜穴播联合作业机
CN2588741Y (zh) 农田自动追肥封垄机
JPH0819309A (ja) 苗移植・直播兼用機
JPS61104713A (ja) 自走式移植機の移植深さ制御装置
JP2867998B2 (ja) 施肥装置付き乗用型田植機
JPH04183309A (ja) 田植機
JP3041885B2 (ja) 移植機
JP2800349B2 (ja) 施肥装置を備えた移植機
JPH0430710A (ja) 4輪操舵機構を備えた乗用型田植機
JP2867997B2 (ja) 施肥装置付き乗用型田植機