JPH04305499A - 表記板拭き - Google Patents
表記板拭きInfo
- Publication number
- JPH04305499A JPH04305499A JP9801891A JP9801891A JPH04305499A JP H04305499 A JPH04305499 A JP H04305499A JP 9801891 A JP9801891 A JP 9801891A JP 9801891 A JP9801891 A JP 9801891A JP H04305499 A JPH04305499 A JP H04305499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- handwriting
- powder
- holograph
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 28
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 17
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 13
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 13
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 4
- 238000005406 washing Methods 0.000 abstract 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- -1 softeners Substances 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ホワイトボード（白板
）、電子黒板、黒板等の表記板に書かれた筆跡を拭き取
り消去するのに使用される表記板拭きに関する。
）、電子黒板、黒板等の表記板に書かれた筆跡を拭き取
り消去するのに使用される表記板拭きに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ホワイトボードや電子黒板の表
面にボ−ドマーカーで表記された筆跡は着色剤と結合剤
樹脂を主体とした塗膜からなるが、その乾燥塗膜は消去
時にボード面から容易に剥離除去できるように外力を受
けると細かい粉状に分解する性質を有している。しかし
て、このような筆跡を消去する従来の表記板拭き（イレ
ーザー）は、起毛した織布、フェルトの如き不織布、軟
質合成樹脂スポンジ等よりなる平坦な拭き取り面でボー
ド面を擦過することにより、筆跡塗膜を掻き取りするよ
うに構成されている。
面にボ−ドマーカーで表記された筆跡は着色剤と結合剤
樹脂を主体とした塗膜からなるが、その乾燥塗膜は消去
時にボード面から容易に剥離除去できるように外力を受
けると細かい粉状に分解する性質を有している。しかし
て、このような筆跡を消去する従来の表記板拭き（イレ
ーザー）は、起毛した織布、フェルトの如き不織布、軟
質合成樹脂スポンジ等よりなる平坦な拭き取り面でボー
ド面を擦過することにより、筆跡塗膜を掻き取りするよ
うに構成されている。
【０００３】一方、通常の黒板にチョークによって表記
された筆跡の消去には、やはり起毛した織布やフェルト
の如き不織布で覆った拭き取り部を有する蒲鉾形の表記
板拭き（黒板拭き）が使用されている。
された筆跡の消去には、やはり起毛した織布やフェルト
の如き不織布で覆った拭き取り部を有する蒲鉾形の表記
板拭き（黒板拭き）が使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の表記板拭きはいずれも筆跡を擦過して掻き落とすも
のであることから、消去操作した際、筆跡塗膜の分解粉
やチョークの粉は一部が表記板拭きに付着しても、残り
の粉が舞い散るように落下して衣服や周辺を汚したり、
より細かい粉が空気中に浮遊して塵埃となり、人体に吸
入されて健康を害すると共に近年の普及が目覚ましい電
子機器の故障の要因になるという問題があった。
来の表記板拭きはいずれも筆跡を擦過して掻き落とすも
のであることから、消去操作した際、筆跡塗膜の分解粉
やチョークの粉は一部が表記板拭きに付着しても、残り
の粉が舞い散るように落下して衣服や周辺を汚したり、
より細かい粉が空気中に浮遊して塵埃となり、人体に吸
入されて健康を害すると共に近年の普及が目覚ましい電
子機器の故障の要因になるという問題があった。
【０００５】本発明は、上述の状況に鑑みて、ホワイト
ボード、電子黒板、黒板等の表記板の筆跡を拭き取り消
去する表記板拭きとして、消去の際に筆跡塗膜の分解粉
やチョークの粉による発塵を生じにくく、且つ消去操作
の容易なものを提供することを目的としている。
ボード、電子黒板、黒板等の表記板の筆跡を拭き取り消
去する表記板拭きとして、消去の際に筆跡塗膜の分解粉
やチョークの粉による発塵を生じにくく、且つ消去操作
の容易なものを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として、本発明に係る表記板拭きの第一は、表記板に書
かれたボードマーカー又はチョークの筆跡ないし筆跡粉
を被着させる表面粘着性の粘弾性樹脂からなる被着部を
有してなる構成を採用したものである。
として、本発明に係る表記板拭きの第一は、表記板に書
かれたボードマーカー又はチョークの筆跡ないし筆跡粉
を被着させる表面粘着性の粘弾性樹脂からなる被着部を
有してなる構成を採用したものである。
【０００７】また同様目的において、本発明に係る表記
板拭きの第二は、把持用ケースに消去ローラーがその周
面一部を該ケースより突出して周方向回転自在に軸支さ
れ、且つ該消去ローラーの周面が請求項１記載の被着部
にて構成されることを要旨とする。
板拭きの第二は、把持用ケースに消去ローラーがその周
面一部を該ケースより突出して周方向回転自在に軸支さ
れ、且つ該消去ローラーの周面が請求項１記載の被着部
にて構成されることを要旨とする。
【０００８】更に同様目的において、本発明に係る表記
板拭きの第三は、把持用ケースに固定的に保持された基
材の消去側表面に請求項１記載の被着部が設けられ、且
つ該被着部上に掻き取り用ネットが張設されてなる構成
を採用したものである。
板拭きの第三は、把持用ケースに固定的に保持された基
材の消去側表面に請求項１記載の被着部が設けられ、且
つ該被着部上に掻き取り用ネットが張設されてなる構成
を採用したものである。
【０００９】
【作用】粘弾性樹脂からなる被着部を表記板の表面に直
接押圧した際には、筆跡自体つまりボードマーカーの筆
跡では筆跡塗膜そのもの、チョークの筆跡では黒板に被
着した粉全体が、該樹脂自体の粘着性により被着部表面
に転着し、もって筆跡が消去される。しかして、この時
、上記粘弾性樹脂の弾性によって表記板表面との密着性
が良好となるため、筆跡の消し残しを生じにくい。一方
、表記板拭きに何らかの掻き取り手段が付設する場合に
は、該掻き取り手段によって表記板表面から掻き取られ
た粉（ボードマーカーの筆跡塗膜ではその分解粉）が直
ちに上記被着部に付着することになる。なお、本発明の
表記板拭きは、上述のようにボードマーカーとチョーク
のいずれの筆跡消去にも適用できるが、特にボードマー
カーの筆跡消去用として有用である。
接押圧した際には、筆跡自体つまりボードマーカーの筆
跡では筆跡塗膜そのもの、チョークの筆跡では黒板に被
着した粉全体が、該樹脂自体の粘着性により被着部表面
に転着し、もって筆跡が消去される。しかして、この時
、上記粘弾性樹脂の弾性によって表記板表面との密着性
が良好となるため、筆跡の消し残しを生じにくい。一方
、表記板拭きに何らかの掻き取り手段が付設する場合に
は、該掻き取り手段によって表記板表面から掻き取られ
た粉（ボードマーカーの筆跡塗膜ではその分解粉）が直
ちに上記被着部に付着することになる。なお、本発明の
表記板拭きは、上述のようにボードマーカーとチョーク
のいずれの筆跡消去にも適用できるが、特にボードマー
カーの筆跡消去用として有用である。
【００１０】上記被着部を構成する粘弾性樹脂は、粘性
と弾性を兼ね備える高分子物質で表面粘着性を有するも
のであり、ウレタン系ゴムを始めとする各種合成ゴム、
天然ゴム等の種々のゴム状弾性を有する高分子物質で、
加硫度や重合度等に基づく自着性によるか、あるいは軟
化剤や可塑剤、粘着付与樹脂等の配合剤により表面粘着
性を示すものであればよく、低率発泡させたものも使用
可能である。しかして、このような粘弾性樹脂によれば
、被着部の表面に筆跡ないしその粉が多量に付着して消
去性もしくは付着性が低下した場合、被着部表面を水洗
したり湿った布で拭いて付着物を落とせばよく、これに
よって表面粘着性が蘇り何度でも再使用できる。
と弾性を兼ね備える高分子物質で表面粘着性を有するも
のであり、ウレタン系ゴムを始めとする各種合成ゴム、
天然ゴム等の種々のゴム状弾性を有する高分子物質で、
加硫度や重合度等に基づく自着性によるか、あるいは軟
化剤や可塑剤、粘着付与樹脂等の配合剤により表面粘着
性を示すものであればよく、低率発泡させたものも使用
可能である。しかして、このような粘弾性樹脂によれば
、被着部の表面に筆跡ないしその粉が多量に付着して消
去性もしくは付着性が低下した場合、被着部表面を水洗
したり湿った布で拭いて付着物を落とせばよく、これに
よって表面粘着性が蘇り何度でも再使用できる。
【００１１】本発明の表記板拭きは様々な構造を採用で
きるが、消去ローラー型のものと従来のラーフル型のも
のに大別される。前者の例としては周面を上記被着部と
した消去ローラーをその周面一部が突出するように把持
用ケースに回転自在に取り付けたものが挙げられ、この
場合、把持用ケースを手で握って消去ローラーの周面を
表記板表面に押し付けて転動させることにより、ボード
マーカーの筆跡塗膜又はチョークの筆跡粉がローラー表
面に転着し、筆跡を消去せしめる。また後者の例として
は把持用ケースに保持させた基材の消去側表面に上記被
着部を設けると共に該被着部上に掻き取り用ネットを張
設したものが挙げられ、この場合、把持用ケースを手で
握って上記ネットで表記板表面を擦過することにより、
筆跡が掻き取られて消去するが、その筆跡粉の殆どはネ
ットの間より下地の被着部表面に付着することになる。
きるが、消去ローラー型のものと従来のラーフル型のも
のに大別される。前者の例としては周面を上記被着部と
した消去ローラーをその周面一部が突出するように把持
用ケースに回転自在に取り付けたものが挙げられ、この
場合、把持用ケースを手で握って消去ローラーの周面を
表記板表面に押し付けて転動させることにより、ボード
マーカーの筆跡塗膜又はチョークの筆跡粉がローラー表
面に転着し、筆跡を消去せしめる。また後者の例として
は把持用ケースに保持させた基材の消去側表面に上記被
着部を設けると共に該被着部上に掻き取り用ネットを張
設したものが挙げられ、この場合、把持用ケースを手で
握って上記ネットで表記板表面を擦過することにより、
筆跡が掻き取られて消去するが、その筆跡粉の殆どはネ
ットの間より下地の被着部表面に付着することになる。
【００１２】
【実施例】図１及び図２は本発明の第１実施例を示して
おり、図中の１は硬質合成樹脂成形物からなる把持用ケ
ースであり、一面側が開放した略長方形の浅い箱形に形
成され、その内側に平行に配置した２本の消去ローラー
２，２の各支軸３の両端部を幅方向の両側面１ａ，１ａ
において回転自在に軸支している。なお、該ケース１の
長さ方向の両側面１ｂ，１ｂは手指で把持し易いように
凹曲面状に形成されている。
おり、図中の１は硬質合成樹脂成形物からなる把持用ケ
ースであり、一面側が開放した略長方形の浅い箱形に形
成され、その内側に平行に配置した２本の消去ローラー
２，２の各支軸３の両端部を幅方向の両側面１ａ，１ａ
において回転自在に軸支している。なお、該ケース１の
長さ方向の両側面１ｂ，１ｂは手指で把持し易いように
凹曲面状に形成されている。
【００１３】各消去ローラー２は、支軸３と一体の硬質
合成樹脂成形物からなる支持筒４の外周に、表面粘着性
を有する厚肉の粘弾性樹脂層からなる被着部５が設けら
れたものであり、両ローラー２，２共にその周面一部が
把持用ケース１の開放側より外へ突出している。なお、
支持筒４の両端は抜け止め用フランジ部４ａを構成して
いる。
合成樹脂成形物からなる支持筒４の外周に、表面粘着性
を有する厚肉の粘弾性樹脂層からなる被着部５が設けら
れたものであり、両ローラー２，２共にその周面一部が
把持用ケース１の開放側より外へ突出している。なお、
支持筒４の両端は抜け止め用フランジ部４ａを構成して
いる。
【００１４】上記構成の表記板拭きにてホワイトボード
、電子黒板、黒板等の表記板の筆跡を拭き取り消去する
には、把持用ケース１を手で握って突出した両ローラー
２，２の周面を表記板表面に押し付け、この状態でロー
ラー２，２の軸と直交する方向つまりケース１の幅方向
に動かして両ローラー２，２を転動させればよい。これ
により、ボードマーカーの筆跡塗膜又はチョークの筆跡
粉の全体がローラー２，２の表面に転着して筆跡は完全
に消去され、筆跡粉の飛散・落下を生じない。しかして
、ローラー２，２の表面に上記筆跡塗膜又は筆跡粉が多
量に付着して消去性が低下したならば、両ローラー２，
２をケース１から外して被着部５の表面を水洗して付着
物を洗い落とせばよい。
、電子黒板、黒板等の表記板の筆跡を拭き取り消去する
には、把持用ケース１を手で握って突出した両ローラー
２，２の周面を表記板表面に押し付け、この状態でロー
ラー２，２の軸と直交する方向つまりケース１の幅方向
に動かして両ローラー２，２を転動させればよい。これ
により、ボードマーカーの筆跡塗膜又はチョークの筆跡
粉の全体がローラー２，２の表面に転着して筆跡は完全
に消去され、筆跡粉の飛散・落下を生じない。しかして
、ローラー２，２の表面に上記筆跡塗膜又は筆跡粉が多
量に付着して消去性が低下したならば、両ローラー２，
２をケース１から外して被着部５の表面を水洗して付着
物を洗い落とせばよい。
【００１５】図３及び図５は本発明の第２実施例を示し
ており、図中の１１は硬質合成樹脂成形物からなる把持
用ケースであり、一面側が開放した略長方形の箱形に形
成され、その底部が内側に突出して基材受け部１１ａを
構成している。このケース１１内には、蒲鉾形の合成樹
脂弾性発泡体からなる基材１２が、基材受け部１１ａ上
に配置して且つ消去側となる上面側をケース１１より突
出するように装填されている。
ており、図中の１１は硬質合成樹脂成形物からなる把持
用ケースであり、一面側が開放した略長方形の箱形に形
成され、その底部が内側に突出して基材受け部１１ａを
構成している。このケース１１内には、蒲鉾形の合成樹
脂弾性発泡体からなる基材１２が、基材受け部１１ａ上
に配置して且つ消去側となる上面側をケース１１より突
出するように装填されている。
【００１６】この基材１２の上面から側面部にわたり表
面粘着性を有する粘弾性樹脂シート１３が被覆されてお
り、そのケース１１から露呈する部分で被着部１４が構
成され、更に該シート１３上に掻き取り用ネット１５が
張設されている。この掻き取り用ネット１５は、ガラス
繊維、合成繊維、天然繊維等よりなる縦糸と横糸で格子
状に編組したものか、もしくは合成樹脂のネット状成形
物からなり、２〜６ｍｍ四角程度の粗い枡目を有してい
る。しかして、基材１２と粘弾性樹脂シート１３と掻き
取り用ネット１５とは、これらを重ねた状態で基材１２
の弾性を利用して把持用ケース１１に圧嵌されている。
面粘着性を有する粘弾性樹脂シート１３が被覆されてお
り、そのケース１１から露呈する部分で被着部１４が構
成され、更に該シート１３上に掻き取り用ネット１５が
張設されている。この掻き取り用ネット１５は、ガラス
繊維、合成繊維、天然繊維等よりなる縦糸と横糸で格子
状に編組したものか、もしくは合成樹脂のネット状成形
物からなり、２〜６ｍｍ四角程度の粗い枡目を有してい
る。しかして、基材１２と粘弾性樹脂シート１３と掻き
取り用ネット１５とは、これらを重ねた状態で基材１２
の弾性を利用して把持用ケース１１に圧嵌されている。
【００１７】上記構成の表記板拭きにて表記板の筆跡を
拭き取り消去するには、把持用ケース１１を手で握って
掻き取り用ネット１５が露呈した表面部で表記板表面を
擦過すればよい。すなわち、ネット１５で擦過されるこ
とにより、ボードマーカーによる筆跡では筆跡塗膜が分
解して粉状になって表記板表面から剥離し、またチョー
クによる筆跡では表記板表面に付着していた粉が同様に
剥離し、もって筆跡が消去されるが、その剥離した筆跡
粉の殆どは飛散・落下することなくネット１５の枡目の
間に露呈している被着部１４の表面に付着する。また被
着部１４表面に筆跡粉が多量に付着して付着性が低下し
たり、ネット１５が著しく汚れた場合には、これらを取
り外して付着物や汚れを洗い落とせばよい。
拭き取り消去するには、把持用ケース１１を手で握って
掻き取り用ネット１５が露呈した表面部で表記板表面を
擦過すればよい。すなわち、ネット１５で擦過されるこ
とにより、ボードマーカーによる筆跡では筆跡塗膜が分
解して粉状になって表記板表面から剥離し、またチョー
クによる筆跡では表記板表面に付着していた粉が同様に
剥離し、もって筆跡が消去されるが、その剥離した筆跡
粉の殆どは飛散・落下することなくネット１５の枡目の
間に露呈している被着部１４の表面に付着する。また被
着部１４表面に筆跡粉が多量に付着して付着性が低下し
たり、ネット１５が著しく汚れた場合には、これらを取
り外して付着物や汚れを洗い落とせばよい。
【００１８】なお、前記の第１実施例では把持用ケース
１に２本の消去ローラー２を備えたものを示したが、該
ローラー２を１本のみにした構造や、把持用ケース１の
代わりに該ローラー２を軸支する把手を備えた構造も採
用できる。またローラー２の径と長さ、被着部５を構成
する粘弾性樹脂層の厚み、支持筒４の形状等は種々設定
できる。一方、第２実施例の如き構成においては、基材
は弾性又は柔軟性をある程度有するものであればよく、
綿等を布で包んだものも使用可能であり、また粘弾性樹
脂シートの厚みや把持用ケースの形状も種々設定できる
。
１に２本の消去ローラー２を備えたものを示したが、該
ローラー２を１本のみにした構造や、把持用ケース１の
代わりに該ローラー２を軸支する把手を備えた構造も採
用できる。またローラー２の径と長さ、被着部５を構成
する粘弾性樹脂層の厚み、支持筒４の形状等は種々設定
できる。一方、第２実施例の如き構成においては、基材
は弾性又は柔軟性をある程度有するものであればよく、
綿等を布で包んだものも使用可能であり、また粘弾性樹
脂シートの厚みや把持用ケースの形状も種々設定できる
。
【００１９】
【発明の効果】本発明に係る表記板拭きは、筆跡ないし
筆跡粉を被着させる表面粘着性の粘弾性樹脂からなる被
着部を有するため、ホワイトボードや電子黒板にボード
マーカーよって表記された筆跡や通常の黒板にチョーク
によって表記された筆跡を消去した際、筆跡塗膜の分解
粉やチョークの粉が飛散せず、従来のように舞い散って
衣服や周辺を汚したり空気中に浮遊することはなく、環
境衛生上で好適であると共に該発塵によるＯＡ機器等の
故障を防止でき、しかも上記被着部表面を水洗したり湿
った布で拭いて付着物を落とすことによって何度でも再
使用できるという利点がある。
筆跡粉を被着させる表面粘着性の粘弾性樹脂からなる被
着部を有するため、ホワイトボードや電子黒板にボード
マーカーよって表記された筆跡や通常の黒板にチョーク
によって表記された筆跡を消去した際、筆跡塗膜の分解
粉やチョークの粉が飛散せず、従来のように舞い散って
衣服や周辺を汚したり空気中に浮遊することはなく、環
境衛生上で好適であると共に該発塵によるＯＡ機器等の
故障を防止でき、しかも上記被着部表面を水洗したり湿
った布で拭いて付着物を落とすことによって何度でも再
使用できるという利点がある。
【００２０】しかして、周面を上記被着部とした消去ロ
ーラーをその周面一部が突出するように把持用ケースに
回転自在に取り付けた構成によれば、該ローラーを表記
板表面に押し付けて転動させるだけでローラー表面に筆
跡塗膜又は筆跡粉が転着して容易に消去でき、且つ完全
な発塵防止を行えるという利点がある。
ーラーをその周面一部が突出するように把持用ケースに
回転自在に取り付けた構成によれば、該ローラーを表記
板表面に押し付けて転動させるだけでローラー表面に筆
跡塗膜又は筆跡粉が転着して容易に消去でき、且つ完全
な発塵防止を行えるという利点がある。
【００２１】また、把持用ケースに保持させた基材の消
去側表面に上記被着部を設けると共に該被着部上に掻き
取り用ネットを張設した構成によれば、従来のラーフル
と同様に表記板表面を擦過することにより筆跡を掻き取
り消去できると共に、掻き取られた筆跡粉の殆どを被着
部に付着させて発塵を防止でき、且つ構造簡単で製作容
易であるという利点がある。
去側表面に上記被着部を設けると共に該被着部上に掻き
取り用ネットを張設した構成によれば、従来のラーフル
と同様に表記板表面を擦過することにより筆跡を掻き取
り消去できると共に、掻き取られた筆跡粉の殆どを被着
部に付着させて発塵を防止でき、且つ構造簡単で製作容
易であるという利点がある。
【図１】 本発明の第１実施例に係る表記板拭きの一
部破断斜視図。
部破断斜視図。
【図２】 図１のＡ−Ａ線の断面矢視図。
【図３】 同第２実施例に係る表記板拭きの斜視図。
【図４】 図３のＢ−Ｂ線の断面矢視図。
１ 把持用ケース
２ 消去ローラー
３ 支軸
５ 被着部
１１ 把持用ケース
１２ 基材
１４ 被着部
１５ 掻き取り用ネット
Claims (3)
- 【請求項１】 表記板に書かれたボードマーカー又は
チョークの筆跡ないし筆跡粉を被着させる表面粘着性の
粘弾性樹脂からなる被着部を有してなる表記板拭き。 - 【請求項２】 把持用ケースに消去ローラーがその周
面一部を該ケースより突出して周方向回転自在に軸支さ
れ、且つ該消去ローラーの周面が請求項１記載の被着部
にて構成される表記板拭き。 - 【請求項３】 把持用ケースに固定的に保持された基
材の消去側表面に請求項１記載の被着部が設けられ、且
つ該被着部上に掻き取り用ネットが張設されてなる表記
板拭き。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9801891A JPH04305499A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 表記板拭き |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9801891A JPH04305499A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 表記板拭き |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04305499A true JPH04305499A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14208115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9801891A Pending JPH04305499A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 表記板拭き |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04305499A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5085769A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-10 | ||
| JPS521228B2 (ja) * | 1974-03-29 | 1977-01-13 | ||
| JPS5785987A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-28 | Toshiba Corp | Plating method for lead-indium alloy |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP9801891A patent/JPH04305499A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5085769A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-10 | ||
| JPS521228B2 (ja) * | 1974-03-29 | 1977-01-13 | ||
| JPS5785987A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-28 | Toshiba Corp | Plating method for lead-indium alloy |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07506734A (ja) | スポンジ・スキージー組合体 | |
| JP2008001006A (ja) | ホワイトボード用イレーサー | |
| JPH07501153A (ja) | レンズ・クリーニング装置、コンパウンドならびに方法 | |
| JPH07205594A (ja) | 頑固なドライマーク用イレーザーシステム | |
| JP5156241B2 (ja) | 網戸用清掃具 | |
| US5985042A (en) | Computer mouse cleaning device | |
| JPH04305499A (ja) | 表記板拭き | |
| JP3436460B2 (ja) | 摺洗具 | |
| US3257679A (en) | Chalkboard cleaning device | |
| KR20160006874A (ko) | 살균기능을 갖는 휴대용 먼지 제거 패드 | |
| US2363064A (en) | Cleaning pad | |
| CN208730664U (zh) | 清洗板擦 | |
| JP2000238495A (ja) | イレーザ | |
| JPH0716478Y2 (ja) | 植毛消し具 | |
| JPS587458Y2 (ja) | 埃取りクリ−ナ | |
| JP3122500U (ja) | 電子黒板用イレーサ | |
| JP2526331Y2 (ja) | 表記板拭き | |
| BE1012694A3 (nl) | Wisser voor met stift beschrijfbare borden en werkwijze voor het vervaardigen van een veegreep voor dergelijke wisser. | |
| KR0148339B1 (ko) | 자동차 유리 세정용 매트 | |
| JP2002017619A (ja) | 拭き掃除具 | |
| JPH0531062A (ja) | 擦拭具 | |
| KR200229991Y1 (ko) | 크리닝 로울러 | |
| JP2000318380A (ja) | ボード用イレイザー | |
| JP2001047794A (ja) | 拭取り具 | |
| TWM570679U (zh) | Wiping cloth |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960402 |