JPH04304921A - 工作機械用帯鋸ヘッド及び鋸切断可能なnc複合加工工作機械 - Google Patents
工作機械用帯鋸ヘッド及び鋸切断可能なnc複合加工工作機械Info
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- JPH04304921A JPH04304921A JP6602491A JP6602491A JPH04304921A JP H04304921 A JPH04304921 A JP H04304921A JP 6602491 A JP6602491 A JP 6602491A JP 6602491 A JP6602491 A JP 6602491A JP H04304921 A JPH04304921 A JP H04304921A
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- Japan
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- machine tool
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- cutting
- head
- roller
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 66
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D57/00—Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
- B23D57/0076—Devices for converting any machine for sawing purposes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D55/00—Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D55/06—Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for strap saw blades; of wheel mountings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC工作機械を用いて
、図7に示すごとき平面曲線又は直線を空間内で平行移
動した時の軌跡として表現される曲面及び図8に示すご
とき両側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加
工する装置に関するものである。
、図7に示すごとき平面曲線又は直線を空間内で平行移
動した時の軌跡として表現される曲面及び図8に示すご
とき両側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加
工する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すような曲面の加工装置
として、まず、糸鋸盤があるが、糸鋸盤による加工では
、金属の厚板加工に適用できないことと、被加工物にケ
ガキ線を入れ、これに沿って手持ちで被加工物を移動さ
せての作業となるため非能率であり、且つ、自動化がで
きなという欠点があった。
として、まず、糸鋸盤があるが、糸鋸盤による加工では
、金属の厚板加工に適用できないことと、被加工物にケ
ガキ線を入れ、これに沿って手持ちで被加工物を移動さ
せての作業となるため非能率であり、且つ、自動化がで
きなという欠点があった。
【0003】又、NCタレットパンチプレス,ウォ−タ
ジェット切断機やNCプラズマ切断機による方法もある
が、これらはいずれも非常に高能率な加工はできるが、
薄い平板の加工しかできないという欠点があった。
ジェット切断機やNCプラズマ切断機による方法もある
が、これらはいずれも非常に高能率な加工はできるが、
薄い平板の加工しかできないという欠点があった。
【0004】又、NCレ−ザ切断機による方法もあるが
、これも非常に高能率な加工はできるが、薄い平板の加
工しかできないと共に表面の反射率の高い材料には適用
できないという欠点があった。
、これも非常に高能率な加工はできるが、薄い平板の加
工しかできないと共に表面の反射率の高い材料には適用
できないという欠点があった。
【0005】又、放電加工機による方法もあるが、図7
に示すような曲面以外の複雑な曲面の高精度加工ができ
るという特徴はあるが、曲面を反転した形状の電極を製
作する必要があり、電極の加工に他の曲面加工法を用い
なければならないし、加工能率が非常に悪いという欠点
があった。
に示すような曲面以外の複雑な曲面の高精度加工ができ
るという特徴はあるが、曲面を反転した形状の電極を製
作する必要があり、電極の加工に他の曲面加工法を用い
なければならないし、加工能率が非常に悪いという欠点
があった。
【0006】又、NC放電加工機による方法もあるが、
これも複雑な曲面の高精度加工ができるという特徴はあ
るが、放電加工機による方法に比べ電極の製作は容易に
なるが、加工能率は、やはり非常に悪いという欠点があ
った。
これも複雑な曲面の高精度加工ができるという特徴はあ
るが、放電加工機による方法に比べ電極の製作は容易に
なるが、加工能率は、やはり非常に悪いという欠点があ
った。
【0007】又、NCワイヤカット放電加工機による方
法もあるが、この方法は図7に示すような曲面の高精度
加工を電極なしにできるという特徴はあるが、加工能率
は非常に悪いという欠点があった。
法もあるが、この方法は図7に示すような曲面の高精度
加工を電極なしにできるという特徴はあるが、加工能率
は非常に悪いという欠点があった。
【0008】又、倣い制御付きフライス盤による方法も
あるが、複雑な曲面の加工ができるという特徴はあるが
、曲面と同一又は相似形状の倣いモデルを製作する必要
があり、倣いモデルの加工に他の曲面加工法を用いなけ
ればならないし、エンドミルの側面切れ刃やボ−ルエン
ドミルの球面部を用いた加工となり、前者は板厚に応じ
た長さが必要であり工具の突出し長さが長いためびびり
の発生により、又、後者は滑らかな曲面を得るため少し
ずつずらしながら加工しなければならず工具移動距離が
非常に長くなり非能率な加工しかできないという欠点が
あった。
あるが、複雑な曲面の加工ができるという特徴はあるが
、曲面と同一又は相似形状の倣いモデルを製作する必要
があり、倣いモデルの加工に他の曲面加工法を用いなけ
ればならないし、エンドミルの側面切れ刃やボ−ルエン
ドミルの球面部を用いた加工となり、前者は板厚に応じ
た長さが必要であり工具の突出し長さが長いためびびり
の発生により、又、後者は滑らかな曲面を得るため少し
ずつずらしながら加工しなければならず工具移動距離が
非常に長くなり非能率な加工しかできないという欠点が
あった。
【0009】又、NCフライス盤やマシニングセンタに
よる方法もあるが、倣いモデル無しで倣い制御付きフラ
イス盤と同様に複雑な曲面の加工ができるという特徴は
あるが、エンドミルの側面切れ刃やボ−ルエンドミルの
球面部を用いた加工となり、倣い制御付きフライス盤と
同様に、非能率な加工しかできないという欠点があった
。
よる方法もあるが、倣いモデル無しで倣い制御付きフラ
イス盤と同様に複雑な曲面の加工ができるという特徴は
あるが、エンドミルの側面切れ刃やボ−ルエンドミルの
球面部を用いた加工となり、倣い制御付きフライス盤と
同様に、非能率な加工しかできないという欠点があった
。
【0010】さらに、従来、図8に示すごとき両側に障
壁のある中間部の加工方法は、汎用フライス盤,倣い制
御付きフライス盤,NCフライス盤やマシニングセンタ
を用い、ショルダ型正面フライスやエンドミルによる加
工であり、同時切削刃数が1枚であるため、びびりの発
生により低能率加工しかできないことに加え、騒音によ
り作業環境が悪化するという欠点があった。
壁のある中間部の加工方法は、汎用フライス盤,倣い制
御付きフライス盤,NCフライス盤やマシニングセンタ
を用い、ショルダ型正面フライスやエンドミルによる加
工であり、同時切削刃数が1枚であるため、びびりの発
生により低能率加工しかできないことに加え、騒音によ
り作業環境が悪化するという欠点があった。
【0011】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば、特開昭61−297009号公報が挙げら
れる。
は、例えば、特開昭61−297009号公報が挙げら
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、図7
に示すような平面曲線又は直線を空間内で平行移動した
時の軌跡として表現される曲面や、図8に示すような両
側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加工する
ことはできないという欠点があった。
に示すような平面曲線又は直線を空間内で平行移動した
時の軌跡として表現される曲面や、図8に示すような両
側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加工する
ことはできないという欠点があった。
【0013】本発明の目的は、上述の曲面や両側に障壁
のある中間部を高能率に、且つ、自動加工する装置を提
供することにある。
のある中間部を高能率に、且つ、自動加工する装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、帯鋸刃,帯鋸刃駆動ロ−ラ,帯鋸刃テンション用従
動ロ−ラ,従動ロ−ラ,鋸刃ガイド,駆動軸及びこれら
を保持するフレ−ムとからなり、特に駆動軸は切削工具
シャンク形状とし、フレ−ムは工作機械主軸頭に固定で
きるように構成した工作機械用帯鋸ヘッドを提供するも
のである。
に、帯鋸刃,帯鋸刃駆動ロ−ラ,帯鋸刃テンション用従
動ロ−ラ,従動ロ−ラ,鋸刃ガイド,駆動軸及びこれら
を保持するフレ−ムとからなり、特に駆動軸は切削工具
シャンク形状とし、フレ−ムは工作機械主軸頭に固定で
きるように構成した工作機械用帯鋸ヘッドを提供するも
のである。
【0015】この帯鋸ヘッドには、2ケ所の切削部を持
ち、各々の切れ刃の成す角が45°〜135°となるよ
うに構成したものもある。
ち、各々の切れ刃の成す角が45°〜135°となるよ
うに構成したものもある。
【0016】この工作機械用帯鋸ヘッドをNC工作機械
に取付けることにより、NC工作機械で上述の曲面や両
側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加工でき
るようにしたものである。
に取付けることにより、NC工作機械で上述の曲面や両
側に障壁のある中間部を高能率に、且つ、自動加工でき
るようにしたものである。
【0017】
【作用】工作機械用帯鋸ヘッドはそのフレ−ムが工作機
械主軸頭に固定され、これと同時に切削工具シャンク形
状をした駆動軸が工作機械主軸に結合される。この状態
で工作機械主軸を回転させると、鋸刃が駆動される。さ
らに、この状態で被加工物に鋸刃の幅方向に押しつける
と切削作用が開始される。被加工物又は鋸刃を旋回運動
させると同時に目的の曲面に沿って工作機械主軸頭即ち
鋸刃の位置を制御することにより、曲面を切削すること
ができる。この時の切削作用は鋸切断であるため高能率
であり、且つ、被加工物又は鋸刃の旋回運動と工作機械
主軸頭の位置をNC制御することにより、自動加工がで
きる。
械主軸頭に固定され、これと同時に切削工具シャンク形
状をした駆動軸が工作機械主軸に結合される。この状態
で工作機械主軸を回転させると、鋸刃が駆動される。さ
らに、この状態で被加工物に鋸刃の幅方向に押しつける
と切削作用が開始される。被加工物又は鋸刃を旋回運動
させると同時に目的の曲面に沿って工作機械主軸頭即ち
鋸刃の位置を制御することにより、曲面を切削すること
ができる。この時の切削作用は鋸切断であるため高能率
であり、且つ、被加工物又は鋸刃の旋回運動と工作機械
主軸頭の位置をNC制御することにより、自動加工がで
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明の工作機械用帯鋸
ヘッドの構成の一実施例を示したものであり、図1はそ
の正面図、図2は図1のア−ア線断面図である。本実施
例の工作機械用帯鋸ヘッドは、フレ−ム1に帯鋸刃駆動
ロ−ラ3,帯鋸刃張力付与用ロ−ラ4,従動ロ−ラ5,
鋸刃ガイド6,切削工具シャンク形状をした駆動軸7を
組み込んだものであり、帯鋸刃2はこの駆動ロ−ラと従
動ロ−ラ間にベルト状に組み込まれている。又、フレ−
ム1には、工作機械主軸頭に本ヘッドを取付ける為のフ
ランジを設けている。
ヘッドの構成の一実施例を示したものであり、図1はそ
の正面図、図2は図1のア−ア線断面図である。本実施
例の工作機械用帯鋸ヘッドは、フレ−ム1に帯鋸刃駆動
ロ−ラ3,帯鋸刃張力付与用ロ−ラ4,従動ロ−ラ5,
鋸刃ガイド6,切削工具シャンク形状をした駆動軸7を
組み込んだものであり、帯鋸刃2はこの駆動ロ−ラと従
動ロ−ラ間にベルト状に組み込まれている。又、フレ−
ム1には、工作機械主軸頭に本ヘッドを取付ける為のフ
ランジを設けている。
【0020】本実施例の工作機械用帯鋸ヘッドはフレ−
ムに設けられたフランジによりボルトで工作機械主軸頭
に固定されると共に、本ヘッドの駆動軸は工作機械主軸
に切削工具シャンク形状部を介して結合される。この状
態で工作機械主軸を回転させると駆動軸を介して駆動ロ
−ラが回転し、フレ−ムは主軸頭に固定されている為、
帯鋸刃2が駆動される。この状態で工作機械に送りを与
えると、切断面が平面となる鋸切断ができる。
ムに設けられたフランジによりボルトで工作機械主軸頭
に固定されると共に、本ヘッドの駆動軸は工作機械主軸
に切削工具シャンク形状部を介して結合される。この状
態で工作機械主軸を回転させると駆動軸を介して駆動ロ
−ラが回転し、フレ−ムは主軸頭に固定されている為、
帯鋸刃2が駆動される。この状態で工作機械に送りを与
えると、切断面が平面となる鋸切断ができる。
【0021】図7に示すような曲面を切断する場合は工
作機械として回転制御軸を有する4軸以上の多軸制御N
C工作機械を用い、被加工物を回転軸により回転させな
がら工作機械に送りを与え、帯鋸刃の幅方向が常に切断
曲面の接平面となるように帯鋸刃の位置を制御すること
により行う。この状況を図9乃至図11により説明する
。図9は切断開始時の状況を示したものである。図9に
おいて、NC工作機械の回転軸に取付けられた被加工物
13は切削開始位置の曲面の接平面が帯鋸刃2の幅方向
と平行になるように位置決めされ、帯鋸刃2は切削開始
位置に位置決めされた状況を示している。この状態から
、図10に示すように、工作機械の回転軸即ち被加工物
13を回転させると供に、工作機械の主軸頭即ち帯鋸刃
2を接平面となる位置に移動させるように制御すること
により、曲面の切断が進行し、図11に示す位置まで移
動させることにより、切断が完了する。
作機械として回転制御軸を有する4軸以上の多軸制御N
C工作機械を用い、被加工物を回転軸により回転させな
がら工作機械に送りを与え、帯鋸刃の幅方向が常に切断
曲面の接平面となるように帯鋸刃の位置を制御すること
により行う。この状況を図9乃至図11により説明する
。図9は切断開始時の状況を示したものである。図9に
おいて、NC工作機械の回転軸に取付けられた被加工物
13は切削開始位置の曲面の接平面が帯鋸刃2の幅方向
と平行になるように位置決めされ、帯鋸刃2は切削開始
位置に位置決めされた状況を示している。この状態から
、図10に示すように、工作機械の回転軸即ち被加工物
13を回転させると供に、工作機械の主軸頭即ち帯鋸刃
2を接平面となる位置に移動させるように制御すること
により、曲面の切断が進行し、図11に示す位置まで移
動させることにより、切断が完了する。
【0022】このように構成した場合、帯鋸ヘッドの構
造が簡単であり安価に製作できると共に、4軸制御マシ
ニングセンタを用いて帯鋸刃により高能率に曲面の切断
ができるという効果がある。
造が簡単であり安価に製作できると共に、4軸制御マシ
ニングセンタを用いて帯鋸刃により高能率に曲面の切断
ができるという効果がある。
【0023】図3は、本発明の工作機械用帯鋸ヘッドの
他の実施例を示したものであり、構成は図1及び図2と
ほぼ同様であるが、フレ−ムのフランジの代わりにスト
ッパ8を設けたものである。本実施例の工作機械用帯鋸
ヘッドはその駆動軸7の切削工具シャンク形状部により
工作機械主軸に結合されると共に、フレ−ム1はストッ
パ8と工作機械主軸頭に設けられた突起により、回転が
防止される。このように構成しても、工作機械主軸の回
転により、帯鋸刃2を駆動することができ、図1及び図
2に示す実施例と同様に動作する。
他の実施例を示したものであり、構成は図1及び図2と
ほぼ同様であるが、フレ−ムのフランジの代わりにスト
ッパ8を設けたものである。本実施例の工作機械用帯鋸
ヘッドはその駆動軸7の切削工具シャンク形状部により
工作機械主軸に結合されると共に、フレ−ム1はストッ
パ8と工作機械主軸頭に設けられた突起により、回転が
防止される。このように構成しても、工作機械主軸の回
転により、帯鋸刃2を駆動することができ、図1及び図
2に示す実施例と同様に動作する。
【0024】このように構成した場合、図1及び図2に
示す実施例の効果に加え、ボルトを使用せずに工作機械
への取付けが可能であり自動的に着脱ができるため、他
の加工部を、他の切削工具により容易に連続して自動加
工ができるという効果がある。
示す実施例の効果に加え、ボルトを使用せずに工作機械
への取付けが可能であり自動的に着脱ができるため、他
の加工部を、他の切削工具により容易に連続して自動加
工ができるという効果がある。
【0025】図4乃至図6は、本発明の帯鋸ヘッドの切
削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃のなす角を45°〜
135°とした他の実施例を示したものであり、図4は
その正面図,図5は図4のイ−イ線断面図,図6は図4
のウ−ウ線断面図を示している。
削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃のなす角を45°〜
135°とした他の実施例を示したものであり、図4は
その正面図,図5は図4のイ−イ線断面図,図6は図4
のウ−ウ線断面図を示している。
【0026】図において、帯鋸刃2は各々傾斜して設け
られた1ケの駆動ロ−ラ3と5ケの従動ロ−ラ5a〜5
e間に巻掛け伝動装置のベルトと同様に、又、その切削
部が駆動軸7と平行になるように設置され、フレ−ム1
aとフレ−ム1b及び張力付与用ボルト9により張力が
付与されている。又、駆動ロ−ラ3はこれに固定された
歯車11及び工具シャンク形状をした駆動軸7に固定さ
れた歯車12を介して駆動される。
られた1ケの駆動ロ−ラ3と5ケの従動ロ−ラ5a〜5
e間に巻掛け伝動装置のベルトと同様に、又、その切削
部が駆動軸7と平行になるように設置され、フレ−ム1
aとフレ−ム1b及び張力付与用ボルト9により張力が
付与されている。又、駆動ロ−ラ3はこれに固定された
歯車11及び工具シャンク形状をした駆動軸7に固定さ
れた歯車12を介して駆動される。
【0027】本実施例の工作機械用帯鋸ヘッドは、その
駆動軸7の切削工具シャンク形状部により工作機械主軸
に結合されると供に、フレ−ム1aはストッパ8と工作
機械主軸頭又は主軸と同心運動する回転軸に設けられた
突起により、これらとの相対回転運動が防止される。さ
らに帯鋸ヘッドの切削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃
のなす角を45°〜135°とし、且つ、切れ刃の位置
より切削方向に突起物が無いようにしている。このよう
に構成した場合、図1乃至図3に示す実施例と同様に動
作することができる他、切れ刃の位置より切削方向に突
起物が無いようにしているため、図8に示すように両側
に障壁のある中間部の切断ができる。さらに、本実施例
の帯鋸ヘッドを主軸と同心運動をする回転軸を持ったN
C工作機械に取付けることにより、被加工物の回転無し
に、帯鋸ヘッドの回転により曲面や両側に障壁のある中
間部の切断ができる。
駆動軸7の切削工具シャンク形状部により工作機械主軸
に結合されると供に、フレ−ム1aはストッパ8と工作
機械主軸頭又は主軸と同心運動する回転軸に設けられた
突起により、これらとの相対回転運動が防止される。さ
らに帯鋸ヘッドの切削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃
のなす角を45°〜135°とし、且つ、切れ刃の位置
より切削方向に突起物が無いようにしている。このよう
に構成した場合、図1乃至図3に示す実施例と同様に動
作することができる他、切れ刃の位置より切削方向に突
起物が無いようにしているため、図8に示すように両側
に障壁のある中間部の切断ができる。さらに、本実施例
の帯鋸ヘッドを主軸と同心運動をする回転軸を持ったN
C工作機械に取付けることにより、被加工物の回転無し
に、帯鋸ヘッドの回転により曲面や両側に障壁のある中
間部の切断ができる。
【0028】帯鋸ヘッドの回転により両側に障壁のある
中間部の切断を行なう場合の状況を、図12乃至図17
により説明する。図12は、切断開始時の状況を示した
ものであり、両側に障壁のある被加工物15の中間部1
6上にある1点鎖線で示す切断部17を切断するものと
する。帯鋸ヘッドはその切削部がこの中間部にあたるよ
うにセットするため、この部分における帯鋸ヘッドは、
フレ−ム1aの断面部及び帯鋸刃2だけであり、他に障
害となるものは無い。フレ−ム1aのロ−ラ部はフレ−
ム1bと同一形状であり、本図の手前側に位置する。
中間部の切断を行なう場合の状況を、図12乃至図17
により説明する。図12は、切断開始時の状況を示した
ものであり、両側に障壁のある被加工物15の中間部1
6上にある1点鎖線で示す切断部17を切断するものと
する。帯鋸ヘッドはその切削部がこの中間部にあたるよ
うにセットするため、この部分における帯鋸ヘッドは、
フレ−ム1aの断面部及び帯鋸刃2だけであり、他に障
害となるものは無い。フレ−ム1aのロ−ラ部はフレ−
ム1bと同一形状であり、本図の手前側に位置する。
【0029】工作機械主軸を回転させた後帯鋸刃の位置
及び角度を図12の状態にして切断を開始する。この後
、工作機械の送りと回転送りにより、図13から順次図
14,図15の状態となるように切断する。さらに切断
部17に添って切断を続けるとフレ−ム1a及び1bが
被加工物15に干渉するため、切断を中断し、逆の経路
(他方の帯鋸刃)により図12の状態に戻し、干渉の無
い位置で帯鋸ヘッドを回転させて、図16の位置に位置
決めする。この状態から切断を再開し、図12からの切
断と同様に切断し図17の状態まで切断することにより
、切断作業が完了する。
及び角度を図12の状態にして切断を開始する。この後
、工作機械の送りと回転送りにより、図13から順次図
14,図15の状態となるように切断する。さらに切断
部17に添って切断を続けるとフレ−ム1a及び1bが
被加工物15に干渉するため、切断を中断し、逆の経路
(他方の帯鋸刃)により図12の状態に戻し、干渉の無
い位置で帯鋸ヘッドを回転させて、図16の位置に位置
決めする。この状態から切断を再開し、図12からの切
断と同様に切断し図17の状態まで切断することにより
、切断作業が完了する。
【0030】本実施例によれば、曲面に加え両側に障壁
のある中間部の加工が帯鋸刃により高能率にできるとい
う効果があると共に、被加工物の回転が不要であるため
、被加工物の回転が困難な大型部品にも適用できるとい
う効果がある。
のある中間部の加工が帯鋸刃により高能率にできるとい
う効果があると共に、被加工物の回転が不要であるため
、被加工物の回転が困難な大型部品にも適用できるとい
う効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は切断面は平
面となるが高能率加工できる帯鋸を工作機械に取付け可
能な工作機械用帯鋸ヘッドとして提供することにより、
NC工作機械と組み合わせて帯鋸の使用可能なNC複合
工作機械を提供し、さらに、帯鋸ヘッドの構成を図1に
示すように切削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃のなす
角を45°〜135°とし、且つ、切れ刃の位置より切
削方向に突起物が無いようにしたものであるから、以下
に列挙するような効果がある。
面となるが高能率加工できる帯鋸を工作機械に取付け可
能な工作機械用帯鋸ヘッドとして提供することにより、
NC工作機械と組み合わせて帯鋸の使用可能なNC複合
工作機械を提供し、さらに、帯鋸ヘッドの構成を図1に
示すように切削部を2ケ所とし、2ケ所の帯鋸刃のなす
角を45°〜135°とし、且つ、切れ刃の位置より切
削方向に突起物が無いようにしたものであるから、以下
に列挙するような効果がある。
【0032】(1)工作機械に帯鋸刃が取り付けられる
ため、工作機械で高能率な鋸切断ができる。
ため、工作機械で高能率な鋸切断ができる。
【0033】(2)工作機械としてNC工作機械を用い
ることにより、NC制御による自動加工ができる。
ることにより、NC制御による自動加工ができる。
【0034】(3)帯鋸ヘッドの固定をストッパとする
ことにより、自動工具交換ができる。
ことにより、自動工具交換ができる。
【0035】(4)工作機械として回転制御軸を有する
4軸以上の多軸制御NC工作機械を用いることにより、
曲面の帯鋸刃による高能率切断ができる。
4軸以上の多軸制御NC工作機械を用いることにより、
曲面の帯鋸刃による高能率切断ができる。
【0036】(5)帯鋸ヘッドを2箇所設置したことに
より、曲面に加え両側に障壁のある中間部の加工が帯鋸
刃により高能率にできる。
より、曲面に加え両側に障壁のある中間部の加工が帯鋸
刃により高能率にできる。
【0037】(6)主軸と同心運動する回転軸を設けた
NC工作機械に、帯鋸ヘッドを取付けることにより、被
加工物の回転が困難な大型部品の加工にも適用できる。
NC工作機械に、帯鋸ヘッドを取付けることにより、被
加工物の回転が困難な大型部品の加工にも適用できる。
【図1】本発明の一実施例の工作機械用帯鋸ヘッドの正
面図である。
面図である。
【図2】図1のア−ア線断面図である。
【図3】本発明の他の実施例のストッパを設けた断面図
である。
である。
【図4】本発明の他の実施例で切削部を2ケ所とし、2
ケ所の帯鋸刃のなす角を45°〜135°とした帯鋸ヘ
ッドの正面図である。
ケ所の帯鋸刃のなす角を45°〜135°とした帯鋸ヘ
ッドの正面図である。
【図5】図1のイ−イ線断面図である。
【図6】図1のウ−ウ線断面図である。
【図7】曲面の説明図である。
【図8】両側に障壁のある中間部に加工を要する部品の
説明図である。
説明図である。
【図9】曲面切断開始状況の説明図である。
【図10】曲面切断途中の状況の説明図である。
【図11】曲面切断完了時の状況の説明図である。
【図12】両側に障壁のある中間部切断開始状況の説明
図である。
図である。
【図13】切断途中の説明図である。
【図14】切断途中の説明図である。
【図15】切断途中の説明図である。
【図16】切断途中の説明図である。
【図17】曲面切断完了時の状況の説明図である。
1,1a,1b…帯鋸ヘッドのフレ−ム、2…帯鋸刃、
3…帯鋸刃駆動ロ−ラ、4…帯鋸刃張力付与ロ−ラ、5
,5a,5b,5c,5d,5e…従動ロ−ラ、6…帯
鋸刃ガイド、7…工具形状をした駆動軸、8…ストッパ
、9…帯鋸刃張力付与ボルト、10,11…動力伝達歯
車、13…曲面の被加工物、14…平面曲線又は直線を
空間内で平行移動した時の軌跡として表現される曲面の
例、15…両側に障壁のある中間部を持つ部品の例、1
6…両側に障壁のある中間部を持つ部品の中間部、17
…中間部の切断形状の例。
3…帯鋸刃駆動ロ−ラ、4…帯鋸刃張力付与ロ−ラ、5
,5a,5b,5c,5d,5e…従動ロ−ラ、6…帯
鋸刃ガイド、7…工具形状をした駆動軸、8…ストッパ
、9…帯鋸刃張力付与ボルト、10,11…動力伝達歯
車、13…曲面の被加工物、14…平面曲線又は直線を
空間内で平行移動した時の軌跡として表現される曲面の
例、15…両側に障壁のある中間部を持つ部品の例、1
6…両側に障壁のある中間部を持つ部品の中間部、17
…中間部の切断形状の例。
Claims (4)
- 【請求項1】帯鋸刃,帯鋸刃駆動ロ−ラ,帯鋸刃張力付
与用ロ−ラ,従動ロ−ラ,鋸刃ガイド,切削工具シャン
ク形状をした駆動軸及びこれらを保持し工作機械主軸頭
に固定できるフレ−ムから成る工作機械用帯鋸ヘッド。 - 【請求項2】前記工作機械用帯鋸ヘッドは、フレームを
駆動軸により工作機械主軸に固定したことを特徴とする
請求項1記載の工作機械用帯鋸ヘッド。 - 【請求項3】前記工作機械用帯鋸ヘッドは、平行な2ケ
所に切削部を設け、この2ケ所の鋸幅方向の成す角が4
5°〜135°となるように構成したことを特徴とする
請求項1、又は請求項2記載の工作機械用帯鋸ヘッド。 - 【請求項4】主軸と同心運動する回転軸を設けたNC工
作機械に、請求項2、又は請求項3記載の工作機械用帯
鋸ヘッドを取付けたことを特徴とする鋸切断可能なNC
複合加工工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6602491A JPH04304921A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 工作機械用帯鋸ヘッド及び鋸切断可能なnc複合加工工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6602491A JPH04304921A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 工作機械用帯鋸ヘッド及び鋸切断可能なnc複合加工工作機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04304921A true JPH04304921A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=13303941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6602491A Pending JPH04304921A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 工作機械用帯鋸ヘッド及び鋸切断可能なnc複合加工工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04304921A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017042832A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社日立プラントコンストラクション | バンドソーユニット並びにバンドソー型切断装置およびバンドソー型切断装置における鋸刃交換方法 |
JP2019042921A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | コイロ ベズィッツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー エーデーファウ−ディーンストライストゥングス コマンデイトゲゼルシャフト | 帯鋸盤 |
US11376696B2 (en) * | 2020-04-04 | 2022-07-05 | Matin Karimi Jahromi | Converting a CNC milling machine to a CNC wire saw |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP6602491A patent/JPH04304921A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017042832A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社日立プラントコンストラクション | バンドソーユニット並びにバンドソー型切断装置およびバンドソー型切断装置における鋸刃交換方法 |
JP2019042921A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | コイロ ベズィッツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー エーデーファウ−ディーンストライストゥングス コマンデイトゲゼルシャフト | 帯鋸盤 |
US11376696B2 (en) * | 2020-04-04 | 2022-07-05 | Matin Karimi Jahromi | Converting a CNC milling machine to a CNC wire saw |
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