JPH04304235A - 過酸化物混合物を使用する熱加硫を含有しているゴム - Google Patents

過酸化物混合物を使用する熱加硫を含有しているゴム

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JPH04304235A
JPH04304235A JP35272791A JP35272791A JPH04304235A JP H04304235 A JPH04304235 A JP H04304235A JP 35272791 A JP35272791 A JP 35272791A JP 35272791 A JP35272791 A JP 35272791A JP H04304235 A JPH04304235 A JP H04304235A
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JP
Japan
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peroxide
peroxides
halogen
crosslinking
rubber
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Application number
JP35272791A
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English (en)
Inventor
Juergen Ackermann
ユルゲン・アツケルマン
Dieter Wrobel
デイーター・ブロベル
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】過酸化物を用いるゴムの架橋結合は多くの
ゴム系用に工業的規模で現在適用されており、例えばJ
.D.ファン・ドランプト(van Drumpt)、
ラバー・ワールド(Rubber World)、19
88(3)、33−41頁を参照のこと。
【0002】例えば成型を押し出しにより行うようなシ
リコーンゴムの無圧加硫においては特に高い加硫速度が
必要である。ハロゲンを含有している過酸化アロイルは
急速作用性架橋結合剤として成功裡に使用されてきてい
る。2、3分間程度の加硫速度が、優れた寸法安定性お
よび生じた成型品の好ましいゴム性質と共にそして加硫
物の最少の変色と共に得られている。さらに、これらの
過酸化物を含有しているゴムは110−140℃におけ
る2、3分間の短い架橋結合時間に対してて周囲温度に
おける数週間ないし数ヶ月という充分長い貯蔵安定性を
示していた。
【0003】従って、シリコーンゴムの押し出し用の工
業的工程はビス−(2,4−ジクロロベンゾイル)−ペ
ルオキシド(DCLBP)が主として使用される架橋結
合の要望に適用されている。
【0004】現在では、架橋結合中の少量の比較的高度
に塩素化されたビフェニル類の生成をDCLBPを用い
る架橋結合の欠点とみなさなければならない。
【0005】従って、DCLBPをハロゲンを含まない
過酸化物により置換するとう観点を有する提唱がすでに
なされている。すなわち、ドイツ特許出願363 17
1に従うと、有機置換された過酸化ビス−ベンゾイルの
使用が提唱されている。しかしながら、例えばこれらの
如き過酸化物では架橋結合時間が相当伸びる必要があり
、その結果、そのような過酸化物を含有しているゴムは
無圧熱空気加硫工程において匹敵する性質を有するエラ
ストマーに経済的に転化させることができない。米国特
許明細書4,061,704に従うと、第三級アルキル
ペルオキシアルキルカーボネート類が提唱されているが
、これも長い架橋結合時間を必要としている。さらに、
変色を生じることもある低揮発性分解生成物の生成がこ
れらの過酸化物の欠点とみなされている。ヨーロッパ特
許出願239 961およびヨーロッパ特許出願278
 731中で提唱されているシリル−置換された過酸化
ベンゾイルは必要な架橋結合時間を相当程度長引かせる
と予測できる。
【0006】本発明により提示されている問題は、たと
えあるとしてもかなり少量の比較的高度に塩素化された
ビフェニル類の生成だけが架橋結合に伴われしかも架橋
結合剤としてDCLBPを含有しているシリコーンゴム
混合物と匹敵する架橋結合性質および貯蔵時の安定性を
示すような熱加硫可能なシリコーンゴム混合物を提供す
ることである。
【0007】本発明により提示されている問題はハロゲ
ンを含まない過酸化物と混合されたハロゲンを含有して
いる過酸化アロイル類の使用により解決できるというこ
とが驚くべきことに見いだされ、ここではハロゲンを含
まない過酸化物は30分間以下のそれらの半減期(クロ
ロベンゼン中10%溶液に対して100℃において測定
された半減分解時間)を有するようにそして同時にそれ
らは少なくとも45℃の自己−促進性分解温度(SAD
T)を有するように選択される。ハロゲンを含有してい
る過酸化アロイルの半減期は10分間以下でなければな
らない。
【0008】シリコーンゴムを架橋結合させるために過
酸化物混合物を使用することはすでに提唱されているが
、全く異なる問題を解決するためのものであった。公知
の架橋結合工程(ドイツ特許明細書909 995、米
国特許4,260,536および米国特許4,863,
666)では、大きく異なる半減期を有する二種の過酸
化物が成型品の製造用に使用されていた。
【0009】本発明に従うと、それらの半減期の間の差
が大きすぎない過酸化物類を使用するなら、架橋結合性
質が比較的速い架橋結合を保証している過酸化物だけを
含有している対応するゴム混合物の架橋結合性質とあま
り異ならないようなゴム混合物が得られることが見いだ
された。ハロゲンを含有している過酸化アロイルをハロ
ゲンを含まない過酸化物と混合して使用する場合には、
比較的高度に塩素化されたビフェニル類の生成が比較的
低い塩素化度を有するビフェニル類により抑制される。
【0010】本発明に従うと、ハロゲンを含有している
過酸化物およびハロゲンを含まない過酸化物の半減期の
比は多くとも8、そしてより好適には多くとも4、であ
るべきである。半減期は通常は100℃におけるクロロ
ベンゼン(10%溶液)中の特定過酸化物の半減分解時
間として表示されている。
【0011】本発明に従うと、ハロゲンを含まない過酸
化物は、過酸化物の合計量を基にして、10−80モル
%の量で、好適には20−70モル%の量で、より好適
には50モル%までの量で、そして最も好適には30モ
ル%以上の量で、使用される。
【0012】公知のビス−(2,4−ジハロベンゾイル
)−ペルオキシド類、より特にビス−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−ペルオキシド類(DCLBP)、およ
び/またはビス−(o−ハロベンゾイル)−ペルオキシ
ド類、より特にビス−(2−クロロベンゾイル)−ペル
オキシド類(CLBP)、がハロゲンを含有している過
酸化アロイルとして使用される。適切なハロゲンを含ま
ない過酸化物類は、ビス−(アルキルベンゾイル)、ビ
ス−(ジ−(トリメチルシリル)シリル)またはビス−
(アルコキシカルボキシベンゾイル)ペルオキシド類で
ある。アルキルベンゾイルペルオキシド類が好適に使用
される。特に好適なハロゲンを含まない過酸化物は、ビ
ス−(2−メチルベンゾイル)−ペルオキシド(OMB
P)および/またはビス−(4−メチルベンゾイル)−
ペルオキシド(PMBP)である。DCLBPは100
℃における2.5分間の半減期および60℃のSADT
を有している。CLBPは100℃における2.3分間
の半減期およびこれも60℃のSADTを有している。 好適なハロゲンを含まない過酸化物の中では、OMBP
は8分間の半減期および45℃のSADTを有しており
、それは貯蔵時のゴム混合物の安定性に関する限り依然
として許容可能である。PMBPは18分間の半減期お
よび90℃のSADTを有している。7分間の半減期お
よび50℃のSADTを有するビス−(2−エトキシカ
ルボキシベンゾイル)−ペルオキシドもハロゲンを含ま
ない過酸化アロイルとして適している。
【0013】貯蔵時のゴム安定性の提供が極端な条件に
合致しなくてもよい場合には、OMBPの半減期が過酸
化クロロベンゾイルのものと比較的近いという理由によ
りOMBPを過酸化クロロベンゾイルと一緒に使用する
ことが好ましい。DCLBPをOMBPと混合して使用
する場合には、ゴム化合物の架橋結合時間は純粋なDC
LBPを使用する場合に必要な架橋結合時間と比較して
50:50の混合比に関しては50%以下そして30:
70の混合比に関しては100%以下だけ増加する。そ
れとは対照的に、PMBPをDCLBPと50:50の
比で混合して使用する場合には、必要な架橋結合時間は
少なくとも二倍となる。しかしながら、ゴム混合物の貯
蔵時の安定性が厳しい条件に合致しなければならない場
合には、PMBPを過酸化クロロベンゾイルと一緒に使
用することが好適である。この場合には、対応するゴム
の架橋結合時間の二倍または三倍ということは成型性能
に関しては過酸化クロロベンゾイルだけを含有している
ゴムに依然として充分匹敵しているものである。必要に
応じて、架橋結合の実施温度をわずかに高めることによ
り架橋結合時間におけるこの差を補うことができる。
【0014】本発明に従うと、ビス−(ハロベンゾイル
)−ペルオキシド類だけを含有している対応するゴム混
合物が必要とする架橋結合時間の多くとも三倍そしてよ
り好適には二倍のゴム混合物の架橋結合時間(同じ架橋
結合温度において)を可能とする割合で過酸化物の組み
合わせを使用することが好適である。
【0015】架橋結合時間がこの開示において比較され
る場合には、比較は常に120℃における95%の架橋
結合に必要な時間を基にしており、架橋結合はDIN5
3529に従うバルカメーター試験により測定されてい
る。架橋結合時間の関数として測定される剪断力におい
てそれ以上の変化がない時には、架橋結合は完了してい
る。従って、架橋結合時間は架橋結合中に測定される剪
断力がその後はもはや時間の関数として変動しない剪断
力の95%にまでに達する時間である。
【0016】公知のシリコーンゴムを架橋結合させるた
めに、本発明に従う過酸化物類の組み合わせを使用する
ことができる。これらのシリコーンゴムは一般的にはa
)下記の一般式
【0017】
【化1】R1nR2mSiO4−n−m/2[式中、m
=0.85−1.03であり、n=0.85−1.03
であり、R1=C1−12アルキル、C2−12アルケ
ニル、アリール、フルオロアルキル、フルオロアルキル
エーテル、HまたはCNアルキルであり、R2=C1−
12アルキル、C2−12アリールである]に相当する
50−10,000Pasの粘度を有するポリシロキサ
ン、b)50−400m2/gのBET表面を有する強
化用シリカ類、c)シロキサンジオール類、フェニルシ
ランジオール類、アルコキシシラン類、アルコキシシロ
キサン類および/またはシラザン類からなる群からの加
工助剤、d)任意の不活性充填剤、例えば石英、クリス
トバライト、珪藻土など、e)任意の押し出し助剤およ
び型抜き助剤、例えばホウ酸、PTFE粉末および脂肪
酸誘導体類、f)任意の熱空気および/または酸類に対
する安定剤、例えばアルカリ性珪酸塩類、希土類酸化物
類または希土類カルボン酸塩類、からなっている。
【0018】本発明の目的用に適しているシリコーン類
には例えば、ドイツ特許出願3041 588中に記載
されているポリシロキサン成型用化合物が包含される。 本発明に従う過酸化物類の組み合わせは、市販のシリコ
ーンゴム類であるシラスティックR(ダウ・コーニング
)、エラストシルR(ワッカー)、シロプレンR(バイ
エル)、ロドルシルR(ローン・プーラン)、シルプラ
スR(ゼネラル・エレクトリック)、並びにヌンクリッ
ツ、シンエツ、トウシバ、トウレなどにより製造されて
いる他の型に適用することもできる。本発明に従う過酸
化アロイルの組み合わせは好適には対応するゴム混合物
中にシリコーン油中50%ペーストの形状で加えられる
。該過酸化物組み合わせは単独ペースト状でに存在する
こともでき、または好適には2個のロールミキサー上で
2−15分間の期間にわたり20−40℃の温度におい
てゴム混合物中に別個のペーストを添加することにより
製造することもできる。
【0019】シリコーンゴム混合物中の過酸化物類の合
計含有量は、100gのゴム混合物当たり、0.3−6
.5ミリモルのそして好適には1−4ミリモルという過
酸化物の通常限度内であるべきである。
【0020】本発明に従うゴム類をさらに加工するため
の方法は一般的に公知である。すなわち、米国特許明細
書4,061,704は熱空気中での無圧加硫方法(H
AV=熱空気加硫)を記載している。これらのおよび他
の連続的加硫方法はC.M.ブロウ(Blow)による
「ゴム技術および製造(Rubber Technol
ogy and Manufacture)」という標
題の書籍、ブッターワース、ロンドン、1972中に記
載されている。特にケーブルの外装中では高い架橋結合
速度が必要である。すなわち、ビス−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−ペルオキシドは本発明に従う過酸化物
の組み合わせを用いて得られる10−30m/分の取り
出し速度を可能とする。
【0021】本発明はシリコーンゴムの架橋結合に影響
する問題を研究する工程で開発されたが、高い架橋結合
速度を保ちながら比較的高度に塩素化されたビフェニル
類の生成を避けるために過酸化物組み合わせを使用する
という本発明に従う解決法は過酸化物により架橋結合可
能な他の重合体にも適用することができる。これらの重
合体はJ.D.ファン・ドランプトの上記で引用されて
いる刊行物の39頁の表2に挙げられている。
【0022】従って、本発明は一般的には過酸化物類に
より熱的に架橋結合可能なゴムを架橋結合する方法に関
するものであり、それはハロゲンを含有している過酸化
アロイルを30分間以下の半減期および少なくとも45
℃の自己分解温度を有するハロゲンを含まない過酸化物
と組み合わせて使用することにより特徴づけられている
【0023】本発明はまた、フリーラジカル生成剤とし
て挙げられているハロゲンを含まない過酸化物と混合さ
れたハロゲンを含有している過酸化アロイルを含有して
いる熱加硫可能なゴム混合物にも関するものである。
【0024】本発明を下記の実施例中で説明する。
【0025】実施例中に挙げられている過酸化物は、シ
リコーン油中50%混合物の形状の粘液質化された過酸
化物として、特定の基本的混合物の中にロールミキサー
上で20−30℃において加えられた。
【0026】次に過酸化物を含有している混合物はバイ
エル−フランク・バルカメーター中に加えられ、そして
120℃の架橋結合温度において評価された。95%の
架橋結合を得るためにかかった時間であるt95値が測
定された。架橋結合時間は分により表示されている。同
時に、最大架橋結合速度ν最大が剪断力における最大増
加、N/分、として測定された。
【0027】ゴムの機械的性質を測定するために、厚さ
が2−6mmの試験板を圧縮型の中で135℃における
10分間の架橋結合(A段階)により製造した。試験板
のショアAはDIN53 505に従い測定された。
【0028】B段階は、試験板を200℃において4時
間にわたり連続的にコンディショニングすることにより
、生じた。
【0029】引っ張り強度[MPas]、100%にお
けるモジュラス(M100%)[N/mm2]、および
伸び[%]はDIN53 504に従い測定された。圧
縮歪み[%]はDIN53 517に従い測定された。
【0030】実施例に関連する表においては、試験され
たゴム混合物の過酸化物含有量は100gのゴム混合物
当たりのミリモル数で表示されている。
【0031】
【実施例】実施例1 ViMe2SiO基により終結しておりそして約0.5
ミリモルのビニル/100gに相当する5,000の重
合度を有する100部のポリ−(ジメチルシロキサン)
−重合体およびBET表面200m2/gを有する53
部の高温シリカとの混合物を2−スクリュー混練器中で
150℃において、0.5部のヘキサメチルジシラザン
、5部のポリ(ジメチルシロキサン)−ジオールおよび
3部の約20重量%のSiOHのSiOH含有量を有す
るポリ−(ジメチルビニルメチルシロキサン)−ジオー
ルを添加しながら、混合した。
【0032】表1に挙げられている過酸化物類をこの基
本的混合物中に20−30℃において加え、そして架橋
結合時間T95を120℃において測定した。T95値
は過酸化物混合比の関数として示されている。架橋結合
前に、25℃における1日、30℃における7日、そし
て30℃における14日の貯蔵後に、試験1−13の試
験試料の4分後のムーニー粘度(Ml 4)を測定した
。 50±1Ml単位が各場合とも得られた。
【0033】
【表1】 表1 試験番号  1   2    3    4    
5    6    7   8    9    1
0   11   12   13  過酸化物  (
ミリモル/100g) PMBP      2.1 1.85 1.48 1
.11 0.92 0.52 −   −    − 
   −    −    −    −DCLBP 
    −   0.34 0.66 0.9  1.
13 1.57 2.0 1.6  1.13 0.9
  0.66 0.34 −OMBP      − 
  −    −    −    −       
  −   0.53 0.92 1.11 1.48
 1.85 2.1 合計 過酸化物  2.1 2.19 2.14 2.01 
2.05 2.09 2.0 2.13 2.05 2
.01 2.14 2.19 2.1 %DCLBP 
   0   16   32   45   55 
  75   100 75   55   45  
 32   16   0   t95分    5.
4 5.0  4.4  3.4  2.7  2.0
  1.6 1.8  2.0  2.2  2.4 
 3.0  4.0  実施例2 4ミリモルのViMe2SiO単位/100gを含有し
ているポリ(ジメチルシロキサン)−重合体および10
0gの重合体当たり52重量部の300m2/gのBE
T表面を有する高温シリカを使用することにより、実施
例1の基本的混合物を変えた。過酸化物含有量の関数と
しての結果を表2に示す。
【0034】
【表2】 表2 試験番号            1      2 
     3      4      5     
 6      過酸化物            (
ミリモル/100g)OMBP           
 2.2     1.48    1.11    
0.92    0.74    −CLBP    
        −       1.00    1
.12    1.44    1.77    2.
2     合計過酸化物        2.2  
   2.48    2.23    2.36  
  2.51    2.2     %CLBP  
        0       40      5
0      61      70      10
0     t95分              3
.8     2.2     2.0     1.
8     1.6     1.2      ν最大N/分        14      39 
     39      45      50  
    49      硬度A段階        
  61      65      65     
 65      67      66硬度B段階 
         66      67      
66      67      69      6
8引っ張り強度A段階  9.2     9.5  
   9.4     9.5     9.0   
  8.5M100%A段階    2.4     
2.9     2.7     3.0     3
.2     2.9圧縮歪みB段階      49
      39      30      29 
     29      27 実施例3 6ミリモルのビニル/100gを含有している100部
のポリ(ジメチルシロキサン)−重合体、52重量部の
高温シリカ(BET表面200m2/g)および10重
量部の滑石(珪酸Ca−Al−Mg)を使用して基本的
混合物を製造した。
【0035】特定の過酸化物の添加後のゴム混合物の試
験結果を表3に示す。
【0036】線の固定加入部(適合部)を有する3本の
リッツ線上の直径が8mmのケーブル外装を試験1−3
の混合物から20−30m/分の離脱速度および12m
の炉長にわたる450から350℃への典型的な炉温度
低下で製造した。
【0037】
【表3】 表3 試験番号                     
 1      2      3      4  
    過酸化物:ミリモル/100g DCLBP                    
1.18    −       −       2
OMBP                     
 1.18    1.0     −       
−CLBP                    
  −       1.29    1.93   
 −       合計過酸化物          
        2.36    2.29    1
.93    2       t95分      
                  3.6    
 3.7     3.4     3.5     
ν最大                      
  52      53.5    61     
 60      硬度A段階           
         69      69      
70      70      硬度B段階    
                72      7
2      74      73      引っ
張り強度A段階            7.2   
  6.1     6.8     7.0    
 伸びA段階                   
 392     315     316     
320     M100%A段階         
     2.6     2.65    3.0 
    3.0     圧縮歪みB段階      
          34      28     
 22      30       実施例4 使用した基本的混合物は実施例1中と同じであった。表
4に示されている過酸化物の添加および架橋結合後に、
ビフェニル類の含有量およびそれらの塩素含有量をA段
階の加硫物に関してバイエル方法番号2011 002
 9601 89/Dを使用するGC−MS−MID(
複数イオン検出部を有するガスクロマトグラフィー質量
分光計)により測定した。この方法はDIN51 52
7、部分15/87に従う標準的方法とは、≧2ppm
の比較的高い検出感度だけ異なっている。
【0038】
【表4】 表4 試験番号          1     2    
 3     4     5     6     
7     過酸化物  ミリモル/100g DCLBP        2      −    
  −      −      1      − 
     1CLBP          −    
  2      −      −      − 
     1      −OMBP        
  −      −      2      − 
     1      1      −PMBP 
         −      −      − 
     2      −      −     
 1合計過酸化物      2      2   
   2      2      2      2
      2      t95         
     1.3    1.3    4.0   
 5.4    2.1    1.5    3.5
    ビフェニル類               
ppmビフェニル類%Cl  式 48.6 C12H6Cl4     20     
−      −      −      3   
   −      3      32   C12
H8Cl2     −      20     −
      −      −      3    
  −      30   C12H7Cl2CH3
  −      −      −      − 
     15     −      16    
 17.5 C12H8ClCH3   −     
 −      −                
    15     −      0    C1
2H8(CH3)2  −      −      
20     20     4      4   
   5         明細書および実施例は本発明の説明用であるが限定
用ではないこと並びに本発明の精神および範囲内の他の
態様が当技術の専門家に自明であろうことは理解すべき
である。
【0039】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0040】1.過酸化物によるゴムの熱架橋結合にお
いて、ハロゲンを含有している過酸化アロイルと30分
間以下の半減期および少なくとも45℃の自己分解温度
を有するハロゲンを含まない過酸化物との混合物を該過
酸化物として使用することからなる改良。
【0041】2.ハロゲンを含有している過酸化アロイ
ルの半減期が100℃において10分間以下である、上
記1の方法。
【0042】3.ハロゲンを含まない過酸化物が過酸化
物の合計量を基にして10−90モル%の量で使用され
る、上記1の方法。
【0043】4.ハロゲンを含まない過酸化物が過酸化
物の合計量を基にして20−70モル%の量で使用され
る、上記1の方法。
【0044】5.ハロゲンを含まない過酸化物が過酸化
物の合計量を基にして30−60モル%の量で使用され
る、上記1の方法。
【0045】6.ハロゲンを含有している過酸化アロイ
ルがビス−(2,4−ジクロロベンゾイル)−ペルオキ
シドおよびビス−(2−クロロベンゾイル)−ペルオキ
シドの少なくとも1種である、上記1の方法。
【0046】7.ハロゲンを含まない過酸化物がビス−
(2−メチルベンゾイル)−ペルオキシドおよびビス−
(4−メチルベンゾイル)−ペルオキシドの少なくとも
1種である、上記1の方法。
【0047】8.ハロゲンを含有している過酸化物とハ
ロゲンを含まない過酸化物との半減期の比が多くとも8
である、上記1の方法。
【0048】9.ハロゲンを含有している過酸化物とハ
ロゲンを含まない過酸化物との半減期の比が多くとも4
である、上記1の方法。
【0049】10.架橋結合可能なゴムがシリコーンゴ
ムである、上記1の方法。
【0050】11.100℃における30分間以下の半
減期および少なくとも45℃の自己−分解温度を有する
ハロゲンを含まない過酸化物との混合物状でハロゲンを
含有している過酸化アロイルを含んでいる熱架橋結合可
能なゴム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  過酸化物によるゴムの熱架橋結合にお
    いて、ハロゲンを含有している過酸化アロイルと30分
    間以下の半減期および少なくとも45℃の自己分解温度
    を有するハロゲンを含まない過酸化物との混合物を該過
    酸化物として使用することからなる改良。
JP35272791A 1990-12-22 1991-12-16 過酸化物混合物を使用する熱加硫を含有しているゴム Pending JPH04304235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520842A (ja) * 2005-12-22 2009-05-28 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー 新規なゴムと熱可塑性樹脂との多成分系、これから製造されるゴムと熱可塑性樹脂との複合成形部品、その製造方法およびその使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520842A (ja) * 2005-12-22 2009-05-28 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー 新規なゴムと熱可塑性樹脂との多成分系、これから製造されるゴムと熱可塑性樹脂との複合成形部品、その製造方法およびその使用

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