JPH04303833A - 写真フィルム検定装置 - Google Patents

写真フィルム検定装置

Info

Publication number
JPH04303833A
JPH04303833A JP6823691A JP6823691A JPH04303833A JP H04303833 A JPH04303833 A JP H04303833A JP 6823691 A JP6823691 A JP 6823691A JP 6823691 A JP6823691 A JP 6823691A JP H04303833 A JPH04303833 A JP H04303833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
image frame
image
negative film
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6823691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kito
英一 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6823691A priority Critical patent/JPH04303833A/ja
Publication of JPH04303833A publication Critical patent/JPH04303833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルムに記録さ
れた画像コマを搬送する搬送経路途中に設けられた貫通
孔から照射される光線によって画像を透過させ、この透
過光の濃度分布に基づいて露光量の補正値を設定する検
定部を備えた写真フィルム検定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像処理されたネガフィルムは、検定装
置(例えばノッチャーパンチャ)によって、記録された
画像の露光条件等が検定される。この検定装置では、ロ
ール状のネガフィルムをセットした後、所定の搬送経路
に沿ってネガフィルムを搬送する。ネガフィルムの搬送
経路途中には、貫通孔が設けられており、この貫通孔の
裏側から光線が照射されている。このため、この貫通孔
上を通過する画像は透過され、オペレータは画像の濃度
分布を正確に見極めることができる。ここで、オーバ又
はアンダ等の補正が必要が画像の場合には、オペレータ
は、キーボード等から補正値を入力する。この補正値は
、メモリカード等画像コマとは別体とされる記憶媒体に
該当する画像コマのコマNo.と共に記憶する。
【0003】メモリカードは、ネガフィルムと共にプリ
ンタへセットされ、プリンタでは、プリント処理時に該
当する画像コマの補正条件をメモリカードから読み取っ
て、適正な露光条件で焼付処理を行う。
【0004】ところで、カメラで撮影される画像のサイ
ズは、1本のネガフィルム上で異なるサイズ、例えば、
視野が水平方向に拡大されるパノラマ画像が撮影される
ことがある。また、ハイビジョンサイズやシネマスコー
プサイズも出現する可能性がある。このパノラマ画像の
サイズは、ネガフィルム上では1コマの一部である縦方
向(ネガフィルムの幅方向)が短くされて、この縦方向
の長さに対する横方向の長さの比率が通常のものより大
きく、例えば約2倍となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検定装
置において、前記貫通孔は通常サイズ(フルサイズ)の
画像コマに対応して開口領域が決められている。このた
め、上記のようなサイズの異なる画像コマがランダムに
搬送されてくると、画像以外の素抜け部分から光が漏れ
ることになり、オペレータによる検定がしずらくなる。 すなわち、透過する光量が増加するため、例えば、アン
ダ傾向の画像の場合はその境界部分が見づらくなり、オ
ーバ傾向の画像の場合は見落とすといった不具合がある
【0006】本発明は上記事実を考慮し、写真フィルム
に混在するフルサイズプリントコマとパノラマ等の別サ
イズプリントコマとのそれぞれの露光条件を適正に検定
することができる写真フィルム検定装置を得ることが目
的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
、写真フィルムに記録された画像コマを搬送する搬送経
路途中に設けられ光源によって画像を照明する照明部及
びこの照明部で照明された画像を目視しながら露光量の
補正値を設定する検定部を備えた写真フィルム検定装置
であって、画像コマのサイズが通常サイズかパノラマサ
イズを含む別サイズかを判定する判定手段と、前記照明
手段による照明領域を前記判定手段で判定された画像コ
マサイズに応じて変更する照明領域変更手段と、を有し
ている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、照明手段によ
る照明領域をコマサイズに合わせて変更することができ
るので、不要な光が漏れることがなく、正確な画像コマ
の検定を行うことができる。なお、照明領域の変更は、
それぞれの画像コマサイズの画像枠と一致する開口枠が
設けられた板状のマスクを機械的に駆動して、貫通孔上
に配置するようにしてもよいし、貫通孔に液晶シャッタ
を配置して、電気的に開口領域を変更するようにしても
よい。
【0009】
【実施例】図1には、本実施例に係る写真処理システム
の概略図が示されている。
【0010】カメラ10によって撮影されたネガフイル
ム12が収容されたパトローネ14は、ラボへ送られて
最初にプロセッサ16によって現像処理が行われる。な
お、ネガフィルム12は、複数のネガフィルム12を接
合して、1本のロール状にした後にプロセッサ16へセ
ットされる。現像工程が終了すると、ネガフィルム12
は、ネガ検定機18(以下、ノッチャーパンチャ18と
いう)によって、検定作業がなされる。
【0011】ノッチャーパンチャ18では、撮影された
画像の露光条件の補正値を決め、書込装置20によって
メモリカード22へその情報を入力すると共に各コマに
対応してノッチを付すようにしている。この露光条件の
補正値の決定は、オペレータの目視による判断で行い、
ノッチの付与は自動的に行っている。
【0012】ノッチャーパンチャ18では、この補正値
等をメモリカード22に記録し、ネガフィルム12と共
にこのメモリカード22がプリンタ24へセットされる
【0013】プリンタ24では、ネガフィルム12を1
コマ毎に搬送すると同時に読取装置26によってそれぞ
れのコマに対応する露光条件をメモリカード22から読
取り、読み取られた露光条件に基づいて露光量等が決定
され、印画紙28へプリントされる。
【0014】プリント工程が終了したネガフィルム12
は、所定コマ(例えば6コマ)毎にカットされ、ネガシ
ートに収容される。また、印画紙28は、現像工程、検
定工程を経て各画像毎にカットされ、前記ネガフィルム
12と共にDP袋に収容されて、顧客へと返送される。
【0015】以上が通常の写真処理工程であるが、現在
、カメラ10によってパノラマ撮影されることがあり、
このパノラマ撮影された画像コマの大きさは、標準サイ
ズ(例えばフルサイズ)の画像コマの大きさと異なって
いる。すなわち、図2に示される如く、1本のネガフィ
ルム12にフルサイズの画像コマ12Aとパノラマサイ
ズの画像コマ12Bとが混在している。画像コマ12B
は、その縦寸法(ネガフィルム12の幅方向寸法)が短
くなっており、面積比がフルサイズの画像コマ12Aの
約1/2コマ分に相当している。
【0016】図3には、本実施例に係るノツチヤパンチ
ヤ18が示されている。メインテーブル102は、その
装置奥側が高くなっており、長尺状ネガフイルムの装填
台104とされている。装填台104の中央部には、処
理ステージ106が形成され、前面の斜面部108をネ
ガフイルム12が図3の左側から右側へと通過するよう
になっている。すなわち、処理ステージ106の図3の
左側には、層状に巻き取られた未処理(ノツチ付与前)
の長尺状ネガフイルム12が装填された送り出しリール
112が設置されている。送り出しリール112に層状
に巻き取られたネガフイルム12は、その最外周の先端
部が巻掛ローラ116、テンシヨンローラ118を介し
て、処理ステージ106へと案内されている。処理ステ
ージ106には、案内溝120が形成され、ネガフイル
ム12は送り込みローラ122に巻掛られた後、この案
内溝120へと至るようになっている。
【0017】テンシヨンローラ118は、アーム124
の先端部に軸を介して軸支されている。アーム124の
後端は前記送り出しリール112に軸支されており、揺
動可能となっている。
【0018】一方、処理ステージ106の図3の右側に
は、処理後のネガフイルム12を層状に巻取る巻き取り
リール126が設置されており、処理ステージ106の
最下流に取り付けられた送り出しローラ128に巻掛ら
れて、案内溝120から引き出されたネガフイルム12
を順次巻取るようになっている。なお、送り出しローラ
128と巻き取りリール126との間の経路には、アー
ムの先端部に軸を介して軸支されたテンシヨンローラ1
32及び巻掛ローラ134が介在されている。
【0019】ネガフイルム12は、送り出しリール11
2と巻き取りリール126の回転駆動の他、これらの駆
動トルクよりも大きい駆動トルクを備えた搬送部136
により搬送されるようになっている。搬送部136は、
パルスモータで構成され、処理ステージ106の送り出
しローラ128の上流に設けられており、制御部114
からのパルス信号に応じて正確にネガフイルム12を搬
送することができるようになっている。
【0020】処理ステージ106の送り込みローラ12
2の下流側には、画像読取部138が設置されている。 この画像読取部138では、ネガフイルム12の濃淡を
検出する機能を有している。検出されたネガフイルム1
2の濃淡は制御部114へ供給され、制御部114では
撮影された画像コマのエツヂを判別するようになってい
る。この画像コマのエツヂを検出することにより、後述
するネガフイルム検定/ノツチ付与部140での正確な
位置決めが行えるようになっている。
【0021】また、画像読取部138に隣接して、コマ
サイズ判定部150が設けられている。図4に示される
如く、このコマサイズ判定部150は、ネガフィルム1
2の搬送方向に直交する方向に複数(本実施例では9個
)の透過型の濃度センサ152が配列されて構成されて
いる(図4の上方から順にS1、S2、・・・S9)。 すなわち、濃度センサ152は、投光部と受光部とに分
かれて、それぞれネガフィルム12の表裏面に対応配置
されている。このため、ネガフィルム12が検出部の間
に存在している場合に、ネガフィルム12の幅方向に沿
った透過濃度をそれぞれの濃度センサ152によって検
出することができる。濃度センサ152による検出時期
は、後述する制御部154によって制御されており、ネ
ガフィルム12の搬送中に、この搬送方向における画像
コマが存在する範囲(約36mm)で少なくとも1回検
出すればよい。好ましくは、1画像コマの範囲で5、6
回程度が好ましい。
【0022】この濃度センサ152は、それぞれマルチ
プレクサ156に接続され、検出値が順次その検出値が
マルチプレクサ156へ出力されるようになっている。 マルチプレクサ156は、サンプルホールド回路158
と接続されており、マルチプレクサ156から入力され
た1回分の検出値をホールドし、A/D変換器160を
介して、前記制御部154へ出力するようになっている
。なお、この制御部154では、前記マルチプレクサ1
56における濃度センサ152からの検出順を制御する
【0023】制御部154のメモリには、予めネガフィ
ルム12のベース濃度に対応するデータが記憶されてお
り、供給される検出値とこのベース濃度データとが比較
され、それぞれの濃度センサ152による検出値を分類
する。この分類により、ネガフィルム12の幅方向のベ
ース部の領域が認識することができる。すなわち、フル
サイズの画像コマの場合は、図4に示される如く、濃度
センサ152の全てが画像領域内となるので、その透過
濃度は低く、パノラマサイズの画像コマの場合は、濃度
センサ152の上下3個分(S1、S2、S3、S7、
S8、S9)の透過濃度がベース濃度と同一となる。こ
の結果、制御部154では、現在検出している画像コマ
かフルサイズかパノラマサイズかを判別することができ
、これを一時記憶しておくようにしている。
【0024】画像読取部138の下流側には、ネガフイ
ルム検定/ノツチ付与部140が設けられている。図5
に示される如く、ネガフイルム検定/ノツチ付与部14
0には、矩形状の貫通孔142が設けられ、その裏面に
は、ドライバ200を介して制御部114に接続された
光源202が設置され、この光源202からの光線によ
って1コマ分の画像コマを透過させるようになっている
。なお、この貫通孔142による開口領域は、フルサイ
ズの画像コマの形状に合わせて設けられている。
【0025】ネガフィルム検定/ノツチ付与部140の
裏側縦壁部140Aにおける貫通孔142の上下周縁部
には、一対のレール204がそれぞれ配設されている。
【0026】レール204は、ネガフィルム12の搬送
方向に沿って見た断面形状が略L字型とされ、貫通孔1
42の横方向に沿って延設されている。
【0027】この一対のレール204間には、マスク2
06が収容されている。このため、マスク206は、レ
ール204によって保持されて脱落が防止されている。
【0028】マスク206は、レール204に案内され
て貫通孔142上に配置される第1の位置及び貫通孔1
42から退避される第2の位置へスライド可能となって
いる。
【0029】マスク206には、パノラマサイズに対応
して開口された画像枠208が形成されている。従って
、検定される画像コマのサイズがパノラマサイズの場合
は、このマスク206を第1の位置へ配置すれば、貫通
孔142からの透過領域を制限することができる。また
、検定される画像コマのサイズがフルサイズの場合は、
このマスク206を第2の位置に配置すればよい。
【0030】このマスク206の縦辺の一端にはラック
210が形成されている。このラック210はモータ2
12に取付けられたピニオンギヤ214と噛み合ってい
る。モータ212は、ドライバ216を介して制御部1
14に接続されており、コマサイズ判定部150からの
判定結果に基づいてモータ212を正方向又は逆方向に
回転されるようになっている。
【0031】ここで、パノラマサイズと判定された場合
は、モータ212は正回転され、ピニオンギヤ214の
回転によりラック210が図5の右方向へ移動され、こ
の結果マスク206を第1の位置へ配置することができ
る。また、フルサイズと判定された場合は、モータ21
2は、逆回転され、ピニオンギヤ214の回転によりラ
ック210が図5の左方向へ移動され、この結果マスク
206を第2の位置へ配置することができる。
【0032】光線によって透過された画像コマは、作業
員の目視によりネガ補正情報(以下データという)が定
められ、そのデータは、処理ステージ106の前部のメ
インテーブル102上に載置されたキーボード146の
キー操作によってキー入力されるようになっている。キ
ー入力されたデータは、制御部114へ供給され、書込
装置20によってメモリカード22へ記録されるように
なっている。
【0033】メモリカード22は、キー入力に応じたデ
ータが制御部114を介して順次記録されるようになっ
ている。なお、このとき、コマサイズ判定部150の制
御部154のメモリに一時記憶されていた、該当画像コ
マのサイズ判定情報が制御部114へ出力され、上記メ
モリカード22へ記録されるようになっている。
【0034】また、ネガフイルム検定/ノツチ付与部1
40には、透明板材で形成されたゲージ156が配設さ
れ、画像コマの中心を正確に得ることができるようにな
っている。
【0035】ネガフィルム検定/ノツチ付与部140に
は、ネガフイルム12に半円形のノツチを付与するパン
チヤ(図示省略)が配設されている。
【0036】以下に本実施例の作用を図6のフローチヤ
ートに従い説明する。
【0037】ステツプ600において、ノッチャーパン
チャ18に装填されると、ステツプ602へ移行してネ
ガフィルム12の搬送を開始する。次のステツプ604
では、画像読取部138によって画像コマのエツヂが検
出され、次いでステツプ606でネガフィルム12の幅
方向に配列された濃度センサ152によって、ネガフィ
ルム12の幅方向透過濃度を検出する。次にステツプ6
08では、この検出値に基づいて、コマサイズが判別さ
れる。
【0038】図7には、図6のステツプ608における
コマサイズ判別制御ルーチンが示されている。ステツプ
700では、前記検出値がマルチプレクサ156によっ
て、順次サンプルホールド回路158へ供給され、1回
分のデータが終了すると(ステツプ702)、それぞれ
A/D変換された後、制御部154へ供給される(ステ
ツプ704)。1画像コマに対応する1回分のデータが
複数ある場合は、それぞれのデータが全て制御部154
へ入力された時点で(ステツプ706)、ステツプ70
8へ移行して、制御部154では、メモリからネガフィ
ルム12のベース濃度データを読出し、次いでステツプ
710で検出データと比較してコマサイズを判別する。
【0039】すなわち、フルサイズとパノラマサイズと
はネガフィルム12の幅方向のベース濃度領域が異なる
ため、この領域の差によってコマサイズを判別すること
ができる。
【0040】次のステツプ712では、判別結果を一時
制御部154のメモリへ記録し、メインルーチンへリタ
ーンする。
【0041】図6に示される如く、ステツプ608での
コマサイズ判定が終了すると、ステツプ609でコマサ
イズの判定結果に基づいてモータ212を駆動させる。 すなわち、次にネガフィルム検定/ノツチ付与部140
に位置決めされる画像コマがパノラマサイズの場合には
、モータ212が正回転される。これにより、マスク2
06がピニオンギヤ214及びラック210を介して図
5の右方向へレール204に沿って移動され、貫通孔1
42上に配置される。これにより、パノラマサイズのみ
に存在する素抜け部分からの光の漏れを防止することが
できる。
【0042】一方、次にネガフィルム検定/ノツチ付与
部140に位置決め(或いは通過)される画像コマがフ
ルサイズの場合には、モータ212が逆回転される。こ
れにより、マスク206がピニオンギヤ214及びラッ
ク210を介して図5の左方向へレール204に沿って
移動され、貫通孔142上から退避される。
【0043】次に、ステツプ610へ移行してネガフィ
ルム検定/ノツチ付与部140へ各画像コマが位置決め
され、ステツプ612へ移行してノツチが付与されると
共にステツプ614で検定結果を入力する。
【0044】次のステツプ616では、入力された検定
結果をメモリカードへ記録し、次いでステツプ618で
制御部154に一時記憶された現在ネガフィルム/ノツ
チ付与部140に位置決めされている画像コマに対応す
るコマサイズの判定結果をメモリカード22へ記録する
【0045】次のステツプ620では全ての画像コマの
検定が終了したか否かが判断され、否定判定の場合は、
ステツプ602へ移行し、肯定判定の場合はこのルーチ
ンは終了する。
【0046】このように、本実施例のノッチャーパンチ
ャ18では、画像コマのサイズに応じて光源から光線が
通過する領域を変更することができ、パノラマサイズの
ネガフィルム幅方向の素抜け部分の透過光を遮ることが
できるので、例えば、アンダ傾向の画像を検定する場合
に、画像コマとベースとの境界部が明確となり、正確な
検定を行うことができる。また、オーバ傾向の画像を検
定する場合は、素抜け部分を透過した光に眩惑されるこ
ともない。
【0047】なお、本実施例では、マスク206をラッ
ク210とピニオンギヤ214とにより第1の位置及び
第2の位置へ移動可能としたが、貫通孔142の上下に
それぞれ布製のマスクを配置し、この布線のマスクを巻
き上げ或いは巻き出してマスクするようにしてもよい。
【0048】また、液晶シヤッタ等を貫通孔142に配
置して、電気的に領域を変更するようにしてもよい。
【0049】さらに、本実施例では、コマサイズ判定部
150をノッチャーパンチャ18に設置して、自動的に
コマサイズを判定するようにしたが、撮影時にコマサイ
ズを指定しておき、焼き込みマークやバーコード等の識
別符号を付しておけば、この焼き込みマーク等を検出す
ることにより、容易にマスク切換時期を得ることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る写真フィ
ルム検定装置は、写真フィルムに混在するフルサイズプ
リントコマとパノラマ等の別サイズプリントコマとのそ
れぞれの露光条件を適正に検定することができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の写真処理システムの概略図である。
【図2】フルサイズとパノラマサイズとの混在したネガ
フィルムの平面図である。
【図3】ノッチャーパンチャの斜視図である。
【図4】コマサイズ判定部の制御ブロック図である。
【図5】写真フィルム検定/ノツチ付与部を裏側から見
た図3のV−V線矢視分解斜視図である。
【図6】本実施例に係るノッチャーパンチャによる検定
制御フローチャートである。
【図7】本実施例に係るコマサイズ判定ルーチンを示す
制御フローチャートである。
【符号の説明】
12    ネガフィルム 18  ノッチャーパンチャ 114    制御部 202    光源センサ 204    レール 206    マスク 208    画像枠 210    ラック 212    モータ 214    ピニオンギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  写真フィルムに記録された画像コマを
    搬送する搬送経路途中に設けられ光源によって画像を照
    明する照明部及びこの照明部で照明された画像を目視し
    ながら露光量の補正値を設定する検定部を備えた写真フ
    ィルム検定装置であって、画像コマのサイズが通常サイ
    ズかパノラマサイズを含む別サイズかを判定する判定手
    段と、前記照明手段による照明領域を前記判定手段で判
    定された画像コマサイズに応じて変更する照明領域変更
    手段と、を有する写真フィルム検定装置。
JP6823691A 1991-04-01 1991-04-01 写真フィルム検定装置 Pending JPH04303833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6823691A JPH04303833A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 写真フィルム検定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6823691A JPH04303833A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 写真フィルム検定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04303833A true JPH04303833A (ja) 1992-10-27

Family

ID=13367954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6823691A Pending JPH04303833A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 写真フィルム検定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04303833A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5841518A (en) * 1995-04-28 1998-11-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image identification apparatus and image identification method
US5875022A (en) * 1995-04-28 1999-02-23 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image detection device and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5841518A (en) * 1995-04-28 1998-11-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image identification apparatus and image identification method
US5875022A (en) * 1995-04-28 1999-02-23 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image detection device and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5734463A (en) Print processing method, photographic printer, and print stacking device and method
JPH0922074A (ja) 写真処理システム
US5196859A (en) Picture processing system
US5157437A (en) Apparatus and method for checking coincidence between frame specification data and an actual frame of an auto-printer
JPH04303833A (ja) 写真フィルム検定装置
US5729329A (en) Image printing method
JP2851173B2 (ja) 写真フィルムの画像コマサイズ判定方法及びその判定装置
JP2752526B2 (ja) 写真処理方法
US5914475A (en) Photographic film and method of testing the photographic film and apparatus thereof
JP2962540B2 (ja) 写真焼付装置
JPS63311253A (ja) 仕上り印画検定装置
JPH04314047A (ja) 写真処理方法
US6105870A (en) Photographic film and method of testing the photographic film and apparatus thereof
JPH04289840A (ja) 写真焼付方法及び写真焼付装置
JPH04289835A (ja) 写真フィルムの画像コマサイズ識別符号付与方法及び装置
JP2731306B2 (ja) 写真処理装置
JPH11344773A (ja) 写真焼付装置
JPH11265030A (ja) 印画紙の処理方法
JPH04311938A (ja) 写真処理方法
JP2724254B2 (ja) 写真処理システム用価格印字装置
JP2693054B2 (ja) 写真処理方法
JPH04314046A (ja) フイルムキャリヤ
JPH04318831A (ja) 写真用プリンタプロセッサ
JPH04289842A (ja) ソーター
JPH04213447A (ja) オートプリンタのコマ番号印字方法