JPH04303738A - 微粒子計 - Google Patents

微粒子計

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Publication number
JPH04303738A
JPH04303738A JP3092883A JP9288391A JPH04303738A JP H04303738 A JPH04303738 A JP H04303738A JP 3092883 A JP3092883 A JP 3092883A JP 9288391 A JP9288391 A JP 9288391A JP H04303738 A JPH04303738 A JP H04303738A
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JP
Japan
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discharging
moisture
fluid
optical cell
measurement optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP3092883A
Other languages
English (en)
Inventor
Iku Kondo
郁 近藤
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JAPAN ELECTRON IND DEV ASSOC<JEIDA>
Rion Co Ltd
Original Assignee
JAPAN ELECTRON IND DEV ASSOC<JEIDA>
Rion Co Ltd
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Publication date
Application filed by JAPAN ELECTRON IND DEV ASSOC<JEIDA>, Rion Co Ltd filed Critical JAPAN ELECTRON IND DEV ASSOC<JEIDA>
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微粒子計に関し、例えば
光散乱式粒子計数器に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】微粒子計、例えば光散乱式粒子計数器は
、液体、気体等の流体内に浮遊する微粒子を光学的に検
出して計数しようとするもので、導入部の流路から被検
流体を計測用光学セルに流し込んで排出部の流路から排
出させるようにすると共に、レーザ光源でなる照射光源
から射出される照射光束を収束光学系によつて計測用光
学セルの流路に収束させることにより被検流体内に微粒
子が浮遊しているとき当該微粒子によつて照射光束を散
乱させるようになされている。
【0003】当該散乱光は集光光学系によつて光検出器
に集光され、かくして流路に微粒子が通過するごとに光
検出器から電気的な粒子検出信号を送出する。実際上こ
の粒子検出信号は後段の検出信号処理回路(図示せず)
において処理され、かくして例えば計測用光学セルの流
路を単位容積の被検流体が通過したときの粒子数によつ
て浮遊微粒子の濃度を判定したり、微粒子の粒径を判別
したりするようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の微粒子計
において、被検流体として反応性、有毒性の高いガス中
に浮遊する微粒子を計測しようとする場合には、安全性
を確保するため、当該微粒子計を被検流体を使用する対
象システムのパイプラインにインラインに挿入する際に
、当該反応性、有毒性の高い被検流体をリークさせない
ようにリークタイト構造にする必要がある。従つてこの
ような用途に使用する微粒子計においては、微粒子計の
構成要素から汚染物質が流路内に放出させないようにす
る必要がある。
【0005】因に光学的に透明な計測用光学セルとして
通常石英ガラスで構成されたものを使用するが、この場
合当該計測用光学セルを対象システムのパイプラインに
挿入結合する方法として、例えばSUS材料でなる導入
部及び排出部を用意し、導入部及び排出部間に計測用光
学セルを両側から挟み込むように強く押圧することによ
りリークタイトに計測用光学セルを保持するような構造
のものが考えられている。
【0006】このようにすれば、導入部及び排出部をS
US材料で構成したことにより、対象システムのパイプ
ラインに簡易に結合できる結合手段を容易に得ることが
できることにより、石英ガラス製の計測用光学セルを対
象システムにインラインに挿入することができる。
【0007】ところがこのように構成すると実際上、S
US材料に水分や被検流体と反応するガス成分等が吸着
されている場合には、計測用光学セルにおける計測結果
に誤差が生じたり、システムラインに汚染物質を放出す
る結果になつたり、被検流体と危険な反応をしたりする
おそれがある。
【0008】例えば被検流体がSiH4 ガスの場合、
微粒子計の構成要素から水分が放出されるとこれがSi
H4 と反応してSiO2系の固形物でなる微粒子を生
成し、これが計測用光学セルにおいて浮遊微粒子として
計測されることにより計測結果に誤差を生じさせる。
【0009】実際上この問題を解決する方法として、微
粒子計をシステムに挿入する前に、予め所定時間の間窒
素ガス、アルゴンガス等の不活性ガスを微粒子計に流す
ようなパージ処理をすることにより、水分やガス成分な
どを微粒子計の構成要素から離脱させるような方法が用
いられている。
【0010】このようにすれば実際上微粒子の誤計測や
システムへの汚染物質の放出などの問題を十分に解決で
きると考えられるが、実用上微粒子計をシステムに挿入
するときその都度長い時間の間パージ処理をすることは
実用上煩雑であり、パージ処理時間をできるだけ短縮で
きるようにすることが望ましい。本発明は以上の点を考
慮してなされたもので、微粒子計を構成している金属材
料から放出される水分や汚染物質の放出量を実用上十分
に低減できるようにした微粒子計を提案しようとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、金属製の導入部2及び排出部4に
よつて計測用光学セル3を挟着保持すると共に、導入部
2の流路2Aを通つて計測用光学セル3に導入された被
検流体FLを排出部4の流路4Aを通つて排出させるよ
うになされ、計測用光学セル3を通過する被検流体FL
に照射光束LA1を照射して被検流体FL中の微粒子に
よつて散乱された散乱光LA2に基づいて当該微粒子を
計測する微粒子計1において、導入部2及び排出部4の
流路2A、4Aの壁面に酸化不動態膜11、12を付着
させるようにする。
【0012】
【作用】計測用光学セル3を対象システムにリークタイ
トに結合する導入部2及び排出部4の流路2A及び4A
の壁面に酸化不動態膜11及び12を付着させるように
したことにより、導入部2及び排出部4から流路2A及
び4Aに放出される水分、汚染成分を格段的に低減する
ことができ、かくしてパージ処理時間が一段と短い微粒
子計を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図1は、光散乱式粒子計数器1でなる微粒
子計を示し、金属材料、例えばSUS材料でなる導入部
2の流路2Aから被検流体FLを石英ガラスで構成され
た透明な計測用光学セル3の流路3Aに導入すると共に
、流路3Aから排出した被検流体FLを金属材料、例え
ばSUS材料でなる排出部4の流路4Aから排出させる
ようになされている。
【0015】実際上導入部2及び排出部4は、金属材料
で構成されていることにより、適用対象システムのパイ
プラインに容易に結合できると共に、導入部2及び排出
部4の押付用フランジ2B及び4Bを計測用光学セル3
の両端に設けられている連結用フランジ3B1及び3B
2にこれを挟み付けるように強く押し付けることにより
計測用光学セル3に対して導入部2及び排出部4をリー
クタイトに結合することができる。
【0016】計測用光学セル3には例えばレーザ光源で
なる照射光源5が設けられ、この照射光源5から射出さ
れる照射光束LA1を収束光学系6及びミラー7を介し
て計測用光学セル3の流路3Aに収束させることにより
被検流体FL内に微粒子が浮遊しているとき当該微粒子
によつて照射光束LA1を散乱させるようになされてい
る。当該散乱光LA2は集光光学系8によつて光検出器
9に集光され、かくして流路3Aに微粒子が通過するご
とに光検出器9から電気的な粒子検出信号S1を送出す
る。
【0017】実際上この粒子検出信号S1は後段の検出
信号処理回路(図示せず)において処理され、かくして
例えば計測用光学セル3の流路3Aを単位容積の被検流
体FLが通過したときの粒子数によつて浮遊微粒子の濃
度を判定したり、微粒子の粒径を判別したりするように
なされている。以上の構成に加えて導入部2及び排出部
4の流路2A及び4Aの壁面には、それぞれ酸化不動態
膜11及び12が付着されている。
【0018】この実施例の場合酸化不動態膜11及び1
2は、SUS材料によつて製作された導入部2及び排出
部4を融点近傍まで熱することにより、SUS材料中の
鉄、クロムを析出させて酸素と反応させることにより鉄
、クロムの水酸化物でなる酸化不動態膜11及び12を
形成させる。
【0019】以上の構成において、導入部2及び排出部
4の流路2A及び4Aの壁面に、酸化不動態膜11及び
12を付着させたことにより、SUS材料でなる導入部
2及び排出部4の肉厚部分に存在する水分や汚染成分が
酸化不動態膜11及び12を透過し難くなる。
【0020】従つて流路2A及び4Aを被検流体FLが
通過したとき、当該被検流体FLに放出される水分、汚
染成分の量を実用上格段的に少なくすることができ、こ
れにより微粒子計1を適用対象システムにインラインに
挿入する際にこれに先立つてパージ処理をしたとき当該
パージ処理時間を格段的に短縮することができる。
【0021】実験によれば、図2において常温でのパー
ジ処理時間(分)に対する水分濃度(ppb)を計測し
たところ、図1の構成によれば、曲線K1に示すように
、従来の場合と比較してパージ時間が短時間の間に水分
濃度を実用上十分に低いレベルにまで引き下げることが
できた。
【0022】なお図2の実験結果において、曲線K2は
導入部2及び排出部4の流路2A及び4Aを電解研磨処
理をした場合の水分濃度の変化を表すと共に、曲線K3
は導入部2及び排出部4の流路2A及び4Aをブライト
アニール処理をした場合の水分濃度の変化を表す。
【0023】曲線K2及びK3と比較して図1の構成の
場合の曲線K1においては、例えば常温でのパージ時間
が20分程度で実用上十分に水分濃度を低減させること
ができたことが分る。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、計測用光
学セルを金属製導入部及び排出部によつて挟着保持する
微粒子計において、導入部及び排出部の流路の壁面に酸
化不動態膜を付着させるようにしたことにより、流路に
放出される水分、汚染成分を十分に低減させることがで
き、その結果パージ処理時間を格段的に短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による微粒子計の一実施例の全体構成を
示す略線図である。
【図2】実験結果を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
1……微粒子計、2……導入部、2A……流路、3……
計測用光学セル、4……排出部、4A……流路、11、
12……酸化不動態膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製の導入部及び排出部によつて計測用
    光学セルを挟着保持すると共に、上記導入部の流路を通
    つて計測用光学セルに導入された被検流体を上記排出部
    の流路を通つて排出させるようになされ、上記計測用光
    学セルを通過する被検流体に照射光束を照射して上記被
    検流体中の微粒子によつて散乱された散乱光に基づいて
    当該微粒子を計測する微粒子計において、上記導入部及
    び上記排出部の流路の壁面に酸化不動態膜を付着したこ
    とを特徴とする微粒子計。
JP3092883A 1991-03-29 1991-03-29 微粒子計 Pending JPH04303738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215035A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Air Products & Chemicals Inc ガス流中粒子の測定及び/又は分析のためのシステム及び方法
JP2020020623A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社島津製作所 光散乱検出装置のセルホルダおよび光散乱検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285358A (ja) * 1987-10-24 1990-03-26 Tadahiro Omi 減圧装置

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