JPH0430347Y2 - - Google Patents
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- JPH0430347Y2 JPH0430347Y2 JP1987114107U JP11410787U JPH0430347Y2 JP H0430347 Y2 JPH0430347 Y2 JP H0430347Y2 JP 1987114107 U JP1987114107 U JP 1987114107U JP 11410787 U JP11410787 U JP 11410787U JP H0430347 Y2 JPH0430347 Y2 JP H0430347Y2
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- liquid tank
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、防音形の水冷エンジンの出力軸に流
体変速機を取り付けたものに関し、エンジン本体
を液体が満たされた防音用液槽に収容してエンジ
ン本体から漏洩する騒音を低減きるうえ、流体変
速機の変速性能及び効率を高められるものを提供
する。
体変速機を取り付けたものに関し、エンジン本体
を液体が満たされた防音用液槽に収容してエンジ
ン本体から漏洩する騒音を低減きるうえ、流体変
速機の変速性能及び効率を高められるものを提供
する。
〈従来技術〉
例えば、実開昭57−78719号公報に示すような
防音形エンジン発電機(第2図参照)は、エンジ
ンEと発電機Gとを前後に連動連結してエンジン
発電機101を構成し、当該エンジン発電機10
1の全体を函形の防音ケース100の中に収容し
て、エンジン本体1の機壁から漏洩する騒音を防
音ケース100にて減衰するように構成してあ
る。
防音形エンジン発電機(第2図参照)は、エンジ
ンEと発電機Gとを前後に連動連結してエンジン
発電機101を構成し、当該エンジン発電機10
1の全体を函形の防音ケース100の中に収容し
て、エンジン本体1の機壁から漏洩する騒音を防
音ケース100にて減衰するように構成してあ
る。
しかしながら、エンジン本体からの騒音は防音
ケース100によつてある程度は減衰されるもの
の、ケース内の空気を伝わつてケース側壁から外
部に漏洩する騒音は少なくないというのが実情で
ある。
ケース100によつてある程度は減衰されるもの
の、ケース内の空気を伝わつてケース側壁から外
部に漏洩する騒音は少なくないというのが実情で
ある。
また、一般に、エンジン発電機101は防音ケ
ース100によつて周囲を囲繞されて、当該ケー
ス100内に熱がこもり易いので、防音ケース1
00の上壁、側壁及び後壁に各々開口102を空
けて、この開口102同士の間で送風を行なつて
エンジンE及び発電機Gを冷却するように構成し
てある。
ース100によつて周囲を囲繞されて、当該ケー
ス100内に熱がこもり易いので、防音ケース1
00の上壁、側壁及び後壁に各々開口102を空
けて、この開口102同士の間で送風を行なつて
エンジンE及び発電機Gを冷却するように構成し
てある。
従つて、エンジン本体騒音は、多くの割合でこ
れらの開口102から外部に漏洩してしまい易い
という問題がある。
れらの開口102から外部に漏洩してしまい易い
という問題がある。
この問題点を解消するものとして、例えば、特
公昭54−26648号公報に示すように、エンジン本
体を防音用液槽内に収容し、防音用液槽内に防音
用液体を入れ、エンジン本体を防音用液槽内で防
音用液体に浸して構成したものがある。
公昭54−26648号公報に示すように、エンジン本
体を防音用液槽内に収容し、防音用液槽内に防音
用液体を入れ、エンジン本体を防音用液槽内で防
音用液体に浸して構成したものがある。
このように構成したエンジンは、少なくともエ
ンジン本体が防音用液槽の中に充填される防音用
液体によつて周囲を囲繞されており、エンジン本
体の機壁から出る騒音は、空気より密度の高い防
音用液体、例えば水によつてそのエネルギー(音
波の周波数や振幅など)を弱められて有効に減衰
されることになり、防音用液槽の外部にまで漏洩
する騒音は著しく低減されるので、消音性能を高
くしてエンジンを静かに運転できる。
ンジン本体が防音用液槽の中に充填される防音用
液体によつて周囲を囲繞されており、エンジン本
体の機壁から出る騒音は、空気より密度の高い防
音用液体、例えば水によつてそのエネルギー(音
波の周波数や振幅など)を弱められて有効に減衰
されることになり、防音用液槽の外部にまで漏洩
する騒音は著しく低減されるので、消音性能を高
くしてエンジンを静かに運転できる。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、エンジンEに発電機以外の作業
機G、例えば、農機、建機或いはコンプレツサや
ポンプなどを流体変速機を介して連動連結する場
合においては、上記従来技術のうち、前者のエン
ジンでは、流体変速機を防音ケース100を吹き
抜ける冷却風によつて冷却するだけなので、流体
変速機の作動液の液温を一定に保持するのは困難
である。
機G、例えば、農機、建機或いはコンプレツサや
ポンプなどを流体変速機を介して連動連結する場
合においては、上記従来技術のうち、前者のエン
ジンでは、流体変速機を防音ケース100を吹き
抜ける冷却風によつて冷却するだけなので、流体
変速機の作動液の液温を一定に保持するのは困難
である。
また、従来技術のうち、防音性能を高めた後者
のエンジンでは、防音用液体の冷却に二次冷却水
を用いているが、このため冷却装置が大形化する
うえ、この二次冷却水で流体変速機の作動油を冷
却すると過冷却されて粘度が高くなり過ぎる問題
がある。一方、このエンジンの防音用液体をラジ
エータを介して空冷する場合には、冷却装置が簡
単な構成になるが、空冷によることから外気温に
応じて冷却風の温度が上下し、流体変速機の作動
液の液温を一定に保持するのが困難となり、作動
液の粘度が適正範囲外に変動して変速性能が低下
する虞れが大きい。
のエンジンでは、防音用液体の冷却に二次冷却水
を用いているが、このため冷却装置が大形化する
うえ、この二次冷却水で流体変速機の作動油を冷
却すると過冷却されて粘度が高くなり過ぎる問題
がある。一方、このエンジンの防音用液体をラジ
エータを介して空冷する場合には、冷却装置が簡
単な構成になるが、空冷によることから外気温に
応じて冷却風の温度が上下し、流体変速機の作動
液の液温を一定に保持するのが困難となり、作動
液の粘度が適正範囲外に変動して変速性能が低下
する虞れが大きい。
本考案は、エンジン本体騒音を有効に低減する
とともに、流体変速機の変速性能を向上すること
を技術的課題とする。
とともに、流体変速機の変速性能を向上すること
を技術的課題とする。
〈問題点を解決するための手段〉
上記課題を解決するための手段を、実施例に対
応する図面を用いて以下に説明する。
応する図面を用いて以下に説明する。
即ち、本考案は、エンジン本体1を防音用液槽
2内に収容し、防音用液槽2内に防音用液体3を
入れて、エンジン本体1を防音用液槽2内で防音
用液体3に浸し、エンジン本体1の機壁から漏洩
するエンジン本体騒音を防音用液体3で減衰させ
て、防音用液槽2外へ漏洩するエンジン本体騒音
を小さくするように構成し、エンジン本体1の出
力軸60に流体変速機45を接続した流体変速機
付き防音形水冷エンジンにおいて、流体変速機4
5の作動液のクーラ51を防音用液槽2内の、少
なくともエンジン本体のシリンダ本体10よりも
下方位置に設け、流体変速機45作動液を上記ク
ーラ51を介して防音用液槽2内の防音用液体3
で冷却するように構成したことを特徴とするもの
である。
2内に収容し、防音用液槽2内に防音用液体3を
入れて、エンジン本体1を防音用液槽2内で防音
用液体3に浸し、エンジン本体1の機壁から漏洩
するエンジン本体騒音を防音用液体3で減衰させ
て、防音用液槽2外へ漏洩するエンジン本体騒音
を小さくするように構成し、エンジン本体1の出
力軸60に流体変速機45を接続した流体変速機
付き防音形水冷エンジンにおいて、流体変速機4
5の作動液のクーラ51を防音用液槽2内の、少
なくともエンジン本体のシリンダ本体10よりも
下方位置に設け、流体変速機45作動液を上記ク
ーラ51を介して防音用液槽2内の防音用液体3
で冷却するように構成したことを特徴とするもの
である。
〈作用〉
防音用液体3は、その保有する熱容量のために
外気の温度変化に影響されにくい。このため、こ
の防音用液体3によりクーラ51を介して冷却さ
れる流体変速機45の作動液は、作動液の液温が
安定化する。
外気の温度変化に影響されにくい。このため、こ
の防音用液体3によりクーラ51を介して冷却さ
れる流体変速機45の作動液は、作動液の液温が
安定化する。
しかも、クーラ51は、防音用液槽内の少なく
ともエンジン本体のシリンダ本体10よりも下方
位置に設けてあるので、シリンダ本体10で加熱
された高温の防音用液体3は自然循環により上昇
することから、クーラ51の周囲の液温は適度の
低温に維持され、流体変速機45の作動液は、安
定した液温となるように効率良く冷却される。流
体変速機45の作動液のクーラ51を防音用液槽
2内に設けて防音用液体3で冷却して、作動液の
液温を安定化させることができる。
ともエンジン本体のシリンダ本体10よりも下方
位置に設けてあるので、シリンダ本体10で加熱
された高温の防音用液体3は自然循環により上昇
することから、クーラ51の周囲の液温は適度の
低温に維持され、流体変速機45の作動液は、安
定した液温となるように効率良く冷却される。流
体変速機45の作動液のクーラ51を防音用液槽
2内に設けて防音用液体3で冷却して、作動液の
液温を安定化させることができる。
〈考案の効果〉
(1) 流体変速機の作動液のクーラを、防音用液槽
内へ配置するだけの簡単な構成であるので、エ
ンジン全体を大形化することなくきわめて安価
に実施することができる。
内へ配置するだけの簡単な構成であるので、エ
ンジン全体を大形化することなくきわめて安価
に実施することができる。
しかも、流体変速機の作動液がクーラを介し
て防音用液体の低温部分によつて冷却されるの
で、作動液の液温が安定化することから、この
作動液の粘性を適正域内に保持できる。
て防音用液体の低温部分によつて冷却されるの
で、作動液の液温が安定化することから、この
作動液の粘性を適正域内に保持できる。
この結果、流体変速機の変速作動の精度及び応
答感度を高めて変速性能を向上することができる
とともに、入力軸から出力軸へのトルクの伝動損
失を低減して伝動効率を向上できる。
答感度を高めて変速性能を向上することができる
とともに、入力軸から出力軸へのトルクの伝動損
失を低減して伝動効率を向上できる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて述べ
る。
る。
第1図は、実施例を示す水槽式防音形エンジン
の縦断右側面図であつて、防音形エンジンは縦型
水冷式デイーゼルエンジンEのエンジン本体1を
防音用液槽2に収容して構成される。
の縦断右側面図であつて、防音形エンジンは縦型
水冷式デイーゼルエンジンEのエンジン本体1を
防音用液槽2に収容して構成される。
上記エンジン本体1は、シリンダ本体10の上
方にシリンダヘツド6及びヘツドカバー22を順
番に組み付け、シリンダヘツド6に空けた吸気ポ
ートに吸気管7を、また、排気ポートに排気管8
を夫々接続するとともに、クランクケース11の
下方にオイルパン30を固定する。
方にシリンダヘツド6及びヘツドカバー22を順
番に組み付け、シリンダヘツド6に空けた吸気ポ
ートに吸気管7を、また、排気ポートに排気管8
を夫々接続するとともに、クランクケース11の
下方にオイルパン30を固定する。
一方、防音用液槽2は、上端を開放した略直方
体状の液槽本体2aに封止材13を介して蓋体2
bを着脱自在に締結して構成され、液槽本体2a
の後壁15の下方寄りに円筒状に凹設した動力取
り出し室16を形成し、当該取り出し室16の前
壁17に上記デイーゼルエンジンEのクランクケ
ース11及びシリンダ本体10を固定し、液槽本
体2a内に水を満たす。
体状の液槽本体2aに封止材13を介して蓋体2
bを着脱自在に締結して構成され、液槽本体2a
の後壁15の下方寄りに円筒状に凹設した動力取
り出し室16を形成し、当該取り出し室16の前
壁17に上記デイーゼルエンジンEのクランクケ
ース11及びシリンダ本体10を固定し、液槽本
体2a内に水を満たす。
蓋体2bの中央に息つぎ用のキヤツプ20をネ
ジ嵌合し、当該キヤツプ20の内方にアミ状の
器21を取り付けて、蓋体2bの全体を取り外さ
なくてもキヤツプ20から液槽本体2aに水を供
給可能にしてある。
ジ嵌合し、当該キヤツプ20の内方にアミ状の
器21を取り付けて、蓋体2bの全体を取り外さ
なくてもキヤツプ20から液槽本体2aに水を供
給可能にしてある。
前記シリンダ本体10のシリンダジヤケツト5
aから冷水管12を、また、シリンダヘツド6の
ヘツドジヤケツト5bから温水管14を各々導出
して、防音用液槽2の内部に個々の先端を開放し
て、冷水管入口12aよりシリンダジヤケツト5
aに液槽本体2aの水を流入可能にし、温水管出
口14aから液槽本体2aに冷却水を流出可能に
構成する。
aから冷水管12を、また、シリンダヘツド6の
ヘツドジヤケツト5bから温水管14を各々導出
して、防音用液槽2の内部に個々の先端を開放し
て、冷水管入口12aよりシリンダジヤケツト5
aに液槽本体2aの水を流入可能にし、温水管出
口14aから液槽本体2aに冷却水を流出可能に
構成する。
前記排気管8にマフラ18を接続し、蛇腹管1
9の一端を液槽本体2aの後壁15に固定し、そ
の他端をマフラ18に接続してマフラ出口18a
を大気に連通する。
9の一端を液槽本体2aの後壁15に固定し、そ
の他端をマフラ18に接続してマフラ出口18a
を大気に連通する。
また、ヘツドカバー22からホース23を導出
して液槽本体2aの後壁15の外部にまで突出さ
せ、その先端にブローバイガスのオイル分離を目
的としたブリーザ装置24を取り付けて、燃焼室
からクランク室に吹き出してロツカアーム室に案
内されたブローバイガスをブリーザ装置24で処
理した後のガス分を大気に排出可能にしてある。
して液槽本体2aの後壁15の外部にまで突出さ
せ、その先端にブローバイガスのオイル分離を目
的としたブリーザ装置24を取り付けて、燃焼室
からクランク室に吹き出してロツカアーム室に案
内されたブローバイガスをブリーザ装置24で処
理した後のガス分を大気に排出可能にしてある。
可撓性を有する検油管25の一端を上記オイル
パン30に接続し、その他端を液槽本体後壁15
の外部まで突出させて、検油管25に嵌挿した検
油棒26によりオイルパン内の油面の高さを検出
可能に構成してある。
パン30に接続し、その他端を液槽本体後壁15
の外部まで突出させて、検油管25に嵌挿した検
油棒26によりオイルパン内の油面の高さを検出
可能に構成してある。
また、液槽本体2aの前壁27の下方寄り内部
にエアクリーナ28を取り付けて、これを断熱ホ
ースから成る吸気管7に接続し、吸気入口28a
を当該前壁27の外に突出する。
にエアクリーナ28を取り付けて、これを断熱ホ
ースから成る吸気管7に接続し、吸気入口28a
を当該前壁27の外に突出する。
エアクリーナ28を液槽本体2aの下部に置く
のは、上部より下部の方が水温が低く、エアクリ
ーナ28の充填効果を高めて、エンジンEの出力
が向上するためである。
のは、上部より下部の方が水温が低く、エアクリ
ーナ28の充填効果を高めて、エンジンEの出力
が向上するためである。
従つて、吸気管7を断熱ホースで形成するのも
同じ目的である。
同じ目的である。
前記クランクケース11の側壁から送油ホース
29を液槽本体前壁27に二本導出し、当該前壁
27の外部に固定したオイルフイルター32に
各々接続して、フイルター32のメンテナンスを
容易にしてある。
29を液槽本体前壁27に二本導出し、当該前壁
27の外部に固定したオイルフイルター32に
各々接続して、フイルター32のメンテナンスを
容易にしてある。
尚、上記オイルパン30の底部からドレン用の
ホース31を導出して、その先端を液槽本体後壁
15に固定する。
ホース31を導出して、その先端を液槽本体後壁
15に固定する。
一方、液槽本体2aの前方の上部から下部に亘
りラジエータ33(コンデンサでも良い)を配置
して、給水ホース34の一端をラジエータ33の
上タンク33aに接続し、その他端を液槽本体2
aの上部に連通する。
りラジエータ33(コンデンサでも良い)を配置
して、給水ホース34の一端をラジエータ33の
上タンク33aに接続し、その他端を液槽本体2
aの上部に連通する。
そして、排水ホース35の一端をラジエータ3
3の下タンク33bに接続し、その他端を液槽本
体2aの下部に連通する。
3の下タンク33bに接続し、その他端を液槽本
体2aの下部に連通する。
尚、この場合、前記ヘツドジヤケツト5bから
導出した温水管14の出口14aは、給水ホース
34の入口34aに方向付けられ、シリンダジヤ
ケツト5aから導出した冷水管12の入口12a
は、排水ホース35の出口35aに接近して配置
される。また、上記ラジエータ33の後方に吹き
出し式の軸流フアン36を取り付け、電動モータ
37に連動する。
導出した温水管14の出口14aは、給水ホース
34の入口34aに方向付けられ、シリンダジヤ
ケツト5aから導出した冷水管12の入口12a
は、排水ホース35の出口35aに接近して配置
される。また、上記ラジエータ33の後方に吹き
出し式の軸流フアン36を取り付け、電動モータ
37に連動する。
さらに、液槽本体2aの底部に液槽内の水を加
熱するブロツクヒータ38を取り付け、液槽本体
後壁15の上寄りに温度センサー40を挿入す
る。
熱するブロツクヒータ38を取り付け、液槽本体
後壁15の上寄りに温度センサー40を挿入す
る。
他方、前記動力取出し室16に突出したエンジ
ンEのフライホイールにリングギア41を形成
し、これにセルモータ43を連動するとともに、
エンジン本体1の後方から導出された動力取出し
軸60に振動吸収作用のあるカツプリング44を
介して仮想線で示す発電機Gを接続し、さらにそ
の下手側にトルクコンバータ45を付設してあ
る。
ンEのフライホイールにリングギア41を形成
し、これにセルモータ43を連動するとともに、
エンジン本体1の後方から導出された動力取出し
軸60に振動吸収作用のあるカツプリング44を
介して仮想線で示す発電機Gを接続し、さらにそ
の下手側にトルクコンバータ45を付設してあ
る。
尚、この場合、Hz数を一定にするために発電機
Gは、動力取出し軸に直接連動され、トルクコン
バータ45は発電機Gの後に接続されるが、電力
を取り出す必要がないなら発電機Gを省略してト
ルクコンバータ45を動力取出し軸60に直接接
続しても良い。
Gは、動力取出し軸に直接連動され、トルクコン
バータ45は発電機Gの後に接続されるが、電力
を取り出す必要がないなら発電機Gを省略してト
ルクコンバータ45を動力取出し軸60に直接接
続しても良い。
上記トルクコンバータ45は、ポンプ羽根から
流出した作動液、即ち、オイルがタービン羽根を
通りステータを経てポンプ羽根に戻り、ステータ
が受け持つトルクの大きさだけ入力軸と出力軸と
の間でトルク差を生ずることを原理とするもので
ある。
流出した作動液、即ち、オイルがタービン羽根を
通りステータを経てポンプ羽根に戻り、ステータ
が受け持つトルクの大きさだけ入力軸と出力軸と
の間でトルク差を生ずることを原理とするもので
ある。
そして、オイルクーラ51を防音用液槽2の後
部であつて、シリンダ本体10よりも下方位置に
収容して防音用液体3で冷却可能とし、トルクコ
ンバータ45のオイルの入口45aをオイルクー
ラ51の出口51aに冷油管61で、また、トル
クコンバータのオイルの出口45bをオイルクー
ラ51の入口51bに温油管62を介して各々接
続し、トルクコンバータ内のオイルを当該クーラ
51で冷却してオイルの粘度を安定化させるよう
に構成してある。
部であつて、シリンダ本体10よりも下方位置に
収容して防音用液体3で冷却可能とし、トルクコ
ンバータ45のオイルの入口45aをオイルクー
ラ51の出口51aに冷油管61で、また、トル
クコンバータのオイルの出口45bをオイルクー
ラ51の入口51bに温油管62を介して各々接
続し、トルクコンバータ内のオイルを当該クーラ
51で冷却してオイルの粘度を安定化させるよう
に構成してある。
また、前記フアン用のモータ37を制御回路5
0を介して発電機Gに接続し、上記温度センサー
40とブロツクヒータ38とを制御回路50に接
続する。
0を介して発電機Gに接続し、上記温度センサー
40とブロツクヒータ38とを制御回路50に接
続する。
そして、液槽本体2a内の水温が低いことを温
度センサー40が検出すれば、ブロツクヒータ3
8で収容水を暖めるとともに、水温がセンサーの
設定温度以下の場合はフアンモータ37を駆動せ
ず、設定温度以上になるとフアンモータ37を駆
動させてラジエータ33を冷却するように構成す
る。
度センサー40が検出すれば、ブロツクヒータ3
8で収容水を暖めるとともに、水温がセンサーの
設定温度以下の場合はフアンモータ37を駆動せ
ず、設定温度以上になるとフアンモータ37を駆
動させてラジエータ33を冷却するように構成す
る。
この結果、冬季などの水温が低いときでも、液
槽本体2a内の水は速く暖まつて、エンジンEの
暖気運転を促進できる。
槽本体2a内の水は速く暖まつて、エンジンEの
暖気運転を促進できる。
因みに、液槽本体2a内の水は、冷水管12か
らシリンダジヤケツト5a→ヘツドジヤケツト5
bを通つて温水管14に自然循環し、エンジン本
体1を冷却するとともに、マフラ18を冷却し、
エンジン本体熱及びマフラ熱を回収する。
らシリンダジヤケツト5a→ヘツドジヤケツト5
bを通つて温水管14に自然循環し、エンジン本
体1を冷却するとともに、マフラ18を冷却し、
エンジン本体熱及びマフラ熱を回収する。
そして、この熱を回収した液槽の水は、給水ホ
ース34→ラジエータ33→排水ホース35を自
然循環して熱交換を行ない、冷却されたのち防音
用液槽2に戻る。
ース34→ラジエータ33→排水ホース35を自
然循環して熱交換を行ない、冷却されたのち防音
用液槽2に戻る。
尚、防音用液槽2の外壁の略大部分は連続気泡
を有する断熱、吸音用の制振部材で被覆され、ま
た、液槽本体2aの底部52は基枠70の上に複
数の防振ゴム55を介して設置される。
を有する断熱、吸音用の制振部材で被覆され、ま
た、液槽本体2aの底部52は基枠70の上に複
数の防振ゴム55を介して設置される。
そこで、防音用液槽2に充填される防音用液体
3の流れを示すと、当該防音用液体3はエンジン
本体及びマフラの熱を吸収し、この防音用液体3
が給水ホース34→ラジエータ33→排水ホース
35を通る間に、ラジエータ33に前方から後方
に吸い込まれる冷却風と熱交換を行なう。
3の流れを示すと、当該防音用液体3はエンジン
本体及びマフラの熱を吸収し、この防音用液体3
が給水ホース34→ラジエータ33→排水ホース
35を通る間に、ラジエータ33に前方から後方
に吸い込まれる冷却風と熱交換を行なう。
以上のように、本考案は、少なくともエンジン
本体1を防音用液槽2の中に収容し、防音用液槽
2に防音用液体3を満たしてエンジン本体1の機
壁から漏洩する騒音をこの液体によつて減衰しよ
うとするものであるので、防音用液槽2に満たす
液は上記実施例のような水に限らず、アンモニ
ア、アンモニアと水との混合物或いはオイルなど
でも良い。
本体1を防音用液槽2の中に収容し、防音用液槽
2に防音用液体3を満たしてエンジン本体1の機
壁から漏洩する騒音をこの液体によつて減衰しよ
うとするものであるので、防音用液槽2に満たす
液は上記実施例のような水に限らず、アンモニ
ア、アンモニアと水との混合物或いはオイルなど
でも良い。
従つて、エンジンEは、液冷(水冷、油冷が含
まれる)或いは空冷を問わない。
まれる)或いは空冷を問わない。
また、エンジン本体1の出力軸に接続される流
体変速機45は、上記実施例に示すようなトルク
コンバータに限らず、例えば、HST(油圧変速
機)などでも良い。
体変速機45は、上記実施例に示すようなトルク
コンバータに限らず、例えば、HST(油圧変速
機)などでも良い。
第1図は本発明の実施例を示す水槽式防音形エ
ンジンの縦断右側面図、第2図は従来技術を示す
防音形エンジン発電機の縦断右側面図である。 1……エンジン本体、2……防音用液槽、3…
…防音用液体、5……液冷ジヤケツト、45……
流体変速機、51……作動液のクーラ、60……
1の出力軸、E……エンジン。
ンジンの縦断右側面図、第2図は従来技術を示す
防音形エンジン発電機の縦断右側面図である。 1……エンジン本体、2……防音用液槽、3…
…防音用液体、5……液冷ジヤケツト、45……
流体変速機、51……作動液のクーラ、60……
1の出力軸、E……エンジン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン本体1を防音用液槽2内に収容し、防
音用液槽2内に防音用液体3を入れて、エンジン
本体1を防音用液槽2内で防音用液体3に浸し、 エンジン本体1の機壁から漏洩するエンジン本
体騒音を防音用液体3で減衰させて、防音用液槽
2外へ漏洩するエンジン本体騒音を小さくするよ
うに構成し、 エンジン本体1の出力軸60に流体変速機45
を接続した流体変速機付き防音形水冷エンジンに
おいて、 流体変速機45の作動液のクーラ51を防音用
液槽2内の、少なくともエンジン本体のシリンダ
本体10よりも下方位置に設け、 流体変速機45の作動液を上記クーラ51を介
して防音用液槽2内の防音用液体3で冷却するよ
うに構成したことを特徴とする流体変速機付き防
音形水冷エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987114107U JPH0430347Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987114107U JPH0430347Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419026U JPS6419026U (ja) | 1989-01-31 |
JPH0430347Y2 true JPH0430347Y2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=31354550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987114107U Expired JPH0430347Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430347Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6080630B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-02-15 | 株式会社タダノ | 作業車両 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426648A (en) * | 1977-08-01 | 1979-02-28 | Nec Corp | Fet amplifier |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP1987114107U patent/JPH0430347Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426648A (en) * | 1977-08-01 | 1979-02-28 | Nec Corp | Fet amplifier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6419026U (ja) | 1989-01-31 |
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