JPH0430312Y2 - - Google Patents

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JPH0430312Y2
JPH0430312Y2 JP12256186U JP12256186U JPH0430312Y2 JP H0430312 Y2 JPH0430312 Y2 JP H0430312Y2 JP 12256186 U JP12256186 U JP 12256186U JP 12256186 U JP12256186 U JP 12256186U JP H0430312 Y2 JPH0430312 Y2 JP H0430312Y2
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latch
pin
legs
pivot
ladder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、折り曲げた状態で脚立として用
い、伸ばした状態で梯子として使用可能な梯子兼
用脚立に関する。
〔従来の技術〕
従来、梯子兼用脚立は、実公昭50−45451号公
報、実開昭58−35599号公報に開示されているよ
うに、脚立として使用する場合、一対の脚が所定
の角度で開脚しそれ以上広がらないように掛金で
両脚を連結して用い、梯子として使用する場合
は、両脚を180度開いて真直にして用いられてい
る。
ここで、梯子として使用する場合及び不使用時
は、掛金が不要となり掛金が作業の邪魔にならな
いように所定の位置に係止しておく必要がある。
この係止手段として、実公昭50−45451号公報に
開示されているように、掛金の不使用時は掛止め
ピンと防振部材により掛金を一方の脚にガタつき
がないように係止させるものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の技術においては、掛止め
ピンに掛金の鉤状部を係合させるだけなので、掛
金が外れやすく、梯子の移動や収納時に掛金が不
意に外れて思わぬ不都合を生じることがある。ま
た、実開昭58−35599号公報に示されるように、
防振部材を設けると、振動に対しては外れにくい
が、防振部材を押圧して掛金を掛止めピンに係合
させるため、掛金の係止がやりにくく鉤状部で係
止を行なうため外れやすいという欠点は残るもの
である。
この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、一対の脚を連結する掛金をその不使用時に
簡単かつ確実に係止しておくことのできる梯子兼
用脚立を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
一対の梯子状脚の一方の脚に両脚を一定の角度
の開脚状態で連結する掛金を枢着し、他方の脚に
はその掛金が係合する掛ピンを有する梯子兼用脚
立において、上記掛金の枢着孔を長円に形成する
と共に、上記掛金の上記掛ピンが係合する部分は
大径孔とこれに連結する小径の長孔から成り、上
記一対の脚を閉じた状態でその少なくとも一方に
上記掛ピンとほぼ同形状の掛止めピンを、上記枢
着孔の上記掛金の先端部側端部から上記大径孔の
中心までの長さとほぼ等しい長さだけ上記枢支ピ
ンから離間して突設したことを特徴とする梯子兼
用脚立である。
〔実施例〕
以下この考案の実施例について図面を基にして
詳述する。
第1図乃至第3図は、この考案の第1の実施例
を示すもので、梯子兼用脚立1は、一対の梯子状
脚2,2′が枢着金具3により各々の一端が連結
されて成る。さらに脚2,2′の一方の脚2には、
両脚2,2′を連結する掛金4の基端部4aが枢
支ピン5によつて枢支され、他方の脚2′には、
掛金4の先端部4bが係止される掛ピン6が突設
されている。
掛金4の基端部4aには、枢支ピン5の軸部よ
り大きく頭部5aより小さい長さの短軸方向の径
を有する長円の枢着孔4cが掛金4の長手方向に
沿つて穿設されている。また、掛金4の先端部4
bには、掛ピン6の頭部6aより大きい径の大径
孔4dが設けられ、この大径孔4dの両側部に連
続して掛金4の長手方向に大径孔4dより小さく
掛ピン6の軸部6bの径より大きい長さの短軸方
向の径を有する長円形の長孔4e,4fが設けら
れている。
さらに、一方の脚2には、枢支ピン5から距離
lだけ離間した位置に掛ピン6とほぼ同形状の掛
止ピン7が突設されている。枢支ピン5から掛止
ピン7までの距離lは、第1図及び第3図に示す
ように掛金4の枢着孔4cの基端側端部4c1より
長孔4fの基端側端部4f1までの距離と等しく、
枢着孔4cの先端側端部4c2より大径孔4dの中
心までの距離とも等しい。
以上の構成の梯子兼用脚立1は、梯子として使
用する場合、一方の脚2を枢着金具3を中心に回
動し、一対の脚2,2′を直線状にして使用する。
また、脚立として使用する場合は、脚2,2′を
所定の角度に拡げ、掛金4を他方の脚2′の掛ピ
ン6に係合し、掛ピン6の軸部6bを掛金4の長
孔4eの先端部に位置せしめて使用する。これに
よつて、脚2,2′はこれ以上開脚することはな
い。
また、不使用時及び梯子として使用する場合、
掛金4は、一方の脚2の掛止ピン7に先端部4b
を係合させて係止しておく。この際、掛金4を枢
支ピン5の側へ一旦移動させ、掛止ピン7の頭部
7aが大径孔4dの上に位置するようにし、しか
る後、大径孔4dを掛止ピン7の頭部に通してそ
のまま手を離せば、掛金4の自重により掛金4は
枢着孔4c、長孔4fに沿つて降下し係止する。
この状態で掛金4は、枢支ピン5の頭部5a、掛
止ピン7の頭部7aによつて確実に係止される。
この実施例による梯子兼用脚立1は、脚立の不
使用時に掛金4の先端部を一方の脚2の掛止ピン
7に係止しておくもので、この係止が掛金4の枢
着孔4c、長孔4fと枢支ピン5の頭部5a、掛
止ピン7の頭部7aとによつて簡単にかつ確実に
行なわれており、持ち運び時等に掛金4と掛止ピ
ン7との係合が外れてしまうことがない。
次に、この考案の第2の実施例について第4図
に基づいて説明する。ここで、第1の実施例と同
一部材については同一符号を付して説明を省略す
る。
この実施例では、掛金4の先端部4bに設けら
れた大径孔4dの先端側に鉤状の長孔4eが設け
られている。
これによつて、梯子兼用脚立1を脚立として使
用する場合、掛金4を他方の脚2′に係合した際
掛金4は鉤状の長孔4eに沿つて掛ピン6の軸部
6bにガイドされて移動し、脚2,2′は開脚方
向のみならず閉脚方向への移動も制限される。ま
た、掛ピン6が鉤状の長孔4eの鉤部に位置して
いなくても使用時に脚に加わる力によつて脚2,
2′は開脚しようとし、この力の分力により掛ピ
ン6の軸部6bは、掛金4の鉤状の長孔4eの先
端に位置させられる。
この実施例によれば、掛金4は鉤状の長孔4e
によつて他方の脚2の掛ピン6と係合するので、
前述の実施例の場合と比べてより安全に確実に脚
の固定が可能である。
次にこの考案の第3の実施例について第5図に
基づいて説明する。ここで、第1の実施例と同一
部材については同一の符号を付して説明を省略す
る。
この実施例では、掛止ピン7,7′が両方の脚
2,2′に突設されている。掛止ピン7′の位置も
脚2,2′を閉じた状態で枢支ピン5から距離l
の位置に設けられている。
これによつて、脚2,2′は閉じた状態で掛金
4によつて保持され、脚2,2′が運搬時等に不
意に開くことはない。
尚、掛止ピン7は、他方の脚2′にのみ設けら
れていても良い。
〔考案の実施例〕
この考案による梯子兼用脚立は、脚立として使
用する際に用いる掛金を、不使用時には、その先
端部を脚に設けた掛止ピンに係合させておくこと
によつて、掛金がガタつくことがなく、脚立の運
搬時等において好都合である。さらに、掛金の係
合を掛止ピンの頭部より幅の狭い長孔で行なつて
いるので、掛金が容易に外れることがなく、運搬
時の振動等により不意に掛金が外れたりすること
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す平面
図、第2図は第1の実施例の部分斜視図、第3図
は第1の実施例の他の状態を示す部分斜視図、第
4図はこの考案の第2の実施例を示す部分斜視
図、第5図はこの考案の第3の実施例を示す平面
図である。 1……梯子兼用脚立、2,2′……脚、4……
掛金、5……枢支ピン、6……掛ピン、7……掛
止ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枢着金具3で連結された一対の梯子状脚2,
    2′の一方の脚2に上記一対の脚2,2′を一定の
    角度の開脚状態で連結する掛金4の基端部4aを
    枢支ピン5により枢着し、他方の脚2′に掛金4
    の先端部4bが係合する掛ピン6を突設した梯子
    兼用脚立において、 上記掛金4の基端部4aに長円の枢着孔4cを
    形成し、上記掛金4の先端部4bには上記掛ピン
    6の頭部6aより大きい大径孔4dと、この大径
    孔4dの両側部に連続して上記掛ピン6の軸部6
    bとほぼ等しい短軸径の長孔4e,4fを形成し
    て成り、上記一対の脚2,2′を閉じた状態でそ
    の少なくとも一方に上記掛ピン6とほぼ同形状の
    掛止めピン7を、上記枢着孔4cの上記掛金の先
    端部側端部4c2から上記大径孔4dの中心までの
    長さとほぼ等しい長さだけ上記枢支ピン5から離
    間して突設したことを特徴とする梯子兼用脚立。
JP12256186U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0430312Y2 (ja)

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JP12256186U JPH0430312Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12256186U JPH0430312Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6328799U JPS6328799U (ja) 1988-02-25
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JP12256186U Expired JPH0430312Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6328799U (ja) 1988-02-25

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