JPH04302790A - ダイヤフラム式流量調節弁 - Google Patents

ダイヤフラム式流量調節弁

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JPH04302790A
JPH04302790A JP6640591A JP6640591A JPH04302790A JP H04302790 A JPH04302790 A JP H04302790A JP 6640591 A JP6640591 A JP 6640591A JP 6640591 A JP6640591 A JP 6640591A JP H04302790 A JPH04302790 A JP H04302790A
Authority
JP
Japan
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valve
plunger
pilot valve
diameter
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP6640591A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Hayashi
良祐 林
Mikio Horimoto
堀本 幹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は流量調節弁、特にダイヤ
フラム式の流量調節弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流量調節弁として種々の構造が知
られているが、ボールバルブタイプ等開口面積を直接制
限するものがほとんどであり、主として手動あるいは減
速機を介するモーター駆動により弁を操作している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、開口面積
を直接制限する従来の流量調節弁は流量調節、即ち弁の
開度調節に大きな操作力が必要である。
【0004】本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とする処は僅かな操
作力で流量調節が可能な新規な流量調節弁を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の流量調節弁では、流路中に設けた主弁座に対
応して設けられるダイヤフラムにより構成される主弁と
、上記ダイヤフラムにより主弁背後に画成される背圧室
と、背圧室を流路の1次側に連絡する小通路と、背圧室
を流路の2次側に連絡するパイロット弁と、パイロット
弁の弁体に操作力を及ぼしパイロット弁の開度を可変す
る駆動部とを備え、上記駆動部の操作力をパイロット弁
の弁体に伝達するプランジャーのシール部の径とパイロ
ット弁座のシート径を大略同径にするものである。
【0006】
【作用】以上のように構成した流量調節弁にあっては、
パイロット弁を開弁して背圧室の圧力を抜くことにより
主弁が開弁し、主弁の開度、即ち流量はパイロット弁体
の位置調節により調節される。
【0007】そしてパイロット弁の開度変更にあたって
は、プランジャーシール部の径とパイロット弁座のシー
ト径とが大略同径のため背圧室の水圧からプランジャー
が受ける閉弁方向への力と開弁方向への力は大略相殺さ
れることになり、弁開度の調節には僅かな操作力で足り
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細
に説明する。図中11は流量調節弁の本体、12はその
流入口、13は流出口であり、これら両口12,13を
連絡する流路1の途中には主弁座2が形成されている。
【0009】また上記流路1の1次側1aには主弁座2
と同心の開口14が本体11に開設され、該開口11に
後述するパイロット弁bを駆動する駆動部7を一体に備
えた蓋15が装着される。
【0010】そして、この蓋15と本体1内に設けた段
部16とにより周縁を狭持してダイヤフラム3が主弁座
2と対向状に配設される。
【0011】ダイヤフラム3は主弁座2と対応して主弁
aを構成するもので、その背後には蓋15との間に背圧
室4を形成する。
【0012】この背圧室4は小通路5を介して流路1次
側1aに連通連絡されると共にパイロット弁bを介して
流路2次側1bに連絡される。
【0013】即ち、上記ダイヤフラム3は主弁座2への
着座部分の変形を防止するため、主弁座2のシート径よ
り若干大径な当板17が背面側に当てられており、主弁
座2を外側に外ずれる位置において当板17とダイヤフ
ラム3を貫通して小孔状に小通路5が形成されている。
【0014】また上記当板17はダイヤフラム3の中央
部を貫通する突部17a を有しており、該突部17a
 に設けられたネジに主弁座2のシート径より若干小径
な鍔18a を有するナット18をダイヤフラム3の前
面側から螺着して、当板17と鍔18a とでダイヤフ
ラム3を挟持しているが、上記突部17a にその中心
を軸方向に貫通するパイロット孔19が設けられ、その
背圧室4側開口縁にパイロット弁座10が形成されてい
る。
【0015】そしてこのパイロット弁座10に対応して
パイロット弁bを構成する弁体6は前記駆動部7より延
びて、蓋15を貫通し、背圧室4内に挿入されるプラン
ジャー8先端に一体に設けられる。
【0016】駆動部7はプランジャー8と、このプラン
ジャー8に連係してこれを進退駆動しその前進若しくは
後退位置を可変させる電磁ソレノイドや正逆回転可能な
モーター等の電気的駆動装置20等を備え、電気的駆動
装置20をケーシング21内に収めると共にプランジャ
ー8をケーシング底板21a と貫通せしめて設けてあ
り、ケーシング21a を蓋15の背面に取着固定して
プランジャー8を蓋15に設けた挿通孔22からパイロ
ット弁座10と同心になるように本体11の背圧室4内
に挿入している。
【0017】上記ケーシング底板21a と蓋15との
間、及びプランジャー8と該プランジャー8を挿通する
ためにケーシング底板21a に開けた孔23との間は
夫々Oリング24,25等のシール材を介してシールさ
れる。
【0018】そして、上記Oリング25によってシール
されるプランジャー8のシール部9の径AP 即ちOリ
ング25の内径はパイロット弁座10のシート径AR 
と同径に形成される。
【0019】尚、上記プランジャー8のシール部径AP
 とパイロット弁座10のシート径ARは厳密に同径で
ある必要は必ずしもなく、製造誤差が許容されるのは勿
論、意図的に駆動装置20の駆動力の許容範囲内でプラ
ンジャー8シール部径AP をパイロット弁座10シー
ト径AR より大径にしたり、逆にプランジャー8シー
ル部径APをパイロット弁座10シート径AR より小
径に形成してもそれが僅かな差、換言すれば両者が大略
同径であれば良い。
【0020】而して、斯る流量調節弁は、パイロット弁
bを開弁して背圧室4の圧力を抜くことにより、流路1
次側1aの圧力と背圧室4内圧力との圧力差を生じさせ
、その圧力差で、主弁aが開弁するが、プランジャー8
を進退させパイロット弁bの位置を調節することにより
、主弁aの弁開度が調節される。即ち流量が調節される
【0021】尚、主弁aは、流路1aおよび1bの圧力
による上向の力と、背圧室4内の圧力による下向きの力
が釣合う位置で安定し、その位置が主弁aの開度となる
。 又、パイロット弁座10が主弁aと一体で動くため、前
述の釣合いが成立する主弁aの位置すなわちパイロット
弁座10の位置と、弁体6との空間が、パイロット弁b
の開度になり、この開度は自動的(フィードバック的)
に決まるものである。
【0022】そして、その際プランジャー8のシール部
径AP とパイロット弁座10のシート径AR とを大
略同径にしてあるため、プランジャー8が受ける水圧は
軽減し、プランジャー8を進退させる操作力は軽減され
る。
【0023】即ち、プランジャー8のシール部径AP 
とパイロット弁座10のシート径AR とが完全に同径
の場合は、背圧室4内の圧力によるプランジャー8にか
かるこれを閉弁方向に押す力と開弁方向に押す力が完全
に相殺されるをもって操作力はプランジャー8の摺動抵
抗およびパイロット孔19にかかる流路1bの圧力に打
ち勝つだけの力であれば良く、極めて僅かな操作力で流
量調節が可能になる。
【0024】また、プランジャー8のシール部径AP 
とパイロット弁座10のシート径AR とが大略同径で
あるが、パイロット弁座10のシート径AR の方が僅
かに大径である場合は閉弁方向に水圧がかかるため、前
者の場合に比べて開弁方向に僅かに大きな操作力を必要
とするが止水性は向上し、逆にプランジャー8のシール
部径APをやや大きくすれば背圧室4内の圧力は常に開
弁方向に加わり、駆動部7のガタの影響を受けにくくな
り、作動が安定する。そして、これら後2者の場合であ
っても程度の差こそあれ、前者同様小さな操作力で流量
調節が可能である。
【0025】
【効果】本発明は以上のように構成したから以下に記載
するような効果を奏する。パイロット弁の開度調節によ
り間接的に主弁の開度を調節するダイヤフラム式の弁で
流量を調節するので、小さなパイロット弁を作動させる
に足る小さな操作力で流量の調節が可能であり、しかも
パイロット弁の弁体を動かすプランジャーのシール部径
とパイロット弁座のシート径とを大略同径としたのでプ
ランジャーにかかる閉弁方向の力と開弁方向の力を相殺
することができ、一層小さな操作力で流量の調節が可能
になる。
【0026】また、プランジャーのシール部径とパイロ
ット弁座のシート径が大略同径の範囲内であっても、パ
イロット弁座のシート径側を僅かに大径とすることによ
り操作力の軽減に加えて止水性を良くしたり、プランジ
ャーのシール部径側を僅かに大径とすることにより作動
の安定を計ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】    本発明の一実施例を示すダイヤフラム
式流量調節弁の断面図。
【図2】    要部の拡大断面図。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    流路中に設けた主弁座に対応して
    設けられるダイヤフラムにより構成される主弁と、上記
    ダイヤフラムにより主弁背後に画成される背圧室と、背
    圧室を流路の1次側に連絡する小通路と、背圧室を流路
    の2次側に連絡するパイロット弁と、パイロット弁の弁
    体に操作力を及ぼしパイロット弁の開度を可変する駆動
    部とを備え、上記駆動部の操作力をパイロット弁の弁体
    に伝達するプランジャーのシール部の径とパイロット弁
    座のシート径を大略同径にしたことを特徴とするダイヤ
    フラム式流量調節弁。
JP6640591A 1991-03-29 1991-03-29 ダイヤフラム式流量調節弁 Pending JPH04302790A (ja)

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