JPH04302234A - スペクトラム拡散信号復調装置 - Google Patents

スペクトラム拡散信号復調装置

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JPH04302234A
JPH04302234A JP3067133A JP6713391A JPH04302234A JP H04302234 A JPH04302234 A JP H04302234A JP 3067133 A JP3067133 A JP 3067133A JP 6713391 A JP6713391 A JP 6713391A JP H04302234 A JPH04302234 A JP H04302234A
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Takayuki Kamiya
隆行 神谷
Hiroyuki Kitagawa
弘之 北川
Hiroyasu Fukaya
深谷 広保
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星通信等に使用さ
れるスペクトラム拡散信号復調装置に係り、詳しくは、
GPS受信機等に用いられ、スペクトラム逆拡散をディ
ジタル方式で行うスペクトラム拡散信号復調装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】GPSは、3衛星以上の電波を受信し、
衛星から受信点までの距離を測定することにより位置を
測定するシステムである。GPS受信機においてはスペ
クトラム拡散信号復調装置が使用されている。GPSで
は測距をするため、データエッジのタイミングを1ms
ec未満の精度で確定している。又、GPS受信機のス
ペクトラム逆拡散部をディジタル方式で構成した場合に
は、復調データはディジタル相関値の符号で表すことが
できる。又、GPSで測位をするためには、測位に使用
する衛星のキャリア及びコードの追跡をしなければなら
ず、キャリア追跡は、I−相関値・Q−相関値より位相
を計算し、その位相より追跡キャリア周波数を計算する
ことにより行われる。さらに、コード追跡は、I−相関
値・Q−相関値のearly,late値よりコード位
相ずれを計算することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディジタル相
関値は、相関計測中に入力データ符号が反転すると値が
小さくなる。特に相関計測中の中間区間で反転すると、
ディジタル相関値の符号がランダムに変化し、データ復
調を誤る可能性が高いという問題がある。又、相関計測
中に入力データ符号が反転すると、相関度が通常より小
さくなり、キャリア位相、コード位相ずれを計算すると
誤差の非常に大きな値となる。そのため、追跡制御が異
常となる問題がある。
【0004】この発明の目的は、データ復調を確実に行
なうことができるスペクトラム拡散信号復調装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、スペクト
ラム拡散信号からキャリア成分を除去するキャリア成分
除去手段と、キャリア成分除去手段からの信号と、比較
符号成分を有する信号とを比較して両信号の相関値を検
出する相関値検出手段と、受信データのビット長さを複
数に時分割した前記相関値検出手段による各相関値を複
数回サンプリングし、各サンプリンク値を加算していく
データ採取手段と、前記データ採取手段にて形成された
受信データのビット長さ分の加算相関値から、受信デー
タの反転タイミングを検出する反転タイミング検出手段
とを備えたスペクトラム拡散信号復調装置をその要旨と
する。
【0006】第2の発明は、スペクトラム拡散信号から
キャリア成分を除去するキャリア成分除去手段と、キャ
リア成分除去手段からの信号と、比較符号成分を有する
信号とを比較して両信号の相関値を検出する相関値検出
手段と、前記相関値検出手段によるデジタル成分が反転
したときに、相関値が所定の範囲内か否か判定し、外れ
ていなければ有効化し、外れていると無効化する判定手
段とを備えたスペクトラム拡散信号復調装置をその要旨
とするものである。
【0007】
【作用】第1の発明は、データ採取手段は受信データの
ビット長さを複数に時分割した相関値検出手段による各
相関値を複数回サンプリングし、各サンプリンク値を加
算していき、反転タイミング検出手段はデータ採取手段
にて形成された受信データのビット長さ分の加算相関値
から、受信データの反転タイミングを検出する。その結
果、受信データのビット長さでの分割領域において多数
のサンプリングが行われて平滑化され安定な値となる。
【0008】第2の発明は、相関値検出手段はキャリア
成分除去手段からの信号と比較符号成分を有する信号と
を比較して両信号の相関値を検出し、判定手段は入力デ
ータのデジタル成分が反転したときに、相関値が所定の
範囲内か否か判定し、外れていなければ有効化し、外れ
ていると無効化する。その結果、コード位相の中間点で
データが反転していると、ノイズが出て誤った制御信号
となるが、その時の相関値を比較することにより誤った
制御信号となることが回避される。
【0009】
【実施例】以下、この発明をGPS受信機に具体化した
一実施例を図面に従って説明する。図1にはGPS受信
機の全体構成を示し、GPS受信機は車両に搭載されて
いる。GPS受信機は、アンテナ1と、高周波処理回路
2と、スペクトラム逆拡散部3と、測位演算用マイコン
4とから構成されている。アンテナ1はGPS衛星から
送信される電波を受信する。高周波処理回路2はアンテ
ナ1による受信信号を増幅するとともに、目的の周波数
へ変換する。
【0010】スペクトラム逆拡散部3はスペクトラム拡
散信号を逆拡散して復調するためのものであり、測位演
算用マイコン4は車両の測位(緯度、経度の測定)を行
う。スペクトラム逆拡散部3は、A/D変換回路5と、
2つの排他的論理和回路6,7と、キャリアNCO8と
、C/Aコード発生器9と、ディジタルI−相関器10
と、ディジタルQ−相関器11と、コントローラ12と
から構成されている。A/D変換回路5は高周波処理回
路2からの周波数変換された信号を入力して、2値化す
る。キャリアNCO8は数値制御により目的周波数の0
°移相と90°移相のキャリアを発生する。排他的論理
和回路6はA/D変換回路5からの信号と、キャリアN
CO8からの0°移相のキャリアを入力して両方の入力
が一致したとき出力を「0」とする。つまり、2値化し
た受信信号の0°移相(in−phase)のキャリア
成分をキャンセルする。又、排他的論理和回路7はA/
D変換回路5からの信号と、キャリアNCO8からの9
0°移相のキャリアを入力して両方の入力が一致したと
き出力を「0」とする。つまり、2値化した受信信号の
90°移相(quadrature  phase)の
キャリア成分をキャンセルする。
【0011】C/Aコード発生器9は目的位相のC/A
コードを発生する。又、ディジタルI−相関器10は、
排他的論理和回路6からの信号と、C/Aコード発生器
9からのC/Aコードとを入力して、1msec毎に、
受信信号の0°移相のキャリア成分をキャンセルした信
号と、受信機内で発生させたC/Aコードとの相関値を
計測する。ディジタルQ−相関器11は、排他的論理和
回路7からの信号と、C/Aコード発生器9からのC/
Aコードとを入力して、1msec毎に、2値化した受
信信号の90°移相のキャリア成分をキャンセルした信
号と、受信機内で発生させたC/Aコードとの相関値を
1/2チップきざみで複数の位相について同時に計測す
る。
【0012】コントローラ12はディジタルI−相関器
10、ディジタルQ−相関器11の出力値を用いてC/
Aコード発生器9、キャリアNCO8を制御する。そし
て、コントローラ12は衛星データの復調を行うととも
に、衛星と受信機との間の擬似距離を測定する。測位演
算用マイコン4は測位に使用する衛星を選択し、スペク
トラム逆拡散部3のコントローラ12に、データ復調を
行うとともに衛星と受信機との間の擬似距離を測定する
よう指示し、その結果より測位値を計測する。
【0013】図2には前記スペクトラム逆拡散部3のC
/Aコード発生器9の具体的構成を示す。図2において
、C/Aコード発生器9はG1コードレジスタ13とG
2コードレジスタ14と10ビットシフトレジスタ15
,16とTAP選択回路17と遅延回路18とを備えて
いる。G1コードレジスタ13はコントローラ12から
のG1コードを記憶し、G2コードレジスタ14はコン
トローラ12からのG2コードを記憶する。10ビット
シフトレジスタ15はG1コードレジスタ13からのG
1コードに対応するデータを記憶し、10ビットシフト
レジスタ16はG2コードレジスタ14からのG2コー
ドに対応するデータを記憶する。TAP選択回路17は
コントローラ12からのTAP指令信号を入力してその
指令に応じた10ビットシフトレジスタ15,16の各
データによるC/Aコードを生成する。遅延回路18は
TAP選択回路17の生成したC/Aコードを入力して
遅延してディジタルI−相関器10とディジタルQ−相
関器11に出力する。遅延回路18は、1チップ未満の
コード位相制御を可能とするものであり、遅延指示はコ
ントローラ12より送られる。
【0014】次に、このように構成したGPS受信機の
作用を説明する。図3には、測位演算用マイコン4が実
行する測位演算ルーチンを示す。又、図4には、スペク
トラム逆拡散部3のコントローラ12が実行するスペク
トラム逆拡散処理ルーチンを示す。このスペクトラム逆
拡散処理ルーチンは衛星捕捉ルーチンと衛星追跡ルーチ
ンとからなり、衛星捕捉ルーチンを図5に、衛星追跡ル
ーチンを図6に示す。図6の衛星追跡ルーチンはデータ
復調ルーチンとキャリア追跡ルーチンとC/Aコード追
跡ルーチンとからなり、データ復調ルーチンを図7に、
キャリア追跡ルーチンを図8に、C/Aコード追跡ルー
チンを図9に示す。図7のデータ復調ルーチンはステッ
プ320での復調符号決定ルーチンを含み、同ルーチン
を図10に示す。
【0015】まず、衛星追跡開始までの処理を説明する
。図3において、測位演算用マイコン4はステップ10
1で測位計算に最適な衛星の組み合わせを演算し、ステ
ップ102で捕捉目標の衛星とその受信電波のドップラ
ーシフト量をスペクトラム逆拡散部3のコントローラ1
2に指示する。すると、コントローラ12は、図4のス
テップ200での衛星捕捉ルーチンを開始する。この衛
星捕捉の際には、コントローラ12は図5のステップ2
01で再捕捉か否か判断し最初は再捕捉ではないのでス
テップ202に移行する。そして、コントローラ12は
ステップ202で測位演算用マイコン4の指示に従い衛
星捕捉を行うためにC/Aコード同期位相サーチ処理を
行う。この処理は、まずコントローラ12がキャリアN
CO8とC/Aコード発生器9を設定する。その結果、
キャリアNCO8は、測位演算用マイコン4で指示され
たドップラーシフトを考慮した周波数を発生する。 又、C/Aコード発生器9においては、図2でのコード
レジスタ13,14とシフトレジスタ15,16により
目的の位相状態のG1、G2コードの10ビットデータ
が設定されるとともに、TAP選択回路17にて捕捉す
る衛星のTAPが選択され、遅延回路18を介してC/
Aコードがディジタル相関器10,11に出力される。
【0016】すると、図1において、アンテナ1にてG
PS衛星から送信される電波が受信されて、高周波処理
回路2にて受信信号の増幅及び目的の周波数への変換が
行われる。さらに、スペクトラム逆拡散部3のA/D変
換回路5にて高周波処理回路2からの信号が2値化され
、排他的論理和回路6にてA/D変換回路5からの信号
とキャリアNCO8からの0°移相のキャリアとが比較
され2値化した受信信号の0°移相のキャリア成分がキ
ャンセルされる。又、排他的論理和回路7にてA/D変
換回路5からの信号とキャリアNCO8からの90°移
相のキャリアとが比較され2値化した受信信号の90°
移相のキャリア成分がキャンセルされる。さらに、1m
sec毎に、ディジタルI−相関器10にて排他的論理
和回路6からの信号とC/Aコード発生器9からのC/
Aコードとの相関値が計測されるとともに、ディジタル
Q−相関器11にて排他的論理和回路7からの信号とC
/Aコード発生器9からのC/Aコードとの相関値が計
測される。
【0017】その後、スペクトラム逆拡散部3のコント
ローラ12は、1msec毎のディジタルI−相関器1
0とディジタルQ−相関器11のそれぞれの相関値を連
続して求め、その合計(和)を相関値とする。さらに同
様にしてC/Aコード発生器9を制御して図11に示す
ように1/2チップきざみでC/Aコード位相0〜10
23チップそれぞれについて計測する。これにより、受
信C/Aコードと受信機で発生するC/Aコードが同期
する位相がサーチされる。
【0018】このサーチの際に、同期位相サーチ方向は
、図11に示すように受信C/Aコード位相がサーチ中
に変位する反対方向とする。即ち、ドップラーシフトが
プラスであれば「0」から「1023」チップの方向へ
、ドップラーシフトがマイナスであれば「1023」か
ら「0」チップの方向で相関値を計測する。そして、ス
ペクトラム逆拡散部3のコントローラ12は、このよう
にして相関計測を行ったのち、図5でのステップ203
で閾値以上の相関が得られたか否か判断し(図11参照
)、閾値以上の相関が得られるとC/Aコードの同期が
検出できたものと判定してステップ205に移行する。 一方、コントローラ12は閾値以上の相関が確認できな
い場合は、ステップ204に移行してその旨の信号を測
位演算用マイコン4に出力する。この信号により、測位
演算用マイコン4は、ドップラーシフト量を変え、再度
C/Aコード同期位相をサーチするようコントローラ1
2に指示し、以後、閾値以上の相関が得られるまで繰り
返す。
【0019】C/Aコード同期位相を検出した後、コン
トローラ12は同期に確認をするためステップ205で
C/Aコード同期確認処理を行う。これは、同期を検出
したコード位相を中心に、例えば、図11での領域Z1
に示すように、再度同期位相サーチをするものであり、
その領域内での相関値を求める。ただし、相関値の連続
計測回数は、ステップ202でのC/Aコード同期位相
サーチ時の連続計測回数より多くして、より確実なるチ
ェックを行う。その後、コントローラ12はステップ2
06である範囲内(閾値以上)の相関が得られれば、同
期を確認したものと判定してステップ207に移行する
。又、同期を確認できない場合は、ステップ204に移
行してその旨の信号を測位演算用マイコン4に出力する
。この信号により、測位演算用マイコン4は、ドップラ
ーシフト量を変え、再度同期位相サーチするようコント
ローラ12へ指示する。
【0020】このようにしてC/Aコードの同期位相を
確認した後、コントローラ12は、ステップ208〜2
11でキャリアサーチを行う。これは、キャリア追跡可
能な範囲まで、測位演算用マイコン4の指示したドップ
ラーシフトのキャリアを中心にキャリアサーチする。こ
のキャリアサーチは、広い周波数範囲のキャリアを短時
間にサーチするため、以下に示すようにサーチステップ
を大小に変え2段階で行なう。第1段のキャリアサーチ
の相関値は、ステップ208でディジタルI−相関器1
0とディジタルQ−相関器11のそれぞれの計測結果よ
り相関値を連続して求めて合計した値を使用する。
【0021】その結果、相関値は、C/Aコードが同期
した状態では、図12に示すように、キャリア周波数誤
差Δfが0Hz での相関値を中心に1KHz 周期で
極小となる。コントローラ12はその相関値を用いて測
位演算用マイコン4から指示されたドップラーシフトの
キャリアを中心に前後1KHz毎にキャリアNCO8を
設定し、相関が一番強く計測された周波数をスペクトラ
ム逆拡散部3に入力した信号のキャリア周波数であると
予測する。ただし、ステップ209において図12での
閾値以下であるとステップ204に移行する。
【0022】つづいて、ステップ210での第2段のキ
ャリアサーチにおいては、ディジタルI−相関器10と
ディシジタルQ−相関器11のそれぞれの1msecの
計測結果の10回計測結果を合計した値を使用する。そ
の結果、相関値は、C/Aコードが同期した状態では、
図13に示すように、キャリア周波数誤差Δfが100
Hz 周期で極小となる。その相関値を用いて、ステッ
プ208のキャリアサーチで予測したキャリア周波数を
中心に、前後100Hz 毎にキャリアNCO8を設定
し、相関が一番強く計測された周波数を最終的にスペク
トラム逆拡散部3に入力したキャリアの周波数であると
予測する。ただし、ステップ210において、閾値以上
の相関が得られない時は、キャリアサーチ失敗であると
判定し、その旨を測位演算用マイコン4に通知する。マ
イコン4は、ドップラーシフト量を変え再度同期位相サ
ーチするようコントローラ12へ指示する。
【0023】コントローラ12は、このようにして図4
での衛星捕捉ルーチンを処理した後、ステップ300で
の衛星追跡ルーチンを実行する。衛星追跡は図6に示す
ようにデータ復調と、キャリア追跡と、コード追跡を行
うものである。図7のデータ復調ルーチンにおいては、
ステップ311でC/Aコード・キャリア同期チェック
フラグFCLが「1」か否か判定し、当初FCL=0な
ので、図7のルーチンを抜けて、図8のキャリア追跡ル
ーチンを実行する。その後のキャリア追跡ルーチンによ
りC/Aコード・キャリア同期チェックフラグFCLが
「1」となると、キャリアとC/Aコードが同期してい
ると判断してデータの復調を行う。このデータ復調に際
して、スペクトラム逆拡散部3をコスタスループで構成
したので、エッジタイミングは、I−相関値の符号がプ
ラスからマイナス、あるいは、マイナスからプラスへ変
わったタイミングとC/Aコード位相で決定できる。そ
して、図14に示すように、C/Aコード位相が中間点
(0.5msec=1023/2チップ)近傍以外であ
るなら、I−相関値の符号の切り変わりは瞬時的に行わ
れ、1msec毎に計測されるI−相関値の符号反転タ
イミングとC/Aコード位相からエッジタイミングを決
定できる。しかし、図15に示すように、C/Aコード
位相が中間点近傍では、入力データが反転した時に計測
したI−相関値の符号があいまいなものとなり、I−相
関値の符号反転タイミングとC/Aコード位相からエッ
ジタイミングを決定すると誤検出する可能性が非常に高
い。
【0024】そこで、C/Aコード位相が中間点近傍で
は、1msec毎に計測するI−相関値に図15に示す
閾値(「0」を中心にして±βの大きさをもつ)を設け
、閾値範囲以内のI−相関値を検出した時、入力データ
符号が反転したものと判定することにより、エッジタイ
ミングの誤検出を防止する。具体的には、図10の処理
にてデータ復調を行う。つまり、ステップ320−1で
I−相関値が反転すると、ステップ320−2でI−相
関値が閾値(±β)以内か判定して以内であればステッ
プ320−3で1msec遅れて符号を反転させる。 又、I−相関値が閾値から外れると、ステップ320−
4でC/Aコードの位相での方向を調べ、位相が「0」
と511チップの間であればステップ320−5で1m
sec遅れて符号を反転させる。又、位相が511チッ
プと1023チップの間であればステップ320−6で
直ちに符号を反転させる。
【0025】しかし、受信信号のC/Nが悪い場合は、
I−相関値の変動が大きく、閾値(±β)の決定が困難
であるので、エッジタイミングを誤る可能性が高い。そ
こで、図7において、ステップ312〜319の処理を
付加している。図16にはそのための機能ブロック図を
示す。即ち、図16において、データエッジ検出部19
とタイミングカウンタ20とエッジタイミングデータサ
ンプル部21とエッジタイミング決定部22と復調デー
タ同期信号出力部23と復調符号決定部24とを備えて
いる。又、エッジタイミングサンプル部21には図17
のリングバッファが用意され、同バッファは受信データ
のビット長さ(20msec)を20個に時分割した記
憶領域W1 〜W20を有する。
【0026】まず、コントローラ12(図16のデータ
エッジ検出部19)は図7でのステップ312でフラグ
Fetk =1でないと、ステップ313においてデー
タエッジタイミングを±1msec未満の精度で確実に
求め、キャリア・C/Aコードが同期している状態で、
ステップ314でデータエッジ検出を行いI−相関値の
符号反転タイミングを検出し、その結果を図16のエッ
ジタイミングデータサンプル部21に送るとともに、タ
イミングカウンタ20を起動する。その後、エッジタイ
ミングデータサンプル部21は、ステップ315でデー
タエッジ検出を合図に、図18に示すようにタイミング
カウンタ20に同期して20msec周期にI−相関値
を図17のリングバッファの各記憶領域W1 〜W20
に加算セーブする。
【0027】ただし、セーブする20個のI−相関値は
、データエッジを検出した時のもののみとし、セーブす
る際には前回のデータを打ち消さないよう符号合わせを
する。例えば、初回でデータエッジを検出した20個の
I−相関値がエッジの立ち下がりであるとすると、次回
からはサンプルした20個のI−相関値がエッジの立ち
下がりであるならば、前回のものとの合計をとり、エッ
ジの立ち上がりであるならばサンプルした20個のI−
相関値の符号を反転し前回のものとの合計をとる。
【0028】これにより、エッジタイミングの平均的な
I−相関値を求める。ステップ316でI−相関値のヒ
ストグラムの作成が完了すると、ステップ317でフラ
グFetk =1とする。さらに、コントローラ12は
ステップ312においてフラグFetk =1なのでス
テップ318に進む。コントローラ12(図16のエッ
ジタイミング決定部22)は、ステップ317でI−相
関値サンプル結果に基づきエッジタイミングを決定し、
タイミングカウンタ20を再設定する。このようにして
、C/Nの悪い状態でもエッジタイミングを確実に求め
ることができる。続いて、コントローラ12(図16の
復調データ同期信号出力部23)はタイミングカウンタ
に合わせ、これから復調するデータの同期信号として、
周期40msecの矩形波を数回出力する。以後、図1
0に示すアルゴリズムに従いデータ復調する(図7での
ステップ318,319,320)。
【0029】次に、キャリア追跡、コード追跡を行う。 キャリア追跡は、衛星捕捉時にサーチしたキャリアを同
期状態とするとともに、同期を維持するためのものであ
る。これらの動作は、コントローラ12によるPLL制
御により実現される。PLL制御のキャリア引き込み過
程では、キャリア同期フラグがFCL=0となっている
。 そこで、図8のキャリア追跡の処理としては、ステップ
334でI−相関値とQ−相関値よりキャリア位相誤差
を求める。続いて、ステップ335でキャリア位相誤差
値より追従すべきキャリア周波数を計算し、キャリアN
CO8にフィードバックする。さらに、ステップ336
でキャリア位相誤差より同期を判定し、同期を検出した
場合にはステップ337でFCL=1とする。
【0030】PLL制御に使用するキャリア位相誤差は
、I−相関値とQ−相関値を用いて計算できる。しかし
、図19に示すように入力データ符号が切り変わった時
に計測したI−相関値は、キャリアとC/Aコードが同
期した状態であっても通常より小さな値となる。これは
、C/Aコード位相が中間点近傍である場合顕著に現れ
る。このような異常相関値は、キャリア位相誤差計算結
果も異常値となり、図21に示すようにキャリア同期後
であっても、キャリアNCO8にフィードバックするキ
ャリア周波数が大きく変動し、同期を維持できなくなる
場合がある。そこで、キャリア同期検出後においては、
コントローラ12は図8のステップ331で制御タイミ
ングである時に、ステップ332でFCL=1であると
ステップ333で位相誤差計算に使用する相関値と閾値
とを比較する。
【0031】そして、相関値が閾値内に入っている時の
み(正常とみなされた時のみ)、ステップ334でIと
Q相関値からキャリア位相誤差を求め、ステップ335
でそのキャリア位相誤差からキャリア周波数を計算し、
キャリアNCO8へフィードバックする。その結果、図
21に示すようなことがなく図20に示すように同期が
維持される。
【0032】同様の動作がC/Aコード追跡にも行われ
る。つまり、C/Aコードの同期維持は、DLL制御に
より行われるが、DLL制御する前に、図9でのステッ
プ341で制御タイミングである時にステップ342で
同期位相の相関値(punctualの相関値)を判定
をする。即ち、数回分の相関値と閾値とを比較して相関
値が閾値以内か判定し以内である時のみ(正常と判定さ
れた時のみ)、ステップ343にて衛星移動に伴うDL
L制御によりコード位相誤差を計算し、ステップ344
でコード位相誤差からコード補正をすべくC/Aコード
発生器9にフィードバックする。以上の動作を逐次行な
うことにより、図23のようなことがなく、図22に示
すように安定して同期を維持できる。
【0033】次に、測位時の処理を説明する。測位演算
用マイコン4は、3衛星以上のデータと擬似距離(C/
Aコード位相)を収集することにより測位を開始する。 測位演算用マイコン4は、データ収集後擬似距離を収集
するため、図3でのステップ104において擬似距離測
定を行い追跡中に求めた値によりスペクトラム逆拡散部
3に入力するキャリアのドップラーシフト量とC/Aコ
ード位相を予測し、コントローラ12へ再捕捉指示をす
る。コントローラ12は測位演算用マイコン4の指示に
従い、キャリアNCO8とC/Aコード発生器9を設定
し、図5でのステップ205と同様の処理によりC/A
コード同期確認を行いコード位相同期を再度確認する。
【0034】さらに、コード位相同期確認後、コントロ
ーラ12は図5でのステップ210と同様のキャリアサ
ーチ行う。このとき、衛星捕捉時のキャリアサーチの2
段目の方法をとるが、サーチ範囲は、捕捉時より狭くす
る。そして、閾値以上の相関がとれればキャリアサーチ
できたものとする。コントローラ12は、以後捕捉時と
同様にキャリアを同期状態とし、C/Aコードの同期を
維持することにより擬似距離を計測し、結果を測位演算
用マイコン4へ通知する。測位演算用マイコン4は、図
3でのステップ105で測位値計算を行う。
【0035】このように本実施例では、キャリアNCO
8、排他的論理和回路6,7(キャリア成分除去手段)
によりアンテナ1にて受信したペクトラム拡散信号から
キャリア成分を除去するようにし、ディジタル相関器1
0,11(相関値検出手段)により排他的論理和回路6
,7からの信号と、C/Aコード発生器9からのC/A
コード(比較符号成分)を有する信号とを比較して両信
号の相関値を検出するようにし、さらに、コントローラ
12(データ採取手段、反転タイミング検出手段)は受
信データのビット長さを複数に時分割した各相関値を複
数回サンプリングし、各サンプリンク値を加算していき
、この受信データのビット長さ分の加算相関値から、受
信データの反転タイミングを検出する。つまり、図17
のリングバッファには受信データのビット長さを複数に
時分割した記憶領域W1 〜W20が用意され、各記憶
領域W1 〜W20に受信データのビット長さでの複数
のサンプリング値を加算して入力し、その各記憶領域の
値(図18のヒストグラム)から、受信データの反転タ
イミングを検出して以降はその反転タイミング(エッジ
タイミング)でデータ復調を行うようにした。その結果
、受信データのビット長さで多数のサンプリングが行わ
れて平滑化され安定な値となる。
【0036】又、コントローラ12(判定手段)はキャ
リア追跡での図8のステップ333やC/Aコード追跡
での図9のステップ342での処理のように、デジタル
成分が反転したときに、相関値が所定の範囲内か否か判
定し、外れていなければ有効化し、外れていると無効化
する。即ち、無効化にて図8でのステップ334,33
5のキャリア周波数演算処理や図9でのステップ343
,344のコード位相演算処理を行わない。その結果、
C/Aコード位相が中間点でデータが反転していると、
ノイズが出て誤った制御信号となるが、その時のI−相
関値と閾値とを比較することにより誤った制御信号とな
らない。
【0037】さらに、図11に示すように、コード位相
サーチ方向をドップラーシフトの予測に応じて変える、
つまり、ドップラーシフトが正ならばコード位相を増え
る方向にし、逆に、ドップラーシフトが負ならばコード
位相を減る方向に変えるようにした。その結果、信号発
生源と受信位置との位置的相関に基づいて速いサーチを
行うことができる。
【0038】さらには、図12に示すように、コード周
期時間以上(1msec以上)に相関計測することによ
り真値に近いキャリア周波数を高い確率でサーチでき、
分解能の向上を図ることができる。又、キャリアのサー
チ方法として、図5でのステップ207,209に示す
ように、予測値を中心に大小二段にサーチするようにし
た。よって、分解能を向上させるととに、一段目で広い
範囲におおざっぱに速く検出でき、二段目で狭い範囲で
サンプルでき細かく正確に検出できる。
【0039】さらに、図2に示すC/Aコード発生器9
では目的の位相状態のG1,G2コードをシフトレジス
タ15,16にロードすることにより基準信号の入力に
より直ちにコードを有効化できる。つまり、速くシフト
レジスタ15,16のデータを変えたい場合に対処でき
る。尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、上記実施例ではエッジタイミング検出後に
復調を行っていたが、測位演算用マイコン4がI−相関
値を収集し、エッジタイミング検出とデータ復調を並行
して行なってもよい。つまり、I−相関値をセーブし、
セーブしたI−相関値を用いてエッジタイミング及びデ
ータ復調を行ってもよい。
【0040】又、図10に示すルーチン(復調符号決定
ルーチン)の代わりに、図24に示すルーチンを用いて
もよい。即ち、ステップ320−1−1で相関値の符号
反転を検出すると、ステップ320−2−1でC/Aコ
ード位相が「0」と「511−α」との間のチップなら
ば、ステップ320−3−1で1msec遅らせて符号
反転し、511+α≦位相<1023ならばステップ3
20−4−1で直ちに符号を反転し、511−α≦位相
<511+αならばステップ320−5−1で相関値が
閾値範囲内ならばステップ320−6−1で1msec
遅らせて符号反転し、閾値から外れるとステップ320
−7−1で直ちに符号を反転する。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
データ復調を確実に行なうことができるできる優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】GPS受信機の全体構成図である。
【図2】C/Aコード発生器の構成図である。
【図3】測位演算ルーチンを示す図である。
【図4】スペクトラム逆拡散処理ルーチンを示す図であ
る。
【図5】衛星捕捉ルーチンを示す図である。
【図6】衛星追跡ルーチンを示す図である。
【図7】データ復調ルーチンを示す図である。
【図8】キャリア追跡ルーチンを示す図である。
【図9】C/Aコード追跡ルーチンを示す図である。
【図10】復調符号決定ルーチンを示す図である。
【図11】コード位相と相関値との関係を示す図である
【図12】キャリア誤差と相関値との関係を示す図であ
る。
【図13】キャリア誤差と相関値との関係を示す図であ
る。
【図14】時間に対する入力データ、I−相関値、復調
データの関係を示す図である。
【図15】時間に対する入力データ、I−相関値、復調
データの関係を示す図である。
【図16】機能ブロックを示す図である。
【図17】リングバッファを示す図である。
【図18】時間と相関値との関係を図である。
【図19】時間に対する入力データ、I−相関値、復調
データ、位相誤差の関係を示す図である。
【図20】キャリア周波数の変化を示す図である。
【図21】キャリア周波数の変化を示す図である。
【図22】C/Aコード位相の変化を示す図である。
【図23】C/Aコード位相の変化を示す図である。
【図24】別例の復調符号決定ルーチンを示す図である
【符号の説明】
1  アンテナ 6  キャリア成分除去手段を構成する排他的論理和回
路7  キャリア成分除去手段を構成する排他的論理和
回路8  キャリア成分除去手段を構成するキャリアN
CO10  相関値検出手段としてのディジタルI−相
関器11  相関値検出手段としてのディジタルQ−相
関器12  データ採取手段、反転タイミング検出手段
、判定手段としてのコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スペクトラム拡散信号からキャリア成
    分を除去するキャリア成分除去手段と、キャリア成分除
    去手段からの信号と、比較符号成分を有する信号とを比
    較して両信号の相関値を検出する相関値検出手段と、受
    信データのビット長さを複数に時分割した前記相関値検
    出手段による各相関値を複数回サンプリングし、各サン
    プリンク値を加算していくデータ採取手段と、前記デー
    タ採取手段にて形成された受信データのビット長さ分の
    加算相関値から、受信データの反転タイミングを検出す
    る反転タイミング検出手段とを備えたことを特徴とする
    スペクトラム拡散信号復調装置。
  2. 【請求項2】  スペクトラム拡散信号からキャリア成
    分を除去するキャリア成分除去手段と、キャリア成分除
    去手段からの信号と、比較符号成分を有する信号とを比
    較して両信号の相関値を検出する相関値検出手段と、前
    記相関値検出手段による受信データのデジタル成分が反
    転したときに、相関値が所定の範囲内か否か判定し、外
    れていなければ有効化し、外れていると無効化する判定
    手段と、を備えたことを特徴とするスペクトラム拡散信
    号復調装置。
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