JPH04302161A - 集積回路装置の製造方法 - Google Patents

集積回路装置の製造方法

Info

Publication number
JPH04302161A
JPH04302161A JP9342591A JP9342591A JPH04302161A JP H04302161 A JPH04302161 A JP H04302161A JP 9342591 A JP9342591 A JP 9342591A JP 9342591 A JP9342591 A JP 9342591A JP H04302161 A JPH04302161 A JP H04302161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
main line
functional block
wiring
gnd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9342591A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takimoto
滝本 功
Kazuhiro Sakashita
和広 坂下
Akikazu Yusa
湯佐 晃和
Takeshi Hashizume
毅 橋爪
Tatsunori Koike
菰池 達紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9342591A priority Critical patent/JPH04302161A/ja
Publication of JPH04302161A publication Critical patent/JPH04302161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路装置の製造方法
に関し、特に集積回路基板上での機能ブロック及び該ブ
ロックへの電源供給のための電源幹線のレイアウト方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の微細化技術の進歩に伴い集積回
路の規模は年々増大し、論理LSIでは10万トランジ
スタを越えるものが数多くなってきている。このように
トランジスタ数が数10万を越える規模になってくると
、その論理回路設計を従来のように基本回路レベルのマ
クロセルを用いて行うことは困難になってくる。そこで
さらに大きな機能ブロックのレベルで設計を進めること
が重要となってくる。この機能ブロックはあらかじめレ
イアウトパターン設計を行い、これを物理データとして
ライブラリ化しておくことが望ましい。これらの複数個
の機能ブロックを1個のLSIの中に統合する際、ブロ
ック間の信号配線は通常自動配置配線ソフトウェアによ
り実現できるが、電源配線(結線)は簡単でなく、人手
に頼らざるを得ない場合も多く生ずることになる。また
機能ブロックの中の電源配線のとり方も難しい条件設定
を必要とし、このことが全チップ内の電源配線の分配に
も影響を与え、自由度が少なくなる結果となる。このよ
うな問題点を解決するために機能ブロックの周囲を電源
配線でリング状に取り囲む方法がとられている。この方
法の採用により縦方向,横方向何れからでも機能ブロッ
クへの給電が可能になり電源給電方式の自由度を増大さ
せている。
【0003】このような構成の集積回路の従来例を図9
〜図14を用いて説明する。図9は従来の集積回路装置
における、回路要素のレイアウトのフロアプラン決定後
の状態を示す概略図で、ここでは搭載される機能ブロッ
クが1つであるものを示している。図10は上記集積回
路装置の、レイアウトの実行後の状態を示す概略図、図
13は図10の配置結果に対して配線を実行した後の状
態を、機能ブロック及びその周辺領域を拡大して示す概
略図である。
【0004】図において、1は1つの機能ブロック7と
多数の基本論理セル6を1チップ上に搭載する集積回路
装置、2は基本論理セル6が配置されるトランジスタ領
域、3は基本論理セル6間や基本論理セル6と機能ブロ
ック7間を結ぶ信号配線が配設される配線領域、4は機
能ブロック7が配置される機能ブロック配置領域、90
,110はそれぞれ第2層アルミからなり集積回路装置
1の外部側と電気的に接続された金属配線で、該各金属
配線90,110はそれぞれ集積回路装置1の内部にV
DD電位(高電位),GND電位(低電位)を供給する
ものであり、以下第2アルミVDD幹線、第2アルミG
ND幹線という。ここで上記基本論理セル6はSSI,
MSIレベルの論理を実現するものであり、また上記機
能ブロック7はあらかじめレイアウトパターン設計を行
い、設計データを物理データとしてライブラリ化した、
RAM,ROM,MPY(乗算器),CPU等の比較的
大きな機能を実現する機能ブロックであり、図11は該
機能ブロックの主要部を示している。
【0005】図11において、102は機能ブロック7
内にGND電位を供給する四角形のリング状GND配線
で、上記機能ブロック7の周縁に沿って横方向に配置さ
れた第1層アルミからなる横方向の金属配線(以下第1
アルミGND内部配線と記す)10と、上記機能ブロッ
ク7の周縁に沿って縦方向に配置された第2層アルミか
らなる縦方向の金属配線(以下第2アルミGND内部配
線と記す)11とから構成されており、該両第1,第2
のGND内部配線10,11はその両端部で互いにVI
Aホール14bにより電気的に接続されている。また1
0aは第1層アルミからなる横方向の金属配線で、上記
リング状GND配線102の左右の縦方向配線,つまり
第2層アルミGND内部配線11間に配設され、その両
端が該内部配線11とVIAホール14bを介して接続
されている。また11aは機能ブロック7内の中央に配
置された、第2層アルミからなる縦方向の金属配線で、
その両端が上記第1アルミGND内部配線10とVIA
ホール14bを介して接続されている。
【0006】また101は上記リング状GND配線10
2の内側に配置され、該ブロック内にVDD電位を供給
する四角形のリング状VDD配線で、それぞれ上記第1
及び第2アルミVDD内部配線10,11と平行に配置
された、第1,第2層アルミからなる金属配線(以下第
1,第2層アルミVDD内部配線と記す)8,9から構
成されており、該第1及び第2アルミVDD内部配線8
,9は、その端部で互いにVIAホール14aにより電
気的に接続されている。また8aは第1層アルミからな
る金属配線で、上記第1アルミGND内部配線10aと
対をなすようこれに平行に配置され、その両端部が上記
VDD内部配線9とVIAホール14aを介して接続さ
れている。9aは上記第2アルミGND内部配線11a
と対をなすようこれに平行に配置された第2層アルミ内
部配線で、その両端がVIAホール14aを介して上記
第1アルミVDD内部配線8に接続されている。
【0007】また12は機能ブロック7内に配置され、
該ブロック7の機能達成に必要とされる論理セル、13
は機能ブロック7内の信号配線が配設される配線領域で
ある。
【0008】次に図12に示すパターン作成実行フロー
図に従い、従来の機能ブロック7を1つ搭載した集積回
路装置1のマスクレイアウトパターン作成について説明
する。あらかじめレイアウトパターン設計が行われてい
る機能ブロック7は、図11に示すようなパターンが完
成している。つまり機能ブロック配置領域4内部にその
機能を実現するために必要な論理セル12が配置され、
機能ブロック内の配線領域13に配設されている信号配
線により各論理セル12間の接続がなされている。そし
て各論理セル12のVDD電位はリング状VDD配線1
01から第1及び第2アルミVDD内部配線8a,9a
を介して供給され、また各論理セル12のGND電位は
リング状GND内部配線102から第1及び第2アルミ
GND内部配線10a,11aを介して供給されるよう
になっており、機能ブロック7への給電方法の自由度を
増大した構成としている。
【0009】集積回路装置1のマスクレイアウトパター
ン作成は、以下のように行われる。まず集積回路装置1
上に搭載する総トランジスタ数,搭載する回路の内容,
動作性能等の情報から集積回路装置1のチップサイズ、
基本論理セル6の配置可能領域を規定するトランジスタ
領域2、基本論理セル6や機能ブロック7用の信号配線
を配設するための配線領域3、機能ブロック7の配置可
能領域を規定する機能ブロック配置領域4、第2アルミ
VDD幹線90が配設されるVDD幹線配置領域,第2
アルミGND幹線110が配設されるGND幹線配置領
域の幅と配設位置等を図9に示すように決定する(ステ
ップS1)。このフロアプラン決定後、決定したフロア
プランを基に集積回路装置1の性能が最もよくなり、か
つ配線が可能なように図10に示すような基本論理セル
6をトランジスタ領域2上に、機能ブロック7を機能ブ
ロック配置領域4上に位置決定する(ステップS2)。
【0010】そして基本論理セル6と機能ブロック7の
配置が決定した後、この配置結果に対して配線が行われ
る(ステップS4)。図13は、上記配置結果に対して
配線が行われた結果を機能ブロック7とVDD幹線及び
GND幹線とに主に着目し、機能ブロック7及びその周
辺を拡大して示している。
【0011】図13に示すように集積回路装置1の第2
アルミVDD幹線90は、リング状VDD配線101の
、機能ブロック7の上及び下辺に沿って配設されている
第1アルミVDD内部配線8とVIAホール14aを経
由して電気的に接続され、集積回路装置1の第2アルミ
GND幹線110は、リング状GND配線102の、機
能ブロック7の上及び下辺に沿って配設されている第1
アルミGND内部配線10とVIAホール14bを経由
して電気的に接続されており、機能ブロック7への給電
は集積回路装置1のVDD幹線90とGND幹線110
より行われるようになっている。以上のように集積回路
装置1のマスクレイアウトパターンの作成が行われる。
【0012】そしてこのマスクレイアウトパターンをマ
スク部材に転写し、該マスク部材を用いて集積回路装置
の製造を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集積回路装置は以上のようにマスクレイアウトパターン
作成が行われるので、集積回路の性能が最適になるよう
機能ブロック7等を配置した配置結果が図14に示すよ
うに、機能ブロック7の左辺側及び中央部に配設された
第2アルミGND内部配線11,11aと、集積回路装
置1の第2アルミVDD幹線90とがこれらが重なる位
置にあり、機能ブロック7の左辺及び中央部に配設され
た第2アルミVDD内部配線9,9aと第2アルミGN
D幹線110とがこれらが重なる位置にある場合、この
配置では集積回路装置1のGND幹線110を機能ブロ
ック7のリング状GND配線102と接続することはで
きるが、集積回路装置1のVDD配線幹線90を機能ブ
ロック7のリング状VDD配線101と電気的に接続す
ることができない。
【0014】つまり集積回路装置1の第2アルミGND
幹線110については、機能ブロック7のリング状GN
D102の第2アルミ内部配線10と交差する部分があ
るので、この交差部分にてVIAホールによりリング状
GND102と接続可能であるが、集積回路装置1のV
DD幹線90については、機能ブロック7のリング状V
DD101を構成する縦方向及び横方向の内部配線8,
9のいずれとも交差する部分がなく、VDD電位を機能
ブロック内部に供給することができない。従って機能ブ
ロックへの給電を可能にするためには機能ブロック7の
設定位置を特性上の最適位置から適当なだけ移動させな
ければならず、この機能ブロックの設定位置の移動によ
り回路性能の劣化、回路占有面積の増大等がもたらされ
るという問題点があった。
【0015】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、機能ブロックへの給電を行う
電源幹線の配置の自由度が高く、給電用の電源幹線の配
置上の制約により生ずる機能ブロックの最適位置からの
位置変更を極力回避することができ、回路性能がよく、
集積度の高い集積回路装置を製造することができる集積
回路装置の製造方法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
装置の製造方法は、一対の平行な高及び低電位の内部電
源配線を有する1つ又は複数の機能ブロックと、上記内
部電源配線のそれぞれと接続された一対の平行な高及び
低電位電源幹線とを有する集積回路装置を、所定パター
ンのマスクを用いて製造する方法において、上記マスク
として、上記機能ブロックを配置するためのブロック配
置領域及び上記一対の電源幹線を配置するための幹線配
置領域を所望の条件に基づいてそれぞれ基板上に設定し
、その後上記内部電源配線について高電位側と低電位側
の左右の位置関係を、該各内部電源幹線と上記各電源幹
線との位置関係に基づいて設定し、上記設定されたブロ
ック配置領域,幹線配置領域の位置及び一対の内部電源
配線の左右の位置関係に基づいて作成したレイアウトパ
ターンを有するマスクを用いるものである。
【0017】
【作用】この発明においては、一対の高電位及び低電位
内部電源配線を有する機能ブロックの配置領域と、集積
回路装置内の一対の高電位及び低電位電源幹線の配置領
域とをそれぞれ基板上に設定した状態で、上記電源幹線
と内部電源配線との接続部分における機能ブロック内の
電源配線の配設状況に応じて、上記高電位電源幹線と低
電位電源幹線の左右の位置関係を決定するようにしたか
ら、集積回路装置の電源幹線と機能ブロック内の内部電
源配線の位置関係の制約による機能回路ブロックの位置
変更を最小限に抑えることができる。つまり機能ブロッ
クに対する給電用の電源幹線のレイアウトの自由度を飛
躍的に増大できる。これにより機能ブロックの最適位置
からの位置変更を極力回避して、回路性能がよく、集積
度の高い集積回路装置を製造することができる。
【0018】
【実施例】図1〜図8は本発明の一実施例による集積回
路装置の製造方法を説明するための図であり、図1は上
記集積回路装置の、回路要素のレイアウトのフロアプラ
ン決定後の状態を示す概略図で、ここでは従来例と同様
、搭載される機能ブロックが1つであるものを示してい
る。図2は上記決定したフロアプランでもって配置を実
行した後の状態を示す概略図、図3は図2の配置結果に
対して配線を実行した後の状態を、機能ブロック及びそ
の周辺領域を拡大して示す概略図、図4は図3における
集積回路装置の電源幹線内のVDD電源幹線とGND電
源幹線の左右の位置関係を機能ブロック内の電源配線状
況に応じて決定した状態を示す概略図、図5は図4にお
ける電源幹線の位置関係でもって集積回路装置の電源幹
線と機能ブロックの電源配線とを接続した状態を示す概
略図である。図において、50は外部電源から集積回路
装置1内の回路に電源を供給する一対のVDD電源幹線
とGND電源幹線を配置するためのVDD,GND対幹
線配置領域である。なお図9〜図14に示す従来例と同
等な部分は同一の番号を付し、その説明は省略する。
【0019】次に製造方法について図6を用いて説明す
る。本発明の一実施例による集積回路装置1のマスクレ
イアウトパターン作成は以下のように行われる。まず集
積回路装置1上に搭載する総トランジスタ数,搭載する
回路の内容,動作性能等の情報から、集積回路装置1の
チップサイズ、基本論理セル6の配置可能領域を規定す
るトランジスタ配置領域2、基本論理セル6や機能ブロ
ック7用の信号配線を配設するための配線配置領域3、
機能ブロック7の配置可能領域を規定する機能ブロック
配置領域4、1対のVDD及びGND電源幹線を配置す
るためのVDD,GND対幹線配置領域50の幅と配設
位置を図1に示すように決定する(ステップS1)。
【0020】このように決定したフロアプランを基に集
積回路装置1の性能が最もよくなり、かつ配線が可能な
ように図2に示すように、基本論理セル6をトランジス
タ配置領域2上に、機能ブロック7を機能ブロック配置
領域4上に配置設定する(ステップS2)。
【0021】そしてこのように基本論理セル6と機能ブ
ロック7の配置を決定した後、この配置結果に対して配
線が行われる。図3は図2に示す配置が従来例の図14
と同一となった場合の機能ブロック7及びその周辺を拡
大して示している。図3に示すように、配置実行後は、
集積回路装置1の電源幹線配置領域50では、未だVD
D電源幹線90とGND電源幹線110の左右の位置関
係は決定していない。その後、本発明では集積回路装置
1内のVDD電源幹線90とGND電源幹線110の左
右の位置の決定を行う。
【0022】すなわち、紙面左側の幹線配置領域50の
機能ブロック7に対する給電箇所付近には左側に第2ア
ルミGND配線11が、右側に第2アルミVDD配線9
が幹線配置領域50の配設方向と同一方向に配設されて
おり、両方の配線9,11とも幹線配置領域50と重な
る。従って幹線配置領域50ではVDD電源幹線90を
紙面右側に、GND電源幹線110を紙面左側に配置す
る。
【0023】また紙面右側の幹線配置領域50の機能ブ
ロックに対する給電箇所付近には左側に第2アルミGN
D配線11aが、右側に第2アルミVDD配線9aが幹
線配置領域50の配設方向と同一方向に配設されており
、両方の配線とも幹線配置領域50と重なる。従って該
幹線配置領域50ではVDD電源幹線90を紙面右側に
、GND電源幹線110を紙面左側に配置する。そして
このような配置に基づいてマスクレイアウトパターンを
作成する。図4はこのように幹線配置領域50のVDD
電源幹線90とGND電源幹線110の左右の位置が決
定したところを示し、図5は集積回路装置1の幹線配置
領域50内のVDD電源幹線90とGND電源幹線11
0の左右の位置が決定した後に、配線が行われた結果を
機能ブロック7とVDD及びGND幹線90,110に
主に着目して機能ブロック7及びその周辺を拡大して示
している。
【0024】図5に示すように、集積回路装置1の第2
アルミVDD電源幹線90は、機能ブロック7の上下辺
に配設されている、リング状VDD配線101の一部を
なす第1アルミVDD内部電源配線8とはVIAホール
14aを経由して電気的に接続され、機能ブロック内の
縦方向VDD配線である第2アルミVDD内部電源配線
9とは直接接続される。また集積回路装置1の第2アル
ミGND電源幹線110は、機能ブロック7の上下辺に
配設されている、リング状GND配線の一部をなす第1
アルミGND配線10とVIAホール14bを経由して
電気的に接続され、機能ブロック内の縦方向GND配線
である第2アルミGND配線11とは直接に接続される
。この結果、機能ブロック7への給電は集積回路装置1
のVDD電源幹線90とGND幹線幹線110とよりで
きるようになる。その後は従来と同様、このような回路
要素の配置に基づくマスクレイアウトパターンをマスク
部材に転写し、該マスク部材を用いて集積回路装置の製
造を行う。
【0025】このように本実施例によれば、一対のリン
グ状VDD配線101及びリング状GND配線102を
有する機能ブロック7の配置領域4と、集積回路装置1
内の一対の第2アルミVDD幹線90及び第2アルミG
ND幹線110の配置領域50とをそれぞれ回路特性や
回路占有面積の観点から基板上の所定部分に位置設定し
た状態で、上記VDD,GND対幹線配置領域50と機
能ブロック7内の縦方向のVDD,GND配線9,11
との位置関係に応じて、上記VDD幹線90とGND幹
線110の左右の位置関係を決定するようにしたので、
VDD,GND幹線90,110と機能ブロック7内の
VDD,GND配線9,11の位置関係の制約による機
能ブロック7の位置変更を最小限に抑えることができる
。つまり機能ブロック7に対する給電用のVDD,GN
D幹線90,110のレイアウトの自由度を飛躍的に増
大できる。これにより機能ブロックの最適位置からの位
置変更を極力回避して、回路性能がよく、集積度の高い
集積回路装置を製造することができる。
【0026】なお上記実施例では、機能ブロック配置領
域4及び幹線配置領域50の位置設定後、上記機能ブロ
ック7内のVDD及びGND配線9,11の両方が上記
幹線配置領域50と重なる場合について説明したが、本
発明は上記両内部電源配線の一方の配設領域が上記幹線
配置領域50と重なる場合であっても適用することがで
きる。
【0027】図7は本発明の他の実施例として、機能ブ
ロック配置領域4及び幹線配置領域50の位置設定後、
機能ブロック7内の縦方向の中央のGND配線11aが
上記幹線配置領域50と重なる場合を示しており、この
場合上記VDD幹線90を紙面右側、GND幹線110
を紙面左側に位置設定する(図8参照)。
【0028】この場合VDD幹線90とリング状VDD
配線101とはVIAホール14cを介して接続するこ
ととなるが、その他の点は上記実施例と同様であり、機
能ブロックの最適位置からの位置変更を回避して、回路
性能がよく、集積度の高い集積回路装置を製造すること
ができる効果がある。
【0029】また、上記実施例では集積回路装置1に機
能ブロック7を1個搭載した場合について述べたが、機
能ブロックの搭載個数は2個以上でもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る集積回路装置
の製造方法によれば、一対の高電位及び低電位内部電源
配線を有する機能ブロックの配置領域と、集積回路装置
内の一対の高電位及び低電位電源幹線の配置領域とをそ
れぞれ基板上に位置設定した状態で、上記電源幹線と内
部電源配線との接続部分における機能ブロック内の電源
配線の配設状況に応じて、上記高電位電源幹線と低電位
電源幹線の左右の位置関係を決定するようにしたので、
機能ブロックに対する給電用の電源幹線のレイアウトの
自由度を飛躍的に増大でき、これにより機能ブロックの
最適位置からの位置変更を極力回避して、回路性能がよ
く、集積度の高い集積回路装置を製造することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による集積回路装置の製造方
法におけるフロアプラン決定後の回路構成のレイアウト
を示す概略図である。
【図2】上記レイアウトに基づく回路要素の配置を実行
した後の回路要素のレイアウトを示す概略図である。
【図3】上記配置の実行結果に対して配線を実行した後
の機能ブロック内及びその周辺領域を拡大して示す概略
図である。
【図4】上記配線実行後、集積回路装置のVDD幹線と
GND幹線の左右の位置を決定した状態の機能ブロック
内及びその周辺領域を拡大して示す概略図である。
【図5】上記一対の電源幹線の左右の位置を決定した後
、集積回路装置の一対の電源幹線と機能ブロックとの一
対の内部電源配線との接続状況を示す概略図である。
【図6】本発明の一実施例による集積回路装置の製造方
法に用いるマスクのレイアウトパターン作成の実行フロ
ーを示す図である。
【図7】本発明の他の実施例における、回路要素の配置
の実行結果に対して配線を実行した後の機能ブロック内
及びその周辺領域を拡大して示す概略図である。
【図8】本発明の他の実施例における、集積回路装置の
一対の電源幹線と機能ブロックとの一対の内部電源配線
との接続状況を示す概略図である。
【図9】従来の集積回路装置の製造方法におけるフロア
プラン決定後の回路構成のレイアウトを示す概略図であ
る。
【図10】上記レイアウトに基づく回路要素の配置を実
行した後の回路要素のレイアウトを示す概略図である。
【図11】あらかじめレイアウトパターン設計を行い物
理データとしてライブラリ化されている機能ブロックの
レイアウトを示す図である。
【図12】従来の集積回路装置の製造方法に用いるマス
クのレイアウトパターン作成の実行フローを示す図であ
る。
【図13】上記配置の実行結果に対して配線を実行した
後の機能ブロック内及びその周辺領域を拡大して示す概
略図である。
【図14】上記配線実行後、VDD幹線と機能ブロック
内のVDD配線とが接続不能となった場合を示す図であ
る。
【符号の説明】
1  集積回路装置 2  トランジスタ領域 3  配線配置領域 4  機能ブロック配置領域 5  VDD,GND対幹線配置領域 6  基本論理セル 7  機能ブロック 8  第1アルミVDD配線 9  第2アルミVDD配線 10,10a  第1アルミGND配線11,11a 
 第2アルミGND配線12  論理セル 13  機能ブロック7内の信号配線が配設される配線
領域 14a,14b,14c  VIAホール101  リ
ング状VDD配線 102  リング状GND配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高電位側及び低電位側一対の平行な内
    部電源配線を有する1つ又は複数の機能ブロックと、上
    記内部電源配線のそれぞれと接続された高電位側及び低
    電位側一対の平行な電源幹線とを有する集積回路装置を
    、所定のパターンを有するマスクを用いて製造する方法
    において、上記マスクは、上記機能ブロックを配置する
    ための機能ブロック配置領域及び上記一対の電源幹線を
    配置するための幹線配置領域を所望の条件に基づいてそ
    れぞれ基板上に位置設定し、その後上記電源幹線につい
    ての高電位側と低電位側の左右の位置関係を、上記幹線
    配置領域と上記各内部電源配線の配置領域との位置関係
    に基づいて設定し、上記設定された機能ブロック配置領
    域,幹線配置領域の位置及び一対の高電位側,低電位側
    の電源幹線の左右の位置関係に基づいて作成したマスク
    レイアウトパターンを有するものであることを特徴とす
    る集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の集積回路装置の製造方
    法において、上記機能ブロック配置領域及び幹線配置領
    域の位置設定後、上記幹線配置領域と上記一対の内部電
    源配線の配置領域との位置関係が、これらの領域が重な
    る位置関係となった場合、上記一対の電源幹線について
    の高電位側と低電位側の左右の位置関係を、これが上記
    機能ブロック内の一対の内部電源配線についての高電位
    側と低電位側の左右の位置関係と一致するよう設定し、
    上記機能ブロック配置領域及び幹線配置領域の位置設定
    後、上記幹線配置領域と上記一対の内部電源配線との位
    置関係が、上記幹線配置領域と上記一対の内部電源配線
    の一方の配設領域とが重なる位置関係となった場合、上
    記一対の電源幹線についての高電位側と低電位側の左右
    の位置関係を、上記相互に重なる電源幹線と内部電源配
    線の電位が一致するよう設定することを特徴とする集積
    回路装置の製造方法。
JP9342591A 1991-03-28 1991-03-28 集積回路装置の製造方法 Pending JPH04302161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342591A JPH04302161A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 集積回路装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9342591A JPH04302161A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 集積回路装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04302161A true JPH04302161A (ja) 1992-10-26

Family

ID=14081950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9342591A Pending JPH04302161A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 集積回路装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04302161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657307B2 (en) 2000-05-29 2003-12-02 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit having functional macro with improved power line connection structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657307B2 (en) 2000-05-29 2003-12-02 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit having functional macro with improved power line connection structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7647574B2 (en) Basic cell design method for reducing the resistance of connection wiring between logic gates
KR100477042B1 (ko) 반도체 집적 회로 및 스탠더드 셀 배치 설계 방법
US20110289467A1 (en) Layout method and layout apparatus for semiconductor integrated circuit
JPH0727968B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3390408B2 (ja) 半導体集積回路
JP2742735B2 (ja) 半導体集積回路装置およびそのレイアウト設計方法
JP4254059B2 (ja) 半導体集積回路の設計方法
JP4949734B2 (ja) 半導体装置及びその設計方法
US6430735B2 (en) Semiconductor integrated circuit having thereon on-chip capacitors
JPH0494556A (ja) 集積回路のセルレイアウト方法
JP2001306641A (ja) 半導体集積回路の自動配置配線方法
JPH04216668A (ja) 半導体集積回路
EP0021661A1 (en) Semiconductor master-slice device
JPH04159751A (ja) 半導体集積回路装置およびその配線方法
JPH04302161A (ja) 集積回路装置の製造方法
US6780745B2 (en) Semiconductor integrated circuit and method of manufacturing the same
JP2910734B2 (ja) レイアウト方法
JP2001060626A (ja) 半導体集積回路およびその設計方法
JP2000057175A (ja) 半導体集積回路装置の自動配線方式
JPH02280353A (ja) 半導体集積回路
JPH07153844A (ja) 半導体集積回路装置
JP3651654B2 (ja) 機能マクロ及びその設計方法、及び半導体装置の設計方法
JP2911980B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2002299453A (ja) 半導体集積回路装置及びその配置方法
JPH0794587A (ja) 半導体装置、半導体設計方法及びその設計装置