JPH04301882A - 立体表示器 - Google Patents
立体表示器Info
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- JPH04301882A JPH04301882A JP9290591A JP9290591A JPH04301882A JP H04301882 A JPH04301882 A JP H04301882A JP 9290591 A JP9290591 A JP 9290591A JP 9290591 A JP9290591 A JP 9290591A JP H04301882 A JPH04301882 A JP H04301882A
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Landscapes
- Toys (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、様々な表示形態の立体
的表示像を自由に作り替えることができる立体表示器に
関するものである。
的表示像を自由に作り替えることができる立体表示器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所望の物体,絵,文字,模様等の
表示像の形に合わせて様々な色や形を有する小片,ブロ
ック,球等の表示部材を複数個配列し、表示像の形態(
輪郭だけの場合も含む)を模倣して創作する表示器が例
えば玩具,シンボルマーク表示,サイドボード等で知ら
れている。
表示像の形に合わせて様々な色や形を有する小片,ブロ
ック,球等の表示部材を複数個配列し、表示像の形態(
輪郭だけの場合も含む)を模倣して創作する表示器が例
えば玩具,シンボルマーク表示,サイドボード等で知ら
れている。
【0003】この種の表示器は、例えば実開昭59−1
37784 号公報に開示されているように、平面基板
上に複数個の小片(表示部材)を固定的に面接合し、各
小片を所望の表示像の形態に合わせて並べることによっ
て表示像を創作し、表示像を小片の組み合わせによって
表示するものが知られている。
37784 号公報に開示されているように、平面基板
上に複数個の小片(表示部材)を固定的に面接合し、各
小片を所望の表示像の形態に合わせて並べることによっ
て表示像を創作し、表示像を小片の組み合わせによって
表示するものが知られている。
【0004】しかし、この従来例の如く単に平面上に小
片を並べるだけでは、平面的な表示像しか作ることがで
きない。すなわち、前記従来例では、個々の小片自体が
三次元物体であるので、基板前面と小片前面との高さの
差あるいは隣接する小片同士の高さの差によって表示像
全体としては凹凸部分を有した表示となっているが、空
間内での前後の重なりや奥行きのある立体的な表示像を
作ることができないという不具合を有している。
片を並べるだけでは、平面的な表示像しか作ることがで
きない。すなわち、前記従来例では、個々の小片自体が
三次元物体であるので、基板前面と小片前面との高さの
差あるいは隣接する小片同士の高さの差によって表示像
全体としては凹凸部分を有した表示となっているが、空
間内での前後の重なりや奥行きのある立体的な表示像を
作ることができないという不具合を有している。
【0005】このような問題を考慮して、複数個の表示
部材の配列により立体的な表示像を形成することができ
る表示器が例えば実開昭57−203998 号公報、
実開昭62−56097号公報等に開示されている。こ
れらは、いずれも任意の色や形のブロック(表示部材)
の周面に複数の嵌合孔を形成し、各ブロックの嵌合孔に
棒状の連結具の両端をそれぞれ差し込んでブロックの相
対的配置を固定的に決定し、このように複数のブロック
を配列することによって、ブロックの組み合わせによる
立体的な表示像を空間内に出現させることができるもの
である。
部材の配列により立体的な表示像を形成することができ
る表示器が例えば実開昭57−203998 号公報、
実開昭62−56097号公報等に開示されている。こ
れらは、いずれも任意の色や形のブロック(表示部材)
の周面に複数の嵌合孔を形成し、各ブロックの嵌合孔に
棒状の連結具の両端をそれぞれ差し込んでブロックの相
対的配置を固定的に決定し、このように複数のブロック
を配列することによって、ブロックの組み合わせによる
立体的な表示像を空間内に出現させることができるもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、各ブロックを連結具によって支持するため、
使用されるブロックは必ず1つの表示像を構成する部品
として取り扱われ、すなわち表示部材は必ず連結してい
なければならず、2つ以上の独立した表示像を同時に作
ることはできなかった。また、各ブロックの相対的位置
関係はブロックに予め形成されている嵌合孔の位置、数
によって制限されてしまうため、表示像の表示形態も自
ずから制限され、自由度の低い固定的な立体表示となっ
ていた。また、完成した表示像は、この表示像を構成す
るそれぞれのブロック同士を相対的に移動させることが
できないため、可動表示像をつくることができなかった
。
来例では、各ブロックを連結具によって支持するため、
使用されるブロックは必ず1つの表示像を構成する部品
として取り扱われ、すなわち表示部材は必ず連結してい
なければならず、2つ以上の独立した表示像を同時に作
ることはできなかった。また、各ブロックの相対的位置
関係はブロックに予め形成されている嵌合孔の位置、数
によって制限されてしまうため、表示像の表示形態も自
ずから制限され、自由度の低い固定的な立体表示となっ
ていた。また、完成した表示像は、この表示像を構成す
るそれぞれのブロック同士を相対的に移動させることが
できないため、可動表示像をつくることができなかった
。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前記従来例の問題点に着目し
て考えられたものであり、立体的な表示像を作る際に表
示形態の自由度を向上させることができる立体表示器の
提供を目的とする。
て考えられたものであり、立体的な表示像を作る際に表
示形態の自由度を向上させることができる立体表示器の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明は複数個配列することによって表示像を構成す
る表示部材と、この表示部材を係止する支持部材とを備
え、複数の前記支持部材を積層配設したものである。
、本発明は複数個配列することによって表示像を構成す
る表示部材と、この表示部材を係止する支持部材とを備
え、複数の前記支持部材を積層配設したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、複数個の表示部材を複数の支
持部材に分割して係止し、この支持部材を積層したとき
の表示部材の配列によって表示像を作るので、表示部材
同士に前後位置の格差を有した立体的な表示像を表示す
る。
持部材に分割して係止し、この支持部材を積層したとき
の表示部材の配列によって表示像を作るので、表示部材
同士に前後位置の格差を有した立体的な表示像を表示す
る。
【0010】表示像は、互いに連結されない表示部材の
組み合わせ配列から構成されるので、表示部材の間隔お
よび離間方向を任意に設定して自由に表示形態を作るこ
とができる。
組み合わせ配列から構成されるので、表示部材の間隔お
よび離間方向を任意に設定して自由に表示形態を作るこ
とができる。
【0011】
【実施例】図1乃至図9は、本発明の一実施例を適用し
た立体表示器を示すものであり、以下、図面を参照して
第1実施例について詳述する。尚、図2乃至図4は、図
1において表示部材を配列した表示像の表示形態を示し
ているものであるが、位置決め部,基台等を省略して図
示する。
た立体表示器を示すものであり、以下、図面を参照して
第1実施例について詳述する。尚、図2乃至図4は、図
1において表示部材を配列した表示像の表示形態を示し
ているものであるが、位置決め部,基台等を省略して図
示する。
【0012】1は、例えば金属,樹脂等硬質材料から成
る円枠形状のフレーム2に例えば化学繊維,樹脂等の透
明材料から成る細線形状の係合部材3が格子状に張設さ
れた支持部材であり、縦横の係合部材3の交差箇所に係
合部材3の線径よりも若干径大な略球状の係止点4が形
成されている。また、支持部材1の外周面には、この支
持部材1を複数個積層したときの相互位置決め作用を成
す突出形状の位置決め部2Aが設けられている。
る円枠形状のフレーム2に例えば化学繊維,樹脂等の透
明材料から成る細線形状の係合部材3が格子状に張設さ
れた支持部材であり、縦横の係合部材3の交差箇所に係
合部材3の線径よりも若干径大な略球状の係止点4が形
成されている。また、支持部材1の外周面には、この支
持部材1を複数個積層したときの相互位置決め作用を成
す突出形状の位置決め部2Aが設けられている。
【0013】5は、赤,青,緑,黄,白,黒等所望の色
に着色された例えば樹脂,化学繊維,金属等の硬質材料
から成る小球形状の表示部材であり、この表示部材5に
は、十字状の溝部6が形成され、この溝部6の交差箇所
にこの溝部6より若干径大な円筒状の凹部7が形成され
、溝部6の底部と凹部7の底部とが略同一位置、この実
施例では球体の中心点を通る直線上に略合致している。
に着色された例えば樹脂,化学繊維,金属等の硬質材料
から成る小球形状の表示部材であり、この表示部材5に
は、十字状の溝部6が形成され、この溝部6の交差箇所
にこの溝部6より若干径大な円筒状の凹部7が形成され
、溝部6の底部と凹部7の底部とが略同一位置、この実
施例では球体の中心点を通る直線上に略合致している。
【0014】8は、前記支持部材1の積層基準となる基
台であり、支持部材1の外径と略同一の内径を有すると
共にフレーム2の厚さの約5倍の深さを有する略円筒形
状の収納凹部9と、この収納凹部9の内周面に連設して
前方に開放する凹形縦溝状の複数のガイド部10とが形
成されている。また、前記ガイド部10は、収納凹部9
の周囲を16等分した位置に、前記支持部材1の位置決
め部2Aを挿入可能な幅に形成されている。また、基台
8の対向辺両角部近傍には、それぞれ2個ずつ凹状の段
差部11が形成され、この段差部11は、この辺に沿っ
た内側には前方に開放する挿通穴部12が形成され、外
側には前方を閉塞して側方に開放部分を残した縦断面略
L字状の引っ掛け部13が形成されている。
台であり、支持部材1の外径と略同一の内径を有すると
共にフレーム2の厚さの約5倍の深さを有する略円筒形
状の収納凹部9と、この収納凹部9の内周面に連設して
前方に開放する凹形縦溝状の複数のガイド部10とが形
成されている。また、前記ガイド部10は、収納凹部9
の周囲を16等分した位置に、前記支持部材1の位置決
め部2Aを挿入可能な幅に形成されている。また、基台
8の対向辺両角部近傍には、それぞれ2個ずつ凹状の段
差部11が形成され、この段差部11は、この辺に沿っ
た内側には前方に開放する挿通穴部12が形成され、外
側には前方を閉塞して側方に開放部分を残した縦断面略
L字状の引っ掛け部13が形成されている。
【0015】14は、表示像を視認可能にする窓部14
Aを設けた抑え部材であり、対向辺両角部近傍には、前
記挿通穴部12を介して段差部11に挿入してスライド
可能な固定部材15が配設されている。尚、抑え部材1
4は、前面に適宜装飾性を付加することにより、化粧パ
ネルとしての機能を果たすこともでき、また固定部材1
5の種類は、本実施例の形状に限定されるものではない
。
Aを設けた抑え部材であり、対向辺両角部近傍には、前
記挿通穴部12を介して段差部11に挿入してスライド
可能な固定部材15が配設されている。尚、抑え部材1
4は、前面に適宜装飾性を付加することにより、化粧パ
ネルとしての機能を果たすこともでき、また固定部材1
5の種類は、本実施例の形状に限定されるものではない
。
【0016】次に、表示像をつくる作業について説明す
る。まず、1つの支持部材1の係止点4に所望の色の表
示部材5の凹部7を着脱自在に嵌入させ、複数の表示部
材5を支持部材1上に所望の表示形態の一部分を構成す
るように配列する。これと同時に、溝部6には、係止点
4の周りの十字状の係合部材2を挿入する。同様に、他
の支持部材1にもそれぞれ表示部材5を所定の数だけ配
列し、所望の表示形態の一部分をそれぞれの支持部材1
に形成する。この実施例では、図2,図3のように左上
方の三角形と右下方の矢印の形状をイメージした表示像
を66個の表示部材5の配列によって構成し、5つの支
持部材1に前方から後方に向って図4(A)から(E)
の順に全表示部材5を適宜数ずつ分割配列する。
る。まず、1つの支持部材1の係止点4に所望の色の表
示部材5の凹部7を着脱自在に嵌入させ、複数の表示部
材5を支持部材1上に所望の表示形態の一部分を構成す
るように配列する。これと同時に、溝部6には、係止点
4の周りの十字状の係合部材2を挿入する。同様に、他
の支持部材1にもそれぞれ表示部材5を所定の数だけ配
列し、所望の表示形態の一部分をそれぞれの支持部材1
に形成する。この実施例では、図2,図3のように左上
方の三角形と右下方の矢印の形状をイメージした表示像
を66個の表示部材5の配列によって構成し、5つの支
持部材1に前方から後方に向って図4(A)から(E)
の順に全表示部材5を適宜数ずつ分割配列する。
【0017】次に、前記位置決め部2Aを所定のガイド
部10(本実施例では「3番」のガイド部10)に沿わ
せながら各支持部材1を収納凹部9内に順次挿入してい
く。
部10(本実施例では「3番」のガイド部10)に沿わ
せながら各支持部材1を収納凹部9内に順次挿入してい
く。
【0018】最後に、基台8の前面および最前列の支持
部材1の周縁前端に抑え部材14を当接させ、この後4
つの固定部材15を基台8の挿通穴部12に挿入し、各
固定部材15を外側へスライドさせて引っ掛け部13に
浮き上がり不能に係合し(図9参照)、組み付けを完了
する。尚、抑え部材14は、基台8を立てた時に支持部
材1が収納凹部9から脱落しないためのものであり、基
台1を水平状態での使用に限る場合には用いなくてもよ
い。
部材1の周縁前端に抑え部材14を当接させ、この後4
つの固定部材15を基台8の挿通穴部12に挿入し、各
固定部材15を外側へスライドさせて引っ掛け部13に
浮き上がり不能に係合し(図9参照)、組み付けを完了
する。尚、抑え部材14は、基台8を立てた時に支持部
材1が収納凹部9から脱落しないためのものであり、基
台1を水平状態での使用に限る場合には用いなくてもよ
い。
【0019】このようにして、各支持部材1毎には何ら
表示像を完成し得なかったが、基台8に複数の支持部材
1を積層配設することにより、表示部材5がそれぞれ関
連性を有して所望の表示像(本実施例では輪郭だけの表
示)を完成させるように配列される。そして、表示像は
、前後に格差を有して配列された表示部材5によって構
成されているため、奥行き感のある立体的な表示になる
。また、図2,図3に示すように、2つの独立した表示
像を同時につくることもでき、浮遊的な表示形態を可能
とする。また、各支持部材1毎の表示部材5の数を変更
したり、隣接する表示部材5の間隔を広くしたり、ある
いは支持部材1の積層順序を逆転させることにより、容
易に表示像の傾きや大きさ等の立体感を変更でき、表示
像の自由度を大巾に向上することができる。
表示像を完成し得なかったが、基台8に複数の支持部材
1を積層配設することにより、表示部材5がそれぞれ関
連性を有して所望の表示像(本実施例では輪郭だけの表
示)を完成させるように配列される。そして、表示像は
、前後に格差を有して配列された表示部材5によって構
成されているため、奥行き感のある立体的な表示になる
。また、図2,図3に示すように、2つの独立した表示
像を同時につくることもでき、浮遊的な表示形態を可能
とする。また、各支持部材1毎の表示部材5の数を変更
したり、隣接する表示部材5の間隔を広くしたり、ある
いは支持部材1の積層順序を逆転させることにより、容
易に表示像の傾きや大きさ等の立体感を変更でき、表示
像の自由度を大巾に向上することができる。
【0020】また、本実施例では、基台8に複数のガイ
ド部10を設けているので、例えば最後列の支持部材1
の位置決め部2Aを「3番」のガイド部10に挿入し、
前列に向かうに従って「4番」「5番」・・・のガイド
部10へと相対的配置を順次回転移動し、最前列の支持
部材1の位置決め部4を「7番」のガイド部10に挿入
することにより、同一配列の表示部材5であっても表示
像を立体的に変動させることができ、空間的かつ浮動的
な立体表示を可能とする。
ド部10を設けているので、例えば最後列の支持部材1
の位置決め部2Aを「3番」のガイド部10に挿入し、
前列に向かうに従って「4番」「5番」・・・のガイド
部10へと相対的配置を順次回転移動し、最前列の支持
部材1の位置決め部4を「7番」のガイド部10に挿入
することにより、同一配列の表示部材5であっても表示
像を立体的に変動させることができ、空間的かつ浮動的
な立体表示を可能とする。
【0021】図10,図11は本発明の第2実施例を適
用した立体表示器を示すものであり、前記第1実施例と
同一もしくは相当箇所には同じ符号をつけ、その詳細な
説明を省略する。
用した立体表示器を示すものであり、前記第1実施例と
同一もしくは相当箇所には同じ符号をつけ、その詳細な
説明を省略する。
【0022】支持部材1は、側周面から水平方向に平板
形状の腕部16を延設し、この腕部16の先端から垂直
方向に円筒形状のレバー17を立設し、腕部16とレバ
ー17とで位置決め部18を構成している。また、前記
腕部16およびレバー17は、支持部材1の積層順に前
側から後側へ向かうに従って次第に長くなるように形成
されている。
形状の腕部16を延設し、この腕部16の先端から垂直
方向に円筒形状のレバー17を立設し、腕部16とレバ
ー17とで位置決め部18を構成している。また、前記
腕部16およびレバー17は、支持部材1の積層順に前
側から後側へ向かうに従って次第に長くなるように形成
されている。
【0023】一方、基台8の円筒形状の収納凹部9には
、内周面の一部に、前方に開放する扇形状のガイド部1
9を形成している。
、内周面の一部に、前方に開放する扇形状のガイド部1
9を形成している。
【0024】以上の構成により、各支持部材1に所望の
表示部材5を係止した後、ガイド部19内に位置決め部
18を挿入しながら収納凹部9内に支持部材1を積層配
設する。そして、各支持部材1は、レバー17をガイド
部19内で左右往復移動させる(図11中、矢印方向)
ことにより、収納凹部9の内周面にフレーム2が軸受け
されてそれぞれ任意の角度ずつ単独変位する。
表示部材5を係止した後、ガイド部19内に位置決め部
18を挿入しながら収納凹部9内に支持部材1を積層配
設する。そして、各支持部材1は、レバー17をガイド
部19内で左右往復移動させる(図11中、矢印方向)
ことにより、収納凹部9の内周面にフレーム2が軸受け
されてそれぞれ任意の角度ずつ単独変位する。
【0025】従って、表示部材5の配列から成る表示像
は、各支持部材1間での表示部材5の相対的配列を変更
させることができるため、様々な表示形態になるように
立体的かつ可動的表示を行うことができる。
は、各支持部材1間での表示部材5の相対的配列を変更
させることができるため、様々な表示形態になるように
立体的かつ可動的表示を行うことができる。
【0026】図12乃至図14は本発明の第3実施例を
示すものであり、四角枠形状のフレーム20から成る支
持部材21は、側周面に円形状の透孔22Aを穿設した
位置決め部22が延設されている。また、基台8の前面
には、円柱状のガイド部23が立設されている。そして
、各支持部材21は、ガイド部23を透孔22Aに挿通
させながら積層配設されることにより、相対的に位置決
めが成される。この実施例では、犬の形状をイメージし
た表示像を複数の表示部材5の配列によって構成し、こ
の表示部材5を4つの支持部材21に分割係止し、最前
の支持部材21に犬の頭と胴とを構成する表示部材5を
係止し、他の3つの支持部材21に犬の脚を構成する表
示部材5を係止している。この場合、前から順に支持部
材21A,21B,21C,21Dとすると、支持部材
21Bには表示部材5Bが係止され、支持部材21Cに
は表示部材5Cが係止され、支持部材21Dには表示部
材5Dが係止され、支持部材21Aには表示部材5B,
5C,5D以外の表示部材5Aが係止されている。そし
て、4つの支持部材21を積層配設すると図12の表示
像が表示される。次に、支持部材21Aおよび21Cを
停止させたまま支持部材21Bを左方に、支持部材21
Cを右方にそれぞれ回動すると(図14中、矢印方向)
、静止していた犬が走り出したような表示形態に表示像
が変化して見える。このように、本実施例では、ガイド
部23を中心にして支持部材21を左右に任意の角度ず
つ回動させることにより、可動的な表示像を表示するこ
とができる。
示すものであり、四角枠形状のフレーム20から成る支
持部材21は、側周面に円形状の透孔22Aを穿設した
位置決め部22が延設されている。また、基台8の前面
には、円柱状のガイド部23が立設されている。そして
、各支持部材21は、ガイド部23を透孔22Aに挿通
させながら積層配設されることにより、相対的に位置決
めが成される。この実施例では、犬の形状をイメージし
た表示像を複数の表示部材5の配列によって構成し、こ
の表示部材5を4つの支持部材21に分割係止し、最前
の支持部材21に犬の頭と胴とを構成する表示部材5を
係止し、他の3つの支持部材21に犬の脚を構成する表
示部材5を係止している。この場合、前から順に支持部
材21A,21B,21C,21Dとすると、支持部材
21Bには表示部材5Bが係止され、支持部材21Cに
は表示部材5Cが係止され、支持部材21Dには表示部
材5Dが係止され、支持部材21Aには表示部材5B,
5C,5D以外の表示部材5Aが係止されている。そし
て、4つの支持部材21を積層配設すると図12の表示
像が表示される。次に、支持部材21Aおよび21Cを
停止させたまま支持部材21Bを左方に、支持部材21
Cを右方にそれぞれ回動すると(図14中、矢印方向)
、静止していた犬が走り出したような表示形態に表示像
が変化して見える。このように、本実施例では、ガイド
部23を中心にして支持部材21を左右に任意の角度ず
つ回動させることにより、可動的な表示像を表示するこ
とができる。
【0027】図15,図16は本発明の第4実施例を示
すものであり、前記各実施例では、係合部材3が十字状
に交差している箇所を係止点4としているが、本実施例
では、係合部材3を六角形の連続からなる格子状に形成
し、3本の直線の集約箇所を係止点24としている。す
なわち、係止点24から放射状に延出する3本の直線状
の係合部材2は、それぞれ120 °の挟角Aを有して
いる。 尚、係止点24には必ずしも圧入用の球状の突部を設け
なくともよい。
すものであり、前記各実施例では、係合部材3が十字状
に交差している箇所を係止点4としているが、本実施例
では、係合部材3を六角形の連続からなる格子状に形成
し、3本の直線の集約箇所を係止点24としている。す
なわち、係止点24から放射状に延出する3本の直線状
の係合部材2は、それぞれ120 °の挟角Aを有して
いる。 尚、係止点24には必ずしも圧入用の球状の突部を設け
なくともよい。
【0028】また、三角錐形状の表示部材25は、その
一つの面の重心箇所に集約する3本の直線状の溝部26
が形成され、各溝部26はそれぞれ120 °の挟角を
有して三角形平面の各頂点に開放している。
一つの面の重心箇所に集約する3本の直線状の溝部26
が形成され、各溝部26はそれぞれ120 °の挟角を
有して三角形平面の各頂点に開放している。
【0029】以上の構成により、複数個の表示部材25
は、いずれも溝部26に係合部材3を嵌入しながら各係
止点24に係止され、複数の支持部材1を積層配設する
ことにより表示部材25の配列から成る立体的な表示像
を作ることができる。
は、いずれも溝部26に係合部材3を嵌入しながら各係
止点24に係止され、複数の支持部材1を積層配設する
ことにより表示部材25の配列から成る立体的な表示像
を作ることができる。
【0030】図17, 図18は本発明の第5実施例を
示すものであり、係合部材3を円形の連続からなる格子
状に形成し、隣接する円形の接点を係止点27としてい
る。また、立方体形状の表示部材28は、その一つの面
の重心箇所(対角線の交点)に集約する2本の円弧線状
の溝部29が形成され、各溝部29はそれぞれ線端を側
面に開放している。
示すものであり、係合部材3を円形の連続からなる格子
状に形成し、隣接する円形の接点を係止点27としてい
る。また、立方体形状の表示部材28は、その一つの面
の重心箇所(対角線の交点)に集約する2本の円弧線状
の溝部29が形成され、各溝部29はそれぞれ線端を側
面に開放している。
【0031】以上の構成により、前記各実施例と同様に
表示部材28は、係止点27に係止される。
表示部材28は、係止点27に係止される。
【0032】尚、係合部材は、透明材料により形成され
ているので、支持部材を積層したときにも背後の表示部
材を視認不能に隠閉することなく、表示部材の配列状態
を良好に視認することができる。また、例えば前記各実
施例の立体表示器を水中に浸した場合には、光の乱反射
により水中に同化して一層係合部材が見えにくくなり、
表示部材の配列による空間的表示像を表示することがで
きる。また、例えば前記第1実施例において、基台8の
内部にEL,FLT,CCT等の照明光源を配設し、収
納凹部9の内周面を透光性材料にて形成し、前記照明光
源の点灯により支持部材1を積層配設した表示空間(収
納凹部9内)を照明することもできる。
ているので、支持部材を積層したときにも背後の表示部
材を視認不能に隠閉することなく、表示部材の配列状態
を良好に視認することができる。また、例えば前記各実
施例の立体表示器を水中に浸した場合には、光の乱反射
により水中に同化して一層係合部材が見えにくくなり、
表示部材の配列による空間的表示像を表示することがで
きる。また、例えば前記第1実施例において、基台8の
内部にEL,FLT,CCT等の照明光源を配設し、収
納凹部9の内周面を透光性材料にて形成し、前記照明光
源の点灯により支持部材1を積層配設した表示空間(収
納凹部9内)を照明することもできる。
【0033】また、係合部材は、透明材料に限らず極細
線状であれば不透明材料であってもよく、後方の表示部
材を完全に隠閉しなければ使用可能である。また、係止
点の間隔は任意に設定すればよい。また、例えば背後が
十分視認可能な透明薄板から成る支持部材に表示部材を
凹凸係合、貼着、磁気的結合等適宜係合手段を用いて任
意の箇所に係止してもよく、この場合には係止点を設け
る必要はない。
線状であれば不透明材料であってもよく、後方の表示部
材を完全に隠閉しなければ使用可能である。また、係止
点の間隔は任意に設定すればよい。また、例えば背後が
十分視認可能な透明薄板から成る支持部材に表示部材を
凹凸係合、貼着、磁気的結合等適宜係合手段を用いて任
意の箇所に係止してもよく、この場合には係止点を設け
る必要はない。
【0034】ところで、本発明は、複数の支持部材を積
層配設することにより、表示部材の配列から成る立体的
な表示像を作ることのできる立体表示器であり、前記各
実施例で示した基台はいずれのものに本発明の立体表示
器を保持させてもよく、さらに基台を用いなくとも支持
部材の積層配設状態を保持可能であるとき、あるいは支
持部材を単に積層して静止立体像を作ったり、規則的な
表示像の動きを行わないときには、何ら基台に適用しな
くともよい。
層配設することにより、表示部材の配列から成る立体的
な表示像を作ることのできる立体表示器であり、前記各
実施例で示した基台はいずれのものに本発明の立体表示
器を保持させてもよく、さらに基台を用いなくとも支持
部材の積層配設状態を保持可能であるとき、あるいは支
持部材を単に積層して静止立体像を作ったり、規則的な
表示像の動きを行わないときには、何ら基台に適用しな
くともよい。
【0035】さらに、表示部材の色,形,大きさ,使用
個数および表示部材の配列からなる独立した表示像の数
は、任意に選定することができる。
個数および表示部材の配列からなる独立した表示像の数
は、任意に選定することができる。
【0036】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、各実施例の併合使用も可能である。
が、各実施例の併合使用も可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の立体表示器
は、複数個配列することによって表示像を構成する表示
部材と、この表示部材を係止する支持部材とを備え、複
数の前記支持部材を積層配設したことにより、立体的な
表示像の角度,大きさ,奥行き等、表示形態を選定する
際の自由度を向上することができる。特に、本発明は、
表示部材を固定的に配置していないので、例えば従来例
では不可能であった独立した2つ以上の表示像を同時に
表示することもでき、使用者のアイデアによって様々な
表示形態を選定することができる。
は、複数個配列することによって表示像を構成する表示
部材と、この表示部材を係止する支持部材とを備え、複
数の前記支持部材を積層配設したことにより、立体的な
表示像の角度,大きさ,奥行き等、表示形態を選定する
際の自由度を向上することができる。特に、本発明は、
表示部材を固定的に配置していないので、例えば従来例
では不可能であった独立した2つ以上の表示像を同時に
表示することもでき、使用者のアイデアによって様々な
表示形態を選定することができる。
【0038】また、本発明の立体表示器は、複数の前記
支持部材の相対的配置を変位可能に積層配設したことに
より、各支持部材毎の表示部材の配列は同じであっても
、支持部材を積層することによって完成する全表示部材
の配列から成る表示像は立体的変形を可能にするため、
動く表示像を作ることができる。
支持部材の相対的配置を変位可能に積層配設したことに
より、各支持部材毎の表示部材の配列は同じであっても
、支持部材を積層することによって完成する全表示部材
の配列から成る表示像は立体的変形を可能にするため、
動く表示像を作ることができる。
【図1】本発明の第1実施例の立体表示器を、表示像を
作る以前の状態で基台に保持した分解斜視図である。
作る以前の状態で基台に保持した分解斜視図である。
【図2】図1の支持部材を積層して表示像を構成したと
きの概略斜視図である。
きの概略斜視図である。
【図3】図2の表示部材だけの配列を示す平面図である
。
。
【図4】(A)〜(E)は、図3の表示像に関し、それ
ぞれ各支持部材毎の表示部材の配列を前方から後方へ順
に示す平面図である。
ぞれ各支持部材毎の表示部材の配列を前方から後方へ順
に示す平面図である。
【図5】図2の − 線断面図である。
【図6】本発明の第1実施例の支持部材を示す要部平面
図である。
図である。
【図7】本発明の第1実施例の表示部材を示す底面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の第1実施例の表示部材を支持部材に係
止した要部斜視図である。
止した要部斜視図である。
【図9】本発明の第1実施例の基台と抑え部材との係止
構造を示す要部拡大断面図である。
構造を示す要部拡大断面図である。
【図10】本発明の第2実施例の断面図である。
【図11】本発明の第2実施例の平面図である。
【図12】本発明の第3実施例の断面図である。
【図13】本発明の第3実施例の静止表示像の平面図で
ある。
ある。
【図14】図12の可動表示像の平面図である。
【図15】本発明の第4実施例の支持部材を示す要部平
面図である。
面図である。
【図16】本発明の第4実施例の表示部材を示す斜視図
である。
である。
【図17】本発明の第5実施例の支持部材を示す要部平
面図である。
面図である。
【図18】本発明の第5実施例の表示部材を示す斜視図
である。
である。
1,21 支持部材
2,20 フレーム
2A,18, 22 位置決め部
3 係合部材
4,24, 27 係止点
5,5A,5B,5C,5D,25, 28 表示部
材6,26, 29 溝部 7 凹部 8 基台 10, 19, 23 ガイド部
材6,26, 29 溝部 7 凹部 8 基台 10, 19, 23 ガイド部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個配列することによって表示像を
構成する表示部材と、この表示部材を係止する支持部材
とを備え、複数の前記支持部材を積層配設したことを特
徴とする立体表示器。 - 【請求項2】 複数の前記支持部材の相対的配置を変
位可能に積層配設したことを特徴とする請求項1の立体
表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290591A JPH04301882A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 立体表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290591A JPH04301882A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 立体表示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301882A true JPH04301882A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14067501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9290591A Pending JPH04301882A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 立体表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04301882A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5852749A (en) * | 1995-09-13 | 1998-12-22 | Nikon Corporation | Vibration reduction device |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP9290591A patent/JPH04301882A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5852749A (en) * | 1995-09-13 | 1998-12-22 | Nikon Corporation | Vibration reduction device |
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