JPH0430106Y2 - - Google Patents

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JPH0430106Y2
JPH0430106Y2 JP1985175390U JP17539085U JPH0430106Y2 JP H0430106 Y2 JPH0430106 Y2 JP H0430106Y2 JP 1985175390 U JP1985175390 U JP 1985175390U JP 17539085 U JP17539085 U JP 17539085U JP H0430106 Y2 JPH0430106 Y2 JP H0430106Y2
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JP
Japan
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tubular extension
cut
tube container
groove
tubular
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JP1985175390U
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JPS6282951U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チユーブ容器に係り、特にフツクに
掛けて使用することができるようにしたものに関
する。
〔従来の技術〕
従来より、この種のチユーブ容器としては実開
昭58−53052号公報、及び実開昭59−38243号公報
がある。前者の公報には、第5図及び第6図に示
すように、チユーブ本体10のキヤツプ11先端
に突部12を延設し、これに孔部13を穿設した
ものと、チユーブ本体10の尾部を延出してこれ
に孔部13を穿設したものが記載されている。
一方後者の公報には、第7図に示すようにブロ
ー成型による容器14の底面に凹部15を設け、
その凹部15内の表裏両面の合わせ目を少し突出
せしめて突起片16を設けたものであり、この突
起片16にはハンガーに挿通するための孔17が
穿設されている。
このように従来のものにおいては、容器本体に
何等かの突部を形成して、これにハンガー用の孔
を設けて本体をつり下げ得るようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記した構成を採つた場合には、容
器本体に突部を形成する必要があるため、第5図
及び第6図に示すものにおいてはチユーブ容器全
体の全長が長くなり、箱詰めに際して突部が障害
となるおそれがある。更にチユーブ容器のつり下
げないで使用する場合にはこの突部が邪魔になる
問題がある。また、第7図に示すものは成形が複
雑化すると共に、突起片16が凹部15内に配置
されるものであるためハンガーに掛けにくいとい
う問題がある。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、チユーブ容器の形状や寸法を殆ど変更するこ
となく、必要に応じてつくり下げ用の部材を繰り
出し得るようにしたチユーブ容器とすることを技
術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した技術的課題を解決するため
に、管状軟性材により形成され、長手方向の一端
側に絞り出し口2が形成されると共に、他端側は
密閉処理部分3により閉鎖されるチユーブ容器1
において、次のような構成とした。
すなわち、密閉処理部分3の先端側を管状延設
部4にすると共に、この管状延設部4にはその一
側端から他側縁近傍に至る切り込み溝7を形成
し、この切込み溝7の終端部分に近接した長手方
向の他端側縁に切り取り部4aを設け、前記管状
延設部4の先端を、溝7を境に容器本体から切り
裂いて引き離し反転させ、かつ切込み溝7の終端
部分を軸に回動させた方向に延在する管状部を形
成できるようにした。
〔作用〕
切り込み溝7を切り裂くと管状延設部4は環状
に分離する。これを切り込み溝7の終端部分を中
心に約180度回動させて反転させると、回動前の
原形状への復元力は作用せず、この復元力は逆方
向に作用し、環状に分離した管状延設部4の先端
は、切り裂かれる前と反対の方向に延長した状態
において安定する。この環状部は、壁等に固定し
た吊り下げ具9に引つ掛けることができる。
なお、切り取り部4a設け、切込み溝7の終端
部分から切り裂かれた管状延設部4の幅を狭くし
たから、前記回動がしやすい。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づい
て説明する。
管状軟性材により形成されたチユーブ容器1の
長手方向の一端側には絞り出し口2が形成される
と共に、他端側は高周波溶着等の密閉処理により
閉鎖されている。この密閉処理部分3の先端には
密閉処理の際に残される管状延設部4が形成され
ており、この管状延設部4には、その一側縁5か
ら他側縁6近傍に至る切り込み溝7が形成されて
いる。前記切り込み溝7は手で容易に切り裂くこ
とができる程度の強度に切り込まれており、一側
縁5には切り端8が形成されている。
使用に際しては、上記切り込み溝7を切り裂か
ずにそのまま用いることができるのは勿論、前記
切り込み溝7を切り裂き、これを切り込み溝7の
終端部分を中心に約180度ほど回動させて、かつ
表裏を反転させる。このような反転により原形状
への復帰力が逆方向に作用し、環状に分離した管
状延設部4の先端は、切り裂かれる前と逆方向に
延長した状態において安定する。その結果、第3
図に示すような環状部が形成される。この環状部
を壁等に固定した吊り下げ具9に引掛けることに
よりチユーブ容器1を容易に保持させることがで
きる。
なお、切り込み溝7の終端部分には切り取り部
4aが形成されており、管状延設部4の反転が容
易となるようになつている。
第4図は他の実施例を示し、管状延設部4の中
央部分に陳列用フツクを挿通するための孔4bを
穿設したものである。
以上述べたように、使用状況に応じて管状延設
部4を繰り出すことができ、しかも、これを繰り
出した状態においては、大きな輪となるから、吊
り下げ具9への引掛けは極めて容易である。
〔考案の効果〕
本考案に係るチユーブ容器によれば、切り込み
溝から管状延設部を切り裂き、これを反転させる
ことにより、外方向に繰り出された状態の環状部
を容易に形成することができる。
一方、このように吊り下げて使用しない場合に
は前記切り込み溝をそのままにしておけば良いの
で、箱詰め作業等の際に障害とならず扱いが容易
である。。
また、製造が容易であり、チユーブ容器1の外
寸を変更することもないため安価に実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は全体の平面図、第2図は要部の斜視図、第
3図は切り込み溝を切り裂いた状態を示す要部の
斜視図、第4図は他の実施例を示す要部の斜視図
である。第5図乃至第7図は従来のチユーブ容器
を示し、第5図及び第6図は平面図、第7図は斜
視図である。 1……チユーブ容器、2……絞り出し口、3…
…密閉処理部分、4……管状延設部、7……切り
込み溝、9……吊り下げ具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管状軟性材により形成され、長手方向の一端側
    に絞り出し口2が形成されると共に、他端側は密
    閉処理部分3により閉鎖されるチユーブ容器1に
    おいて、 前記密閉処理部分3の先端側を管状延設部4に
    すると共に、この管状延設部4にはその一側端か
    ら他側縁近傍に至る切り込み溝7を形成し、この
    切込み溝7の終端部分に近接した前記長手方向の
    他端側縁に切り取り部4aを設け、前記管状延設
    部4の先端を、溝7を境に容器本体から切り裂い
    て引き離し反転させ、かつ切込み溝7の終端部分
    を軸に回動させた方向に延在する環状部を形成で
    きるようにしたチユーブ容器。
JP1985175390U 1985-11-14 1985-11-14 Expired JPH0430106Y2 (ja)

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JP1985175390U JPH0430106Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JP1985175390U JPH0430106Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JPS6282951U JPS6282951U (ja) 1987-05-27
JPH0430106Y2 true JPH0430106Y2 (ja) 1992-07-21

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ID=31114671

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Families Citing this family (1)

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JP5645509B2 (ja) * 2010-06-30 2014-12-24 株式会社吉野工業所 チューブ容器

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JPS6282951U (ja) 1987-05-27

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