JPH0430086Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430086Y2
JPH0430086Y2 JP1985136765U JP13676585U JPH0430086Y2 JP H0430086 Y2 JPH0430086 Y2 JP H0430086Y2 JP 1985136765 U JP1985136765 U JP 1985136765U JP 13676585 U JP13676585 U JP 13676585U JP H0430086 Y2 JPH0430086 Y2 JP H0430086Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
film
punch
hole
punching die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985136765U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6245202U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985136765U priority Critical patent/JPH0430086Y2/ja
Publication of JPS6245202U publication Critical patent/JPS6245202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430086Y2 publication Critical patent/JPH0430086Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば成形充填包装工程において包
装完了後に帯状の包装フイルムからシート状の包
装体を打ち抜く打抜き装置に関する。
(ロ) 従来技術 成形充填包装では品物を充填し密閉した後に帯
状のフイルムから一定の形状のシート状の包装体
として打ち抜くのが一般的である。この場合、フ
イルム材料の経済性を考慮して打ち抜かれる互い
に隣合う包装体の切断線が共通になるようにして
いる。このため共通の切断線によつて切断される
包装体mの周縁に第5図に示されるように切欠き
nがある場合にはその切欠部を切り取つた小さな
スクラツプ片tができ、このスクラツプ片は帯状
の包装フイルムにも或は包装体にも付随せず独立
した小片になつてパンチおよび打抜きダイの周辺
に散らかる。
かかるスクラツプシートは打抜き装置に付着し
て打抜き動作に支障を来たすだけでなく打抜き装
置の周辺にちらばつてよごすことになる。このよ
うな弊害を防止するためには打抜き工程を2回に
分けて最初の工程でその小片のスクラツプフイル
ムの部分を打ち抜いて排除しておき、次の工程で
包装体を打ち抜くようにしてもよいが、これでは
前後の打抜き時の心合せが困難となる問題があ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、包装体のよ
うなシート状片の打抜き時に発生する小片のスク
ラツプフイルムを圧力空気により一定の方向に吹
き飛ばすことによつて1回の打抜き動作でもスク
ラツプフイルムの排出を完全にできるようにする
ことである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、内周に突部を有する打抜き穴が形成
された打抜きダイと、外周に該凸部と組み合う凹
部が形成されていて該打抜き穴内に入るパンチと
を備え、該打抜きダイとパンチとで連続するフイ
ルムから周辺部に切欠きを有するシート状片を打
ち抜く打抜き装置において、該打抜き穴とほぼ同
形のガイド穴を有するガイド部材を、該打抜き穴
と該ガイド穴とを整合してかつ該打抜きダイとの
間にフイルムの進行方向に延びるフイルム通過用
のすき間を形成するようにして該打抜きダイに隣
接して設けて、該パンチには該フイルムの移送方
向下流側となる周面に開口しかつ空気圧源に接続
されていて空気圧を該すき間内で該フイルムの移
送方向下流側に向けて吹き付けるノズル孔を形成
し、該すき間内で該打抜きダイと協働して該フイ
ルムの該パンチ及び打抜きダイによつて打ち抜か
れなかつた部分を切断するカツターブレードを該
パンチと共に移動可能に設けて構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、該すき間を通して打抜きダ
イとガイド部材との間に帯状のフイルムを送る。
その後パンチを打抜きダイに関して相対的に移動
して該パンチを該ガイド部材のガイド穴を通して
打抜きダイの打抜き穴内に入れ、パンチと打抜き
ダイとにより該フイルムからシート状片を打ち抜
く。パンチがガイド穴に入り始めると又はその前
後にノズル孔に圧縮空気が送られ、圧縮空気がノ
ズル孔から吹き出し、小片のスクラツプフイルム
をすき間を通して打抜き装置外の所定の位置に排
出する。一方、パンチと共にカツターブレードも
移動し、そのカツターブレードと打抜きダイとで
フイルムのパンチ及び打抜きダイによつて打ち抜
かれなかつた部分、例えば両縁部及び横方向に隣
接する打ち抜かれた部分間にある部分を切断す
る。そしてこの切断されたフイルムも圧縮空気に
よつてすき間を通して排出される。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
第1図ないし第3図において、本考案によるス
クラツプフイルムの排出機構を備えた打抜き装置
の一実施例が示されている。同図において1は打
抜き装置、2は内周の対向する面(フイルムの移
送方向に直角の面)22,22aに複数の凸部2
4を有する打抜き穴21が形成された固定の打抜
きダイ、3は打抜きダイに設けた一対のガイドロ
ツド25に上下動可能に案内されていて流体圧シ
リンダ等の駆動装置(図示せず)により上下動さ
れる可動台、4は可動台3の下面に固定されてい
て外周の反対側の面42,42aに打抜き穴21
の凸部と組み合う複数の凹部44が形成された打
抜き穴21とほぼ同じ断面形状のパンチである。
パンチ4には可動台3に取り付けられる側の上
面に空気通路を形成する空洞51が、かつ周面4
2に凹部44の底部で開口しかつ空洞51と通孔
52を介して通じている複数のノズル孔53が形
成されている。空洞51はパンチ4が可動台3に
固定されたとき可動台3の給気ポート55と連通
し、それによつて給気ポートから供給される圧縮
空気をノズル孔53から吹き出せるようになつて
いる。
打抜きダイ2の上には打抜きダイ2の打抜き穴
21とほぼ同じ断面形状を有するガイド穴61を
有するガイド部材60がガイド穴61と打抜き穴
21とを整合して固定されている。ガイド部材6
0の下面にはフイルムが通る間隙を形成する比較
的浅い凹部62と、フイルムに形成された容器等
が通り得る比較的深い複数の凹部63とが形成さ
れている。各凹部62,63はフイルムの移動方
向に貫通している。
可動台3の下面にはパンチ4よりフイルムの進
行方向下流側に複数(本実施例では3個であるが
1個のみ図示)のカツタブレード65がフイルム
の進行方向に直角の方向に整合してかつ下方に突
出して取り付けられている。打抜きダイ2および
ガイド部材にはカツタブレード65が入るように
なつている複数の穴66および67がそれぞれ形
成されている。打抜きダイの下流側の位置には打
抜きダイ側に向つて大きく開口しているスクラツ
プ受け70が設けられている。
上記ノズル孔53、ガイド部材60、凹部6
2,63、カツタブレード65、穴66,67、
スクラツプ受け70等は、本実施例のスクラツプ
フイルム排出機構5を形成している。
上記構成において、打抜きダイ2とガイド部材
60との間に例えばブリスタ包装済みのフイルム
fが所定の位置まで送られ停止すると、可動台3
がパンチ4とともに降下し始める。するとパンチ
4はガイド部材60のガイド穴61内に入ると共
にカツタブレード65はガイド部材60の穴66
内に入り、更にパンチ4の下端は第2図に示され
るように打抜きダイ2の打抜き穴21に入つてシ
ート状片sを打ち抜くとともにカツタブレード6
5の先端が打抜きダイ2の穴67内に入つてシー
ト状片sを打ち抜いた後に残つた連続するスクラ
ツプフイルムt´を切断する。一方パンチ4の降下
が開始すると可動台3の給気ポートに圧縮空気の
供給が開始され(常時エア供給が行われるように
してもよい)ノズル孔53からフイルムの進行方
向下流側(第2図で左側)に向つて空気を吹き出
し、シート状片の打抜きにより生じた小片のスク
ラツプフイルムおよびカツタブレード65により
切断された比較的長いスクラツプフイルムt´をス
クラツプ受け70内に吹き飛ばす。
もし吹き飛ばされずにパンチ4に付着した場合
にはパンチが上昇する際にガイド部材60でパン
チから強制的に分離され、次の打抜き動作の時に
その打抜き動作によつて発生するスクラツプフイ
ルムと共に吹き飛ばされる。
打ち抜かれたシート状片はパンチの上下動に連
動して上下動する真空吸着盤8により取出しコン
ベア上に取り出される。
(ト) 効果 本考案によれば、打抜き動作時に、小片のスク
ラツプフイルムおよびカツタブレードによつて切
断されたフイルム両側縁および中央の比較的長い
スクラツプフイルムを同時に圧縮空気で吹き飛ば
すのでスクラツプフイルムの排出を確実にでき、
特に打抜かれたシート自身に小片が付着しまま包
装されることが無くなりまた小片のスクラツプフ
イルムが打抜き装置に付着して打抜き動作に支障
を来たしたり周囲をよごしたりすることがなくな
る。
更に、パンチに付着しようとする小片をガイド
部材の作用によりパンチから強制的に分離させて
排出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスクラツプフイルムの排
出機構を備えた打抜き装置の断面図、第2図は第
1図の一部の拡大断面図、第3図は第1図の打抜
き装置の展開図、第4図は第1図の打抜き装置の
使用例を示す図、第5図はシート状片とスクラツ
プフイルムとの関係を示す図である。 1……打抜き装置、2……打抜きダイ、21…
…打抜き穴、24……凸部、4……パンチ、24
……凹部、5……スクラツプフイルム排出機構、
53……ノズル孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周に突部を有する打抜き穴が形成された打抜
    きダイと、外周に該凸部と組み合う凹部が形成さ
    れていて該打抜き穴内に入るパンチとを備え、該
    打抜きダイとパンチとで連続するフイルムから周
    辺部に切欠きを有するシート状片を打ち抜く打抜
    き装置において、該打抜き穴とほぼ同形のガイド
    穴を有するガイド部材を、該打抜き穴と該ガイド
    穴とを整合してかつ該打抜きダイとの間にフイル
    ムの進行方向に伸びるフイルム通過用のすき間を
    形成するようにして該打抜きダイに隣接して設け
    て、該パンチには該フイルムの移送方向下流側と
    なる周面に開口しかつ空気圧源に接続されていて
    空気圧を該すき間内で該フイルムの移送方向下流
    側に向けて吹き付けるノズル孔を形成し、該すき
    間内で該打抜きダイと協働して該フイルムの該パ
    ンチ及び打抜きダイによつて打ち抜かれなかつた
    部分を切断するカツターブレードを該パンチと共
    に移動可能に設けたことを特徴とする打抜き装
    置。
JP1985136765U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0430086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985136765U JPH0430086Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985136765U JPH0430086Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6245202U JPS6245202U (ja) 1987-03-19
JPH0430086Y2 true JPH0430086Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=31040186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985136765U Expired JPH0430086Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430086Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4564378B2 (ja) * 2004-12-27 2010-10-20 三光機械株式会社 縦型多列自動包装機のrカッター装置
JP5337178B2 (ja) * 2011-02-07 2013-11-06 株式会社奥田 キャリヤテープ製造装置およびキャリヤテープ製造法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749685U (ja) * 1980-09-06 1982-03-20
JPS5841308B2 (ja) * 1980-11-20 1983-09-10 朋友ゴム株式会社 ゴム材料

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841308U (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 シ−ケ−デイ株式会社 トリミング装置におけるスクラップフィルム排出機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749685U (ja) * 1980-09-06 1982-03-20
JPS5841308B2 (ja) * 1980-11-20 1983-09-10 朋友ゴム株式会社 ゴム材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6245202U (ja) 1987-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7914432B2 (en) Method for making a pressed paperboard container
EP0113141B1 (en) A method for the removal of waste material in rotary punching
US4155692A (en) Shear molding of reinforced latch
US3786732A (en) Cutting and scoring die
US6820393B2 (en) Apparatus for manufacturing flexible packages having slide closures
TWI481454B (zh) 廢料上浮防止方法及衝壓模具
US6925918B1 (en) Scrap stripper for a rotary cutting device for cutting corrugated board
US3755522A (en) Trim in place differential pressure thermoforming process
US3640666A (en) Trim in place thermoforming apparatus
CA1296675C (en) Method and apparatus for scoring rigid plastic sheet material and plastic sheet product with score lines
JPH0430086Y2 (ja)
US9120279B2 (en) Method for producing thermoformed articles as well as a die for the production thereof
JP2021010955A (ja) 製袋装置
US2188916A (en) Method of making container parts
US4952264A (en) Method for producing plastic components
JPH03505554A (ja) プラスチックポットの切断及びトリミング
CN210939655U (zh) 一种切割装置
JP7096719B2 (ja) フィルムのカット方法およびカット装置
JP4519265B2 (ja) 容器蓋を分離収集する方法及び装置
JPH04201100A (ja) 自動紙打抜機の屑取り装置
GB2320906A (en) Ultrasonic cutting machine
CN218111903U (zh) 一种包装袋制袋机的切料装置
JP3058732U (ja) 成形シートのカス打ち抜き装置
JP2001047505A (ja) 合成樹脂シートの成形装置
US5255588A (en) Apparatus for making accurate cuts in thermoformed articles