JPS5841308B2 - ゴム材料 - Google Patents

ゴム材料

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JPS5841308B2
JPS5841308B2 JP16419280A JP16419280A JPS5841308B2 JP S5841308 B2 JPS5841308 B2 JP S5841308B2 JP 16419280 A JP16419280 A JP 16419280A JP 16419280 A JP16419280 A JP 16419280A JP S5841308 B2 JPS5841308 B2 JP S5841308B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/18Resilient soles
    • A43B13/187Resiliency achieved by the features of the material, e.g. foam, non liquid materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L91/00Compositions of oils, fats or waxes; Compositions of derivatives thereof
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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    • H04R31/003Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor for diaphragms or their outer suspension
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なゴム材料に関する。
さらに詳しくは、(A)ゴム成分100重量部、(B)
ファクチス50〜500重量部および(q軟化剤100
〜1500重量部からなるゴム組成物の加硫物であって
、硬度がA型ゴム硬度計で300以下でF型ゴム硬度計
で15°以上であり、かつ反撥弾性率が50%以上であ
る、とくに各種防振(吸振、制振)、吸音(防音)、緩
衝材料として有用なゴム材料に関する。
従来より各種ゴム材料が防振材、吸音材、緩衝材などと
して使用されている。
しかしながら、従来のゴム材料は防振材としてみたばあ
い振動吸収特性、とくに5〜10Hz前後の超低周波数
領域における振動吸収特性に劣っている。
したがってかかるゴム材料をレコードプレーヤーのター
ンテーブル用ゴムシート、レコードプレーヤーのインシ
ュレーターなどに用いても外部振動を有効に遮断しえず
、原音の忠実再生は望むべくもなかった。
しかるに本発明者は防振材、吸音材、緩衝材などとして
とくにすぐれた性能を発揮するゴム材料を見出すべく鋭
意研究を重ねた結果、まったく新たなゴム材料を見出し
、本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、(A)ゴム成分100重量部、(B
)ファクチス50〜500重量部および(Q軟化剤10
0〜1500重量部からなるゴム組成物の加硫物であっ
て、硬度がA型ゴム硬度計で300以下、好ましくは2
0°以下、なかんづ<10°以下でF型ゴム硬度計で1
5°以上、なかんづく30°以上であり、かつ反撥弾性
率が50%以上、好ましくは60%以上、なかんづく7
0%以上であるゴム材料に関する。
前記において、A型ゴム硬度計とはJIS K630
1−1969で規定されているゴム硬度計である。
またF型ゴム硬度計とは高分子計器■製のゴム硬度計ア
スカ−F型を意味し、これは主にフオームラバー、ウレ
タンフオームなどの硬度の測定に使用されるものである
本発明のゴム材料はソリッドゴムであるにもかかわらず
硬度がきわめて低く、通常のソリッドゴムの硬度の測定
に使用されているA型ゴム硬度計では測定不可能なもの
もあり、そのため本発明のゴム材料の硬度の下限値はF
型ゴム硬度計で測定した硬度で規定する。
またA型ゴム硬度計とF型ゴム硬度計の中間の硬度はC
型ゴム硬度計で測定してもよい。
ここでC型ゴム硬度計とは日本ゴム協会規格5RIS−
0101で規定されているものであり、A型ゴム硬度計
とF型硬度計の中間の硬度の測定に使用されているもの
である。
主にスポンジ、軟質ゴムの硬度測定に使用されている。
なおC型ゴム硬度計としては高分子計器株式会社製のゴ
ム硬度計アスカ−C型を用いた。
本発明のゴム材料の硬度はA型ゴム硬度計、C型ゴム硬
度計およびF型ゴム硬度計のいずれでも測定可能なばあ
いには、いずれのゴム硬度計で測定してもよい。
しかしA型ゴム硬度計で硬度が1゜以下のばあいはA型
ゴム硬度計で測定すると測定誤差が大きいからC型ゴム
硬度計またはF型ゴム硬度計で測定するのが好ましい。
同様にC型ゴム硬度計で硬度が1°以下のばあいはF型
ゴム硬度計で測定するのが好ましい。
またC型ゴム硬度計で硬度が99°以上のばあいはA型
ゴム硬度計で測定するのが好ましい。
同様にF型ゴム硬度計で硬度が99°以上のばあいはC
型ゴム硬度計またはA型ゴム硬度計で測定するのが好ま
しい。
なお以下において、A型ゴム硬度計、C型ゴム硬度計お
よびF型ゴム硬度計で測定した硬度をそれぞれA硬度、
C硬度およびF硬度という。
本発明のゴム材料は硬度がA硬度30°以下、好ましく
は20°以下、なかんづ<10°以下でF硬度15°以
上、なかんづ<30°以上であって、かつ反撥弾性率が
50℃以上、好ましくは60%以上、なかんづく70%
以上である加硫ゴムであるが、かかるゴム物性を有する
実用的なゴム材料は従来まったく知られていない。
すなわち従来の実用的なゴム材料のばあい、硬度が30
゜以下のものは反撥弾性率が40%より小さく、たとえ
ば10〜20%程度である。
従来においては加硫ゴムの硬度を下げるとそれにともな
って反撥弾性率も下がるというのが一般的な認識であり
、本発明における硬度がA硬度30°以下、好ましくは
200以下、なかんづ(10°以下であってしかも反撥
弾性率が50%以上、好ましくは60%以上、なかんづ
<70%以上というゴム物性を有する実用的なゴム材料
は従来技術からは予測しえないものである。
本発明のゴム材料は前記のごとき特異なゴム物性の故に
防振性、吸音性、耐衝撃性、緩衝性、クッション性など
の性質にすぐれ、かかる性質を利用してたとえばつぎの
ごとき用途に好適に使用される。
(1)主にすぐれた防振(吸振、制振)性を利用したも
の レコードプレーヤーにおける各種防振部材(たとえばタ
ーンテーブル用ゴムシート、インシュレーター、ダスト
カバーのダンパー、トーンアームとキャビネットの間の
クッション、ヘッドシェルとアーム軸の間のクッション
、カートリッジとへラドシェルの間のクッション、モー
ターおよびコンデンサーの取付は部分のクッション、コ
ードブツシュなど)。
スピーカーキャビネートにおけるスピーカーユニットの
取付は部分のクッション。
スピーカー、ラックナトの防振マット。
化学天秤など各種精密機器用のインシュレーター、防振
マット、該機器用防振台のインシュレーター、防振マッ
ト。
建物などの床、壁などに用いる防振(防音)材。
ラジオ、テレビ、アンプ、テープレコーダー、ビデオ、
電話機、ファクシミリ、テレックス、電子卓上計算機な
どのインシュレーター、防振マット。
歯科機械用防振部材。
チェーンソー、さく岩槻などのハンドルの防振部材。
自動二輪車、原動機付自転車の足のせゴム。
(2)主にすぐれた吸音(防音)性を利用したものスピ
ーカーキャビネットの吸音材。
内燃機関のマフラー。
エンジンボンネット内の吸音材。屋内、屋外における防
音(吸音)マット。
掃除機の吸音材。
クーラーの吸音材。防音窓のシール材。
窓ガラスなどに貼着する吸音(防音)材。
(3)主にすぐれた耐衝撃性、緩衝性を利用したもの 自動車などのバンパー、船舶、岸壁などに用いられる防
舷材などの緩衝材。
各種シール材(車輌、建物、冷蔵庫などのドアのシール
材、車のトランクのシール材、手提トランクのシール材
など)。
競技場での激突防止用材料(柱、フェンスなど)。
掃除機のゴミ吸込口の当てゴム。
各種スポーツにおける防具用材料。パラシュート落下時
の耐衝撃材料。
気体、液体、粉体などの移送用パイプのジヨイント材。
コードブツシュ。
(4)主に柔かくて弾性のすぐれた感触、すぐれたクッ
ション性を利用したもの ヘッドホーンのイヤーパッド。
ブラウン管、カメラ、ビデオカメラ、防塵メガネ、水中
メガネなどの目当てゴム。
医学用補綴材料(人工乳房、人工踵など)。
抱き人形。衣料用体型材料(ブラジャー、コルセット、
紳士服、婦人服などのパッド材)。
ウェットスーツなどの材料。骨折患者などの靴Q緩衝用
踵、底敷。
軟材料〔靴底材料、靴自体の構成材料(布、硬質ゴムな
どと併用)〕。
杖のゴム足、肱あて。椅子、座蒲団、マツトレス、ベッ
ドなどのクッション材。
(5)音響機器において再生音質の向上に寄与するもの スピーカーの振動板。
スピーカーキャビネットの構造材料、内張り、外張り材
料。
レコードプレーヤーのボックス。
フォノモーター用ベルトおよびプーリー。
各種楽器の内張り、外張り材料。
(6)その他低硬度、高反撥弾性の性質を利用したもの 自動車、自動二輪車、原動付自転車、自転車、乳母車、
ベビーカー、ショッピングカー、車椅子などのノーパン
クタイヤ(チューブと空気の代用)、タイヤ自体(タイ
ヤカバー付ソリッドタイヤ)。
キャスター用ゴム輪。ゴルフボールの芯材。
石油掘削用充填材。(7)その他の用途 オイルフェンス用材料(油類の吸収性がよい)。
しかして前記のごときすぐれた防振性、吸音性、耐衝撃
性、緩衝性、クッション性などは硬度がA硬度30°以
下、好ましくは200以下、なかんづく100以下でF
硬度15°以上なかんづ<30°以上であって、かつ反
撥弾性率50%以上、好ましくは60%以上、なかんづ
く70%以上という特定の物性値を有する加硫ゴムによ
って発揮されるものである。
硬度および反撥弾性率が前記範囲をはずれると防振性、
吸音性、耐衝撃性、緩衝性、クッション性などの性質が
劣り、好ましくない。
本発明のゴム材料は前記物性値に加えてさらに引張強さ
が0.1〜100 kg/cA、なかんづく1〜5ok
!9/cms伸びが50〜1000%、なかんづく20
0〜1000%、比重が0.8〜1.3、なかんづ<0
.89〜1.1であるものが好ましい。
前記特定の物性値を有する加硫ゴムは(Nゴム成分10
0部←重量部、以下同様) 、 (B)ファクチス50
〜500部、なかんづく100〜500部および(C)
軟化剤100〜1500部、なかんづく200〜150
0部からなるゴム組成物を加硫することによってえられ
る。
このようなゴム成分に多量のファクチスおよび軟化剤を
配合してなるコム組成物は新規なゴム組成物であり、か
かる新規なゴム組成物を加硫することによって硬度がA
硬度30°以下、好ましくは20°以下、なかんづく1
0°以下でF硬度が15°以上、なかんづく30°以上
であって、かつ反撥弾性率が50%以上、好ましくは6
0%以上、なかんづく70%以上という特定の加硫ゴム
がはじめてえられるのである。
なおポリノルボルネンについては軟化剤を多量に配合す
ることによってA硬度7°程度のものかえられることが
知られているが、ファクチスが配合されておらずブリー
ドが激しくて到底実用的なものではない。
本発明においては、ゴム成分に多量の軟化剤とともに多
量のファクチスを配合することにより、ブリードを抑え
て前記特定の低硬度、高反撥弾性の加硫ゴムをえている
のであり、しかもこの加硫ゴムが防振性、吸音性、緩衝
性、クッション性などにきわめてすぐれたものであり、
さらにスピーカーの振動板の材料として最適である(き
わめてすぐれた超低音を与えかつ響きのよい音を与える
)、大きな衝撃力が加わると粉々に砕けちる(バンパー
材料として有利)、タイヤのチューブと空気の代用にな
るなどの特異な性質が見出されたのである。
(A)成分のゴム成分はと(に制限されないが、たとえ
ばポリノルボルネン、天然ゴム、インブレンゴム、クロ
ロプレンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、フタジエン
ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレ
ン−ジエンゴム、ニトリルゴムおよびウレタンゴムの1
種もしくは2種以上を主体とするものがあげられ、これ
らゴム成分にはそれらの再生ゴム(たとえばゴム粉など
)も含まれる。
これらゴム成分は固形状(粉末、ペレット、ブロック、
シートなど)であってもよく、液状(液状ゴム、ラテッ
クスなど)であってもよい。
前記ゴム成分のなかではポリノルボルネンを主体とする
ものが好ましく、そのばあいポリノルボルネンの割合が
ゴム成分全量の50%(重量%、以下同様)以上、なか
んづく65%以上であるのが好ましい。
(B)成分の7アクチスとしては、アマニ油、ナタネ油
、大豆油、ゴマ油、桐油、ヒマシ油などの各種植物油を
硫黄または塩化硫黄で加硫してえられる、白色ファクチ
ス、黒色ファクチス、アメ色ファクチス、青色ファクチ
スなどの各種ファクチスがいずれも用いられる。
これらファクチスは単独で用いてもよく、混合して用い
てもよい。
とくにナタネ油を加硫してえられるファクチスが好まし
い。
(Q成分の軟化剤としては油、可塑剤、その他の軟化作
用を有するものがあげられる。
油としては芳香族系油、ナフテン系油、パラフィン系油
、植物油、動物油などゴム類の添加油(軟化油、プロセ
ス油など)として通常用いられているものがいずれも用
いられる。
前記植物性および動物油としては、たとえばヒマシ油、
ナタネ油、アマニ油、鯨油、魚油などがあげられる。
可塑剤としてはゴム類の可塑剤として通常用いられてい
るもののうち軟化作用の太きいものがいずれも用いられ
、たとえばジブチルフタレート、ジオクチルフタレート
、ジオクチルセバケートなどがあげられる。
その他の軟化剤としては液状ゴムなどがあげられる。
前記軟化剤は単独で用いてもよく、2種以上を混合して
用いてもよい。
通常油単独または油と可塑剤の併用が好ましい。
さらに前記ゴム組成物には(4)〜(q成分以外にカー
ボンブラック、酸化亜鉛などの充填剤、着色剤、ステア
リン酸なとの滑剤、老化防止剤などの通常用いられてい
るゴム配合剤を前記物性を損なわない範囲内で適宜配合
してもよい。
前記ゴム組成物の加硫には通常の加硫系がいずれも用い
られ、硫黄加硫でもよ(無硫黄加硫でもよい。
加硫条件などもとくに制限されず通常の条件が採用され
る。
前記ゴム組成物の代表的組成割合の硫黄加硫のばあいを
例にとって示せばつぎのごとくである。
本発明のゴム材料を特定の用途に用いるには前記特定の
ゴム組成物を個々の用途に応じて適宜の形状に加硫成形
すればよいが、その成形方法は通常のゴム類の成形物を
うるばあいと同様にすればよい。
たとえば前記ゴム組成物を適宜の形状のキャビティを有
する金型内で直接プレス加硫してもよく、あるいはまず
カレンダー成形または押出し成形などにより未加硫の成
形物をつくり、ついでこの成形物をプレス加硫や蒸気加
硫してもよく、さらには射出成形なども可能である。
つぎに本発明のゴム材料を特定の用途に用いるばあいを
例にとって説明する。
(1)防振材 本発明のゴム材料を防振材、たとえばターンテーブル用
ゴムシート、インシュレーター(防振足)、防振マット
などに用いるばあい、その形状などはとくに制限されな
いが、とくに他部材との接触面に多数の突起、より好ま
しくは他部材と点接触ないし線接触しうるような突起を
設けた形状が好ましい。
かかる形状によるときは他部材との接触面積が小さくか
つ突起と突起の間に空気層が抱き込まれ、本発明のゴム
材料の前記特定の物性とあいまってより一層すぐれた防
振効果が発揮される。
前記突起の形状はとくに制限されず各種形状が採用され
うるが、他部材との接触面積をできるだけ小さくすると
いう観点から、突起の頂部の面積ができるだけ小さくな
るような形状が好ましい。
かかる突起としては少なくともその頂部を降伏にして他
部材と実質的に線接触しうるようにした形状のものがあ
げられる。
この態様の形状としてはたとえば屋根状、カマボコ状な
どがあげられ、とくに頂部がナイフェツジ状のものが好
ましい。
他の好ましい突起は少なくともその頂部を尖頭状にして
他部材と実質的に点接触しうるようにした形状のものが
あげられる。
この態様の形状としてはたとえば角錐状(三角錐および
四角錐以上の多角錐を含む。
以下同様)。円錐状(楕円錐を含む、以下同様)、ドー
ム状(球に近いもの、半球状のもの、円柱の上部を丸め
たものなどを含む、以下同様)などがあげられ、とくに
頂部が針状に尖ったものが好ましい。
なお前記2種の態様の突起においては、その頂部のみが
降伏または尖頭状であればよく、その基部の形状はとく
に制限されない。
たとえば截頭角錐、截頭円錐などの基部のうえに屋根状
、カマボコ状、角錐状、円錐状、ドーム状などの頂部を
のせたような形状であってもよい。
さらに接触面積が小さいかぎり前記態様以外の形状も採
用しえ、たとえば截頭角錐状、截頭円錐状、角柱状、円
柱状などの突起も用いられうる。
なおこれら突起の頂部に切欠きを設けることによって線
接触、点接触するようにしてもよい。
突起を設けた面と他部材との接触面積は該面に突起を設
けないばあいの接触面積に対して0.01〜10%、な
かんづ<0.01〜1%が好ましい。
突起の高さは0.1〜5mm、なかんづ<0.3〜1.
8關が好ましい。
突起は防振材の他部材との接触面に無秩序に配列しても
よく、規則的に配夕1ルてもよい。
規則的な配列としては、たとえば同心円状(同心楕円、
同心多角形状などを含むものとする。
以下同様)、渦巻き状、放射状、格子状、直線状などが
あげられる。
個々の突起は相互の間隔を適宜あげて設けてもよく、ま
た密接して設けてもよく、さらにはそれらの組合わせで
あってもよい。
密接して設けるばあいは隣接する突起の基部を相互に連
結一体化してもよい。
好ましい配列の態様としては突起を密接してたとえば同
心円状などの形状に配夕1ル、かかる密接した突起の列
によって他部材との間に空気を抱き込むようにしたもの
があげられ、よりすぐれた防振効果が奏される。
前記のごとき突起は防振材本体に一体的に設けてもよい
が、本体とは別途作製し、本体に接着などの手段により
固着してもよい。
前記突起は防振材の他部材との接触面の少なくとも一面
に設ければよいが、全接触面に設けてもよい。
他の接触面の形状はとくに制限されず、たとえば全面フ
ラットでもよく、同心円状、渦巻き状、放射状、格子状
、直線状などの凹条溝、凸状帯などを設けてもよく、平
面形状が円形、多角形などの凹部、凸部などを規則的(
たとえば同心円状、渦巻き状、放射状、格子状、直線状
など)にまたは不規則に設けてもよい。
つぎに前記突起を設けた形状をインシュレーターに応用
したばあいを3例あげて説明する。
第1のインシュレーターは、本発明のゴム材料からなる
板状体または柱状体の本体からなり、該本体が他部材と
接触する複数の面の少なくとも一面に多数の突起が設け
られてなるインシュレーターである(以下、インシュレ
ーター■という)。
つぎにインシュレーター■を図面を参照して説明する。
第1図はインシュレーター■の1例を示す縦断面図、第
2図はその平面図、第3図はその底面図である。
この例のインシュレーターはたとえばレコードプレーヤ
ー、スピーカーキャビネット、各種測定機器などのイン
シュレーターとして用いられるものであり、通常前記機
器と載置面との間に単に介在させて使用される。
第1〜3図において、1は本発明のゴム材料からなる板
状の本体であり、該本体の被支持体2との接触面に多数
の突起4が設けられている。
前記構成のインシュレーターにおいては、本体1が振動
吸収特性のすぐれた本発明のゴム材料で構成され、しか
も本体1と被支持体2との接触面に多数の突起4が設げ
られているため接触面積が大巾に減少され、かつ突起4
により本体1と被支持体2との間に空気層が介在される
ため、外部振動の被支持体2に対する伝達が充分に遮断
され、すぐれた防振効果が発揮される。
インシュレーターIにおける突起4の形状としては前述
の各種形状のいずれも採用されうるが、突起の少なくと
も頂部が降伏に形成されて被支持体2と実質的に線接触
しうる形成および突起の少なくとも頂部に尖頭状に形成
されて被支持体2と実質的に点接触しうる形状がとくに
好ましい。
第1〜3図に示される実施例における突起4は降伏のも
のであり、該実施例はかかる降伏の突起を円平面に配列
する1例を示すものである。
なお第4図に第2図のA−A線部分拡大断面図(ただし
平面に展開したもの)を、第5図に1個の突起4の斜視
図を示す。
降伏の突起4は同心円状に配列され、突起の列5〔5a
および5b)を構成している。
降伏の突起4を同心円状に配列するばあい、通常第2図
に示されるごとくその隆部4aが円平面の半径方向に沿
うように設ける。
その際相隣る突起の列5aと5bにおいて、第2図に示
されるごとく1つの突起の列5aにおける突起4が他の
突起の列5bにおける突起4と円平面の半径方向におい
て重なり合ってもよいが、第6図の平面図に示されるご
とく重なり合わないように、1つの突起の列5aにおけ
る突起4の隆部4aが円平面の半径方向において他の突
起の列5bにおける突起40間の谷4bと対応するよう
に設けてもよい。
突起4の高さは同一でもよく、異なっていてもよい。
たとえば第7図の断面図に示されるごとく、突起の列5
aにおける突起4を最も高くし、突起の列5 b 、5
cにいたるにつれて突起4を徐々に低くしてもよく、
あるいはこの逆にしてもよい。
このようにすると被支持体2が重量の小さいもののばあ
いは突起の列5a(または突起の列5c)の突起4のみ
が被支持体2と接触することとなり接触面積をより小さ
くすることができる。
なお被支持体20重量が大きくなると突起の列5bさら
には突起の列5c(または突起の列5bさらに突起の列
5a)の突起4と接触するようになる。
さらには突起の列5bの突起を最も高くしたり、あるい
は最も低くしたりするなど各種態様が採用されうる。
突起40個数、突起の列50個数などは被支持体2を突
起4の頂部で支持しうるかぎりとくに制限されない。
たとえば小型のインシュレーターのばあい突起の列は1
個でもよい。
本体1の外縁部は第1図および第7図に示されるごとく
外方に傾斜させるのが好ましく、この態様によるときは
外縁部の肉厚が薄いのでゴム部材の抗張力が殺されて本
体1の載置面3への密着性がよい。
本体1の載置面3との接触面の形状はとくに制限されず
全面フラットでもよく、あるいは被支持体2との接触面
と同様に突起4を設けてもよい。
とくに好ましい形状は第3図および第7図に示されるご
とく1個または複数個の同心円状の凹状溝6を設けたも
のである。
この形状においては凹状溝6に空気が気密に抱き込まれ
、これと被支持体2との接触面の突起4を設けた形状と
があいまってより一層すぐれた防振効果が発揮される。
また反対に載置面3との接触面に突起4を設け、被支持
体2との接触面に同心円状の凹状溝6を設けてもよい。
本体1は1〜5mm程度の薄い板状であってもよい。
かかる薄いものであっても用いるゴム材料の特定の物性
および前記特定の形状により従来のインシュレーターよ
りすぐれた防振効果が発揮される。
本体1は必らずしも全体を同質のゴム材料で構成しなく
てもよく、たとえば第8図の縦断面図に示されるごとく
、1aの部分をたとえばA硬度1°のゴム材料で構成し
、これをたとえばA硬度9°のゴム材料で構成した部分
1b、lcでサンドイッチした構造としてもよい。
本体1の平面形状は第2〜3図に示されるごとき円形に
限定されず、楕円形、多角形(三角形、四角形、五角形
、六角形およびそれ以上の多角形を含む、以下同様)な
ど種々の形状をとりうる。
また本体1は板状でなくともよく、第9図の縦断面図に
示されるごとく柱状であってもよい。
第9図に示される本体1は円柱であり、その被支持体2
との接触面に突起4が設けられ、載置面3との接触面に
凹部6aが設けられている。
柱状の本体1の側面には突起4と同様な突起7を設けて
もよい。
突起7の配列の1例を第10図〔本体1の側面を平面に
展開したものに相当する〕に示す。
突起7は模様としての役割と本体1の側面の強度を増大
する役割を有する。
さらに本体1の側面が被支持体2と接触するばあいには
前述の突起4と同様な役割を有する。
本体1の側面の強度増大のためには突起7にかえて通常
の硬度ゴムまたはプラスチック、あるいは金属のリング
状バンドを外挿してもよい。
インシュレーター■は第1図に示されるごとく被支持体
2と載置面3との間に単に介在させてもよく、あるいは
第9図に示されるごとく埋込みボルト8などの取付は手
段で被支持体2に固定してもよい。
さらに第11〜12図に示されるごとく嵌込み式に取付
けるようにしてもよい。
第11図は嵌込み式のインシュレーター■の1例を示す
縦断面図であり、第12図はその平面図である。
この例においては、本体1の上面に突出部9が形成され
、該突出部9にフランジ部10が設けられている。
フランジ部10には切欠き10aが形成され、フランジ
部10を有する突出部9が被支持体2に穿たれた孔に挿
通しやすいように構成されているが、切欠き10aは省
略してもよい。
フランジ部10の下面10bに突起4を設けてもよく、
さらに突出部9の上面が他部材と接触するばあいには該
上面に突起4を設けてもよい。
第13図はインシュレーターIの他の例を示す縦断面図
、第14図はその平面図、第15図はその取付は状態を
示す縦断面図である。
この例のインシュレーターはレコードプレーヤーなどに
おけるモーターあるいはコンデンサーの取付は部のクッ
ションとして用いられるものである。
第13〜15図において、柱状の本体1の側面に環状溝
11が形成され、中央部には孔12が貫通している。
本体1の上面には突起4が設げられている。
本体1は支持板13に穿たれた孔に嵌込み式に取付けら
れるように構成されており、本体1の環状溝11に支持
体13の前記孔の縁部が嵌合するようになっている。
本体1の孔12には吊下げボルト15が挿通され、該ボ
ルトにモーター14が固定されている。
16はパツキンであり、これが本体1の上面の突起4と
接触している。
支持板13と接触する環状溝11の上面 11aおよび(または)下面11bに突起4を設けても
よい。
また吊下げボルト15が挿通する孔12の内周面に突起
7を設けてもよい。
インシュレーター■において、本体1が平板状であって
かつ面積が大きいばあいは防振足としてだけでなく防振
マットとしても使用される。
第2のインシュレーターは、載置面と接触する、本発明
のゴム材料からなる第1の防振部材と被支持体と接触す
る、本発明のゴム材料からなる第2の防振部材とからな
り、第1の防振部材はその上面に開口しがっ該開口より
拡大された中空室を有し、第2の防振部材は前記中空室
に対応する形状の突出部を有し、第2の防振部材の突出
部が第1の防振部材の中空室に挿入されてなり、第1の
防振部材と第2の防振部材とが第1の防振部材の中空室
の表面または第2の防振部材の突出部の表面に設けられ
た多数の突起Aの頂部で接触してなり、第1の防振部材
の前記載置面との接触面に多数の突起Bが設げられてな
るインシュレーターである(以下、インシュレーター■
という)。
つぎにインシュレーター■を図面を参照して説明する。
第16図はインシュレーターHの1例を示す縦断面図、
第17図はその底面図である。
第16〜17図において、21は第1の防振部材、22
は第2の防振部材であり、防振部材21および22は本
発明のゴム材料からつくられている。
第18図は防振部材21の縦断面図、第19図はその平
面図であり、第20図は防振部材22の縦断面図、第2
1図はその平面図である。
防振部材21はその上面に開口しかつ該開口21aより
拡大された中空室21bを有する。
中空室21bの表面には多数の突起23が設けられてい
る。
防振部材21のインシュレーターの載置面27との接触
面にも多数の突起24が設げられている。
防振部材22は防振部材21の中空室21bに対応する
形状の突出部22aを有している。
防振部材22の突出部22aは防振部材21の中空室2
1bに圧入により挿入され、防振部材21と防振部材2
2とは中空室21bの表面に設けられた突起23の頂部
でのみ相互に接触している。
前記インシュレーターは防振部材22に設けた埋込みボ
ルト28とナツト29によって被支持体30に固定され
るように構成されている。
前記構成のインシュレーターにおいては、インシュレー
ターの載置面27と接触する防振部材21および被支持
体30と接触する防振部材22として振動吸収特性のす
ぐれた本発明のゴム材料を用い、かつ突起23により防
振部材21と防振部材22との接触面積を減少し、さら
に突起24により防振部材21と載置面27との接触面
積を減少しているため、外部振動の被支持体30に対す
る伝達が充分に遮断され、すぐれた防振効果が発揮され
る。
インシュレーター■において防振部材21と防振部材2
2との接触面積を減少するために設ける突起23は第1
6〜21図に示される例におけるごとく防振部材21の
中空室21bの表面に設けてもよく、あるいは防振部材
22の突出部22aの表面に設けてもよ(、さらには両
方に設けてもよい。
インシュレーター■において、防振部材21の載置面2
7との接触面に設けられる突起24はインシュレーター
■における突起4と同様なものでよく、その配置なども
同様でよい。
たとえば第16〜21図に示される例における突起24
は隆状のものであり、この例はかかる隆状の突起を円平
面に配列する1例を示すものである。
隆状の突起24は同心円状に配列され、突起の列31C
31a、31bおよび31c〕を構成している。
インシュレーター■における突起23の形状もインシュ
レーター■における突起4と同様でよく、その配置も配
置面が曲面である点を除いては同様でよい。
インシュレーター■において、防振部材21と防振部材
22は本発明のゴム材料からなるものであるが、両部材
には同一の物性値を有するものを用いてもよくあるいは
異なる物性値を有するものを用いてもよい。
たとえば防振部材21にA硬度1°の加硫ゴムを用い、
防振部材22にA硬度8°の加硫ゴムを用いるなどの例
があげられる。
このように防振部材21と防振部材22に硬度の異なる
加硫ゴムを用いると微振動に対する防振効果がより太き
いという利点がある。
インシュレーター■における防振部材21の形状は中空
室を有する点を除いてはインシュレーターIにおける柱
状の本体1と同様でよい。
防振部材21の側面にはインシュレーター■における突
起7と同様な突起25を設けてもよい。
また突起25にかえて第22図の縦断面図に示されるご
とく通常の硬質ゴムまたはプラスチック、あるいは金属
のリング状バンド33を外挿してもよい。
防振部材21の上面に被支持体30が直接接触するばあ
いには、第22図に示されるごとく防振部材21の上面
に突起24と同様な突起26を設けてもよい。
また防振部材21の載置面27との接触面には凹部32
を設けてもよい。
防振部材22の突出部22aの形状もとくに限定されず
、たとえば第16図および第20〜21図に示されるご
とき球状、第22図に示されるごとき截頭円錐状、ある
いは半球状、円柱状、多角柱状、円錐状、多角錐状など
の形状があげられる。
防振部材21の中空部21bの形状は防振部材22の突
出部22aの形状と対応させられる。
インシュレーター■においては、防振部材21の中空部
21bと防振部材22の突出部22aとの間の空間を気
密に保ち、空気の出入がない方が好ましく、このように
することによってより一層すぐれた防振効果かえられる
前記空間を気密に保つ手段としては、第16図、第18
〜19図に示されるごとく防振部材21の開口21a〔
または防振部材22の該開口21aに対向する部分〕に
突起23aが設けられているばあいには、たとえば第1
6図に示されるごとく防振部材22の上部側面に密接に
外挿しうるシール部材34を用いる方法があげられる。
また第22図に示されるごとく防振部材21の開口21
a〔または防振部材22の該開口21aに対向する部分
〕に突起23aが設けられていないばあいには防振部材
21の開口21aと防振部材220対向面が密接しうる
ようにすればよい。
インシュレーター■を被支持体30に取付ける手段はと
(に制限されず、第16図に示されるごとき埋込みボル
ト28およびナツト29による手段、あるいは第22図
に示されるごとき防振部材220頭部22bを被支持体
30にあけた孔に嵌込む方式の手段などがあげられる。
第3のインシュレーターは、芯体、該芯体の上部に位置
し、被支持体と接触する、本発明のゴム材料からなる第
1の防振部材および該芯体の下部に位置し載置面と接触
する、本発明のゴム材料からなる第2の防振部材からな
り、第2の防振部材の前記載置面との接触面または第1
の防振部材の被支持体との接触面に多数の突起が設けら
れてなるインシュレーターである(以下、インシュレー
ター■といつ)。
つぎにインシュレーター■を図面を参照して説明する。
第23図はインシュレーター■の1例を示す縦断面図、
第24図はその底面図である。
第23〜24図において、41は芯体であり、42は芯
体41の上部に設けられ、レコードプレーヤーなどの被
支持体44と接触する第1の防振部材、43は芯体41
の下部に設けられ、インシュレーターの載置面45と接
触する第2の防振部材である。
防振部材42および43は本発明のゴム材料からつくら
れている。
芯体41は天板41aを有する中空体であり、その下部
内周には断面楔形(または角形、半円など)の環状突出
部41bが形成されている。
一方防振部材43の上面には筒状部43aが突出し、該
筒状部43aの外周には芯体41の環状突出部41bに
対応する環状の切れ込み43bが形成され、防振部材4
3は芯体41に嵌込み式に取り付けられている。
防振部材42は平板状であり、芯体41上に単に載置さ
れるか、接着剤により貼着されている。
防振部材43の載置面45との接触面には多数の突起4
6が設げられている。
前記インシュレーターはボルト47およびナツト48に
より被支持体44に取付けるように構成されている。
前記構成のインシュレーター■においては、インシュレ
ーターの載置面45と接触する部分および被支持体44
と接触する部分に振動吸収特性のすぐれた本発明のゴム
材料からなる防振部材を用い、かつ載置面45と接触す
る防振部材430表面に多数の突起46を設け、インシ
ュレーターと載置面との接触面積が減少されているため
、外部振動の被支持体44に対する伝達が充分に遮断さ
れ、すぐれた防振効果が発揮される。
インシュレーター■において、防振部材43の載置面4
5との接触面に設けられる突起46はインシュレーター
■における突起4と同様なものでよく、その配置なども
同様でよい。
たとえば第23〜24図に示される例における突起46
は降伏のものであり、該実施例はかかる降伏の突起を内
平面に配列する1例を示すものである。
降伏の突起46は同心円状に配列され、突起の列49C
49a、49bおよび49c〕を構成している。
防振部材42と防振部材43は本発明のゴム材料からな
るものであるが、両部材には同一の物性値を有するもの
を用いてもよくあるいは異なる物性値を有するものを用
いてもよい。
たとえば防振部材42にA硬度8°の加硫ゴムを用い、
防振部材43にA硬度1°の加硫ゴムを用いるなどの例
があげられる。
芯体41の形状はとくに制限されず、内部の充実した円
柱、角柱などであってもよいが、通常第23図に示され
るごとく天板41aを有する中空体が用いられる。
中空体としてはたとえば円筒、中空多角柱などがあげら
れるが、通常円筒が用いられる。
芯体41を中空にし、その下部開口を防振部材43で塞
ぐことにより、内部空間50に空気が閉じ込められ、こ
れが防振効果をより一層向上せしめる。
芯体41の材質は被支持体の重量でへ夕らないだけの剛
性を有するものであればとくに制限されず、硬質ゴム、
硬質ポリ塩化ビニル、ABS樹脂などのプラスチック類
、鉄、アルミニウム合金などの金属があげられる。
とくに硬質ゴムが好ましく、内部空間50の空気と硬質
ゴムの弾性とによりエアークッションが形成され、より
好ましい防振効果が発揮される。
芯体41に対する防振部材43の取付は手段もとくに制
限されず、前記例に示されるもの以外にも種々の手段が
採用されうる。
たとえば第25図の縦断面図に示されるごとく、芯体4
1の下面に環状溝41cを設け、一方防振部材43の上
面に前記環状溝41cに対応する環状突出部43cを設
けた嵌込み式の取付は手段があげられる。
また第23図に示される取付は手段において、芯体41
の環状突出部41bおよび防振部材43の環状切れ込み
43bを省略した単純構成のものであってもよい。
さらに前記した嵌込み式の取付は手段を省略して接着な
どの手段で芯体41に防振部材43を取付けるようにし
てもよい。
防振部材43の芯体41を介して被支持体44の荷重が
かかる部分は第23図または第25図に示されるごと(
中心部より厚肉にするのが好ましい。
芯体41に対する防振部材42の取付は手段もとくに制
限されず、第23図に示されるごとく芯体41の上面に
単に載置するだけでもよく、あるいは接着により取付け
てもよい。
また第25図に示されるごとく芯体41の上面に環状溝
41dを設け、一方防振部材42の外縁を前記環状溝4
1dに対応させて折曲げて環状突出部42aを形成した
形状とし、嵌込み式に取付けてもよい。
インシュレーター■において、防振部材42としては防
振部材43に設げた突起46と同様な突起51を被支持
体44との接触面または芯体41との接触面に設けたも
のが好ましい。
とくに好ましい防振部材42の形状は、インシュレータ
ー■における本体1が板状のものであり、たとえば第1
図または第7図に示されるごときものがあげられる。
かかる形状の防振部材42を用いたインシュレーター■
の1例を第26図の縦断面図に示す。
第26図の防振部材42においては、その上面に昨秋の
突起51が同心円状に配列され、突起の列52(52a
、52bおよび52c〕を構成している。
突起の列52aの突起51が最も高く、外周の突起の列
52 b 、52 cにいたるにつれて突起51が徐徐
に低くなっている。
防振部材42の裏面には同心円状の凹状溝54が設げら
れている。
インシュレーター■を被支持体44に取付ける手段はと
くに制限されず、第23図に示されるボルト47および
ナツト48、第25図に示される埋込みボルト53など
があげられる。
前記インシュレーター■、■および■はそのすぐれた防
振効果の故に各種機器のインシュレ−ターとして好適に
使用されるが、たとえばレコードプレーヤー、ラジオ、
アンプ、電話機、スピーカーキャビネット、ビデオ、フ
ァクシミリ、テレックス、テレビ、カーステレオ、テー
プレコーダー、あるいは化学天秤などの各種測定機器な
どに好ましく使用される。
たとえばレコードプレーヤーのインシュレーターを用い
たばあいはハウリングや外部振動に起因する音質低下が
充分に防止され、原音の忠実再生が可能となり、また化
学天秤などのインシュレーターに用いたばあいには外部
振動に起因する秤量誤差などをなくすことができる。
(2)緩衝材 本発明のゴム材料は自動車のバンパーとして有用である
従来より自動車のバンパーとしては鋼製のものが使用さ
れてきたが、近時自動車の安全性がより厳しくなってき
ており、そのためウレタンゴム製のバンパーなどが使用
されるようになっている。
しかしながら、ウレタンゴム製のバンパーも衝撃の吸収
性の点で充分なものではないこれに対して、本発明のゴ
ム材料はバンパーの材料として従来のウレタンゴムより
格段にすぐれている。
これは本発明のゴム材料が従来のウレタンゴムにくらべ
て低硬度、高反撥弾性である点にあると考えられる。
このことは以下に述べる間接的実験から明らかである。
〔実験〕
第1表に本発明のゴム材料、従来のウレタンゴムおよび
該ウレタンゴムより低硬度、高反撥弾性のエチレン−プ
ロピレン−ジエン三元共重合ゴム(以下、EPDM)と
いう)の代表例の物性値を示す。
なお本発明のゴム材料は後記実施例4のものである。
第1表に示すゴム材料のうち本発明のゴム材料とEPD
Mについて、直径291n1L、高さ12.5mmの円
柱状の試験片を作製し、これを破壊テスターに入れ、プ
レスで圧力をかげ、そのときの試験片の破壊テスターへ
及ぼす影響を調べた。
試験装置の概要を第27図に示す。
第27図において、61はゴム試験片、62aは破壊テ
スターの雄型、62bは破壊テスターの雌型、63はプ
レスである。
破壊テスター62a。62bの材質はJIS G31
01に規定される一般構造用圧延鋼材である。
前記装置に各ゴム試験片をセットし、本発明のゴム材料
の試験片については第28図、EPDMの試験片につい
ては第29図に示されるごとく圧力をかげた。
その結果、本発明のゴム材料のばあい160kgf/c
4の圧力をかげたとき試験片が原厚の12.5mmから
9間に圧縮されていた。
なお圧力は160 kgf /cyfiJJ、上にはな
かなかならなかった。
また破壊テスター62a 、62bには何らの変化も認
められなかった。
一方EPDMのばあい、210 kg f /cyj、
の圧力をかげても試験片はほとんど圧縮されていなかっ
たが、そのかわり第30図に示すごとく破壊テスター6
2a 、62bが変形していた。
前記の実験結果より、従来のEPDMのばあいは210
kgf /crAの圧力で鋼を変化させてしまうが、
このことがらEPDMのように高硬度、低反撥弾性のゴ
ムは外部から加わる力を吸収しえないことがわかる。
−力木発明のゴム材料のばあいは鋼に何らの変化を及ぼ
さずかつプレス圧力が160 kg f 1crtfJ
U上になかなかならないことから、本発明のゴム材料の
低硬度、高反撥弾性という特性により外部から加わる力
を有効に吸収していると考えられる。
これらのことは耐衝撃力についてもいえ、本発明の低硬
度、高反撥弾性のゴム材料はバンパーなどの緩衝材とし
て高硬度、低反撥弾性のEPDMよりすぐれている。
また第1表から明らかなごと〈従来のウレタンゴムはE
PDMよりさらに高硬度、低反撥弾性であるから、より
一層衝撃力の吸収性がわるいものと考えられる。
さらに本発明のゴム材料の特徴はある程度以上の、たと
えば100kg/crA以上の衝撃力が加わると粉粉に
砕けることである。
この特性は自動車バンパーの材料としてすぐれたもので
ある。
すなわち自動車に人命を左右するような衝撃力が加わっ
たばあい、本発明のゴム材料からなるバンパーが粉粉に
砕は散り、衝撃力が粉砕された破片の運動エネルギーに
変換されることにより、車体および人体に対する衝撃力
が大巾に緩和される。
本発明のゴム材料をバンパーなどの緩衝材として用いる
ばあいは、硬度がA硬度5〜15゜反撥弾性率が60%
以上であり、さらに引張強さが10〜50 kg/cm
、伸びが300〜600%であるものがとくに好ましい
本発明のゴム材料をバンパーとして用いるばあいその形
状などはとくに制限されないが、たとえばつぎのごとき
ものがあげられる。
第31図は本発明のゴム材料を利用したバンパーの1例
を示す平面図であり、第32図は第31図のB−B線拡
大断面図である。
第31〜32図において、64はバンパ一本体でアリ、
本体64は本発明のゴム材料からなる芯体65とそれを
包む外皮66とから構成されている。
芯体65の中には鋼、硬質ゴム、硬質プラスチックなど
からなる補強部材67がほぼその長さ方向の全体にわた
って埋設されている。
補強部材67には本体64を自動車のシャーシーに取付
けるための取付は部材68が連結されている。
外皮66としてはたとえばウレタンゴム、EPDM、ス
チレン−ブタジェンゴムなどの硬質ゴム(たとえばA硬
度40°以上、なかんづく600以上)、硬質プラスチ
ックなどがあげられる。
外皮66は本発明のゴム材料からなる軟かい芯体65を
保護するためのものであるから、その厚さは1〜5關程
度でよい。
なお外皮66は省略してもよい。
芯体65の厚さく水平方向における厚さ)は大きいほど
耐衝撃性の点から好ましいが、実際上は30關から20
m祠1隻である。
補強部材67は芯体65の中に埋設しなくてもよく、た
とえば第33図の断面図に示されるごとく、本体64の
裏面に取付けてもよい。
そのばあいの取付は手段としては嵌め込み、接着、螺着
などの各種手段が採用されうる。
なお本体64を直接既製の鋼製バンパーなどに取付けて
もよい。
そのばあい補強部材67は省略してもよい。
本発明のゴム材料は自動車のバンパーのみならず各種の
緩衝材として利用しうるものである。
たとえば主なものをあげれば、船舶、岸壁などの防舷材
、競技場における競技者の激突防止材などとして有用で
ある。
(3) シール材 本発明のゴム材料はそのすぐれた耐衝撃性、緩衝性を利
用して各種シール材、たとえば車輌、建物、冷蔵庫など
におけるドアのシール材として有用である。
従来自動車などのドアのシール材としては主にスポンジ
ゴムが用いられていた。
スポンジゴムは、用いるゴム材料は本来高硬度、低反撥
弾性のゴム(たとえばA硬度60〜70°、反撥弾性率
30〜35%)であり、これを発泡させることにより空
気を介在させて硬度を下げたものであるが、反撥弾性も
かなり低い。
このスポンジゴムをシール材として用いたばあい、ドア
の繰返し開閉によりそのセル構造が破壊されてしまうと
低硬度の性質が失なわれ、シール材としての役目を果た
せなくなる。
また低反撥弾性であるためドアに指を挾んだばあい衝撃
がもろに指に加わり怪我をしやすい。
これに対して本発明のゴム材料をシール材とするばあい
は、ゴム材料がソリッドゴムであって、低硬度、高反撥
弾性のものであるから、スポンジゴムにおけるごときセ
ル構造の破壊による性能の低下などは起らず、半永久的
にもつ。
またドアに指を挾んだばあいでも高反撥弾性であるため
指に加わる衝撃が緩和され、怪我をしにくい。
本発明のゴム材料をシール材として用いるばあいその形
状などはとくに制限されないが、たとえば第34〜35
図に示されるごときものがあげられる。
第34図は本発明のゴム材料を利用したシール材の1例
を示す部分斜視図であり、第35図は第34図のC−C
線拡大断面図である。
第34〜35図において、γ1は紐状のシール材であり
、このシール材は本発明のゴム材料からなる芯材72と
外皮73とから構成されている。
外皮73としてはたとえばウレタンゴム、EPDM1ス
チレン−ブタジェンゴムナトの軟質ゴム、ポリ塩化ビニ
ルなどの軟質プラスチックなどがあげられる。
シール材71の断面形状などはその用途により種々変更
しうるものである。
(4)クッション材 本発明のゴム材料はそのすぐれたクッション性を利用し
て各種クッション材、たとえば椅子、ベット、マツトレ
ス、座蒲団などのクッション材として有用である。
従来よりクッション材としてスポンジゴムが使用されて
いるが、前記(3)項で述べたごとく硬度は低いが反撥
弾性率も低く、クッション性がかならずしもよくない。
たとえばスポンジゴムのマツトレスのばあい反撥弾性率
が低いため、薄いものではほとんどクッション性がない
厚いもののばあい体全体が沈み込んでしまうが、クッシ
ョン性はそれほどよくない。
これに対して、本発明のゴム材料をクッション材として
用いるばあいはその低硬度、高反撥弾性の性質によりク
ッション性がいちじるしくすぐれ、比較的薄いものでも
クッション材としての用を充分に果たす。
本発明のゴム材料をクッション材として用いるばあいそ
の形状などはとくに制限されないが、たとえば第36図
に示されるものがあげられる。
第36図は本発明のゴム材料をクッション材に用いた1
例を示す斜視図である。
81は本発明のゴム材料からなる平板状のクッション材
であり、単一のゴム材料からなるものである。
本発明のゴム材料をクッション材とするばあい、異なる
物性のゴム材料からなる層を複数層積層してもよい。
たとえば第37図の縦断面図に示されるとと(,3層構
造とし、中心の層82を本発明のゴム材料のなかでは比
較的低硬度、低反撥弾性のゴム材料(たとえばF硬度6
00、反撥弾性率55%)で構成し、上層83および下
層84を比較的高硬度、高反撥弾性のゴム材料(たとえ
ばA硬度8°、反撥弾性率70%)で構成するようにし
てもよい。
(5)タイヤ 本発明のゴム材料は低硬度、高反撥弾性の性質を利用し
てノーパンクタイヤ、ソリッドタイヤの用途に有用であ
る。
従来より、タイヤの内側に粘着性ゴム層を貼着してタイ
ヤに釘などがささっても内部の空気が逃げないようにし
たチューブレスタイヤが知られている。
しかしこのチューブレスタイヤにおいても傷が大きく自
己修復できないときはやはり空気が逃げてしまい、最悪
のばあいはバーストなどの重大事故が生じる。
また悪路ではリムフランジの変形による空気漏れが起り
やすく、その使用が制限される。
しかるに本発明のゴム材料を用いるときは前記のごとき
従来のチューブレスタイヤの欠点が完全に解消された完
全無欠なノーパンクタイヤをうろことができる。
すなわちこのノーパンクタイヤは第38図の平面図、第
39図の断面図(第38図のD−D線断面図)に示され
るごとく、本発明のゴム材料でタイヤの内側に密着して
入る程度の大きさの、断面形状がほぼ円形のリング体9
1をつくり、これを第40図に示されるごとくタイヤ9
2の内側に入れてリム93に装着することによってうろ
ことができる。
前記ノーパンクタイヤにおいては従来のチューブ付タイ
ヤ、チューブレスタイヤと異なりタイヤ92の内部に空
気がなく本発明のゴム材料のリング体91が挿入されて
いるから、釘などがささってもパンクする惧れはまった
くない。
またタイヤ92が裂けるなどの大きな事故がおキテも車
を急停車するまでの間はタイヤ92内部のリング体91
が荷重を支えてくれるので、タイヤ92のバーストによ
る運転不能によって生じる激突、転落などの最悪の事態
をさげることができる。
また前記ノーパンクタイヤはそのリング体91が本発明
の低硬度、高反撥弾性のゴム材料からできているから、
従来のチューブ付タイヤあるいはチューブレスタイヤに
優るとも劣らぬすぐれたクッション性を有する。
さらに前記ノーパンクタイヤのばあい、リング体91が
荷重を分担するのでその分だけタイヤ92の補強メンバ
ーを少なくすることができ、安価なタイヤを使用しうる
前記リング体91は第39図に示されるごと(単一のゴ
ム材料で構成してもよいが、物性の異なる複数のゴム材
料で構成してもよい。
たとえば第41図の断面図に示されるごとく、中心部9
1aに本発明のゴム材料のなかでは比較的高硬度、高反
撥弾性のゴム材料(たとえばA硬度9°、反撥弾性率7
0%)を用い、外周部91bに比較的低硬度、低反撥弾
性のゴム材料(たとえばA硬度1°、反撥弾性率60%
)を用いる例、あるいはこれを逆にした例などがあげら
れる。
これらのものはとくに低速時から高速時まで安定したク
ッション性を示す。
また第42〜43図に示されるごとく、リング体91を
その半径方向に垂直な面で2分割(さらには3分割以上
)し、接地面側の部分91cに比較的高硬度、高反撥弾
性のゴム材料(たとえばA硬度9°、反撥弾性率70%
)を用い、リム側の部分91dに比較的低硬度、低反撥
弾性のゴム材料(たとえばA硬度1°、反撥弾性率60
%)を用いる例あるいはこれを逆にした例などがあげら
れる。
前記ノーパンクタイヤは自動車はもとより、自動二輪車
、原動機付自転車、自転車、車椅子などにも好適に弔い
られる。
なお自動二輪車、原動機付自転車、自転車、車椅子など
あまり荷重が大きくないもののばあいは、第44図の断
面図に示されるごとく、リング体91の内部に中空部9
1eを設けてもよい。
本発明のゴム材料はまた乳母車、ベビーカーショッピン
グカー、工場、倉庫などで用いられる荷物運搬車などに
用いられているソリッドタイヤの用途に好適である。
従来のソリッドタイヤには天然ゴム、スチレン−ブタジ
ェンゴム、ウレタンゴムなどカ用いられているが、いず
れも高硬度、低反撥弾性のものでありクッション性がき
わめてわるい。
これらゴムにかえて本発明の低硬度、高反撥弾性のゴム
材料を用いることによりクッション性のきわめてすぐれ
たソリッドタイヤかえられる。
第45図は本発明のゴム材料を利用したソリッドタイヤ
の1例を示す断面図である。
94は本発明のゴム材料からなる、断面形状がほぼ円形
のリング状芯体であり、リング状芯体94はカバー材9
5で被覆されている。
カバー材95の接地面には滑り止めの溝95aが設ゆら
れ、反対側には耳部95bが設げられ、リム96に装着
されるようになっている。
リング状芯体94のばあいも、前記リング体91と同様
に異なる物性のゴム材料で構成してもよく(第41〜4
3図参照)、中空部を設けてもよい(第44図参照)。
カバー材の材質としてはスチレン−ブタジェンゴム、ウ
レタンゴム、EPDM。
天然ゴムとブタジェンゴムとスチレン−ブタジェンゴム
のブレンド物などの従来のゴム材料カ用いられる。
本発明のゴム材料を利用したソリッドタイヤはクッ7ョ
ン性がよいため、従来は使用されていなかった自転車、
原動機付自転車、車椅子などにも適用しうるものである
つぎに実施例をあげて本発明のゴム材料を説明する。
実施例 1〜8 第2表に示される処方のゴム組成物を用いて加硫ゴムシ
ートを作製した。
まずゴム成分を60℃前後で素線し、これに他の配合剤
を加えてバンバリーミキサ−で混練後ロールで混練、シ
ーテイングして厚さが約101n71Lの未加硫シート
をえた。
このシートを適宜の大きさに裁断し、フレス機で圧力1
501g/crtt、、温度155℃で20分間加硫し
て、加硫シートをえた。
えられた加硫シートから適宜のテストピースを截り出し
、各種物性値を測定した。
結果を第3表に示す。
なお反撥弾性率、引張強さおよび伸びはJIS K6
301−1969に準拠して測定した。
実施例 9〜15 第4表に示されるゴム組成物を用いたほかは実施例1〜
8と同様にして加硫ゴムシートを作製し、それについて
物性値を測定した。
結果を第5表に示す。
実施例 16 小型乗用車(総重量640kg)(以下、A車という)
の鋼製前部バンパーを取り外し、これを金型として本発
明のゴム材料からバンパーを作製した。
実施例4のゴム組成物を前記鋼製バンパーに充填し、全
体を濡れ布でラップ巻きした。
これを加硫層に入れ140℃で60分間蒸気加硫したの
ち金型からゴム製バンパーを取り出した。
えられたゴム製バンパーの重量は4.2 y、最大厚さ
は40鼎であった。
前記バンパーを用いてつぎの衝撃テストを行なった。
(1)テストの目的 駐車場における操車やスタート時あるいは交通混雑時な
どにおけるように車の相対速度が時速4.8〜16に、
程度のときに車対車の衝突が頻繁に発生するが、かかる
衝突によっても車および乗員にかなりの被害がでている
米国においてはかかる状況が重大fヒしており、そのた
め少なくとも時速4.8kmでの後部バンパーへの衝突
および時速8.0kmでの前部バンパーへの衝突によっ
て損傷を受けず、これに耐えうる自動車を製造するよう
に政府の標準法規が設けられている。
このテストはこれに準拠したテストである。(2)テス
ト方法 A車の前部バンパーの前部に前記ゴム製バンパーを4個
所布帯でしばって取り付けた。
A車と他の小型乗用車(総重量1075kg、鋼製バン
パーを装備)(以下、B車という)を5rrL離して向
い合わせにし、A、B両車にそれぞれ3人づつ乗車した
(各車とも乗員の総重量は約180kg)。
A車はハンドブレーキをはずした状態で静止させておき
、これに向けてB車を発進させて時速的10kmで正面
衝突させた。
(3)結果 A車については、乗員の3人が軽い衝撃を受けただけで
車体には何らの損傷も認められなかった。
もちろん本発明のゴム製バンパーにも損傷は認められな
かった。
B車も車体には何らの損傷も認められず、乗@3人もほ
とんど衝撃を感じなかった。
実施例 17 実施例4のゴム組成物を用い、実施例1〜8と同じ条件
でプレス加硫して第38図および第39図に示される形
状のリング体91を作製した。
リング体91の内直径は350mm、断面の直径は50
關とした。
市販の原動機付自転車の前、後輪を取り外し、各タイヤ
からチューブを取り出し、それにかえて前記リング体を
第40図に示されるごとく装着した。
リング体を装着したタイヤを前記原動機付自転車に取り
付け、10人に試乗させた。
なお比較のためにタイヤを変更しない原動機付自転車(
すなわちチューブ付タイヤを装備したままの)について
も試乗させた。
その結果10人すべてが本発明のリング体を装着したタ
イヤの方がチューブ付タイヤより格段に乗り心地がすぐ
れていると評価した。
本発明のリング体を装着したタイヤはとくに未舗装道路
の走行において路面の凹凸による振動を有効に吸収し、
威力を発揮した。
また前記両原動機付自転車を釘をばらまいた道路を走行
させたところ、本発明のリング体を装着したタイヤの方
にはなんらの異常もなく、乗り心地も変らなかったが、
チューブ付タイヤの方はパンクして走行不能になった。
実施例 18 実施例3および5のゴム組成物を用いて第38図および
第41図に示される形状のリング体91を作製した。
中心部91aに実施例3のゴム組成物を用い、外周部9
1bに実施例5のゴム組成物を用いた。
リング体91の内直径は350mm、断面の直径は50
mrn、中心部91aの直径は25mmとした。
前記リング体を実施例17のばあいと同様に原動機付自
転車のタイヤに装着し、試乗したところ乗り心地がきわ
めてすぐれていた。
とくに毎時30km程度の高速走行においては実施例1
7のものよりすぐれていた。
実施例 19〜20 それぞれ実施例2および7のゴム組成物を用いたほかは
実施例17と同様にして2種のリング体91を作製し、
それらを原動機付自転車のタイヤに装着して試乗したと
ころ、いずれも乗り心地がすぐれていた。
実施例 21 実施例4のゴム組成物〔芯材72用〕と第6表に示され
るゴム組成物〔外皮73用〕を用いて第34〜35図に
示されるごとき自動車のドアシール11を作製した。
すなわち芯材用ゴム組成物と外皮用ゴム組成物を押出機
で同時押出して芯材を外皮で被覆した紐状体を成形し、
これを加硫層に入れて150℃で40分間蒸気加硫した
シールT1の厚さは約10關、巾は約15r/L71L
、外皮73の厚さは■皿とした。
えられたシールを小型乗用車のドアシールとして取り付
け、ドアの開閉試験をしたところ、何らの損傷も認めら
れず、クッション性および気密性が充分に保持されてい
た。
またドアに指を挾んでもまったく怪我をしなかった。
実施例 22〜23 芯材用ゴム組成物としてそれぞれ実施例8および9のゴ
ム組成物を用いたほかは実施例21と同様にして2種の
自動車のドアシールを作製し、開閉試験に供したところ
、いずれも何らの損傷も認められなかった。
実施例 24 実施例4のゴム組成物を用い、実施例1〜8と同じ条件
でプレス加硫して第36図に示されるごとき形状のクッ
ション(30crrLX 30CrrLX 20mrt
t)を作製した。
このクッションと市販のスポンジゴム製クッション(厚
さ50mm)とについて10人に座り心地を評価させた
ところ、10人すべてが本発明のクッションの方が格段
に座り心地がすぐれていると評価した。
実施例 25〜26 実施例11および13のゴム組成物をそれぞれ用いたほ
かは実施例24と同様にして2種のクッションを作製し
たところ、いずれも座り心地のすぐれたものであった。
実施例 27 実施例3のゴム組成物および実施例6のゴム組成物を用
い、第37図に示される三層構造のクッション(30c
rfLX 30crrLX 20mrrt)を作製した
すなわち実施例6のゴム組成物で中心層82用の未加硫
シートをつくり、これを実施例3のゴム組成物からつく
った上層83および下層84用の未加硫シートでサンド
ウィッチし、えられた積層物を実施例1〜8と同じ条件
でプレス加硫した。
中心層82の厚さは]、Qm>上層83および下層84
の厚さは5m7JLとした。
えられたクッションは実施例24のクッションよりも一
層座り心地のよいものであった。
実施例 28 中心層82用のゴム組成物として実施例14のゴム組成
物を用いたほかは実施例27と同様にしてクッションを
作製したところ、同様に座り心地のよいものであった。
実施例 29 実施例4のゴム組成物を用い、実施例1〜8と同じ加硫
条件でプレス加硫して第1〜5図に示される形状のイン
シュレーターを作製した。
その形状の概要はつぎのとおりである。
えられたインシュレーターを市販のレコードプレーヤー
のゴム足にかえて用い、レコードの試聴試験を行なった
その結果ハウリングおよび外部振動に起因する再生音質
の低下が充分に防止されて高忠実度再生が行なわれた。
実施例 30 実施例1のゴム組成物を用い、実施例29と同様ニジて
第9〜10図に示される形状のインシュレーターを作製
した。
その形状の概要はつぎのとおりである。
えられたインシュレーターを市販のレコードプレーヤー
のゴム足にかえて用い、レコードの試聴試験を行なった
その結果ハウリングおよび外部振動に起因する再生音質
の低下が充分に防止されて高忠実度再生が行なわれた。
実施例 31 実施例4のゴム組成物を用い、実施例1〜8と同じ加硫
条件でプレス加硫して第16〜21図に示される形状の
インシュレーターを作製した。
そえられたインシュレーターを市販のレコードプレーヤ
ーのゴム足にかえて装着し、レコードの試聴試験を行な
った。
その結果ハウリングおよび外部振動に起因する再生音質
の低下が充分に防止されて高忠実度再生が行なわれた。
実施例 32 防振部材21を実施例5のゴム組成物で、防振部材22
を実施例3のゴム組成物でつくったほかは実施例31と
同様にしてインシュレーターを作製した。
えもれたインシュレーターを市販のレコードプレーヤー
のゴム足にかえて装着し、レコードの試聴試験を行なっ
た。
その結果ハウリングおよび外部振動に起因する再生音質
の低下が充分に防止されて高忠実度再生が行なわれた。
実施例 33 実施例4のゴム組成物を用い、実施例1〜8と同じ加硫
条件でプレス加硫して第23〜24図に示される形状の
インシュレーターを作製した。
なお芯体41は第6表に示されるゴム組成物を用いて作
製した。
その形状の概要はつぎのとおりである。
えられたインシュレーターを市販のレコ−ドプレーヤー
のゴム足にかえて装着し、レコードの試聴試験を行なっ
た。
その結果ハウリングおよび外部振動に起因する再生音質
の低下が充分に防止されて高忠実度再生が行なわれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴム材料を用いたインシュレーターの
1例を示す縦断面図、第2図はその平面図、第3図はそ
の底面図、第4図は第2図のA −A線拡大断面図、第
5図は1個の突起の斜視図、第6図は突起の配列の1例
を示す平面図、第7図は突起の高さを変化させたインシ
ュレーターの縦断面図、第8図は本体を異なる物性のゴ
ム材料からなる層構造としたインシュレーターの縦断面
図、第9図は本体が柱状のインシュレーターを示す縦断
面図、第10図は柱状本体の側面に設けた突起の配列の
1例を示す展開図、第11図は被支持体に嵌込み式に装
着するように構成されてなるインシュレーターの縦断面
図、第12図はその平面図、第13図はレコードプレー
ヤーにおけるモーターなどの取付部のクッションとして
用いられるインシュレーターの縦断面図、第14図はそ
の平面図、第15図はその取付は状態を示す縦断面図、
第16図は本発明のゴム材料を用いたインシュレーター
の他の例を示す縦断面図、第17図はその底面図、第1
8図は第4の防振部材の縦断面図、第19図は第4の防
振部材の平面図、第20図は第2の防振部材の縦断面図
、第21図は第2の防振部材の平面図、第22図は第1
6〜21図に示されるインシュレーターの変形態様を示
す縦断面図、第23図は本発明のゴム材料を用いたイン
シュレーターのさらに他の例を示す縦断面図、第24図
はその底面図、第25図および第26図はそれぞれ第2
3〜24図に示されるインシュレーターの変形態様を示
す縦断面図、第2γ図はゴム材料が破壊テスターに及ぼ
す影響を調べるため、試験装置の概略図、第28図およ
び第29図はそれぞれ本発明のゴム材料の試験片および
従来のEPDMの試験片に加えられた圧力曲線を示すグ
ラフ、第30図はEPDMの試験片を用いたばあいの破
壊テスト後のテスターの変形状態を示す断面図、第31
図は本発明のゴム材料を用いたバンパーの1例を示す平
面図、第32図は第31図のB−B線拡大断面図、第3
3図はバンパーの他の例を示す断面図、第34図は本発
明のゴム材料を用いたシール材の1例を示す部分斜視図
、第35図畔第34図のC=C=C線断大断面図36図
は本発明のゴム材料を用いたクッション材の1例を示す
斜視図、第37図は異なる物性のゴム材料からなる層を
積層して構造のクッション材を示す縦断面図、第38図
はノーパンクタイヤに用いる本発明のゴム材料からなる
リング体の平面図、第39図は第38図のD−D線拡大
断面図、第40図は前記リング体を装着したノーパンク
タイヤの断面図、第41図、第42図、第43図および
第44図はそれぞれ前記リング体の各種態様を示す断面
図、第45図は本発明のゴム材料を用いたソリッドタイ
ヤの1例を示す断面図である。 (図面の主要符号)、1:インシュレータ一本体、4:
突起、21:第1の防振部材、22:第2の防振部材、
23 、24 :突起、41:芯体、42:第1の防振
部材、43:第2の防振部材、46:突起、64:バン
パ一本体、71:シール材、81:クッション材、91
:リング体、94:リング状芯体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1cA)コム成分100重量部、(B)77クチス50
    〜500重量部および(Q軟化剤100〜1500重量
    部からなるゴム組成物の加硫物であって、硬度がA型ゴ
    ム硬度計で30°以下でF型ゴム硬度計で15°以上で
    あり、かつ反撥弾性率が50%以上であることを特徴と
    するゴム材料。 2 硬度がA型ゴム硬度計で200以下である特許請求
    の範囲第1項記載のゴム材料。 3 硬度がA型ゴム硬度計で100以下である特許請求
    の範囲第2項記載のゴム材料。 4 反撥弾性率が60%以上である特許請求の範囲第1
    項、第2項または第3項記載のゴム材料。 5 反撥弾性率が70%以上である特許請求の範囲第4
    項記載のゴム材料。 6 ゴム成分(4)がポリノルボルネンを主体とするも
    のである特許請求の範囲第1項記載のゴム材料。 7 ゴム成分(4)が天然ゴム、イソプレンゴム、クロ
    ロプレンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、フタジエン
    ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレ
    ン−ジエンゴム、ニトリルゴムおよびウレタンゴムより
    なる群から選ばれた少なくとも1種を主体とするもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のゴム材料。
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