JPH04300848A - ベンゾキノン化合物、その製造方法及び非対称のtpd化合物の製造方法 - Google Patents

ベンゾキノン化合物、その製造方法及び非対称のtpd化合物の製造方法

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JPH04300848A
JPH04300848A JP3275110A JP27511091A JPH04300848A JP H04300848 A JPH04300848 A JP H04300848A JP 3275110 A JP3275110 A JP 3275110A JP 27511091 A JP27511091 A JP 27511091A JP H04300848 A JPH04300848 A JP H04300848A
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JP
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JP3275110A
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William J E Norris
ウィリアム ジョーゼフ エドウィン ノリス
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベンゾキノン化合物及
びその製造方法及び使用に関する。ベンゾキノン化合物
は、トリフェノジオキサジエン(TPD)誘導体、特に
染料発色団として使用することができる非対称のTPD
誘導体を製造する際に特に重要である。
【0002】
【従来の技術】第一アルコールとテトラクロロベンゾキ
ノン(TCBQ)の反応から形成されたモノ−エーテル
は、染料を製造するための中間体として有用である。例
えば、メタノールとTCBQをアルカリの存在で反応さ
せると、モノ−エーテル2−メトキシ−3,5,6−ト
リクロロ−1,4−ベンゾキノン(MTBQ)を主要量
のビス−エーテル,2,5−ジメトキシ−3,6−ジク
ロロ−1,4−ベンゾキノンと一緒に含有する生成物の
混合物を生成する。
【0003】モノ−エーテルが所望される状況では、ビ
ス−エーテルの生成は所望されない、それというのもこ
れはTCBQの浪費でありかつまた精製を困難にするか
らである。
【0004】従って、効率を最適にしかつTCBQのモ
ノ−エーテル誘導体の製造コストを低減させるために、
形成されるモノ:ビス−エーテルの比を可能な限り高め
ることが所望される。
【0005】
【発明の構成】ところで、ハロゲノベンゾキノンと第二
アルコールの反応から形成されたモノ−エーテルは、ト
リフェノジオキサジン(TPD)発色団、特に非対称の
TPD発色団の製造における有用な中間体であることが
判明した。更に、第二アルコールとハロゲノベンゾキノ
ンとの反応は、第一アルコールを使用した場合よりも高
いモノ:ビス−エーテル比を生じ、かつこれはモノ−エ
ーテルが所望される場合大きな価値を有する。
【0006】本発明にの第1の態様によれば、式(1)
【0007】
【化14】
【0008】の化合物の製造方法が提供され、該製造方
法は、式(2):
【0009】
【化15】
【0010】の化合物と式: R−OH のヒドロキシ化合物とを縮合させることよりなり、上記
中、YはH,アルキル、置換アルキル、アルコキシ、C
l又はBrであり、Rは式(3):
【0011】
【化16】
【0012】の基であり、上記式中、R1及びR2はそ
れぞれ独立してアルキルであるか、又はR1とR2はそ
れらが結合された炭素原子と一緒に非置換又は置換の、
4,5又は6員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はH
であり、かつXはCl又はBrである。
【0013】Yは、有利にはH、C1〜C4−アルキル
、置換C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ
、Cl又はBrである。一層有利には、YはCl、Br
又はC1〜C4−アルキル、特にメチル又は第三ブチル
である。
【0014】Rは式(1)の化合物を製造した後に、蒸
留によって除去することができる式:R−OHの化合物
から誘導されたものであるのが有利である。一層有利に
は、Rは200℃未満、より有利には170℃未満、特
に50〜150℃の範囲内の沸点を有する式:R−OH
の化合物から誘導されるものである。
【0015】R1及びR2はそれぞれ独立にC1〜C4
−アルキル、置換C1〜C4−アルキルであるか、又は
R1とR2はそれらが結合された炭素原子と一緒に非置
換又は置換の、5又は6員の複素環式又は有利には脂環
式環であるのが有利である。特に有利には、R1及びR
2はそれぞれ独立にC1〜C4−アルキルであるか、又
はR1とR2はそれらが結合された炭素原子と一緒にシ
クロヘキシル又はシクロペンチル基を形成する。
【0016】Xは有利にはClである。
【0017】X及びYがクロロであるのが、特に有利で
ある。
【0018】式(1)中の基−ORの例としては、第二
アルアルコキシ基、例えばs−フェニチルオキシ、より
有利にはシクロペンチルオキシ又はシクロヘキシルオキ
シ、特にイソ−プロポキシが挙げられる、それといのも
イソ−プロパンノール(これから−ORを誘導すること
ができる)は廉価であり、かつ所望により、通常の温度
での蒸留により、式(1)の化合物から除去するために
十分に揮発性であるからである。
【0019】式(1)の化合物は、トリフェノジオキサ
ジン染料、殊に非対称のトリフェノジオキサジン染料の
製造のための中間体として特に有用である。
【0020】前記方法は、反応工程中にアルカリを計量
供給することによりほぼ一定のpHで実施するのが有利
である。前記方法で使用されるアルカリの同一性は、重
要であると見なされない。しかしながら、有利なアルカ
リは、アルカリ金属水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩又は酢
酸塩もしくはそれらの混合物、特に水酸化ナトリウム、
酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、
水酸化リチウム、水酸化カリウム及び酢酸カリウムから
なる。
【0021】該方法は、30℃以上、より有利には40
℃以上、特に40〜100℃の温度で実施するのが有利
である。また、該反応は、場合により式:R−OHのヒ
ドロキシ化合物であってよい溶剤中で実施するのが有利
である。
【0022】前記方法を実施することができる別の溶剤
の例は、通常の中性溶剤、例えば塩素化された炭化水素
、例えばCCl4,CHCl3及びCH2Cl2、エー
テル、例えばジエチルエ−テル、ジ−イソプロピルエー
テル、ジ−フェニルエーテル、芳香族溶剤、例えばキシ
レン及びトルエンを包含するが、但し有利には、ケトン
溶剤、例えばアセトン、メチルエチルケトン又はメチル
イソブチルケトンが使用される。
【0023】また、MTBQを第一アミンと反応させる
と、5−クロロ基がアミンによって置換されたモノ−ア
ミンアダクト、及び5−クロロと2−メトキシ基が同じ
アミンによって置換されたビス−アミンアダクトからな
る混合物が得られることが判明した。欧州特許第043
2879号明細書に記載されているような、非対称のT
PDの製造においては、モノ−アミンアダクトのビス−
アミンアダクトに対する比を可能な限り増大させるのが
好ましい、それによって該モノ−アダクトは第二アミン
(これは最初のアミンとは異なる)と一層苛酷な条件下
で反応させて所望の非対称のビス−アミンアダクトを形
成させ、該アダクトは閉環させて非対称のTPD染料基
材にすることができる。
【0024】ところで、式(1)の化合物は、第一アミ
ンと反応させるとモノ−アダクトのビス−アダクトに対
する特に高い比を生じることが判明した。
【0025】本発明の第2の態様によれば、式(4)の
化合物の製造方法が提供され、該製造方法は、アンモニ
ア又は式:A−NH2のアミンと式(1)の化合物とを
縮合させることよりなる:
【0026】
【化17】
【0027】上記式中、R,X及びYは前記に定義した
ものでありかつAはH又は第一アミンの残基である。
【0028】本発明の第2の態様に基づく方法は、式(
1)の化合物の1モル等量に対してアンモニア又は式:
A−NH2のアミン0.8〜1.2、より有利には0.
9〜1.1、特に約1モル等量を使用して実施するのが
有利である。
【0029】式(4)の化合物を製造するための有利な
方法は、本発明の第2の態様に方法に従った本発明の第
1の態様に基づく方法からなる。
【0030】Aは有利にはH、場合により置換されたア
ルキル、特にC1〜C4−アルキル、又は場合により置
換されたC1〜C4−アルアルキル、特にフェニル−C
1〜C4−アルキル、より有利には場合により置換され
たアリール、特に場合により置換されたフェニルである
。Aが置換されている場合には、Aは有利には1個の置
換基、又はそれぞれ同じか又は異なっている2個の置換
基を有する。
【0031】Aが場合により置換されたフェニルである
場合には、対称のジアニリド不純物(即ち、式(1)の
化合物1モルとアミンA−NH22モルと反応したもの
)は、通常の方法で濾過により除去することができるこ
とが判明した。この場合、式(4)の所望の化合物は、
溶液中に残留するが、溶解度の低い対称のジアニリドは
、濾別することができる。
【0032】A上に存在する場合による置換基は、有利
には式:−(X−B)a−Wを有し、該式中、XはO,
S,SO,SO2,N(R4)であり、該R4はH又は
場合により置換された炭化水素残基である、Bは場合に
より置換された2価の炭化水素残基であり、aは0,1
又は2であり、WはO(C1〜C4−アルキル),OC
nH2nOH,OCnH2nO(C1〜C4−アルキル
)、OCnH2nNR5R6,SH,S(C1〜C4−
アルキル),−SCnH2nOH,SCnH2nNR5
R6,NR5CnH2nOH,NR5CnH2nNR5
R6,C1〜C4−アルキル,SO3H,CO2H又は
ハロゲンであり、上記式中、それぞれnは2,3又は4
の値を有し、かつR5及びR6はそれぞれ独立にH又は
場合により置換された炭化水素残基である。
【0033】Xは有利にはO,S又はN(R4)である
【0034】R1〜R6、R又はBのいずれかが置換さ
れている場合には、1個以上の置換基は、ハロゲン原子
、特にクロロ、−CO2H,−SO3H,−CN,C1
〜C4−アルコキシ、特にメトキシ、C1〜C4−アル
キル、特にメチル、及びアセトアミドであるのが有利で
ある。
【0035】Bで表される場合により置換された2価の
炭化水素残基は、有利には場合により置換されたアルキ
レン、アルアルキレン及びアリーレンであり、かつ有利
な場合による置換基はスルホ、ヒドロキシ及びC1〜C
4−アルキルから選択される。Bがアルキレンである場
合には、7個よりも少ない炭素原子、より有利には2〜
4個の炭素原子を有するものが有利である。Bがアルア
ルキレンである場合には、7〜14個の炭素原子を有す
るもの、例えばC1〜C4−アルキレンフェニル又はC
1〜C4−アルキレンナフチルであるのが有利である。 Bがアリーレンである場合には、有利には場合により置
換されたフェニレン又はナフチレンである。
【0036】Bによって表すことができるアルキレン及
びアルアルキレン基の例としては、以下のものが挙げら
れる:エチレン、1,2−及び1,3−プロピレン、2
−ヒドロキシ−1,3−プロピレン、1−及び2−フェ
ニレン−1,3−プロピレン、1,4−,2,3−及び
2,4−ブチレン、2−メチル−1,3−プロピレン、
2−メチル−2,4−ペンチレン、2,2−ジメチル−
1,3−プロピレン、1−フェニルエチレン、1−クロ
ロ−2,3−プロピレン、1,6−及び2,5−ヘキシ
レン、2,3−ジフェニル−1,4−ブチレン、1−(
メトキシカルボニル)−1,5−ペンチレン、2,7−
ヘプチレン、3−メチル−1,6−ヘプチレン、−CH
2CH2OCH2CH2−、 −CH2CH2SCH2CH2−、 −CH2CH2SSCH2CH2−、
【0037】
【化18】
【0038】Bで表すことができるアリーレン基の例と
しては、4個よりも少ない、有利には3個よりも少ない
スルホ基によって置換された1,2−,1,3−及び1
,4−フェニレン、1,4−ナフチレン及び1,5−ナ
フチレンを挙げることができる。
【0039】R4,R5及びR6のいずれかが場合によ
り置換された炭化水素残基である場合には、これらは有
利には場合により置換されたアルキル、シクロアルキル
、アルアルキル及びアリール基、より有利にはアルキル
基、特にC1〜C4−アルキル基であり、これらはハロ
ゲン、ヒドロキシ又はシアノによって置換されていても
よいが、置換基を有しないのが有利である。
【0040】Aによって表される基の例としては、以下
のものを挙げることができる:フェニル、2,3又は4
−アミノフェニル、2,3又は4−メチルチオフェニル
、2,3又は4−メトキシフェニル、2,3又は4−ア
セトアミドフェニル、2,3又は4−トリフルオロアセ
トアミドフェニル及び 以下の基:SO2(CH2)n−W,NH(CH2)n
−W,O(CH2)n−W,S(CH2)n−W,SO
(CH2)n−W から選択される基によって置換されたフェニル、4−ア
ミノフェニルアミノ、上記式中、Wは前記に定義したも
のを表し、かつ有利にはOH,NH2又はOSO3H、
及びnは2又は3の値を有する。
【0041】Aによって表される別の場合により置換さ
れたアリール基の例としては、パラ−ジフェニル、N−
エチル−カルバゾール−3−イル、ベータ−アントラキ
ニル、アルファ−ナフチル、ベータ−アントラキノリル
、6−ヒドロキシ−7−カルボキシナフチ−2−イル及
び4−ヒドロキシ−3−カルボキシフェニルを挙げるこ
とができる。
【0042】式(4)の化合物は、欧州特許第0432
879号明細書に記載されているような、非対称のTP
Dの製造で使用される非対称のジアニリニドの製造のた
めの中間体として特に有用である。
【0043】Rが式(3)を有する本発明の第2の態様
の基づく方法は、Rがメチルである場合と比較してモノ
:ビスアミンの特に高い比が生じる。該方法の生成物は
、所望であれば、公知技術、例えば適当なものとして高
圧分取クロマトグラフィー、結晶化、又はモノ−〜ビス
アミンアダクトの相対的溶解度に基づき任意の残留量の
ビスアミンを除去するために更に精製することができ、
これらは最も低い可溶性アダクトを濾別することができ
る。しかしながら、モノ:ビスアミンアダクトの比は、
一般にこのようなそれ以上の精製を不必要にしかつ商業
的に好ましくない程の高さである。
【0044】本発明の第2の態様の方法は、30℃以上
、より有利には40℃以上、有利には110℃未満及び
特に40〜100℃で実施するのが有利である。また、
該反応は溶剤中で、かつほぼ4〜9、特に5.0〜5.
8のpHで実施するのが有利である。
【0045】本発明の第2の態様の方法は、反応工程中
にアルカリ(この同一性は重要でないと見なされる)を
添加することにより前記のpH範囲を維持するのが有利
であるが、前記のアルカリ、特に水性NaOH又はKO
Hが好ましい。pH値は、本発明の第2の態様の過程で
は一定に維持するの好ましい。
【0046】本発明の第2の態様に基づく方法を実施す
ることができる溶剤の例は、プロトン溶剤、例えばC1
〜C4−アルカノール、特にプロパン−2−オール及び
プロパン−1−オールを包含する。
【0047】本発明の第3の態様によれば、式(5):
【0048】
【化19】
【0049】[式中、R及びYは前記に定義したものを
表しかつZはCl,Br又はA−NH−(該式中、Aは
前記に定義したものを表す)である]で示される化合物
が提供される。
【0050】本発明は、式(5)(式中、ZはA−NH
−である)のモノ−アミンアダクトに関するだけでなく
、また少なくとも60:40、有利には少なくとも70
:30、最高95:5、特に75:25〜90:10の
比のモノ−アミンアダクトのビス−アミンアダクトに対
する比を有する混合物に関する。
【0051】本発明の第4の態様によれば、式(6)の
化合物の製造方法が提供され、該製造方法は、式(4)
(前記に定義したもの)の化合物を式:A1−NH2の
アミンとアルカリの存在下に縮合させることよりなる、
上記式中、A1はAで前記に定義したものを表す、但し
AとA1は異なっている。
【0052】本発明の第4の態様は、以下の反応式で表
される:
【0053】
【化20】
【0054】[上記式中、A及びA1は前記に定義した
ものを表し、かつ互いに異なっており、Y及びRは前記
に定義したものを表す]。
【0055】本発明の第4の態様で使用される有利なア
ルカリ及び溶剤及び温度は、本発明の第2の態様で記載
しとものと同じであるが、第2アミンを−O−Rで表さ
れる基で置換するためにはより苛酷な条件が有利である
、即ち、第2の態様よりも高い温度、例えば50〜10
0℃及び/又は高いpH、例えばほぼpH6〜7が有利
である。例えば該方法を水性有機溶媒中で又は水中で実
施する際の水の存在も、本発明の第4の態様の方法を促
進する。有機溶剤は、有利には水と混和可能な有機溶剤
と、少なくとも5%、有利には少なくとも10%が水と
からなる。
【0056】本発明の第5の態様によれば、式(6)の
アミノベンゾキノン化合物の製造方法が提供され、該製
造方法は、(i)本発明の第2の態様に記載した方法に
基づき式(1)の化合物を式:A−NH2の最初のアミ
ンと縮合させて式(4)の化合物にし、かつ(ii)本
発明の第4に基づき工程(i)の化合物を式(1)の化
合物を式:A1−NH2の化合物と縮合させて式(6)
の化合物にすことからなる、上記式中、X,Y,R,A
及びA1は、本発明のそれぞれの態様でそれぞれ定義し
たものを表す。
【0057】本発明の第5の態様の有利な実施態様は、
本発明の第1の態様に基づく式(1)の化合物を製造す
る付加的な工程を包含する。
【0058】本発明の第5の態様で記載したアミンA−
NH2及びA1−NH2の順次の付加(即ち工程(i)
及び(II))は、場合により同じ反応容器内で実施す
ることができる。工程(i)及び(II)のための有利
な温度、溶媒及びアルカリは、それぞれ本発明の第2及
び第4の態様に前述されている。
【0059】本発明の第6の態様によれば、非対称のT
PDの製造方法が提供され、該製造方法は、(i)本発
明の第4の態様に記載した方法に基づき式(6)のジア
ニリニド(6)(式中、A及びA1は異なった場合によ
り置換されたフェニル基である)を製造し、かつ (ii)工程(i)で得られた生成物、有利には強酸性
縮合剤、例えばペルスルフェートとのオニウムを使用し
て、閉環させて非対称のTPD化合物を生成させる。こ
の閉環は、スルホン酸基を得られた非対称のTPD化合
物に導入することができる。
【0060】本発明の第4の閉環は、より詳細には英国
特許第509898号明細書の第39行以降に記載され
ている。
【0061】本発明の第7の態様によれば、非対称のT
PD化合物の選択的製造方法が提供され、該製造方法は
、式(6)の化合物を本発明の第5の態様に基づき製造
し、かつ本発明の第6の工程(ii)を使用して閉環し
て非対称のTPD化合物にすることよりなる。
【0062】本発明の化合物は遊離酸又は中性の形で示
されているが、もちろん本発明は、このような化合物を
包含する。
【0063】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、該
実施例は本発明を限定するものではなく、なお実施例中
全ての部及び%は、他にことわりのない限り、重量に基
づく。
【0064】例1 2,3,5−トリクロロ−6−イソプロポキシ−1,4
−ベンゾキノンの製造 クロルアニル(0.06モル)及び炭酸水素ナトリウム
(0.075モル)をメチルエチルケトン(MEK)3
00mlに加えた。該混合物を55℃に加熱し、次いで
イソ−プロパノール(0.5モル)を撹拌しながら滴加
した。反応が完了する(HPLCによって確認)と、M
EK溶剤を真空下に生成物混合物から除去した。得られ
た黄色のゴム状物質を石油エーテルから再結晶して、2
,3,5−トリクロロ−6−イソプロポキシ−1,4−
ベンゾキノンが生成物として得られた。
【0065】例2 Rがプロピ−2−イルである式(7)の化合物の製造

0066】
【化21】
【0067】例1に基づき製造した2,3,5−トリク
ロロ−6−イソプロポキシ−1,4−ベンゾキノン5.
0gをイソ−プロパノール250ml中に撹拌混入しか
つpHを水酸化ナトリウム溶液で7に調整した。2−フ
ェノキシ−5−アミノベンゼンスルホン酸4.9gをイ
ソ−プロパノールとアセトンの2:3混合物100ml
に添加しかつpH値を水酸化ナトリウム水溶液を使用し
て7に調整した。次いで、pH7を維持しながらアミン
溶液を滴下ロートを用いて室温で数時間に亙ってベンゾ
キノンに添加した。次いで、該反応混合物を濾過しかつ
濾過ケーキをイソプロパノールで洗浄し、次いで真空下
に乾燥して対称のジアニリド副生成物1.4gが生じ、
これを廃棄した。次いで、残留する濾液を洗浄しながら
集めかつ濃縮した。生じた暗色の固体を石油エーテル2
00mlに加えかつ加熱し、次いでなお熱いうちに濾過
した。乾燥後に、上記表題のモノアニリド8.0gから
なる濾過ケーキを回収した。モル/モルベースのモノア
ニリド:ジアニリドの相対収率は、7.8:1であった
【0068】負イオン高速原子衝撃を用いて使用して質
量分光分析により分析した結果、上記表題生成物は、予
測したM/Z=497を有することが判明した。
【0069】例3 2,3,5−トリクロロ−6−シクロヘキサニルオキシ
−1,4−ベンゾキノンの製造
【0070】
【化22】
【0071】クロルアニル(0.06モル)及び炭酸水
素ナトリウム(0.075モル)を、メチルエチルケト
ン(MEK)300mlに加えた。該混合物を55℃に
加熱し、次いで撹拌しながらシクロヘキサノール(0.
5モル)を滴加した。反応が完了する(HPLCにより
確認)と、MEK溶剤を真空下に生成物混合物から除去
した。
【0072】得られたオレンジ色のゴム状生成物を製油
エーテルから再結晶させて、明るいオレンジ色の結晶質
の上記表題生成物(0.04モル)が得られた。
【0073】該表題生成物のスペクトルデータは、以下
のとおりであった:1H NMR(250MHz,CD
Cl3,デルタ)4.75(m,1H,CH−O−);
2.0−1.3(m,10H,5x CH3シクロヘキ
シル)。
【0074】13H NMR(BB,CDCl3CRA
CAC,デルタ)173.0,171.8(2x C=
O);154.8(C=C−O);140.5,138
.8,127.4(C=C−Cl);83.9(CH−
O);32.7(2x CH2CH−O);25.1(
CH2CH2CH−O);23.3(CH2CH2CH
2CH−O)。
【0075】質量スペクトル:m/z=308(3個の
塩素原子の等方性形跡を有する分子イオン)。
【0076】例4 Rがシクロヘキシルである式(7)の化合物の製造例3
に基づき製造した2,3,5−トリクロロ−6−シクロ
ヘキシルオキシ−1,4−ベンゾキノン2.0gを、ア
セトン100ml中で撹拌しかつpHを水酸化ナトリウ
ムで5.6に調整した。2−フェノキシ−5−アミノベ
ンゼンスルホン酸1.7gを水及びアセトン(1:2混
合物)30ml中に溶かしかつpHを7に調整した。該
アミン溶液を、次いで2,3,5−トリクロロ−6−シ
クロヘキシルオキシ−1,4−ベンゾキノン溶液中にp
Hを5〜6に維持しながら室温で30分間に亙って滴加
した。反応の完了後に、生成物混合物は、HPLCによ
って僅少量の対称ビス−アダクトを有するモノアニリド
85%からなっていることが判明した、上記ビス−アダ
クトは濾過により除去した。
【0077】該表題生成物のスペクトルデータは、以下
のとおりであった:1H NMR(250MHz,d6
DMSO,デルタ)9.4(s,1H,NH);7.5
−6.8(m,8H,8x CH芳香族);4.7(m
,1H,CH−O);2.0−1.3(m,10H,5
x CH2シクロヘキシル)。
【0078】例5 2,3,5−トリクロロ−6−(ブト−2−オキシ)−
ベンゾ−1,4−キノンの製造
【0079】
【化23】
【0080】クロルアニル(12.3部)をMEK(3
00部)中に溶かし、次いで炭酸水素ナトリウム(8部
)を添加した。次いで、水性ブタン−2−オール(50
部、1:1)を添加しかつ該混合物を、もはや出発物質
が残留しなくなるまで、室温で撹拌した。反応の終了時
に、濾過した溶液は、HPLCによって上記表題生成物
86%を含有することが判明した。該生成物を単離する
ことなく後続の反応で使用した。プローブエレクトロン
衝撃を使用した質量分光分析によって分析した結果、上
記表題生成物は予測したm/z=282を有することが
判明した。該生成物のd6DMSO(デルタ)中での1
H NMRは、4.7(m,1H,CHO),1.5−
1.7(m,2H,CH2),1.3(d,3H,CH
3CHOH)及び0.9(t,3H,CH2CH3)で
信号を示した。
【0081】例6 2,3,5−トリブロモ−6−イソプロポキシ−1,4
−ベンゾキノンの製造
【0082】
【化24】
【0083】テトラブロモベンゾ−1,4−キノン(1
4.6部)をMEK中で撹拌し、次いで炭酸ナトリウム
(5.5部)を添加しかつ室温で撹拌した。水性プロパ
ノール(50部、1:1)を加えかつ反応をもはや出発
物質が残留しなくなるまでHPLCで監視した。得られ
た溶液(HPLCで確認して2,3,5−トリブロモ−
6−イソプロポキシベンゾキノン91%を含有する)を
60〜80石油エーテル(136ml)から再結晶させ
て、均質な結晶質生成物(6部)が得られた。該表題生
成物のd6DMSO(デルタ)中での1H NMRは、
5.1(m,1H,CH(CH3)2)及び1.4(d
,6H,CH(CH3)2)で信号を示した。
【0084】例7 以下の化合物の製造
【0085】
【化25】
【0086】例6からの生成物(5部)をpH7でイソ
プロパノール250部中に溶かした。3−アミノ−6−
フェノキシ−ベンゼンスルホン酸(3.3部)をイソプ
ロパノール/アセトンの混合物(57:40部)中に溶
かしかつ得られた溶液をpH7の溶液にし、次いで室温
で一晩撹拌しかつ濾過した。濾液を濃縮し、次いで熱い
60〜80石油エーテルで抽出しかつ濾過した。負イオ
ン高速原子衝撃を使用した質量分光分析によって分析し
た結果、上記表題生成物は、予測したm/z=497を
有することが判明した。該表題生成物のd6DMSO(
デルタ)中での1H NMRは、9.5(s,1H(N
H));7.5−.7(m,8H,芳香族CH);5.
1(m,1H,CH(CH3)2)及び1.4(d,6
H,CH(CH3)2)で信号を示した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式(5): 【化1】 [式中、YはH,アルキル、置換アルキル、アルコキシ
    、Cl又はBrであり、Rは式(3):【化2】 の基であり、上記式中、R1及びR2はそれぞれ独立し
    てアルキルであるか、又はR1とR2はそれらが結合さ
    れた炭素原子と一緒に非置換又は置換の、4,5又は6
    員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はHであり、Zは
    Cl,Br又はA−NH−でありかつAはH又は第一ア
    ミンの残基である]で示されるベンゾキノン化合物。
  2. 【請求項2】  ZがCl又はBrである請求項1記載
    の化合物。
  3. 【請求項3】  ZがA−NH−であり、該式中Aが請
    求項1に定義したものである請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】  Aが置換又は非置換フェニルである請
    求項1又は3記載の化合物。
  5. 【請求項5】  請求項2記載の化合物を製造する方法
    において、式: R−OH のヒドロキシ化合物を式(2): 【化3】 [式中、YはH,アルキル、置換アルキル、アルコキシ
    、Cl又はBrであり、Rは式(3):【化4】 の基であり、上記式中、R1及びR2はそれぞれ独立し
    てアルキルであるか、又はR1とR2はそれらが結合さ
    れた炭素原子と一緒に非置換又は置換の、4,5又は6
    員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はHであり、かつ
    XはCl又はBrである]で示される化合物と縮合させ
    ることを特徴とするベンゾキノン化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】  請求項3記載の化合物を製造する方法
    において、アンモニア又は式:A−NH2のアミンを式
    (1): 【化5】 [式中、YはH,アルキル、置換アルキル、アルコキシ
    、Cl又はBrであり、Rは式(3):【化6】 の基であり、上記式中、R1及びR2はそれぞれ独立し
    てアルキルであるか、又はR1とR2はそれらが結合さ
    れた炭素原子と一緒に非置換又は置換の、4,5又は6
    員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はHであり、Aは
    第一アミンの残基でありかつXはCl又はBrである]
    で示される化合物と縮合させることを特徴とするベンゾ
    キノン化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】  溶剤中で5.0〜5.8のpHで実施
    する請求項6記載の製造方法。
  8. 【請求項8】  式(1)の化合物1モル等量当たりア
    ンモニア又は式:A−NH2のアミン0.8〜1.2モ
    ル等量を使用して実施する請求項6記載の製造方法。
  9. 【請求項9】  請求項3記載の化合物を製造する方法
    において、(i)式(2): 【化7】 の化合物を式: R−OH のヒドロキシ化合物と縮合させて式(1):【化8】と
    し、かつ (ii)アンモニア又は式:A−NH2のアミンを式(
    1)で示され、但し該式中、YはH,アルキル、置換ア
    ルキル、アルコキシ、Cl又はBrであり、Rは式(3
    ): 【化9】 の基であり、上記式中、R1及びR2はそれぞれ独立し
    てアルキルであるか、又はR1とR2はそれらが結合さ
    れた炭素原子と一緒に非置換又は置換の、4,5又は6
    員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はHであり、Aは
    H又は第一アミンの残基であり、かつXはCl又はBr
    である化合物と縮合させることを特徴とするベンゾキノ
    ン化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】  式(6): 【化10】 [式中、YはH、置換アルキル、アルコキシ、Cl又は
    Brであり、かつA及びA1は互いに異なっておりかつ
    それぞれ独立してH又は第一アミンの残基である]で示
    される化合物を製造する方法において、請求項3記載の
    化合物を式: A1−NH2 [式中、A1は前記に定義したものを表す]で示される
    アミンと縮合させることを特徴とするベンゾキノン化合
    物の製造方法。
  11. 【請求項11】  6〜7のpHで実施する請求項10
    記載の製造方法。
  12. 【請求項12】  水性有機溶剤又は水中で実施する請
    求項10又は11記載の製造方法。
  13. 【請求項13】  請求項10に定義した式(6)の化
    合物を製造する方法におて、(i)式(2):【化11
    】 で示される化合物を式: R−OH で示されるヒドロキシ化合物と反応させて、式(1):
    【化12】 の化合物にし、(ii)アンモニア又は式:A−NH2
    のアミンと工程(i)の生成物と縮合 させ、かつ (iii)工程(ii)の生成物と式:A−NH2の化
    合物と縮合させる、上記式中、YはH、アルキル、置換
    アルキル、アルコキシ、Cl又はBrであり、Rは式(
    3): 【化13】 の基であり、上記式中、R1及びR2はそれぞれ独立し
    てアルキルであるか、又はR1とR2はそれらが結合さ
    れた炭素原子と一緒に非置換又は置換の、4,5又は6
    員の脂肪族又は芳香族環であり、R3はHであり、Aと
    A1は互いに異なっておりかつそれぞれ独立してH又は
    第一アミンの残基であり、かつXはCl又はBrである
    、ことを特徴とするベンゾキノン化合物の製造方法。
  14. 【請求項14】  非対称のTPD化合物を製造する方
    法において、 (i)請求項13記載の方法によって、A及びA1が異
    なっており、非置換又は置換フェニル記載のである式(
    6)の化合物を製造し、かつ (ii)工程(i)の生成物を閉環して、非対称TPD
    化合物にすることを特徴とする非対称のTPD化合物の
    製造方法。
JP3275110A 1990-10-25 1991-10-23 ベンゾキノン化合物、その製造方法及び非対称のtpd化合物の製造方法 Pending JPH04300848A (ja)

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