JPH0429937Y2 - - Google Patents

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JPH0429937Y2
JPH0429937Y2 JP15340785U JP15340785U JPH0429937Y2 JP H0429937 Y2 JPH0429937 Y2 JP H0429937Y2 JP 15340785 U JP15340785 U JP 15340785U JP 15340785 U JP15340785 U JP 15340785U JP H0429937 Y2 JPH0429937 Y2 JP H0429937Y2
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JP
Japan
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shaft
dummy shaft
assembly
dummy
gripping unit
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JP15340785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランスミツシヨンにおけるプラネ
タリギヤアツシー(遊星歯車組立体)のように、
組合せ部品にダミーシヤフトを打込んで組み付け
る必要のある自動組付においてダミーシヤフトを
供給、回収する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、組合せ部品にダミーシヤフトを打ち込ん
で組み付ける場合、ダミーシヤフトの供給部と回
収部を別々に異なる高さ位置に設けているため、
複数本のダミーシヤフトを使用する必要がある。
これを第4図で説明すると、可動分離ユニツト4
1に保持されたダミーシヤフト13は、打込みピ
ン16により部品固定治具1上の組合せ部品2に
打ち込まれる。打込み後、組合せ部品2は組付け
ユニツト3のチヤツク機構4で把持されてケージ
7の組付位置Bまで運ばれ、打込みピン22によ
りケージ7と組合せ部品2にシヤフト18が打ち
込まれる。
シヤフト18が打ち込まれると、ダミーシヤフ
ト13は、ケージ7の下の受け治具42の中に落
ちる。受け治具42に落下したダミーシヤフト1
3は、シユート43を通り回収ダミーシヤフト用
分離装置44に入り、出口部45でエアブローを
行い、シユート46を通つて矢印C方向よりマガ
ジン47に送られ、可動分離ユニツト41により
チヤツク位置Aの真上の元の位置に戻る。
(考案が解決しようとする問題点) したがつて、従来装置ではダミーシヤフト13
の供給手段と回収手段とをそれぞれ設ける必要が
あり、装置自体が大型化、複雑化し故障もそれだ
け多くなる。また、ダミーシヤフト13を複数本
以上用意しなければならず、個々のダミーシヤフ
ト13の経年変化を含む精度バラツキにより組付
不良を招きやすいという問題がある。
本考案はこの点に鑑みてなされたもので、ダミ
ーシヤフトの供給手段と回収手段を共用とし、ダ
ミーシヤフトを1本用いて組付け可能とすること
により、装置の小型化、組付精度の向上を図ろう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的達成のため本考案の技術的手段は、ダ
ミーシヤフトが打込まれる組合せ部品のチヤツク
位置の高さよりも正規のシヤフトが打込まれる組
合せ部品の組付け位置が段違い状に高くなるよう
にし、チヤツク位置と組付け位置との間の高さ位
置にダミーシヤフトの把持ユニツトを配置し、駆
動手段により把持ユニツトをチヤツク位置におけ
る組合せ部品の真上と組付け位置における組合せ
部品の真下との間で水平方向に往復移動させる構
成にする。ダミーシヤフトは把持ユニツトにより
1本だけ保持される構造であればよい。把持ユニ
ツトは、その下端部がチヤツク位置よりも上方に
あり、上端部が組付け位置よりも下方にあるよう
に設け、往復動作中に他の構成部品と接触しない
ように設ける。
(作用) したがつて、本考案装置ではダミーシヤフトを
供給するには、組合せ部品のチヤツク位置の真上
にダミーシヤフトの把持ユニツトを停止させ、上
方から組合せ部品にダミーシヤフトを打ち込んで
供給する。ダミーシヤフトを打込んだら、駆動手
段の作動により把持ユニツトを組合せ部品の組付
け位置の真下に位置させるとともに、前記組合せ
部部品を組付け位置に固定し、そのうえで正規の
シヤフトを打ち込む。すると、前記ダミーシヤフ
トが下に落ちるが、このダミーシヤフトは把持ユ
ニツトにより回収される。回収後、再び駆動手段
の作動により把持ユニツトがチヤツク位置の真上
に戻り、組合せ部品にダミーシヤフトが供給され
ることになる。
このように、ダミーシヤフトの供給、回収はひ
とつの把持ユニツトにより実施され、使用するダ
ミーシヤフトも1本で済むものである。なお、上
記一連の動作はシーケンス制御されて連続的に自
動組付が行われるものである。ダミーシヤフトの
供給と回収が外部からの押込み力で行われるた
め、従来のように移動中にダミーシヤフトが引つ
掛ることはない。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図について説明す
る。第1図は本実施例に係る組付け装置の全体図
である。本図において、1は組合せ部品2が載置
固定される部品固定治具、3は該部品固定治具1
に対して進退動可能かつ昇降可能な組付ユニツト
で、該組付ユニツト3には組合せ部品2を把持す
るチヤツク機構4と、該チヤツク機構4を組付ユ
ニツト3に対して伸縮動作させるシリンダ5が設
けられている。
6は組合せ部品2のチヤツク位置Aの上方であ
つてかつケージ7への組付け位置Bよりも下方の
高さ位置に配設された把持ユニツトで、この把持
ユニツト6は、チヤツク位置Aと組付け位置Bと
の水平離間方向に動作する前後シリンダ(駆動手
段)8の可動部に、ブラケツト9を介して連結さ
れている。把持ユニツト6の構成は、第2図に示
すように、ダミーシヤフト回収確認用の近接スイ
ツチ10を有する把持本体11と、支点ピン12
に取り付けられ把持本体11と協働してダミーシ
ヤフト13を把持するチヤツク14と、該チヤツ
ク14の先端を把持本体11側に回動付勢するス
プリング15とからなつている。把持本体11に
は、ダミーシヤフト用打込みピン16が下降端に
あるときでも把持ユニツト6が前進できるよう、
打込みピン16の逃げとなる切込み部17が形成
されている。
18はケージ7と組合せ部品2の孔に打ち込ま
れる組付品としてのシヤフト、19はシヤフト1
8が収容されるマガジンで、該マガジン19内の
最下段のシヤフト18を保持するシヤフト保持部
20は孔21側に往復動自在に設けられている。
22はシヤフト保持部20内のシヤフト18を落
下させるための打込みシヤフトで、孔21の上方
位置において昇降自在に設けられている。
以上の構成により、把持ユニツト6に把持され
たダミーシヤフト13は、第1図の状態において
打込みピン16が下降することにより、部品固定
治具1の上に固定された組合せ部品2の孔に打ち
込まれる。ダミーシヤフト13が組合せ部品2に
打ち込まれると、前後シリンダ8の作動により把
持ユニツト6がケージ7の組付け位置Bの下方ま
で移動しその位置で待機する。一方、前記組合せ
部品2はチヤツク機構4により把持され組付ユニ
ツト3の作動によつて組付け位置Bまで移動す
る。
組合せ部品2が組付け位置Bまで移動する間
に、シヤフト保持部20は孔21と対応する位置
まで移動している。このため、組合せ部品2が組
付け位置Bに移動した後、打込みシヤフト22が
下降することにより、シヤフト保持部20に保持
されているシヤフト18がケージ7と組合せ部品
2の孔に打ち込まれる。その結果、組合せ部品2
に打ち込まれていたダミーシヤフト13は前記シ
ヤフト18により下に押し出される。ケージ7の
下に押し出されたダミーシヤフト13は、把持ユ
ニツト6で自動的に把持され、これを近接スイツ
チ10が確認する。その後、前後シリンダ8によ
り把持ユニツト6は部品固定治具1側に後退しチ
ヤツク位置Aの上方に戻る。把持ユニツト6がチ
ヤツク位置Aに戻ると、打込みピン16によりダ
ミーシヤフト13が部品固定治具1上の組合せ部
品2に打ち込まれる。以下、上述した作動が繰り
返されることにより、チヤツク位置Aにおけるダ
ミーシヤフト13の供給と、組付け位置Bにおけ
る前記ダミーシヤフト13の回収が自動的に行わ
れることになる。
なお、本実施例では把持本体11に打込み部1
7を形成し打込みピン16が打込下降位置にあつ
ても把持ユニツト6が前進できるので、その分だ
け組付け時間が短縮している。また、把持ユニツ
ト6にダミーシヤフト回収確認用近接センサ10
を取り付けたため、ダミーシヤフト13が摩耗し
て把持ユニツト6から脱落するようなことがあつ
ても、これを即刻検出して作動停止させることに
より、ダミーシヤフト13の誤組付けを未然に防
止しうる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、従来別々に必要
であつたダミーシヤフトの供給手段と回収手段
を、把持ユニツトひとつに兼用させる構成とした
ので、従来のようにシユート、分離装置を設ける
必要がなく、全体としての構造が大幅に小型、簡
素化し、これに伴い設備故障も低減する。また、
ダミーシヤフトは1本だけ使用すればよいので、
従来のような複数のダミーシヤフト間における精
度バラツキの問題がなくなり、ダミーシヤフトの
組付精度が従来に比べて向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体断面図、
第2図は第1図の−線矢視部分断面図、第3
図は第1図のものにおけるダミーシヤフトの回収
状態を示す断面図、第4図は従来装置を示す全体
断面図である。 2……組合せ部品、6……把持ユニツト、8…
…前後シリンダ、13……ダミーシヤフト、A…
…チヤツク位置、B……組付け位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組合せ部品のチヤツク位置よりも該組合せ部品
    の組付け位置を高くするとともに、ダミーシヤフ
    トを把持する把持ユニツトを前記両高さ位置の間
    に配設し、該把持ユニツトをチヤツク位置におけ
    る組合せ部品の真上と組付け位置における組合せ
    部品の真下との間で水平方向に往復移動させる駆
    動手段を具備することを特徴とする組付用ダミー
    シヤフトの供給回収装置。
JP15340785U 1985-10-07 1985-10-07 Expired JPH0429937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15340785U JPH0429937Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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JP15340785U JPH0429937Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6261422U JPS6261422U (ja) 1987-04-16
JPH0429937Y2 true JPH0429937Y2 (ja) 1992-07-20

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