JP2815247B2 - 標印用レーザマスクの交換装置 - Google Patents
標印用レーザマスクの交換装置Info
- Publication number
- JP2815247B2 JP2815247B2 JP3136734A JP13673491A JP2815247B2 JP 2815247 B2 JP2815247 B2 JP 2815247B2 JP 3136734 A JP3136734 A JP 3136734A JP 13673491 A JP13673491 A JP 13673491A JP 2815247 B2 JP2815247 B2 JP 2815247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- magazine
- marking
- holder
- clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/70733—Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
- G03F7/70741—Handling masks outside exposure position, e.g. reticle libraries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Library & Information Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばトランジス
タ、ダイオード、IC等の電子部品に対しロット表示等
を標印するのに使用される標印用レーザマスクの交換装
置に関する。
タ、ダイオード、IC等の電子部品に対しロット表示等
を標印するのに使用される標印用レーザマスクの交換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ等の電子部品に対しロット
表示等の標印をする装置は、レーザ光源と、レーザ光源
に対応して配置されるマスクホルダと、このマスクホル
ダの下方に対応して配置されるレンズホルダとから成る
(図示ぜす)。マスクホルダには、標印用のマスク(ス
テンシル)がセットされ、レンズホルダには集光用のメ
ニスカスレンズがセットされる。
表示等の標印をする装置は、レーザ光源と、レーザ光源
に対応して配置されるマスクホルダと、このマスクホル
ダの下方に対応して配置されるレンズホルダとから成る
(図示ぜす)。マスクホルダには、標印用のマスク(ス
テンシル)がセットされ、レンズホルダには集光用のメ
ニスカスレンズがセットされる。
【0003】標印に際しては、レーザ光源からマスクに
対しレーザ光を照射し、マスクを通過する通過光をメニ
スカスレンズで集光し、電子部品に照射する。これによ
り、電子部品表面がレーザ光により焼け、変色し、マス
ク面内の字形が文字として標印される。
対しレーザ光を照射し、マスクを通過する通過光をメニ
スカスレンズで集光し、電子部品に照射する。これによ
り、電子部品表面がレーザ光により焼け、変色し、マス
ク面内の字形が文字として標印される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば1ロット
の製品について、標印作業が終了し、次のロット製品に
標印を実行する際は、作業者がマスクホルダから終了し
たマスクを取り出し、且つ新規に使用するマスクをマス
クホルダに装着している。従って、マスク交換が人手に
よるため、交換作業に時間がかかる許かりでなく、交換
の都度、装置を一旦停止させなければならず、標印効率
が頗る悪い。また、作業者は交換時にマスクの種類を慎
重に確認しなければならず、仮に誤った種類のマスクを
装着した場合には、すべて廃棄処分となり製品損失が大
きい等の不利があった。
の製品について、標印作業が終了し、次のロット製品に
標印を実行する際は、作業者がマスクホルダから終了し
たマスクを取り出し、且つ新規に使用するマスクをマス
クホルダに装着している。従って、マスク交換が人手に
よるため、交換作業に時間がかかる許かりでなく、交換
の都度、装置を一旦停止させなければならず、標印効率
が頗る悪い。また、作業者は交換時にマスクの種類を慎
重に確認しなければならず、仮に誤った種類のマスクを
装着した場合には、すべて廃棄処分となり製品損失が大
きい等の不利があった。
【0005】この発明では、標印用マスクを自動交換で
き、標印の異なる製品に対し連続的に標印作業を実行し
得、しかもセットする標印用マスクに誤りのない標印用
レーザマスクの交換装置を提供することを目的とする。
き、標印の異なる製品に対し連続的に標印作業を実行し
得、しかもセットする標印用マスクに誤りのない標印用
レーザマスクの交換装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
させるために、この発明の標印用レーザマスクの交換装
置では、次のような構成としている。
させるために、この発明の標印用レーザマスクの交換装
置では、次のような構成としている。
【0007】標印用レーザマスクの交換装置は、レーザ
光源に対応して配置され、セットされるマスクの種類を
確認するセンサを備えたマスクホルダと、種類の異なる
複数のマスクを収納するマスクマガジンと、このマスク
マガジンに収納される複数のマスクのうち、セットすべ
きマスク位置を検出する位置検出手段と、この位置検出
手段の検知信号によりセットすべきマスクがマスクホル
ダに対応する位置までマスクマガジンを移動させる移動
手段と、セットすべきマスクをマスクホルダに装着する
と共に、標印終了後にセットマスクをマスクマガジンに
戻し収納するマスククリップとから成ることを特徴とし
ている。
光源に対応して配置され、セットされるマスクの種類を
確認するセンサを備えたマスクホルダと、種類の異なる
複数のマスクを収納するマスクマガジンと、このマスク
マガジンに収納される複数のマスクのうち、セットすべ
きマスク位置を検出する位置検出手段と、この位置検出
手段の検知信号によりセットすべきマスクがマスクホル
ダに対応する位置までマスクマガジンを移動させる移動
手段と、セットすべきマスクをマスクホルダに装着する
と共に、標印終了後にセットマスクをマスクマガジンに
戻し収納するマスククリップとから成ることを特徴とし
ている。
【0008】このような構成を有する標印用レーザマス
クの交換装置では、マスクマガジンは、前面及び後面が
開放の枠体で、前面側にマスククリップ、後面側にマス
クホルダが配置してある。マガジンには、多数のマスク
受け溝が上下方向に配置してある。使用に際しては、必
要な複数のマスクを使用する順序(標印作業順序)で、
適当位置のマスク受け溝へ上下方向へ収納配置する。ま
た、このマガジンはラック部を備え、このラック部がモ
ータのピニオンと連繋し、モータは制御部によりコント
ロールされ、マガジンがマスクホルダ(及びマスククリ
ップ)に対し垂直方向へ移動可能となっている。。作業
者がスタートスイッチを押すと、モータの駆動によりリ
ミットスイッチ(マガジンの下方に設置したスタート用
リミットセンサ)がONする位置までマスクマガジンが
移動する。この間、位置検出手段(セットすべきマスク
位置確認センサ)により、セットすべきマスクの収納位
置が検知される。この検知信号により、セットすべきマ
スクがマスクホルダに対応する位置までマスクマガジン
が移動させられる。ここで、マスククリップがセットす
べきマスクを把持してマスクホルダに運びセットする。
マスクには、判別用孔が設けてあり、マスクの種類確認
センサ(発光素子と受光素子)によりマスクの種類が確
認される。この光電センサの確認信号に基づき、レーザ
光源が点灯しレーザ光がマスクを通過し、通過光がメニ
スカスレンズで集光され、電子部品に標印を実行する。
クの交換装置では、マスクマガジンは、前面及び後面が
開放の枠体で、前面側にマスククリップ、後面側にマス
クホルダが配置してある。マガジンには、多数のマスク
受け溝が上下方向に配置してある。使用に際しては、必
要な複数のマスクを使用する順序(標印作業順序)で、
適当位置のマスク受け溝へ上下方向へ収納配置する。ま
た、このマガジンはラック部を備え、このラック部がモ
ータのピニオンと連繋し、モータは制御部によりコント
ロールされ、マガジンがマスクホルダ(及びマスククリ
ップ)に対し垂直方向へ移動可能となっている。。作業
者がスタートスイッチを押すと、モータの駆動によりリ
ミットスイッチ(マガジンの下方に設置したスタート用
リミットセンサ)がONする位置までマスクマガジンが
移動する。この間、位置検出手段(セットすべきマスク
位置確認センサ)により、セットすべきマスクの収納位
置が検知される。この検知信号により、セットすべきマ
スクがマスクホルダに対応する位置までマスクマガジン
が移動させられる。ここで、マスククリップがセットす
べきマスクを把持してマスクホルダに運びセットする。
マスクには、判別用孔が設けてあり、マスクの種類確認
センサ(発光素子と受光素子)によりマスクの種類が確
認される。この光電センサの確認信号に基づき、レーザ
光源が点灯しレーザ光がマスクを通過し、通過光がメニ
スカスレンズで集光され、電子部品に標印を実行する。
【0009】例えば、1ロット分の標印作業が終了する
と、終了スイッチを作業者が押す。これにより、マスク
クリップが終了したマスクをマスクマガジンへ戻す。そ
の後、再び作業者がスタートスイッチを押すと、マスク
マガジンは次に使用するマスクがマスクホルダに対応す
る位置まで移動させられる。このマスクマガジンの移動
は、ラック部とピニオンとの噛み合い数、つまりモータ
の回転数の制御(モータ駆動時間の制御)でワンステッ
プ移動し、次の新しいマスクがマスクホルダに対応位置
するようになっている。そして、マスククリップが使用
順序「2」のマスクをマスクホルダにセットして、新た
な標印作業を実行する。以後、この作業が繰り返し続行
される。
と、終了スイッチを作業者が押す。これにより、マスク
クリップが終了したマスクをマスクマガジンへ戻す。そ
の後、再び作業者がスタートスイッチを押すと、マスク
マガジンは次に使用するマスクがマスクホルダに対応す
る位置まで移動させられる。このマスクマガジンの移動
は、ラック部とピニオンとの噛み合い数、つまりモータ
の回転数の制御(モータ駆動時間の制御)でワンステッ
プ移動し、次の新しいマスクがマスクホルダに対応位置
するようになっている。そして、マスククリップが使用
順序「2」のマスクをマスクホルダにセットして、新た
な標印作業を実行する。以後、この作業が繰り返し続行
される。
【0010】かくして、異なる種類の製品に対し、対応
する種類のマスクを選定して、自動的にマスク交換を実
行し、連続的に異なる製品に対し標印作業を行い得る。
また、マスクセット時に、光電センサによりマスクの種
類を確認した後に、標印作業を実行するから、種類の誤
ったマスクで標印する虞れが全くない。
する種類のマスクを選定して、自動的にマスク交換を実
行し、連続的に異なる製品に対し標印作業を行い得る。
また、マスクセット時に、光電センサによりマスクの種
類を確認した後に、標印作業を実行するから、種類の誤
ったマスクで標印する虞れが全くない。
【0011】
【実施例】図1は、この発明に係る標印用レーザマスク
の交換装置の具体的な一実施例を示す側面図である。
の交換装置の具体的な一実施例を示す側面図である。
【0012】標印用レーザマスクの交換装置は、レーザ
光源8に対応して配置され、セットされるマスクAの種
類を確認するセンサ11を備えたマスクホルダ1と、種
類の異なる複数のマスクA、B、Cを収納するマスクマ
ガジン2と、このマスクマガジン2に収納される複数の
マスクA、B、Cのうち、セットすべきマスク位置を検
出する位置検出手段3と、この位置検出手段3の検知信
号によりセットすべきマスクAがマスクホルダ1に対応
する位置までマスクマガジン2を移動させる移動手段4
と、セットすべきマスクAをマスクホルダ1に装着する
と共に、標印終了後にセットマスクAをマスクマガジン
2に戻し収納するマスククリップ5とから成る。
光源8に対応して配置され、セットされるマスクAの種
類を確認するセンサ11を備えたマスクホルダ1と、種
類の異なる複数のマスクA、B、Cを収納するマスクマ
ガジン2と、このマスクマガジン2に収納される複数の
マスクA、B、Cのうち、セットすべきマスク位置を検
出する位置検出手段3と、この位置検出手段3の検知信
号によりセットすべきマスクAがマスクホルダ1に対応
する位置までマスクマガジン2を移動させる移動手段4
と、セットすべきマスクAをマスクホルダ1に装着する
と共に、標印終了後にセットマスクAをマスクマガジン
2に戻し収納するマスククリップ5とから成る。
【0013】前記マスクホルダ1は、レーザ光源8とメ
ニスカスレンズ9との間に対応配置されている。このマ
スクホルダ1は、面内にマスクAを固定する固定部12
を備え、この固定部12の上方にマスクの種類を確認す
るセンサ11を配備してある。センサ11は、実施例で
は光電センサ(受・発光素子)で12個設けてある。一
方、マスクA、B、Cには、種類判別用の孔が設けてあ
り、光電センサ12の受光状態で種類が判別できるよう
になっている。
ニスカスレンズ9との間に対応配置されている。このマ
スクホルダ1は、面内にマスクAを固定する固定部12
を備え、この固定部12の上方にマスクの種類を確認す
るセンサ11を配備してある。センサ11は、実施例で
は光電センサ(受・発光素子)で12個設けてある。一
方、マスクA、B、Cには、種類判別用の孔が設けてあ
り、光電センサ12の受光状態で種類が判別できるよう
になっている。
【0014】上記、マスクマガジン2は、左右側面板2
a、2bからなり、前面及び後面が開放の枠体で、前面
側に後述するマスククリップ5、後面側に上記マスクホ
ルダ1が配置してある。つまり、マスククリップ5及び
マスクホルダ1は、共にマガジン2の長さ中央部の両側
に固定配置してある。また、マスクマガジン2には、両
側面板2a、2bの内面側に多数のマスク受け溝21が
上下方向に配置してある。このマスク受け溝21は、マ
スククリップ5及びマスクホルダ1と連通状となってい
る。更に、この上下方向に平行状に並ぶマスク受け溝2
1には、使用する複数のマスクA、B、Cを配置するよ
うになっている。また、一方の側面板2bにラック部4
1を設け、このラック部41を支柱6に対しスライド可
能に設定している。上記、移動手段4は、このラック部
41と、正逆回転モータ42と、モータ42の回転軸に
取付けたピニン43とからなり、ラック部41とピニオ
ン43とが噛み合っている。このモータ42は、図示し
ない制御部(コントローラ)に電気的に接続してあり、
マガジンラック2がマスクホルダ(マスククリップ)1
に対し上下動するようになっている。
a、2bからなり、前面及び後面が開放の枠体で、前面
側に後述するマスククリップ5、後面側に上記マスクホ
ルダ1が配置してある。つまり、マスククリップ5及び
マスクホルダ1は、共にマガジン2の長さ中央部の両側
に固定配置してある。また、マスクマガジン2には、両
側面板2a、2bの内面側に多数のマスク受け溝21が
上下方向に配置してある。このマスク受け溝21は、マ
スククリップ5及びマスクホルダ1と連通状となってい
る。更に、この上下方向に平行状に並ぶマスク受け溝2
1には、使用する複数のマスクA、B、Cを配置するよ
うになっている。また、一方の側面板2bにラック部4
1を設け、このラック部41を支柱6に対しスライド可
能に設定している。上記、移動手段4は、このラック部
41と、正逆回転モータ42と、モータ42の回転軸に
取付けたピニン43とからなり、ラック部41とピニオ
ン43とが噛み合っている。このモータ42は、図示し
ない制御部(コントローラ)に電気的に接続してあり、
マガジンラック2がマスクホルダ(マスククリップ)1
に対し上下動するようになっている。
【0015】上記マスク位置検出手段3は、マスクマガ
ジン2の下方であって、マスクマガジン2の前面側近傍
に配置してある位置確認センサである。このマスク位置
検出手段3は、後述するマスククリップ5の下方に配置
してある。また、このマスク位置検出手段3の上方及び
下方、つまりマスクマガジン2の前面側であって、支柱
6の上端側位置と下端側位置にそれぞれリミットセンサ
7、7aが配置してある。下側のリミットセンサ7がス
タート用であり、上側のリミットセンサ7aがエンド用
である。
ジン2の下方であって、マスクマガジン2の前面側近傍
に配置してある位置確認センサである。このマスク位置
検出手段3は、後述するマスククリップ5の下方に配置
してある。また、このマスク位置検出手段3の上方及び
下方、つまりマスクマガジン2の前面側であって、支柱
6の上端側位置と下端側位置にそれぞれリミットセンサ
7、7aが配置してある。下側のリミットセンサ7がス
タート用であり、上側のリミットセンサ7aがエンド用
である。
【0016】前記マスククリップ5は、先端部に挟み状
のマスク把持部51を備え、基端部に筒状スライダ52
を備えている。このスライダ52が、下方に平行状に配
置されたシリンダ53に移動可能に嵌挿配備されてい
る。つまり、マスククリップ5は、スライダ52がシリ
ンダ53上を往復動することで移動し、マスクをマスク
マガジン2とマスクホルダ1との間で移送する。また、
先端部のマスク把持部51は、プランジャ機構となって
おり、電磁石によりマスクを把持し或いは開放するよう
になっている。つまり、制御部からの電気信号(オン、
オフ)で把持部51がマスクを把持・開放する。このマ
スク把持部51の駆動及びスライダ52の往復移動は、
図示しない制御部と電気的に接続されコントロールされ
るようになっている。
のマスク把持部51を備え、基端部に筒状スライダ52
を備えている。このスライダ52が、下方に平行状に配
置されたシリンダ53に移動可能に嵌挿配備されてい
る。つまり、マスククリップ5は、スライダ52がシリ
ンダ53上を往復動することで移動し、マスクをマスク
マガジン2とマスクホルダ1との間で移送する。また、
先端部のマスク把持部51は、プランジャ機構となって
おり、電磁石によりマスクを把持し或いは開放するよう
になっている。つまり、制御部からの電気信号(オン、
オフ)で把持部51がマスクを把持・開放する。このマ
スク把持部51の駆動及びスライダ52の往復移動は、
図示しない制御部と電気的に接続されコントロールされ
るようになっている。
【0017】このような構成を有する標印用レーザマス
クの交換装置では、使用に際しては、必要な複数のマス
クA、B、Cを使用する順序(標印作業順序)で、マス
ク受け溝21に収納配置する。作業者がスタートスイッ
チ(図示せず)を押すと、モータ42の駆動によりリミ
ットスイッチ(スタート用リミットセンサ)7がONす
る位置までマスクマガジン2が移動する。この間、位置
検出手段(セットすべきマスク位置確認センサ)3によ
り、セットすべきマスクAの収納位置が検知される。こ
の検知信号により、セットすべきマスクAがマスクホル
ダ1に対応する位置までマスクマガジン2が移動させら
れる。ここで、マスククリップ5がセットすべきマスク
Aを把持してマスクホルダ1に運びセットする。マスク
Aには、判別用孔が設けてあり、光電センサ(発光素子
と受光素子)11によりマスクAの種類が確認される。
この光電センサ11の確認信号に基づき、レーザ光源8
が点灯しレーザ光がマスクAを通過し、通過光がメニス
カスレンズ9で集光され、電子部品Xに標印を実行す
る。例えば、1ロット分の標印作業が終了すると、終了
スイッチ(図示せず)を作業者が押す。これにより、マ
スククリップ5が終了したマスクAをマスクマガジン2
へ戻す。その後、再び作業者がスタートスイッチ(図示
せず)を押すと、マスクマガジン2は次に使用するマス
クB(図2参照)が、マスクホルダ1に対応する位置ま
で移動させられる。ここで、マスクマガジン2の移動
は、ピニオン43とラック部41との噛み合い数によ
り、モータ42の回転数の制御(モータ駆動時間の制
御)で、マスクA位置からマスクBの収納位置まで、ワ
ンステップするように設定してある。従って、作業者が
スタートスイッチを再び押すことで、マスクマガジンは
モータ42の回転により自動的に、次のマスクBがマス
クホルダ1に対応する位置へ移動する。そして、マスク
クリップ5が使用順序「2」のマスクBをマスクホルダ
1にセットして、新たな標印作業を実行する。以後、こ
の作業が繰り返し続行される。
クの交換装置では、使用に際しては、必要な複数のマス
クA、B、Cを使用する順序(標印作業順序)で、マス
ク受け溝21に収納配置する。作業者がスタートスイッ
チ(図示せず)を押すと、モータ42の駆動によりリミ
ットスイッチ(スタート用リミットセンサ)7がONす
る位置までマスクマガジン2が移動する。この間、位置
検出手段(セットすべきマスク位置確認センサ)3によ
り、セットすべきマスクAの収納位置が検知される。こ
の検知信号により、セットすべきマスクAがマスクホル
ダ1に対応する位置までマスクマガジン2が移動させら
れる。ここで、マスククリップ5がセットすべきマスク
Aを把持してマスクホルダ1に運びセットする。マスク
Aには、判別用孔が設けてあり、光電センサ(発光素子
と受光素子)11によりマスクAの種類が確認される。
この光電センサ11の確認信号に基づき、レーザ光源8
が点灯しレーザ光がマスクAを通過し、通過光がメニス
カスレンズ9で集光され、電子部品Xに標印を実行す
る。例えば、1ロット分の標印作業が終了すると、終了
スイッチ(図示せず)を作業者が押す。これにより、マ
スククリップ5が終了したマスクAをマスクマガジン2
へ戻す。その後、再び作業者がスタートスイッチ(図示
せず)を押すと、マスクマガジン2は次に使用するマス
クB(図2参照)が、マスクホルダ1に対応する位置ま
で移動させられる。ここで、マスクマガジン2の移動
は、ピニオン43とラック部41との噛み合い数によ
り、モータ42の回転数の制御(モータ駆動時間の制
御)で、マスクA位置からマスクBの収納位置まで、ワ
ンステップするように設定してある。従って、作業者が
スタートスイッチを再び押すことで、マスクマガジンは
モータ42の回転により自動的に、次のマスクBがマス
クホルダ1に対応する位置へ移動する。そして、マスク
クリップ5が使用順序「2」のマスクBをマスクホルダ
1にセットして、新たな標印作業を実行する。以後、こ
の作業が繰り返し続行される。
【0018】かくして、異なる種類の製品に対し、対応
する種類のマスクを選定して、自動的にマスク交換を実
行し、連続的に異なる製品に対し標印作業を行い得る。
また、マスクセット時に、光電センサによりマスクの種
類を確認した後に、標印作業を実行するから、種類の誤
ったマスクで標印する虞れが全くない。
する種類のマスクを選定して、自動的にマスク交換を実
行し、連続的に異なる製品に対し標印作業を行い得る。
また、マスクセット時に、光電センサによりマスクの種
類を確認した後に、標印作業を実行するから、種類の誤
ったマスクで標印する虞れが全くない。
【0019】尚、実施例では、複数のマスクを標印作業
の順序(使用順序)で、マスクマガジン2のマスク受け
溝21に収納し、ステップ方式で標印作業を連続させる
例を示したが、実施に際しては、予め制御部のプログラ
ムに標印作業順序を記憶させておくことで、マスク受け
溝21にはアトランダムに複数のマスクを収納しておく
ことができる。この場合、マスク位置確認センサ3が複
数のマスクのナンバを読み取り、プロラグムに従い、該
当マスク位置がマスクホルダ1に対応する位置まで、マ
スクマガジン2を移動させることとなる。従って、製品
ロットが変わる毎に、自動的にマスクを交換し、マスク
の切替え作業がフルオートとなり、一切、人手が不要と
なる。
の順序(使用順序)で、マスクマガジン2のマスク受け
溝21に収納し、ステップ方式で標印作業を連続させる
例を示したが、実施に際しては、予め制御部のプログラ
ムに標印作業順序を記憶させておくことで、マスク受け
溝21にはアトランダムに複数のマスクを収納しておく
ことができる。この場合、マスク位置確認センサ3が複
数のマスクのナンバを読み取り、プロラグムに従い、該
当マスク位置がマスクホルダ1に対応する位置まで、マ
スクマガジン2を移動させることとなる。従って、製品
ロットが変わる毎に、自動的にマスクを交換し、マスク
の切替え作業がフルオートとなり、一切、人手が不要と
なる。
【0020】
【発明の効果】この発明では、以上のように、マスクマ
ガジンに収納される複数のマスクのうち、セットすべき
マスク位置を位置検出手段で検出し、移動手段によりセ
ットすべきマスクがマスクホルダに対応する位置までマ
スクマガジンを移動させ、マスククリップによりセット
すべきマスクをマスクホルダに装着した後、マスクの種
類を確認センサで確認し、標印作業を開始すると共に、
標印終了後にマスククリップによりセットマスクをマス
クマガジンに戻し収納することとしたから、自動的にマ
スクが交換でき、マスク交換作業に人手が不要となり、
標印作業の効率が向上する。また、マスクはマスクホル
ダにセットした時点で、マスクの種類が確認された後、
標印作業の実行に移るため、誤ったマスクをセットする
虞れがなく、マスクセットミスによる製品廃棄がなくな
る等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
ガジンに収納される複数のマスクのうち、セットすべき
マスク位置を位置検出手段で検出し、移動手段によりセ
ットすべきマスクがマスクホルダに対応する位置までマ
スクマガジンを移動させ、マスククリップによりセット
すべきマスクをマスクホルダに装着した後、マスクの種
類を確認センサで確認し、標印作業を開始すると共に、
標印終了後にマスククリップによりセットマスクをマス
クマガジンに戻し収納することとしたから、自動的にマ
スクが交換でき、マスク交換作業に人手が不要となり、
標印作業の効率が向上する。また、マスクはマスクホル
ダにセットした時点で、マスクの種類が確認された後、
標印作業の実行に移るため、誤ったマスクをセットする
虞れがなく、マスクセットミスによる製品廃棄がなくな
る等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
【図1】実施例標印用レーザマスクの交換装置を示す要
部側面図である。
部側面図である。
【図2】実施例標印用レーザマスクの交換装置を示す要
部平面図である。
部平面図である。
1 マスクホルダ 2 マスクマガジン 3 マスク位置確認センサ 4 マガジン移動手段 5 マスククリップ 11 マスク種類確認センサ
Claims (1)
- 【請求項1】レーザ光源に対応して配置され、セットさ
れるマスクの種類を確認するセンサを備えたマスクホル
ダと、種類の異なる複数のマスクを収納するマスクマガ
ジンと、このマスクマガジンに収納される複数のマスク
のうち、セットすべきマスク位置を検出する位置検出手
段と、この位置検出手段の検知信号によりセットすべき
マスクがマスクホルダに対応する位置までマスクマガジ
ンを移動させる移動手段と、セットすべきマスクをマス
クホルダに装着すると共に、標印終了後にセットマスク
をマスクマガジンに戻し収納するマスククリップとから
成る標印用レーザマスクの交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3136734A JP2815247B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 標印用レーザマスクの交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3136734A JP2815247B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 標印用レーザマスクの交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04367388A JPH04367388A (ja) | 1992-12-18 |
JP2815247B2 true JP2815247B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=15182262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3136734A Expired - Lifetime JP2815247B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 標印用レーザマスクの交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815247B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100263326B1 (ko) * | 1997-04-21 | 2000-08-01 | 이중구 | 레이저를 이용한 리드프레임 제조장치 및 이를 이용한 리드프레임 제조방법 |
US9993895B2 (en) | 2009-03-30 | 2018-06-12 | Boegli-Gravures Sa | Method and device for structuring the surface of a hard material coated solid body by means of a laser |
ES2541834T3 (es) * | 2009-03-30 | 2015-07-27 | Boegli-Gravures S.A. | Procedimiento y dispositivo para estructurar una superficie de cuerpo sólido con un revestimiento duro con un láser que utilizan máscara y diafragma |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3136734A patent/JP2815247B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04367388A (ja) | 1992-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0360985B1 (en) | Electronic parts engaging apparatus | |
US20020124391A1 (en) | Apparatus for assisting operator in performing manual operations in connection with component feeders | |
US10412869B2 (en) | Component mounting device and component mounting method | |
JPH11156566A (ja) | レーザマーキング装置及びその制御方法 | |
JP2005334921A (ja) | レーザ加工機におけるノズルチェンジマガジン | |
JP2815247B2 (ja) | 標印用レーザマスクの交換装置 | |
JPS584378A (ja) | ワ−ク供給装置 | |
EP2305467B1 (en) | Improvements relating to screen printing apparatus | |
KR20020072763A (ko) | 스크린 인쇄 장치 및 스크린 제판 셋트 방법 | |
JP2024040319A (ja) | 印刷システム | |
US4586247A (en) | Apparatus for inserting electronic elements | |
JPH07185865A (ja) | レーザ加工機におけるノズル交換装置 | |
JPH11239925A (ja) | 部品装着装置及び方法 | |
CN110420810B (zh) | 透镜自动组装设备 | |
US3920949A (en) | Beam leaded device welding machine | |
US5198985A (en) | Apparatus for removing erroneously inserted parts in automatic insertion machine | |
JP4595885B2 (ja) | ワーク移し替え装置及びワーク移し替えシステム | |
CN114367715A (zh) | 一种基于机器视觉的pcb板焊接设备及焊接工艺 | |
JPH06295968A (ja) | デジタル素子のリード配列修正方法および修正装置 | |
JP7014115B2 (ja) | 数値制御装置と制御方法 | |
KR100192662B1 (ko) | 인요크 적재장치 | |
KR890003312B1 (ko) | 판상 공작물의 가공기계 | |
JP2002172440A (ja) | 材料長測定機能付き板材加工機 | |
CN114228326B (zh) | 胶头更换装置及移印设备 | |
JPH0768423A (ja) | 放電加工装置 |