JPH04299084A - 内燃機関のトルク制御装置 - Google Patents

内燃機関のトルク制御装置

Info

Publication number
JPH04299084A
JPH04299084A JP3064914A JP6491491A JPH04299084A JP H04299084 A JPH04299084 A JP H04299084A JP 3064914 A JP3064914 A JP 3064914A JP 6491491 A JP6491491 A JP 6491491A JP H04299084 A JPH04299084 A JP H04299084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
combustion engine
internal combustion
torque control
waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3064914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3226290B2 (ja
Inventor
Makoto Yamakado
山門誠
Yuuzou Kadomukai
門向裕三
Yozo Nakamura
中村庸蔵
Yuji Maeda
前田裕司
Kenichi Nakamura
中村憲一
Masao Fukushima
福島正夫
Akira Murakami
村上景
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP06491491A priority Critical patent/JP3226290B2/ja
Publication of JPH04299084A publication Critical patent/JPH04299084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226290B2 publication Critical patent/JP3226290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の運転時に各
気筒の定常的な出力トルクのばらつきによって生じる規
則的なトルク変動を加振力とする内燃機関本体あるいは
支持部材等に生じる内燃機関ロール方向の定常振動を低
減するための内燃機関のトルク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル型内燃機関における出力の調
整は噴射ノズルを通じて噴射される燃料の量によって行
なわれている。このため、コントロールユニットでは、
機関回転数、アクセルペダルの踏み込み量、機関冷却水
温度や外気温度等の各条件を電算処理し、噴射量を決定
している。しかし、これにもかかわらず、噴射ノズルが
製作上のばらつきを持っている場合には、各気筒の出力
にばらつきが生じる。ディーゼル型内燃機関に限らず、
一般に内燃機関において、このような気筒間の出力のば
らつきに起因するトルク変動が内燃機関によって駆動さ
れる各種機器に伝達されると、それらの機器に機関の1
燃焼サイクルを周期とする強制ねじり振動が発生し、性
能の低下や機器の損傷等を引き起こす。さらに、車両に
この内燃機関を搭載してある場合には、このトルク変動
の反作用は、シリンダブロックからマウントやシャシー
にまで伝達され、タイヤと共振して内燃機関や車両全体
に人間が感知し易い低周波振動を引き起こす原因となる
。この事を防止するため、出力のばらつきによるトルク
変動を低減するか、あるいはトルク変動の周波数を共振
点から遠ざける必要があった。
【0003】他方、特許出願平1−227765号は、
内燃機関の燃焼状態を検出し、この検出された燃焼状態
が不整燃焼状態であると判定された際には、これに応じ
たトルク波形がトルク波形記憶部から読み出され、それ
と同時に正常燃焼時のトルク波形もトルク波形記憶部か
ら読み出され、この2つのトルク波形の比較結果に基づ
いて、内燃機関に一体的に取り付けられた電気機械の吸
収・発生トルクが制御されることにより、内燃機関が不
整燃焼の際に発生するトルク波形の乱れを即座に確実に
低減させる技術を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特許出願の方法を
前記のような気筒間の出力トルクのばらつきに因る振動
の防止に応用した場合、該方法では、各気筒の燃焼サイ
クル毎に多数の演算、メモリの参照を必要とし、システ
ムが複雑なものになる。
【0005】ところで前記のような出力トルクのばらつ
きの場合には、一度、各気筒の出力トルクのばらつきが
特定できると、そのプロファイルは大して変わらない。 本発明は、このような出力トルクのばらつきの場合に対
応した内燃機関のトルク制御装置を提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的達成のため、
第一の発明の特徴は、内燃機関へのトルクの付与もしく
は内燃機関からのトルクの吸収またはトルクの付与、吸
収の両方が可能であり且つ内燃機関と一体的に取り付け
られた電気機械と、前記電気機械が発生もしくは吸収ま
たは発生、吸収するトルクを制御する制御手段とを設け
た内燃機関のトルク制御装置において、内燃機関の運転
状態を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた運転状態から、内燃機関の各気筒の出力トルクのば
らつきによって生じるトルク変動を特定する出力トルク
ばらつき特定手段と、前記出力トルクばらつき特定手段
により特定された各気筒の出力トルクのばらつきによっ
て生じるトルク変動に起因する機関ロール方向の振動を
小さくするようなトルク制御波形を記憶している記憶手
段とを備え、前記記憶手段が記憶しているトルク制御波
形に基づいて、前記電気機械が内燃機関に付与するトル
クもしくは内燃機関から吸収するトルクまたは内燃機関
に付与するトルク及び内燃機関から吸収するトルクの両
方の大きさを前記制御手段により制御することにある。
【0007】また、第二の発明の特徴は、内燃機関への
トルクの付与もしくは内燃機関からのトルクの吸収また
はトルクの付与、吸収の両方が可能であり且つ内燃機関
と一体的に取り付けられた電気機械と、前記電気機械が
発生もしくは吸収または発生、吸収するトルクを制御す
る制御手段とを設けた内燃機関のトルク制御装置におい
て、内燃機関の運転状態を検出する検出手段と、前記検
出手段により検出された運転状態から、内燃機関の各気
筒の出力トルクのばらつきによって生じるトルク変動を
特定する出力トルクばらつき特定手段と、前記出力トル
クばらつき特定手段により特定された各気筒の出力トル
クのばらつきによって生じるトルク変動に起因する機関
ロール方向の振動を小さくするようなトルク制御波形を
算出する演算手段とを備え、前記演算手段が算出するト
ルク制御波形に基づいて、前記電気機械が内燃機関に付
与するトルクもしくは内燃機関から吸収するトルクまた
は内燃機関に付与するトルク及び内燃機関から吸収する
トルクの両方の大きさを前記制御手段により制御するこ
とにある。
【0008】
【作用】上述の特徴によれば、内燃機関の運転時に各気
筒の定常的な出力トルクのばらつきによって生じる規則
的なトルク変動を加振力とする機関本体、あるいは支持
部材等に生じる機関ロール方向の定常振動を、即座に、
確実に低減させることができる。
【0009】
【実施例】車両を駆動するために車両に搭載された内燃
機関(4気筒4サイクル)に本発明を適用した場合の第
1実施例を図面に基づき説明する。
【0010】図1は、本実施例の制御装置の構成を示す
図である。本トルク制御装置は、ディストリビュータに
内蔵されたクランク角センサ1と、電気機械の一例たる
電動発電機2と、内燃機関の運転状態を示す変数の一例
たる気筒内圧力を検出する気筒内圧センサ3と、気筒内
圧センサ3から出力される気筒内圧から内燃機関の運転
状態を検出する運転状態検出部4と、内燃機関の各回転
毎に前記運転状態検出部4が検出した各気筒の運転状態
を情報として取り込み、それを各気筒ごとに算術平均す
ることにより各気筒の出力トルクのばらつきを特定する
出力トルクばらつき特定部5と、前記出力トルクばらつ
き特定部5が特定した各気筒の出力トルクのばらつきに
対してこれを補正する(ばらつきの影響をなくす)よう
な制御トルク波形を記憶しているトルク波形記憶部6と
、制御トルク波形をトルク波形記憶部6から読み出して
、この制御トルク波形に基づいて前記電動発電機2が発
生または吸収するトルクを制御するトルク制御部7とを
備えている。電動発電機2は内燃機関本体8からVベル
トにより駆動され、かつ内燃機関本体8と一体的に取り
付けられている。
【0011】クランク角センサ1からは2種類の回転パ
ルスが出力される。1つは、内燃機関のクランク軸が1
燃焼サイクル(4サイクル内燃機関の場合720度、2
サイクル機関の場合360度)回転するたびに1パルス
ずつ出力されるものであり、もう1つは、内燃機関のク
ランク軸が一定小角度(通常1度あるいは2度、以下本
実施例では1度とする)回転するたびに1パルスずつ出
力されるものである。この2種類の回転パルスのうち、
前者をクランク軸の回転角度の基準を示す信号として用
い、後者を前者で求められた基準角度の間をさらに細か
く分割するための信号として用いれば、瞬時々々のクラ
ンク軸の回転角度を細かく(本実施例では1度おきに)
かつ容易に検出することができる。
【0012】内燃機関においては、各サイクル毎のクラ
ンク軸の回転角度が、各気筒のピストン位置に一対一に
対応している。このため、クランク軸回転角度と運転状
態を把握することにより各クランク軸回転角度毎の瞬時
出力トルクを推定できる。
【0013】図2は、内燃機関が発生するトルクの一例
として、4サイクル機関の一つの気筒が発生するガスト
ルクを示した図である。4サイクル機関の1燃焼サイク
ルすなわち吸入−圧縮−燃焼−排気の4行程はクランク
軸の回転角度に換算して720度に相当する。機関が4
気筒機関であって且つ出力トルクのばらつきが生じてい
ない場合には、720度/気筒数の角度間隔で図2と等
しいトルクを4回重ね合わせたものが、機関が1燃焼サ
イクル内に発生するガストルクとなり、そしてこのガス
トルクに回転慣性の変動による慣性トルクの変動が加わ
ったものが、実際に機関が発生するトルクとなる(図3
)。
【0014】図4は、図3と同じ4サイクル4気筒の内
燃機関において各気筒の出力トルクにばらつきが生じて
いる場合の各気筒発生トルク、機関発生トルクを示す。 本発明実施例は、この出力トルクのばらつきをトルク制
御により低減させるために、各気筒の出力トルクのばら
つきを特定し、これを補償するように電動発電機2の吸
収または発生するトルクを制御するものである。
【0015】図5に、4サイクル4気筒の内燃機関の1
気筒の1燃焼サイクルにおける気筒内圧と、ガストルク
の変化例を示す。この例では、クランク角が180度の
時に上死点を迎えている。図5のように、内燃機関にお
いては、負荷が小さいほど、すなわち、出力トルクが小
さいほど気筒内圧もガストルクも小さくなるという特性
を持っている。この特性を利用し、気筒内圧からガスト
ルクを算出することができる。内燃機関の運転状態を最
も容易に知る方法は、内燃機関の圧縮行程が完了したと
きの、即ち上死点での気筒内圧を検出するという方法で
ある。この方法に基づき、本実施例の運転状態検出部4
は内燃機関の運転状態を検出する。なお、上死点での気
筒内圧を検出するという上述の方法はあくまでも内燃機
関の運転状態を最も容易に知る方法の一例に過ぎず、回
転速度、吸入空気量、冷却水温、油温、変速機のギアポ
ジション等の他の状態量をさらに加えて検出することに
より、より細かく内燃機関の運転状態を特定して検出す
ることは容易に実現することができる。
【0016】本実施例の出力トルクばらつき特定部5の
動作を図6を用いて説明する。出力トルクばらつき特定
部5は、クランク軸の2m回転(mは或る整数)の間、
前記運転状態検出部4より入力する運転状態P[i,j
](i=1〜4:気筒番号に対応、j:回転数。すなわ
ち、本例ではP[i,j]は第j回転における第i気筒
の上死点での気筒内圧を表わしている)を検出し、2m
回転に亘って得た上記の検出値P[i,j]を用いて各
気筒毎の運転状態の算術平均Pm [i](i=1〜4
:気筒番号に対応)を算出する。次にこの運転状態の平
均より各気筒の燃焼時有効出力トルクの平均Tm [i
](i=1〜4:気筒番号に対応)を算出する。さらに
、ばらついたトルクを揃える基準Tr を、各運転状態
や、要求される燃料消費率、電動発電機駆動用電源(バ
ッテリ)の電力消費率等により決定する。そして、Tr
 と各気筒の燃焼時有効出力トルクの平均Tm [i]
(i=1〜4:気筒番号に対応)との偏差Td [i]
(i=1〜4:気筒番号に対応)を算出する。このよう
にして各気筒の出力トルクのばらつきが特定される。
【0017】トルク波形記憶部6は、各運転状態に応じ
て、前記クランク角センサ1で検出できるクランク軸の
最小回転角度である1度毎を単位として表わされたクラ
ンク軸回転角度θの関数として、出力トルクばらつき特
定部5が特定した出力トルクのばらつきを打ち消すよう
な制御トルク波形T[θ]を記憶している。トルク波形
記憶部6は、その記憶している制御トルク波形をクラン
ク角センサ1から1度毎に出力される回転パルスに同期
させて出力するので、内燃機関がクランク軸の各回転角
度毎に発生するトルク波形に対応した制御トルク波形を
忠実に再現することができる(図7)。なお、本実施例
のトルク波形記憶部6は、各運転状態に応じて、出力ト
ルクばらつき特定部5が特定した出力トルクのばらつき
を打ち消すような制御トルク波形をクランク角センサ1
で検出できるクランク軸の最小回転角度である1度毎に
記憶しているが、クランク軸の回転角度に対する分解能
をこれほど必要としない場合には、記憶するクランク軸
の回転角度の間隔を大きくするとともに、クランク角セ
ンサ1から1度毎に出力される回転パルスを、記憶した
回転角度の間隔に合致するまで分周したものを、記憶し
た制御トルク波形を出力する際の同期信号とすればよい
【0018】次に第2実施例について説明する。前記第
1実施例においては、トルク波形記憶部6は、各運転状
態に応じて、出力トルクのばらつき特定部5が特定した
出力トルクのばらつきを打ち消すような制御トルク波形
をクランク角センサ1で検出できるクランク軸の最小回
転角度である1度毎に記憶しているが、これに対して、
本第2実施例は、トルク波形が出力トルクばらつき特定
部5が特定する各気筒の出力トルクのばらつきTd [
i](i=1〜4:気筒番号に対応)、クランク軸の回
転角度θの関数fn として表すことができる場合の実
施例であって、この場合には、トルク波形記憶部6は、
制御トルク波形をクランク角センサ1で検出できるクラ
ンク軸の最小回転角度である1度毎に記憶している必要
はなく、制御トルク波形を表す関数fn の、出力トル
クのばらつきTd [i]、クランク軸の回転角度θに
かかる係数K1 ,…,Kn を記憶しておくだけでよ
い。そして、これら係数を用いて、クランク軸の各回転
角度における制御トルク波形T[θ]=fn (K1 
,…,Kn ,Td ,θ)を求め(図8)、この値を
、クランク角センサ1から1度毎に出力される回転パル
スに同期させて出力すれば、図7に示した場合と同様に
、内燃機関がクランク軸の各回転角度毎に発生するトル
ク波形に対応した制御トルク波形を忠実に再現すること
ができる。
【0019】図7に示した場合(第1実施例)と図8に
示した場合(第2実施例)の違いは、以下に述べる通り
である。すなわち、図7の場合には、制御トルク波形が
クランク軸の各回転角毎に全て予め記憶されているので
、トルク波形記憶部6は、演算を何一つ行なう必要が無
い反面、制御トルク波形を記憶しておくための記憶容量
が多く要ることになる。これに対して、図8の場合には
制御トルク波形を表わす関数を定める係数を記憶してお
くのみであるので、記憶容量が少なくてすむ反面、これ
らの係数を用いて制御トルク波形を算出する必要がある
ため、トルク波形記憶部6は、若干の計算を行う必要が
出てくる。従って、図7に示した方法と図8に示した方
法のいずれを用いるかは、トルク波形記憶部6の演算能
力と記憶容量の関係から決定すれば良い。
【0020】図9は、内燃機関の各気筒の出力トルクに
ばらつきがない場合のトルク波形の1例を示す図、図1
0は、内燃機関の各気筒の出力トルクにばらつきがない
場合のエンジンロール方向振動の1例を示す図、図11
は、内燃機関の各気筒の出力トルクにばらつきがある場
合のトルク波形の1例を示す図、図12は、内燃機関の
各気筒の出力トルクにばらつきがある場合のエンジンロ
ール方向振動の1例を示す図である。図13,図14は
、内燃機関が発生する図11に示すようなトルク変動に
対して前記第1実施例におけるトルク波形記憶部6が記
憶している、もしくは前記第2実施例におけるトルク波
形記憶部6が算出した、制御トルク波形の1例を示す図
であり、このトルク波形に基づいて、以下のトルク制御
を行なう。
【0021】トルク制御部7は、トルク波形記憶部6か
ら読み出した、もしくは算出された制御トルク波形に基
づいて、制御トルク波形が正のときには、電動発電機2
を発電機として動作させて、逆に、制御トルク波形が負
のときには、電動発電機2を電動機として動作させる。 このようなトルク制御を行なったときに内燃機関全体(
電動発電機2も含む)が発生するトルク波形は、図11
に示されたトルク波形と図14に示されたトルク波形を
加え合わせたものとなる。このトルク制御の結果として
のトルク波形を図15に示す。
【0022】このようなトルク制御を行なえば、図15
に示したがごとく、内燃機関の出力トルクにばらつきが
ある場合に発生するトルク変動のみを容易かつ精度良く
取り除くことができる。このときのエンジンロール方向
振動波形を図16に示す。
【0023】なお、内燃機関が発生するトルクの変動成
分において内燃機関の燃焼行程に同期した周波数を持つ
変動成分が支配的であるときには、前記第1実施例また
は第2実施例における前記トルク波形記憶部6が記憶し
ている又は算出する制御トルク波形を、図7、図8、図
13、図14のような波形の代りに、内燃機関の燃焼行
程に同期した周波数の正弦波あるいは矩形波の一部とし
ても前述したのと同等のトルク制御の効果を挙げること
ができる。ここで、内燃機関の燃焼行程は、内燃機関の
1燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、
4サイクル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機
関の場合360度)の間に内燃機関の気筒数に等しい回
数だけ現われるので、内燃機関の燃焼行程に同期した周
波数の上記正弦波あるいは矩形波とは、具体的には、内
燃機関の1燃焼サイクルを気筒数で除した値(クランク
軸の回転角度)を1周期とする正弦波あるいは矩形波で
あると言える。このような考え方を適用した内燃機関の
トルク制御装置において、内燃機関が発生する図11に
示すようなトルク変動に対してトルク波形記憶部6が記
憶している制御トルク波形の二つの例を夫々図17、図
18に示す。
【0024】次に、本発明の他の実施例として、トルク
波形記憶部6の代わりに、トルク波形演算部9が具備さ
れ、このトルク波形演算部9により、内燃機関の1燃焼
サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、4サイ
クル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機関の場
合360度)を1周期とする周波数成分が支配的である
様な周期関数の形で内燃機関の各気筒の発生する出力ト
ルクのばらつきに因るトルク変動を打ち消す制御トルク
波形を算出する様にした実施例を説明する。図19は、
かかる制御トルクを内燃機関の1燃焼サイクルを1周期
とする正弦波の形で算出する例を示す。図19(a)は
、出力トルクばらつき特定部5が特定する内燃機関の1
燃焼サイクルを一周期とする周期関数の形の各気筒の出
力トルクのばらつきである。これは、図19図(b)の
ように各気筒ごとに、1燃焼サイクルを1周期とする周
波数成分が支配的な周期関数に分解することができる。 さらに、このような周期関数において、その基本周波数
成分のみを取り出すと図19(c)のような振幅と位相
をもった正弦波となる。この正弦波の振幅は、図19(
b)の出力トルクのばらつきの大きさに比例するが、位
相は変わらない。図19(c)の4つの正弦波を加え合
わせると、図19(a)のような波形が持っている1燃
焼サイクルを1周期とする周波数成分のみの正弦波を抽
出することができる(図19(d))。このような手法
を用いると図19(a)のような出力トルクのばらつき
に対して、1燃焼サイクルを1周期とする周波数成分の
みの正弦波としての制御トルク波形を、複雑な次数分析
(フーリエ級数展開等)を行なわずに算出することがで
き、演算量の大幅な削減が可能である。
【0025】また、これに更に図20のようにコンパレ
ータ10を用いれば、図21の右側の図のような矩形波
としての制御トルク波形を取り出すこともできる。そし
て、このコンパレータ10の比較レベルを同図(a),
(b),(c)のように変化させることによりトルク制
御指令の波高値一定のままでそのデューティ比を変化さ
せることもできる。
【0026】トルク制御部7は、トルク波形演算部9が
以上の様にして算出した図19(d)の様な正弦波状の
、又は図21の右側の図の様な矩形波状の制御トルク波
形に基づいて、制御トルク波形が正のときには電動発電
機2を発電機として動作させて、逆に、制御トルク波形
が負のときには電動発電機2を電動機として動作させる
【0027】図22は、図11のようなトルク変動に対
して正弦波状の制御トルク波形に基づき電動発電機2が
、吸収、発生するトルク波形を示す図である。このよう
なトルク制御を行なったときに内燃機関全体(電動発電
機2も含む)が発生するトルク波形は、図11に示され
たトルク波形と図22に示されたトルク波形を加え合わ
せたものとなる。このトルク制御の結果としてのトルク
波形を図23に示す。以上の述べたようなトルク制御を
行なえば、図23に示したごとく、内燃機関の出力トル
クにばらつきがある場合に発生するトルク変動のみを容
易かつ精度良く取り除くことができる。このときのエン
ジンロール方向の振動波形を図24に示す。
【0028】図25は、以上の各実施例におけるトルク
制御部7の構成の1例を示すもので、電気機械2として
三相電動発電機11を用い、トルク制御部7に三相イン
バータ12と三相コンバータ13を用いた例を示す。三
相インバータ12と三相コンバータ13は、互いに並列
に電力線を介して三相電動発電機11と結ばれている。 また三相インバータ12および三相コンバータ13のD
C側は、互いに並列にバッテリ15と結ばれている。ト
ルクコントローラ14は、トルク波形記憶部6から読み
出した、又はトルク波形演算部9で算出した、内燃機関
が発生するトルク波形に対する制御トルク波形に基づい
て、制御トルク波形が負のとき、すなわち内燃機関が発
生するトルクがその平均分より小さいときには、三相イ
ンバータ12に電動指令を出しバッテリ15の電気エネ
ルギーを用いて三相電動発電機11を三相電動機として
動作させ、逆に、制御トルク波形が正のとき、すなわち
内燃機関が発生するトルクがその平均分より大きいとき
には、三相コンバータ13に発電指令を出して三相電動
発電機11を三相発電機として動作させる。この時発生
する電気エネルギーは、バッテリ15に蓄積される。
【0029】図26は、図25中の三相コンバータを使
用せず三相インバータのみを使用する例を示す。電力ス
イッチング素子を用いてインバータ12を形成し、この
インバータ12には、電力スイッチング素子のスイッチ
ングにより生じるサージ電圧を吸収するために公知の如
く個々の電力スイッチング素子と並列にサージ・アブソ
ーブ・ダイオードが設置されている。このサージ・アブ
ソーブ・ダイオードは、コンバータと同様にグレエツ結
線を形成している。電動発電機11を発電機として働か
せるときには該ダイオードをコンバータとして利用する
ことにより、図25の例においての三相コンバータ13
を省略することが可能となる。
【0030】図25、図26の例においては三相電動発
電機、三相インバータ、三相コンバータを用いたが、こ
れが、単相であっても多相であっても、本発明がそのま
ま適用できることは、言うまでもない。
【0031】なお、本発明の以上述べた各実施例におい
ては、トルクの発生と吸収の両方が可能な電気機械とし
て電動発電機を用いた場合について説明を行なったが、
内燃機関にトルクを付与することと内燃機関の負荷トル
クを減少させることとは同値であり、また内燃機関から
トルクを吸収することは、内燃機関に付与するトルクを
減少させることに他ならない。したがって電動機または
発電機を用いて、あるいは電動機と発電機を同時に用い
てトルク制御を行なっても本発明がそのまま適用できる
ことは言うまでもない。
【0032】つぎに本トルク制御装置の出力トルクばら
つき特定手段の稼動期間について図27を用いて述べる
。本トルク制御装置始動時に、まず出力トルクばらつき
手段が稼動され、対象とする内燃機関の出力トルクのば
らつきが特定されると停止する。そして、特定されたば
らつきに対応してトルク制御がなされる。その後、内燃
機関の運転状態がある設定状態から変化した、あるいは
、出力トルクばらつき特定手段が停止してからある時間
が経過した等の、出力トルクばらつき特定手段の再稼動
条件が成立した場合には、再び出力トルクばらつき特定
手段を稼動させる。このような流れを以って出力トルク
ばらつき特定手段は稼動される。
【0033】また、内燃機関停止時には、本内燃機関ト
ルク制御装置も停止する。これにより、内燃機関停止時
には電動発電機2に電力が供給されないから電動発電機
2の損傷は防止される。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関の運転状態を
検出し、その程度により各気筒の出力トルクのばらつき
の傾向を特定し、その情報に基づいて内燃機関に一体的
に取り付けられた電気機械が内燃機関に付与するトルク
もしくは内燃機関から吸収するトルクまたは内燃機関に
付与するトルク及び内燃機関から吸収するトルクの両方
の大きさが制御されるので、内燃機関の気筒間の出力ト
ルクのばらつきに因り発生するトルク波形の乱れを即座
に確実に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の制御装置の構成図、
【図
2】内燃機関が発生するトルク波形の例を示す図、
【図
3】内燃機関が発生するトルク波形の例を示す図、
【図
4】内燃機関が発生するトルク波形の例を示す図、
【図
5】内燃機関の1気筒の1燃焼サイクルにおける気筒内
圧とガストルクの変化の一例を示す図、
【図6】出力ト
ルクばらつき特定部5の動作を示す図、
【図7】トルク
波形記憶部6が制御トルク波形そのものを記憶している
場合の動作を示す図、
【図8】トルク波形記憶部6が制御トルク波形を表す関
数の係数を記憶している場合の動作を示す図、
【図9】
内燃機関が正常燃焼している際に発生するトルク波形の
一例を示す図、
【図10】正常燃焼している際の機関ロール方向の振動
波形を示す図、
【図11】内燃機関の出力トルクにばらつきが生じてい
る際に発生するトルク波形の一例を示す図、
【図12】
出力トルクにばらつきが生じている際の機関ロール方向
の振動波形を示す図、
【図13】内燃機関が図11に示したようなトルクを発
生している際にトルク波形記憶部6が出力するトルク制
御指令波形の一例を示す図、
【図14】内燃機関が図11に示したようなトルクを発
生している際にトルク波形記憶部6が出力する制御トル
ク波形の一例を示す図、
【図15】トルク制御を行なったときに内燃機関が発生
するトルク波形の一例を示す図、
【図16】トルク制御を行なったときの機関ロール方向
の振動波形を示す図、
【図17】制御波形に内燃機関の燃焼行程に同期した周
波数の矩形波を用いた場合を示す図、
【図18】制御波形に内燃機関の燃焼行程に同期した周
波数の正弦波を用いた場合を示す図、
【図19】本発明の他の実施例として、トルク波形記憶
部6の代わりに、トルク波形演算部9が具備され、さら
に内燃機関の1燃焼サイクルを1周期とする周波数成分
が支配的な周期関数の形で機関の発生するトルク変動に
対応する制御トルクを算出する場合を示す図、
【図20
】コンパレータを示す図、
【図21】制御トルク波形を矩形波として取り出す例を
示す図、
【図22】本発明の前記他の実施例において図11のよ
うなトルク変動に対して電動発電機2が吸収、発生する
トルク波形を示す図、
【図23】上記のトルク制御時の機関トルク波形を示す
図、
【図24】上記のときの機関ロール方向の振動波形を示
す図、
【図25】本発明の各実施例において電気機械として三
相電動発電機を、またトルク制御部に三相インバータと
三相コンバータを用いた場合の図、
【図26】図25の例から三相コンバータを省略した場
合を示す図、
【図27】出力トルクばらつき特定手段の稼動期間の説
明図である。
【符号の説明】
1…クランク角センサ            2…電
気機械の一例たる電動発電機 3…気筒内圧センサ              4…
運転状態検出部5…出力トルクばらつき特定部    
6…トルク波形記憶部 7…トルク制御部                8
…内燃機関本体9…トルク波形演算部        
  10…コンパレータ11…三相電動発電機    
        12…三相インバータ 13…三相コンバータ            14…
トルクコントローラ 15…バッテリ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内燃機関へのトルクの付与もしくは内
    燃機関からのトルクの吸収またはトルクの付与、吸収の
    両方が可能でありかつ内燃機関と一体的に取り付けられ
    た電気機械と、前記電気機械が発生もしくは吸収または
    発生、吸収するトルクを制御する制御装置とを設けた内
    燃機関のトルク制御装置において、前記制御装置は、内
    燃機関の各気筒の燃焼に起因する内燃機関の運転状態を
    検出する検出手段と、前記検出手段により検出された運
    転状態から、内燃機関の各気筒の出力トルクのばらつき
    によって生じるトルク変動を特定する出力トルクばらつ
    き特定手段と、前記出力トルクばらつき特定手段により
    特定された各気筒の出力トルクのばらつきを示す情報に
    基づいて、該ばらつきによって生じるトルク変動に起因
    する内燃機関ロール方向の振動を小さくするようなトル
    ク制御波形を提供するトルク制御波形提供手段と、前記
    トルク制御波形提供手段から提供されるトルク制御波形
    に基づいて、前記電気機械が内燃機関に付与するトルク
    もしくは内燃機関から吸収するトルクまたは内燃機関に
    付与するトルク及び内燃機関から吸収するトルクの両方
    の大きさを制御するトルク制御手段と、からなることを
    特徴とする内燃機関のトルク制御装置。
  2. 【請求項2】  前記トルク制御波形提供手段は、前記
    のトルク制御波形を予め記憶しており、これを内燃機関
    のクランク軸回転角度信号と同期して読み出す様になっ
    ている請求項1記載の内燃機関のトルク制御装置。
  3. 【請求項3】  前記トルク制御波形提供手段は、前記
    トルク制御波形を前記出力トルクばらつき特定手段によ
    り特定された前記ばらつきを示す情報と内燃機関のクラ
    ンク軸回転角度信号とで表わす関数の係数を記憶してお
    り、該係数と前記出力トルクばらつき特定手段からの上
    記情報とクランク軸回転角度信号とから前記トルク制御
    波形を算出する様になっている請求項1記載の内燃機関
    のトルク制御装置。
  4. 【請求項4】  前記出力トルクばらつき特定手段は、
    内燃機関のクランク軸回転角度信号に応じて各気筒の出
    力トルクのばらつきを表わす周期的波形を出力し、前記
    トルク制御波形提供手段は、出力トルクばらつき特定手
    段の出力する上記波形に基づいて前記トルク制御波形を
    算出する演算手段からなる請求項1記載の内燃機関のト
    ルク制御装置。
  5. 【請求項5】  前記運転状態は、内燃機関の各気筒爆
    発・膨張時の気筒内圧である請求項1,2,3又は4記
    載の内燃機関のトルク制御装置。
  6. 【請求項6】  前記運転状態は、内燃機関の各気筒の
    上死点での気筒内圧である請求項5記載の内燃機関のト
    ルク制御装置。
  7. 【請求項7】  前記トルク制御波形は内燃機関の各運
    転状態における出力トルクのばらつきによって発生する
    トルク変動に対応したトルク波形である請求項1,2,
    3又は4記載の内燃機関のトルク制御装置。
  8. 【請求項8】  前記出力トルクばらつき特定手段は、
    内燃機関の1燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換
    算すると、4サイクル内燃機関の場合720度、2サイ
    クル内燃機関の場合360度)を1周期とする周期関数
    の形で内燃機関の発生するトルク変動を特定する請求項
    1,2,3又は4記載の内燃機関のトルク制御装置。
  9. 【請求項9】  前記トルク制御波形が、内燃機関の1
    燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、4
    サイクル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機関
    の場合360度)を1周期とする正弦波の一部あるいは
    全部である請求項1,2,3又は4記載の内燃機関のト
    ルク制御装置。
  10. 【請求項10】  前記トルク制御波形が、内燃機関の
    1燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、
    4サイクル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機
    関の場合360度)を1周期とする矩形波の一部あるい
    は全部である請求項1,2,3又は4記載の内燃機関の
    トルク制御装置。
  11. 【請求項11】  前記トルク制御波形が、内燃機関の
    1燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、
    4サイクル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機
    関の場合360度)を内燃機関の気筒数で除した値を1
    周期とする正弦波の一部あるいは全部である請求項1,
    2,3又は4記載の内燃機関のトルク制御装置。
  12. 【請求項12】  前記トルク制御波形が、内燃機関の
    1燃焼サイクル(クランク軸の回転角度に換算すると、
    4サイクル内燃機関の場合720度、2サイクル内燃機
    関の場合360度)を内燃機関の気筒数で除した値を1
    周期とする矩形波の一部あるいは全部である請求項1,
    2,3又は4記載の内燃機関のトルク制御装置。
  13. 【請求項13】  前記トルク制御波形は、前記出力ト
    ルクばらつき特定手段が特定した各気筒の出力トルクの
    ばらつきによって生じるトルク変動の振幅に対して、当
    該トルク制御波形の振幅、あるいはデューティ比、ある
    いは振幅とデューティ比の両方を変化させたトルク制御
    波形である請求項10又は12記載の内燃機関のトルク
    制御装置。
  14. 【請求項14】  前記検出手段および前記出力トルク
    ばらつき特定手段が稼動する期間は、前記出力トルクば
    らつき特定手段が各気筒の出力トルクのばらつきによっ
    て内燃機関が発生するトルク変動を特定するまでである
    請求項1,2,3又は4記載の内燃機関のトルク制御装
    置。
  15. 【請求項15】  前記検出手段および前記出力トルク
    ばらつき特定手段が稼動していない状態において、内燃
    機関の運転状態が、ある範囲から変化した場合、再び前
    記検出手段および前記出力トルクばらつき特定手段を、
    前記出力トルクばらつき特定手段が各気筒の出力トルク
    のばらつきによって内燃機関が発生するトルク変動を特
    定するまで稼動させる請求項14記載の内燃機関のトル
    ク制御装置。
  16. 【請求項16】  前記検出手段および前記出力トルク
    ばらつき特定手段が稼動していない状態において、ある
    時間が経過した場合、再び前記検出手段および前記出力
    トルクばらつき特定手段を、前記出力トルクばらつき特
    定手段が各気筒の出力トルクのばらつきによって内燃機
    関が発生するトルク変動を特定するまで稼動させる請求
    項14記載の内燃機関のトルク制御装置。
JP06491491A 1991-03-28 1991-03-28 内燃機関のトルク制御装置 Expired - Fee Related JP3226290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06491491A JP3226290B2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 内燃機関のトルク制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06491491A JP3226290B2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 内燃機関のトルク制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04299084A true JPH04299084A (ja) 1992-10-22
JP3226290B2 JP3226290B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=13271794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06491491A Expired - Fee Related JP3226290B2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 内燃機関のトルク制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3226290B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06221217A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Unisia Jecs Corp 内燃機関のサージ・トルク検出装置
WO2007020766A1 (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Komatsu Ltd. エンジンのトルクリップル抑制装置
JP2008520970A (ja) * 2004-11-17 2008-06-19 ボルボ ラストバグナー アーベー 平均エンジントルクを求める方法
US8015960B2 (en) 2007-12-10 2011-09-13 Hitachi, Ltd. Vibration-damping control apparatus and method for internal combustion engine
JP2018134929A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011126078A1 (ja) 2010-04-08 2011-10-13 大豊工業株式会社 黒鉛添加樹脂系しゅう動材料及びしゅう動部材

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06221217A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Unisia Jecs Corp 内燃機関のサージ・トルク検出装置
JP2008520970A (ja) * 2004-11-17 2008-06-19 ボルボ ラストバグナー アーベー 平均エンジントルクを求める方法
JP4934049B2 (ja) * 2004-11-17 2012-05-16 ボルボ ラストバグナー アーベー 平均エンジントルクを求める方法
WO2007020766A1 (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Komatsu Ltd. エンジンのトルクリップル抑制装置
GB2444441A (en) * 2005-08-12 2008-06-04 Komatsu Mfg Co Ltd Torque ripple suppressor of engine
GB2444441B (en) * 2005-08-12 2010-06-02 Komatsu Mfg Co Ltd Torque ripple suppressor of engine
US8015960B2 (en) 2007-12-10 2011-09-13 Hitachi, Ltd. Vibration-damping control apparatus and method for internal combustion engine
JP2018134929A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3226290B2 (ja) 2001-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2749389B2 (ja) 内燃機関のトルク制御装置
KR920006828B1 (ko) 내연기관의 토크제어장치
JP2882835B2 (ja) 車体振動低減法及び装置
US4982707A (en) Automotive vehicle vibration control arrangement
US4995139A (en) Torque control system for engine performance test machine for internal combustion engines
JPH04109062A (ja) 内燃機関の異常燃焼検出装置および内燃機関のトルク制御装置
CN113728158B (zh) 内燃机控制装置
US20080276697A1 (en) Apparatus for Identifying a Non-Uniform Share of Cylinder Power in an Internal Combustion Piston Engine System
Haskara et al. Real-time cylinder pressure and indicated torque estimation via second order sliding modes
GB2199141A (en) Engine control and combustion quality detection system and method
US6739299B2 (en) Cranking-caused vibration suppressing apparatus and method for internal combustion engine
JPH04299084A (ja) 内燃機関のトルク制御装置
JP3983473B2 (ja) 車輌駆動系振動の制振装置
Walter et al. Cylinder balancing based on reconstructed engine torque for vehicles fitted with a dual mass flywheel (DMF)
JP2831483B2 (ja) 車体振動低減装置
JPH01267327A (ja) 内燃機関のトルク制御装置
JP2760806B2 (ja) 内燃機関のトルク制御装置
JP2019002307A (ja) 車両用制御装置
Saxén et al. Power balancing of internal combustion engines–a time and frequency domain analysis
JP2009040238A (ja) 内燃機関の懸架装置
KR20200061215A (ko) 엔진 진동 저감을 위한 모터제어장치 및 방법
JPS62255534A (ja) 内燃機関のトルク変動抑制装置
JPH04350337A (ja) 車体振動低減方法
JP2791786B2 (ja) エンジンの点火時期制御装置
Hu et al. Simulation Research on Engine Speed Fluctuation Suppression Based on Engine Torque Observer by Using a Flywheel ISG

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070831

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees