JPH04298889A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH04298889A
JPH04298889A JP3047172A JP4717291A JPH04298889A JP H04298889 A JPH04298889 A JP H04298889A JP 3047172 A JP3047172 A JP 3047172A JP 4717291 A JP4717291 A JP 4717291A JP H04298889 A JPH04298889 A JP H04298889A
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JP
Japan
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bit line
bar
initialization
line pair
memory cells
Prior art date
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Pending
Application number
JP3047172A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sakaniwa
徹哉 坂庭
Takeshi Shibazaki
柴崎 武
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関し
、特にその記憶データの初期化に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は画面表示装置等に用いられる従来
のS(スタティック)RAMの構成を示すブロック図で
ある。同図に示すように、インバータの交差接続により
構成されるスタティック型の複数のメモリセル1(1a
〜1e)が1対のビット線対3a,バー3a間に形成さ
れており、それぞれ選択トランジスタ2(2a〜2e)
を介してビット線3aに接続され、選択トランジスタ2
′(2a′〜2e′)を介してビット線バー3aに接続
されている。各選択トランジスタ2a(2a′)〜2e
(2e′)のゲートはそれぞれワード線4a〜4eに接
続されている。また、ビット線3a,バー3aそれぞれ
に、ソースが電源VCCに接続されたPチャネルプリチ
ャージトランジスタ9,9′が接続され、これらのトラ
ンジスタ9,9′のゲートにプリチャージ信号SPが印
加される。
【0003】また、ビット線3aの一端は電位固定用ト
ランジスタ11を介して接地され、このトランジスタ1
1のゲートに初期化信号S0がインバータ12を介して
印加される。なお、図4では詳細に図示していないが、
ビット線対3b,バー3b〜3e,バー3e間もビット
線対3a,バー3a間と同様に、メモリセル1,選択ト
ランジスタ2,プリチャージトランジスタ9(9′),
電位固定用トランジスタ11及びインバータ12が形成
される。
【0004】ワード線4(4a〜4e)はアドレスデコ
ーダ5に接続される。アドレスデコーダ5はビット線イ
ネーブル信号SE,アドレス信号AD及び初期化信号を
取り込み、これらの信号SE,AD及びS0に基づき、
選択的にワード線4を活性化(Hレベル)したり、全ワ
ード線4を活性化したりする。
【0005】図5は図4で示したアドレスデコーダ5の
内部構成を示す回路図である。同図に示すように、アド
レス信号ADが分割されて、アドレスデコーダ5の内部
のNANDゲート14(14a〜14d)の一方入力と
してそれぞれ取り込まれる。これらのNANDゲート1
4の他方入力として初期化信号S0が共通に取り込まれ
る。そして、これらのNANDゲート14(14a〜1
4d)の出力がそれぞれNANDゲート15(15a〜
15d)の一方入力となり、これらのNANDゲート1
5の他方入力として初期化信号S0が共通に取り込まれ
る。
【0006】また、ANDゲート13(13a〜13e
)が別途設けられ、これらのANDゲート13はそれぞ
れNANDゲート14及びNANDゲート15の出力の
うち、選択的に4出力を入力信号として取り込むととも
に、ビット線イネーブル信号SEを共通の入力信号とし
て取り込む。そして、これらのANDゲート13(13
a〜13e)の出力がそれぞれワード線4(4a〜4e
)に接続される。
【0007】図6は上記構成のSRAMの読み出し動作
時、書き込み動作時及び定常状態時を示すタイミング図
である。
【0008】定常状態時は、図6(c) に示すように
、ビット線イネーブル信号SEをLレベルに設定する。 すると、ANDゲート13(13a〜13e)の出力は
NANDゲート14及び15の出力値にかかわらず、す
べてLレベルとなるため、全ワード線4(4a〜4e)
が非活性(Lレベル)となる。その結果、全選択トラン
ジスタ2及び2′(2a〜2e及び2a′〜2e′)が
オフするため、すべてのメモリセル1がビット線対3,
3′から電気的に遮断され、すべてのメモリセル1に格
納された記憶データが保持される。なお、定常状態時に
おいて、プリチャージ信号SPはLレベルに固定され、
ビット線3,3′は電源レベルにプリチャージされる。
【0009】以下、書き込み時及び読み出し時のSRA
Mの動作を図6を参照しつつ説明する。なお、以下に述
べる読み出し時及び書き込み時にけるSRAMの動作中
に記載するビット線対3,バー3は、ビット線対3a,
バー3a〜3e,バー3eのうち、図示しないビット線
対選択手段により選択されたビット線対を意味する。
【0010】書き込み状態時は、図6(a) に示すよ
うに、プリチャージ信号SPをHレベルに固定しプリチ
ャージは行わない。そして、図示しない書き込み回路に
より、ビット線対3,バー3それぞれにデータ設定を行
う。このとき、ビット線3とビット線バー3とにはそれ
ぞれ論理的に反転したデータが与えられる。
【0011】そして、アドレス信号ADを設定した後、
ビット線イネーブル信号SEをL→Hに立ち上げる。す
ると、アドレスデコーダ5はアドレス信号ADに基づき
、デコード処理を行い、ワード線4を選択的にHレベル
にする。例えばワード線4cが選択された場合、選択ト
ランジスタ2c及び2c′がオンし、メモリセル1cと
ビット線対3,バー3とが電気的に接続されることによ
り、ビット線対3,バー3に設定されたデータがメモリ
セル1cの記憶データとして書き込まれる。その後、書
き込みが完了すると、ビット線イネーブル信号SEをH
→Lに立ち下げ、全ワード線4を非活性にしてすべての
メモリセル1をビット線対3,バー3から電気的に遮断
し定常状態に戻す。
【0012】読み出し状態時は、図6(b) に示すよ
うに、まず、プリチャージ信号SPをLに立ち下げ、プ
リチャージトランジスタ9,9′をオンさせビット線3
,バー3の電位を電源レベルにプリチャージした後、プ
リチャージ信号SPをHに立ち上げプリチャージを終了
する。
【0013】そして、アドレス信号ADを設定して後、
ビット線イネーブル信号SEをL→Hに立ち上げる。す
ると、アドレスデコーダ5はアドレス信号ADに基づき
、デコード処理を行い、ワード線4を選択的にHレベル
にする。例えばワード線4bが選択された場合、選択ト
ランジスタ2b及び2b′がオンし、メモリセル1bと
ビット線対3,バー3とが電気的に接続されることによ
り、メモリセル1bに格納された記憶データがビット線
対3,バー3に出力される。このとき、ビット線3とビ
ット線バー3とにはそれぞれ論理的に反転したデータが
出力されことになる。その後、読み出し動作が完了する
と、ビット線イネーブル信号SEをH→Lに立ち下げ、
全ワード線4を非活性にしてすべてのメモリセル1をビ
ット線対3,バー3から電気的に遮断し定常状態に戻す
【0014】なお、上記定常状態時、書き込み時及び読
み出し時において、初期化信号S0はHレベルに固定さ
れている。
【0015】図7は図4及び図5で示したSRAMの初
期化動作を示したタイミング図である。以下、同図を参
照しつつその初期化動作の説明をする。
【0016】まず、プリチャージ信号SPをLに立ち下
げ、プリチャージトランジスタ9,9′をオンさせ、図
示しないビット線選択手段により選択されたビット線3
a,バー3aの電位を電源レベルにプリチャージした後
、プリチャージ信号SPをHに立ち上げプリチャージを
終了する。
【0017】そして、ビット線イネーブル信号SEをL
→Hに立ち上げるとともに、初期化信号S0(図7では
図示せず)をH→Lに立ち下げる。すると、アドレスデ
コーダ5のすべてのNANDゲート14の出力がHに固
定されるとともに、すべてのNANDゲート15の出力
がHに固定される。その結果、すべてのANDゲート1
3の出力がHレベルとなり、すべてのワード線4が活性
化するため、すべての選択トランジスタ2及び2′がオ
ンし、ビット線対3a,バー3a間のすべてのメモリセ
ル1とビット線対3a,バー3aとが電気的に接続され
る。
【0018】そして、これと同時に、電位固定用トラン
ジスタ11がオンすることにより、ビット線3aをLレ
ベル、ビット線バー3aをHレベルに設定したデータが
与えられることにより、1対のビット線対3a,バー3
a間のすべてのメモリセル1にLが書き込まれ初期化さ
れる。
【0019】その後、初期化信号S0をHに戻し、1対
のビット線対3a,バー3a間のすべてのメモリセル1
の初期化動作を終了し、以下、同様にして、順次選択さ
れたビット線対3b,バー3b間〜3e,バー3e間の
メモリセル1に対する初期化動作を実行していくことに
より、初期化動作は完了する。。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のSRAM等の半
導体記憶装置は以上のように構成されており、その初期
化動作を、1対のビット線対間に形成された全メモリセ
ル1に対し一括して行うため、各メモリセル1に付随す
る容量の総和が無視できないレベルになるため、電位固
定用トランジスタ11の駆動能力を大きくする必要性が
ある。このため、電位固定用トランジスタ11のトラン
ジスタサイズが大きくなり、チップ面積が大きくなるこ
とにより、集積度を損ねるという問題点があった。
【0021】また、初期化動作は書き込み動作でも読み
出し動作でもない特殊な動作であるため、上記構成のS
RAMを制御するCPU等の制御装置は、初期化動作命
令という余分な動作制御を行う分、その制御に負担がか
かってしまうという問題点があった。
【0022】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、集積度を損ねることなく、初期化動作を
比較的簡単な制御により実行させることができる半導体
記憶装置を得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
記憶装置は、ビット線と、前記ビット線に対応して設け
られた複数のメモリセルとを備え、前記ビット線に付随
した容量値に対し前記メモリセル個々に付随した容量値
が無視できるレベルであり、前記複数のメモリセルすべ
ての記憶データを所定の値に設定する初期化動作を、前
記ビット線に前記所定の値を指示する初期化電位を設定
した後、前記ビット線に設定された前記初期化電位を維
持しながら、前記複数のメモリセルを1単位毎に順次、
前記ビット線に電気的に接続することにより行っている
【0024】
【作用】この発明においては、初期化動作を、ビット線
に所定の値を指示する初期化電位を設定した後、ビット
線に設定された初期化電位を維持しながら、複数のメモ
リセルを1単位毎に順次、ビット線に電気的に接続する
ことにより行っている。
【0025】上記初期化動作において、ビット線に所定
の値を指示する初期化電位を設定した後、最初に選択さ
れたメモリセルをビット線に電気的に接続するまでの動
作は書き込み動作にほぼ等しく、ビット線に設定された
初期化電位を維持しながら、2番目以降に選択されたメ
モリセルをビット線に接続する動作は、プリチャージ動
作を伴わない読み出し動作に等しい。
【0026】
【実施例】図1はこの発明の一実施例であるSRAMの
構成を示すブロック図である。同図に示すように、図4
で示した従来例に比べ、電位固定用のトランジスタ11
,インバータ12及び初期化信号S0が取り除かれた。 また、図1において、21はビット線3a(バー3a)
に付随する容量を模式的に示したキャパシタであり、容
量値C1を有している。一方、22,22′はメモリセ
ル1(1a〜1e)のノードN1,N2にそれぞれに付
随する容量を模式的に示したキャパシタであり、その容
量値は共にC2(<<C1)である。なお、図1では詳
細に図示していないが、ビット線対3b,バー3b〜3
e,バー3e間もビット線対3a,バー3a間と同様に
構成されている。また、他の構成は後述するアドレスデ
コーダ50の内部構成が異なる以外は、図4で示した従
来構成と同様であるため、説明は省略する。
【0027】図2はアドレスデコーダ50の内部構成を
示す回路図である。同図に示すように、アドレス信号A
Dが分割されて、アドレスデコーダ50の内部のインバ
ータ23(23a〜23d)の入力としてそれぞれ取り
込まれる。そして、これらのインバータ23(23a〜
23d)の出力がそれぞれインバータ24(24a〜2
4d)の入力となる。
【0028】また、ANDゲート13(13a〜13e
)が別途設けられ、これらのANDゲート13はそれぞ
れインバータ23及びインバータ24の出力のうち、選
択的に4出力を入力信号として取り込むとともに、ビッ
ト線イネーブル信号SEを共通の入力信号として取り込
む。そして、これらのANDゲート13(13a〜13
e)の出力がワード線4(4a〜4e)に接続される。
【0029】図3は図1及び図2で示したSRAMの初
期化動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照
しつつその初期化動作の説明をする。
【0030】まず、プリチャージ信号SPをLに立ち下
げ、プリチャージトランジスタ9,9′をオンさせビッ
ト線3,バー3の電位を電源レベルにプリチャージした
後、プリチャージ信号SPをHに立ち上げプリチャージ
を終了する。
【0031】そして、図示しないビット線選択手段によ
り、ビット線対3a,バー3aを選択するとともに、図
示しないアドレス発生手段により、ワード線4aの選択
を指示するアドレス信号ADを設定した後、ビット線イ
ネーブル信号SEをL→Hに立ち上げる。すると、アド
レスデコーダ5はアドレス信号ADに基づき、デコード
処理を行い、ワード線4aを選択的にHレベルにする。 すると、選択トランジスタ2a及び2a′がオンし、メ
モリセル1aとビット線対3a,バー3aとが電気的に
接続される。これと同時に図示しない書き込み回路によ
り、ビット線対3a,バー3aそれぞれにL,Hのデー
タ設定を行う。
【0032】このとき、メモリセル1aの記憶データが
、初期化データのLレベルと反転したデータであるHレ
ベル(ノードN1の電位がH,ノードN2の電位がL)
を記憶していたとしても、ビット線3の電位はキャパシ
タC1,C2による電位分割により、VCC・C1/(
C1+C2)となるため、ほぼLレベルとなる。したが
って、メモリセル1aの記憶データがLレベルである場
合はもちろん、Hレベルであっても、メモリセル1aに
はLレベルが書き込まれ初期化される。その後、ビット
線イネーブル信号SEをH→Lに立ち下げメモリセル1
aに対する初期化が完了する。
【0033】次に、プリチャージ信号SPをHレベルに
固定したまま、アドレス発生手段により、ワード線4b
の選択を指示するアドレス信号ADを設定した後、ビッ
ト線イネーブル信号SEをL→Hに立ち上げる。すると
、アドレスデコーダ5はアドレス信号ADに基づき、デ
コード処理を行い、ワード線4bを選択的にHレベルに
する。すると、選択トランジスタ2b及び2b′がオン
し、メモリセル1bとビット線対3a,バー3aとが電
気的に接続される。このとき、ビット線対3a,バー3
aに対するプリチャージ動作及び書き込みデータ設定動
作が共に行われていないため、ビット線対3a,バー3
aはメモリセル1aの初期化時に設定されたL,Hレベ
ルを維持している。
【0034】したがって、メモリセル1bの記憶データ
が、初期化データのLレベルと反転したデータであるH
レベルを記憶していたとしても、メモリセル1aに対す
る初期化時と同様、ビット線3の電位はキャパシタC1
,C2による電位分割により、VCC・C1/(C1+
C2)となり、ほぼLレベルを維持するため、メモリセ
ル1bにはLレベルが書き込まれ初期化される。その後
、ビット線イネーブル信号SEをH→Lに立ち下げメモ
リセル1bに対する初期化が完了する。
【0035】以降、ビット線対3a,バー3aに対しプ
リチャージ動作、書き込みデータ設定動作を行うことな
く、その電位を維持しながら、順次、ワード線4c,4
d,4eの選択を指示するアドレス信号ADをアドレス
デコーダ50に与えることにより、ビット線対3a,バ
ー3aに接続されたメモリセル1c,1d,1eに対す
る初期化動作を行い、ビット線対3a,バー3aに接続
された全メモリセル1に対する初期化が完了する。
【0036】以降、ビット線対3b,バー3b〜ビット
線対3e,バー3eをビット線選択手段により選択しな
がら、ビット線対3a,バー3aに接続されたメモリセ
ル1の初期化動作と同様な初期化動作を行うことにより
、すべてのメモリセル1に対する初期化動作が完了する
【0037】なお、定常状態時、読み出し時及び書き込
み時における動作は、従来と同様であるため、説明は省
略する。
【0038】このように、この実施例のSRAMは、最
初に選択されたワード線に接続されたメモリセルに対し
てのみ、0書き込み動作を行い、以降は、ビット線対3
,バー3に対するプリチャージ動作、書き込みデータ設
定動作を行うことなくビット線対3,バー3の電位レベ
ルを維持しながら、順次、ワード線を選択するという、
プリチャージ動作を伴わない読み出し動作を行うことに
より、ビット線に付随したキャパシタ21とメモリセル
1に付随したキャパシタ22(22′)との容量差に基
づくキャパシタ21,22の電位分割作用を利用して、
全メモリセルに対する初期化動作を正常に行っている。
【0039】したがって、この実施例のSRAMは、初
期化動作を0書き込み動作とプリチャージ動作を伴わな
い読み出し動作との組合せで行うことができるため、こ
の構成のSRAMを制御するCPU等の制御装置は、特
に初期化動作命令という余分な動作制御を行わないで済
む分、その制御負担が軽減する。
【0040】また、従来、初期化動作に用いられていた
、比較的形成面積の大きな電位固定用トランジスタ等が
不要になる分、回路の集積度の向上を図ることができる
効果がある。
【0041】なお、この実施例ではSRAMを示したが
、これに限定されず、DRAM等であっても、ビット線
とビット線に対応して設けられた複数のメモリセルとを
備え、ビット線に付随した容量値に対しメモリセル個々
に付随した容量値が無視できるレベルの半導体記憶装置
すべてに、この発明は適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
記憶装置によれば、初期化動作を、ビット線に所定の値
を指示する初期化電位を設定した後、最初に選択された
メモリセルをビット線に電気的に接続するまでの動作(
書き込み動作にほぼ等しい動作)と、ビット線に設定さ
れた初期化電位を維持しながら、2番目以降に選択され
たメモリセルをビット線に接続する動作(プリチャージ
動作を伴わない読み出し動作に等しい動作)とで行うこ
とができる。
【0043】その結果、この発明の半導体記憶装置を制
御する装置は、その初期化動作制御を書き込み動作及び
読み出し動作の組合せで行えるため、その制御負担は軽
減される効果がある。また、従来のように高い駆動能力
でビット線の電位を設定するための形成面積の大きいト
ランジスタ等を設ける必要がなくなる分、集積度が向上
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるSRAMの構成を示
すブロック図である。
【図2】図1で示したアドレスデコーダの内部を示す回
路図である。
【図3】この発明の一実施例であるSRAMの初期化動
作を示すタイミング図である。
【図4】従来のSRAMの構成を示すブロック図である
【図5】図4で示したアドレスデコーダの内部を示す回
路図である。
【図6】従来のSRAMの定常,読み出し及び書き込み
動作を示すタイミング図である。
【図7】従来のSRAMの初期化動作を示すタイミング
図である。
【符号の説明】
1(1a〜1e)              メモリ
セル2(2a〜2e)              選
択トランジスタ2′(2a′〜2e′)       
 選択トランジスタ3(3a〜3e)        
      ビット線バー3(バー3a〜バー3e) 
 ビット線4(4a〜4e)            
  ワード線21                 
         ビット線に付随するキャパシタ 22,22′                  メ
モリセルに付随するキャパシタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ビット線と、前記ビット線に対応して
    設けられた複数のメモリセルとを備え、前記ビット線に
    付随した容量値に対し前記メモリセル個々に付随した容
    量値が無視できるレベルの半導体記憶装置において、前
    記複数のメモリセルすべての記憶データを所定の値に設
    定する初期化動作を、前記ビット線に前記所定の値を指
    示する初期化電位を設定した後、前記ビット線に設定さ
    れた前記初期化電位を維持しながら、前記複数のメモリ
    セルを1単位毎に順次、前記ビット線に電気的に接続す
    ることにより行うことを特徴をする半導体記憶装置。
JP3047172A 1991-03-13 1991-03-13 半導体記憶装置 Pending JPH04298889A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62150583A (ja) * 1985-12-25 1987-07-04 Hitachi Ltd スタテイツク型ramの連続書込方式

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62150583A (ja) * 1985-12-25 1987-07-04 Hitachi Ltd スタテイツク型ramの連続書込方式

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