JPH04298678A - エンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射装置

Info

Publication number
JPH04298678A
JPH04298678A JP8580391A JP8580391A JPH04298678A JP H04298678 A JPH04298678 A JP H04298678A JP 8580391 A JP8580391 A JP 8580391A JP 8580391 A JP8580391 A JP 8580391A JP H04298678 A JPH04298678 A JP H04298678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fuel
compressed air
engine
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8580391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
隆広 鈴木
Yoshihiko Moriya
守屋 美彦
Junichi Kako
淳一 加来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP8580391A priority Critical patent/JPH04298678A/ja
Publication of JPH04298678A publication Critical patent/JPH04298678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの燃焼室に圧
縮空気と共に燃料を噴射する燃料噴射装置に係り、特に
その圧縮空気の供給系路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼室に圧縮空気と共に燃料を直接噴射
する、いわゆる筒内噴射式の2サイクルエンジンは、点
火プラグの近傍に霧化された燃料が供給され、ここに濃
い混合気の層が形成されるため、燃焼が局所的に行われ
る。このため、特にアイドリングを含む低負荷運転時の
ように、掃気作用が不十分で残留ガスが多い運転域でも
、混合気への着火が確実に行われ、燃焼が安定するとい
った利点を有している。
【0003】ところで、この種の筒内噴射式の2サイク
ルエンジンは、燃焼室に圧縮空気と共に燃料を噴射する
ための噴射ノズルを備えている。噴射ノズルは、燃料ポ
ンプに連なる燃料配管と、エアポンプに連なる空気配管
に連なっており、これら配管を通じて加圧された燃料と
圧縮空気が供給されるようになっている。
【0004】この構成の場合、燃料噴射ノズルに供給さ
れる圧縮空気は、エアポンプで大気圧よりも高い圧力に
まで加圧されるため、この圧縮空気が空気配管を流れる
過程で冷却されると、空気中に含まれる水分が凝縮して
結露し、この露が圧縮空気の流れに乗じて噴射ノズルに
導かれることがある。そして、この露がエアポンプから
漏れる微量のオイル分と結合すると、配管や噴射ノズル
内にエマルジョン状の固形物が生成され、この固形物に
よって配管が目詰まりを起こしたり、噴射ノズルが作動
不良を起こす虞があり得る。
【0005】この結露対策としては、エアポンプと噴射
ノズルを結ぶ空気配管に、エアポンプで加圧された圧縮
空気を冷却するための熱交換器と、この熱交換器の下流
側に位置して、空気中に含まれる水分を分離除去するた
めのセパレータを設け、圧縮空気中に含まれる水分を、
噴射ノズルに至る以前に積極的に除去することが考えら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よると、配管の途中に所定の容量を有する熱交換器とセ
パレータが介在されるので、圧縮空気の流れ系路の容量
が格段に大きくなる。このため、エンジンの始動時にお
いて、噴射ノズルに導かれる圧縮空気の圧力を予め決め
られた値にまで高めるためには、何回もクランキングを
繰り返してエアポンプを駆動し続ける必要があり、その
分、始動に時間を要することになる。
【0007】また、特にエンジンが冷えている状態での
始動時には燃料が気化し難いので、上記のように熱交換
器で一旦冷却された圧縮空気を噴射ノズルに導いた場合
には、この冷たい空気との接触によって燃料の気化が益
々悪くなる。したがって、上記圧縮空気の圧力の立ち上
がりが悪いことと合わせて、始動性が損なわれることが
あり、この点において今一歩改善の余地が残されていた
【0008】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、噴射ノズル内での燃料の気化が促進され
、始動性を改善できるエンジンの燃料噴射装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1におい
ては、噴射ノズルとエアポンプとを結ぶ空気通路に、エ
アポンプで加圧された圧縮空気を冷却するための熱交換
器と、この熱交換器よりも下流側に位置して、圧縮空気
中に含まれる水分を分離除去するためのセパレータを設
け、この空気通路には、少なくとも上記熱交換器を迂回
するとともに、エンジン始動時のみ開かれるバイパス通
路を付設したことを特徴としている。
【0010】また請求項2においては、噴射ノズルとエ
アポンプとを結ぶ空気通路に、この空気通路を流れる圧
縮空気中から水分を分離除去するためのセパレータを設
け、この空気通路には、上記セパレータを迂回するとと
もに、エンジン始動時のみ開かれるバイパス通路を付設
したことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1に記載した構成によれば、エンジンが
冷えている状態での始動時においては、エアポンプで加
圧された圧縮空気は、熱交換器を迂回して噴射ノズルに
導かれるので、この圧縮空気の冷却が停止される。この
ため、高温の圧縮空気がそのまま噴射ノズルに導かれ、
この噴射ノズル内での燃料の気化が促進される。それと
ともに、圧縮空気が熱交換器を迂回して流れることから
、圧縮空気の流れ系路の容量が少なくなり、その分、噴
射ノズル内での圧縮空気の圧力の立ち上がりが良好とな
る。したがって、エンジン始動時でも、燃料の霧化性能
が良好となり、エンジンの始動性を改善することができ
る。
【0012】請求項2に記載した構成によれば、エンジ
ンが冷えている状態での始動時においては、エアポンプ
で加圧された圧縮空気は、容量の大きなセパレータを迂
回して噴射ノズルに導かれるので、圧縮空気の流れ系路
の容量が少なくなり、その分、噴射ノズル内での圧縮空
気の圧力の立ち上がりが良好となる。したがって、エン
ジン始動時でも、燃料の霧化性能が良好となり、エンジ
ンの始動性を改善することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図1
1にもとづいて説明する。
【0014】図6において、符号1で示す車両用の2サ
イクル三気筒エンジンは、クランクケース2、シリンダ
ブロック3およびシリンダヘッド4を備えている。クラ
ンクケース2には、クランク軸5を収容するクランク室
6と、このクランク室6に開口する吸気口7が形成され
ている。吸気口7には吸気管8が接続されており、この
吸気管8の吸気上流端は、図示しないスロットル弁を収
容したスロットルボデー9に連なっている。そして、吸
気口7には、吸気管8からクランク室6に向う吸気の流
れのみを許容するリード弁10が設けられている。
【0015】シリンダブロック3の内部には、三つのシ
リンダ12がクランク軸5の軸方向に並んで設けられて
いる。シリンダ12はクランク室6に開口されており、
これらシリンダ12内のピストン13は、コンロッド1
4を介してクランク軸5に連結されている。シリンダ1
2の内面には、ピストン13によって開閉される複数の
掃気口15と排気口16が開口されており、掃気口15
は、図示しない掃気通路を通じてクランク室6に連なっ
ている。したがって、本実施例の2サイクルエンジン1
は、クランク室6が吸入空気を圧縮するための一次圧縮
室となっている。
【0016】シリンダヘッド4のシリンダ12との合面
には、凹部18が形成されている。凹部18は、ピスト
ン13の頂面13aとの間でウエッジ形の燃焼室19を
構成しており、この燃焼室19に図示しない点火プラグ
が臨んでいる。
【0017】なお、燃焼室19やシリンダ12の周囲は
、エンジン冷却水が流通するウォータジャケット20に
より覆われている。
【0018】シリンダヘッド4には、燃料としてのガソ
リンを圧縮空気と共に燃焼室19に噴射する燃料噴射装
置21が取り付けられている。燃料噴射装置21は、図
3および図4に示すようなハウジング22を備えている
。ハウジング22は、三つのハウジングブロック22a
〜22cに分割されている。ハウジングブロック22a
〜22cは、各シリンダ12の燃焼室19に対応してお
り、これらハウジングブロック22a〜22cは、クラ
ンク軸5の軸方向に沿って互いに連結されている。ハウ
ジング22の内部には、圧縮空気が流れる空気通路23
と、燃料が流れる燃料通路24が形成されている。これ
ら両通路23,24は、互いに平行をなしてハウジング
ブロック22a〜22cを貫通しており、その両端がハ
ウジング22の長手方向に沿う両端面に開口されている
【0019】各ハウジングブロック22a〜22cの内
部には、電磁式の噴射ノズル26と、燃料噴射弁27が
夫々組み込まれている。噴射ノズル26は、円筒状のバ
ルブガイドハウジング28を備えており、このバルブガ
イドハウジング28は、ハウジングブロック22a〜2
2cの底面に支持されている。そして、バルブガイドハ
ウジング28は、シリンダヘッド4に開けた嵌合孔29
に挿入されて、その先端が燃焼室19に臨んでおり、こ
のバルブガイドハウジング28の軸線上には、燃焼室1
9に開口する装着孔30が形成されている。装着孔30
内には、円筒状のバルブガイド31が収容されている。 バルブガイド31の軸線上には、燃焼室19に開口する
ガイド孔32が形成されており、このガイド孔32内に
、ニードルバルブ33が軸方向に移動可能に挿通されて
いる。ニードルバルブ33は、ガイド孔32を貫通する
ステム部33aと、このステム部33aの一端に位置す
る半球状又は茸状のヘッド部33bとで構成される。 ヘッド部33bは、燃焼室19側からガイド孔32の開
口部に接しており、このガイド孔32の開口部には、ヘ
ッド部33bの外周面が着座するシート部34が形成さ
れている。また、ニードルバルブ33のステム部33a
は、ガイド孔32を貫通してハウジングブロック22a
〜22c内の挿通孔35内に導入されている。挿通孔3
5は、上記空気通路23と直交しており、この挿通孔3
5とステム部33aとの間には、空気通路23に連なる
隙間36が形成されている。ステム部33aとガイド孔
32との間には、隙間36に連なる空気導入路37が形
成されている。この空気導入路37の下流端は、ガイド
孔32の燃焼室19への開口端に連なっており、上記ニ
ードルバルブ33のヘッド部33bで開閉されるように
なっている。
【0020】バルブガイドハウジング28の装着孔30
とバルブガイド31との間には、燃料導入路40が形成
されている。燃料導入路40の上流端は、上記バルブガ
イドハウジング28とハウジングブロック22a〜22
cに形成した燃料供給路41を介して上記燃料噴射弁2
7の吐出口27aに連なっている。燃料噴射弁27は、
上記燃料通路24上に設けられており、この燃料通路2
4を通じて燃料が燃料噴射弁27に供給されるようにな
っている。燃料導入路40の下流端は、シート部34に
開口する複数の燃料噴射口42に連なっている。燃料噴
射口42は、ガイド孔32の周囲に位置しており、この
ガイド孔32と共に上記ニードルバルブ33のヘッド部
33bにより開閉されるようになっている。
【0021】ニードルバルブ33のステム部33aは、
ハウジングブロック22a〜22cの上部を貫通して外
方に導出されている。ステム部33aの導出端には、ア
ーマチュア43が固定されている。アーマチュア43は
、一対のばね部材44によって上向きに付勢されており
、この付勢により、ニードルバルブ33のヘッド部33
bがシート部34に押し付けられ、上記ガイド孔32と
燃料噴射口42が閉じられている。また、ハウジングブ
ロック22a〜22cの上部には、ニードルバルブ33
を開方向に作動させるための電磁石45が設けられてい
る。電磁石45の電磁コイル46は、アーマチュア43
の下面と対向しており、この電磁コイル46が励磁され
ると、アーマチュア43がばね部材44の付勢力に抗し
て吸引され、ニードルバルブ33のヘッド部33bがシ
ート部34から離脱される。
【0022】上記燃料通路24の上流端は、図1に示す
ように、燃料配管50を介して燃料タンク52に連なっ
ている。燃料配管50には、燃料タンク52内の燃料を
燃料通路24に圧送する燃料ポンプ51が設けられてお
り、この燃料通路24の途中には、燃料の脈動を吸収す
るためのダンパ53が設けられている。ダンパ53は、
図3に示すように、三つのハウジングブロック22a〜
22cのうち、両側の二つのハウジングブロック22a
,22cに設けられており、これらハウジングブロック
22a,22cの内部には、燃料通路24に連なる連通
路54が形成されている。連通路54は燃料通路24と
直交する方向に延びて、ハウジングブロック22a,2
2cの外側面に開口されており、この連通路54の開口
端部には、ダイアフラムキャップ55が嵌合され、かつ
押えボルト56によって抜け止め保持されている。ダイ
アフラムキャップ55の周面の一部は、上記空気通路2
3に張り出しており、このダイアフラムキャップ55の
周面には、空気を通すための溝55aが周方向に連続し
て形成されている。また、ダイアフラムキャップ55の
連通路54に臨む端面には、凹部57が形成されている
。このダイアフラムキャップ55の端面と連通路54と
の間には、ダイアフラム58の外周部が挾持されている
。ダイアフラム58は、凹部57の開口端を閉塞して、
この凹部57との間に連通路54とは区画された空気室
59を形成しており、このダイアフラム58の連通路5
4および空気室59に臨む面は、金属製の受圧板60に
よって覆われている。空気室59は、連通口59aを介
して溝55aに連なっており、この空気室59内には、
コイルばね61が収容されている。コイルばね61は、
連通口59aから流入する圧縮空気と共にダイアフラム
58を連通路54側に向って押圧しており、上記燃料通
路24内を流れる燃料の脈動によって連通路54内の圧
力が高まると、ダイアフラム58がコイルばね61の付
勢力や圧縮空気の圧力に抗して空気室59に張り出すよ
うに変形し、燃料の脈動を吸収するようになっている。
【0023】なお、燃料通路24の下流端には、余った
燃料を燃料タンク52に戻す燃料戻し管62が接続され
ている。
【0024】一方、上記エンジン1のクランクケース2
の周囲には、燃料噴射装置21に圧縮空気を供給するた
めのエアポンプ65が付設されている。エアポンプ65
は、図1に示すように、クランク軸5からの動力伝達に
よって駆動されるピストン形となっており、このピスト
ン65aを収容するシリンダボデー66には、吸入口6
7と吐出口68が形成されている。吸入口67は吸入管
69を介してエアクリーナ70に連なっており、この吸
入管69の途中には、吸気騒音を低減するためのレゾネ
ータ71が設けられている。
【0025】エアポンプ65の吐出口68は、空気配管
72を介して上記燃料噴射装置21の空気通路23の上
流端に接続されている。この吐出口68から空気通路2
3に供給される圧縮空気の圧力P0 は、上記燃料ポン
プ51で加圧される燃料の圧力よりも低く設定されてい
るとともに、上記エンジン1のピストン13が上死点(
TDC)に達した時の燃焼室19内の圧力よりも格段に
低く設定されている。
【0026】そして、上記燃料噴射装置21の噴射ノズ
ル26や燃料噴射弁27は、エンジン運転中、コントロ
ールユニット73から出力される信号により駆動され、
このことにより燃料と圧縮空気の噴射量が制御される。
【0027】すなわち、エンジン運転中、コントロール
ユニット73は、予め記憶されているマップ上から現在
のエンジン1の運転状況に最適な噴射時期や噴射量を読
み出し、これを実現するための信号を噴射ノズル26の
電磁石45や燃料噴射弁27に送出するようになってい
る。この制御について具体的に述べると、図9は低負荷
・低回転域での圧縮空気と燃料の噴射期間を示している
。この回転域では、図8の(b)にも示すように、ピス
トン13が下死点(BDC)を過ぎて掃気口15と排気
口16が閉じられた以降に、電磁石45に励磁信号が送
出され、その電磁コイル46が励磁される。すると、噴
射ノズル26のアーマチュア43が電磁石45に吸引さ
れるので、ニードルバルブ33のヘッド部33bがシー
ト部34から離脱し、ガイド孔32と燃料噴射口42が
開かれる。このため、エアポンプ65から空気通路23
に供給されている圧縮空気が、ガイド孔32を通じて燃
焼室19に噴射される。この圧縮空気の噴射から一定時
間を経過すると、燃料噴射弁27に駆動信号が送出され
、加圧された燃料が燃料導入路40から燃料噴射口42
を通じて燃焼室19に噴射される。この燃料は、ガイド
孔32から噴射される圧縮空気と混じり合い霧化される
とともに、この圧縮空気の流れに乗じて燃焼室19内に
噴射され、この燃焼室19内に雲状の混合気の塊を形成
する。
【0028】燃料噴射弁27の駆動と電磁石45の励磁
は、点火プラグにより混合気に着火される以前に停止さ
れる。このことにより、アーマチュア43がばね部材4
4によって押し上げられ、ニードルバルブ33のヘッド
部33bがシート部34に着座するので、ガイド孔32
と燃料噴射口42が同時に閉じられ、燃焼室19への圧
縮空気と燃料の噴射が停止される。そして、ピストン1
3が上死点に達する直前に点火プラグに点火信号が送出
され、この点火プラグを通じて上記雲状の混合気に点火
される。
【0029】なお、高負荷・高回転運転域では、掃気口
15と排気口16が開き始めた時期に燃料と圧縮空気の
噴射が開始され、この燃料と圧縮空気の噴射は、排気口
16が閉じる時に停止される。
【0030】ところで、上記燃料噴射装置21の空気通
路23とエアポンプ65との間には、空気配管72の分
の容量が存在するとともに、エンジン1を停止した時に
は、空気配管72の空気がエアポンプ65や燃料噴射装
置21を通じて外方に抜け出てしまうので、エンジン1
の始動時には、空気通路23に供給される圧縮空気が所
定の圧力P0 に達するまでに時間を要することになる
。 このため、本実施例では、エンジン1の始動時において
、最初にクランク軸5が数回転する所定のサイクルの間
、ニードルバルブ33を開いて燃焼室19内で二次圧縮
された空気を噴射ノズル26の空気導入路37に逆流さ
せ、この空気通路23内の圧力の立ち上がりを早めてい
る。この制御について、図7ないし図11を参照して説
明する。
【0031】すなわち、図10に示すように、上記コン
トロールユニット73は、エンジン1を始動させるスタ
ータスイッチがONされた場合に、実際の空気通路23
内の圧力Pをハウジング22に取り付けたセンサを通じ
て検出する。そして、この検出された圧力Pと、ニード
ルバルブ33を開く際の目安となる基準圧力P1 とを
比較し、空気通路23内の圧力Pがニードルバルブ33
を開く状態にあるか否かについてを判断する。空気通路
23内の圧力Pが基準圧力P1 を上回っている場合に
は、コントロールユニット73は空気通路23内の圧力
Pが充分に高く、燃料の霧化が速やかに行われると判断
し、通常の始動制御を行う。このため、上記図9に示す
タイミングで圧縮空気の噴射、燃料の噴射および点火プ
ラグの点火動作がなされ、エンジン1が始動される。
【0032】これに対し、空気通路23内の圧力Pが基
準圧力P1 を下回る場合には、燃焼室19内で二次圧
縮された空気を空気通路23に逆流させる圧縮圧力の取
り出し制御を行う。この取り出し制御は、図8の(a)
や図11に示すように、点火プラグへの点火信号の送出
を停止するとともに、燃料噴射弁27への駆動信号の送
出を停止する。そして、図7に示すように、燃焼室19
内で二次圧縮される空気の圧力が、基準圧力P1 に達
してから再びP1 にまで低下するまでの期間Xの間、
ニードルバルブ33を開操作するための信号を電磁石4
5に送出する。すなわち、コントロールユニット73は
、ピストン13が上死点に達する前に燃焼室19内の圧
力が基準圧力P1 に達した時点で噴射ノズル26の電
磁石45に励磁信号を送出し、ニードルバルブ33のヘ
ッド部33bをシート部34から離脱させる。すると、
燃焼室13内で二次圧縮された空気がガイド孔32を通
じて空気通路23内に逆流する。そして、ピストン13
が上死点を過ぎ、燃焼室19内の圧力が基準圧力P1 
にまで低下した時点で電磁石45への励磁信号の送出が
停止され、ニードルバルブ33のヘッド部33bがシー
ト部34に着座する。ヘッド部33bがシート部34に
着座し、ガイド孔32が閉じられると、再び空気通路2
3内の圧力Pと基準圧力P1 とを比較するステップに
戻り、実際の空気通路23内の圧力Pと基準圧力P1 
とを比較する。 空気通路23内の圧力Pが依然として基準圧力P1 を
下回っている場合には、上記圧力の取り出し制御を繰り
返し行う。また、上記取り出し制御により、実際の空気
通路23内の圧力Pが基準圧力P1 を上回ったならば
、通常の始動制御に移行する。このため、図9に示すタ
イミングで圧縮空気の噴射、燃料の噴射および点火プラ
グの点火動作がなされ、エンジン1が始動されることに
なる。
【0033】なお、この実施例では、空気通路23内の
実際の圧力Pを検出して、この圧力Pを予め設定された
基準圧力P1 と比較することにより、ニードルバルブ
33を開くか否かを判断するようにしたが、この判断処
理を省略して、エンジン始動時には、最初にクランク軸
5が数回転する所定のサイクルの間だけ必ずニードルバ
ルブ33を開き、燃焼室19内で二次圧縮された空気を
強制的に空気通路23に逆流させるようにしても良い。
【0034】ところで、圧縮空気を燃料噴射装置21の
空気通路23に導く空気配管72には、エアポンプ65
で加圧された圧縮空気を冷却するための熱交換器75と
、この熱交換器75の下流側に位置して、圧縮空気中に
含まれる水分を分離除去するための容量の大きなセパレ
ータ76が設けられている。熱交換器75は、所定の容
量を有する空気室77を備えている。そして、この空気
室77の内部を上記燃料戻し管62が貫通しており、こ
の燃料戻し管62の空気室77を貫通する部分の外周面
には、圧縮空気との接触面積を確保するためのフィン7
8が設けられている。したがって、エアポンプ65で加
圧された高温の圧縮空気は、空気室77を通過する過程
で低温の燃料と熱交換されて、冷却されるようになって
おり、この燃料が圧縮空気を冷却する冷媒としての機能
を兼ねている。
【0035】なお、エアポンプ65の吐出口68から熱
交換器75に至る空気配管72の外周面にも、圧縮空気
を冷却するための冷却フィン79が設けられている。
【0036】熱交換器75の下流に連なるセパレータ7
6は、上面に圧縮空気の入口80を有するとともに、側
面上部に圧縮空気の出口81を有している。このセパレ
ータ76の底部は漏斗状に傾斜された傾斜面82をなし
ており、この傾斜面82の最下部には、ドレン弁83に
よって開閉されるドレン口84が設けられている。
【0037】燃料噴射装置21の空気通路23の下流端
には、余った圧縮空気を逃がす排気管86が接続されて
いる。排気管86は、エンジン1の排気消音器87を介
して大気中に開放されている。この排気管86と燃料戻
し管62の途中には、空気通路23に供給される圧縮空
気の圧力を一定値に制御することにより、燃料と圧縮空
気との圧力差を一定に保つレギュレータ88と、排気管
86内の空気圧力と燃料戻し管62内の燃料圧力を検出
するセンサ89が設けられている。
【0038】上記空気配管72には、熱交換器75を迂
回するバイパス通路91が付設されている。バイパス通
路91の上流端は、空気配管72に対しエアポンプ65
と熱交換器75との間で合流されているとともに、下流
端は熱交換器75とセパレータ76との間で合流されて
おり、これら合流部分には、エアポンプ65から燃料噴
射装置21に向かう圧縮空気の流れを切り換えるスイン
グ形あるいはバタフライ形の切換弁92a,92bが夫
々設けられている。これら切換弁92a,92bは、エ
ンジン運転中、上記コントロールユニット73から出力
される信号により互いに連動して駆動され、このことに
より、圧縮空気の流れが熱交換器75を通る場合と、こ
の熱交換器75を迂回する場合の二通りに切り換えられ
る。
【0039】この切り換え制御について図2を参照して
説明すると、エンジン運転中、コントロールユニット7
3には、水温センサを通じてウォータジャケット20内
を流れるエンジン冷却水の水温Tが入力される。そして
、コントロールユニット73は、上記検出された水温T
と、切換弁92a,92bを開く際の目安となる予め設
定された基準水温T1 とを比較し、エンジン1の温度
がバイパス通路91を開く状態にあるか否かについてを
判断する。実際のエンジン冷却水の水温Tが基準水温T
1 よりも高い場合には、コントロールユニット73は
エンジン1が暖まっていると判断し、上記切換弁92a
,92bを開閉駆動する駆動部93a,93bに、図1
の想像線で示すように、切換弁92a,92bをバイパ
ス通路91と空気配管72との連通部分を閉じる方向に
作動させる信号を送出する。すると、エアポンプ65で
加圧された高温の圧縮空気は、図1の破線の矢印で示す
ように、まず熱交換器75に導かれ、ここで冷却される
。 この冷却された圧縮空気は、入口80を通じてセパレー
タ76に導入される。セパレータ76は空気配管72よ
りも容量が格段に大きいので、ここに流れ込んだ圧縮空
気は充分に膨張し、その流速が急激に低下する。この流
速の低下により、先の冷却によって凝縮した圧縮空気中
の水分は、空気中から分離して落下することになり、ド
レン口84から排出される。このため、エンジン運転中
、圧縮空気中に含まれる水分は、燃料噴射装置21の空
気通路23に導かれる以前に積極的に除去されることに
なる。
【0040】これに対し、実際のエンジン冷却水の水温
Tが基準水温T1 よりも低い場合には、コントロール
ユニット73は、エンジン1が冷えていると判断し、図
1の実線で示すように、上記切換弁92a,92bの駆
動部93a,93bに、切換弁92a,92bをバイパ
ス通路91と空気配管72との連通部分を開く方向に作
動させる信号を送出する。すると、バイパス通路91が
開かれ、エアポンプ65の吐出口68とセパレータ76
との間が短絡されるので、図1の実線の矢印で示すよう
に、エアポンプ65で加圧された高温の圧縮空気は、熱
交換器75を迂回して流れることになる。このため、高
温の圧縮空気は、上記のようにセパレータ76で水分が
除去された後に、燃料噴射装置21の空気通路23に導
かれることになり、圧縮空気の温度は高いままに保たれ
る。
【0041】このような本発明の第1実施例によれば、
始動時のようにエンジン1が冷えている状態では、エア
ポンプ65で加圧された圧縮空気は、熱交換器75を迂
回して燃料噴射装置21の空気通路23に導かれるので
、この圧縮空気の冷却が停止される。このため、加圧に
よって高温となった圧縮空気がそのまま燃料噴射装置2
1に導かれるから、この圧縮空気が燃料噴射口42から
噴射される燃料と混じり合う時に、この燃料の気化が促
進される。
【0042】しかも、エンジン始動時には、バイパス通
路91が開いてエアポンプ65とセパレータ76との間
が短絡されるので、この圧縮空気の流れ系路から、熱交
換のための容量の大きな空気室77が排除される。この
ため、エンジン始動時においては、エアポンプ65と燃
料噴射装置21との間の容量が少なくなり、その分、空
気通路23内での圧縮空気の圧力の立ち上がりが良好と
なる。
【0043】したがって、上記燃料の気化が促進される
ことと合わせて、エンジン始動時での燃料の霧化性能が
良好となり、エンジン1の始動性を改善することができ
る。
【0044】なお、上記第1実施例では、バイパス通路
91の下流端を熱交換器75とセパレータ76との間に
合流させたが、本発明はこれに限らず、図1の想像線で
示すように、バイパス通路91の下流端をセパレータ7
6と燃料噴射装置21の空気通路23との間に合流させ
ても良い。
【0045】この構成によれば、エンジン始動時のよう
にバイパス通路91が開かれている時には、圧縮空気は
熱交換器75とセパレータ76の双方を迂回して空気通
路23に導かれるので、この圧縮空気の流れ系路の容量
がより少なくなり、空気通路23内での圧縮空気の圧力
の立ち上がりが早くなる。
【0046】また、上記実施例の熱交換器は、燃料タン
クに戻る燃料を冷媒として利用したが、この熱交換器の
構成は上記実施例に特定されるものではなく、例えばエ
ンジン冷却水や冷却風を利用して圧縮空気を冷却する構
成としても良い。
【0047】さらに、本発明は上記第1実施例に特定さ
れるものではなく、図12ないし図13に本発明の第2
実施例を示す。
【0048】この第2実施例において上記第1実施例と
相違する点は、空気配管72上から熱交換器75が削除
され、しかもバイパス通路91の下流端がセパレータ7
6と燃料噴射装置21との間に合流されている点にあり
、それ以外の構成は上記第1実施例と同様である。そし
て、この第2実施例においても、切換弁92a,92b
は、エンジン運転中、コントロールユニット73から出
力される信号により互いに連動して駆動されるが、本実
施例の場合、上記コントロールユニット73は、エンジ
ン1を始動させるスタータスイッチがONされた場合に
、上記切換弁92a,92bの駆動部93a,93bに
、切換弁92a,92bをバイパス通路91と空気配管
72との合流部分を開く方向に作動させる信号を送出す
る。すると、エアポンプ65で加圧された高温の圧縮空
気は、図12の実線の矢印で示すように、バイパス通路
91を通って直接燃料噴射装置21の空気通路23に導
かれる。また、スタータスイッチがOFFされている場
合には、コントロールユニット73は、上記切換弁92
a,92bの駆動部93a,93bに、切換弁92a,
92bをバイパス通路91と空気配管72との合流部分
を閉じる方向に作動させる信号を送出する。このことか
ら、エンジン1の始動時以外、圧縮空気は空気配管72
からセパレータ76を経由して燃料噴射装置21の空気
通路23に導かれる。
【0049】したがって、この第2実施例においても、
エンジン始動時には、圧縮空気は容量の大きなセパレー
タ76を迂回して空気通路23に導かれるので、この圧
縮空気の流れ系路の容量が少なくなり、空気通路23内
での圧縮空気の圧力の立ち上がりが早くなる。
【0050】なお、上述したいずれの実施例においても
、切換弁をコントロールユニットからの指令により開閉
作動させるようにしたが、本発明はこれに限らず、例え
ばエンジンのシリンダヘッドの温度を感温アクチュエー
タで検出し、この感温アクチュエータによって上記切換
弁を開閉作動させるようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載した構成によれば、エン
ジン始動時のようにエンジンが冷えている状態では、エ
アポンプで加圧された高温の圧縮空気がそのまま噴射ノ
ズルに導かれるので、この噴射ノズル内での燃料の気化
が促進される。それととともに、エンジン始動時におい
ては、熱交換器の分だけ圧縮空気の流れ系路の容量が少
なくなるので、その分、空気通路や噴射ノズル内での圧
縮空気の圧力の立ち上がりが良好となる。この結果、燃
料が燃焼室に噴射される際に、その霧化が良好に行われ
、エンジンの始動性を改善することができる。
【0052】請求項2に記載した構成によれば、エンジ
ン始動時のようにエンジンが冷えている状態では、エア
ポンプで加圧された圧縮空気は、容量の大きなセパレー
タを迂回して噴射ノズルに導かれるので、圧縮空気の流
れ系路の容量が少なくなる。したがって、その分、空気
通路や噴射ノズル内での圧縮空気の圧力の立ち上がりが
早くなるので、燃料が燃焼室に噴射される際に、その霧
化が良好に行われ、エンジンの始動性を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における燃料と圧縮空気の
供給系路を示す図。
【図2】バイパス通路を開閉するための制御手順を示す
フローチャート。
【図3】燃料噴射装置を一部断面して示す平面図。
【図4】燃料噴射装置を一部断面して示す側面図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】2サイクルエンジンの断面図。
【図7】燃焼室内で二次圧縮される空気の圧力変化と、
噴射ノズルに供給される圧縮空気の圧力との関係を示す
図。
【図8】(a)は、エンジン始動時でのニードルバルブ
および燃料噴射弁の駆動信号と点火信号の関係を示す図
。 (b)は、通常の運転時でのニードルバルブおよび燃料
噴射弁の駆動信号と点火信号の関係を示す図。
【図9】クランク軸が1回転する1サイクル中の燃料と
圧縮空気の噴射期間を示す図。
【図10】エンジン始動時に燃焼室の圧縮圧力を取り出
すための制御手順を示すフローチャート。
【図11】エンジン始動時に燃焼室の圧縮圧力を取り出
すための制御手順を示すフローチャート。
【図12】本発明の第2実施例における燃料と圧縮空気
の供給系路を示す図。
【図13】バイパス通路を開閉するための制御手順を示
すフローチャート。
【符号の説明】
19…燃焼室、23…空気通路、26…噴射ノズル、6
5…エアポンプ、75…熱交換器、76…セパレータ、
91…バイパス通路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃焼室に圧縮空気と共に燃料を噴射す
    る噴射ノズルと、この噴射ノズルに連通し、上記圧縮空
    気の供給源となるエアポンプとを備え、上記噴射ノズル
    とエアポンプとを結ぶ空気通路に、エアポンプで加圧さ
    れた圧縮空気を冷却するための熱交換器と、この熱交換
    器よりも下流側に位置して、圧縮空気中に含まれる水分
    を分離除去するためのセパレータを設け、この空気通路
    には、少なくとも上記熱交換器を迂回するとともに、エ
    ンジン始動時のみ開かれるバイパス通路を付設したこと
    を特徴とするエンジンの燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】  燃焼室に圧縮空気と共に燃料を噴射す
    る噴射ノズルと、この噴射ノズルに連通し、上記圧縮空
    気の供給源となるエアポンプとを備え、上記噴射ノズル
    とエアポンプとを結ぶ空気通路に、この空気通路を流れ
    る圧縮空気中から水分を分離除去するためのセパレータ
    を設け、この空気通路には、上記セパレータを迂回する
    とともに、エンジン始動時のみ開かれるバイパス通路を
    付設したことを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。
JP8580391A 1991-03-27 1991-03-27 エンジンの燃料噴射装置 Pending JPH04298678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580391A JPH04298678A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エンジンの燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580391A JPH04298678A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エンジンの燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04298678A true JPH04298678A (ja) 1992-10-22

Family

ID=13869041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8580391A Pending JPH04298678A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 エンジンの燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04298678A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6637406B2 (en) In-cylinder injection engine with supercharger
US20080103667A1 (en) Negative pressure control apparatus for vehicle breaking operation
JP2671225B2 (ja) 2サイクルエンジン
JPH021980B2 (ja)
US6955161B2 (en) Charge-injected internal combustion engine, and method of operating same
US6276340B1 (en) Engine injection control
US4167161A (en) Directional auxiliary intake injection for internal combustion engine
US5016598A (en) Fuel injection control apparatus of two-stroke engine
JPH0357876A (ja) 筒内噴射式2サイクルエンジン
US4383503A (en) Combustion chamber scavenging system
US6055962A (en) Fuel system for an internal combustion engine
JPS58152119A (ja) 層状給気型内燃機関
US7296560B2 (en) Engine of spark-ignition type
JP2761412B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JP3860894B2 (ja) 内燃機関のパイロット噴射制御装置
JPH11294235A (ja) 筒内燃料噴射式エンジンの制御装置
JPH04298678A (ja) エンジンの燃料噴射装置
JPH04311678A (ja) エンジンの燃料噴射装置
JP2008002431A (ja) 内燃機関
US6227165B1 (en) Engine control strategy and system
JP2001317362A (ja) 層状掃気2行程内燃機関
JP3218992B2 (ja) 筒内噴射型内燃エンジン
JP2001317361A (ja) 層状掃気2行程内燃機関
US7334564B2 (en) Throttle and inlet valves for 8 stroke and 4 stroke engines
JP7385353B2 (ja) 内燃機関